JPH06315104A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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Publication number
JPH06315104A
JPH06315104A JP5216755A JP21675593A JPH06315104A JP H06315104 A JPH06315104 A JP H06315104A JP 5216755 A JP5216755 A JP 5216755A JP 21675593 A JP21675593 A JP 21675593A JP H06315104 A JPH06315104 A JP H06315104A
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JP
Japan
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circuit
isolated point
noise
processing
filter circuit
Prior art date
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JP5216755A
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English (en)
Inventor
Takeharu Nishikata
丈晴 西片
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタ処理することにより、エッジ部分の
画質などが低下しないフィルタ回路を提供する。 【構成】 フィルタ回路は、ビデオデータメモリ2、中
間の値を選択して出力するメディアンフィルタ回路4、
ノイズ検出・判別回路6、及び、スイッチ回路8を有す
る。ノイズ検出・判別回路6は、テンプレートマッチン
グ回路62とエッジ強度検出回路64と、判断制御回路
66とからなる。テンプレートマッチング回路62は2
階微分オペレータをビデオ入力信号SINに適用してパル
ス性ノイズを検出する。エッジ強度検出回路64はビデ
オ入力信号SINに1階微分オペレータを適用して、エッ
ジ部分を検出する。判断制御回路66は、ノイズが検出
され、そのノイズとして検出されたものでエッジでない
場合のみ、メディアンフィルタ回路4の出力をスイッチ
回路8を介して出力し、ノイズが検出されないときはビ
デオ入力信号SINの値そのままを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データをフィルタ
処理するフィルタ回路に関するものであり、特に、ノイ
ズが実際に発生した場合のみフィルタ処理を行なうフィ
ルタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ノイズの影響を回避するため、種々のフ
ィルタ処理が試みられている。ビデオカセット装置など
の映像信号(ビデオデータ)の画像処理においては、例
えば、メディアンフィルタ処理が知られている。
【0003】メディアンフィルタ処理とは、ある時点の
データを決定する際、その時点の前後のデータを並べ
て、それらの中間(メディアン)の値を、その時点のデ
ータとして決定するフィルタ処理である。
【0004】図8を参照してメディアンフィルタ処理の
具体例を説明する。図8に示す時点t1,t2,t3,
t4において、本来、破線で示すように、ビデオデータ
がa,b,c,dと変化する筈が、実線に示すように、
時点t2において、値bに代えてノイズnが発生したと
する。メディアンフィルタ処理をしないときは、ビデオ
データは、a,n,c,dとなる。
【0005】メディアンフィルタ処理を行なった場合、
ノイズが発生した時点t2の処理結果は、注目点t2の
前後の3点のデータ、a,n,cを大きい値の順に並べ
て、その中間の値cを時点t2の値とする。次の時点t
3においては、データn,c,dを大きい順に並べてそ
の中間のデータnを時点t3の値とする。したがって、
メディアンフィルタ処理をした場合、その結果は、一点
鎖線で示した変化のようになる。
【0006】このように、メディアンフィルタ処理で
は、通常の平均処理または移動平均処理などの線形フィ
ルタ処理におけるように、ノイズ成分自体が周囲のデー
タで弱められノイズそのものが消滅するのではなく、ノ
イズ自体が含まれてくることがあるが、線形フィルタ処
理に比較して、パルス性ランダムノイズを効果的に抑え
ることができると言われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオデー
タは通常、関連する部分は強い相関性を持っているので
上記メディアンフィルタ処理を行なうと、ビデオデータ
の性質によっては、例えば、エッジ部分などのノイズの
影響を受けていない他の画素までも劣化させてしまい、
ビデオデータを不本意に劣化させる可能性がある。
【0008】もちろん、通常の線形フィルタである例え
ば移動平均処理を用いても、場合によっては、一般的に
ノイズ処理をするとエッジ部分が滑らかになりすぎ元の
ビデオデータの画質が低下するという問題がある。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、ビデオデータの画質を低下させず、実質的にノ
イズ部分についてのみ、フィルタ処理を可能にするフィ
ルタ回路の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルタ回
路は、画像データについて所定のフィルタ処理を行なう
フィルタ処理手段と、画像データに含まれるノイズを算
出し、ノイズを検出したときのみ上記フィルタ処理手段
の処理を有効化するノイズ検出・判別手段とを有するこ
とによって上記課題を解決する。
【0011】この場合、上記ノイズ検出・判別手段は、
画像データの孤立点を検出する孤立点検出手段と、画像
データのエッジ強度を検出するエッジ強度検出手段とを
有し、上記孤立点検出手段で孤立点を検出し、エッジ強
度検出手段でエッジ強度を検出しないとき、上記フィル
タ処理手段の処理を有効化するのが好ましい。
【0012】また、上記孤立点検出手段は、画像データ
について2階微分処理を行なうのが好ましい。
【0013】また、上記孤立点検出手段が行なう上記2
階微分処理においてはn×n(nは3以上)の2階微分
オペレータを用いてテンプレートマッチングを行なって
もよい。
【0014】また、上記エッジ強度検出手段は、二次元
画像データの直交する二方向、及び交差する斜め方向、
または、いずれか一方について、画像データについて1
階微分処理を行なうのが好ましい。
【0015】また、上記エッジ強度検出手段が行なう上
記1階微分処理で用いる1階微分オペレータは、ソベル
のオペレータであってもよい。
【0016】また、上記フィルタ処理手段は、メディア
ンフィルタ回路を有してもよい。
【0017】また本発明に係るフィルタ回路は、画像デ
ータについて所定のフィルタ処理を行うフィルタ処理手
段と、画像データから任意の局所ブロックを抜き出し、
任意の局所ブロック毎に複数の画素データから画像の複
数の特徴を検出する特徴検出手段と、上記特徴検出手段
の所定の特徴出力が孤立点候補であるか否かを判断する
孤立点候補判断手段と、上記特徴検出手段の複数の特徴
出力の内の上記所定の特徴出力と、他の複数の特徴出力
との大きさを比較し、上記所定の特徴出力が大きいとき
に上記孤立点候補判断手段で判断された孤立点候補を孤
立点と判断し、上記フィルタ処理手段の処理を有効化す
る孤立点判断回路とを有することを特徴として上記課題
を解決する。
【0018】この場合、上記特徴検出手段は画素データ
に対しn×n(nは3以上)の2階微分オペレータを用
いテンプレートマッチングを行う2階微分処理で画像の
特徴を検出するのが好ましい。
【0019】
【作用】本発明に係るフィルタ回路は、ノイズ検出・判
別手段がビデオデータのエッジ部分をノイズとせず、実
際にノイズが存在するか否かを検出し、ノイズが検出さ
れたときのみ、メディアンフィルタ回路などのフィルタ
手段の処理を有効化し、ノイズが存在する部分の周辺に
ついてのみフィルタ処理を行なう。
【0020】すなわち、ビデオデータの変化が大きくて
もエッジ部分はノイズとして検出されず、フィルタ処理
が行なわれないから、エッジ強度が低下して、本来のエ
ッジ強度が損なわれることはない。
【0021】また、ノイズ発生部分以外はフィルタ処理
されないから、元のビデオデータがそのまま残る。
【0022】孤立点検出手段は、例えば、n×n(nは
3以上)の2階微分オペレータを用いてビデオデータに
ついてテンプレートマッチングで2階微分を行なってノ
イズ成分を検出する。
【0023】エッジ強度検出手段は、2次元画像データ
の直交する二方向、および、交差する斜め方向、また
は、いずれか一方について、画像データについて1階微
分処理を行い、エッジ強度を検出する。ここで、エッジ
が検出されたときは、フィルタ処理手段によるフィルタ
処理は、無効化される。
【0024】また、本発明に係るフィルタ回路は、特徴
検出手段が検出した任意の局所ブロック毎の画像の複数
の特徴出力の内所定の特徴出力を孤立点候補判断手段が
孤立点候補であるか否かを判断し、この孤立点候補判断
回路で判断された孤立点候補を孤立点とするか否かの判
断を孤立点判断手段が上記所定の特徴出力と他の複数の
特徴出力との大きさの比較により行い、孤立点であると
判断したときにのみフィルタ処理手段を有効化するの
で、ビデオデータの画質を低下させず、実質的にノイズ
部分についてのみフィルタ処理を行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係るフィルタ回路の2つの実
施例(以下、第1実施例、第2実施例と記す)を説明す
る。先ず、第1実施例に係るフィルタ回路を図1の回路
図を参照しながら説明する。
【0026】この第1実施例に係るフィルタ回路は、ビ
デオ入力信号SINを記憶するビデオデータメモリ2、ビ
デオデータ入力信号SINについてメディアンフィルタ処
理を行なうメディアンフィルタ回路4、ノイズ検出・判
別回路6、及びスイッチ回路8を有する。
【0027】ノイズ検出・判別回路6は、テンプレート
マッチング回路62、エッジ強度検出回路64および判
断制御回路66を有する。
【0028】テンプレートマッチング回路62はビデオ
入力信号SINに含まれているノイズ成分を検出する回路
である。
【0029】判断制御回路66は、テンプレートマッチ
ング回路62でノイズを検出し、かつ、エッジ強度検出
回路64においてエッジが検出されないとき、スイッチ
回路8を図示破線の状態に切り替えて、メディアンフィ
ルタ回路4のフィルタ処理結果をフィルタ処理ビデオ出
力信号SOUTとして出力させる。また、判断制御回路6
6は、ノイズが検出されないとき、あるいは、仮にテン
プレートマッチング回路62においてノイズが検出され
たと判断されても、エッジ強度検出回路64においてエ
ッジが存在すると判断されるときは、スイッチ回路8を
実線に示す位置に切り替えて、ビデオデータメモリ2か
らのビデオ入力信号SINを出力する。
【0030】つまり、ノイズ検出・判別回路6及びスイ
ッチ回路8は、実際にノイズが存在するときのみ、メデ
ィアンフィルタ回路4のフィルタ処理結果をビデオ出力
信号SOUTとして出力し、実際にノイズが存在しないと
きは、元のビデオ入力信号SI Nを出力する。
【0031】ビデオ入力信号SIN に含まれているノイ
ズ成分IPを検出するテンプレートマッチング回路62
の詳細について述べる。このノイズ成分IPの検出は、
次の(1)式に示した積和演算を行い、その演算結果が
所定の値を越えているとき、実質的にノイズが存在する
と決定する。
【0032】
【数1】
【0033】この(1)式において、オペレータΔは2
階微分オペレータであるラプラシアン(Laplacian)オ
ペレータを示し、この第1実施例では、次の(2)式に
示すように、二次元状に配列されているビデオ入力信号
INのある注目画素を中心として、3×3の領域につい
て、積和演算を行なう。
【0034】
【数2】
【0035】この(2)式では、ラプラシアンオペレー
タの注目画素についての係数が4と大きく、その周辺の
係数が−1と0と小さいので、パルス性ノイズが存在す
ると、その積和演算結果は大きくなる。
【0036】一方、ノイズが存在しない場合は、通常、
ビデオデータは相関を持っているから、(1)式に示し
た積和演算結果は「0」に近くなる。
【0037】テンプレートマッチング回路62は、積和
演算結果の絶対値が所定の大きさを越えているときノイ
ズ成分を検出したとして、「ハイレベル(H)」の論理
信号S62を、積和演算結果の絶対値が所定の大きさを
越えていないときノイズ成分は存在しないとして、「ロ
ーレベル(L)」の論理信号S62を、判断制御回路6
6に出力する。
【0038】エッジ強度検出回路64は、二次元状に配
列されているビデオ入力信号SINについて、X方向オペ
レータY方向オペレータからビデオ入力信号SINのエッ
ジ強度を検出する。X方向のエッジ強度Exの検出は、
次の(3)式による。
【0039】
【数3】
【0040】オペレータSXとしては次の(4)式に示
すソベル(Sobel)のオペレータを用いる。
【0041】
【数4】
【0042】同様に、Y方向のエッジ強度EYの検出
は、次の(5)式による。
【0043】
【数5】
【0044】オペレータSyとしても次の(6)式に示
すソベルのオペレータを用いる。
【0045】
【数6】
【0046】上記(4)及び(6)式に示したソベルの
オペレータは共に、X方向及びY方向についてのエッジ
強度を算出するための1階微分オペレータの一例であ
る。
【0047】上記(3)式は積和演算であり、X方向に
エッジが存在しなければX方向のエッジ強度EXはほぼ
「0」に近い値になる。上記(5)も同様に、積和演算
であり、Y方向にエッジが存在しなければY方向のエッ
ジ強度EYはほぼ「0」に近い値になる。
【0048】一方、X方向にエッジが存在するとき、エ
ッジ強度Exの絶対値は所定の値を越える。同様に、Y
方向にエッジが存在するとき、エッジ強度EYの絶対値
は所定の値を越える。
【0049】エッジ強度検出回路64においては、エッ
ジ強度EXの絶対値が所定の値を越えたとき、X方向に
エッジが検出されたことを示す「H]レベルの論理信号
S64Xを判断制御回路66に出力する。エッジが検出
されないときは、その論理信号は「L]レベルである。
【0050】同様に、エッジ強度検出回路64において
は、エッジ強度EYの絶対値が所定の値を越えたとき、
Y方向にエッジが検出されたことを示す「H]レベルの
論理信号S64Yを判断制御回路66に出力する。エッ
ジが検出されないときは、その論理信号は「L」レベル
である。
【0051】図2は判断制御回路66の動作を示すフロ
ーチャートである。ステップS1では、判断制御回路6
6はまず、テンプレートマッチング回路62からの信号
S62を入力し、信号S62が「H」レベル、つまり、
ノイズが検出されたか否かを判断する。
【0052】ステップS2では、信号S62が「H]レ
ベルであり、仮にノイズが検出された場合、判断制御回
路66は、さらに、エッジ強度検出回路64からの信号
S64X,S64Yのいずれかが「H]レベルであるか
否か、つまり、X、Yいずれかの方向にエッジが存在す
るか否かを検出する。換言すれば、テンプレートマッチ
ング回路62で一応ノイズとして検出された画素部分が
実際にはエッジであるか否かを判別する。
【0053】ステップS3では、ステップS1及びステ
ップS2の処理において、実質的にノイズ成分が存在し
ていないと判断したときは、判断制御回路66はスイッ
チ回路8を図示実線の位置に切り替え、ビデオデータメ
モリ2に記憶されたビデオ入力信号SINをそのまま出力
させる。
【0054】ステップS4では、ステップS1及びステ
ップS2の処理において、実質的にノイズ成分が存在し
ていると判断したときに、判断制御回路66がスイッチ
回路8を図示破線の位置に切り替えて、メディアンフィ
ルタ回路4においてフィルタ処理された結果をフィルタ
処理ビデオ出力信号SOUTとして出力させる。
【0055】メディアンフィルタ回路4におけるメディ
アンフィルタ処理自体は図8を参照して図解したよう
に、ある注目時点の前後、たとえば、3点のデータの中
間の値を選択する。
【0056】以上より、第1実施例に係るフィルタ回路
によれば、ノイズが実際に存在する画素部分とその周囲
についてのみメディアンフィルタ処理されるので、不用
意にエッジ成分を劣化させるなどの悪影響を及ぼすこと
を回避できる。
【0057】次に、第2実施例に係るフィルタ回路を図
3の回路図を参照しながら説明する。この第2実施例に
係るフィルタ回路は、ビデオ入力信号SINを記憶するビ
デオデータメモリ11、このビデオデータメモリ11を
介したビデオ入力信号SINが後述するメディアンフィル
タ処理回路13に供給されるタイミングをもう一方の経
路である後述する特徴検出回路14、孤立点候補検出回
路15及び孤立点判断回路16に供給されるビデオ入力
信号SINの処理タイミングに合わせるように遅延する遅
延回路12、この遅延回路12からのビデオ入力信号S
INについてメディアンフィルタ処理を行なうメディアン
フィルタ回路13、上記ビデオデータメモリ11を介し
たビデオ入力信号SINの特徴を検出する特徴検出回路1
4、この特徴検出回路14の特徴出力から孤立点候補を
判断する孤立点候補判断回路15、及びこの孤立点候補
判断回路15の孤立点候補出力が孤立点であるか否かを
判断する孤立点判断回路16とを有している。
【0058】特徴検出回路14は、画像データから任意
の局所ブロックを抜き出し、任意の局所ブロック毎に複
数の画素データから画像の複数の特徴を検出する。具体
的には、画像からn×n(ここではn=3とする)の局
所ブロックを抜き出し、この局所ブロック内の各画素に
対応するn×n(ここではn=3とする)のいわゆるマ
スクオペレータを5個用いて、それぞれ積和を行い任意
のブロックにおける画像の特徴を検出する。
【0059】ここで、上記局所ブロックの画素をxij
し、(7)式で示し、また、上記マスクパターンの係数
をaijとし、(8)式で示すと、積和出力Mは、次の
(9)式で表せる。
【0060】
【数7】
【0061】
【数8】
【0062】
【数9】
【0063】この特徴検出回路14で用いる5つのマス
クオペレータSa、Sb、Sc、Sd及びSdを以下の(1
0)〜(14)式に示す。
【0064】
【数10】
【0065】
【数11】
【0066】
【数12】
【0067】
【数13】
【0068】
【数14】
【0069】上記(10)式に示すマスクオペレータS
aは、2階微分オペレータであるラプアシアンオペレー
タを示し、孤立点が3×3の局所ブロックの中央の画素
にある場合に、対応する係数が4と大きく、その周辺の
係数が−1と0と小さいので、パルス性ノイズが存在す
ると、その積和演算結果は大きくなる。
【0070】また、上記(11)〜(14)式に示すマ
スクオペレータSb、Sc、Sd及びSdは、孤立点が中心
画素以外にある場合に、積和演算結果が大となる。
【0071】この第1実施例では、孤立点が中心画素以
外にある場合については、メディアンフィルタ処理を行
わないようにしている。これは、局所ブロックの抜き出
しかたによって、孤立点がいずれ中心画素となるためで
ある。
【0072】上記(10)〜(14)式に示したマスク
オペレータSa、Sb、Sc、Sd及びSdによる上記
(9)式の積和演算の出力結果Ma、Mb、Mc、Md及び
dは、
【0073】
【数15】
【0074】
【数16】
【0075】
【数17】
【0076】
【数18】
【0077】
【数19】
【0078】となる。この特徴検出回路14で上記出力
結果Maを得る際の演算の原理を図4を参照しながら説
明する。上記(10)式に示されるマスクオペレータS
aは、マスクオペレータ係数メモリ32に記憶されてお
り、乗算器21、22、23、24及び25で上記
(7)式に示される局所ブロックの画素xijと乗算さ
れ、遅延器26、27、28、29及び30で遅延され
て加算器31に供給され、出力結果Maが得られる。な
お、出力結果Mb、Mc、Md及びMdも同様にして得られ
る。
【0079】孤立点候補判断回路15は、特徴検出回路
14の所定の特徴出力が孤立点候補であるか否かを判断
する。ここでいう所定の特徴出力とは、上記出力結果M
aであり、マスクオペレータSaを用いているので、孤立
点が3×3の局所ブロックの中央の画素にある場合の特
徴出力である。
【0080】すなわち、この孤立点候補判断回路15
は、特徴検出回路14で得られる中心画素孤立点によく
反応する所定の特徴出力である出力結果Maが孤立点候
補であるか否かを判断する。具体的に、この孤立点候補
判断回路15は、図5に示すように、出力結果Maを絶
対値変換回路41で絶対値|Ma|とし、遅延器42で
遅延し、比較器43でしきい値MTHと比較している。比
較器43での比較の結果、しきい値MTHよりも絶対値|
a|が大きい(|Ma|>MTH)ときに、上記所定の特
徴出力である出力結果Maすなわち処理にかかる画素が
孤立点候補であると判断し、ハイ「H」レベルの論理信
号を孤立点判断回路16に供給する。
【0081】孤立点判断回路16は、特徴検出回路14
の出力結果Maと、他の出力結果Mb、Mc、Md及びMd
との大きさを比較し、出力結果Maが最大であるとき、
すなわち、 max(Ma,Mb,Mc,Md,Me)=Ma (20) となるときに上記孤立点候補を孤立点と判断する。
【0082】具体的に、この孤立点判断回路16は、図
6にその詳細な構成を示すように最大値判断回路51で
上記(20)式の左辺部を判断し、遅延器52を介した
最大値判断出力と、遅延器53を介した出力結果Ma
を比較器54で比較し、比較した結果によって遅延回路
55を介し「H」レベル又はロー「L」レベルの論理信
号をANDゲート57に供給している。このANDゲー
ト57には、遅延器56を介した孤立点候補判断回路1
5からの[H」レベル又は「L]レベルの論理信号も供
給されており、AND論理より両者が共に[H」レベル
のとき、すなわち、出力結果Maが孤立点候補であり、
かつ該出力結果Maが特徴出力の最大値であるときに処
理にかかる画素が孤立点であると判断する。
【0083】このANDゲート57からの論理結果は、
図7に詳細な構成を示すメディアンフィルタ処理回路1
3の選択器73に供給され、メディアン処理回路71が
局所ブロックの画素x21、x22、x23を中間(メディア
ン)処理し遅延器72を介した値と、遅延器74を介し
メディアン処理をしない画素値x22との選択を決定す
る。
【0084】すなわち、ANDゲート57から「H]レ
ベルの論理信号が供給されると、このメディアンフィル
タ処理回路13は、選択器73がメディアン処理回路7
1からのメディアン値を選択し、出力する。一方、AN
Dゲート57から「L]レベルの論理信号が供給される
と、このメディアンフィルタ処理回路13は、選択器7
3がメディアン処理をしない画素値x22を選択し、出力
する。
【0085】以上より、第2実施例に係るフィルタ回路
によれば、複数の積和出力である特徴出力の最大値判定
を行っているので、ノイズが実際に存在する画素部分と
その周囲についてのみ確実にメディアンフィルタ処理
し、不用意にエッジ部分を劣化させるなどの悪影響を及
ぼすことが確実に回避できる。
【0086】本発明の実施に際しては、上述した第1実
施例、第2実施例に限らず、他に種々の変形態様をとる
ことができる。
【0087】まず、第1実施例の説明において、(2)
式、(4)式及び(6)式に示したオペレータ、及び、
係数は例示であり、その演算処理の範囲の大きさ、つま
り、(3)式に示したラプラシアン・オペレータの次数
n×nとその係数、(4)式および(6)式に示した1
階微分オペレータの次数m×mとその係数は、(2)
式、(4)式、及び、(6)式に示したものに限らず、
他にも種々とることができる。
【0088】また、第1実施例の説明において用いた
(4)式及び(6)に示したX方向及びY方向ソベルオ
ペレータに代えて、あるいは、これらに加えて、X及び
Y方向と45度をなす斜め方向のエッジを検出してもよ
い。
【0089】また、図1に示した第1実施例の回路構成
としては、メディアンフィルタ回路4において、常時、
ビデオデータメモリ2からのビデオ入力信号SINを用い
てメディアンフィルタ処理する場合について述べたが、
判断制御回路66において、実際にノイズが検出された
ときのみ、メディアンフィルタ回路4を動作させるよう
に構成することもできる。つまり、ビデオデータメモリ
2とメディアンフィルタ回路4との間に第2のスイッチ
回路(図示せず)を設けて、判断制御回路66は、ノイ
ズが検出されたとき、第2のスイッチ回路を介してビデ
オ入力信号SINをメディアンフィルタ回路4に印加させ
てメディアンフィルタ処理を行い、その結果をスイッチ
回路8を介して出力させる。
【0090】これらの回路を構成するに際して、テンプ
レートマッチング回路62、エッジ強度検出回路64お
よび判断制御回路66、および、メディアンフィルタ回
路4、またはこれらのいずれかを、ディジタルシグナル
プロセッサ(DSP)を用いて構成してもよく、また
は、専用のハードウェア回路で構成することもできる。
あるいは、判断制御回路66のみをマイクロプロセッサ
などを用いて構成してもよい。
【0091】さらに第1実施例に係るフィルタ回路で
は、図1に示したスイッチ回路8の後段に、たとえば、
移動平均処理などを行なう線形フィルタ回路、その他の
フィルタ回路を設けることができる。このような付加的
なフィルタ回路を設けると、ノイズが存在する部分につ
いてのみ、メディアンフィルタ回路4でメディアンフィ
ルタ処理され、その以外の部分は元のビデオデータであ
るから、メディアンフィルタ処理され実質的にノイズの
存在しなくなったビデオデータに、本来のフィルタ処理
を行なうことが可能になる。
【0092】また第1実施例の実施に際しては、メディ
アンフィルタ回路4に代えて、任意のノイズ処理(除
去)フィルタ回路を設けることができる。
【0093】つまり、第1実施例のノイズ検出・判別回
路6を用いる処理はメディアンフィルタ処理に限らず、
他のノイズ処理にも適用できる。
【0094】さらに、第2実施例の説明において、(1
0)〜(14)式に示したマスクオペレータは例示であ
り、その演算処理の範囲の大きさ、つまり、(9)式に
示した積和出力の演算式の次数n×nとその係数は、他
にも種々とることができる。
【0095】さらにまた、図3に示した第2実施例の回
路構成のメディアンフィルタ処理回路13としては、図
8に示すように選択器73で孤立点判断回路16からの
論理信号によりメディアン処理値とメディアン処理され
ない値とを選択し、出力するようにしているが、メディ
アンフィルタ処理回路13の後段に図示しないスイッチ
回路を設け、孤立点判断回路16で孤立点を判断したと
きに、該スイッチ回路の切り替えを制御し、メディアン
処理値を出力させるようにしてもよい。この場合、孤立
点判断回路16で孤立点を判断しないときには、遅延回
路12からのメディアン処理されない値を出力させる。
【0096】さらにまた、これらの回路を構成するに際
しても、遅延回路12、メディアンフィルタ処理回路1
3、特徴検出回路14、孤立点候補判断回路15及び孤
立点判断回路16、またはこれらのいずれかを、DSP
を用いて構成してもよく、または、専用のハードウェア
回路で構成することもできる。
【0097】さらにまた、この第2実施例に係るフィル
タ回路でも、図3に示したメディアンフィルタ処理回路
13の後段に、たとえば、移動平均処理などを行なう線
形フィルタ回路、その他のフィルタ回路を設けることが
できる。このような付加的なフィルタ回路を設けると、
ノイズが存在する部分についてのみ、メディアンフィル
タ処理回路13でメディアンフィルタ処理され、その以
外の部分は元のビデオデータであるから、メディアンフ
ィルタ処理され実質的にノイズの存在しなくなったビデ
オデータに、本来のフィルタ処理を行なうことが可能に
なる。
【0098】本発明のフィルタ回路はビデオデータを用
いる種々の装置に適用でき、ビデオカセット装置への適
用に限定されない。なお、ビデオカセット装置などにお
いては、ノイズを含む場合、付加コードとしてエラー訂
正ブロックを設けているが、本発明によれば、エラー訂
正ブロックを設ける必要がなくなる。
【0099】
【発明の効果】本発明に係るフィルタ回路によれば、ノ
イズ検出・判別手段がビデオデータのエッジ部分をノイ
ズとせず、実際にノイズが存在するか否かを検出し、ノ
イズが検出されたときのみ、メディアンフィルタ回路な
どのフィルタ手段の処理を有効化し、実際にノイズが存
在する画素及びその周辺についてのみ、ノイズ除去のた
めのフィルタ処理を行い、意図しない画質の低下を防止
できる。
【0100】また、本発明に係るフィルタ回路によれ
ば、特徴検出手段が検出した任意の局所ブロック毎の画
像の複数の特徴出力の内所定の特徴出力を孤立点候補判
断手段が孤立点候補であるか否かを判断し、この孤立点
候補判断回路で判断された孤立点候補を孤立点とするか
否かの判断を孤立点判断手段が上記所定の特徴出力と他
の複数の特徴出力との大きさの比較により行い、孤立点
であると判断したときにのみフィルタ処理手段を有効化
するので、ノイズが実際に存在する画素部分とその周囲
についてのみ確実にメディアンフィルタ処理を行い、不
用意にエッジ部分を劣化させ、ビデオデータの画質を低
下させるなどの悪影響を及ぼすことが確実に回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルタ回路の第1実施例の回路構成
図である。
【図2】図1に示した第1実施例の判断制御回路の動作
処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明のフィルタ回路の第2実施例の回路構成
図である。
【図4】図3に示した第2実施例の特徴検出回路の詳細
な回路構成図である。
【図5】図3に示した第2実施例の孤立点候補判断回路
の詳細な回路構成図である。
【図6】図3に示した第2実施例の孤立点判断回路の詳
細な回路構成図である。
【図7】図3に示した第2実施例のメディアンフィルタ
処理回路の詳細な回路構成図である。
【図8】メディアンフィルタ処理を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
2,11・・ビデオデータメモリ 4,13・・メディアンフィルタ回路 6・・ノイズ検出・判別回路 8・・スイッチ回路 14・・特徴検出回路 15・・孤立点候補判断回路 16・・孤立点判断回路 62・・テンプレートマッチング回路 64・・判断制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データについて所定のフィルタ処理
    を行なうフィルタ処理手段と、 画像データに含まれるノイズを算出し、ノイズを検出し
    たときのみ上記フィルタ処理手段の処理を有効化するノ
    イズ検出・判別手段とを有することを特徴とするフィル
    タ回路。
  2. 【請求項2】 上記ノイズ検出・判別手段は、画像デー
    タの孤立点を検出する孤立点検出手段と、画像データの
    エッジ強度を検出するエッジ強度検出手段とを有し、 上記孤立点検出手段で孤立点を検出し、エッジ強度検出
    手段でエッジ強度を検出しないとき、上記フィルタ処理
    手段の処理を有効化することを特徴とする請求項1記載
    のフィルタ回路。
  3. 【請求項3】 上記孤立点検出手段は、画像データにつ
    いて2階微分処理を行なうことを特徴とする請求項2記
    載のフィルタ回路。
  4. 【請求項4】 上記孤立点検出手段が行なう上記2階微
    分処理においてはn×n(nは3以上)の2階微分オペ
    レータを用いてテンプレートマッチングを行なうことを
    特徴とする請求項3記載のフィルタ回路。
  5. 【請求項5】 上記エッジ強度検出手段は、二次元画像
    データの直交する二方向、及び交差する斜め方向、また
    は、いずれか一方について、画像データについて1階微
    分処理を行なうことを特徴とする請求項1、2、3また
    は4記載のフィルタ回路。
  6. 【請求項6】 上記エッジ強度検出手段が行なう上記1
    階微分処理で用いる1階微分オペレータは、ソベルのオ
    ペレータであることを特徴とする請求項5記載のフィル
    タ回路。
  7. 【請求項7】 上記フィルタ処理手段は、メディアンフ
    ィルタ回路を有することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5または6記載のフィルタ回路。
  8. 【請求項8】 画像データについて所定のフィルタ処理
    を行うフィルタ処理手段と、 画像データから任意の局所ブロックを抜き出し、任意の
    局所ブロック毎に複数の画素データから画像の複数の特
    徴を検出する特徴検出手段と、 上記特徴検出手段の所定の特徴出力が孤立点候補である
    か否かを判断する孤立点候補判断手段と、 上記特徴検出手段の複数の特徴出力の内の上記所定の特
    徴出力と、他の複数の特徴出力との大きさを比較し、上
    記所定の特徴出力が大きいときに上記孤立点候補判断手
    段で判断された孤立点候補を孤立点と判断し、上記フィ
    ルタ処理手段の処理を有効化することを特徴とする孤立
    点判断手段とを有することを特徴とするフィルタ回路。
  9. 【請求項9】 上記特徴検出手段は画素データに対しn
    ×n(nは3以上)の2階微分オペレータを用いテンプ
    レートマッチングを行う2階微分処理で画像の特徴を検
    出することを特徴とする請求項8記載のフィルタ回路。
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