JPH06309732A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH06309732A
JPH06309732A JP5102264A JP10226493A JPH06309732A JP H06309732 A JPH06309732 A JP H06309732A JP 5102264 A JP5102264 A JP 5102264A JP 10226493 A JP10226493 A JP 10226493A JP H06309732 A JPH06309732 A JP H06309732A
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JP
Japan
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reproducing
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Withdrawn
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JP5102264A
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Inventor
Hiroyuki Kimura
裕行 木村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体への記録情報量を抑えながらも、
所定の再生装置で再生した場合には記録時の状態を保ち
ながら再生を行わせることを可能にする。 【構成】 音声入力部1から入力された音声はアナロ
グ/デジタル変換部2を介して出力される。このデータ
を調べて無音状態であると判断したら、記録部5への記
録を一旦停止し、その無音継続時間を時計6を使用して
計時する。そして、有音状態になったら記録部にその時
間を認識できるように記憶し、通常の記録を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置、例えば音
声や映像などの情報を記録或は再生する情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の人間の対談等を記録する
場合、テープレコーダ等の記録装置をテーブル上に置い
て会話を録音する。
【0003】しかし、対談者が何も話していない状態で
も録音が継続しており、テープが無駄になる。また、録
音された内容を聞く段階になった場合、対話の部分のみ
を聞きたくても、何も録音されていない部分も聞き続け
なければならない。
【0004】これに対して、テープレコーダの中には、
音が出た場合のみ録音するように設計されたものがあ
り、これを使用すると、テープの無駄と、無音状態を聞
く時間の無駄を同時に省くことができる。ところが、対
談の内容をじっくり味わって聞きたい場合、対談の間
(無音状態)には、対談者の心理表現が込められている
ことがあり、この部分が全く端折られてしまい、無味乾
燥な対談になってしまう問題があった。
【0005】また、映像を録画する場合、動画の部分と
静止画の部分とがあるが、静止画の同じ画像をずっと録
画しているのは無駄なコストがかかってしまうし、早く
内容を見たい人にとっては見る時間の無駄となってしま
う。しかしながら、これを取り去ってしまうと、撮影者
が意図を持って静止画を撮影した場合は、その意図が無
視された映像となってしまうであろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、記憶媒体に
記録させる情報量を抑えながらも、所定の再生装置で再
生した場合には記録時の状態を保ちながら再生を行わせ
ることを可能にする情報処理装置を提供しようとするも
のである。
【0007】また、第2の発明は情報量が抑えて記録さ
れた記録処理媒体を再生する場合でも、記録時の状態を
保ちながら再生を行うことが可能な情報処理装置を提供
しようとするものである。
【0008】第3の本発明は、情報量が抑えて記録され
た記録媒体を再生する場合に、記憶された情報の趣旨を
理解するための高速再生と、記録時の状態を保ちながら
再生する標準再生を適宜切り替えることが可能な情報処
理装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、第1の発明の情報処理装置は以下に示す構成を備え
る。すなわち、与えられた情報を所定の記録媒体に順次
記録する情報処理装置において、前記記録媒体への情報
記録中に、与えられた情報の度合或は変化を検出する検
出手段と、検出された度合或は変化が小さい場合、その
継続時間を計時する計時手段と、該計時手段によって計
時している間、前記記録媒体への記録を停止状態にする
停止手段と、前記検出手段によって情報の度合或は変化
が小さい状態から所定値以上になったことを検出した場
合、前記計時手段で計時された時間情報を前記記録媒体
に記録する記録手段とを備える。
【0010】また、第2の発明の情報処理装置は以下に
示す構成を備える。すなわち、所定の記録媒体に記録さ
れた情報を順に読出して再生する情報処理装置におい
て、読出された情報が特定の情報であるか否かを判定す
る判定手段と、該判定手段によって特定の情報の読出し
が判定された場合、当該特定情報に付随した時間情報を
抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出された時間情報
に応じた時間間隔、変化の小さい情報を再生し続ける再
生手段とを備える。
【0011】また、本第3の発明の情報処理装置は以下
に示す構成を備える。すなわち、所定の記録媒体に記録
された情報を順に読出して再生する情報処理装置におい
て、読出された情報が特定の情報であるか否かを判定す
る判定手段と、該判定手段によって特定の情報の読出し
が判定された場合、当該特定情報に付随した時間情報を
抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出された時間情報
に応じた時間間隔、変化の小さい情報を再生し続ける第
1の再生手段と、前記判定手段によって特定の情報の読
み出しが判定された場合、次の情報を読出して再生する
第2の再生手段と、前記第1の再生手段と前記第2の再
生手段の一方を選択する選択手段とを備える。
【0012】
【作用】かかる本発明の構成において、例えば、前記記
録媒体への情報記録中に、与えられた情報の度合或は変
化が小さいと判断した場合には、その小さい期間を計時
し、その時間を記録媒体に記録する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施例の装置構成
図である。この第1の実施例は、複数の対談者の音声を
記録する装置に関するものである。
【0015】1は例えばマイクロフォンの様な音声の入
力部である。この入力部1で入力された音声はアナログ
信号として出力される。2はアナログ/デジタル変換部
であり、入力部1から入力されたアナログの音声情報を
デジタル変換する。3は制御部であり、アナログ/デジ
タル変換部2から送られてきた、デジタル音声情報の内
容を判断して、後述の記録制御部を制御しながら、これ
も後述する記録部に情報を送って記録を行う。この制御
部3には、後述する図2〜図4のフローチャートで示さ
れている処理手順(プログラム)を記憶しているROM
が内臓されている。
【0016】4は記録制御部であり、制御部3の指示に
従って、後述の記録部を制御する。
【0017】5は記録部である。ここでは、記録制御部
4の制御に従って、制御部3から送られてくる情報を記
録する。この記録部5は、順次巻き取られていくテープ
の様な媒体であってもかまわないし、回転するディスク
の様な媒体であってもかまわない。テープの様な媒体の
場合は、記録制御部4は、テープの回転と、テープへの
書き込みを制御することになる。ディスクの様な媒体の
場合は、記録制御部4は、書き込みヘッドの移動と、デ
ィスクへの書き込みを制御することになる。
【0018】6は時計である。この時計6の時間情報
は、制御部3に送られて、時間の計測に使用される。
【0019】次に、図2のフローチャートを用いて、本
装置の全体的な処理手順を説明する。
【0020】図1の装置構成図には不図示のスタートス
イッチにより、この情報記録装置が作動する。このスタ
ートによって、図1の入力部1からの音声取り込みが始
まり、取り込まれたアナログの音声データは、アナログ
/デジタル変換部2に送られて、所定のサンプリングレ
ートでデジタルの音声データに変換される。
【0021】ステップS2は、モード判定であり、アナ
ログ/デジタル変換部2から送られてくるデジタル音声
データを制御部3が受け取って、音声が入力されている
状態であるかどうかを判断する。音声が入力されている
(有音)と判断された場合は、ステップS3の有音モー
ドに進み、音声が入力されていない(無音)と判断され
た場合はステップS4の無音モードに進む。
【0022】制御部3での有音か無音かの判断は、アナ
ログ/デジタル変換部2から送られてくるデジタル音声
データのレベルを所定の閾値と比較し、デジタル音声デ
ータが閾値より大きい場合は有音、閾値より小さい場合
は無音であると判断することになっている。また、この
モード判定処理(ステップS2)では、図1の装置構成
図には不図示のストップスイッチの状態も検知してお
り、ストップスイッチが押された場合は、ステップS5
のエンドに進む。
【0023】ここで、ステップS3は、入力されてくる
音声データが、有音情報である場合の処理であり、この
処理が終わったら、ステップS2のモード判定に戻る。
【0024】ステップS4は、入力されてくる音声デー
タが、無音情報である場合の処理であり、この処理が終
わったら、ステップS2のモード判定に戻る。
【0025】ステップS5はエンドである。これによっ
て、この情報記録装置の動作が停止する。
【0026】次に、図3のフローチャートを用いて、上
記ステップS3の有音モードの処理手順を詳細に説明す
る。
【0027】ステップS11は、スタートである。ここ
で、有音モードが開始する。ステップS12は録音であ
る。制御部3は、ステップS2でデジタル/アナログ変
換部2から送られてきたデジタル音声データをそのまま
記録部5に送る。これと同時に、記録制御部4に音声の
記録を行うことを指示する。記録制御部4は、記録に必
要な動作を行う。これは、記録部5がテープの様な媒体
の場合は、テープを駆動して、制御部3から記録部5に
送られてきたデジタル音声データをテープ上に書き込む
動作になる。また、記録部5はディスクの様な媒体の場
合は、ヘッドを書き込み位置に動かし、制御部3から記
録部5に送られてきたデジタル音声データをディスク上
に書き込む動作になる。
【0028】ステップS13は、エンドであり、図2の
ステップS2に戻ることになる。
【0029】次に、図4のフローチャートを用いて、図
2のステップS4の無音モードの処理手順を詳細に説明
する。
【0030】ステップS21はスタートである。ここで
は記録制御部4を制御して記録部5を停止状態にし(磁
気テープであれば、テープの巻き取りを停止するという
意味)、無音モードを開始する。ステップS22は、時
間計測開始である。制御部3は、時計6の時間を読み出
し、この時点からの時間を測り始める。そして、ステッ
プS23において、無音状態から有音状態に変わるまで
待つことになる。尚、ここでの有音か無音かの判定は、
先に説明したステップS2で行っている内容と同一であ
るさて、無音状態から有音状態に変化した場合、すなわ
ち、有音状態であると検知された場合は、ステップS2
4に進む。ステップS24に処理が進むと、時計6の時
間を読み出し、計時開始からの無音状態の継続時間を得
る。そして、ステップS25に進んで、再び記録部5を
駆動させてこの時間を記録する。このとき、制御部3
は、ステップS24で計測した時間情情報に、デジタル
音声情報とは区別可能な所定のコードを付加して記録部
5に送る。そして、記録制御部4にこの情報の記録を指
示する。記録制御部4は、制御部3から記録部5に送ら
れてきた情報を、ステップS12の場合と同様な方法
で、記録の動作を行う。
【0031】ステップS26はエンドであり、ステップ
S25で無音状態の長さを記録した後、図2のステップ
S2に戻ることになる。
【0032】次に、図5を用いて、図3の有音モードの
フローと図4の無音モードのフローによって記録された
情報の状態について説明する。
【0033】図5は左から右に向かって情報が記録され
ている状態を表現した図であり、11,13,15,1
7が音声が入力された部分である。この部分は、話され
た長さに応じて、長かったり短かったりする。12,1
4,16は無音であった部分である。実際には、無音で
あった時間の長さも、長かったり短かったりするのだ
が、ここでは、無音であった時間の長さを記録している
ので、記録しているデータの長さは一定である。このよ
うに、無音であった時間の部分が短い領域に圧縮される
ので、無駄がなくなり、情報の有効な活用が可能になる
のである。
【0034】<第2の実施例の説明>上記第1の実施例
では、音声情報の記録を行う情報記録装置の例であった
が、次に、映像情報を記録する情報記録装置に関する第
2の実施例について説明する。
【0035】映像情報を記録する情報記録装置の装置構
成は図1のそれぞれの構成要素を映像情報を処理できる
機能のものに置き換えれば良い。例えば、入力部1は、
CCDカメラの様な、映像の入力が可能な機能を持てば
良いことになる。
【0036】次に、図6のフローチャートを用いて、本
第2の実施例の記録処理手順を説明する。ただし、図6
を含め、後述する図7、図8のフローチャートにかかる
プログラムは制御部3内の不図示のROMに記憶される
ことになる。
【0037】ステップS31において、記録開始がなさ
れると、ステップS32に進んで、映像に変化があった
かどうかの判定する。すなわち、映像に変化がある(す
なわち動画状態である)と判断された場合は、ステップ
S33に進んで動画モードに進み、映像の変化がない
(すなわち静止画状態である)と判断された場合は、S
34の静止画モードに進む。
【0038】制御部3での、動画か静止画かの判断は、
アナログ/デジタル変換部2から送られてくるデジタル
映像データを1画面分制御部3の中に蓄えておき、次に
入力されてきたデジタル映像データと対応する画素間で
差分を計算し、この差分の絶対値の総和を求める。この
値と所定の閾値との比較を行い、差分の絶対値の総和が
閾値より大きい場合は動画、閾値より小さい場合は静止
画であると判断するのである。また、このモード判定処
理(ステップS32)で、図1の装置構成図には不図示
のストップスイッチの状態を検知して、ストップスイッ
チがおされた場合は、ステップS35のエンドに進む様
にしているのは、第1の実施例の場合と同じである。
【0039】ステップS33は、動画モードである。こ
こは、入力されてくる映像データが、動画である場合の
処理であり、この処理が終わったら、ステップSS32
のモード判定に戻る様になっている。
【0040】ステップS34は、静止画モードである。
ここは、入力されてくる映像データが、静止画である場
合の処理であり、この処理が終わったら、ステップS3
2のモード判定に戻る様になっている。
【0041】次に、図7のフローチャートを用いて、ス
テップS33の動画モードの処理手順を説明する。
【0042】このフローチャートで、図3の音声の場合
のフローチャートと異なる部分は、ステップS42の部
分が録音から録画に変わった点である。制御部3は、デ
ジタル/アナログ変換部2から送られてきたデジタル映
像データをそのまま記録部5に送る。これと同時に、記
録制御部4に映像の記録を行うことを指示する。記録の
方法は、音声の記録の場合と同一の動作となる。
【0043】次に、図8のフローチャートを用いて、ス
テップS34の静止画モードの処理手順のうち、図4の
音声の場合のフローチャートと異なる部分のみ説明す
る。
【0044】ステップS51で記録処理が開始される
と、ステップS52に進んで、制御部3は、静止画状態
になったデジタル映像データを、1画面分記録部5に送
る。これと同時に、記録制御部4にこの画面の記録を行
うことを指示する。記録の方法は、ステップS42と同
一の動作となる。
【0045】次に、ステップS53に処理が進んで、時
計6による現在時刻を所得し、次のステップS54で次
の映像の入力を行い、前の映像との差が所定以上になっ
たと判断されるまで待つ。前の映像との差が所定以上に
なるとステップS55に進み、時間計測を終了し、次の
ステップS56では時間情報も記録する。これは音の場
合のS55,S56と同一の動作である。この後、処理
はステップS57に進んで、図6のステップS32に復
帰する。
【0046】以上の結果、記録部5に記憶されるデータ
は図9に示す状態になる。尚、図示は、左から右に向か
って情報が記録されていることを示している。
【0047】図示において、111,113,115,
117が動画が録画された部分である。この部分は、動
画の長さに応じて、長かったり短かったりする。118
と112,119と114,120と116は、静止画
であった部分である。このうち、118,119,12
0には、静止画の最初の1画面が録画されている部分で
ある。そして、112,114,116の部分は、静止
画であったことを示すコードとその継続時間が記録され
ている。実際には、静止画であった時間の長さも、長か
ったり短かったりするのだが、ここでは、静止画の最初
の1画面とその時間の長さを記録しているので、記録し
ているデータの長さは一定である。このように、静止画
であった時間の部分が短い領域に圧縮されるので、無駄
がなくなり、情報の有効な活用が可能になるのである。
【0048】なお、本実施例では、全てデジタルで記録
を行う場合の例を説明したが、デジタルの記録とアナロ
グの記録を同時に行える場合は、有音部分や動画部分を
アナログ情報として記録してもかまわない。この場合ア
ナログ記録は、入力部1からアナログ/デジタル変換部
2に送られていた信号を、記録部5に送ることによって
可能となる。
【0049】また、本第2の実施例では、映像が静止画
状態か否かで処理を進めたが、入力される情報が音声付
き映像のような場合には、静止画であると判断され、且
つ無音状態であると判断された場合にのみ省略した記録
を行うようにしても良い。
【0050】<第3の実施例の説明>上記第1、第2の
実施例では音声或は映像を記録するものであったが、本
第3の実施例は上記処理によって記録された音声再生装
置に適応させた例を説明する。
【0051】本第3の実施例の再生装置の構造を図10
に示す。尚、本第3の実施例における音声再生装置は、
第1の実施例の記録部5で記録された記録媒体を本装置
にセットするものとする。従って、その記録媒体に記録
されたデータフォーマットは当然のことながら、図5に
示すようになっている。
【0052】さて、図10において、11はスピーカな
どの音声の出力部、12はデジタル信号をアナログ信号
に変換するデジタル/アナログ変換部、13は本装置全
体の制御を行う制御部である。制御部13には、後述す
る図11、図12、図13のフローチャートにかかるプ
ログラムを記憶しているROMが内蔵されている。14
は制御部13の制御の下で蓄積部15からデジタル音声
データ読出す読み出し制御部である。蓄積部15には、
先に説明した如く、第1の実施例で記録された記録媒体
がセットされる。16は、時計である。
【0053】上記構成よりなる本第3の実施例の再生装
置の動作を図11のフローチャートに従って説明する。
【0054】不図示の操作部から再生指示が与えられる
と、ステップS101で再生が開始される。
【0055】ステップS102では、読み出し制御部1
4を制御して読出されたデータを調べモード判定を行
う。有音データであると判断した場合には、ステップS
103に進んで、有音モードの再生処理を行う。
【0056】また、読出したデータが、無音データであ
ることを示すコードであると判断した場合には、ステッ
プS104に進み、無音モードの再生処理を行う。
【0057】尚、ステップS102においては、図10
の再生装置の構成において不図示の操作部から再生停止
の指示があったかどうかも判断しており、その指示があ
ったらステップS105で本再生処理を終了する。
【0058】有音モードの再生処理を図12に従って説
明する。
【0059】有音モード再生処理がステップS111で
開始されると、ステップS112において読出されたデ
ータをデジタル/アナログ変換部12に送出する。この
結果、デジタルデータがアナログ信号に変換され、音声
出力部11から音声が発せられる。
【0060】そして、ステップS112の処理が終えた
ら、ステップS113に進んで、図11のステップS1
02に戻ることになる。
【0061】次に、無音モードの再生処理を図13のフ
ローチャートに従って説明する。
【0062】無音モードの再生処理がステップS121
で開始すると、ステップS122に進んで、読み出し制
御部14に対して読出しを停止させる(蓄積部にセット
されている記録媒体が磁気テープである場合にはテープ
の巻き取りをストップ)。そして、先の図11のステッ
プS102の判定処理を読出されたデータ中に含まれる
無音継続時間だけ無音状態を再生するべく、時計16に
よる計測を開始する(その時点での時刻を所得する)。
そして、所得した時刻+読出された無音継続時間になる
まで、ステップS124で待つ。この間、デジタル/ア
ナログ変換部12に対しては何も出力されない(或は無
音となるデータ“0”を出力する)ので、無音状態を再
生することが可能になる。
【0063】さて、記録されている無音継続時間だけ時
間が経過したと判断した場合には、ステップS125に
進んで、再び再生を開始し、本無音モードの再生処理を
終え、ステップS102に戻る。
【0064】以上説明したように、蓄積部5では、無音
状態が短い領域に入っているのに対し、これを再生した
場合には、記録時に無音であった時間のまま再生される
ので、記録媒体を有効活用できるとともに、対談などの
「間」の部分にこめられた対談者の心理を味わって聞く
ことも可能になる。
【0065】<第4の実施例の説明>本第4の実施例で
は、第2の実施例で説明した映像の再生装置に適応させ
た例を説明する。従って映像の記録フォーマットは図9
に示すようになっているとして説明を行う。また、装置
構成は、第3の実施例における音声に関する部分を映像
に変えればよいので、その説明は省略する。例えば、出
力部11はモニタテレビの様な映像の再生が可能な機能
を有するものであれば良い。また,デジタル/アンログ
変換部は1画面分のビデオ信号に変換してモニタ装置に
出力するものであれば良い。
【0066】本第4の実施例における映像の再生処理を
図14に従って説明する。尚、本第4の実施例を実現す
るには、制御部13のROMに図14や図15などで示
すフローチャートにかかるプログラムを格納すれば良
い。
【0067】ステップS131で不図示の操作部から再
生指示が与えられると、ステップS132に進んで、読
出し制御部14を制御してデータを蓄積部15から取り
出す。そして、読出したデータが静止画状態の画像であ
るかどうかを判断し、動画状態であると判断した場合に
は、ステップS133に進んで、動画モードを処理す
る。具体的には、読出したデータから1画面分のデジタ
ル画像データをビデオ信号に変換する変換部(第3の実
施例におけるデジタル/アナログ変換部12に対応す
る)に出力する処理を行う。
【0068】また、読出したデータが静止画状態である
ことを示すコードであると判断したら、ステップS13
4に進んで、静止画モード処理を行う。
【0069】また、不図示の操作部から再生停止指示を
受けた場合には、ステップS135に進んで、本再生処
理を終了する。
【0070】次に、ステップS134の静止画モード処
理の具体的な処理内容を図15を参照して説明する。
【0071】ステップS141において、静止画モード
による再生処理が開始されると、ステップS142に進
んで、直前に読出された映像(動画像部分の最後の映
像)を表示し続ける。そして、ステップS143に進ん
で、蓄積部15からの読み出しを停止する。ステップS
144では、先のステップS132で検出された静止画
状態であることを示すコードに続いて読出された時間情
報に従い、その情報で示される静止画継続状態を作り出
すべく、時計6からその時点での時刻を読み出す。そし
て、ステップS145で時間情報で示される時間だけ経
過したか否かを判断し、否の場合にはステップS147
に進んで、ステップS142で再生している画像を再生
する。こうして、蓄積部15に蓄積されていた静止画状
態の継続時間が経過するまで、同じ映像を表示し続け
る。
【0072】さて、その静止画状態の継続時間が経過し
たと判断したら、ステップS147に進んで、本処理を
終え、図14のステップS132に戻る。
【0073】以上説明した様に、蓄積部15では、静止
画状態が短い領域に記録されているのに対し、これを再
生した場合には、所定時間の間、静止画が再生されるの
で、記録媒体の無駄を省くことができると同時に、静止
画状態の部分に込められた製作者などの心理を味ってみ
ることも可能になる。
【0074】尚、本実施例では、全てデジタルで情報の
蓄積を行う場合を説明したが、デジタルの記録とアナロ
グの記録を同時に行える場合には、有音部分や動画部分
をアナログ情報として記録してもかまわない。この場合
のアナログ情報の再生は、デジタル/アナログ変換部1
2をとおらずに、出力部11に送ることによって可能と
なる。これは以下に説明する第5、第6の実施例でも同
じである。
【0075】以上説明したように、本第3、第4の実施
例によれば、情報記録の無駄を省くとができるととも
に、録音時、或は録画時の雰囲気、効果をそのまま再生
することも可能になる。
【0076】<第5の実施例の説明>上記第3、第4の
実施例では、再生時に、その記録時における無音状態或
いは静止画状態を装置自身が作り出すものであったが、
場合によっては録音録画そのものの内容を早く確認した
いという場合に対処する例を第5の実施例として説明す
る。
【0077】第5の実施例の構成を図16に示す。図示
の如く、本第3の実施例の構成に符号17で示される再
生方法指示部17が新たに加わっただけであるので、そ
の他の構成の説明は省略する。
【0078】再生方法指示部17は、第3の実施例に示
した処理(無音状態を再生する処理)で再生する方法
(標準)と、その無音状態をスキップして会話自身を聞
く方法(短縮)のうちの1つを選択するものである。
【0079】装置全体にかかる再生処理は、図11と同
じであり、有音モード処理も図12と同じであるので、
ここでは無音モード(図13に対応する)の再生処理を
図17に従って説明する。
【0080】ステップS151で、無音モードの再生が
開始されると、ステップS152に進み、再生方法指示
部17によって通常、短縮のいずれが指示されているか
を判断する。
【0081】標準再生が指定されている場合には、ステ
ップS153に進む。ステップS153〜ステップS1
55は、第3の実施例の図13のステップS122〜ス
テップS124と同じである。すなわち、読出された無
音継続時間で示される時間だけ、何も再生せず、実質的
に無音状態を作り出す。
【0082】一方、ステップS152で、短縮再生が指
示されていると判断した場合には、無音再生を行わず、
本処理を終え、次の音声再生処理を行うべく、メイン処
理(図11のステップS102)に戻る。
【0083】以上の結果、操作者は好みに応じて、標準
再生、短縮再生のいずれかを適宜指示するだけで、対応
する再生が行われる。従って、対話などの会話そのもの
のみを聞きたい場合には短縮再生を指定すれば良いし、
その対話のおかれている雰囲気を味わう場合には標準再
生を設定すればい。しかも、1つの対話を再生中に、適
宜切り替えることも可能である。そして、なにより、記
憶媒体に記憶されいる情報量は少なくすることも可能で
ある。
【0084】<第6の実施例の説明>次に、第5の実施
例の応用例として映像再生に適応させた例を第6の実施
例として説明する。本第6の実施例における再生処理の
メイン処理は図14に示すとおりであり、及び動画状態
の再生処理は説明するまでもないであろう。従って、本
第6の実施例では、図14における静止画モード処理
(ステップS134に対応する)について説明する。ま
た、装置構成については、第4の実施例に再生方法指示
部が新たに加えられただけであるので、その構成は割愛
する。
【0085】第6の実施例における静止画モード処理の
内容を図18に示す。
【0086】先ず、ステップS161で静止画モード再
生処理が開始されると、処理はステップS162に進
み、静止画を表示する。そして、次のステップS163
に進んで、その時点で再生方法指示部17で指示されて
いるのが標準再生か、短縮再生かを判断する。標準再生
であると判断した場合には、ステップS164以下の処
理を行って、蓄積部から取り出した静止画状態継続時間
だけ静止画を表示し続ける処理を行べく処理を行う。ス
テップS164〜ステップS167の処理は、第4の実
施例の図15のステップS143〜ステップS146と
同じであるので、説明は省略する。
【0087】一方、ステップS163において、短縮再
生が指示されていると判断した場合には、静止画を再生
し続ける処理をスキップし、本静止画モード処理を終
え、メインルーチン(図14のステップS132に対
応)に復帰する。
【0088】以上の結果、標準再生を選択した場合に
は、静止画状態であった部分は忠実に静止画形態で再現
するので、映像の撮影に携わった人の心理や映像そのも
のじっくり味わうことが可能になる。また、短縮再生を
指示した場合には、撮影時の静止画部分は早く再生され
るので、短時間で映像を楽しむことができる。
【0089】尚、第6の実施例では、短縮再生を指示し
ている間、静止画状態に入った場合には静止画部分がほ
んの一瞬再生されるが、静止画がわからなかったりする
かもしれない。そこで、静止画部分は一定の時間(ただ
し任意に設定できる)だけ再生し続ける様にして良い。
同様に、第5の実施例の場合も同様に無音部分を一定時
間の長さに設定することもできる。
【0090】また、音声の場合には、無音の間に特定の
音を挿入することも可能である。是によって、無音状態
の区切りにも使える。
【0091】以上説明した様に本第5、第6の実施例に
よれば、情報記録の無駄を省くことができると同時に、
早く情報を知りたい場合も、情報をじっくり味わって知
りたい場合も有効に活用できる様になる。
【0092】尚、実施例では記録装置と再生装置をそれ
ぞれ別個の装置として説明したが、1つの装置で持って
記録/再生を行うようにしても良いのはもちろんであ
る。
【0093】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本第1の発明によれ
ば、記憶媒体に記録させる情報量を抑えながらも、所定
の再生装置で再生した場合には記録時の状態を保ちなが
ら再生を行わせることが可能になる。
【0095】また、第2の発明によれば、情報量が抑え
て記録された記録処理媒体を再生する場合でも、記録時
の状態を保ちながら再生を行うことが可能になる。
【0096】そして、第3の本発明によれば、情報量が
抑えて記録された記録媒体を再生する場合に、記憶され
た情報の趣旨を理解するための高速再生と、記録時の状
態を保ちながら再生する標準再生を適宜切り替えること
が可能になる。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における情報記録装置のブロック
構成図である。
【図2】第1の実施例における記録処理の概要を示すフ
ローチャートである。
【図3】図2におけるステップS3の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図4】図2におけるステップS4の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図5】第1の実施例の情報記録装置で記録されたデー
タの内容を示す図である。
【図6】第2の実施例における情報記録処理の概要を示
すフローチャートである。
【図7】図6におけるステップS33の処理内容を示す
フローチャートである。
【図8】図6におけるステップS34の処理内容を示す
フローチャートである。
【図9】第2の実施例の情報記録装置で記録されたデー
タの内容を示す図である。
【図10】第3の実施例における情報処理装置のブロッ
ク構成図である。
【図11】第3の実施例における再生処理の概要を示す
フローチャートである。
【図12】図11におけるステップS103の内容を示
すフローチャートである。
【図13】図11におけるステップS104の内容を示
すフローチャートである。
【図14】第4の実施例における情報処理装置の再生処
理の処理の概要を示すフローチャートである。
【図15】図14におけるステップS134の内容を示
すフローチャートである。
【図16】第5の実施例における情報処理装置のブロッ
ク構成図である。
【図17】第5の実施例における無音モードの再生処理
の内容を示すフローチャートである。
【図18】第6の実施例における静止画モードの再生処
理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 入力部 2 アナログ/デジタル変換部 3、13 制御部 4 記録制御部 5 記録部 6、16 時計 11 出力部 12 デジタル/アナログ変換部 14 読出し制御部 15 蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/782 Z 7916−5C C 7916−5C 5/91 C 4227−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた情報を所定の記録媒体に順次
    記録する情報処理装置において、 前記記録媒体への情報記録中に、 与えられた情報の度合或は変化を検出する検出手段と、 検出された度合或は変化が小さい場合、その継続時間を
    計時する計時手段と、 該計時手段によって計時している間、前記記録媒体への
    記録を停止状態にする停止手段と、 前記検出手段によって情報の度合或は変化が小さい状態
    から所定値以上になったことを検出した場合、前記計時
    手段で計時された時間情報を前記記録媒体に記録する記
    録手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の記録媒体に記録された情報を順に
    読出して再生する情報処理装置において、 読出された情報が特定の情報であるか否かを判定する判
    定手段と、 該判定手段によって特定の情報の読出しが判定された場
    合、当該特定情報に付随した時間情報を抽出する抽出手
    段と、 該抽出手段で抽出された時間情報に応じた時間間隔、変
    化の小さい情報を再生し続ける再生手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の記録媒体に記録された情報を順に
    読出して再生する情報処理装置において、 読出された情報が特定の情報であるか否かを判定する判
    定手段と、 該判定手段によって特定の情報の読出しが判定された場
    合、当該特定情報に付随した時間情報を抽出する抽出手
    段と、 該抽出手段で抽出された時間情報に応じた時間間隔、変
    化の小さい情報を再生し続ける第1の再生手段と、 前記判定手段によって特定の情報の読み出しが判定され
    た場合、次の情報を読出して再生する第2の再生手段
    と、 前記第1の再生手段と前記第2の再生手段の一方を選択
    する選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09247617A (ja) * 1996-03-11 1997-09-19 Sony Corp 映像信号記録/再生装置
JPH1125572A (ja) * 1997-07-07 1999-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスクプレーヤ
JP2007150955A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Advanced Telecommunication Research Institute International 対話型アノテーションシステム

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