JPH0631330B2 - 低流動点潤滑油基油の製法 - Google Patents

低流動点潤滑油基油の製法

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JPH0631330B2
JPH0631330B2 JP57052366A JP5236682A JPH0631330B2 JP H0631330 B2 JPH0631330 B2 JP H0631330B2 JP 57052366 A JP57052366 A JP 57052366A JP 5236682 A JP5236682 A JP 5236682A JP H0631330 B2 JPH0631330 B2 JP H0631330B2
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    • C10G2400/10Lubricating oil

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は粗製留出油留分を水素化脱ロウ処理及び水素
化処理併用処理によつてナフテン基潤滑油基油の製法に
関する。
この発明は、後記する粗製留出油留分を260℃〜35
7℃の温度及び1480kPa〜13890kPaの水
素圧力で12以上のシリカ/アルミナ比と1〜12の制
限指数とをもつアルミノシリケートゼオライトを含む転
化触媒と接触させ、得られた生成物を260℃〜357
℃の温度、1480kPa〜13890kPaの圧力で
非酸性担体上の水素化成分を含む水素化処理触媒と接触
させることによつて水素化処理して−23℃以下の流動
点をもつ、潤滑グリース及び特殊油の製造のための潤滑
油を回収することからなる、限界性ナフテン基原油から
得られた260℃〜566℃の沸点範囲をもち且つ芳香
族成分が25〜50重量%、ナフテン25〜40重量%
及びパラフィン50重量%以下からなり且つ2℃以下の
流動点と20〜25のAPI比重とをもつ粗製留出油留
分から低流動点潤滑油基油の製法を提供するにある。
限界性「ナフテン基原油」から得られた上記粗製留出油
留分は高粘度指数(V.I.)自動車潤滑油の製造にも
或は低流動点ナフテン基潤滑油の製造にも現在は使用さ
れていない。上記粗製留出油留分はパラフイン類含量が
低く、約60以上の粘度指数をもつ精製油を全く生成し
ないか或はほとんど生成しないから高V.I.潤滑油の
製造には適していない。それらの粗製留出油留分に非常
に低い流動点〔−23℃(−10゜F)〕の油を製造す
るための溶媒脱ロウ技法を適用することは現実的ではな
いから上記粗製留出油留分を慣用の溶媒脱ロウ装置でナ
フテン基潤滑油を製造するのには適さない。
原油のロウ含量はナフテン基潤滑油製造用に使用される
代表的原油であるコースタル低流動点原油のような1%
以下から中国Taching原油またはユタ州アルタモ
ント原油のようなロウ質原油の場合のように40%また
はそれ以上のロウ含量にわたつて広範囲に変化する。
この発明は低ロウ含量の限界性ナフテン基留出油留分を
最初にZSM−5型触媒上で水素化脱ロウして流動点を
−23℃(−10゜F)以下に下げ、次いで標準の水素
化触媒で水素化して流動点が−23℃(−10゜F)以
上に保たれた所望の生成物となす水素化脱ロウ−水素化
併用処理によつて低ロウ含量の限界性ナフテン基留出油
留分をナフテン基潤滑油基油に品位向上する方法に関す
る。
この発明で使用する原料は限界性ナフテン基原油から得
られた260℃(500゜F)以上で沸とうする留出油
留分として記述される。「限界性ナフテン基」とはナフ
テン基油として分類するのにはロウ含量が高すぎて米国
鉱山局により規定された分類法によれば「中間油」の下
限に属するものとして分類されることを意味する。
前記の米国鉱山局の分類法は下記の第1表に示すように
原油の2つの「かぎ」沸点留分の比重を決定することか
らなる: かぎ留分#1の比重は原油がかぎ留分#1の原油分類の
どれに属するかを決定し、かぎ留分#2の比重は原油が
かぎ留分#2の原油分類のどれに属するかを決定する。
もし原油がかぎ留分#1の原油分類とかぎ留分#2の原
油留分の分類において同じ分類に属すれば、その一つの
分類だけの用語で表わされる。
高比重(低API比重)であることはナフテン及び芳香
族のような縮合分子を含むことを示し、低比重であるこ
とは長鎖パラフィンを含むことを示す。これらの2つの
かぎ留分の比重値は原油が原油分類のどれに属するか、
例えばパラフイン基−中間油系または中間油系−ナフテ
ン基原油に属することを示す。この発明にとつてより重
要なものは第2かぎ留分の比重である。それは20AP
Iより大きくなければならないが、25API以下であ
るべきである。20未満の第2かぎ留分API比重をも
つ真にナフテン基油は慣用の技術に対する原料として適
している。25API比重より高い比重の油は潤滑油の
生成量が少なく或は潤滑油の品位が低いからナフテン基
原油の製造用原料としては好ましくはない。
ナフテン基潤滑油基油は潤滑グリース及び変圧器油や冷
凍機油のような他の特殊油のかぎ成分である。これらの
基油は全潤滑油製品のかなりの割合(25%以上)を占
める。真にナフテン基原油の供給は枯渇されたからナフ
テン基原油原料の代替給源の発見が強く要望されてい
る。この発明の一目的はこの要望を満すにある。
この発明の他の目的は芳香族抽出処理のような溶媒精製
または酸処理の代りの潤滑油製造のための全触媒法を案
出するにある。
最近、石油半製品の接触脱ロウ処理が利用されるように
なつた。この種の方法はブリテイツシユ・ペトロレウム
により開発され、1975年1月6日付「ザ・オイル・
エンド・ガス・ジヤーナル(The oil and
Gas Journal)69−73頁に記載されてい
る。また米国特許第3,668,113号明細書を参照された
い。
米国再発行特許第28398号はゼオライトZSM−5を含
む触媒で接触脱ロウする方法を記載している。接触水素
化精製法と組合わせたこのような方法は米国特許第3,89
4,938号明細書に記載されている。
しかし、これらの先行技術の接触脱ロウ法の大部分では
原料はパラフイン類がかなり高含量のものであつた。こ
れはこれらのパラフイン基原油或は留分は脱ロウ操作に
よつて除かなければならない望ましくない成分を含んで
いることが永い間知られてきているものであるからであ
る。脱ロウ処理は通常ナフテン基原油に適用されない。
というのはこれらのナフテン基原油は直鎖パラフイン類
が比較的少なくもともと低流動点をもつ粘稠な留分を蒸
留により生成するからである。米国特許第4,137,148号
参照。更に、米国特許第4,176,050号に指摘されている
ようにナフテン基原油は通常脱ロウ処理されない。
この理由はナフテン基原油として定義される物質は大量
割合(%)のパラフイン性物質を含んでいないという事
実のために脱ロウにより得られる利点は最少程度だから
である。
先に述べたように、この発明の新規方法は260℃〜5
66℃(500゜F〜1050゜F)の沸点範囲をもつ限
界的ナフテン基原油の粗留出油留分を使用することに関
するものである。限界的ナフテン基原油はホールクルー
ド(全原油)を分類するに際して米国鉱山局によつて記
載された方法と同様な方法によつて規定される。この方
法は原油から391℃〜420℃(736゜F〜788
゜F)で沸とうする留分を蒸留し留出油の比重を測定す
ることからなる。限界的ナフテン基原油からの留出油は
20〜25のAPI比重をもつべきである。種々の限界
的ナフテン基原油からの粗留出油留分は化学組成が異な
るが、しかし一般に25%〜50%の芳香族類、25%
〜40%のナフテン類、及び50%以下のパラフイン類
を含む。これらはロウ分が少なく、一般に2℃(35゜
F)以下の流動点をもつ。この発明の新規な方法はナフ
テン基原料を溶媒抽出工程の必要なしに260℃〜35
7℃(500゜F〜675゜F)の温度、0.1〜10の
液体時間空間速度(LHSV)及び1480kPa〜1
3890kPa〔14〜140kg/cm2ゲージ圧(20
0〜2000psig)〕の水素圧力下で行われる接触転化
工程に付することにより実施される。
転化触媒は12以上のシリカ/アルミナ比と1〜12の
制限指数とをもつアルミノシリケートゼオライトの酸形
のものと結合した水素化金属好ましくは周期律表VIII族
の金属との複合体である。
このクラスのゼオライトの結晶構造の重要な特徴はそれ
らが約5オングストロームより大きい気孔寸法をもち且
つ酸素原子の10員環によつて与えられるほぼ寸法の気
孔開口部をもつことによつて結晶内の気孔中への分子の
進入及び排出が制限されることである。これらの環は酸
素原子自体は四面体の中心にあるケイ素またはアルミニ
ウム原子に結合している結晶性アルミノシリケートのア
ニオン骨格構造をつくる四面体の規則的配列によつて形
成されているものであることを理解されたい。手短かに
云えばこの発明の方法で有用な好適なタイプのゼオライ
トは少くとも約12のシリカ/アルミナモル比と結晶内
の自由空間への進入が制限される構造とを併有する型の
触媒である。
上述のシリカ/アルミナモル比は慣用の分析により決定
できる。このモル比とはゼオライト結晶の剛性アニオン
骨格中のシリカ/アルミナモル比をできるだけ正確に表
わし、結合剤中や結晶溝孔中内のカチオン形或は他の形
のアルミニウムを排除することを意味するものである。
少くとも12のシリカ/アルミナモル比をもつゼオライ
トが有用であるが少くとも約30より大きいモル比をも
つゼオライトを使用するのが好ましい。このようなゼオ
ライトは付活後水に対する収着能より大きい正ヘキサン
に対する結晶構造内収着能をもつようになり、すなわち
疎水性を示す。この疎水性はこの発明において有利であ
ると信じられる。
この発明で有用なタイプのゼオライトは正へキサン及び
ベンゼンを自由に収着し、約5オングストロームより大
きい気孔寸法をもつ。その上、その構造はより大きな分
子の進入を制限することができなければならない。この
ような分子の進入が制限される構造をもつか否かは既知
の結晶構造から判断することも時に可能である。例えば
結晶中の気孔の開口だけが酸素原子の8員環によつて形
成されていれば正ヘキサンより大きい断面積の分子が進
入することはできず、ゼオライトは所望のタイプのもの
ではない。
10員環の開口が好ましい。しかし場合によつては環の
過度のしぼみまたは気孔の閉塞によりこれらのゼオライ
トが役に立たないことがある。12員環は一般に有利な
転化反応を生ずるのに充分な進入の制限を与えないよう
に思われる。
しかし既知の有効なゼオライトであるTMAオツフレタ
イトのような気孔のしぼんだ構造をもつものも存在す
る。
ゼオライトが分子の進入の必要な制限を与えるか否かを
結晶構造から判断する代りに「制限指数(constr
aint index)」の簡単な測定によつてこれを
行うことができる。この指数は正へキサンと3−メチル
ペンタンとの等重量炭化水素混合物を大気圧で約1gま
たはそれ以下のゼオライト(触媒)の少量のサンプル上
に下記の操作に従つて連続的に流すことからなる。すな
わち、ペレットまたは押出成形物の形のゼオライトを粗
い砂位のほぼ粒子寸法に砂砕した後ガラス管中に入れ、
試験前にゼオライト触媒を538℃(1000゜F)で
少くとも15分間空気流で処理し、次いでヘリウムを流
してゼオライトを洗浄し、温度を288℃〜510℃
(550゜F〜950゜F)に調節して前記炭化水素混合
物の全転化率を10%〜60%となす。前記炭化水素の
混合物は4:1のヘリウム:全炭化水素モル比となるよ
うにヘリウムで希釈して1液体時間空間速度(1時間当
りゼオライト触媒の体積当り炭化水素1体積、1LHS
V)でゼオライト上に通す。20分間炭化水素混合物を
ゼオライト上に流した後で流出流からサンプルを採取
し、最も便宜にはガスクロマトグラフにより分析し、前
記2種の炭化水素の各々の未変化割合を決定する。
制限指数は下記のようにして計算される。
制限指数は前記2種の炭化水素の分解(クラツキング)
速度比にほぼ等しい。この発明で使用するのに適したゼ
オライトは1〜12の大略の範囲の制限指数をもつゼオ
ライトである。若干の代表的物質についての制限指数
(CI)を下記に示す: 上述の制限指数値はゼオライトを特定する代表的な特性
であるが、しかしこの値はそれを決定し計算するのに使
用した数種の可変要因の累積結果であることを理解され
たい。すなわち、前述の288℃〜510℃(550゜
F〜950゜F)の範囲内の使用温度及びそれに伴つて得
られる10%〜60%の転化率に依存して、一つの所定
のゼオライトの制限指数は上述の1〜12の大略の範囲
内で変化することができる。同様にゼオライトの結晶寸
法、ゼオライトに包蔵された可能性ある不純物の存在及
びゼオライトと緊密に結合された結合剤などのような他
の可変因子も制限指数に影響を与える。従つて、ここで
使用する制限指数は問題とするゼオライトを特定する非
常に有用な手段であるが、その決定の仕方を考えると限
界値の可変因子ばかりの組合わせである場合に近い可能
性もあるが、しかしすべての場合に上述の288℃〜5
10℃(550゜F〜950゜F)の範囲内の温度ではこ
こで使用を意図するゼオライトは1〜12の大略の範囲
内に制限指数は入るのである。
ここに規定するクラスのゼオライトはZSM−5,ZS
M−11,ZSM−12,ZSM−35,ZSM−38
及び他の類似の物質である。
ZSM−5は米国特許第3,702,886号に、ZSM−11
は米国特許第3,709,979号に、ZSM−12は米国特許
第3,832,449号に、ZSM−35は米国特許第4,016,245
号に、ZSM−38は米国特許第4,046,859号にそれぞ
れ記載されている。このゼオライトは無水の状態で酸化
物のモル比の形で下記の式: (0.3−2.5)RO:(0−0.8)MO:Al
:>XSiO(式中Rは2−(ヒドロキシアル
キル)トリアルキルアンモニウム化合物から得られた有
機窒素含有カチオンでMはアルカリ金属カチオンであ
る) により同定でき、且つ特定のX線紛末回折図よつて特徴
付けることができる。
好適な合成形では、これらのゼオライトは無水の状態で
酸化物のモル比の状態で表わして下記の式: (0.4−2.5)RO:(0−0.6)MO:Al
:XSiO (式中Rは2−(ヒドロキシアルキル)トリアルキルア
ンモニウム化合物から得られた有機窒素含有カチオン
で、ここでR中のアルキル基はメチル基、エチル基また
はそれら両者の併存したものからなり、Mはアルカリ金
属、特にナトリウムで、xは8−約50の値である) で表わされる。
合成ZSM−38ゼオライトは第2表に示す有意な線を
実質上示すX線回折図をもつ一定の識別性ある結晶構造
をもつ。
このX線回折図(有意線)は天然産フエリエライトのX
線回折図に似ているが、天然差フエリエライトは11.
33オングストロームに有意線を示す点で顕著に異な
る。
ZSM−38の他の特長は(正−ヘキサン/2−メチル
ペンタン比による正−ヘキサンの吸着に関して)2−メ
チルペンタンに対する吸着能がアンモニウム交換形を焼
成することによつて生じた天然産フエリエライトの水素
形に比して大きいことである。(600℃で焼成した後
の)ZSM−38に対する正ヘキサン/2−メチルペン
タンの特徴ある吸着比は10以下であるが、天然産フエ
リエライトに対する前記比は実質上10より大きく、例
えば34またはそれ以上のように大きい。
ゼオライトZSM−38はアルカリ金属酸化物、好まし
くは酸化ナトリウムの給源物質、有機窒素含有酸化物の
給源物質、アルミニウムの酸化物の給源物質、ケイ素酸
化物の給源物質及び水を含み且つ酸化物のモル比の形で
表わして下記の範囲: 上記範囲中Rは2−(ヒドロキシアルキル)トリアル
キルアンモニウム化合物から得られた有機窒素含有カチ
オンで、Mはアルカリ金属イオンである)に入る組成を
もつ反応混合物の溶液を造り、ゼオライトの結晶が生成
するまで反応混合物を保つことによつて造るのが適当で
ある。上記組成(式)においてOHの量には有機塩基
は寄与しないで無機アルカリ給源物質だけから計算する
ものとする。その後で結晶を液から分離し回収する。代
表的反応条件は上記反応混合物を90℃〜400℃の温
度に6時間から100日間加熱することからなる。更に
好適な温度範囲は150℃〜400℃で、この温度で保
つ期間は6時間〜80日間である。
ゲルの温度を結晶が生成するまで行つた後、例えば全反
応混合物を室温に冷却し、過し、水洗することによつ
て固体生成物を反応媒体から分離する。その後で結晶を
例えば110℃(230゜F)で8時間〜24時間乾燥
する。
上述のゼオライトはいずれも有機カチオンの存在下で製
造した時点では、恐らく結晶内の自由空間が結晶形成溶
液からの有機カチオンで占有されているために実質上触
媒として不活性である。それらは不活性雰囲気中で例え
ば538℃(1000゜F)で1時間加熱し、次いでア
ンモニウム塩で塩基交換した後空気中で538℃(10
00゜F)で焼成することによつて付活できる。結晶形
成溶液中に有機カチオンの存在はこのタイプのゼオライ
トの生成に絶対必要なものではないが、これらのカチオ
ンの存在はこの特殊のクラスのゼオライトの生成に有利
であるように思われる。更に一般的には、このタイプの
ゼオライトをアンモニウム塩で塩基交換し、次いで空気
中で約538℃(100゜F)で約15分〜約24時間
焼成することにより付活するのが望ましい。
天然産ゼオライトは種々の付活操作または他の操作、例
えば塩基交換、スチーミング、アルミナ抽出及び焼成の
ような操作を併用することによつて、ここに規定するタ
イプのゼオライト触媒に転化できることがある。このよ
うに処理できる天然鉱物にはフエリエライト、ブリユウ
ステライト、スチルバイト、ダチアルダイト、エピスチ
ルバイト、ヒユウランダイト及びクリノプチロライトが
ある。ここで使用する好適な結晶性アルミノシリケート
にはZSM−5,ZSM−11,ZSM−12,ZSM
−35及びZSM−38があり、ZSM−5が特に好適
である。
この発明の好適な一面では、この発明で使用するゼオラ
イトは乾燥水素形の結晶密度が実質上約1.6g/cm3
以上のものとして選択される。これらの3種の基準をす
べて満足するゼオライトが最も望ましいことが判明し
た。従つてこの発明で好適な触媒は約1〜約12の上述
の制限指数、少くとも約12のシリカ/アルミナ比及び
約1.6g/cc以上の乾燥結晶密度をもつゼオライトで
ある。既知の構造をもつ物質に対する乾燥結晶密度は英
国、ロンドン、ザ、ソサイエテイ・オブ・ケミカル・イ
ンダストリー発行(1968年)の「プロシーデイング
・オブ・ザ・コンフアレンス・オン・モレキユラー・シ
ーブ(1967年4月、ロンドン)」におけるダブリユ
ウ・エム・メイヤー著「ゼオライト・ストラクチヤ」な
る論文の第19頁に示されるように1000立方オング
ストローム当りのSi+Alの総数から計算できる。結
晶構造が未知のときは結晶骨格密度は従来の比重計法に
より決定できる。例えば乾燥水素形ゼオライトを該ゼオ
ライト結晶により収着されない有機溶媒中に浸漬するこ
とによつて密度を決定できる。このクラスのゼオライト
の類例のないすぐれた持続性の活性と安定性とは約1.
6g/cm3以上の高結晶アニオン骨格密度に関連すると
考えることができる。この高密度はもちろん結晶内の自
由空間が比較的少ないこと(これは一層安定な結晶構造
を生ずるものと期待される)と関連があるのに違いな
い。しかし、この自由空間は選択的触媒活性の中心とし
て重要である。
代表的な若干のゼオライトの結晶骨格密度を下記に示
す: ゼオライトをアルカリ金属形に合成した時には一般にこ
れをアンモニウムイオン交換の結果として中間的にアン
モニウム形を造り、このアンモニウム形を焼成して水素
形を生成させるのが便宜である。水素形のほかに最初か
らあるアルカリ金属を約1.5重量%以下に減少させた
他の形も使用できる。こうしてゼオライトの最初のアル
カリ金属は例えばニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、カ
ルシウムまたは希土類金属を含む周期律表第IB族ないし
第VIII族の他の適当な金属カチオンでイオン交換するこ
とによつて置換できる。
特に望ましい化学転化方法を実施する際は上述の結晶性
アルミノシリケートゼオライトを該化学転化方法で使用
する温度及び他の条件に抵抗性をもつ他の物質からなる
母剤に配合することが望ましい。このような母材には合
成及び天然産の物質ならびに粘土、シリカ及び/または
金属酸化物のような無機物質が含まれる。後者はシリカ
及び金属酸化物類の混合物を含む天然産またはゼオライ
ト状の沈殿またはゲルであつてもよい。ゼオライトと複
合できる天然産粘土にはモンモリロナイト及びカオリン
族のものが含まれ、これらの族にはデイクシー、マクナ
メージヨージヤ及びフロリダ粘土として知られる亜ベン
トナイト及びカオリン、または主鉱物成分がハロイサイ
ト、カオリナイト、デツイカイト、ナクライトまたはア
ナウキシツトである他のものが含まれる。このような粘
土は採掘したままの粗製の状態で、或は予め焼成、酸処
理または化学変位を施して使用できる。
前述の物質のほかに、ここに使用するゼオライトはアル
ミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、シリカ
−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベリリア及び
シリカ−チタニアならびに三元組成物例えばシリカ−ア
ルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、シリ
カ−アルミナ−マグネシア及びシリカ−マグネシア−ジ
ルコニアのような多孔質母材と複合できる。母材はコー
ゲルの形であつてもよい。ゼオライト成分と無機酸化物
ゲル母材との相対的割合はゼオライト含量について複合
体の約1〜約99重量%、更に普通には約5〜約80重
量%にわたつて変えることができる。
好ましくは、水素を含む第1工程の流出流は潤滑油半製
品の仕上げ処理に現在一般に使用されているタイプの水
素化処理反応器中にカスケード式に導入される。燃焼点
及び引火点の規格に合致するために軽質生成物を除くた
めに必要な蒸留を脱ロウ工程と水素化処理工程との間で
行つてもよい。しかし工程間の蒸留及び/または貯蔵と
は安定度が低い生成物を生じさせる徴候があるから、ま
た中間蒸留により水素が分離され、水素を再装入する必
要をなくすためにはカスケードタイプの操作が好まし
い。
非酸性担体上に水素化成分を含むことからなる既知の水
素化処理触媒の任意のものを使用でき、例えばアルミナ
担体上のモリブデン酸コバルトまたはモリブデン酸ニツ
ケルまたは酸化モリブデンを使用できる。ここでも再び
高品位の生成物を製造するためには温度調節が必要であ
り、水素化処理器は1480kPa〜13890kPa
〔14kg/cm2〜140kg/cm2ゲージ圧(200〜20
00psig)〕の圧力で260℃〜357℃(500゜F
〜675゜F)の温度に保つのが好ましい。
好適なカスケード方式を用いれば水素化処理器の流出流
を蒸留により塔頂留分として除去でき、すなわち最も揮
発性の成分を除去して発火点及び引火点の規格に合致す
るようにできる。
以下に実施例を掲げてこの発明を一層具体的に説明す
る。
実施例 ベネゼラメロンズ産原油を減圧蒸留して288℃〜41
6℃(550゜F〜780゜F)の留分を得ることによつ
て原料留分を造つた。この留分の流動点は−23℃(−
10゜F)であつた。高分子量物質分光分析によりこの
留分は芳香族30%、ナフテン30%及びパラフイン4
0%を含有することが判明した。
上記留分原料をZnHZSM-5上で下記の反応条件下で処理し
た: 圧 力 3594kPa〔35Kg/cm2ゲージ圧(500psi
g)〕 LHSV 1 温度(SOC) 304℃(580゜F) H循環速度 445Nl/(2500SCF/
B) 上記ZnHZSM-5は米国再発行特許第28,398号の記載に従つ
て造つた。
得られた転化生成物は乾燥性ガス(エタン及びそれより
軟質ガス)0.3重量%プロパン1.2重量%及びブタ
ン1.5重量%を含むガス状生成物3重量%及びC
液体生成物97重量%であることが判明した。液体生成
物を分留すれば仕込んだ原料留分に基いてC〜166
℃(330゜F)で沸とうするナフサ6.9重量%、1
66℃〜288℃(330゜F〜550゜F)で沸とうす
るジーゼル燃料3.1重量%及び288℃+(550゜
F+)の沸点の液体87重量%を生ずる。288℃+
(550゜F+)液体は−5/℃(−60゜F)の流動点
をもち、下記の化学組成をもつ:芳香族32.3重量
%、ナフテン31.5重量%パラフイン36.2重量
%。
288℃+(550゜F+)の沸点の液体18gをシク
ロヘキサン100mlに溶かし、けい藻土土の還元された
ハルシヨウ(Harehaw)ニツケル11gと共に3
00mlオートクレーブに仕込み、水素を導入して354
9kPa〔35Kg/cm2ゲージ圧(500psig)〕に加
圧して316℃(600゜F)に撹拌下に2時間加熱し
た後、冷却し、過して触媒を除き、水素化した液体を
常圧蒸留してシクロヘキサン溶媒を除いた。生成物の性
質は下記の表に示す通りである。
比重〔16℃(60゜F)〕 0.88 流動点〔℃(゜F)〕 −51(60) 動粘度〔38℃(100゜F)〕CS 11.0 動粘度〔99℃(210゜F)〕CS 2.5 粘度指数 40 水素化生成物の質量分光分析はそれが芳香族23重量
%、ナフテン41重量%及びパラフイン35重量%であ
ることを示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C10N 20:00 A 8217−4H 20:02 50:10 60:02 (56)参考文献 特開 昭50−17401(JP,A) 特公 昭48−3887(JP,B1) 米国特許3730876(US,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後記する粗製留出油留分を260℃〜35
    7℃の温度及び1480kPa〜13890kPaの水
    素圧力で12以上のシリカ/アルミナ比と1〜12の制
    限指数とをもつアルミノシリケートゼオライトを含む転
    化触媒と接触させ、得られた生成物を260℃〜357
    ℃の温度、1480kPa〜13890kPaの圧力で
    非酸性担体上の水素化成分を含む水素化処理触媒と接触
    させることによって水素化処理して−23℃以下の流動
    点をもつ、潤滑グリース及び特殊油の製造のための潤滑
    油を回収することからなる、限界性ナフテン基原油から
    得られた260℃〜566℃の沸点範囲をもち且つ芳香
    族成分が25〜50重量%、ナフテン25〜40重量%
    及びパラフィン50重量%以下からなり且つ2℃以下の
    流動点と20〜25のAPI比重とをもつ粗製留出油留
    分から低流動点潤滑油基油の製法。
  2. 【請求項2】転化触媒がZSM−5と水素化金属とを含
    む特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】ZSM−5ゼオライトが部分的に水素形で
    ある特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】ZSM−5ゼオライトが該ゼオライトに結
    合した亜鉛を含む特許請求の範囲第2項又は第3項に記
    載の方法。
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