JPH063157Y2 - 発電装置 - Google Patents
発電装置Info
- Publication number
- JPH063157Y2 JPH063157Y2 JP1987010693U JP1069387U JPH063157Y2 JP H063157 Y2 JPH063157 Y2 JP H063157Y2 JP 1987010693 U JP1987010693 U JP 1987010693U JP 1069387 U JP1069387 U JP 1069387U JP H063157 Y2 JPH063157 Y2 JP H063157Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- gas turbine
- wind
- turbine generator
- power generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はガスタービン発電機を用いた発電装置に関す
る。
る。
［従来の技術とその問題点］ 体育館、映画館、演芸ホール、大会議場あるいは総合病
院などの大型施設においては、大量の電力を消費すると
共に、停電時の混乱や危険を回避する必要があるところ
から、予備あるいは非常用の自家発電装置を備えてい
る。この発電装置は施設建造物の内部に設置されるとこ
ろから、小型で発電が可能な火力発電装置が従来から使
用されており、ディーゼル発電機、ガスタービン発電機
が採択使用されている。この内、ディーゼル発電機は制
御が容易で、安価であるところから多用されているが、
ディーゼル発電機の駆動時に低周波数の騒音を発し、こ
の騒音によって施設の床、壁、窓等が振動するため施設
利用者に不安感、騒音感を与えており、コンサートホー
ル、会議場、病院などの施設には適してしない。従っ
て、かかる施設には、高周波領域の騒音を生じさせ、そ
の減衰率が大きく騒音伝播量の少ないガスタービン発電
機が使用されている。
院などの大型施設においては、大量の電力を消費すると
共に、停電時の混乱や危険を回避する必要があるところ
から、予備あるいは非常用の自家発電装置を備えてい
る。この発電装置は施設建造物の内部に設置されるとこ
ろから、小型で発電が可能な火力発電装置が従来から使
用されており、ディーゼル発電機、ガスタービン発電機
が採択使用されている。この内、ディーゼル発電機は制
御が容易で、安価であるところから多用されているが、
ディーゼル発電機の駆動時に低周波数の騒音を発し、こ
の騒音によって施設の床、壁、窓等が振動するため施設
利用者に不安感、騒音感を与えており、コンサートホー
ル、会議場、病院などの施設には適してしない。従っ
て、かかる施設には、高周波領域の騒音を生じさせ、そ
の減衰率が大きく騒音伝播量の少ないガスタービン発電
機が使用されている。
しかしながら、ガスタービン発電機は燃料消費量に比べ
て発電量が小さく、稼働燃費が嵩む欠点を有している。
このため、ガスタービン発電機内のタービン羽根の形
状、材質を変更して軽量化を図ったり、圧縮機の構造を
変更して圧縮率の向上を図るなど、種々の試みが行われ
て発電効率の増大がなされている。しかし、このような
変更はガスタービン発電機の全体の設計変更を必要とす
るばかりでなく、部品の製造工程や工作機械の変更をも
必要としており、結果としてガスタービン発電機の構造
が複雑化し、製造の煩雑を招く問題点がある。
て発電量が小さく、稼働燃費が嵩む欠点を有している。
このため、ガスタービン発電機内のタービン羽根の形
状、材質を変更して軽量化を図ったり、圧縮機の構造を
変更して圧縮率の向上を図るなど、種々の試みが行われ
て発電効率の増大がなされている。しかし、このような
変更はガスタービン発電機の全体の設計変更を必要とす
るばかりでなく、部品の製造工程や工作機械の変更をも
必要としており、結果としてガスタービン発電機の構造
が複雑化し、製造の煩雑を招く問題点がある。
本考案は上記事情を考慮してなされ、ガスタービン発電
機への設計変更を要することなく、簡単な構造で発電効
率を増大させた発電装置を提供することを目的としてい
る。
機への設計変更を要することなく、簡単な構造で発電効
率を増大させた発電装置を提供することを目的としてい
る。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本考案は、ガスタービン発電機
に風力発電機を併設したものであり、ガスタービン発電
機へ供給される燃料燃焼用空気の供給路又は／およびガ
スタービン発電機からの排ガスの排出路の適所を小径部
とし、該供給路又は／および排出路の小径部に風力発電
機の風車が配設されていることを特徴とする。
に風力発電機を併設したものであり、ガスタービン発電
機へ供給される燃料燃焼用空気の供給路又は／およびガ
スタービン発電機からの排ガスの排出路の適所を小径部
とし、該供給路又は／および排出路の小径部に風力発電
機の風車が配設されていることを特徴とする。
［作用］ ガスタービン発電機の駆動に際しては、大量の空気が必
要であり、これに比例して大量の排ガスが排出されるか
ら、これらの通路に配設された風車は勢いよく回転し、
風力発電が行われる。
要であり、これに比例して大量の排ガスが排出されるか
ら、これらの通路に配設された風車は勢いよく回転し、
風力発電が行われる。
この時、空気や排ガスは、供給路、排出路の小径部で流
速を増速するため、この小径部に設けられている風車
は、一層勢いよく回転し空気や排ガスを有効に利用でき
ると共に発電効果の向上が図られる。
速を増速するため、この小径部に設けられている風車
は、一層勢いよく回転し空気や排ガスを有効に利用でき
ると共に発電効果の向上が図られる。
［実施例］ 以下、本考案を図示する実施例を参照して具体的に説明
する。
する。
第１図は本考案の一実施例の正面図、第２図はそのII矢
視線部分の平面からの拡大断面図である。建造物内には
発電室（図示せず）が設けられ、発電室のフロア１１上
に基台１０が配置され、基台１０にガスタービン発電機
１が載置されている。ガスタービン発電機１は航空機、
船舶などの動力源となるジェットエンジンに発電機が組
み付けられた従来公知のものが使用されており、内部に
は燃料と空気とを混合する混合室、燃料の圧縮を行う圧
縮室、燃料を燃焼させる爆発室、回転して発電の動力源
となるタービン羽根（いずれも図示せず）などが適宜、
設けられている。このガスタービン発電機１の吸引側
（実施例では左側）には燃料燃焼用空気の供給路となる
供給管２が取り付けられると共に、排気側（実施例では
右側）に排ガスの排出路となる排出管３が取り付けられ
ている。又、排出管３には熱交換器９が接続されてお
り、ガスタービン発電機１から排出される高温高圧の排
ガスを熱交換して、その潜熱により高温水を得る構造と
なっている。従って、高温高圧の排ガスの潜熱を建造物
内の給湯、冷暖房等に変換する構造となっており、熱エ
ネルギーの有効利用が行われる。
視線部分の平面からの拡大断面図である。建造物内には
発電室（図示せず）が設けられ、発電室のフロア１１上
に基台１０が配置され、基台１０にガスタービン発電機
１が載置されている。ガスタービン発電機１は航空機、
船舶などの動力源となるジェットエンジンに発電機が組
み付けられた従来公知のものが使用されており、内部に
は燃料と空気とを混合する混合室、燃料の圧縮を行う圧
縮室、燃料を燃焼させる爆発室、回転して発電の動力源
となるタービン羽根（いずれも図示せず）などが適宜、
設けられている。このガスタービン発電機１の吸引側
（実施例では左側）には燃料燃焼用空気の供給路となる
供給管２が取り付けられると共に、排気側（実施例では
右側）に排ガスの排出路となる排出管３が取り付けられ
ている。又、排出管３には熱交換器９が接続されてお
り、ガスタービン発電機１から排出される高温高圧の排
ガスを熱交換して、その潜熱により高温水を得る構造と
なっている。従って、高温高圧の排ガスの潜熱を建造物
内の給湯、冷暖房等に変換する構造となっており、熱エ
ネルギーの有効利用が行われる。
前記供給管２は第２図に示すように、上流側２ａと下流
側（ガスタービン発電機１側）２ｃとが大径に成形され
るが、これらの中間部分は小径となるように絞られてお
り、この小径部２ｂに風車６が配設されている。かかる
風車６は供給管２内の長手方向に挿入された回転軸６ａ
の先端部に取り付けられており、回転軸６ａの基端部は
軸受７に回転可能に支持されている。ここで軸受７は図
示を省略するが、供給管２ａの内面から直交方向に延び
る支持ロッドなどによって供給管２ａに位置するように
支持されており、内部には回転軸６ａと一体回転するホ
イールあるいはギヤ（図示せず）などが設けられてい
る。そして、このホイールやギヤはベルト８を介して風
力発電機５に接続されており、風車６が回転すると風力
発電機５によって発電が行われる構造となっている。
側（ガスタービン発電機１側）２ｃとが大径に成形され
るが、これらの中間部分は小径となるように絞られてお
り、この小径部２ｂに風車６が配設されている。かかる
風車６は供給管２内の長手方向に挿入された回転軸６ａ
の先端部に取り付けられており、回転軸６ａの基端部は
軸受７に回転可能に支持されている。ここで軸受７は図
示を省略するが、供給管２ａの内面から直交方向に延び
る支持ロッドなどによって供給管２ａに位置するように
支持されており、内部には回転軸６ａと一体回転するホ
イールあるいはギヤ（図示せず）などが設けられてい
る。そして、このホイールやギヤはベルト８を介して風
力発電機５に接続されており、風車６が回転すると風力
発電機５によって発電が行われる構造となっている。
このような本実施例ではガスタービン発電機１が駆動さ
れると、大量の燃料用空気が供給管２に吸い込まれる
が、この空気は小径部２ｂで流速を増し、これにより風
車６が高速回転する。従って、風車６に接続された風力
発電機５で発電が行われるから、ガスタービン発電機１
による火力発電に風力発電が付加され発電量が増大し、
発電効率が向上する。この場合、風力発電はガスタービ
ン発電機１へ供給される空気を利用して行うものであ
り、ガスタービン発電機１にはなんらの設計変更を必要
としないから、装置の組み立てが容易で、制御も簡単と
なる。
れると、大量の燃料用空気が供給管２に吸い込まれる
が、この空気は小径部２ｂで流速を増し、これにより風
車６が高速回転する。従って、風車６に接続された風力
発電機５で発電が行われるから、ガスタービン発電機１
による火力発電に風力発電が付加され発電量が増大し、
発電効率が向上する。この場合、風力発電はガスタービ
ン発電機１へ供給される空気を利用して行うものであ
り、ガスタービン発電機１にはなんらの設計変更を必要
としないから、装置の組み立てが容易で、制御も簡単と
なる。
なお、前記風車６はガスタービン発電機１からの排ガス
の排出管３内に設けてもよく、この場合には排ガスが高
圧であるから、風力発電機５の発電量がなお一層増大す
る。また、風車６を供給管２と排出管３の双方に設けて
発電量の増大を図ってもよい。さらには、風力発電機５
を小型にして風力発電機５と風車６の双方を供給路や排
出路の内部に設けてもよい。
の排出管３内に設けてもよく、この場合には排ガスが高
圧であるから、風力発電機５の発電量がなお一層増大す
る。また、風車６を供給管２と排出管３の双方に設けて
発電量の増大を図ってもよい。さらには、風力発電機５
を小型にして風力発電機５と風車６の双方を供給路や排
出路の内部に設けてもよい。
［考案の効果］ 以上のとおり本考案は、ガスタービン発電機の燃料燃焼
用空気の供給路又は／および排ガスの排出路の適所を小
径部とし、該小径部に風力発電機の風車を設けてガスタ
ービン発電機による火力発電と同時に、風力発電をも行
うようにしたから、発電効率が飛躍的に向上する効果を
奏する。
用空気の供給路又は／および排ガスの排出路の適所を小
径部とし、該小径部に風力発電機の風車を設けてガスタ
ービン発電機による火力発電と同時に、風力発電をも行
うようにしたから、発電効率が飛躍的に向上する効果を
奏する。
しかも、風車は空気や排ガスの流速が加速する供給路又
は／および排出路の小径部に設けてあるので一層勢いよ
く回転し、空気や排ガスを有効に利用できると共に発電
効果が向上するものである。
は／および排出路の小径部に設けてあるので一層勢いよ
く回転し、空気や排ガスを有効に利用できると共に発電
効果が向上するものである。
第１図は本考案の一実施例の正面図、第２図はそのII矢
視部分の平面からの拡大断面図である。 １…ガスタービン発電機、 ２…供給管（供給路）、 ３…排出管（排出路）、 ５…風力発電機、 ６…風車。
視部分の平面からの拡大断面図である。 １…ガスタービン発電機、 ２…供給管（供給路）、 ３…排出管（排出路）、 ５…風力発電機、 ６…風車。
Claims (1)
- 【請求項１】ガスタービン発電機へ供給される燃料燃焼
用空気の供給路又は／およびガスタービン発電機からの
排ガスの排出路の適所を小径部とし、該供給路又は／お
よび排出路の小径部に風力発電機の風車が配設されてい
ることを特徴とする発電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987010693U JPH063157Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987010693U JPH063157Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 発電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63119841U JPS63119841U (ja) | 1988-08-03 |
| JPH063157Y2 true JPH063157Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=30797225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987010693U Expired - Lifetime JPH063157Y2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | 発電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063157Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5689196B1 (ja) * | 2014-07-24 | 2015-03-25 | 秀勝 舟木 | 発電装置および発電方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011038483A (ja) * | 2009-08-13 | 2011-02-24 | Zhengci Huang | 人工風力を利用して発電する風力発電機の構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS497614U (ja) * | 1972-04-25 | 1974-01-23 | ||
| JPS5233723A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-15 | Daburiyuu Hakin Ind Mekanitsuk | Contractible camera |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP1987010693U patent/JPH063157Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5689196B1 (ja) * | 2014-07-24 | 2015-03-25 | 秀勝 舟木 | 発電装置および発電方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63119841U (ja) | 1988-08-03 |
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