JPH06311665A - コードレス電子機器及びその充電装置 - Google Patents

コードレス電子機器及びその充電装置

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JPH06311665A
JPH06311665A JP12047593A JP12047593A JPH06311665A JP H06311665 A JPH06311665 A JP H06311665A JP 12047593 A JP12047593 A JP 12047593A JP 12047593 A JP12047593 A JP 12047593A JP H06311665 A JPH06311665 A JP H06311665A
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JP
Japan
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circuit
charging
voltage
secondary battery
power supply
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JP12047593A
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Shoichi Nakamura
正一 中村
Hideki Ezawa
秀樹 江沢
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電終了後に使用しても、2次電池を満充電
状態に保つ。 【構成】 コードレス電子機器10においては、外部電
源端子1Bに電圧が供給されているときは、この外部電
源端子1Bを、切り換えスイッチ手段13を通じて電子
回路11の電源ラインに接続する。外部電源端子1Bに
電圧が供給されていないときは、2次電池12を、切り
換えスイッチ手段13を通じて電子回路11の電源ライ
ンに接続する。また、充電装置20においては、2次電
池12の満充電が検出されないときは、充電回路Q1を
動作状態とし、その出力電圧を、充電端子2A、1Aを
通じてコードレス電子機器10の2次電池12に供給す
る。2次電池12の満充電が検出されたときは、電圧回
路25を動作状態とし、その出力電圧を外部電源端子2
B、1Bを通じてコードレス電子機器10の電子回路1
2に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス電子機器
及びその充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルセルラー方式の移動電話機にお
いては、その通話はTDD方式により実現されている。
このTDD方式においては、1つの通話に対して1チャ
ンネルが割り当てられ、その1チャンネルが、時間的
に、送信スロットと、受信スロットとに分割されるとと
もに、その送信スロットと、受信スロットとが交互に繰
り返される。
【0003】このため、デジタルセルラー方式の携帯電
話機において消費される電流は、例えば、図3に示すよ
うに変化する。すなわち、待ち受け時には、受信回路の
一部などが動作しているだけなので、消費電流は30〜35
mA程度であるが、着呼があると、受信回路のすべてが動
作状態となるので、消費電流は185mA程度となる。そし
て、通話状態に入ると、その平均の消費電流は430mA程
度であるが、送信スロットTTXでは、ピークで950mA程
度の電流が消費され、受信スロットTRXでは、185mA程
度の電流が消費される。なお、電源電圧は、例えば6V
である。
【0004】このように、携帯電話機は比較的大きな電
流を消費するので、携帯電話機は、一般に、その動作電
源として2次電池を内蔵している。そして、この2次電
池がカラになったときには、充電済みの2次電池と交換
するか、電話機を充電器にセットして内蔵の2次電池を
充電するようにしている。また、その2次電池として
は、一般に、放電特性が良好なニッケルカドミウム電池
やニッケル水素電池が使用されている。つまり、このよ
うにすれば、ランニングコストが安くなるとともに、電
源の保守が楽になる。
【0005】図4は、携帯電話機の電源系及びその充電
器の一例を示すもので、10は携帯電話機、20はその
充電器である。そして、電話機10において、1Aは充
電端子、1Gは共通端子、11は電話機の本体回路(携
帯電話部)、12は電源用の2次電池を示す。この2次
電池12は、電話機10に内蔵されているものである
が、例えばカラになったとき、充電済みのものと交換が
できるように、電話機10に対して着脱自在とされてい
る。また、この電池12は、上述のように、ニッケルカ
ドミウム電池あるいはニッケル水素電池とされるととも
に、一例として、出力電圧は6V、容量は650mAhとさ
れ、電話機10を1時間くらい使用できるようにされて
いる。
【0006】一方、充電器20において、2Aは充電端
子、2Gは共通端子を示し、これら端子2A、2Gは、
電話機10が充電器20にセットされたとき、端子1
A、1Gがそれぞれ接続されるものである。
【0007】また、21は電源回路を示し、この電源回
路21は、例えばスイッチング方式に構成され、100V
の商用交流電圧を変圧及び整流して10V程度の直流電圧
V21を出力するものである。なお、電源回路21は、電
池12の1C(=650mA)に対応する程度の容量があれ
ばよい。
【0008】さらに、24はマイクロコンピュータによ
り構成された充電制御回路を示す。そして、電源回路2
1からの電圧V21が、定電圧回路23に供給されて例え
ば5Vの直流電圧V23に安定化され、この電圧V23が制
御回路24にその動作電圧として供給される。
【0009】また、Q1は急速充電用のトランジスタ、
Q2は補充電用のトランジスタ、Q3はトリクル充電用の
トランジスタで、これらトランジスタQ1〜Q3は制御回
路24によりオンオフ制御される。さらに、R2、R3は
電流制限用の抵抗器、R4、R5は充電電圧測定用の抵抗
器、C1はリップル除去用のコンデンサ、D1は逆流防止
用のダイオードである。
【0010】そして、充電器20に電話機10をセット
すると、電源回路21の直流電圧V21が、電源回路21
→トランジスタQ1→ダイオードD1→端子2A→端子1
Aの電流ラインを通じて電池12に供給され、電池12
は1C(=650mA)の大きさの定電流により急速充電さ
れる。そして、図2に示すように、充電が100%に近づ
くと、電池12の端子電圧は次第に上昇し、ほぼ100%
まで充電が行われると、以後、端子電圧は低下してい
く。そこで、この端子電圧の低下が、抵抗器R4、R5を
通じて制御回路24により検出され、トランジスタQ1
がオフとされて急速充電は終了とされる。
【0011】続いて、制御回路24によりトランジスタ
Q2がオンとされ、電池12は、トランジスタQ2を通じ
て補充電される。この補充電の充電電流の大きさは、抵
抗器R2により設定されるもので、0.1〜0.3C程度の大
きさとされる。
【0012】そして、この補充電が1時間程度行われて
電池12は満充電の状態とされると、トランジスタQ2
はオフとされる。そして、同時に、トランジスタQ3が
オンとされ、電池12はトランジスタQ3を通じてトリ
クル充電される。このトリクル充電の充電電流の大きさ
は、抵抗器R3により設定されるもので、0.05〜0.1C程
度の大きさとされる。
【0013】以上のようにして、図4の充電器20によ
れば、電池12を急速に充電することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の充電
器20は、電池12の充電をできるだけであり、電話機
10を作動させる電流を電話機10に供給することはで
きない。このため、 電話機10が充電器20にセットされていても、補
充電あるいはトリクル充電が行われている期間に通話を
行うと、電話機10の動作電流は、電池12から取り出
されることになる。このため、電池12を常に満充電状
態にしておくことができず、充電器20から取り外して
使用するとき、その使用できる時間が短くなる。
【0015】 トリクル充電の充電電流の大きさは、
0.05〜0.1C、すなわち、32〜65mA程度であるのに対
し、電話機10の待ち受け時の消費電流は30〜35mA程度
なので、トリクル充電が十分には行われない。
【0016】 電池12がニッケル水素電池の場合、
充電時、電話機10の電源をオフにしておくと、電池1
2はトリクル充電により過充電状態となり、寿命が短く
なってしまう。などの問題を生じてしまう。
【0017】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、2次電池12を内蔵できるコードレス電子機器10
において、本体の電子回路11と、外部電源端子1B
と、充電端子1Aと、外部電源端子1Bの電圧の有無を
検出する電圧検出回路14と、この電圧検出回路14の
検出出力により制御され、外部電源端子1Bと2次電池
12とを、電子回路11の電源ラインに選択的に接続す
る切り換えスイッチ手段13とを設け、充電端子1Aは
2次電池12に接続され、電圧検出回路14の検出出力
により、外部電源端子1Bに電圧が供給されているとき
は、この外部電源端子1Bを、切り換えスイッチ手段1
3を通じて電子回路11の電源ラインに接続し、外部電
源端子1Bに電圧が供給されていないときは、2次電池
12を、切り換えスイッチ手段13を通じて電子回路1
1の電源ラインに接続するようにしたものである。
【0019】また、コードレス電子機器10に組み合わ
されて使用される充電装置20においては、電圧源21
の直流出力電圧を、コードレス電子機器10の動作電圧
に変換する電圧回路25と、電圧源21の直流出力電圧
により2次電池12を急速充電する充電回路Q1と、2
次電池12の充電状態を検出する充電検出回路R6、RT
Hと、この充電検出回路R6、RTHの検出出力にしたがっ
て、電圧回路25及び充電回路Q1の動作を制御する充
電制御回路24と、外部電源端子2Bと、充電端子2A
とを設け、2次電池12の満充電が検出されないとき
は、充電回路Q1を動作状態とするとともに、電圧回路
25を停止状態とし、充電回路Q1の出力電圧を、充電
端子2A、1Aを通じてコードレス電子機器10の2次
電池12に供給し、2次電池12の満充電が検出された
ときは、充電回路Q1を停止状態とするとともに、電圧
回路25を動作状態とし、この電圧回路25の出力電圧
を外部電源端子2B、1Bを通じてコードレス電子機器
10の電子回路12に供給するようにしたものである。
【0020】
【作用】2次電池12の急速充電中は、その2次電池1
2の端子電圧及びその充電電圧が動作電圧として使用さ
れる。2次電池12の急速充電の終了後は、それまでの
充電電圧が動作電圧として使用される。
【0021】
【実施例】図1において、電話機10には、充電端子1
A及び共通端子1Gに加えて、外部電源端子1B及び充
電検出端子1Cが設けられる。また、2次電池12は、
ニッケル水素電池とされるとともに、その温度を検出す
る素子としてサーミスタRTHを一体に有する。そして、
電池12の電極が、端子1A、1Gに接続されるととも
に、サーミスタRTHが、端子1C、1Gに接続される。
なお、サーミスタRTHの抵抗値は、例えば25°Cのとき
10kΩである。
【0022】さらに、スイッチ回路13及び電圧検出回
路14が設けられ、端子1A、1Bがスイッチ回路13
の入力接点に接続されるとともに、本体回路11の電源
ラインが、スイッチ回路13の共通接点に接続される。
なお、スイッチ回路13は、トランジスタあるいはリレ
ーの接点などにより構成することができる。
【0023】また、検出回路14は、端子1Bの電圧の
有無を検出し、その検出出力によりスイッチ回路13を
制御するものであり、端子1Bに電圧が供給されていな
いとには、スイッチ回路13を図の状態に接続する。
【0024】一方、充電器20には、充電端子2A及び
共通端子2Gに加えて、電源端子2B及び充電検出端子
2Cが設けられる。この場合、端子2B、2Cも、端子
2A、2G及び1A、1Gと同様、電話機10が充電器
20にセットされたとき、端子1B、1Cにそれぞれ接
するものである。
【0025】そして、電源回路21からの電圧V21が、
定電圧回路25に供給されるとともに、制御回路24か
ら定電圧回路25に制御信号が供給され、急速充電の行
われていないときには、定電圧回路25の動作が許可さ
れ、電圧V21は、本体回路11に必要な大きさの電圧、
すなわち、6Vの直流電圧V25に定電圧化され、この電
圧V25が端子2Bに供給される。さらに、定電圧回路2
3の出力電圧V23が、抵抗器R6を通じて端子2Cに供
給されるとともに、この端子2Cの電圧V2が、制御回
路24に充電検出電圧として供給される。なお、抵抗器
R6の値は、25°CのときのサーミスタRTHの抵抗値10
kΩに等しくされる。
【0026】このような構成によれば、電話機10が充
電器20にセットされていないときには、端子2Cは無
負荷となるので、V2=V23であるが、電話機10が充
電器20にセットされたときには、電圧V23が、抵抗器
R6及びサーミスタRTHにより分圧され、この分圧電圧
が電圧V2となるので、例えばV2=V23/2(温度が25
°Cのとき)となる。したがって、制御回路24は、こ
の電圧V2の大きさから、電話機10が充電器20にセ
ットされているかいないかを、知ることができる。
【0027】そして、電話機10が充電器20にセット
されると、電圧V2の変化から制御回路24は、電話機
10が充電器20にセットされたことを知り、トランジ
スタQ1を制御して急速充電を許可する。したがって、
電源回路21の直流電圧V21が、電源回路21→トラン
ジスタQ1→ダイオードD1→端子2A→端子1Aの電流
ラインを通じて電池12に供給され、電池12は1Cの
大きさの定電流により急速充電される。
【0028】また、この急速充電中は、制御回路24に
より定電圧回路25の動作が禁止され、電圧V25は出力
されない。したがって、端子1Bに電圧V25が供給され
ないが、この端子1Bに電圧V25の供給されていないこ
とが検出回路14により検出され、その検出出力により
スイッチ回路13は、図の状態に接続される。
【0029】こうして、急速充電中は、端子1A及び電
池12が、スイッチ回路13を通じて本体回路11の電
源ラインに接続されている。したがって、急速充電中に
電話機10を使用することもできる。
【0030】そして、充電が100%に近づくと、充電の
ためのエネルギは充電に使用されずに熱となってしまう
ので、図2に破線で示すように、充電が100%に近づく
と、電池12の温度は急激に上昇していくとともに、こ
の温度変化がサーミスタRTHにより検出され、図2に示
すように、端子2Cの電圧V2は、V2=V23/2から急
激に低下していく。そこで、この電圧V2の急激な低下
が制御回路24により検出され、トランジスタQ1がオ
フとされて急速充電は終了とされる。例えば、急速充電
中は、1分ごとに電圧V2の大きさを読み取って1分ご
との電圧V2の変化を検出し、この変化量が例えば60mV
/分以上よりも大きくなったとき、急速充電は終了とさ
れる。
【0031】続いて、制御回路24によりトランジスタ
Q2がオンとされ、電池12は、トランジスタQ2を通じ
て補充電される。この補充電の充電電流の大きさは、抵
抗器R2により設定されるもので、0.1〜0.3C程度の大
きさとされる。
【0032】また、急速充電を終了すると、制御回路2
5により、定電圧回路25の動作が許可され、定電圧回
路25からは電圧V25が出力され、端子2Bを通じて端
子1Bに供給される。すると、この端子1Bの電圧V25
が検出回路14により検出され、その検出出力によりス
イッチ回路13は図とは逆の状態に接続され、電圧V25
がスイッチ回路13を通じて本体回路11の電源ライン
に供給される。したがって、補充電中にも電話機10を
使用することができる。
【0033】そして、この補充電が例えば1時間程度行
われて電池12が満充電状態とされると、トランジスタ
Q2はオフとされ、すべての充電動作を終了する。
【0034】一方、電話機10に電池12が装着されて
いない場合には、電話機10を充電器20にセットして
も、V2=V23であり、トランジスタQ1による急速充電
が許可されないとともに、定電圧回路25の動作が許可
されるので、電圧V23が端子1Bに供給される。したが
って、上述の補充電のときのように、その電圧V23がス
イッチ回路13を通じて本体回路11に供給されるの
で、電池12が装着されていなくても、電話機10を使
用することができる。
【0035】なお、電話機10が充電器20にセットさ
れていないとき、トランジスタQ1は無負荷状態となっ
てトランジスタQ1の出力電圧は10V程度になり、電話
機10が充電器20にセットされたとき、電池12が負
荷となってトランジスタQ1の出力電圧は6V程度とな
る。そして、この出力電圧の変化が、抵抗器R4、R5に
より検出されて制御回路24に供給されるので、制御回
路24は、トランジスタQ1の出力電圧から、電話機1
0が充電器20にセットされているかいないかを知るこ
ともできる。
【0036】また、電池12としてサーミスタRTHを内
蔵していないニッケルカドミウム電池などを使用した場
合には、電話機10が充電器20にセットされても、端
子2Cの電圧V2は、V2=V23から変化しない。
【0037】したがって、トランジスタQ1の出力電圧
の変化と、電圧V2の変化とから、電池12が、ニッケ
ル水素電池であるかニッケルカドミウム電池であるかを
判別することができ、ニッケル水素電池のときには、上
述のように温度変化から充電終了を判断し、ニッケルカ
ドミウム電池のときには、端子電圧の変化から充電終了
を判断することができる。
【0038】以上のようにして、電池12の急速充電を
行うことができるが、電話機10が充電器20にセット
されている状態であれば、急速充電後に通話を行って
も、その通話は、定電圧回路25からの電圧V25を使用
して行われるので、電池12が消費されることがなく、
電池12を常に満充電状態に保つことができる。したが
って、充電しておいたので、十分な時間使用できると思
っていたのに、すぐに電池が切れてしまったなどという
トラブルを生じることがない。しかも、その充電中に電
話機10を使用することもできる。
【0039】また、充電器20は、電池12を急速充電
できればよい程度の電流容量とすることができる。さら
に、充電器20は電池12を急速充電できるだけの電流
容量でよいので、電流的な設計や熱的な設計が楽になる
とともに、小型化することもできる。また、電池12が
過充電をすると寿命が短くなるニッケル水素電池の場
合、その温度変化から急速充電の終了時点を判断してい
るので、図4の回路の場合のように、電池12の端子電
圧の変化から急速充電の終了時点を判断する場合に比
べ、その終了時点を速く決定でき、ニッケル水素電池に
対して過充電になることがない。
【0040】さらに、電池12のトラブルなどにより、
電話機10に電池12がセットされていないときでも、
電話機10を充電器20にセットすることにより、電話
機10を使用することができる。また、待ち受け状態が
長時間にわたって連続しても、電話機10及び充電器2
0を安定して使用することができる。
【0041】なお、上述においては、サーミスタRTHが
電池12と一体であるとしたが、電池12と熱的に結合
され、電池12の急速充電時の温度上昇を検出できるの
であれば、電池12と別体であってもよい。また、上述
においては、この発明を携帯電話機10及びその充電器
20に適用した場合であるが、ノートタイプのパーソナ
ルコンピュータなど一般のコードレス電子機器及びその
充電装置にも適用することができる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、電話機10が充電器
20にセットされている状態であれば、急速充電後に通
話を行っても、電池12が消費されることがなく、電池
12を常に満充電状態に保つことができる。しかも、そ
の充電中に電話機10を使用することもできる。また、
充電器20は、電池12を急速充電できればよい程度の
電流容量とすることができる。さらに、充電器20は、
電流的な設計や熱的な設計が楽になるとともに、小型化
することもできる。
【0043】また、電池12の温度変化から急速充電の
終了時点を判断しているので、過充電によりニッケル水
素電池の寿命を縮めることがない。さらに、電池12の
トラブルなどにより、電話機10に電池12がセットさ
れていないときでも、電話機10を充電器20にセット
することにより、電話機10を使用することができる。
また、待ち受け状態が長時間にわたって連続しても、電
話機10及び充電器20を安定して使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す接続図である。
【図2】電池の充電時の特性を示す図である。
【図3】消費電流を説明するための図である。
【図4】従来例を示す接続図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 11 本体回路 12 2次電池 14 電圧検出回路 20 充電器 21 電源回路 23 定電圧回路 24 充電制御回路 25 定電圧回路 Q1 急速充電用トランジスタ Q2 補充電用トランジスタ RTH サーミスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次電池を内蔵できるコードレス電子機
    器において、 本体の電子回路と、 外部電源端子と、 充電端子と、 上記外部電源端子の電圧の有無を検出する電圧検出回路
    と、 この電圧検出回路の検出出力により制御され、上記外部
    電源端子と上記2次電池とを、上記電子回路の電源ライ
    ンに選択的に接続する切り換えスイッチ手段とを有し、 上記充電端子は上記2次電池に接続され、 上記電圧検出回路の検出出力により、 上記外部電源端子に電圧が供給されているときは、この
    外部電源端子を、上記切り換えスイッチ手段を通じて上
    記電子回路の電源ラインに接続し、 上記外部電源端子に電圧が供給されていないときは、上
    記2次電池を、上記切り換えスイッチ手段を通じて上記
    電子回路の電源ラインに接続するようにしたコードレス
    電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコードレス電子機器に
    組み合わされて使用される充電装置において、 電圧源の直流出力電圧を、上記コードレス電子機器の動
    作電圧に変換する電圧回路と、 上記電圧源の直流出力電圧により上記2次電池を急速充
    電する充電回路と、 上記2次電池の充電状態を検出する充電検出回路と、 この充電検出回路の検出出力にしたがって、上記電圧回
    路及び上記充電回路の動作を制御する充電制御回路と、 外部電源端子と、 充電端子とを有し、 上記2次電池の満充電が検出されないときは、上記充電
    回路を動作状態とするとともに、上記電圧回路を停止状
    態とし、 上記充電回路の出力電圧を、上記充電端子を通じて上記
    コードレス電子機器の上記2次電池に供給し、 上記2次電池の満充電が検出されたときは、上記充電回
    路を停止状態とするとともに、上記電圧回路を動作状態
    とし、 この電圧回路の出力電圧を上記外部電源端子を通じて上
    記コードレス電子機器の上記電子回路に供給するように
    したコードレス電子機器の充電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2に記載のコードレ
    ス電子機器及びその充電装置において、 上記コードレス電子機器は、上記充電検出回路として、
    上記2次電池の急速充電時における温度上昇を検出する
    検出素子を有し、 この検出素子の検出出力が上記充電制御回路に供給さ
    れ、 上記2次電池の温度上昇から上記2次電池の満充電を判
    断するようにしたコードレス電子機器の充電装置。
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