JPH0631561Y2 - 自動車における回数通行券の切取り処理具 - Google Patents

自動車における回数通行券の切取り処理具

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JPH0631561Y2
JPH0631561Y2 JP1989083676U JP8367689U JPH0631561Y2 JP H0631561 Y2 JPH0631561 Y2 JP H0631561Y2 JP 1989083676 U JP1989083676 U JP 1989083676U JP 8367689 U JP8367689 U JP 8367689U JP H0631561 Y2 JPH0631561 Y2 JP H0631561Y2
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JP
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cut
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magnetic
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武 武内
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武 武内
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、高速道など有料自動車道の料金所で使用さ
れる破断線入りの綴帳式回数通行券の切取り、処理に便
利な器具に関する。
(従来技術) 本考案者は、これまでに本考案に類する器具を見たこと
がないので、他と比較することができない。
これまでは料金所で、綴帳から一々必要枚数の通行券を
破断線より切り取って係員に渡している。しかしその破
断作業は以外と手間取り、慌てると破損することも間々
ある。そのためその日に使う予定枚数だけ予め切り取っ
て持参したり、切取りの寸前位置まで破断しておくなど
工夫している人もいる。また車内には綴帳の適当な置場
がなく、ポケットなどに入れておいて曲り癖が付いた
り、紛失したりする虞もある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、
車内の適当な場所にセットして迅速容易に且つ確実に回
数通行券の切取り、処理を行える器具を提供するもので
ある。
[考案の構成] (実施例) 以下図面の実施例に基づいて説明すると、第1図及び第
2図において、1が、厚手紙またはプラスチック材質で
作った、一端に開口部2を有する略長方形のフラット型
薄手ケース1で、その開口部2付近の上壁面側に、拇指
が当て込める大きさの切欠3を形成する。他方、底壁面
側には短手方向両端に、所定厚の磁気体4,4を固着す
るとともにそれら磁気体4に挟まれた底壁一側端縁にカ
ッター刃5を装着して構成される切取り処理具である。
また第5図には、底壁面側の磁気体4,4に、裏面を剥
離紙8を被着した粘着薄層7に形成した磁性板6の表面
を吸着する態様が示されている。この磁性板6は、車内
へのセット箇所がプラスチックなど非磁性体の場合に機
能する。
(作用) 今、以上の構成の本案具を使用するには、第3図に示す
ように、車内の適当箇所、例えば運転席の前方棚の上に
表紙を開いた綴帳を置いて、その上からフラット型薄手
ケース1をその両端の磁気体4、4で跨ぐように抑え込
む。そして回数通行券の破断線を、カッター刃5に沿う
位置までずらしてセットを完了する。
なお、セットする箇所が非磁性体であるときは、裏面に
粘着薄層7を形成した磁性板6を吸着した態様のものを
使用し、まずその磁性体6の剥離紙8を剥がすことによ
り露出した粘着薄層7を、前方棚など所定箇所に貼付
け、その磁性板6の上に表紙を開いた綴帳を置いて、そ
の上からフラット型薄手ケース1をその両端の磁気体
4、4で跨ぐように抑え込んで吸着させ、先と同様にし
てセットを完了する。
そして料金所において通行券を一枚宛、カッター刃5に
沿って稍々上方に引張り加減に切り取る。この場合、磁
気体4の磁力が強ければ片手で回数通行券のみを引張る
ことにより切り取ることが可能であり、磁力が磁気バン
ドのように弱いものであれば他方の手でケース1を軽く
抑えて切り取る。
本案具のもう一つの用法は、第4図に示すように、使用
予定枚数の回数通行券を予め綴帳より切り取ってケース
1内に収納して置き、先と同様にして所定箇所にセット
する。そして料金所において開口部2付近の切欠3に拇
指を当ててその切欠3に覗いている通行券を一枚ごと必
要枚数引抜く。なおこの場合にはカッター刃5は機能し
ない。
[考案の効果] 本考案は以上のようで、車内の適当な場所にセットして
迅速容易に且つ確実に回数通行券の切取り、処理を行え
るので、料金所における一々の切り取り手間を削減し、
料金所の通過が円滑となる。また必要枚数を予めケース
内に納めておけば、切欠に拇指を当て込むだけでいとも
簡単に繰り出すことができる。
車内の所定箇所にセットされるものであるから、紛失の
虞がなく、料金所で慌てることもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
は同上A−A線縦断側面図、第3図は使用状態を示す斜
視図、第4図は別の使用状態を示す斜視図、第5図は別
の態様の斜視図。 1……フラット型薄手ケース、2……開口部、3……切
欠、4……磁気体、5……カッター刃、6……磁性板、
7……粘着薄層、8……剥離紙。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略長方形のフラット型薄手ケース1の、開
    口部2付近の上壁面側に、拇指が当て込める大きさの切
    欠3を形成し、他方底壁面側には短手方向両端に、所定
    厚の磁気体4,4を固着するとともにそれら磁気体4に
    挟まれた底壁一側端縁にカッター刃5を装着したことを
    特徴とする自動車における回数通行券の切取り処理具。
  2. 【請求項2】底壁面側の磁気体4,4に、裏面を剥離紙
    8を被着した粘着薄層7に形成した磁性板6の表面を吸
    着して成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車
    における回数通行券の切取り処理具。
JP1989083676U 1989-07-17 1989-07-17 自動車における回数通行券の切取り処理具 Expired - Lifetime JPH0631561Y2 (ja)

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