JPH06314224A - フォルダ更新方法 - Google Patents

フォルダ更新方法

Info

Publication number
JPH06314224A
JPH06314224A JP6078479A JP7847994A JPH06314224A JP H06314224 A JPH06314224 A JP H06314224A JP 6078479 A JP6078479 A JP 6078479A JP 7847994 A JP7847994 A JP 7847994A JP H06314224 A JPH06314224 A JP H06314224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folder
objects
query
update
criteria
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6078479A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenneth A Bushaw
ケネス・アレン・ブシャウ
Glenn A Pearson
グレン・エイ・ペアーソン
John M Salvadore
ジョン・エム・サルバドル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH06314224A publication Critical patent/JPH06314224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが単一のフォルダ内に一緒に編成され
るオブジェクトを手操作により選択し、そのフォルダの
現在性を保守するために、手操作によりその選択を更新
する必要性を除去する。 【構成】 ファイル管理システム及びフォルダ内に編成
される複数のオブジェクトを有するコンピュータが提供
される。ファイル管理システムはフォルダの自動的保守
を可能とする。照会基底が各フォルダに対し生成され、
本方法はフォルダ内容の記述を含む。すなわち、照会基
底はフォルダの内容として含まれるオブジェクトの基準
を記述する。予め指定される間隔またはトリガ事象に際
し、フォルダの内容がファイル管理システムにより自動
的に更新される。これによりユーザは関連オブジェクト
をフォルダにファイリングする作業から解放され、フォ
ルダの内容が常に完全であり、最新であることが保証さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ・システ
ムにおけるデータ管理に関し、特に、オブジェクトをサ
ブセットまたはフォルダに自動的に編成することによ
り、それらをコンピュータ・システム内で管理する改良
された方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の管理は任意のタイプのコンピュー
タ・システムの特有の問題である。一般的に言って、要
求される事は、単純なアクセス及び使用を提供するよう
に、様々なタイプのオブジェクトを編成することにあ
る。この問題は、オフィス・オートメーションに直面す
る要求を考慮することにより説明される。
【0003】オフィス・オートメーションは、組織が情
報を管理するための様々なコンピュータ・アプリケーシ
ョンで使用される一般用語である。手紙、レポートを電
子的に記憶及び検索する事務、電子的に文書を配布する
事務、テキストを有するデータ・ファイルを統合する事
務、及びオフィスの職員の日々の活動を一般に支援する
事務を可能とするアプリケーションが、この用語の傘下
に入る。
【0004】非自動化環境の場合同様、自動化オフィス
は、情報に対し作業しなければならないユーザが全ての
関連情報を迅速且つ容易に獲得するために、同様の情報
を1つの場所で容易に検索及びクラスタ化するように、
文書を編成する必要を有する。非自動化環境では、これ
はしばしばユーザが関連文書を単一のカードボード・フ
ォルダにファイリングし、次にデスクまたはファイル・
キャビネットに保管することにより達成されてきた。こ
うした組織が費やすファイリングの労力及びファイリン
グ時間のコストは相当なものである。更に、システムは
絶対に誤りが無い訳ではない。すなわち、バックログの
ファイリングは、ユーザがそれを参照する時、重要文書
がフォルダ内に存在しない結果となる。更に、手作業に
よるミスファイルが発生する可能性がある。
【0005】組織上の要求は電子オフィスである。電子
文書を"ファイル"するために使用される最もプリミティ
ブな技術は、区分化データ・セット(PDS)及びディ
レクトリである。区分化データ・セットは記憶媒体上の
記憶領域である。文書はPDS内に作成された順序でフ
ァイルされ、文書の順番に関し、それ以外の関係は存在
しない。ディレクトリは、文書またはファイルのための
物理的記憶領域である点で、区分化データ・セットに類
似する。ディレクトリ内に含まれる文書は、特定のディ
レクトリ内におけるそれらの存在により示される以外に
は、論理編成を有さない。両者の方法において、もしユ
ーザが特定のトピックに関する文書を要求する場合、ユ
ーザは最初にこうした文書がファイルされているPDS
またはディレクトリを識別する必要があり、次に各関連
文書を調査し、自身が関心のある文書を識別する。後に
同じ必要が生じると、PDSまたはディレクトリ内の全
ての文書に対し同じ調査が要求される。より重要な点
は、もし文書が別のユーザにより誤って割当てられる
と、その文書は決して見い出されることはない。
【0006】上述の概説された問題は、オフィス・オー
トメーションに関連して述べられたが、実際にはコンピ
ュータ・システムに関連するほとんど全ての試みに適応
する。従って、次に述べる説明はより一般的な情況に向
けられる。
【0007】今日の最新のワークステーション・グラフ
ィカル・ユーザ・インタフェースはオブジェクトの概念
を基本とする。各オブジェクトは属性のリストに関連す
る。各属性(property)は、名前及び名前を特定するこ
とによりアクセスされる値を有する。属性は、名前、コ
メント、主題などのオブジェクトに関する記述的情報を
記憶するために使用される。
【0008】フォルダはオブジェクトの特定のタイプ
(すなわちコンテナ・オブジェクト)であり、オブジェ
クト/文書または他のフォルダを含む。フォルダは、ユ
ーザによって知られる特定の一時的または永久的関係を
有するオブジェクトをグループ化する便利な方法を提供
する。従って、フォルダはオブジェクトのグループ内の
関係を生成する概念的編成機構の具体化である。
【0009】ユーザはフォルダが含むオブジェクトには
無関係に、フォルダをアクセスする。しかしながら、1
度フォルダがアクセスされると、それに含まれる全ての
関連オブジェクトが使用可能となる。一般に、これらの
オブジェクトはユーザによって別々に識別可能であり、
フォルダ内にまたはフォルダ外に自由に移動される。要
するに、フォルダは、オブジェクトをそれらの記憶ロケ
ーション及び互いの関係とは無関係に、論理的に編成す
る機構である。
【0010】フォルダ内では、オブジェクトは様々な方
法で編成される。ある方法ではリニア構造を使用し、そ
こではオブジェクトは、オブジェクトのサブセットを特
定のフォルダ内のユーザ指定位置に配置することにより
編成される。こうしたリニア構造の例として、指定記述
子、日付、または定義される位置番号により順序付けら
れる。代わりに、フォルダに相当するオブジェクトをネ
スティング(入れ子)化することにより、すなわちフォ
ルダを別のフォルダ内に配置することにより、オブジェ
クトが階層構造にグループ化されることもある。
【0011】ほとんどのシステムでは、各オブジェクト
は、記述子、アクセス制御情報及びオブジェクト内容フ
ォーマット情報を含む別々のオブジェクト定義に関連さ
れる。これらの定義または特性は、特定の機能を実現す
るために、オフィス・オートメーション・システムによ
り使用される。例えば、McPhail による米国特許番号第
5101345号では、2つのオブジェクト(実施例で
は文書)が任意のアプリケーションにおいて固定関係を
有するように識別される。すなわち、実質的には、文書
は一緒に" ステープル" される。
【0012】有用な装置でも、従来のフォルダは問題が
ない訳ではない。例えば、ほとんどのユーザは、特定の
探索の結果見い出されたオブジェクトをグループ化する
ことにより、フォルダを定義しようとする。(本質的に
は、これら含まれるオブジェクトの共通性は、これらの
全てが探索の実行時に、探索基準に合致することであ
る)今日、ユーザはこうしたフォルダを手操作により探
索を実行し、結果を収集することにより生成する。しか
しながら、フォルダの初期生成の後にも、フォルダは全
ての関連オブジェクト(生成されたばかりのオブジェク
トも含む)を含むことを保証するように、保守されなけ
ればならない。従来技術では、ユーザは手操作により探
索を再実行し、もはや資格の無いオブジェクトを消去
し、新たなオブジェクトを追加しなければならない。こ
れはせいぜい時間を消費し、悪ければ、オブジェクトが
非常に動的か、または探索が複雑な場合、非実用的とな
る。結果的に、こうした更新はしばしば実行されること
がなく、ユーザはその内容が悲惨にも不十分であったり
または古いフォルダを扱うことになる。
【0013】発生する別の問題は、ユーザがフォルダを
生成するために使用する正確な探索を記憶または記録し
ていないことである。更新において、ユーザは自身の探
索を再生しようと試み、これは結果的にもととは異なる
探索要求となったりする。すなわち、フォルダは2つの
異なる探索をもとに選択されたオブジェクトを含み、そ
の完全性が妥協される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザが単一のフォルダ内に一緒に編成されるオブジェクト
を手操作により選択し、そのフォルダの現在性を保守す
るために、手操作によりその選択を更新する必要性を除
去することである。
【0015】本発明の別の目的は、フォルダの探索及び
更新を自動的に実行するオブジェクト編成を保守する改
良された方法を提供することである。
【0016】更に本発明の別の目的は、人間のエラーに
よるミスファイルの問題を回避することはもとより、フ
ォルダ内容の完全性を維持するために、同じ探索を一貫
して使用するフォルダ更新の改良された方法を提供する
ことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的、
特徴及び利点が、本明細書において開示される照会(qu
ery) フォルダ方法により達成される。複数のアプリケ
ーション及び少なくとも1つのファイル管理システム及
び複数のオブジェクトを有するコンピュータ・システム
を含み、ファイル管理システムがオブジェクトの編成を
フォルダとして許可するシステムにおいて、本発明は、
ユーザにより生成される照会方式を各フォルダに関連付
ける方法を含む。照会方式はオブジェクトがフォルダに
含まれるか否かを判断する基準を示す。従って、照会方
式は一連のユーザ定義属性(attribute) または探索ア
ルゴリズムを記述する。すなわち、オブジェクトが探索
を満足する時、それはフォルダ内に含まれ、それ以外の
場合には除外される。
【0018】本方法はシステムがフォルダの内容をそれ
らの照会基底にもとづき動的に更新するステップを含
む。すなわち、ファイル管理システムはシステム内の全
てのオブジェクトに対し探索を実行し、照会基底の基準
に合致するものを選択し、それらのオブジェクトをフォ
ルダに関連付ける。探索の実行と共に、これは例えば探
索日(またはフォルダ更新日)などを示すように、フォ
ルダの属性を変更する。
【0019】本方法は更に探索をトリガするための複数
の手段を含む。例えば、探索はユーザがフォルダをオー
プンすることにより開始され、ユーザが最も最近のデー
タに作用することを保証する。或いは、探索はオブジェ
クトの指定番号をシステムに追加することによりトリガ
されたり、指定のスケジュールまたは時間周期でトリガ
されたり、単に明示的なユーザ要求によりトリガされた
りする。
【0020】本発明の別の実施例では、本方法は更に、
照会フォルダがシステムによってのみ更新される特徴を
含む。これはフォルダの内容が照会基底を満足する全て
のオブジェクトを含み、それ以外は含まないことを保証
する。このようにして、最大のフォルダ完全性(integr
ity)が保証される。
【0021】
【実施例】照会フォルダ(Query Folder)の発明は、オ
ブジェクトの論理的グループ化、及びフォルダ内のオブ
ジェクト収集の提供を支援する自動化オブジェクト管理
システムにおいて、そのアプリケーションを見い出す。
こうした管理システムは、ホスト処理システムまたは任
意のワークステーション環境(例えばOS/2 2.0
を実行するIBM PS/2モデル80(OS/2はI
BM社の登録商標))において実行される。このシステ
ムの機能は次に示すような活動のための機構を有する。 オブジェクト生成 オブジェクト記憶 オブジェクト検索 オブジェクト編集 オブジェクトへの属性の割当て
【0022】その最も単純な実施例では、自動化オブジ
ェクト管理システムは、オブジェクトがファイルまたは
文書を含むオフィス・オートメーション・システムであ
る。
【0023】照会フォルダは、ユーザが所望のオブジェ
クトの共通の特性を記述するステートメントを介して、
オブジェクトをフォルダ内に自動的に収集することを可
能とする。照会フォルダは典型的には次の情報を関連付
ける。 (1)オブジェクトを見い出し、認定するために使用さ
れる照会基底(探索基準)。 (2)最も最近実行された探索の日付及び時刻。 (3)最も最近実行された探索を満足するオブジェクト
(すなわち、フォルダに属するオブジェクト)。
【0024】用語"照会基底(query basis)" は一般
に、オブジェクトがフォルダ内に認定されるかどうかを
判断するための全ての情報をさす。照会基底の第1要素
は、オブジェクトの要求特性である。これらの特性には
ブール演算子、及び複数の特性の組合わせ及び認定を許
可する他の組合わせ的処理論理が追加される。例えば、
オブジェクトの特性はその最後の更新のタイムスタンプ
である。照会フォルダは、指定値よりも大きな最終更新
タイムスタンプを有する全てのオブジェクトを収集する
ことができる。オブジェクトの別の特性に、そのトピッ
クがある。例えば照会基底は、そのトピックが"旅費"で
あり、そのタイムスタンプが1989年7月17日以降
の全てのオブジェクトである。
【0025】最も単純な形式では、照会フォルダのため
に支援される演算子が、オブジェクトの属性のブール比
較テスト、すなわち等しい(=)、等しくない(≠)、
より小(<)、より大(>)、以下(≦)、及び以上
(≧)である。これらのテストは他のブール演算子、す
なわち論理積(and)、論理和(or)、及び否定
(notまたは ̄)と組合わされて、より複雑な演算を
生成する。典型的な演算の例は、(トピックが旅費に等
しく)且つ(タイムスタンプが1989年7月17日よ
り大きい)である。
【0026】照会基底はまた探索のための明示的または
暗黙的ドメイン(探索のための範囲)を含む。このタイ
プの方法の例は、C:\且つ(D:\DOCSであり、
D:\DOCS\MYDOC.TXTは除く)である。
ここで「且つ」はandであり「除く」はbut no
tである。これはD:\DOCSディレクトリに含まれ
る、D:\DOCSディレクトリ内のオブジェクトMY
DOC.TXTを除く、Cディレクトリ内の全てのオブ
ジェクトを識別する。
【0027】照会基底はユーザにより変更され、照会結
果、従ってフォルダの内容を変更するように変更され
る。
【0028】照会フォルダの特性の1部として、最終探
索の日付及び時刻が要求されるかどうかは、特定のイン
プリメンテーションに依存する。例えば、最終探索の日
付及び時刻は、フォルダを継続的に最新の状態に維持可
能な状況には関係しない。代わりに、次の自動的な周期
的更新の発生時期を決定することが、多分表示のために
も必要になり、ユーザはフォルダの状態が自分達の必要
に応じて更新されているかどうかを判断できる。
【0029】照会フォルダ・オペレーションには3つの
主要要素が存在する。 1.照会基底をセット(または変更)し、フォルダを生
成(または再生)する。 2.フォルダの更新時期を決定する。 3.フォルダを更新する。
【0030】単純化のため、次の説明では単一のフォル
ダの場合についてのみ述べる。しかしながら、当業者に
おいては、実際には各システムが複数のフォルダを有
し、各々が一般に異なる照会基底を有することが理解さ
れよう。
【0031】図1は照会基底をセットし、照会フォルダ
を生成する1実施例の流れ図である。図1のステップ1
00は、フォルダAの照会基底を定義する初期活動を示
す。1実施例では、これはユーザによりワークステーシ
ョンにおいて実行され、データがシステムに入力され
る。理想的には、これはグラフィカル・ユーザ・インタ
フェースにおいて、フォルダの"設定"または"照会"ビュ
ーにより達成され、これらは情報を収集し、それをフォ
ルダに関連付けるフレンドリな方法を提供する。しかし
ながら獲得され照会基底が確立または変更されると、こ
れは以後の全ての更新の基底として使用される。
【0032】ステップ110は先行ステップにおいて生
成された照会基底を探索用語として使用することによ
り、探索を実行する。探索基準を満足するオブジェクト
が次にグループ化され、フォルダAに関連付けられ、実
質的にフォルダAを生成する。これはステップ120に
より表される。このようにして照会基底がセットされる
と、フォルダ生成は、フォルダにより支援される探索及
び認定パラメータを満足する全てのオブジェクトを収集
する運びとなる。
【0033】図1を更に参照すると、ステップ130で
は、システムは内容がその時現在の時刻に更新されたこ
とを示すように、フォルダAのタイムスタンプを更新す
る。ステップ140では、ユーザは新たに生成されたフ
ォルダで処理を行う。明らかに、このステップは実行さ
れる必要はなく、ユーザは単にフォルダを生成し、他の
タスクに移行することが可能である。
【0034】照会フォルダが生成されると、これはユー
ザ要求または他の重要な活動に際し、探索基準を再実行
することにより、自身をリフレッシュできなければなら
ない。その結果、フォルダの既存の内容(オブジェク
ト)が新たに実行された探索の内容により効果的に更新
され、フォルダの最終更新タイムスタンプが更新され
る。所望されるリフレッシュは全部(full)または部分
的(partial) のいずれかである。すなわち、探索は探
索ドメイン内の全てのオブジェクトに対し再実行される
(全部リフレッシュ)か、或いはオブジェクトがそのオ
ブジェクトだけの最近の属性のテストをもとに、フォル
ダに追加またはそこから消去される(部分リフレッシ
ュ)。
【0035】ある場合では、照会フォルダが自動的に全
部または部分リフレッシュを実行することが望まれる。
こうした場合には、リフレッシュは所定の予め確立され
たスケジュールまたはトリガ事象において実行される。
例えば、ユーザ要求により明示的にトリガされるリフレ
ッシュの他に、リフレッシュ・サイクルが次のように定
義される。 (1)ユーザ定義レート(すなわち日毎、月毎、時間毎
など)により周期的に実行される(全部リフレッシュ) (2)フォルダがオープンされる毎に実行される(全部
リフレッシュ) (3)フォルダ内のオブジェクトがある方法により選択
またはアクセスされる度に実行される部分リフレッシュ (4)オブジェクトがフォルダ外で生成または変更さ
れ、フォルダ内に含まれる候補となる度に実行される部
分リフレッシュ (5)上記の組合わせ
【0036】図2はリフレッシュの実行時期を判断する
ために実行される論理の流れ図である。ステップ200
は自動更新期間が経過した場合に更新をトリガする。ス
テップ210はフォルダがオープンされている時、更新
をトリガする。ステップ220は、照会基底が丁度生成
または変更された場合、更新をトリガする。フォルダが
オープンされると、フォルダからオブジェクトが選択さ
れ(ステップ230)、オブジェクトが未だ基準を満足
することを保証するために、照会基底に対してチェック
される(ステップ240)。(これが必要となる状況の
例として、基準がタイムスタンプの場合、最初は基準を
満足した静的オブジェクトが、その後、テストに失格す
る場合がある。)テストに失格すると(ステップ25
0)、オブジェクトはフォルダから消去され、ユーザは
その事実を警告され(ステップ260)、更新が開始さ
れる(ステップ299)。
【0037】図2に示される論理は、自動更新時間が探
索の実行に要求される時間に比較してかなり長い場合に
は、ほとんど処理オーバヘッド無しに、ほとんどの目的
に対し十分なリフレッシュを提供する。しかしながら、
現在性(currency)に対するニーズが、より複雑性(co
mplexity)及び処理オーバヘッドを調整するのに十分な
場合には、図3に示す論理が使用される。図3は、フォ
ルダがオープン状態の場合にだけ更新が発生することを
仮定する。ステップ300はフォルダがオープンされて
いる時に、更新をトリガする(ステップ385)。照会
基底の探索範囲内においてオブジェクトが生成されると
(ステップ310)、新たなオブジェクトが照会基底に
対しチェックされ(ステップ320)、認定される場合
にはフォルダに追加される(ステップ330)。照会基
底の探索範囲内のオブジェクトが変更されると(ステッ
プ340)、変更されたオブジェクトが照会基底に対し
チェックされる(ステップ360)。これが照会基底を
満足する場合、フォルダ内に追加される。変更されたオ
ブジェクトが変更時に照会基底を満足せず、以前にフォ
ルダ内に存在した場合、これはフォルダから消去される
(ステップ350)。オブジェクトが探索範囲から消去
され、フォルダ内に存在する場合(ステップ380)、
これはフォルダから除去される(ステップ395)。
【0038】フォルダの更新方法は幾つかの方法により
達成される。図4及び図5は2つの方法の流れ図を示
す。図4において、ステップ400は更新のトリガを示
す。ステップ410では、全ての認定オブジェクトを探
索ドメイン内に配置する。ステップ420では、もはや
認定されない全てのオブジェクトをフォルダから消去す
る。ステップ430では、フォルダ内に存在しない全て
の認定オブジェクトをフォルダ内に追加する。タイムス
タンプがステップ440で更新される。
【0039】図5では、別のアプローチが使用される。
ステップ450は更新のトリガを示す。ステップ460
では、全ての認定オブジェクトを探索ドメイン内に配置
する。ステップ470では、全てのオブジェクトをフォ
ルダから消去する。ステップ480では、全ての認定オ
ブジェクトをフォルダに追加する。タイムスタンプがス
テップ490で更新される。
【0040】照会基底が変更される場合、ほとんどの実
施例において更新が自動的に更新される。
【0041】OS/2 2.0プログラムのDesktop Fo
lder(IBM社の登録商標)は、照会フォルダが実現さ
れるプログラムの例である。Desktop Folderでは設定ノ
ートブック内の追加のページがプログラムにより提供さ
れる"設定ビュー(settingsview) "機能に追加され
る。照会基底は、このページ上に、ブール論理と組合わ
される一連の表現式として定義される。表現式が評価さ
れ、照会フォルダの内容が少なくとも次に示す時期にリ
フレッシュされる。 フォルダがオープンされる時 照会フォルダの設定ビューがクローズされた時(照会基
底は設定ビューがオープンされている時のみ変更可能) リフレッシュ・コマンドがユーザにより送信される時
(すなわち要求に応じて)、または指定の時間間隔にお
いて
【0042】照会フォルダのオペレーションの単純な例
を次に示す。ここでフォルダの照会基底は要求の"論理
和"と仮定する。 探索経路=D:\DIR1 EXT=XX*
【0043】これは探索がDドライブ上のディレクトリ
DIR1内においてのみ実行されるように指定すること
と等価であり、その拡張子が"XX"で始まるファイルだ
けが選択される。
【0044】D:\DIR1ディレクトリが次のファイ
ル、すなわち FILE1.XX FILE2.XXY FILE3.X FILE1.XXY FILE2.YYY FILE3.YYY FILE1.ZZZ を有し、照会フォルダがオープンされている時、フォル
ダは次のファイルを含むことを示すように更新される。 FILE1.XX FILE2.XXY FILE1.XXY
【0045】フォルダのオープン後にファイルFILE
4.XXXが生成され、ファイルFILE2.XXYが
消去され、フォルダがオープンされている時に更新が開
始される場合、フォルダは再オープンされるまで、FI
LE1.XX、FILE2.XXY及びFILE1.X
XYの反映を継続する。その時、フォルダ内容は、 FILE1.XX FILE1.XXY FILE4.XXX を含む。
【0046】本発明の好適な実施例では、オブジェクト
をフォルダにまたはフォルダから移動する唯一の手段
は、自動更新機構の使用である。照会基底を満足するオ
ブジェクトだけ(そして更新方法に依存して、全てのこ
うしたオブジェクト)がフォルダ内に含まれる。
【0047】照会フォルダの方法は、フォルダを保守す
るための便利で信頼性のある技術を提供する。本発明を
使用することにより、ユーザは手操作により探索を再実
行し、手操作によりフォルダからオブジェクトを消去す
る必要から解放される。ユーザはまた別々に探索基準及
び最後の探索の時刻を維持する必要から解放される。フ
ォルダは知能フォルダとなり、自身をリフレッシュし、
ユーザにその現状態を通知することができる。この新た
なコンテナ・オブジェクトはコンピュータ・デスクトッ
プ環境における能力を追加し、ユーザにとって関心対象
のオブジェクトが共用され、ユーザがアクセスを有する
ネットワーク上に広範に配布される時、より重要な役割
を演ずるものと期待される。
【0048】本発明の範囲には、図1乃至図5の流れ図
の幾つかのステップが異なる順序で配置されたり、或い
はある場合では消去されることも含まれる。
【0049】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0050】(1)対話式情報処理システムに記憶され
る照会フォルダを生成する方法であって、上記システム
がエンド・ユーザにより使用される表示装置を有するワ
ークステーションを含み、上記システムが複数のオブジ
ェクト及び複数のフォルダを含み、上記照会フォルダが
自動的に保守されるものであって、第1の基準のセット
を識別するステップと、エンド・ユーザが上記第1の基
準のセットを入力することを許可する画面イメージを画
面上に表示するステップと、上記第1の基準のセットを
第1の照会フォルダに関連付けるステップと、複数のオ
ブジェクトから、各々が上記第1の基準のセットを満足
する第1のオブジェクトのセットを選択するステップ
と、上記第1のオブジェクトのセットを上記第1の照会
フォルダに関連付けるステップと、上記第1の照会フォ
ルダの更新が開始される更新条件のセットを識別するス
テップと、上記更新条件のセットを上記第1の照会フォ
ルダに関連付けるステップと、上記更新条件のセットの
1つ以上の発生に際し、上記システムにより実行される
上記第1の照会フォルダの更新を開始するステップと、
を含む方法。 (2)上記第1の照会フォルダの上記更新に際し、上記
更新のタイムスタンプを上記第1の照会フォルダに関連
付ける、上記(1)記載の方法。 (3)上記更新が上記第1のオブジェクトのセット内の
全てのオブジェクトが上記第1の基準のセットをまだ満
足するかを確認し、上記第1の基準のセットを満足しな
い上記第1のオブジェクトのセット内の各オブジェクト
を消去し、上記第1のオブジェクトのセット内に、上記
第1の基準を満足する上記複数のオブジェクトからの各
オブジェクトを追加する、上記(1)記載の方法。 (4)上記更新条件の1つが、ユーザが上記第1のフォ
ルダをアクセスする条件を含む、上記(1)記載の方
法。 (5)上記第1の基準のセットが、上記変更を上記キー
ボードを通じ上記システムに入力することにより変更さ
れる、上記(1)記載の方法。 (6)上記更新条件の1つが、上記第1の基準のセット
が変更される条件を含む、上記(5)記載の方法。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが単一のフォルダ内に一緒に編成されるオブジェ
クトを手操作により選択し、そのフォルダの現在性を保
守するために、手操作によりその選択を更新する必要性
が除去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】照会フォルダ方法の流れ図である。
【図2】リフレッシュの実行時期を決定するために実行
される論理の流れ図である。
【図3】リフレッシュの実行時期を決定するための別の
流れ図である。
【図4】フォルダを更新する方法の流れ図である。
【図5】フォルダを更新する方法の流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレン・エイ・ペアーソン アメリカ合衆国80503、コロラド州ロング モント、ニブリック・ドライブ 4087 (72)発明者 ジョン・エム・サルバドル アメリカ合衆国80303、コロラド州ボウル ダー、ユマ・サークル 550

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対話式情報処理システムに記憶される照会
    フォルダを生成する方法であって、上記システムがエン
    ド・ユーザにより使用される表示装置を有するワークス
    テーションを含み、上記システムが複数のオブジェクト
    及び複数のフォルダを含み、上記照会フォルダが自動的
    に保守されるものであって、 第1の基準のセットを識別するステップと、 エンド・ユーザが上記第1の基準のセットを入力するこ
    とを許可する画面イメージを画面上に表示するステップ
    と、 上記第1の基準のセットを第1の照会フォルダに関連付
    けるステップと、 複数のオブジェクトから、各々が上記第1の基準のセッ
    トを満足する第1のオブジェクトのセットを選択するス
    テップと、 上記第1のオブジェクトのセットを上記第1の照会フォ
    ルダに関連付けるステップと、 上記第1の照会フォルダの更新が開始される更新条件の
    セットを識別するステップと、 上記更新条件のセットを上記第1の照会フォルダに関連
    付けるステップと、 上記更新条件のセットの1つ以上の発生に際し、上記シ
    ステムにより実行される上記第1の照会フォルダの更新
    を開始するステップと、を含む方法。
  2. 【請求項2】上記第1の照会フォルダの上記更新に際
    し、上記更新のタイムスタンプを上記第1の照会フォル
    ダに関連付ける、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】上記更新が上記第1のオブジェクトのセッ
    ト内の全てのオブジェクトが上記第1の基準のセットを
    まだ満足するかを確認し、上記第1の基準のセットを満
    足しない上記第1のオブジェクトのセット内の各オブジ
    ェクトを消去し、上記第1のオブジェクトのセット内
    に、上記第1の基準を満足する上記複数のオブジェクト
    からの各オブジェクトを追加する、請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】上記更新条件の1つが、ユーザが上記第1
    のフォルダをアクセスする条件を含む、請求項1記載の
    方法。
  5. 【請求項5】上記第1の基準のセットが、上記変更を上
    記キーボードを通じ上記システムに入力することにより
    変更される、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】上記更新条件の1つが、上記第1の基準の
    セットが変更される条件を含む、請求項5記載の方法。
JP6078479A 1993-04-28 1994-04-18 フォルダ更新方法 Pending JPH06314224A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US054337 1987-05-26
US5433793A 1993-04-28 1993-04-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06314224A true JPH06314224A (ja) 1994-11-08

Family

ID=21990366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6078479A Pending JPH06314224A (ja) 1993-04-28 1994-04-18 フォルダ更新方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0622743A3 (ja)
JP (1) JPH06314224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009093383A1 (ja) * 2008-01-24 2009-07-30 Hitachi, Ltd. データ検索サーバ、検索プログラム、検索方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314973A (ja) * 1995-05-17 1996-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 情報単位群操作装置
US5907837A (en) * 1995-07-17 1999-05-25 Microsoft Corporation Information retrieval system in an on-line network including separate content and layout of published titles
FR2775096A1 (fr) * 1998-02-17 1999-08-20 Sbi Systeme de gestion de documents
US6633903B1 (en) 2000-03-23 2003-10-14 Monkeymedia, Inc. Method and article of manufacture for seamless integrated searching

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852740A (ja) * 1981-09-24 1983-03-29 Fujitsu Ltd 区分編成フアイルの復元処理制御方式
US4899299A (en) * 1987-12-23 1990-02-06 International Business Machines Corporation Method for managing the retention of electronic documents in an interactive information handling system
US5101345A (en) * 1988-11-29 1992-03-31 International Business Machines Inc. Method of filing stapled documents with a staple relationship involving one or more application programs
AU3969093A (en) * 1992-04-30 1993-11-29 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for organizing information in a computer system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009093383A1 (ja) * 2008-01-24 2009-07-30 Hitachi, Ltd. データ検索サーバ、検索プログラム、検索方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0622743A3 (en) 1995-01-11
EP0622743A2 (en) 1994-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190278744A1 (en) Auto summarization of content
US9767161B2 (en) Methods and systems for managing data
US9317515B2 (en) Methods and systems for managing data
US7461043B2 (en) Methods and apparatus to abstract events in software applications or services
US8538997B2 (en) Methods and systems for managing data
US7672962B2 (en) Methods and systems for managing data
US7509320B2 (en) Methods and apparatus to determine context relevant information
US20100257179A1 (en) Methods and systems for managing data
WO2003098477A1 (en) Search and presentation engine
JPH0784858A (ja) 文書管理方法
KR20050075718A (ko) 컴퓨터 인터페이스 및 컴퓨터 판독가능 매체
JPH03191467A (ja) 文書属性の識別方法
US9824104B2 (en) System and method for content storage
JPH04251346A (ja) データ処理システムにおいて文書を階層的にグループ化する方法
JPH06314224A (ja) フォルダ更新方法
KR20130053152A (ko) 태그 기반 파일 관리 방법 및 그 시스템
US20050038766A1 (en) Agent-based personal object management
CN105574192A (zh) 一种计算机文件检索方法
Mashwani et al. 360 semantic file system: augmented directory navigation for nonhierarchical retrieval of files
JPH07210568A (ja) ファイル管理装置
JPH07110809A (ja) 電子ファイル装置
JPH04280330A (ja) ファイル管理装置
Lai et al. DeskQuest–A Multiple-View System for Creating, Tagging, Searching and Grouping Personal Data
Cutrell et al. Searching to Eliminate Personal Information Management Search systems can alleviate the need to organize personal information by helping us find it no matter where we encountered it, what we remember about it, and even if we forget it exists.
Bunton et al. MetaView: Dynamic metadata based views of user files