JPH0630977Y2 - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
- Publication number
- JPH0630977Y2 JPH0630977Y2 JP2928889U JP2928889U JPH0630977Y2 JP H0630977 Y2 JPH0630977 Y2 JP H0630977Y2 JP 2928889 U JP2928889 U JP 2928889U JP 2928889 U JP2928889 U JP 2928889U JP H0630977 Y2 JPH0630977 Y2 JP H0630977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small
- plate
- ventilation
- outside
- cylindrical body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Ventilation (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は雨滴の侵入するのを防止した換気装置に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術] 従来の換気装置(換気用サーキュレーター)は、第1図
に示すように、雨水が室内に侵入しないように、フード
を取付ける構造のものが多い。
に示すように、雨水が室内に侵入しないように、フード
を取付ける構造のものが多い。
例えば、第1図において、11は壁、12は屋根で、壁
面11には換気口13が開口されている。そして該換気
口13の室外側にはフード14が設けられ室内側にはル
ーバー15を設ける構造になっている。
面11には換気口13が開口されている。そして該換気
口13の室外側にはフード14が設けられ室内側にはル
ーバー15を設ける構造になっている。
しかしながら、この構造のものはフード14のため、風
が通りにくく、さらに、下からの吹き上げに対しては水
滴が室内に侵入する場合がある。また、別の方式とし
て、シャッター付グリルのような開閉手段を設けたもの
もあるが、雨天のようなときは、閉塞状態にしなければ
ならなく、開口するわけにはいかないという不都合があ
る。
が通りにくく、さらに、下からの吹き上げに対しては水
滴が室内に侵入する場合がある。また、別の方式とし
て、シャッター付グリルのような開閉手段を設けたもの
もあるが、雨天のようなときは、閉塞状態にしなければ
ならなく、開口するわけにはいかないという不都合があ
る。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記実情に鑑み、種々考察したところ、外見が
すっきりとし、かつ、換気効果がよく、雨滴の侵入する
ことがない換気装置を考案したものである。
すっきりとし、かつ、換気効果がよく、雨滴の侵入する
ことがない換気装置を考案したものである。
[課題を解決するための手段] 本考案を第2〜5図に示した図面について説明する。
第2図は本考案の断面側面図、第3図は第2図のX−X
端面図、第4図は小径筒体の断面図、第5図はねじり板
の側面図である。
端面図、第4図は小径筒体の断面図、第5図はねじり板
の側面図である。
第2図について、Aは壁、1は換気口で、該換気口1は
四角形または円等の孔が開口しており、その孔には四角
筒または円筒の胴2が嵌込まれて換気口1を形成してい
る。
四角形または円等の孔が開口しており、その孔には四角
筒または円筒の胴2が嵌込まれて換気口1を形成してい
る。
胴2には、仕切板3が設けられ外部と内部とを遮断する
とともに、仕切板3には多数の小径筒体4が挿通されて
いる。なお、小径筒体4の室外側の端部は室内側の端部
より下方になるように傾設し、傾斜角度は最大でも10
度あれば良いもので、要は室外側の端部は室内側の端部
より下方になればよいものである。
とともに、仕切板3には多数の小径筒体4が挿通されて
いる。なお、小径筒体4の室外側の端部は室内側の端部
より下方になるように傾設し、傾斜角度は最大でも10
度あれば良いもので、要は室外側の端部は室内側の端部
より下方になればよいものである。
小径筒体4の内部には、帯状のねじり板5が収納されて
いる。ねじり板5は第4図、第5図に示すように金属板
またはプラスチック板で成形して良く、雨や水滴(ミス
ト)を含む風が通過したとき、このねじり板5にミスト
分を捕集させ、風のみ通過させるのである。ねじり板5
でミスト分を補足するミカニズムは、ねじり板5の旋回
流によりサイクロン効果が発生し、ミストが補足される
ものである。
いる。ねじり板5は第4図、第5図に示すように金属板
またはプラスチック板で成形して良く、雨や水滴(ミス
ト)を含む風が通過したとき、このねじり板5にミスト
分を捕集させ、風のみ通過させるのである。ねじり板5
でミスト分を補足するミカニズムは、ねじり板5の旋回
流によりサイクロン効果が発生し、ミストが補足される
ものである。
なお、雨や水滴を含んだ風が、小径筒体4を通過する
際、内蔵されているねじり板5の旋回流効果によりミス
トが補足されることを実験したところ、 第5図で示すように ねじり板の幅(筒体4の内径)をD,ねじりピッチを
P,ねじり板の全長をLとすれば P=2D〜4D L=3P であれば、10μ以上の水滴は防止することが可能であ
る。L=3P以上は通過抵抗が大きくなるため、換気風
量が低下し好ましくない。またP=2D〜4Dの関係か
ら大径の筒体では、筒体を長くせねばならないので、換
気口内に納まらなく筒体の外方に突出するという不都合
がある。
際、内蔵されているねじり板5の旋回流効果によりミス
トが補足されることを実験したところ、 第5図で示すように ねじり板の幅(筒体4の内径)をD,ねじりピッチを
P,ねじり板の全長をLとすれば P=2D〜4D L=3P であれば、10μ以上の水滴は防止することが可能であ
る。L=3P以上は通過抵抗が大きくなるため、換気風
量が低下し好ましくない。またP=2D〜4Dの関係か
ら大径の筒体では、筒体を長くせねばならないので、換
気口内に納まらなく筒体の外方に突出するという不都合
がある。
また、ねじり板5の旋回流効果によりミストを捕捉した
ドレンは、小径筒体4の傾斜に沿って室外に流れ落ち
る。
ドレンは、小径筒体4の傾斜に沿って室外に流れ落ち
る。
第2図の6・7は格子(グリル)であり、室内側のグリ
ル7は寒期には閉塞でき、また使用中は寒気風量を調整
できるようシャッター付グリル,開閉式小窓方式など開
閉装置が付いているものが設けられている。室外側のグ
リル6は単なる格子戸であってもよいものである。
ル7は寒期には閉塞でき、また使用中は寒気風量を調整
できるようシャッター付グリル,開閉式小窓方式など開
閉装置が付いているものが設けられている。室外側のグ
リル6は単なる格子戸であってもよいものである。
[作用] 以上明らかなように、本考案によれば、雨や水滴を含ん
だ風が、小径筒体4を通過するとき収納されているねじ
り板5により、粒径の大きい(10μ以上のミスト)も
のはドレンとなって傾設されている筒体を伝って室外に
流れ落ちる。
だ風が、小径筒体4を通過するとき収納されているねじ
り板5により、粒径の大きい(10μ以上のミスト)も
のはドレンとなって傾設されている筒体を伝って室外に
流れ落ちる。
[考案の効果] 本考案は傾設している小径筒体の中に、ねじり板を収納
し、かつ仕切板を設けているので、雨や水滴を含んだ風
が180度どの方向から入っても、室内を水浸しにする
ことがないものである。また、外部フードがないため外
観がよい。なお、自動車,バスなどの換気装置または冷
却装置としても使用することができる。
し、かつ仕切板を設けているので、雨や水滴を含んだ風
が180度どの方向から入っても、室内を水浸しにする
ことがないものである。また、外部フードがないため外
観がよい。なお、自動車,バスなどの換気装置または冷
却装置としても使用することができる。
第1図は従来の換気装置の説明図、第2図は本考案の断
面側面図、第3図は第2図のX−X端面図、第4図は小
径筒体の断面図、第5図はねじり板の側面図である。 1……換気口、2……胴 3……仕切板、4……小径筒体 5……ねじり板、6,7……グリル
面側面図、第3図は第2図のX−X端面図、第4図は小
径筒体の断面図、第5図はねじり板の側面図である。 1……換気口、2……胴 3……仕切板、4……小径筒体 5……ねじり板、6,7……グリル
Claims (1)
- 【請求項1】壁面部分に、室内と室外との間を連通する
ように設けられる換気口に仕切板を設けるとともに、該
仕切板に多数の小径筒体を貫通させ、小径筒体の室外側
端部が室内側端部より下方になるよう傾設するととも
に、筒体の内部には帯状のねじり板を配置したことを特
徴とする換気装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2928889U JPH0630977Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2928889U JPH0630977Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02122806U JPH02122806U (ja) | 1990-10-09 |
JPH0630977Y2 true JPH0630977Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31253368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2928889U Expired - Lifetime JPH0630977Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630977Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4807885B2 (ja) * | 2007-02-07 | 2011-11-02 | 陳 妙生 | 換気ろ過装置 |
JP4782879B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2011-09-28 | 正裕 大城 | 換気口具 |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP2928889U patent/JPH0630977Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02122806U (ja) | 1990-10-09 |
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