JPH0631098U - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JPH0631098U
JPH0631098U JP7362892U JP7362892U JPH0631098U JP H0631098 U JPH0631098 U JP H0631098U JP 7362892 U JP7362892 U JP 7362892U JP 7362892 U JP7362892 U JP 7362892U JP H0631098 U JPH0631098 U JP H0631098U
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真人 矢木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧着端子がゆがんでもアンビル上の正しい位
置でかしめる。 【構成】 カッタ20は、上方に開口を有するコの字型
とした上下動ガイド21と、当該上下動ガイド21が上
下動可能なコの字型の収納スペースを備えたカッタ本体
22とから構成されている。条溝41を介して送り出さ
れた圧着端子90は上下動ガイド21におけるコの字型
の両壁材間にて正しい位置に保持されるので、連続端子
間で歪んでいたとしても直線状に矯正される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、端子圧着装置に関し、特に、縦連鎖端子の圧着に使用されるエンド フィード型の端子圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
端子圧着装置は、下型となるアンビルと上型となるクリンパとにより圧着端子 のかしめ部をかしめている。従来、このようなアンビルとクリンパを備えた端子 圧着装置として、実開平4−55790号公報などに示すものが知られている。
【0003】 図8には従来のエンドフィード型の端子圧着装置を概略的に示している。この ような端子圧着装置においては、縦方向に連続して形成された圧着端子が所定の 条溝3を介してアンビル1の凸部1a上に移動してくると、クリンパ2がその凹 部2aにて同凸部1a上を覆うように下降する。すると、圧着端子のかしめ部は 凸部と凹部とにはさまれてかしめられる。ここにおいて、連続形成された圧着端 子は図示しないリールなどに巻き付けられ、同リールから上記条溝3内を介して アンビル1の凸部1a上まで導かれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の端子圧着装置においては、連続形成された圧着端子が潜在的に 蛇行歪を有する場合、条溝3内では直線状に規制されているものの、条溝3を出 たところから先端側が斜め方向にゆがむため、圧着端子のかしめ部が同条溝3と 直線状に配置されているアンビル1の凸部1a上からはみ出てしまい、上方から 降りてくるクリンパ2の凹部2a内に入らずに図9に図示するようにつぶれてし まうことになるという課題があった。
【0005】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、圧着端子を圧着直前までア ンビル上の正規位置に案内規制することにより正確にかしめることが可能な端子 圧着装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、縦方向に連続形成された 圧着端子の最端部を上型と下型との間でかしめつつ圧着端子間で切断する端子圧 着装置において、切断点よりも先端側に当該圧着端子の幅を隔ててガイド部材を 配設して構成してある。
【0007】 また、請求項2にかかる考案においては、上記請求項1に記載の端子圧着装置 において、上記ガイド部材を、上型の移動方向と平行に移動可能であって、かつ 、同上型の側に向かって付勢した状態で下型の側に保持せしめて構成してある。
【0008】
【作用】
上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、連続形成された圧着 端子が潜在的に蛇行歪を有していても、切断点よりも先で当該圧着端子の幅を隔 てたガイド部材間に挿入されるため、両側面でガイド部材に当接して正しい位置 に保持される。
【0009】 また、請求項2にかかる考案においては、平常時は高く突出して圧着端子が両 ガイド部材間からはみ出てしまいにくくするが、下型に向かって上型が移動して くるときにガイド部材が上型に当接した場合には、同ガイド部材は上型に押され つつ移動して上型の移動を妨げない。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、連続形成された圧着端子が潜在的に蛇行歪を有 している場合にも、上型と下型との間で正しい位置に保持するため、正確に圧着 することが可能な端子圧着装置を提供することができる。
【0011】 また、請求項2にかかる考案によれば、上型と下型とが近距離に接近するとき にでも、圧着端子を正しい位置に保持しやすくすることができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案の一実施例にかかる端子圧着装置における下型周辺部分の拡大 斜視図である。なお、図4には本装置で使用される圧着端子90を示しており、 同圧着端子90はかしめ部91と接触部92とを備えて縦方向に連続的に形成さ れている。
【0013】 図1において、下型10は、圧着端子90の接触部92を下方から保持すると ともにこの接触部92と連続形成された次の圧着端子90のかしめ部91との間 の接続部を切断するためのカッタ20と、圧着端子90のかしめ部91を下方か ら保持するアンビル30とを備えている。 カッタ20は、図2に示すように、上方に開口を有するコの字型とした上下動 ガイド21と、当該上下動ガイド21が上下動可能なコの字型の収納スペースを 備えたカッタ本体22とから構成され、当該カッタ本体22における上記収納ス ペースに上下動ガイド21を前面側から収納した後、当該収納スペース内に同上 下動ガイド21を上方に付勢するスプリング23を配設してある。なお、当該カ ッタ本体22の後面側には受け刃22aが形成されている。
【0014】 アンビル30は、上方に突出して圧着端子90のかしめ部91が載置される凸 部30aが形成され、このアンビル30とカッタ20とが端子圧着装置本体40 にネジ止め固定されている。このとき、図3に示すように、アンビル30の凸部 30aとカッタ20における上下動ガイド21の開口部分と端子圧着装置本体4 0の条溝41とが直線となるように配置されている。
【0015】 一方、上型50については、上記アンビル30と対になるクリンパ60と、上 記カッタ20と対になるシャーブレード70と、両者を所定間隔だけ隔てて保持 するスペーサ80とを備えている。ここで、同クリンパ60には上記アンビル3 0の凸部30aが挿入可能な凹部60aが下方に開口を向けて形成されている。 スペーサ80は、圧着後の圧着端子90とクリンパ60とを分離するためのスト リッパ42を逃げるための第一スペーサ81と、圧着時に圧着端子90の接触部 92に上方から当接して保持する第二スペーサ82とから構成されている。
【0016】 次に、上記構成からなる本実施例の動作を説明する。 図5は、上型50が最上位置にある状態を示しており、このときに図示しない フィード機構は本体40の条溝41内に導入されている圧着端子90を一つだけ 送り出す。この送り出しは、連続形成された圧着端子90の先端の一つが条溝4 1を出て、そのかしめ部91がアンビル30の凸部30a上に来るように行われ るが、このとき、圧着端子90の接触部92はコの字型とした上下動ガイド21 の間に位置し、かつ当該上下動ガイド21における開口部分の両側壁内面に当接 する。
【0017】 従って、条溝41を出た部分の圧着端子90も、条溝41内にあったときと同 様に直線上に並ぶように規制される。条溝41と上下動ガイド21の開口部分と アンビル30の凸部30aとは直線上に配設されているため、接触部92が上下 動ガイド21にて直線状に位置規制されると、上下動ガイド21のないかしめ部 91もアンビル30の凸部30a上に正確に配置される。
【0018】 上型50が下方に降りてくるときには、クリンパ60の凹部60aがアンビル 30の凸部30a上に向かって下降してくるが、圧着端子90のかしめ部91は 同凸部30a上に正確に配置されているので同かしめ部91は凹部60a内に入 り込み、凸部30aと凹部60aとの間にはさまれて電線Cの端部が圧着される 。
【0019】 クリンパ60が下降するとともにスペーサ80も下降する。第二スペーサ82 は再下位置にて接触部92の上面に当接するように形成されており、同接触部9 2に当接する前に上下動ガイド21の上面に当接する。ところで、上下動ガイド 21はカッタ本体22の収納スペース内で上下動可能に保持されており、通常時 、スプリング23にて上方に突出するように付勢されている。従って、第二スペ ーサ82が上下動ガイド21上に降りてきても同上下動ガイド21は第二スペー サ82が下降するのにともなってそのまま下降する。そして、最下位置にて第二 スペーサ82は圧着端子90の接触部92上面に当接し、圧着時のねじれゆがみ などを防止する。
【0020】 図6は上型50が再下位置に降りた状態を示している。同図に示すように、上 下動ガイド21は第二スペーサ82の下面にて押し下げられ、下降している。な お、本実施例においては、このように上下動ガイド21が上下動するように構成 しているが、第二スペーサ82による圧着端子90の接触部92に対する保持機 能を要しない形式のものにおいては上下動ガイド21は上下可動しない固定式で よい。一方、第一スペーサ81についてはストリッパ42を逃げるように配置さ れており、同第一スペーサ81の下面はストリッパ42よりも微少距離だけ上方 に位置している。また、シャーブレード70はカッタ本体22の後面側に形成さ れた受け刃22aに接するように下降し、条溝41内外の圧着端子90を切断す る。なお、当該切断位置が切断点である。
【0021】 この後、上型50が上昇すると、クリンパ60の凹部60a内に圧着端子90 のかしめ部91が保持されたまま上昇するが、圧着端子90はストリッパ42の 下面に当接し、クリンパ60から離脱する。これにより電線Cの圧着作業の一工 程が終了する。 なお、上述した実施例においては、圧着端子90の接触部92をカッタ20の 上下動ガイド部材21で保持するようにしているが、かしめ部91を保持するよ うにしても良い。 図7は、他の実施例にかかるアンビル30の構造を示している。同アンビル3 0は、凸部30aの両側面には当該凸部30aと平行に収納溝30b1,30b 2が形成され、それぞれの収納溝30b1,30b2内には上下動可能な上下動 ガイド31a,31bが収容されている。それぞれの上下動ガイド31a,31 bはスプリング32にて上方に付勢されているが、所定の段部にて抜け止めされ ている。
【0022】 かかる構成とした場合、連続形成された圧着端子90がフィード機構にて送り 出され、条溝41を出た圧着端子90のかしめ部91がアンビル30の凸部30 a上に移動してくると、凸部30aの両わきに突出している上下動ガイド31a ,31bにて凸部30aの中程に位置規制される。そして、クリンパ60の下降 によりアンビル30との間で圧着端子90の圧着が行われるとき、上下動ガイド 31a,31bがアンビル30の下降動作に連動して収納溝30b1,30b2 内に押しやられることとなる。従って、各圧着端子90は圧着直前までかしめ部 91の両側をアンビル30の凸部30a上の正規位置に規制されることとなるた め、前記実施例よりもさらに正確な圧着を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる端子圧着装置におけ
る下型周辺の拡大斜視図である。
【図2】カッタ本体の斜視図である。
【図3】アンビルとカッタと本体との配置状況を示す上
面図である。
【図4】圧着端子の斜視図である。
【図5】上型が最上位置にあるときの側面図である。
【図6】下型が最下位置にあるときの側面図である。
【図7】他の実施例にかかるアンビルの斜視図である。
【図8】従来の端子圧着装置の部分斜視図である。
【図9】圧着端子の不良状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…下型 20…カッタ 21…上下動ガイド 22…カッタ本体 23…スプリング 30…アンビル 30a…凸部 30b1,30b2…収納溝 31a,31b…上下動ガイド 32…スプリング 40…端子圧着装置本体 50…上型 60…クリンパ 70…シャーブレード 90…圧着端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に連続形成された圧着端子の最端
    部を上型と下型との間でかしめつつ圧着端子間で切断す
    る端子圧着装置において、切断点よりも先端側に当該圧
    着端子の幅を隔ててガイド部材を配設したことを特徴と
    する端子圧着装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の端子圧着装置にお
    いて、上記ガイド部材を、上型の移動方向と平行に移動
    可能であって、かつ、同上型の側に向かって付勢した状
    態で下型の側に保持せしめたことを特徴とする端子圧着
    装置。
JP1992073628U 1992-09-28 1992-09-28 端子圧着装置 Expired - Fee Related JP2587889Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10461486B2 (en) 2015-11-05 2019-10-29 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Die and press apparatus including die

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