JPH0631318U - 架空送電線用マーカー - Google Patents
架空送電線用マーカーInfo
- Publication number
- JPH0631318U JPH0631318U JP7158992U JP7158992U JPH0631318U JP H0631318 U JPH0631318 U JP H0631318U JP 7158992 U JP7158992 U JP 7158992U JP 7158992 U JP7158992 U JP 7158992U JP H0631318 U JPH0631318 U JP H0631318U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- current transformer
- transmission line
- power transmission
- marker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 昼夜にわたり架空送電線の動揺を監視するこ
とができる架空送電線用マーカーを提供する。 【構成】 変流器11と発光部13から構成され、発光
部13は変流器11から供給される電力により発光す
る。
とができる架空送電線用マーカーを提供する。 【構成】 変流器11と発光部13から構成され、発光
部13は変流器11から供給される電力により発光す
る。
Description
【0001】
本考案は、架空送電線の動揺を監視するためのマーカーに関する。
【0002】
架空送電線の動揺を監視するためには、例えば図3に示すように、電線1にマ ーカー2を取り付け、このマーカー2の動きを100M以上離れた位置からTV カメラ3で監視している。4は鉄塔である。従来、電圧が印加された実線路に装 着されるマーカーは、木製あるいはアルミ製の球状物で構成されていた。
【0003】
上述のようなマーカーを用いると、夜になるとTVカメラでその動きを監視し 、記録することが出来ず、昼夜の監視が不可能になるという問題があった。
【0004】
本考案は上記問題点を解決した架空送電線用マーカーを提供するもので、変流 器と発光部から構成され、発光部は変流器から供給される電力により発光するこ とを第1考案とし、変流器と発熱部から構成され、発熱部は変流器から供給され る電力により発熱することを第2考案とするものである。 上述のようなマーカーを架空送電線に取り付けると、送電線を一次導体として その誘導電流を変流器の二次コイルで取り出し、これにより得られた電力を発光 部あるいは発熱部に送ることにより、マーカーを発光ないし発熱させることがで きる。従って、マーカーの発光部ないし発熱部の動きを可視光カメラないし赤外 線カメラにより追跡することにより、送電線の動揺の状態を昼夜を問わず監視・ 記録することができる。
【0005】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は本考案にかかる架空送電線用マーカーの一実施例を送電線に装着した状 態の説明図である。図中、11は送電線、12は変流器、13は発光部、14は 変流器12と発光部を結ぶ電線である。発光部13は、割り型のリング状の支持 板15上に発光ダイオード16を複数個配置したものである。変流器12は、図 2に示すように、クランプ17内に割り型コア18を取り付けたもので、コア1 8には二次コイル19が形成されている。この変流器12に送電線11を挿入し て一次導体とし、二次コイル19に発生する誘導電流を電線14で取り出して、 発光部13に供給して、発光ダイオード16を発光させる。 なお、上記実施例では、変流器と発光部は分離されて電線で結ばれているが、 変流器と発光部を一体化してもよい。また、発光ダイオードを利用した発光部の 代わりに、ニクロム線を利用した発熱部を用いて、数10℃以上に加熱されたニ クロム線から発せられる赤外線を利用してもよい。
【0006】
以上説明したように本考案によれば、変流器と発光部あるいは発熱部から構成 され、発光部ないし発熱部は変流器から供給される電力により発光ないし発熱す るため、昼夜を問わず送電線の動揺を監視することができるという優れた効果が ある。
【提出日】平成5年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【0005】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は本考案にかかる架空送電線用マーカーの一実施例を送電線に装着した状 態の説明図である。図中、11は送電線、12は変成器、13は発光部、14は 変成器12と発光部を結ぶ電線である。発光部13は、割り型のリング状の支持 板15上に発光ダイオード16を複数個配置したものである。変成器12は、図 2に示すように、クランプ17内に割り型コア18を取り付けたもので、コア1 8には二次コイル19が形成されている。この変成器12に送電線11を挿入し て一次導体とし、二次コイル19に発生する誘導電流を電線14で取り出して、 発光部13に供給して、発光ダイオード16を発光させる。 なお、上記実施例では、変成器と発光部は分離されて電線で結ばれているが、 変成器と発光部を一体化してもよい。また、発光ダイオードを利用した発光部の 代わりに、ニクロム線や銅線などの発熱線を利用した発熱部を用いて、数10℃ 以上に加熱されたニクロム線や銅線などの発熱線から発せられる赤外線を利用し てもよい。
【提出日】平成5年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【0005】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は本考案にかかる架空送電線用マーカーの一実施例を送電線に装着した状 態の説明図である。図中、11は送電線、12は変流器、13は発光部、14は 変流器12と発光部を結ぶ電線である。発光部13は、割り型のリング状の支持 板15上に発光ダイオード16を複数個配置したものである。変流器12は、図 2に示すように、クランプ17内に割り型コア18を取り付けたもので、コア1 8には二次コイル19が形成されている。この変流器12に送電線11を挿入し て一次導体とし、二次コイル19に発生する誘導電流を電線14で取り出して、 発光部13に供給して、発光ダイオード16を発光させる。 なお、上記実施例では、変流器と発光部は分離されて電線で結ばれているが、 変流器と発光部を一体化してもよい。また、発光ダイオードを利用した発光部の 代わりに、ニクロム線や銅線などの発熱線を利用した発熱部を用いて、数10℃ 以上に加熱されたニクロム線や銅線などの発熱線から発せられる赤外線を利用し てもよい。
【図1】本考案にかかる架空送電線用マーカーの一実施
例を送電線に装着した状態の説明図である。
例を送電線に装着した状態の説明図である。
【図2】上記実施例に用いた変流器の側面図である。
【図3】従来の架空送電線の動揺を監視する方法の説明
図である。
図である。
11 送電線 12 変流器 13 発光部 14 電線 15 支持板 16 発光ダイオード 17 クランプ 18 コア 19 二次コイル
Claims (2)
- 【請求項1】 変流器と発光部から構成され、発光部は
変流器から供給される電力により発光することを特徴と
する架空送電線用マーカー。 - 【請求項2】 変流器と発熱部から構成され、発熱部は
変流器から供給される電力により発熱することを特徴と
する架空送電線用マーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158992U JPH0631318U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 架空送電線用マーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158992U JPH0631318U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 架空送電線用マーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631318U true JPH0631318U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13465017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7158992U Pending JPH0631318U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 架空送電線用マーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631318U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107979026A (zh) * | 2018-01-08 | 2018-05-01 | 安徽理工大学 | 一种直升机外挂电网巡查装置 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP7158992U patent/JPH0631318U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107979026A (zh) * | 2018-01-08 | 2018-05-01 | 安徽理工大学 | 一种直升机外挂电网巡查装置 |
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