JPH06309518A - サークルコード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】限られたスペースで多様な情報を識別する。 【構成】多重円と円の中心を支点とした線に囲まれた部
分を２進法に従って２通りの色に塗り分け、数値を表現
する記号とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】商品の識別コード、病院における
外来患者コード、公官庁における住民コード等大量かつ
迅速に識別処理を要する分野。

【０００２】

【従来の技術】従来にもバーコード等が存在し普及して
いるが、最近その識別し得る数にも限界が生じつつあ
る。また、多様なコードが存在しながらも、その独自の
法則性ゆえにコンピュータでの読み取りが困難となって
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】第一に、限られた大き
さで、表現し得る数値を大幅に増加させること。第二
に、コンピュータでの読み取りを容易にし、汎用性を高
めること。第三に、基本パターンを変えずに表現できる
数を調整し得ること。

【０００４】

【課題を解決するための手段】無限の数値を限られた大
きさで表現するため、形状を多重円と円の中心を支点と
した線で構成することとした。また、コンピュータでの
読み取りを容易とするために、２進法による表現で、塗
り分け法則を定めることとした。

【０００５】

【作用】多重円を使用しているため、円を多重にすれば
するほど、組合せは多様となり、表現できる数値は究極
的には無限となる。また、必要に応じ円の数を増減させ
て運用することもでき、合理的な使用が可能である。ま
た、全ての組合せを使用するのではなく、２進法による
表現に合致する塗り分けパターンのみを使用するため、
コンピュータ化し易い。

【０００６】

【実施例】実用的に、５重円を８等分した程度で千億単
位（１２ケタ）の表現が可能である。また、読み取りパ
ターンと２進法を覚えれば、目測ででも数値の判別がで
きることから、コンピュータを使用すれば、瞬時に読み
取り可能であると想像できる。

【０００７】

【発明の効果】当該コードは、小さなスペースで無限の
数値表現力を持ち、コンピュータ処理が容易であるだけ
でなく、円の数を変えることによって合理的に運用でき
る効果を持つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】 １例として５重円を８等分した「０」を表現
するパターンである。

【図２】 読み取りの順序を表す図である。

【図３】 ２進法に従って、数値を表した事例である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】多重円と円の中心を支点とした線に囲まれ
   た部分を、２進法に従って２通りの色に塗り分けること
   によって数値を表現する記号。