JPH06315009A - 全光型スイッチ - Google Patents

全光型スイッチ

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JPH06315009A
JPH06315009A JP5103218A JP10321893A JPH06315009A JP H06315009 A JPH06315009 A JP H06315009A JP 5103218 A JP5103218 A JP 5103218A JP 10321893 A JP10321893 A JP 10321893A JP H06315009 A JPH06315009 A JP H06315009A
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JP
Japan
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optical
signal light
light
light pulse
optical medium
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Application number
JP5103218A
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English (en)
Inventor
Hiroki Ito
弘樹 伊藤
Masao Yube
雅生 遊部
Atsushi Yokoo
篤 横尾
Shigeo Ishibashi
茂雄 石橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高速でかつ低動作パワーで動作す
る全光型スイッチを提供する。 【構成】 本発明の全光型スイッチは非線形光学効果を
利用して、角周波数ω2の制御光を用いて角周波数ω1
の信号光の強度を制御する全光型スイッチにおいて、2
次の非線形効果を有し媒質の複屈折を利用した和周波数
の発生が可能な光路長Lの光学媒質を備え、前記信号光
と前記制御光の和周波光(角周波数ω3 =ω1 +ω2
を発生する場合に、前記光学媒質内で前記信号光、前記
制御光、および前記和周波光の伝搬定数β1 、β2 、お
よびβ3 が 0<|β3 −β2 −β1 |<10π/L の関係を満足することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば光通信や光情
報処理の分野で用いられる高速の全光型光スイッチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、非線形光学効果とは、物
質中の分極Pが、(1)式のように光の電界Eに比例す
る項以外にE2 、E3 の高次項を持つために起こる効果
のことである。
【0003】 P=ε0 ・(x(1) E+x(2) 2 +x(3) 3 …) …(1) ここで、(1)式における第2項に起因する効果が2次
の非線形効果、第3項に起因する効果が3次の非線形効
果である。
【0004】従来、全光型光スイッチとしては、3次の
非線形効果を用いたものが知られている。
【0005】この3次の非線形効果により、(2)式に
示される光の強度Iに依存した屈折率nの変化が媒質に
もたらされる。
【0006】 n=n0 +n2 I …(2) ここで、(2)式におけるn0 は線形の屈折率、n2
非線形屈折率と呼ばれ、x(3) とは次の(3)式で示さ
れるような関係がある。
【0007】 n2 =3x(3) /4cn0 2 ε0 …(3) ただし、(3)式におけるcは光速である。
【0008】この光の強度に依存した屈折率変化を利用
することにより、光で光の位相を制御することができ、
これまでに種々の構成の全光型スイッチが提案されてい
る。
【0009】図6に、従来の3次の非線形効果を利用し
た全光型スイッチの一例として、カーシャッター構成の
全光型スイッチを示す。
【0010】図6において、501は3次の非線形効果
を有する光学媒質、502は直線偏光した信号光パル
ス、503は直線偏光した制御パルス、504は偏光
子、505は合波ミラー、506、507は結合レン
ズ、508は波長フィルタ、509は検光子、510は
スイッチングされた信号光パルスである。
【0011】すなわち、信号光パルス502と一諸に信
号光に対し偏光方向が45度傾いた制御光パルス503
を光学媒質501に入力する。
【0012】制御光パルス503の強度Is に比例して
光学媒質501内に複屈折性を生じるので、制御光パル
ス503を印加することにより信号光パルス502の偏
光方向を変えることができる。
【0013】光学媒質501内を通過した信号光パルス
502の内、偏光方向が90度変化した成分のみを波長
フィルタ508および検光子509を介してスイッチン
グされた信号光パルス510として検出する。
【0014】この出力信号光パルス510は制御光パル
ス503が入射した時のみ出力されるので、結果とし
て、入力信号光パルス502が制御光パルス503によ
ってスイッチングされたことになる。
【0015】スイッチングされた信号光パルス510の
強度Pout は、次式によって表わすことができる。
【0016】 Pout =Pin・sin2 (Δφ/2) …(4) Δφ=2πn2 LIs /λ …(5) ここで、(4)、(5)式におけるPinは信号光パルス
の入力強度、Lは光学媒質長、λは信号光の波長であ
る。
【0017】(4)式、(5)式からわかるように、非
線形屈折率n2 が大きい程、小さい光強度Is でスイッ
チングすることができることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の全光型スイッチでは、制御光の低動作パワー化のた
めに非線形屈折率n2 すなわちx(3) のが大きい光学媒
質を用いる必要がある。
【0019】また、全光型スイッチの高速動作を達成す
るためには、非線形応答が実遷移を伴わない非共鳴型で
ある必要がある。
【0020】しかしながら、非共鳴の3次の非線形効果
は概して小さく、一番大きなn2 の値でも、10-12
2 /W程度である。
【0021】従って、全光型スイッチ動作を達成するた
めには、ある程度大きな動作パワーが必要であるという
問題があった。
【0022】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、高速
でかつ低動作パワーで動作する全光型スイッチを提供す
ることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、一般に3次の非線形効果より効果の大き
い2次の非線形効果を利用して全光型スイッチ動作を達
成することを主眼とする。
【0024】ここで、2次の非線形効果による光波の位
相変化の基本原理について述べる。信号光の角周波数を
ω1 、制御光の角周波数をω2 、信号光と制御光の和周
波光の角周波数をω3 とすると、2次の非線形効果を介
したこれら3光波の相互作用は次式によって表すことが
できる。
【0025】 dE1 /dz=jω1 ・deff ・※E2 3 exp (jΔβz)/cN1 …(6) dE2 /dz=jω2 ・deff ・※E1 3 exp (jΔβz)/cN2 …(7) dE3 /dz=jω3 ・deff ・E1 2 exp ( -jΔβz)/cN3 …(8) ここで、(6)、(7)、(8)式におけるzは伝搬方
向の変数、cは光速、N1 は線形の屈折率、E1 は各光
波の電界振幅、Δβは位相不整合(Δβ=β3−β1
β2 ;β1 は各光波の伝搬定数)、※Ei はEi の位相
共約、deff は2次の非線形光学定数(〜|x(2) |)
を表す。
【0026】完全に位相整合(Δβ=0)が成立した場
合には、各光波間の結合に伴う位相変化は生じないが、
Δβ≠の場合、光波間の結合に伴う位相変化が生じる。
【0027】この現象については、たとえばR.DeS
alvo他の著作によるOptics Letteer
s、vol.18、no.1、pp.13−15,19
93の論文に記載されている。
【0028】位相変化を含めた信号光の電界振幅E1
挙動は次式で表すことができる。
【0029】 d2 1 /dz2 +JΔβdE1 /dz=ω1 eff 2 〔ω2 |E3 2 /N2 −ω3 |E2 2 /N3 〕E1 /c2 1 …(9) |E2 |》|E1 |を仮定して式(9)を解くと、E1
の位相変化Δφ1 は近似的に次式で表すことができる。
【0030】 Δφ1 =ΔβL・{1−(1+8Г2 /Δβ2 1/2 }/2 …(10) Г2 =2ω1 ω2 eff 2 2 /c3 ε0 2 1 2 …(11) ここで、(10)、(11)式におけるLは光学媒質
長、I2 は制御光の強度、ε0 は真空の誘電率である。
【0031】また、|E1 |〜|E2 |の場合には、信
号光の位相変化Δφ1 を近似的に次式で表すことができ
る。
【0032】 Δφ1 =ΔβL・{1−(1+4Г2 /Δβ2 1/2 }/2 …(12) Г2 =2ω1 ω2 eff 2 ・(I1 +I2 )/c3 ε0 2 N1 2 …(13) ここで、(12)、(13)式におけるI1 とI2 はそ
れぞれ信号光と制御光の強度である。
【0033】図5に数値計算によって求めた位相変化Δ
φ1 の|Δβ|・L依存性を示す。
【0034】パラメータとして、信号光、制御光の波長
を〜1.5μm、deff =50pm/V、非線形光学媒
質の実効断面積をAeff =10μm2 、N1 〜N2
1.8、L=2cm、信号光および制御光のパワーを1
30mWに設定した。
【0035】たとえば|Δβ|・L=2πの場合、位相
変化Δφ1 の値が約πとなる。
【0036】この位相変化を3次の非線形効果に換算す
るとその非線形屈折率n2 は1.4×10-11 cm2
Wという非常に大きな値となる。
【0037】また、図5より、|Δβ|・Lが10πよ
り大きい場合には、有効な位相変化Δφ1 が得られない
ことがわかる。
【0038】以上の結果からわかるように、制御光によ
って信号光の位相を制御することができ、結果として信
号光のスイッチングが可能となる。
【0039】本発明では、この2次の非線形効果による
位相変化を利用して制御光による信号光のスイッチング
を達成した。
【0040】本発明では光学媒質として、2次の非線形
効果を有し媒質の複屈折性を利用して信号光と制御光の
和周波数成分の発生可能な媒質を用いる。
【0041】また、光学媒質中で位相変化を効率よく引
き起こすため、信号光と制御光の和周波光(角周波数ω
3 =ω1 +ω2 )を発生する際に、光学媒質内で信号
光、制御光、および和周波光の伝搬定数β1 、β2 、お
よびβ3 が 0<|β3 −β2 −β1 |<10π/L …(14) の関係を満足するように光学媒質の伝搬方向を設定す
る。
【0042】スイッチの素子構成としては、マッハツェ
ンダー干渉計の構造を有し、マッハツェンダー干渉計の
一方のアームに光学媒質を挿入する構成が考えられる。
【0043】また、制御光と信号光を合波して光学媒質
の一方の端に入射させる光結合手段と、光学媒質の他方
の端から出力される信号光と制御光を分岐する光分岐手
段と、2つの入力端子と2つの出力端子を持つ光カップ
ラーを有し、光カップラーの2つの出力端が光結合手段
または光分岐手段を介して光学媒質の両端にそれぞれ光
学的に結合されている構成を持つこともできる。
【0044】さらに、制御光と制御光に対してその偏光
方向が45度傾いた信号光を合波して光学媒質に入射す
る光結合手段と、前記光学媒質の出力光の中から偏光が
90度回転した信号光のみを透過させる光フィルタリン
グ手段を有する構成も有力である。
【0045】また、(10)式、(12)式からわかる
ように、位相変化の符号はΔβの符号に依存している。
従って、両方の光学アームに非線形光学媒質が挿入され
たマッハツェンダー干渉計を構成し、一方のアームにお
いてΔβが正で、他方のアームにおいてΔβが負である
ように設定し、両アーム間の位相差を大きくすることも
スイッチングの効率を高める上で有効である。
【0046】
【作用】本発明の請求項1によれば、2次の非線形光学
媒質中での制御光による信号光の位相制御を介して信号
光をスイッチングする。
【0047】その場合、位相制御によるスイッチング方
法としては、請求項2によれば、一方のアームに非線形
光学媒質が挿入されているマッハツェンダー干渉計に信
号光を入力し、非線形光学媒質を伝搬する信号光の位相
を制御光によって変化させることによって干渉計の出力
端における信号光出力を変調する。
【0048】請求項3によれば、信号光を2つに分離し
て非線形光学媒質中をそれぞれ順方向および逆方向に伝
搬させ、制御光を順方向にのみ伝搬させることによっ
て、順方向伝搬の信号光にのみ位相変化を与え、非線形
光学媒質を伝搬後に2つの信号光を合波させて干渉さ
せ、両者の位相差に対応して出力する干渉光をスイッチ
ングされた信号光として取り出す。
【0049】また、請求項4によれば、信号光の2つの
直交偏光成分の一方の位相を制御光を印加することによ
り変化させ、90度だけ偏光の回転した信号光をスイッ
チングされた光として取り出す。
【0050】さらに、請求項5によればΔβの符号の異
なる非線形光学媒質をマッハツェンダー干渉計の2つの
光学アームとし、両アームで発生する位相変化の絶対値
の和を実効的位相変化として信号光をスイッチングす
る。
【0051】以上、いずれの素子構成においても位相変
化がπの時、スイッチングの消光比が最大となる。
【0052】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0053】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例を示す構成図である。
【0054】図1において、101は、zカットのKT
P基板上にRbイオンの拡散によって導波路が形成され
た光路長が1cmの非線形光学媒質であり、これの導波
路の伝搬方向はKTP結晶のz軸に垂直でx軸と21度
の角度をなしている。
【0055】102は非線形光学媒質101用の温度調
整器であり、103−a、−bは光結合用のレンズ、1
04、105はハーフミラー、106は偏波ビームスプ
リッター、107は全反射ミラー、108は偏光子であ
る。
【0056】109は波長1.064μmのNd:TA
Gモードロックレーザから出力されたパルス幅100p
s,繰り返し100MHzの光パルス列を光変調器を用
いてあるコードで符号化した信号光パルスである。
【0057】信号光パルス109はTM方向(101の
結晶のz軸方向)に偏光している。
【0058】110は波長1.064μmのNd:YA
Gモードロックレーザから出力されたパルス幅100p
s,繰り返し100MHzの光パルス列を光変調器を用
いて信号光パルス109とは異なるコードで符号化した
制御パルスであり、この制御光パルス110は、TE方
向(101の結晶のx−y面に平行)に偏光している。
【0059】111はスイッチングされた波長1.06
4μmの出力光パルスであり、この出力光パルス111
はスイッチングにより信号光パルス109と制御光パル
ス110のAND信号で符号化されることになる。
【0060】次に、本実施例の動作について述べる。
【0061】本実施例では、信号光と制御光の光周波数
を等しくし(ω1 =ω2 )、両光の識別はその偏光方向
の違いで行った。
【0062】非線形光学媒質101であるKTP結晶
は、z軸に垂直でx軸から約21.5度開いた方向を光
の伝搬方向とした場合に、波長1.064μmの基本波
に対してタイプIIの位相整合条件が満足され第2高調
波(SH波)の発生が可能となる。
【0063】すなわち、TMおよびTE方向に偏光した
基本波の入力により、TE方向に偏光した波長0.53
2μmのSH波が発生する。
【0064】本実施例では、位相変化を引き起こすため
の条件であるΔβ≠0を満足させるため非線形光学媒質
101の導波路の伝搬方向を21.5度ではなく21度
に設定した。
【0065】計算によればΔβ・Lの値は約0.8πと
なり、請求項1の条件を満足する。
【0066】また、非線形光学定数deff は次式によっ
て表され、 deff =2・(d15sin2 21°+d24cos2 21°) …(15) この(15)式において、d15=6.1pm/V、d24
=7.6pm/Vの値を代入すると、deff =14.8
pm/Vの値がもとまる。
【0067】非線形光学媒質101では、タイプIIの
位相整合条件が設定されているため、信号光パルス10
9と制御光パルス110が同時に入射した時のみ両光の
相互作用によりSH波が発生し、どちらか一方の入射だ
けでは光波間の相互作用は生じない。
【0068】また、SH波の発生にともない、入射した
信号光パルス109の位相が変化する。
【0069】次に、この位相変化によるスイッチング機
構について述べる。
【0070】ハーフミラー104、偏波ビームスプリッ
ター106、全反射ミラー107、ハーフミラー10
5、および非線形光学媒質101で構成された光学系は
信号光パルス109に対してマッハツェンダー干渉計を
構成する。
【0071】信号光パルス109はハーフミラー104
で分岐された後、それぞれ2つの光路を進み、ハーフミ
ラー105で合波する。
【0072】ここで、干渉計の光路長を調整することに
より、制御光パルス110が入射しない条件で、信号光
パルス109が干渉計から出力されない状態に設定して
おく。
【0073】制御光パルス110は偏波ビームスプリッ
ター106を経て非線形光学媒質101に入射するが、
この制御光パルス110の入射により同時に入射した信
号光パルス109が位相変化を受ける。
【0074】この信号光パルス110の位相変化により
干渉計の零出力状態がくずれ、結果として信号光パルス
109が干渉計から出力光パルス111として出力され
る。
【0075】出力光パルス111は信号光パルス109
と制御光パルス110とが同時に存在する時に出力され
るので、このスイッチング動作はAND回路動作であ
る。
【0076】また、非線形光学媒質101から出力され
る制御光パルス110およびSH光は偏光子108によ
って遮断されハーフミラー105から出力されない。
【0077】本実施例においては、温度調整器102を
用いて非線形光学媒質101の温度を調整しΔβの最適
化を図った結果、信号光パルス109および制御光パル
ス110のピークパワーがそれぞれ10Wおよび5Wに
おいて出力光パルス111が観測された。
【0078】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
の構成図である。
【0079】図2において、201は、zカットのKT
P基板上にRbイオンの拡散によって導波路が形成され
た光路長Lが1cmの非線形光学媒質であり、導波路の
上にはSiO2 の絶縁膜を挟んで金属アルミ(Al)の
電極が形成されている。
【0080】この非線形光学媒質201は電極からの電
界印加に伴うEO効果によって導波路の屈折率の微調が
できる構造を有していると共に、これの導波路の伝搬方
向はKTP結晶のz軸に垂直でx軸と21度の角度をな
している。
【0081】この非線形光学媒質201は電界印加機構
が付いていることを除いて、実施例1中の非線形光学媒
質101と同じものである。
【0082】202は非線形光学媒質201の電極に電
圧を印加するための電源である。
【0083】203および204はファイバカップラー
型の偏波ビームスプリッター、205は、波長1.06
4μmで3dBの分岐比を有するファイバ型カップラ
ー、206、207、208は光学結合用のレンズ、2
09はカットオフ波長が0.9μmの光のローパスフィ
ルタ、210は偏光保持型のファイバである。
【0084】211は波長1.064μmのNd:YA
Gモードロックレーザから出力されたパルス幅100p
s,繰り返し100MHzの光パルス列を光変調器を用
いてあるコードで符号化した信号光パルスである。
【0085】211は信号光パルスであり、TM方向
(201の結晶のz軸方向)に偏光している。
【0086】212は波長1.064μmのNd:YA
Gモードロックレーザから出力されたパルス幅100p
s,繰り返し100MHzの光パルス列を光変調器を用
いて信号光パルス211とは異なるコードで符号化した
制御光パルスである。
【0087】この制御光パルス212は、TE方向(2
01の結晶のx−y面に平行)に偏光している。
【0088】213はスイッチングされた波長1.06
4μmの出力光パルスであり、信号パルス211と制御
光パルス212とのANDを意味している。
【0089】次に本実施例の動作について述べる。
【0090】本実施例では、実施例1と同様に、信号光
と制御光の光周波数を等しくし(ω1 =ω2 )、両光の
識別はその偏光方向の違いで行った。
【0091】非線形光学媒質201は、TM方向(z軸
方向)に偏光した信号光パルス211とTE方向(z軸
に垂直)に偏光した制御光パルス212の入射によりタ
イプIIのSH波の発生が可能な媒質で、実施例1で述
べたようにdeff =14.8pm/V、Δβ・L=0.
8πの値を有している。
【0092】信号光パルス211はこのSH波発生過程
を通じて位相変化を受ける。
【0093】次に、この位相変化を利用したスイッチン
グ機構について述べる。
【0094】本実施例では、3dBカップラー205と
非線形光学媒質201を偏波ビームスプリッター20
3、204および偏光保持フィイバ210を介して結合
し、信号光パルス211に対するループミラーを構成し
ている。
【0095】制御光パルス212がない状態では、この
ループミラーに入射した信号光パルス211は干渉効果
によって、レンズ207側のポートにもどされ(全反
射)、レンズ208側のポートからは出力されない。
【0096】これに対し、制御光パルス212を偏波ビ
ームスプリッター203を介して非線形光学媒質201
に入射した場合には、非線形光学媒質201を伝搬する
信号光パルス211の右周り成分と左周り成分にSH波
の発生に起因する位相差が生じ、結果としてループミラ
ーの全反射状態がくずれることにより信号光パルス21
1はレンズ208側のポートから出力光パルス213と
して出力される。
【0097】出力光パルス213は信号光パルス211
と制御光パルス212とが同時に存在する時に出力され
るので、このスイッチング動作はAND回路動作であ
る。
【0098】また、非線形光学媒質201から出力され
る制御光パルス212およびSH波は、それぞれ偏光ビ
ームスプリッター204と光ローパスフィルタ209に
よって遮断される。
【0099】本実施例においては、非線形光学媒質20
1の屈折率をEO効果によって調整しΔβの最適化を図
った結果、信号光パルス211のピークパワーが10
W、制御光パルス212のピークパワーが5Wの状態で
スイッチング動作が観測された。
【0100】(実施例3)図3は、本発明の第3の実施
例を示す構成図である。
【0101】図3において、301は有機結晶である2
−アダマンチルアミノ−5ニトロビリジン(AANP)
をコアとし、石英系多成分ガラスをクラッドとするファ
イバ型の非線形光学媒質であり、そのコア径は6μm、
ファイバ外径は1mm、ファイバ長Lは5mmであると
共に、そのファイバの伝搬方向は、AANPの結晶座標
のy−z面においてz軸から40.3度の方向を向いて
いる。
【0102】302は非線形光学媒質301のファイバ
に巻かれたヒータとその電源からなる温度調整器であ
る。
【0103】303はλ/2位相板、304、305は
偏光子、306は合波ミラー、307−a,−bは光結
合用レンズ、308はλ/4位相板、309は検光子、
310は波長1.55μmの光だけを透過する波長フィ
ルタである。
【0104】311は波長1.55μmのNaCl−F
センタモードロックレーザから出力されたパルス幅15
ps,繰り返し100MHzの光パルス列を光変調器を
用いてあるコードで符号化した信号光パルスである。
【0105】312は波長1.5μmのNaCl−Fセ
ンタモードロックレーザから出力されたパルス幅15p
s,繰り返し100MHzの光パルス列を変調器を用い
て信号光パルス311とは異なるコードで符号化した制
御光パルスである。
【0106】313はスイッチングされた波長1.55
μmの出力光パルスであり、信号光パルス311と制御
光パルス312のAND信号を意味する。
【0107】次に本実施例の動作について述べる。
【0108】非線形光学媒質301のコアであるAAN
Pは光の伝搬方向をy−z面内でz軸から40.2度の
方向にした場合に、波長1.5μmと波長1.55μm
の基本波に対するタイプIの和周波発生の位相整合条件
が満足される。
【0109】すなわち、両光をx軸方向に偏光させて入
力することにより、y−z面に偏光した和周波成分が得
られる。
【0110】本実施例では、位相変化を引き起こすため
の条件であるΔβ≠0を満足させるため非線形光学媒質
301のファイバの伝搬方向を40.2度ではなく4
0.3度に設定した。
【0111】計算によればΔβ・Lの値は約1.3πと
なり、請求項1の条件を満足する。
【0112】また、非線形光学定数deff は近似的にd
31・sin40.3°と表され、52pm/Vの値をとる。
【0113】非線形光学媒質301に信号光パルス31
1と制御光パルス312とを同時に入射した時のみ和周
波が発生し、どちらか一方の入射だけでは和周波数成分
は発生しない。
【0114】また、和周波の発生にともない、入射した
信号光パルスの位相が変化する。
【0115】次に、この位相変化によるスイッチング機
構について述べる。
【0116】信号光パルス311はλ/2位相板30
3、偏光子304、合波ミラー306を経て、非線形光
学媒質301に入射するが、その際、位相板303と偏
光子304を調整して、非線形光学媒質へ入射する信号
光パルスの偏光方向をAANPのx軸から45度傾けて
おく。
【0117】これに対し、非線形光学媒質301の出力
側に置かれたλ/4位相板308と検光子309の透過
偏光方向を調整して、非線形光学媒質301を伝搬して
きた信号光パルス311が検光子309を透過できない
ようにしておく。
【0118】従って、通常の状態において、信号光パル
ス311はこの光学系から出力されない。
【0119】次に、制御光パルス312を偏光子30
4、合波ミラー306を経て、その偏光をAANPのx
軸に合わせて非線形光学媒質301に入射すると、制御
光パルスとx軸方向に偏光した信号光パルス311の相
互作用によって和周波が発生し、信号光パルス311の
x軸成分の位相が変化する(y−z平面成分は変化しな
い)。
【0120】このx軸成分の位相変化により非線形光学
媒質301から出力された信号パルス311成分の偏光
方向が変化し、結果して信号光パルス311は、検光子
309を透過して出力光パルス313としてこの光学系
から出力される。
【0121】この出力光パルス313は、信号光パルス
311と制御光パルス312が同時に存在する時に出力
されるので、このスイッチング動作はAND回路動作で
ある。
【0122】また、非線形光学媒質301から出力され
る制御光パルス312および和周波成分は波長フィルタ
310によって遮断され光学系から出力されない。
【0123】本実施例においては、温度調整器302を
用いて非線形光学媒質301の温度を調整しΔβの最適
化を図った結果、信号光パルス311のピークパワーが
10W、制御光パルス312のピークパワーが10Wに
おいてスイッチング動作が観測された。
【0124】(実施例4)図4は、本発明の第4の実施
例を示す構成図である。
【0125】図4において、401はzカットのKTP
結晶基板、402は、KTP結晶基板401にRbイオ
ンを拡散することによって形成されたY分岐導波路、4
03、404はY分岐導波路402に連結した光路長L
=2cmのRb拡散の導波路である。
【0126】この導波路403、404の伝搬方向は、
x軸から40.2度の方向を向いている。
【0127】405、406はそれぞれ403、404
の導波路の上面および横側にSiO2 薄膜を挟んで形成
された電極、407、408は電極405、406に接
続された電圧電源である。
【0128】409は偏波ビームスプリッター、410
−a,−bは光結合レンズ、411、412は導波路4
03、404に光学的に結合した偏光保持光ファイバ、
413はファイバ412の一部が巻かれている圧電素子
(PZT)、414は圧電素子413用の電源、415
はファイバ411、412に結合した波長1.064μ
mの光に対して1:1の分岐比を有する偏波保持ファイ
バカップラー、416は偏光子である。
【0129】417は波長1.064μmのNd:YA
Gモードロックレーザから出力されたパルス幅100m
s,繰り返し100MHzの光パルス列を光変調器を用
いてあるコードで符号化した信号光パルスである。
【0130】この信号光パルス417はTM方向(40
1の結晶のz軸方向)に偏光している。
【0131】418は波長1.064μmのNd:YA
Gモードロックレーザから出力されたパルス幅100p
s,繰り返し100MHzの光パルス列を光変調器を用
いて信号光パルス417とは異なるコードで符号化した
制御光パルスである。
【0132】この制御パルス418は、TE方向(40
1の結晶のx−y面に平行)に偏光している。
【0133】419はスイッチングされた波長1.06
4μmの出力光パルスであり、スイッチングにより信号
光パルス417と制御光パルス418のAND信号で符
号化されることになる。
【0134】上記素子配置において導波路402、40
3、404とファイバ411、412、およびカップラ
ー415と一体化して信号光パルス417に対するマッ
ハツェンダー干渉計を構成している。
【0135】次に本実施例の動作について述べる。
【0136】本実施例では、信号光と制御光の光周波数
を等しくし(ω1 =β2 )、両光の識別はその偏光方向
の違いで行った。
【0137】非線形光学材料であるKTP結晶基板40
1は、z軸に垂直でx軸から約21.5度開いた方向を
光の伝搬方向とした場合に、波長1.064μmの基本
波に対してタイプIIの位相整合条件が満足され第2高
調波(SH波)の発生が可能となる。
【0138】すなわち、TMおよびTE方向に偏光した
基本波の入力により、TE方向に偏光した波長0.53
2μmのSH波が発生する。
【0139】この場合の非線形光学定数deff は近似的
に14.8pm/Vの値をとる。
【0140】本実施例では、位相変化を引き起こすため
の条件であるΔβ≠0を満足させるため導波路403、
404の電極405、406を介して電圧を加え、EO
効果による屈折率変化を利用してΔβ≠0とした。
【0141】具体的にはKTP結晶のz軸方向に電界を
加え、ポッケルス定数r33、r13を用いて導波路の屈折
率を変化させることによって和周波光の伝搬定数を調整
した。
【0142】この場合、導波路403、404に印加す
る電圧の極性を逆にすることによって、両導波路のΔβ
の符号を逆にし、両導波路間で発生する位相差の増大を
図った。
【0143】導波路403、404に印加する電界を調
整することによって両導波路のΔβ・Lの値を±π程度
にすることができた。
【0144】導波路402、403のファイバ411、
412を介してカップラー415と結合することによっ
て、信号光パルス417に対するマッハツェンダー干渉
計を構成した。
【0145】この場合、ファイバ412の光路長を圧電
素子413を用いて調整することにより、制御光パルス
418が入射しない状態では信号光パルス417が干渉
計から出力されない状態に設定した。
【0146】制御光パルス418は偏波ビームスプリッ
ター409を経て導波路402入射するが、この制御光
パルス418の入射により同時に入射した信号光パルス
417が導波路403、404内で位相変化を受ける。
【0147】ここで導波路403、404のΔβの符号
を逆にした効果により両導波路で発生する信号光パルス
417の位相変化の符号が逆になり、結果として両導波
路間の位相差は増倍する。この位相差により干渉計の零
出力状態がくずれ、結果として信号光パルス417が干
渉計から出力光パルス419として出力される。
【0148】この出力光パルス419は信号光パルス4
19と制御光パルス418とが同時に存在する時に出力
されるので、このスイッチング動作はAND回路動作で
ある。
【0149】また、カップラー415から出力される制
御光パルス418および和周波光は偏光子416によっ
て遮断される。
【0150】本実施例においては、信号光パルス417
および制御光パルス418のピークパワーがともに2W
においてスイッチング動作が観測された。
【0151】以上いくつかの非線形光学媒質を用いた実
施例について述べたが、これら以外の2次の非線形効果
を有する有機材料、半導体、酸化物結晶、光ファイバ等
を光学媒質とする全光型スイッチも本発明の範囲に含ま
れる。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2次の光非線形光学効果を用いることにより、高速でか
つ低パワーで動作するコンパクトで高効率の全光型スイ
ッチを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図3】本発明の第3実施例を示す構成図。
【図4】本発明の第4実施例を示す構成図。
【図5】位相変化Δφ1 の|Δβ|・L依存性を示す
図。
【図6】従来の全光型スイッチを示す構成図。
【符号の説明】
101…非線形光学媒質であるKTP導波路、 102…温度調整器、 103…−a、−b…光結合用のレンズ、 104、105…ハーフミラー、 106…偏波ビームスプリッター、 107…全反射ミラー、 108…偏光子、 109…信号光パルス、 110…制御光パルス、 111…出力光パルス、 201…非線形光学媒質であるKTP導波路、 202…電圧源、 203、204…ファイバカップラー型の偏波ビームス
プリッター、 205…ファイバ型3dBカップラー、 206、207、208…光結合用レンズ、 209…光のローパスフィルタ、 210…偏波保持ファイバ、 211…信号光パルス、 212…制御光パルス、 213…出力光パルス、 301…AANPコアファイバ、 302…温度調整器、 303…λ/2位相板、 304、305…偏光子、 306…合波ミラー、 307−a,−b…光結合用レンズ、 308…λ/4位相板、 309…検光子、 310…波長フィルタ、 311…信号光パルス、 312…制御光パルス、 313…出力光パルス、 401…KTP結晶基板、 402…KTPのY分岐導波路、 403、404…KTPの導波路、 405、406…電極、 407、408…電圧電源、 409…偏波ビームスプリッター、 410−a,−b…光結合レンズ、 411、412…偏光保持ファイバ、 413…圧電素子、 414…413の電源、 415…ファイバ型カップラー、 416…偏光子、 417…信号光パルス、 418…制御光パルス、 419…出力光パルス、 501…3次の非線形光学媒質、 502…信号光パルス、 503…制御光パルス、 504…偏光子、 505…合波ミラー、 506、507…結合レンズ、 508…波長フィルタ、 509…検光子、 510…スイッチングされた信号光パルス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 茂雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非線形光学効果を利用して、角周波数ω
    2 の制御光を用いて角周波数ω1 の信号光の強度を制御
    する全光型スイッチにおいて、 2次の非線形効果を有し媒質の複屈折を利用した和周波
    数の発生が可能な光路長Lの光学媒質を備え、 前記信号光と前記制御光の和周波光(角周波数ω3 =ω
    1 +ω2 )を発生する場合に、前記光学媒質内で前記信
    号光、前記制御光、および前記周波光の伝搬定数β1
    β2 、およびβ3 が 0<|β3 −β2 −β1 |<10π/L の関係を満足することを特徴とする全光型スイッチ。
  2. 【請求項2】 マッハツェンダー干渉計の構造を有し、
    前記マッハツェンダー干渉計の一方のアームに前記光学
    媒質が挿入されていることを特徴とする請求項1記載の
    全光型光スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記制御光と前記信号光を合波して前記
    光学媒質の一方の端に入射させる光結合手段と、前記光
    学媒質の他方の端から出力される前記信号光と前記制御
    光を分岐する光分岐手段と、2つの入力端子と2つの出
    力端子を持つ光カップラーを有し、 前記光カップラーの2つの出力端が前記光結合手段また
    は前記光分岐手段を介して前記光学媒質の両端にそれぞ
    れ光学的に結合されていることを特徴とする請求項1記
    載の全光型光スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記信号光と前記信号光に対してその偏
    光方向が45度傾いた前記制御光を合波して前記光学媒
    質に入射する光結合手段と、前記光学媒質の出力光の中
    から信号光のある偏光成分だけを選択して透過させる光
    フィルタリング手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の全光型スイッチ。
  5. 【請求項5】 マッハツェンダー干渉計の構造を有し、
    前記マッハツェンダー干渉計の両方のアームに前記光学
    媒質が挿入されており、一方のアーム1の前記非線形光
    学媒質中において前記信号光、前記制御光、および前記
    和周波光の伝搬定数β11、β21、β31が 0<β31−β21−β11<10π/L の関係を満足し、他方のアーム2の前記非線形光学媒質
    中において前記信号光、前記制御光、および前記和周波
    光の伝搬定数β12、β22、β32が 0>β32−β22−β12>−10π/L の関係を満足することを特徴とする請求項1記載の全光
    型光スイッチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08194238A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 非線形光学装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08194238A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 非線形光学装置

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