JPH06309823A - 磁気ヘッドの位置制御方法 - Google Patents

磁気ヘッドの位置制御方法

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Publication number
JPH06309823A
JPH06309823A JP11936493A JP11936493A JPH06309823A JP H06309823 A JPH06309823 A JP H06309823A JP 11936493 A JP11936493 A JP 11936493A JP 11936493 A JP11936493 A JP 11936493A JP H06309823 A JPH06309823 A JP H06309823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain correction
gain
magnetic head
correction coefficient
pes
Prior art date
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Pending
Application number
JP11936493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Suzuki
一男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP11936493A priority Critical patent/JPH06309823A/ja
Publication of JPH06309823A publication Critical patent/JPH06309823A/ja
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ディスク上の有効範囲に渡って均一な位置
誤差信号のゲインを得ることができるゲイン補正の制御
方法を提供すること。 【構成】磁気ディスク上の3カ所以上のトラックにおい
て、予め定められた位置誤差信号のゲインになるように
ゲイン補正係数を計算し、該ゲイン補正係数を直線補間
して得られるゲイン補正関数を計算し、位置誤差信号の
ゲイン補正制御を行う。 【効果】どのトラックにおいても一様な位置誤差信号の
ゲインを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドの位置制御
方法に関し、さらに詳しくは磁気ヘッドの位置誤差信号
(以下PESと略す)のゲイン補正の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックのセンターラインからの
磁気ヘッドのズレ量を表す信号であるPES生成手段と
しては、サーボパタン中に記録されているバースト信号
の振幅差を利用するのが一般的である。従来技術の一例
を図6に示すが、該バースト信号の振幅差を利用する手
段には、磁気ヘッド1が位置するトラックによって同じ
周波数であっても再生出力が変化し、磁気ディスク11
上の有効範囲に渡って均一なゲインのPESを得ること
が難しいという側面がある。そこで増幅段にAGCアン
プ3を組み込むことで、トラックによるバースト信号の
振幅を規格化する手段が取られていた。そして、位置制
御プログラム12を実行することで磁気ヘッド1の位置
制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、AGC
アンプ3を備えただけのPES生成手段では、トラック
によるバースト信号の振幅差はなくなるが、PESのゲ
インを均一にするところまではできないという課題があ
った。個々のバースト信号が磁気ディスク11の半径方
向に1トラックピッチの幅で、かつ1トラックピッチお
きに記録されている場合、磁気ヘッド1の実効トラック
幅が磁気ヘッド1の位置するトラックによって変化する
ため、図7に示すようなバースト信号の振幅値が得られ
る。バースト信号の振幅をAGCアンプ3によって規格
化すると図8のようになるが、実効トラック幅が広い時
と狭い時とで直線の傾きが異なるので、得られるPES
のゲインは磁気ディスク11上の有効領域に渡って均一
でなくなる。
【0004】この課題を解決するため、本発明の目的は
磁気ディスク11上の有効範囲に渡って均一なPESの
ゲインを得ることができるための補正手段を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明は、磁気ディスク上の3カ所以上のトラッ
クにおいて、予め定められたPESのゲインになるよう
にゲイン補正係数を計算し、該ゲイン補正係数を直線補
間して得られたゲイン補正関数により構成される。そし
て、任意のトラックにヘッドが移動したときにはそのト
ラック番号を該ゲイン補正関数に代入して該ゲイン補正
係数を獲得し、PESのゲイン補正を行う。
【0006】
【実施例】以下、本発明による一実施例を図面を基に説
明する。図1は本発明による磁気ヘッドの位置制御方法
を実現する位置制御装置のブロック図を示す。
【0007】まず、本発明による磁気ヘッドの位置制御
装置の通常の動作時の説明を行う。磁気ディスク11上
に記録されたサーボパタンが磁気ヘッド1によって再生
され、デモジュレータ4によってサーボ信号はデコード
される。サーボ信号の内のバースト信号の、積分値、も
しくはピーク値がA/D変換器5によってディジタル値
に変換される。マイクロプロセッサ7はバースト信号の
A/D変換値を処理してPES値を生成する。つぎに、
PESのゲイン補正プログラム13に従って、すなわ
ち、後述する図2に示したフローチャートに従って求め
られたPESのゲイン補正関数に、現在磁気ヘッド1が
位置するトラック番号を代入してゲイン補正係数を得、
該PESに該ゲイン補正係数を掛け、正しいゲインのP
ESを得ることができる。マイクロプロセッサ7は、該
PESの値と目標トラックの値を用いて、メモリ6に格
納されている位置制御プログラム12に従ってボイスコ
イルモータ(VCM)10を駆動する電流指令値を計算
し、D/A変換器8に送る。VCM10はVCMドライ
バ9を通して電流指令値に従った動きをすることにな
る。適切な動きをVCM10に行わせるためには、より
正確なゲインのPESが必要である。
【0008】次に、前述したPESのゲイン補正関数の
作成について説明する。図2はPESのゲイン補正関数
を作成するフローチャートを示す。該ゲイン補正関数は
磁気ディスク装置の電源の投入時などの準備期間に作成
される。ここでは磁気ディスク11上の三カ所において
ゲイン補正係数を求める場合を説明するが、四カ所以上
の場合も同様である。まず磁気ヘッド1をデータ領域の
最内周付近のトラックに移動させる(21)。この時ト
ラック番号がわかっていることが必要である。そのトラ
ックにおいて、後述する図4を用いて説明する方法など
で、ゲイン補正係数C1を計算する(22)。次に磁気
ヘッド1をデータ領域の中央付近の、番号が既知のトラ
ックに移動させる(23)。ステップ22と同様にして
ゲイン補正係数C2を計算する(24)。そして磁気ヘ
ッド1をデータ領域の最外周付近の、番号が既知のトラ
ックに移動させる(25)。ステップ22と同様にして
ゲイン補正係数C3を計算する(26)。
【0009】次にPESのゲイン補正関数を求めるが、
図3に示すようにゲイン補正係数C1とゲイン補正係数
C2を直線で結ぶことから決定するゲイン補正関数Fi
を計算する(27)。同様にして、ゲイン補正係数C2
とゲイン補正係数C3とからゲイン補正関数Foを計算
する(28)。
【0010】そして、前述したPESのゲイン補正係数
の計算の方法を説明する。A/D変換されたバースト信
号の値は磁気ヘッド1が磁気ディスク11の半径方向に
移動するとき、横軸に変位量を取るとA/D変換値は図
4のように直線的に変化するが、図中で直線的に変化し
ている部分の傾き(ゲイン)、すなわち変位量に対する
バースト信号の変化量が、磁気ディスク11の内周から
外周に渡って常に一定ではない。そこでA/D変換され
た値をゲイン補正係数を用いて正しい値に補正する必要
がある。該ゲイン補正係数の求め方の一例を図5を用い
て説明する。予め磁気ヘッド1が1/4トラックピッチ
だけトラック中心からずれている時に得られる理想的な
A/D変換値Niを決めておく。そして、マイクロプロ
セッサ7が1/4トラックピッチだけオフトラックする
ような位置指令値を位置制御部に与え、磁気ヘッド1が
その位置に位置決めされた時のA/D変換値を読み込
む。ゲインが高いときにはNhのような値になり、ゲイ
ンが低いときにはNsのような値となる。マイクロプロ
セッサ7は、理想的なA/D変換値を、読み込んだA/
D変換値で除し、すなわち、Ni/NhまたはNi/N
sを計算し、その値をゲイン補正係数としてメモリに記
憶する。
【0011】
【発明の効果】本発明による位置制御装置の制御方法
は、測定値に基づいて計算されたゲイン補正関数を用い
るので、どのトラックにおいても一様なPESのゲイン
を得ることができる。
【0012】さらに、磁気ディスク上の少なくても三カ
所以上でゲイン補正係数を計算するので、PESのゲイ
ンの非直線的な変化に対して、誤差を少なくすることが
できる。
【0013】また、どのトラックにおいても一様なPE
Sのゲインを得ることができるために、シーク終了時の
セトリングの際のオーバーシュートのばらつきが減少
し、アクセスタイムの短縮が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるゲイン補正関数を求める一例のフ
ローチャートである。
【図3】本発明のゲイン補正関数を説明する線図であ
る。
【図4】本発明のゲイン補正係数を計算する方法を説明
する線図である。
【図5】本発明のゲイン補正係数を計算する方法を説明
する線図である。
【図6】従来技術の一例を示すブロック図である。
【図7】従来技術の問題点を説明する線図である。
【図8】従来技術の問題点を説明する線図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 アンプ 3 AGCアンプ 4 デモジュレータ 5 A/D変換器 6 メモリ 7 マイクロプロセッサ 8 D/A変換器 9 VCMドライバ 10 VCM 11 磁気ディスク 12 位置制御プログラム 13 PESのゲイン補正プログラム 14 位置誤差信号検出部 15 位置制御部 C1 ゲイン補正係数 C2 ゲイン補正係数 C3 ゲイン補正係数 Fo ゲイン補正関数 Fi ゲイン補正関数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボパタンを記録した磁気ディスク
    と、位置誤差信号検出部と、マイクロプロセッサと、メ
    モリと、位置制御部とを備えた磁気ヘッドの位置制御装
    置を用いた位置制御方法において、マイクロプロセッサ
    が、磁気ディスクの少なくとも三カ所のトラックにおい
    て予め定められた位置誤差信号のゲインになるようにゲ
    イン補正係数を計算し、該ゲイン補正係数を直線補関し
    て得られるゲイン補正関数を計算し、その後は該ゲイン
    補正関数を用いて前記位置誤差信号のゲイン補正を行う
    ことを特徴とする磁気ヘッドの位置制御方法。
JP11936493A 1993-04-23 1993-04-23 磁気ヘッドの位置制御方法 Pending JPH06309823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11936493A JPH06309823A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 磁気ヘッドの位置制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11936493A JPH06309823A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 磁気ヘッドの位置制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06309823A true JPH06309823A (ja) 1994-11-04

Family

ID=14759672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11936493A Pending JPH06309823A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 磁気ヘッドの位置制御方法

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