JPH06312862A - 長尺物の巻取巻出装置におけるコーン、及びこれを用いたコアの軸芯矯正方法 - Google Patents

長尺物の巻取巻出装置におけるコーン、及びこれを用いたコアの軸芯矯正方法

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Publication number
JPH06312862A
JPH06312862A JP5104467A JP10446793A JPH06312862A JP H06312862 A JPH06312862 A JP H06312862A JP 5104467 A JP5104467 A JP 5104467A JP 10446793 A JP10446793 A JP 10446793A JP H06312862 A JPH06312862 A JP H06312862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
cone
shaft center
winding
drive cone
Prior art date
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Pending
Application number
JP5104467A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Terasoma
博 寺杣
Yoshio Tsuji
祥夫 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Publication date
Application filed by Hirano Tecseed Co Ltd, Hirano Steel Recycle Co filed Critical Hirano Tecseed Co Ltd
Priority to JP5104467A priority Critical patent/JPH06312862A/ja
Publication of JPH06312862A publication Critical patent/JPH06312862A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コア嵌込み側の先端部(10a)から嵌込み方
向にかけて外径が大きくなるテーパ部(20)を有し、長
尺物用の円筒状のコア(18)の端部(18a)をテーパ部
(20)で受けてコア(18)に回転トルクを伝達せしめる
巻取巻出装置(A)における駆動コーン(10)であっ
て、テーパ部(20)における、コア(18)の端部(18
a)が配される相当位置にのみ円周方向に延びる周溝
(22)が設けられ、前記周溝(22)にゴム輪(24)が滑
止め部材として配された。 【効果】 駆動コーン(10)に対するコア(18)の嵌め
込みを容易にかつ迅速に行なえる。また、駆動コーン
(10)の軸芯とコア(18)の軸芯との正確な位置合わせ
が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の利用分野】本発明は長尺物の巻取巻出装置にお
けるコーン、及び該コーンを用いたコアの軸芯矯正方法
に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来の巻
取巻出装置におけるコーンには、次のような構造のもの
があった。
【0003】図3に示すように、コーン(110) における
テーパ部(112) に、軸方向と直交する方向に延びる係止
ピン(114) が設けられている。一方、コア(116) の端部
には切欠部(118) が設けられている。
【0004】すなわち、前記切欠部(118) に係止ピン(1
14) を配し、モータ等の駆動手段(図示せず)によりコ
ーン(110) を回転させることにより、該コーン(110) の
回転をコア(116) に伝達させるようにしている。
【0005】しかしながら、上記コア(116) をコーン(1
10) に嵌め込む際、切欠部(118) と係止ピン(114) との
位置合わせをする必要があるためコア(116) の向きが限
定されてしまい、コーン(110) の向きとコア(116) の向
きとが合わない場合には、煩わしい作業を強いられた。
また、巻出を行なう際のコア(116) の嵌め込みは、コア
(116) に相当な重量の長尺物が巻回されているため、上
記の位置合わせは、かなり困難な作業であった。
【0006】そこで、次のような構造のコーンが提案さ
れた。図4に示すように、コーン(130) におけるテーパ
部(132) の略全域にわたって凹部(134) が設けられ、こ
の凹部(134) にゴム(136) が配設されている。
【0007】すなわち、コア(138) の端部(138a)を前記
テーパ部(132) に配されたゴム(136) の上で受け、ゴム
(136) との摩擦抵抗を利用してコーン(130) からコア(1
38)に回転トルクを伝達させている。
【0008】上記構造のコーン(130) を使用すれば、確
かに、コア(138) がどのような向き方をしていてもコー
ン(130) に嵌め込むことが可能となり、しかも数種のサ
イズ(内径)のコア(138) を用いることも可能となる
が、コア(138) をコーン(130)に嵌め込もうとする際、
コア(138) の端部が、テーパ部(132) の略全域に配され
たゴム(136) に当接し、当接位置で摩擦抵抗を受け、コ
ア(138) を円滑にコーン(130) に嵌め込むことが難しか
った。
【0009】また、コーン(130) の軸芯とコア(138) の
軸芯とを正確に合わせた状態でコア(138) を嵌め込むこ
とは難しく、一旦、コア(138) を嵌め込めば、該コア(1
38)の軸芯の矯正は非常に困難であった。
【0010】
【課題を解決するための手段と作用】本発明の巻取巻出
装置のコーンは、コア嵌込み側の先端部から径が大きく
なるテーパ部を有し、前記テーパ部にゴム等の滑止め部
材を設け、円筒状のコアの端部を前記テーパ部における
滑止め部材を設けた位置で受けて前記コアに回転トルク
を伝達せしめるコーンであって、前記滑止め部材が、前
記コアの端部に相当する位置にのみ設けられていること
を特徴とする。
【0011】上記コーンを備えた巻取巻出装置におい
て、コアの端部をコーンに嵌め込む。この時、コアの端
部は、コーンのテーパ部において摩擦抵抗を受けること
なく円滑に嵌め込まれ、スムーズに所定位置まで達す
る。所定位置にまで達したコアの端部は、ここで始めて
周溝内の滑止め部材と当接することになる。
【0012】この状態でモータ等の駆動手段によりコー
ンを回転させると、滑止め部材も一緒に回転し、これと
当接するコアが摩擦抵抗を受けながら回転する。そし
て、上記コアの回転により、長尺物の巻取、巻出が行な
われる。
【0013】また、請求項2に記載のコアの軸芯矯正方
法は、上記構造のコーンに円筒状のコアを嵌め込んだの
ち、前記コーンから前記コアに向けて軸方向に押圧する
ことを特徴とする。
【0014】本発明のコアをコーンに嵌め込んだ状態に
おいて、仮に、コーンの軸芯とコアの軸芯とが位置的に
ずれていても、コーンからコアに向けて軸方向に押圧す
ることにより、滑止め部材から外れていたコアの端部が
コーンにおけるテーパ部の斜面を滑り、自動的に軸芯合
わせがなされる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、巻取巻出装置Aにおける要部正面図であ
る。図において、符号(10)は、駆動側のコーン(以
下、「駆動コーン」という)であり、符号(12)は、前
記駆動コーン(10)と組をなす従動側のコーン(以下、
「従動コーン」という)である。
【0016】駆動コーン(10)及び従動コーン(12)
は、伸縮可能なシャフト(14)の内側端部にそれぞれ設
けられている。また、油圧シリンダーまたはエアーシリ
ンダー等の進退手段(16)が、前記シャフト(14)に連
結されている。前記進退手段(16)が進退することによ
り、両コーン(10)(12)の間隔を調節することができ
るとともに、後述するコアに対して軸方向の押圧力(チ
ャック力)をかけることができる。そして、前記進退手
段(16)をロックすることにより、両コーン(10)(1
2)を位置決め固定することができる。
【0017】駆動コーン(10)を備えたシャフト(14)
の外側端部には、スプロケット(15)が設けられてい
る。前記スプロケット(15)には、モータ等の駆動手段
(図示せず)により走行するチェーン(17)が掛けられ
ている。したがって、前記モータが駆動し、チェーン
(17)が走行すれば、スプロケット(15)を回転せし
め、同時に、シャフト(14)及び駆動コーン(10)が回
転する。
【0018】円筒状をなすコア(18)の一方側(図1で
は、左側)の端部(18a)が、駆動コーン(10)に嵌め
込まれる。同時に、従動コーン(12)に前記コア(18)
の他方側の端部(18b)が嵌め込まれる。
【0019】また、駆動コーン(10)及び従動コーン
(12)は、図2に明瞭に示されているように、コア嵌め
込み側の先端部(10a)から嵌め込み方向にかけて外径
が大きくなるテーパ部(20)を有している。
【0020】駆動コーン(10)のテーパ部(20)には、
前記コア(18)の端部(18a)が配される相当位置に、
円周方向に延びる周溝(22)が設けられている。周溝
(22)の内部には、断面円形のゴム輪(24)が、滑止め
部材として配されている。
【0021】さて、コア(18)を、駆動コーン(10)及
び従動コーン(12)に嵌め込む際、まず、前記した進退
手段(16)を作動させて両コーン(10)(12)の間隔を
調節する。そして、コア(18)の端部(18a)を駆動コ
ーン(10)に嵌め込み、コア(18)の端部(18b)を従
動コーン(12)に嵌め込む。
【0022】この時、コア(18)の端部(18a)は、駆
動コーン(10)のテーパ部(20)において摩擦抵抗を受
けることなく円滑に嵌め込まれ、スムーズに所定位置ま
で達する。所定位置にまで達したコア(18)の端部(18
a)は、ここで始めて周溝(22)内のゴム輪(24)と当
接することになる。
【0023】コア(18)を駆動コーン(10)に嵌め込ん
だ状態において、仮に、駆動コーン(10)の軸芯とコア
(18)の軸芯とがずれていても、前記進退手段(16)に
より駆動コーン(10)をコア(18)に向けて軸方向に押
圧すれば、位置的にゴム輪(24)から外れていたコア
(18)の端部(18a)が、駆動コーン(10)におけるテ
ーパ部(20)の斜面を滑り、自動的に軸芯合わせがなさ
れる。
【0024】この状態でモータ等の駆動手段により駆動
コーン(10)を回転させると、ゴム輪(24)も一緒に回
転し、これと当接するコア(18)が摩擦抵抗を受けるこ
とにより回転する。そして、上記コア(18)の回転によ
り、長尺物(L)の巻取、巻出が行なわれる。
【0025】なお本実施例において、周溝(22)に断面
円形状のゴム輪(24)を配したが、これに限らず、断面
三角形状あるいはその他の多角形状のゴム輪を配するこ
とができる。
【0026】また、本発明は、一軸式巻取巻出装置、複
数軸(二軸、三軸等)式巻取巻出装置に採用することが
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、コーンに対するコアの嵌
め込みを容易にかつ迅速に行なえる。また、コーンの軸
芯とコアの軸芯との正確な位置合わせが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す駆動コーンを備えた巻
取巻出装置の要部平面図である。
【図2】駆動コーンとコアの端部の関係を示した部分拡
大正面図である。
【図3】従来のコーンとコア(部分)を示した正面図で
ある。
【図4】さらに従来のコーンとコア(部分)を示した正
面図である。
【符号の説明】
A……巻取巻出装置 10……駆動コーン 12……従動コーン 18……コア 18a、18b……コアの端部 20……テーパ部 22……周溝 24……ゴム輪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コア嵌込み側の先端部から径が大きくなる
    テーパ部を有し、前記テーパ部にゴム等の滑止め部材を
    設け、円筒状のコアの端部を前記テーパ部における滑止
    め部材を設けた位置で受けて前記コアに回転トルクを伝
    達せしめるコーンであって、 前記滑止め部材が、前記コアの端部に相当する位置にの
    み設けられていることを特徴とする巻取巻出装置におけ
    るコーン。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコーンに円筒状のコアを嵌
    め込んだのち、前記コーンから前記コアに向けて軸方向
    に押圧することを特徴とするコアの軸芯矯正方法。
JP5104467A 1993-04-30 1993-04-30 長尺物の巻取巻出装置におけるコーン、及びこれを用いたコアの軸芯矯正方法 Pending JPH06312862A (ja)

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JP5104467A JPH06312862A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 長尺物の巻取巻出装置におけるコーン、及びこれを用いたコアの軸芯矯正方法

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JPH06312862A true JPH06312862A (ja) 1994-11-08

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JP5104467A Pending JPH06312862A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 長尺物の巻取巻出装置におけるコーン、及びこれを用いたコアの軸芯矯正方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0914278A (ja) * 1995-06-28 1997-01-14 Fujitsu Ltd 伝導連結装置及びこの装置を有する画像形成装置
CN102921768A (zh) * 2012-11-18 2013-02-13 镇江鼎胜铝业股份有限公司 铝带开卷机、卷取机的组合式锥头
CN108217316A (zh) * 2017-12-29 2018-06-29 天津长飞鑫茂光通信有限公司 一种新型收纤桶固定装置
CN110482310A (zh) * 2019-09-10 2019-11-22 依合斯电梯配件(上海)有限公司 一种安全可靠单人操作的钢丝卷快速夹紧装置

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