JPH06314534A - リレ−の切り換えを制御する制御装置 - Google Patents

リレ−の切り換えを制御する制御装置

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JPH06314534A
JPH06314534A JP6074342A JP7434294A JPH06314534A JP H06314534 A JPH06314534 A JP H06314534A JP 6074342 A JP6074342 A JP 6074342A JP 7434294 A JP7434294 A JP 7434294A JP H06314534 A JPH06314534 A JP H06314534A
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switching
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リレーの切り換えを交流入力のゼロ交差と同
期させるリレー駆動制御回路を提供する。 【構成】 制御回路17は、ラッチリレーK0 の動作の
同期をとり、その接点の寿命を延ばす。リレーK0 は、
Hブリッジ駆動回路22を使用して切り換えられる。2
段階遅延を用いて同期がとられる。第1の遅延は、移相
回路35によって与えられ、これは論理制御器20によ
り使用されるタイミング信号をゼロ交差に対して遅延す
る。第2の遅延は、ポテンショメータUR2を含む調整
可能なタイマー回路22によって与えられる。2つの遅
延は、切り換えコマンドを受け取った後の第2のゼロ交
差に一致する選択可能な時間にラッチリレーK0 をトリ
ップするように使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラッチリレーの制御に係
り、より詳細には、リレー接点の切り換えを同期する制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭のような設備に電気回路を設置する
場合に、照明器具や出力コンセントのような負荷装置に
電力を配電するために1つ以上の分岐回路が配線され
る。通常は、これらのコンセントや器具が分岐回路に固
定布線され、負荷装置自体において電力がオン又はオフ
に切り換えられる。例えば、照明器具は、スイッチを操
作するための引っ張りコードを含んでおり、小型の機器
は、電源スイッチを含んでいる。
【0003】最近の技術の進歩により、負荷装置を例え
ば遠隔切り換え又は調時切り換えするように自動制御す
ることが可能となり便利に行われている。1つのこのよ
うなシステムでは、全ての通信機能がマスターシステム
制御器に指令される。これにより、居住者は、制御パネ
ル又はスイッチがあるところであれば家庭内のどこから
でも、或いは自動車やオフィスのように電話があるとこ
ろであればどこからでも、融通性のある通信及び電力制
御を行うことができる。インテリジェンスをもたせた出
力コンセント又は器具ブロックは、個々の機器又は器具
を必要に応じて個々に自動的に制御することができる。
このためには、負荷装置への電力の切り換えを制御する
何らかの手段を設けなければならない。実際のところ
は、経費をかけずに且つ正確に切り換えを行わねばなら
ない。このような分野には、ラッチリレーを容易に適用
できることが分かっている。ラッチリレーは、正極性の
電圧に接続されたときにラッチしそして負極性の電圧に
接続されたときにラッチ解除する。
【0004】ラッチリレーは、リレーコイルと、該リレ
ーコイルにより切り換えられる電気接点とを含んでい
る。このリレー接点は、交流電源と負荷装置との間に接
続される。交流入力波形の非ゼロの点で接点の開閉を行
うと、アークが生じることがある。従って、この状態に
耐えるために、容量の大きなリレーを使用することが必
要となり、経費及びサイズの増加を招く。それ故、アー
クの発生を回避して小型のリレーを使用できるようにす
ることが要望される。アークの発生を最小にする公知の
手法は、接点の切り換えを交流ライン入力に同期させる
ことである。より詳細には、リレーの付勢時期を進ませ
て、予想接点切り換え時間が交流入力のゼロ交差又はそ
の付近で生じるようにリレーが制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】同期がとられないと、
切り換えはランダムに生じる。従って、アークが発生し
たりしなかったりする。これは望ましからぬ状態ではあ
るが、同期回路が適切にタイミングどりされない場合に
は、更に悪い状態となり、アークが常時発生することに
なる。そこで、ゼロ交差点又はその付近で切り換えを生
じるよう確保するに充分なタイミング及び調整を与える
同期機構を使用することが要望される。
【0006】本発明は、上記した1つ以上の問題を新規
で且つ簡単な仕方で解消するものである。
【0007】
【目的】即ち本発明は、リレー接点の切り換えを交流入
力のゼロ交差と同期したリレー制御回路を有する装置提
供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リレーの切り
換えを制御するための制御回路であって、上記リレー
は、リレーコイルと、該リレーコイルによって切り換え
られる電気接点とを有し、該接点は、使用中に、交流電
源と負荷との間に接続され、交流電力のゼロ交差と同期
して接点の開閉を行うようにされた制御回路において、
負荷を電源に選択的に接続し又は切断するように上記接
点を閉じ又は開くためのコマンド信号を発生するコマン
ド手段と;上記リレーコイルに接続されていて、上記リ
レーコイルの付勢を制御する制御可能なスイッチ回路
と;上記コマンド手段及び上記スイッチ回路に電気的に
接続されていて、上記コマンド手段からのコマンド信号
に応答して上記リレーコイルの切り換えにより上記接点
を開閉するように上記スイッチ回路を制御するためのス
イッチ制御回路とを具備し、該スイッチ制御回路は、上
記接点を開閉するコマンド信号の受信に続く交流電力の
第2のゼロ交差点又はその付近で上記接点が状態を変え
るように選択巾だけ上記リレーコイルの切り換えを遅延
するための時間遅延手段を備えた制御装置が提供され
る。
【0009】本発明の1つの特徴によれば、上記スイッ
チ制御回路は、上記コマンド信号に応答して切り換えコ
マンドを発生する論理制御回路と、該論理制御回路と上
記スイッチ回路との間に接続されていて、切り換えコマ
ンドに応答して上記スイッチ回路を駆動するための駆動
回路とを備えている。
【0010】本発明の別の特徴によれば、上記時間遅延
手段は、上記コマンド信号の受信に続き第1の巾だけ上
記切り換えコマンドの発生を遅延する第1遅延回路と、
上記駆動回路に作動的に接続されていて、上記切り換え
コマンドの受信に続き第2の巾だけ上記スイッチ回路の
駆動を遅延する第2遅延回路とを備えている。
【0011】本発明の更に別の特徴によれば、上記第1
遅延回路は、交流電力に対して移相された同期クロック
信号を発生する同期回路を備えている。
【0012】本発明の更に別の特徴によれば、上記第2
遅延回路は、上記切り換えコマンドによりトリガーされ
て上記第2の巾のパルスを発生するマルチバイブレータ
回路を備えている。
【0013】本発明の更に別の特徴によれば、上記第2
遅延回路は、上記マルチバイブレータ回路に接続された
可変抵抗器であって、上記リレーの切り換え時間に一致
するように上記第2の巾の長さを選択するための可変抵
抗器を備えている。
【0014】本発明の更に別の特徴によれば、上記第2
遅延回路は、第1及び第2の可変抵抗器と、上記切り換
えコマンドが上記接点を開くものであるか閉じるもので
あるかに基づいてこれら可変抵抗器の一方を上記マルチ
バイブレータ回路に作動的に接続する手段とを備えてお
り、上記可変抵抗器は、上記リレー接点を各々開閉する
ための切り換え時間に一致するように上記第2の巾の長
さを選択する。
【0015】本発明の別の特徴によれば、ラッチリレー
の切り換えを制御する制御回路であって、上記リレー
は、リレーコイルと、該リレーコイルによって切り換え
られる電気接点とを有し、該接点は、使用中に、交流電
源と負荷との間に接続され、交流電力のゼロ交差と同期
して接点の開閉を行うようにされた制御回路において、
負荷を電源に選択的に接続し又は切断するように上記接
点を閉じ又は開くためのコマンド信号を発生するコマン
ド手段と;上記リレーコイルに接続されていて、上記リ
レーコイルの付勢を制御する制御可能なスイッチ回路
と;上記コマンド信号に応答して切り換えコマンドを発
生する論理制御回路と;該論理制御回路と上記スイッチ
回路との間に接続されていて、上記切り換えコマンドに
応答してスイッチ回路を駆動するための駆動回路と;上
記接点を開閉するためのコマンド信号の受信に続く交流
電力のゼロ交差点又はその付近で上記接点が状態を変え
るように選択された巾だけ上記リレーコイルの切り換え
を遅延するための時間遅延手段を備えた制御回路が提供
される。この時間遅延手段は、上記コマンド信号の受信
に続き第1の巾だけ上記切り換えコマンドの発生を遅延
する第1遅延回路と、上記駆動回路に作動的に接続され
ていて、上記切り換えコマンドの受信に続き第2の巾だ
け上記スイッチ回路の駆動を遅延する第2遅延回路とを
備えている。
【0016】本発明の更に別の特徴によれば、ラッチリ
レーの切り換えを制御する方法であって、上記リレー
は、リレーコイルと、該リレーコイルによって切り換え
られる電気接点とを有し、該接点は、使用中に交流電源
と負荷との間に接続され、上記方法は、接点の開閉を交
流電力のゼロ交差と同期するものであって、上記負荷を
電源に選択的に接続するか又は切断するように上記接点
を閉じるか又は開くためのイネーブルコマンドを受け取
り、このイネーブルコマンドに応答して切り換えコマン
ドを発生し、この切り換えコマンドは、上記イネーブル
コマンドに対して第1の時間巾だけ遅延され、この切り
換えコマンドを受け取ってリレー駆動信号を発生し、こ
の駆動信号は、上記切り換えコマンドに対して第2の時
間巾だけ遅延され、そしてリレーコイルに接続されたス
イッチ回路を制御し、上記接点を開閉するためのコマン
ド信号の受信に続く交流電力のゼロ交差又はその付近で
接点の状態が変化するように上記駆動信号に応答してリ
レーコイルの付勢を制御するという段階を備えた方法が
提供される。
【0017】本発明の特徴によれば、上記制御段階は、
上記切り換えコマンドに応答するように上記スイッチ回
路に指令するが、上記第2の時間巾が完了するまでスイ
ッチ回路の切り換えを禁止することを含む。
【0018】本発明の別の特徴によれば、上記制御段階
は、リレーを動作する制御パルスを与えるように第3の
時間巾の間上記スイッチ回路を制御することを含む。
【0019】より詳細には、上記制御は、接点の寿命を
延長するためのラッチリレーの同期動作に関する。リレ
ーは、Hブリッジ駆動回路を用いて切り換えられる。同
期は2段階遅延を用いて行われる。第1の遅延は、論理
制御器により使用されるタイミング信号をゼロ交差に対
して遅延する移相器によって与えられる。第2の遅延
は、ポテンショメータを含む調整可能なタイマー回路に
よって与えられる。これら2つの遅延は、切り換えコマ
ンドを受け取った後の第2のゼロ交差に一致する選択可
能な時間にラッチリレーをトリップするように使用され
る。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を
詳細に説明する。図1には、本発明によるスイッチ式電
源コンセント10が示されている。このスイッチ式電源
コンセント10は、各々ハウジング16に収容された第
1及び第2の出力コンセント12及び14を備えてい
る。各出力コンセント12及び14は、従来の3ピンプ
ラグを受け入れ、それに電力を選択的に供給するもので
ある。図示された出力コンセント12及び14は、デー
タ通信のための更に別のコンセント構造体を備えている
が、これは本発明には関連していないので、ここでは述
べない。
【0021】図2ないし図4には、スイッチ式電源コン
セント10の制御回路17が示されている。一般に、こ
の制御回路17は、電源回路18と、第1の出力コンセ
ント12を制御するための第1ラッチリレーK0 と、第
2の出力コンセント14を制御するための第2ラッチリ
レーK1とを備えている。第1のスイッチ回路22は、
電源18からの電力を第1ラッチリレーK0 に選択的に
接続する。第2スイッチ回路24は、電源18からの電
力を第2ラッチリレーK1に選択的に接続する。これら
スイッチ回路22及び24は、論理制御器20からの指
令を受ける各駆動回路26及び28によって駆動され
る。
【0022】出力コンセント12と14は各々同じ構造
のものであり、それに関連したラッチリレーK0 とK
1、スイッチ回路22と24、駆動回路26と28も同
様である。簡単化のため、第1の出力コンセント12に
関連した部品についてのみ詳細に述べるが、第2の出力
コンセントに対する対応部品も同様に機能することを理
解されたい。
【0023】ラッチリレーK0 は、リレーコイル30
と、該リレーコイルによって切り換えられる電気接点3
2とを備えている。リレーコイル30は、正極性の電圧
に接続されたときはラッチし、負極性の電圧に接続され
たときはラッチ解除する。
【0024】本発明によれば、ラッチリレーK0 は永久
磁化されており、正極性の比較的高い電流によって作動
されると、そこに含まれたプランジャが磁力で作動位置
に保持され、接点32を閉じる。逆極性の電流がリレー
コイル30に接続されると、磁界が減少されて、スプリ
ング力によりプランジャが非ラッチ位置へ復帰され、接
点32を開く。ラッチリレーK0 は従来構造のものであ
る。
【0025】電源回路18は、通常の交流120V電源
に接続された端子ブロック34を備えており、これは、
活線H、中性線N及び接地線Gと示された端子を有して
いる。電気端子32は、活線端子Hと、出力コンセント
12の活線端子との間に接続され、これに電力を選択的
に付与する。出力コンセント12の中性及び接地端子
は、入力端子ブロック34の対応する端子に接続されて
いる。
【0026】電源回路18は、端子ブロック34を経て
120V電源に接続されている。変圧器T2は入力電圧
を降圧し、これは全波ブリッジ整流器BR1によって整
流される。この整流器BR1は、抵抗器R44を経て蓄
積キャパシタC13に接続され、ラッチリレーK0 ,K
1を駆動するための無調整の直流電圧HIGH+が形成
される。又、電圧調整回路36がブリッジ整流器BR1
及び変圧器T1の第2タップに接続され、論理制御器2
0を含む種々の部品を付勢するための調整された電圧V
CCが形成される。この電圧調整器36は、例えば、モ
トローラ社で製造されたMC34160マイクロプロセ
ッサ電圧レギュレータ監視回路である。
【0027】この電圧調整器36は、入力+CMP及び
−CMPと、出力CMP0 とを有する比較回路を備えて
いる。又、整流器BR1は、平衡電圧分割器として働く
ように接続された抵抗器R14,R15,R16,R1
7及びR18より成る抵抗ブリッジ37に接続されてい
る。このブリッジ37は、電圧調整器36の比較器の入
力に接続されている。この比較器の入力は、変圧器T2
の二次側の交流信号に同期した方形波信号である。電圧
調整器36の比較器はハードリミッタの機能を与え、そ
の出力はラインACSYNCの方形波同期信号であり、
これは移相回路35に入力される。
【0028】移相回路35は、プルアップ抵抗器R21
と、抵抗器R48及びキャパシタC10より成る積分器
とを備え、これは比較器U4Cの非反転入力に接続され
る。比較器U4Cの反転入力には、ブリッジ回路37か
らの基準電圧が接続される。比較器U4Cの出力は、ラ
インACSYNPの方形波出力信号であり、これは、ラ
イン電圧と同じ周波数であるが、位相が90度ずらされ
ている。この信号は、論理制御器20へ入力され、カウ
ンタを駆動すると共にオン及びオフ制御パルスを調時出
力するために論理制御器20により交流同期基準として
使用される。
【0029】抵抗器R48及びキャパシタC10より成
る積分器は、ローパスフィルタとしても動作し、変圧器
T2の二次側からのノイズや過渡成分をフィルタ除去す
る。ハードリミッタの後にローパスフィルタを使用する
ことにより、同期信号は過渡成分から良好に免れるよう
になり、ノイズと干渉するおそれが低減される。ハード
リミッタの後にフィルタを使用する場合に、フィルタ回
路は、電圧調整器36の比較器からの出力である5ボル
トのパルスで動作するだけでよい。従って、ハードリミ
ッタにより過渡成分が切除される。
【0030】リセットバッファ回路33は、電圧調整器
36に接続された比較器U4Dを備え、これはリセット
信号をラインRESETに発生する。このラインRES
ETは、論理制御器20に接続されていて、これにパワ
ーオン(電源オン)リセット信号を与える。
【0031】スイッチ回路22は、ブリッジ構成に接続
されたトランジスタQ4,Q5,Q6及びQ7を含むH
ブリッジ回路を備えている。このHブリッジのスイッチ
回路22は、ラッチリレーK0 に接続される電圧HIG
H+の極性を制御する。より詳細には、トランジスタQ
5及びQ6は、リレーコイル30に正極性を接続してリ
レーをラッチするために同時に切り換えられる。トラン
ジスタQ4及びQ7は、リレーコイル30に負極性を接
続するために同時に切り換えられる。このように、リレ
ーコイル30は、蓄積キャパシタC13に蓄積されたエ
ネルギーを用いて低電圧駆動回路から付勢される。
【0032】リレーK0 は、残留磁気型のもので、これ
を動作するには良好に定められたパルスを必要とする。
このパルスは、以下に述べる駆動回路26によって発生
される。ラッチ解除中の過剰磁化を回避するために、ト
ランジスタQ7と接地との間には電流制限抵抗器R23
が接続されている。この抵抗器R23は、負のアンペア
ターンがラッチを逆転するためのゼロ磁束密度を形成す
るよう確保する。より詳細には、電流制限抵抗器R23
は、リレーコイル30の不所望な負の磁束密度を防止す
る。
【0033】駆動回路26は、論理制御器20から受け
取られるコマンドによって制御される。論理制御器20
は、規定の機能を実行するための固定布線ゲート及びラ
ッチを含む集積回路であってもよいし、或いは特定の用
途に必要な論理信号を発生するようにプログラムされた
通常のマイクロコントローラであってもよい。論理制御
器20は、3本のライン、即ち制御駆動ラインCDRV
0 、スイッチ制御ラインSWCON0 及びフィードバッ
クラインFBK0 Xを経て駆動回路26と通信する。
【0034】駆動回路26は、フリップ−フロップU3
Aと、比較器U4Aと、単安定マルチバイブレータU5
A及びその関連部品を含む遅延回路27とを備えてい
る。
【0035】フリップ−フロップU3Aは、型式74H
C74回路チップである。マルチバイブレータU5A
は、トリガー入力がCDRV0 ラインに接続された型式
TLC556C回路チップである。その出力Qは、ライ
ンDELAY0 を経てフリップ−フロップU3Aのクロ
ック入力に接続される。フリップ−フロップU3Aのデ
ータ出力は、論理制御器20からのSWCON0 ライン
に接続される。そのSD端子は、リセットラインRES
ETに接続される。その非反転出力は、ラインFBK0
に接続され、これは、リレーK0 をラッチするようにH
ブリッジ回路22を制御するためのトランジスタQ8を
駆動する。その反転出力は、ラインFBK0 Xに接続さ
れると共に、リレーK0 のラッチ解除するようにHブリ
ッジスイッチ回路22を制御するためのトランジスタQ
9に接続される。又、この反転出力は、以下に述べるよ
うに、論理制御器20にリレー状態の間接的なフィード
バックを与えるのにも用いられる。
【0036】遅延回路のマルチバイブレータU5Aは、
ワンショット又はシングルショットとも称するが、RC
入力により決定された巾をもつパルスを端子DIS及び
THRに発生する。これらの端子は、ポテンショメータ
VR1を含む動作遅延回路38を経てフリップ−フロッ
プU3Aの非反転出力に接続されると共に、解除遅延回
路40を経てフリップ−フロップU3Aの反転出力に接
続され且つキャパシタC7に接続される。ポテンショメ
ータVR1及びVR3は、マルチバイブレータU5Aか
らのワンショットパルス信号の巾を選択的に調整するの
に使用される。より詳細には、ラッチリレーK0 の切り
換えが入力電力のゼロ交差に一致するように遅延を選択
することができる。ラッチモード、即ちフリップ−フロ
ップU3Aがセットされたときには、その非反転出力が
高レベルとなり、従って、パルス巾は動作遅延回路38
によって制御される。ラッチ解除モード、即ちフリップ
−フロップU3Aがリセットされたときには、その反転
出力が高レベルとなり、従って、パルス巾は解除遅延回
路40によって選択される。
【0037】マルチバイブレータU5Aの出力は、ダイ
オードD3を経て比較器U4Aの反転入力にも接続され
る。この反転入力には、キャパシタC6及び抵抗器R2
8の並列組合体も接続されている。比較器U4Aの非反
転入力は、抵抗器R32とR30の接合部に接続され、
これら抵抗器は、VCCノードとマルチバイブレータU
5Aの出力との間に直列に接続されている。比較器U4
Aは、例えば、型式LM339の回路チップである。比
較器U4Aの出力は、各トランジスタQ8及びQ9のエ
ミッタに接続され、そのコレクタは、各Hブリッジトラ
ンジスタQ4及びQ5と、Q6及びQ7に接続されてい
る。
【0038】駆動回路26は、リレー状態の間接的なフ
ィードバックを使用する。それ故、フィードバックがリ
レーK0 の状態を正確に表すように確保することが必要
である。電圧感知回路42は、禁止回路44と共に動作
し、電圧が低過ぎてオン切り換えを確保できない場合に
ラッチリレーコイル30のパルス付勢を禁止する。さも
なくば、フリップ−フロップU3Aの状態が、リレーK
0 と同期ずれすることになる。
【0039】感知回路42は、ツェナーダイオードZD
1及びZD2を含み、これらは抵抗器R49と直列にH
IGH+電源に接続される。又、このHIGH+電源
は、トランジスタQ16のコレクタにも接続され、該ト
ランジスタのベースは、抵抗器R49とツェナーダイオ
ードZD1との接合部に接続されている。トランジスタ
Q16のエミッタは、Hブリッジ駆動回路22に接続さ
れたノード18+に接続されている。禁止回路44は抵
抗器R45を含み、これは、ツェナーダイオードZD1
とZD2の接合部とマルチバイブレータU5Aのリセッ
ト端子とに接続される。マルチバイブレータU5Aの出
力には付加的な抵抗器R50が接続されている。
【0040】本発明のここに示す実施例では、ラッチリ
レー30は、論理制御器20により発生されたコマンド
信号に応答して制御される。これらのコマンド信号は、
論理制御器20のデータ入力に接続されたマスターシス
テム制御器又はウオールスイッチ(図示せず)のような
遠隔装置から受け取ったコマンドに応答して発生され
る。インテリジェントな出力コンセントを構成する本発
明のここに示す実施例では、出力コンセント12に作動
的に関連したセンサ46からコマンドが受け取られる。
より詳細には、センサ46は、出力コンセント12に挿
入されるプラグPの有無を感知するプラグ存在センサよ
り成る。実際に、センサ46は、プラグPが出力コンセ
ント12に挿入されたときにその刃によって光線を遮断
するように構成された光源及び光センサを備えている。
センサ46は、電力イネーブルラインPWREN0を経
て論理制御器20へフィードバックを与える。この信号
は、プラグが出力コンセント12に挿入されたときには
リレーK0 をラッチするコマンドであり、プラグが出力
コンセント12から取り外されたときにはリレーK0を
ラッチ解除するコマンドである。
【0041】図5は、制御回路18の動作を制御するた
めに論理制御器20によって与えられる機能を示す流れ
線図である。論理制御器22は、ラッチリレーK0 を遠
隔制御するといった多数の種々の機能を実行するように
構成される。図5に示す流れ線図は、プラグの有無に応
答して出力コンセント12を自動制御することに関連し
た機能の一部分である。
【0042】制御はステップ50で開始し、次いで、判
断ブロック52において、論理制御器20への電力イネ
ーブルラインPWREN0 に変化が生じたかどうかの判
断がなされる。もしなければ、ルーチンは終了となる。
プラグPが出力コンセント12に挿入されるか又はそこ
から取り外されてセンサ46からの入力の状態が変わっ
たときには変化が生じる。PWREN0 ラインにおいて
変化が感知されると、判断ブロック54において、その
変化は、プラグが出力コンセント12に存在すること、
即ちPWREN0 ラインが低レベルに向かうことを表し
ているかどうかの判断がなされる。もしそうであれば、
ブロック56においてスイッチ制御ラインSWCON0
が高レベルにセットされ、ルーチンは終了する。もしそ
うでなければ、ブロック58においてスイッチ制御ライ
ンSWCON0 が低レベルにセットされ、ルーチンは終
了する。
【0043】スイッチ制御ラインSWCON0 が高レベ
ルになると、スイッチ制御回路26は、Hブリッジ回路
24を制御して、正極性のパルスをリレーコイル30に
発生させ、接点32を閉じて、出力コンセント12に通
電するようにする。逆に、スイッチ制御ラインSWCO
N0 が低レベルになると、スイッチ制御回路26によっ
て移行状態が感知され、Hブリッジ回路24はリレーコ
イル30に負極性のパルス発生し、接点32を開いて、
出力コンセント12を不作動にする。
【0044】図6は、ラッチリレーK0 の制御に関連し
た信号レベルを示すタイミング図である。このタイミン
グ図は、始動時の、即ちラッチリレーK0 が非ラッチ状
態にあってその接点32が開いているときの回路の信号
レベルを最初に示している。更に、このタイミング図
は、変圧器T2の二次側の交流入力電圧VIN、ラインA
CSYNC,ACSYNP,CDRV0 ,SWCON0
,DELAY0 ,FBK0 ,FBK0 X,DRIVE0
における論理信号、及びリレーK0 に印加される電力
の状態を示している。又、このタイミング図は、交流入
力電流IINも示している。入力電流は感知されないが、
負荷のリアクタンスに基づいて電圧よりある量だけ遅れ
ている。ここに示すタイミング図では、入力電流は、負
荷のリアクタンスに基づいて入力電圧よりも若干遅れる
ものと仮定する。より詳細には、大型モータ負荷に流れ
る電流の典型的な位相遅延である約70度だけ入力電流
が入力電圧より遅れるものと仮定する。
【0045】変圧器T2の二次側の電圧は、交流電源に
おいて通常そうであるように正弦波信号である。上記し
たように、ACSYNC信号は、変圧器の二次側出力と
同じ周波数及び位相の方形波である。移相回路35は、
ACSYNC信号に対して90度移相された信号をライ
ンACSYNPに発生する。この同期信号は、論理制御
器により、同期基準として使用される。このように、移
相器35は、時間遅延回路として働いて、90度の移相
ずれに対応する時間T0 とT1 との差で表された第1の
巾の時間遅延を与える。この第1の時間遅延は、交流入
力のゼロ交差に対してリレーK0 を同期して切り換える
のに使用される。
【0046】リレーK0 のラッチ又はラッチ解除を指令
する信号は、論理制御器20から発生される。論理制御
器20は、リレー切り換えをトリガーするための所望の
パラメータ、例えば、電力イネーブルコマンドPWRE
N0 に基づいて動作することができる。或いは又、ユー
ザがプッシュボタンやトグルスイッチを操作するのに応
答してコマンドを発生してもよいし、日時に基づいてコ
マンドを発生してもよいし、論理制御器20がプログラ
ムされた他のパラメータに基づいてコマンドを発生して
もよい。
【0047】リレーの所望の状態は、スイッチ制御ライ
ンSWCON0 の論理状態によって指令される。このラ
インが論理高レベルであるときには、リレーK0 をラッ
チすることが所望され、一方、このラインが論理低レベ
ルであるときには、リレーK0 をラッチ解除することが
所望される。実際の切り換えは、時間T1 に制御器20
から制御駆動出力ラインCDRV0 を経てパルスが送信
されたときに生じる。実際に、時間T1 は、センサ46
からのコマンド信号の受信に続くラインACSYNPの
同期信号によって決定される。図示されたように、これ
は、スイッチ制御ラインSWCON0 上の高レベルに向
かう信号の先縁と一致する。CDRV0ラインのパルス
はマルチバイブレータU5Aをトリガーし、DELAY
0 ラインにおけるその出力は、通常の回路遅延を無視し
て、時間T0 に高レベルとなる。マルチバイブレータU
5Aの出力は、フリップ−フロップU3Aをクロック
し、従って、その非反転出力は、SWCON0 ラインの
信号であるデータ入力の状態、即ち高レベル、をとる。
これに対し、FBK0 Xラインの反転出力は低レベルと
なる。従って、ラッチトランジスタQ8は、リレーコイ
ル30をラッチするようにHブリッジ回路22を制御し
なければならないというコマンドをそのベースに受け取
る。しかしながら、比較器U4AからのラインDRIV
E0 の信号は高レベルであり、トランジスタQ8及びQ
9は動作が禁止される。
【0048】ラインDELAY0 の信号は、時間T1 か
らT2 までの選択時間巾t1 の間に高レベルに保たれ、
これは、ポテンショメータVR1の選択抵抗及びキャパ
シタC7によって決定される。DELAY0 出力が時間
T2 において低レベルになると、比較器U4Aの出力、
即ちDRIVE0 ラインの信号は、低レベルとなり、ト
ランジスタQ8及びQ9をイネーブルする。FBK0 ラ
インに接続されたトランジスタQ8はオンに切り換えら
れ、一方、FBK0 Xラインに接続されたトランジスタ
Q9はオフのままであり、従って、Hブリッジ回路は正
極性の電力をラッチリレーコイル30に接続する。比較
器U4Aの出力は、キャパシタC6及び抵抗器R28に
よって決定された時間巾t2 の間、時間T3 まで、低レ
ベルに保たれる。この時間巾t2 は、リレーK0 が時間
T3 の若干前の時間T4 にラッチして接点32を閉じる
ようにするに充分な巾となるように選択される。その
後、Hブリッジ回路22はディスエイブルされ、リレー
K0 はラッチ状態に保持される。リレーの間接的なフィ
ードバック状態は、論理制御器20によりFBK0 Xラ
インの状態として読み取られ、低論理信号がリレー接点
32の閉成を表すことを確認する。
【0049】いかなるリレーも、そのコイルに電力を付
与するか又は電力を除去したときから接点が各々閉じる
か又は開くまでの時間を表す特性ターンオン又はターン
オフ時間を有している。この特性は、リレーごとにばら
つきがある。ここに示すタイミングでは、これは、時間
T2 とT4 との時間差で表されている。リレーの切り換
え時間に関連した時間T2 は、交流入力電圧のゼロ交差
より進むように選択される。これは、図示されたよう
に、変圧器T2からの交流電力信号のゼロ交差において
時間T4 が生じるように時間巾t1 を変えることによっ
て行われる。より詳細には、本発明によれば、移相回路
35により与えられる第1の時間遅延と、第2の時間遅
延t1 は、論理制御器20によるコマンド信号の受信の
後に供給電圧の第2のゼロ交差時に時間T4 が生じるよ
うに選択される。特定のラッチリレーK0 のばらつきを
考慮するために、ポテンショメータVR1は、時間巾t
1 を減少又は増加するように変えることができ、ひいて
は、時間T2 を制御してゼロ交差時に接点を閉じるよう
に変えることができる。
【0050】リレー接点の閉成は交流電圧のゼロ交差又
はその付近で生じるのが好ましい。リレー接点の開成
は、交流電流のゼロ交差又はその付近で生じるのが好ま
しい。上記のように、時間T2 は、接点が入力電圧VIN
のゼロ交差又はその付近で閉じるように選択される。本
発明によれば、接点を開く場合にも同様の機構が使用さ
れるが、接点の開成は、曲線VIN及びIINで表されたよ
うに入力電圧と電流との選択位相差70度に対応する時
間だけ更に遅延される。
【0051】リレー接点32は、時間T6 にリレーK0
をラッチ解除するように指令されるまで閉じたままであ
り、このときには、スイッチ制御ラインSWCON0 が
論理低レベルに変化しそして制御駆動ラインCDRV0
が高レベルになる。この時間T5 は、ラインACSYN
Pの同期信号に一致するが、電圧と電流との間の位相差
70度に対応する時間t4 だけ遅延されている。この遅
延は、論理制御器20において実施されてもよいし、又
は個別の遅延回路(図示せず)で与えられてもよい。そ
の結果、DELAY0 信号は、ポテンショメータVR3
により選択された解除遅延で選択された時間巾t3 の
間、時間T6 まで、高レベルであり、この時間T6 には
DRIVE0 出力が低レベルとなって、時間巾t2 の
間、低レベルに保持され、時間T7 までリレーK0 に負
極性のパルスを与える。又、時間t2は、時間T7 の前
の時間T8 にラッチ解除して接点32を開くよう選択さ
れる。間接フィードバック信号ラインFBK0 Xは論理
高レベルとなって、接点32が開放状態にあることを指
示する。
【0052】接点を閉じる場合と同様に、遅延時間t3
は、移相回路35により遅延時間及び位相遅延のための
遅延t4 と共に、論理制御器20によるコマンドを受信
した後の入力の第2のゼロ交差に対応する時間T8 に接
点を開くようにさせる。
【0053】ラインHIGH+の直流電力がリレーK0
を切り換えるには不充分であることが電圧感知回路42
によって決定された場合には、禁止回路44がマルチバ
イブレータU5Aをリセットし、フリップ−フロップU
3Aのクロック動作又は比較器U4Aを経ての切り換え
を防止し、リレーK0 がその現在状態に保たれるように
する。従って、クロック信号の禁止により、リレーの状
態も変化しないし、フリップ−フロップU3Aからのフ
ィードバックの状態も変化しない。このフィードバック
情報は、論理制御器20により、リレーの状態を変化さ
せるように更に試みるか又は必要に応じてアラームやエ
ラーモードに入らせるように使用することができる。
【0054】上記したラッチリレー制御回路は、ラッチ
リレーK0 の制御に関連して出力コンセント12への電
力を制御するのに使用される。ラッチリレーを制御する
同じ回路を使用して照明器具のような電気器具へ電力を
付与することもできる。この場合には、出力コンセント
12が、このような器具又は他の電気負荷へ接続するた
めの端子ブロックに置き換えられる。
【0055】制御回路26及びスイッチ回路22は電気
部品として概略的に示されたが、このような機能はマイ
クロプロセッサにおいてソフトウェアで実行することも
できる。更に、メモリ素子として働くフリップ−フロッ
プU3Aは、ラッチリレーやバッテリバックアップのメ
モリ回路やEEPROMメモリ回路のような不揮発性メ
モリ素子と置き換えてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、リレーの切り換えを交流入力のゼロ交差と同期
させるリレー駆動回路が提供された。この回路は、リレ
ー接点のアーク発生を最小にし、適切な同期を確保する
に充分な時間遅延を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチ式電源コンセントの斜視
図である。
【図2】図1のコンセントの回路の一部を示す回路図で
ある。
【図3】図1のコンセントの回路の一部を示す回路図で
ある。
【図4】図1のコンセントの回路の一部を示す回路図で
ある。
【図5】図3の論理制御器の動作を示すフローチャート
である。
【図6】図2ないし図4の回路の種々の部品によって発
生される信号を示すタイミングである。
【符号の説明】
10 スイッチ式電源コンセント 12,14 出力コンセント 16 ハウジング 17 制御回路 18 電源回路 20 論理制御器 22,24 スイッチ回路 26,28 駆動回路 27 遅延回路 30 リレーコイル 32 電気接点 33 リセットバッファ回路 34 端子ブロック 35 移相回路 36 電圧調整回路 37 ブリッジ回路 38 動作遅延回路 40 解除遅延回路 42 電圧感知回路 44 禁止回路 46 センサ T2 変圧器 K0 ,K1 ラッチリレー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレーK0 の切り換えを制御するための
    制御回路17であって、上記リレーK0 は、リレーコイ
    ル30と、該リレーコイルによって切り換えられる電気
    接点32とを有し、該接点は、使用中に、交流電源34
    と負荷12との間に接続され、交流電力のゼロ交差と同
    期して接点の開閉を行うようにされた制御装置におい
    て、負荷を電源に選択的に接続し又は切断するように上
    記接点を閉じ又は開くためのコマンド信号を発生するコ
    マンド手段46と、上記リレーコイルに接続されてい
    て、上記リレーコイルの付勢を制御する制御可能なスイ
    ッチ回路22と、上記コマンド手段及び上記スイッチ回
    路に電気的に接続されていて、上記コマンド手段からの
    コマンド信号に応答して上記リレーコイルの切り換えに
    より上記接点を開閉するように上記スイッチ回路を制御
    するためのスイッチ制御回路20,26とを具備し、上
    記スイッチ制御回路は、上記接点を開閉するコマンド信
    号の受信に続く交流電力の第2のゼロ交差又はその付近
    で上記接点が状態を変えるように選択巾だけ上記リレー
    コイルの切り換えを遅延するための時間遅延手段35,
    27を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチ制御回路20,26は、上
    記コマンド信号に応答して切り換えコマンドを発生する
    論理制御回路20と、該論理制御回路と上記スイッチ回
    路22との間に接続されていて、切り換えコマンドに応
    答して上記スイッチ回路22を駆動するための駆動回路
    26とを備えている請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記時間遅延手段35,27は、上記コ
    マンド信号の受信に続いて第1の巾だけ上記切り換えコ
    マンドの発生を遅延する第1遅延回路35と、上記駆動
    回路26に作動的に接続されていて、上記切り換えコマ
    ンドの受信に続いて第2の巾だけ上記スイッチ回路22
    の駆動を遅延する第2遅延回路27とを備えている請求
    項2に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 上記第1遅延回路35は、交流電力に対
    して移相された同期クロック信号の発生する同期回路を
    備えている請求項3に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記第2遅延回路27は、上記切り換え
    コマンドによってトリガーされて上記第2の巾のパルス
    を発生するマルチバイブレータ回路U5Aを備えている
    請求項3に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 上記第2遅延回路27は、上記マルチバ
    イブレータ回路に接続された可変抵抗器VR1であっ
    て、上記リレーの切り換え時間に一致するように上記第
    2の巾の長さを選択するための可変抵抗器を備えている
    請求項5に記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 上記第2遅延回路27は、第1及び第2
    の可変抵抗器VR1,VR2と、上記切り換えコマンド
    が上記接点32を開くものであるか閉じるものであるか
    に基づいてこれら可変抵抗器の一方を上記マルチバイブ
    レータ回路U5Aに作動的に接続する手段U3Aとを備
    えており、上記可変抵抗器VR1,VR2は、上記リレ
    ー接点32を各々開閉するための切り換え時間に一致す
    るように上記第2の巾の長さを選択する請求項5に記載
    の制御装置。
  8. 【請求項8】 上記同期回路は、交流電力から方形波信
    号を発生するための整流回路BR1と、この整流回路に
    作動的に接続されていて、上記第1の巾に対応する量だ
    けこの方形波信号を移相するための移相回路35とを備
    えている請求項4に記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 上記同期回路は、更に、上記整流回路と
    上記移相回路との間に配置されたノイズ除去回路を備
    え、このノイズ除去回路は、上記方形波信号の大きさを
    制限するための比較器U4Cと、その制限された方形波
    信号をフィルタするためのRCフィルタ回路R48,C
    10とを備えている請求項8に記載の制御装置。
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US08/035,850 1993-03-23
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