JPH0630948A - 套管針組体および電気外科設備 - Google Patents

套管針組体および電気外科設備

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JPH0630948A
JPH0630948A JP5135780A JP13578093A JPH0630948A JP H0630948 A JPH0630948 A JP H0630948A JP 5135780 A JP5135780 A JP 5135780A JP 13578093 A JP13578093 A JP 13578093A JP H0630948 A JPH0630948 A JP H0630948A
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trocar
shaft
electrosurgical
cutting element
assembly
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JP5135780A
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John S Gentelia
エス.ジェンテリア ジョン
Frank R Williams
アール.ウィリアムズ フランク
William C Wheatley
シー.ウェットレー ウィリアム
Ernesto G Sevilla
ジー.セビーラ アーネスト
Sharyn E Longo
イー.ロンゴ シァリン
Deborah E Forbey
イー.フォーベイ デボラ
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Conmed Corp
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COMMED CORP
Conmed Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた操作性を有すると共に偶発的な穿刺の
発生可能性を低減させる電気外科用套管針組体を提供す
る。 【構成】 套管針組体10は、細長い套管針装置12
と、套管針装置12を包囲する套管14とを具備する。
套管針装置12には套管14用の案内穴を形成するため
に使用される電気外科用切断要素28が組み込まれ、切
断要素28は、套管針組体10の残りの部分が穿刺点を
拡大することを可能にする。切断要素28は二極式の電
極組体を具備する。電子制御回路が切断要素28への電
流の流れを検出する。切り込まれつつある体腔の壁を套
管針装置12が破ったときに電子制御回路が、協働する
電子外科用ジェネレータへの接続を遮断する。別の制御
回路機構が、予め定められた時間期間が経過するまで外
科医師が電気外科手術を再開することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本出願は、1992年3月17日
に出願された「電気外科用套管針組体(ELECTRO
SURGICAL TROCAR ASSEMBL
Y)」という名称が付けられた我々の係属中の米国特許
出願第07/853,149号の一部継続出願である。
本発明は、外科手術で使用される套管針装置または套管
針組体に関し、特に、電気外科用の套管針装置または套
管針組体に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】腹腔
鏡検査処置のような外科的処置では、その意図された処
置を遂行する目的から、「套管(カニューレ)」と呼ば
れる案内管が特定の場所に位置させられることを可能に
するために、更に、それによってその套管を通して外科
用器具が患者の体内に送り込まれることを可能にするた
めに、外科医師が患者の人体組織内に一つ又は複数の穿
刺を生成することが必要とされる。
【0003】これを行う一つの方法は、開口方法即ち
“Hussan”方法であり、この方法では、套管を収
容するために適切な区域内に切開が行われ、その切開に
よって残された間隙を閉鎖するために套管の周囲に縫合
糸が付けられる。また、套管を所定の位置に保持するこ
とを助けるために、縫合が皮膚から套管へなされる。こ
の方法は、主として(しかし排他的にではなく)、この
方法以外の腹腔外科手術が癒着併発を引き起こす可能性
がある状況において使用される。そうした癒着併発は、
腸内またはその他の臓器内での偶発的な穿刺を引き起こ
す可能性がある。
【0004】第2の方法は、套管針(トロカール)と套
管との組合せを具備する機械式の套管針装置の使用を含
む。その套管針は基本的に、その一方の端部に非常に鋭
利な切刃または切断尖端を有する棒または軸を具備し、
套管針は管状の套管の中に収容される。そうした幾つか
の装置では、偶発的な穿刺が発生する可能性を低減させ
るために、その套管は、使用前に切断先端上に或る種の
安全機構(例えばシールド)を組み込む。套管針装置
は、その特質上、例えば腹壁を貫通するように切断端部
または切断先端を駆動するのに大きな力を必要とし、そ
の結果、套管針装置の操作が困難な場合がある。夫々套
管針と套管とを具備する別々の套管針装置が、各穿刺部
位毎に使用される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
従来技術の套管針装置に関する問題点を克服する套管針
装置または套管針組体が提供される。本発明による套管
針装置は、電気外科「刃」(electrosurgi
cal blade)と一般的に称される電気外科用切
断器具と同様に、切断されるべき区域への無線周波数電
気エネルギの伝導によって組織の切断をもたらす、電気
外科用切断要素を具備する。本発明による套管針装置
は、套管のための案内穴を形成するために電気外科的処
置を用い、斯くしてその穿刺点を套管組体の残りの部分
が拡大することを可能にする。これは、機械式の套管針
装置と比較して、必要とされる力を著しく低減させる。
この力の低減は、均一で一定の挿入圧力が及ぼされるこ
とを可能にし、それによって、機械式套管針装置よりも
著しく優れた操作性をもたらすと共に偶発的な穿刺の発
生可能性を低減させる。更に、電気外科的処置の使用
は、機械式套管針装置において必要とされるような鋭利
な尖端の必要性を排除し、それにより、同じ套管針の繰
り返し使用を可能にする。
【0006】本発明の好ましい実施例によれば、電気外
科用切断要素は二極式の電極組体を具備する。この二極
式の電極組体は、相互に絶縁され独立した第1および第
2の電極を具備し、これらの電極の内の一方は無線周波
数電流を運び、他方の電極は接地への戻り経路を提供す
る。単一の電極を配置する場合には、単一の電極が無線
周波数電流を運ぶと共に接地への戻りが、例えば本体の
離れた部域内に配置された接地パッドによって与えられ
る。このような単一の電極配置が用いられることができ
るが、二極式の電極組体では、接地回路が無線周波数切
断点の極めて近傍に配置されることが確保される。
【0007】この電気外科用切断要素は、その使用時に
おいて、従来の電気外科用ジェネレータ或いは他の無線
周波数(r.f.)電力源または無線周波数エネルギ源
に接続される(本明細書では、用語「電気外科用ジェネ
レータ」は、電気外科用切断要素を駆動するための任意
の適切な源を称する語として使用される)。本発明によ
る套管針組体の更に重要な特徴は、電流の流れを検出す
るため、かつ関連する体腔の壁を套管針が破った時に電
気外科用ジェネレータへの接続を開放または遮断するた
めの電子制御(カットオフ又はシャットダウン)回路を
備えることにある。この特徴は、あらゆる偶発的な穿刺
の発生可能性を実質的に取り除く。
【0008】更に、操作者(外科医師)の側の意識的な
決定の結果としてだけ電気外科用切断要素に電力が再供
給されるように、操作者が外科手術を再開する前に予め
定められた時間期間の間制御スイッチを解放することを
必要とする別の電気回路機構が備えられることが好まし
い。その結果、電気外科用切断要素の不注意な操作と、
従って発生の可能性がある臓器壁の不注意な穿刺とが、
抑制または回避される。有利には、発光ダイオード(L
ED)のような表示器が、ジェネレータが切断要素に電
力を供給していることを(好ましくは連続した光出力を
与えることによって)表示し、かつ更に、電気外科処置
が再開されることが可能になる前の予め定められた時間
期間を(好ましくは点滅する光出力または間欠的な光出
力を与えることによって)表示するために用いられる。
【0009】本発明の更に別の重要な特徴は、電気外科
用切断要素が使用されるか否かに関わらずに、套管針組
体または套管針キットの一部として多数の套管針が備え
られることを含む。多数の套管針が備えられることは、
同一の基本装置が様々な直径の穿刺または開口を提供す
ることを可能にする。これらの套管針は、非常に単純な
構造であることができ、従って低コストの使い捨て品と
して作られることができる。
【0010】上述のように本発明は一つの観点によれ
ば、套管針が例えば腹腔壁を貫通したときに負荷インピ
ーダンスの変化を検出することによって、套管針が例え
ば腹腔壁を貫通したときに套管針に供給される無線周波
数電力を遮断するための制御回路(シャットオフ回路)
を提供することに関する。この負荷インピーダンスの変
化は、電流、電圧または位相シフトを監視することを含
めて多くの方法で検出されることができる。後述するよ
うに単純性および経済性の理由から、できるだけ多くの
制御回路機構を電気外科用ジェネレータ(ESU)内ま
たは補助制御ボックス内に配置することが望ましい。こ
のようにすることの不利点は、電気外科に関連した周波
数において套管針に接続されたケーブルはかなり大きく
かつ変化する「漏れ(leakage)」インピーダン
スを呈し、この漏れインピーダンスは、検出される信号
の信号対雑音比が悪化するので遮断点の信頼性の高い検
出を提供するという仕事を複雑にするという点にある。
【0011】本発明の別の観点によれば、この問題を処
理するために、上述の「漏れ」インピーダンスの作用を
打ち消すための手段が設けられる。この目的のために、
接触がなされる前の初期条件を決定するためのサンプル
及びホールド回路を設けることを含めて種々の手段が用
いられることができる(また、もちろん、臨界検出要素
がその作用を最小化するためにケーブルの套管針側端部
の近くに配置されることができる)。しかしながら本発
明のこの観点における好ましい実施例によれば、套管針
用の接続ケーブル内に基準ワイヤまたは基準リード線が
備えられ、この基準ワイヤは「ホット」ワイヤ又は「ホ
ット」リード線(即ち、套管針の切断要素に無線周波数
電流を運ぶワイヤ)と並列に接続されるが、この基準ワ
イヤは切断要素に接続されない。この配置では制御回路
は、「ホット」ワイヤ(電流を運ぶワイヤ)によって見
られる負荷状態と基準ワイヤによって見られる負荷状態
との差を検出する。基準ワイヤまたは基準リード線は専
用のリード線であることもでき、或いは套管針側端部に
おいて切換え又は表示のような何らかの他の機能を果た
すためにシステム内で既に用いられているワイヤ又はリ
ード線であることもできる。この実施例の有利な形態で
は変流器が負荷インピーダンスの変化を検出するために
用いられる。この実施例では、電流を運ぶワイヤ又はリ
ード線と基準ワイヤ又は基準リード線とは互いに対向す
るように変流器のコアを通過せしめられ、これにより漏
れ電流がほぼ中和されるようにしている。
【0012】別の実施例によれば、単極式または二極式
の切断要素にはテフロン(登録商標)(ポリテトラフル
オルエチレン)、高温セラミック等で形成された特別の
耐高温性絶縁部分が設けられ、この耐高温性絶縁部分は
切断要素の遠位先端部に隣接する。
【0013】本発明による電子式外科装置の主要な利点
は、先端部が問題の空洞壁を通って現われ出るや否や、
インピーダンスの対応する変化を検出することに基づい
てカットオフ作用または保護作用が設立されることがで
きるという点にあることに注意されたい。このカットオ
フは実質的に即座に行われ、切断要素が不注意に空洞内
の臓器を穿刺する危険は実質的に排除される。これは機
械式の套管針装置と対照をなし、機械式の套管針装置で
は、套管針装置の本体が空洞壁に十分に侵入した後にの
み切断刃を覆うための保護覆いの解放がもたらされる。
【0014】本発明の他の特徴および利点は、本発明の
好ましい実施例に関する以下の詳細な記載において述べ
られ、或いは明らかになる。
【0015】
【実施例】先ず始めに図1を参照すると、その全体を参
照符号10によって表わされる套管針組体(トロカール
組体)の、部分断面を伴った略側面図が示されている。
套管針組体10は、基本的に、複数の要素で構成される
套管針(トロカール)12と、套管(カニューレ)14
とを具備する。複数の要素で構成される套管針12は、
頭部部分16aと軸部分または棒部分16bとを含む中
心套管針部材または内側套管針部材16(図2と図4に
最も適切に見てとれるだろう)と、頭部部分18aと中
空軸部分18bとを含む外側套管針部材18(図3と図
4に最も適切に見てとれるだろう)とを有する。この外
側套管針部材18は、内側套管針部材16上を滑動し、
且つその内側套管針部材16と係合離脱可能に係合す
る。図示されるように、外側套管針部材18の頭部部分
18aは頭部部分16aに固定され、一方、軸部分18
bは軸部分または棒部分16bを包囲する。図5と図6
にも図示される套管14は、頭部部分または上部ハウジ
ング部分14aと案内管部分または套管部分14bとを
具備する。図示されるように、頭部部分14aは外側套
管針部材18の頭部部分18aに固定され、套管部分1
4bは中空軸部分18bを包囲する。
【0016】図1、図2および図4を参照して中心套管
針部材または内側套管針部材16をより詳細に考察する
と、頭部部分16aは、全体的に円筒形状をなし、かつ
外向きに延びる錠止部材またはスカート20を有する。
この錠止部材またはスカート20は、図2に想像線で示
されるように、係合離脱可能なスナップ嵌合を与えるよ
うに外側套管針18の頭部部分18a内の対応する凹部
22内に受容されるようになっている成形リム部分また
は周リップ部分を有する(図3も参照されたい)。他の
適切な接続装置を使用して、套管針部材16と套管針部
材18との間に同様の係合離脱可能な接続が与えられる
ことが可能であるということが理解されるだろう。
【0017】頭部部分16aには、後述するように本套
管針装置の動作状態を表示するためのインジケータライ
トまたはインジケータランプ24と、後述する電子回路
機構をリセットするリセット押しボタンスイッチ26と
が更に設けられる。中心套管針部材16の軸部分16b
は、中心金属棒28と、外側絶縁套管針軸または外側絶
縁套管針管30とを具備する。特定の実施例では、この
金属棒28はステンレス鋼で作られ、かつ直径が約0.
075インチ(1.9mm)であり、一方、套管針軸30
は、適切な温度耐性を提供することができるプラスチッ
クかセラミックか他の任意の類似の材料で作られ、かつ
比較的低い摩擦係数を有し、かつ約3/16インチ即ち
約5mmの外径を有する。套管針軸30の遠位端部は、棒
28によって問題の壁を貫通するように「焼かれた(b
urned)」小さな穴の中にその遠位端部が容易に挿
入されることを可能にするために、図示されるようにテ
ーパが付けられている。
【0018】頭部部分16a内に配置された電気回路を
介して電力が棒28に供給され、この電気回路は、図7
に関連してより詳細に後述される。図1にも破線で示さ
れるこの電気回路は、インジケータランプ24とスイッ
チ26とを含む。
【0019】図3を参照すると、第2の套管針部材また
は外側套管針部材18の頭部部分18aも円筒形状をな
し、上述のように、錠止部材またはラッチ部材20を受
容するための周方向に延びる凹部22を具備する。図示
されるように、リムまたは周リップを有する同様の錠止
部材またはラッチ部材またはスカート32が、頭部部分
18aの他方の端部に設けられる。軸部分18bは、中
心套管針軸30がそこを貫通する中心穴36を有する管
状套管針軸34を具備する。套管針軸34の遠位端部は
テーパが付けられており、図4(および図1)に示され
るように、套管針軸30および34によって与えられる
テーパ全体は連続しているか、またはほぼ連続してい
る。套管針部材18は能動的な構成要素を含んでおら
ず、実施例では、約13/32インチ即ち約10mmの外
径と、約7/32インチ(約5.6mm)の内径とを有
し、この内径は内側套管針軸30の外径よりも僅かに大
きい。しかしながら、様々な大きさの外側套管針部材が
使用されることができるということが理解されるべきで
あり、また腹壁又は他の臓器壁に様々な大きさの開口を
もたらすために、内側套管針軸30上に且つ内側套管針
軸30の全体に亘って選択的に滑り嵌めされる一組のこ
のような套管針部材が設けられることができるというこ
とが理解されるべきである。上述のように能動部品を含
まないこのような外側套管針は、構造が極めて単純であ
り、且つ製造コストが安価であるということが理解され
るだろう。
【0020】次に図1、図5および図6を参照すると、
套管部材14の頭部部分14aは中空の構造であり、こ
の頭部部分14aはその上部端部または近位端部内に成
形された周方向に延びる凹部38を有することがわか
る。この周方向に延びる凹部38内に外側套管針部材1
8の相補的形状の周方向に延びる錠止部材32が、部材
14と部材18との間のスナップ嵌合を与えるように受
容される。
【0021】一対のシーリングローラまたはシーリング
ロール40が套管部材14の頭部部分14a内に配置さ
れ、これら一対のシーリングロール40は、図5におい
て実線で示されるように、頭部部分14aの近位端部壁
内の開口44を閉じるようにロール40を互いに向けて
付勢するばね42によって、頭部部分14aの上部端部
壁または近位端部壁から懸架される。套管針部材16お
よび18の軸部分16bおよび18bを開口44内に下
方に向けて挿入することにより、ロール40が互いに離
れさせられて、ロール40が図1に示され且つ図5にお
いて破線で示される位置をとらしめられる。套管針の挿
入を可能にすると共に套管針が取り外された後に套管針
用の開口を閉じるための装置の更なる説明に関しては、
1992年3月5日に出願され、「腹腔鏡用套管(LA
PAROSCOPIC CANNULA)」と標題され
た、本出願人に譲渡された係属中の米国特許出願第07
/846,386号を参照されたい。
【0022】選択可能なシール装置46が図6に最も良
く示されている。シール装置46は平坦なシーリング部
材48を具備し、この平坦なシーリング部材48は、そ
の互いに反対側の端部に位置する引っ張りタブ50およ
び52と、異なった直径の套管針を収容するための異な
った大きさの開口54および56とを有する。図示され
た典型的な実施例では、開口54および56は、10mm
套管針18および5mm套管針16を受容するようになっ
ており、それに従ってタブ50および52にマークが付
けられている。斯くして、図6に示されるようにシーリ
ング部材48が右側に移動されるように10mmのタブ5
2が引き出されると、10mmの開口54が開口44と整
列され又は心合わせされ、その結果、外径10mmの套管
針18が、図1に示されるように開口54を通って挿入
されることができる。シーリング部材48は、ハウジン
グ部分14a内のスリット内に配置され、かつ上述のよ
うにこのスリット内で摺動可能となっている。上述の実
施例は単なる一例にすぎないということと、例えば、外
科手術中に様々な大きさの外科用器具を収容するよう
に、シーリング部材48内の開口の個数と大きさが様々
であることが可能であるということとが理解されるだろ
う。
【0023】図5に示されるように、套管針16および
18が取り外された時に洗浄流体が套管軸14bを通し
て穿刺部位に供給されることを可能にする開口58が、
頭部部分またはハウジング部分14a内に設けられる。
図7を参照すると、主套管針16の頭部部分16a内に
収容された電気回路機構の略回路図が示されている(こ
の電気回路機構は図1において破線で示されてもい
る)。図示されるように、参照符号60,62,64お
よび66で表わされる4つの入力リード線または入力結
線が設けられ、その1つのリード線60は電気外科用棒
28に直接接続された「ホット(hot)」リード線で
ある。リード線64および66はスイッチ26のための
電流の入力路および戻り路を与え、一方、リード線62
は選択自由のインジケータランプ24をリード線64に
接続する。
【0024】図8を参照すると、電気外科用ジェネレー
タのためのカットオフ回路の好ましい実施例が示されて
いる。図1に示されるように、その全体を参照符号68
によって表わされるカットオフ回路は、ケーブル70の
中に接続された、または、電気外科用ジェネレータ(図
示しない)と套管針組体10との間の別の結線内に接続
された、別個のパッケージまたはユニットであることが
できる。或いはこの代わりに、このカットオフ回路は電
気外科用ジェネレータ内に組み込まれることができる。
図8のカットオフ回路68は、電気外科用ジェネレータ
(図示しない)から套管針組体10へ流れる電流を検知
または監視するために、ジェネレータの出力線(これは
図1のケーブル70に相当し得る)に接続された変流器
72を具備する。変流器72の二次巻線72aは、電流
レベルの関数である出力電圧を生成する整流器74に接
続される。整流器74は、整流器74によって生成され
た出力電圧を予め定められた基準レベルと比較すること
によってカットオフ電流を決定する調節可能な電圧比較
器76に接続される。比較器76の出力はORゲート7
8の一方の入力に接続され、ORゲート78の出力はA
NDゲート80に接続される。ゲート78および80の
機能の詳細については後述する。
【0025】制御スイッチ82が、電気外科用ジェネレ
ータの加圧(energizing)を制御するために
設けられる。このスイッチ82は、上述のスイッチ26
に相当することができ、外科医師によって制御される。
一対の遅延ネットワーク、即ち起動遅延回路84とリセ
ット遅延カウンタ回路86とが互いに並列にスイッチ8
2に接続される。起動遅延回路84は、スイッチ82が
閉じられた時にその回路に関連した遅延をタイムアウト
(time−out)し始め、一方、リセット遅延カウ
ンタ回路86は、スイッチ82が開かれた時にその回路
に関連した遅延をタイムアウトし始める。遅延回路84
および86の重要性は後述される。
【0026】起動遅延回路84の出力はORゲート78
の他方の入力に接続され、与えられる遅延は、外科医師
がスイッチ82を起動させた後に切断を開始するための
時間を可能にする。斯くして、スイッチ82が閉じられ
た時に起動遅延回路84の出力は、電気外科用ジェネレ
ータを「オン」にするように電気外科用ジェネレータ用
の制御リレー88の閉じをもたらす。リレー88は、適
切なリレー切換レベルが維持されることを確保するため
に設けられたIGFETスイッチ90を介して、AND
ゲート80の出力に接続される。遅延回路84がタイム
アウトした後、リレー88の作動は電流センサ72の出
力によって制御され、より詳細には比較器76の出力に
よって制御される。斯くして、この出力が比較器76内
で設定されたレベルを下回るならば、リレー88が開か
れ、電気外科用ジェネレータへの電力が遮断(カットオ
フ)される。
【0027】カットオフ回路68はまた抑止ラッチ92
を具備し、この抑止ラッチ92は、ORゲート78の出
力に接続された第1の「セット」入力と、リセット遅延
カウンタ回路86の出力に接続された第2の「リセッ
ト」入力と、ANDゲート80の他方の入力に接続され
た出力とを有する。比較器76によって指令された事前
設定基準値または予め定められた基準値を検知電流が下
回ったときに、このことが抑止ラッチ92のセット入力
に反映され、(上述のような制御リレー88の聞きに加
えて)抑止ラッチ92がセットされる。抑止ラッチ92
は、リセット遅延期間、即ちリセット遅延カウンタ回路
86の遅延期間(このリセット遅延期間は、特定の典型
的な実施例では約3秒である)の間スイッチ82が開か
れるまで、セットされた状態のままである。この処置の
理由は、最初の穿刺がなされたときに標準電流レベルが
低下するだろうということであり、ここでの意図は、外
科医師が電気外科用ジェネレータが再び「オン」に戻さ
れる準備を意図的に行うまで、即ち、リセット遅延カウ
ンタ回路86によって与えられる3秒間の遅延の後まで
電気外科用切断要素棒28が再び切断のために使用され
ないということを確実にすることである。上述したよう
に、スイッチ82の開きは抑止遅延期間またはリセット
遅延期間を開始させ、この遅延期間の間においては電気
外科用ジェネレータを「オン」にすることは不可能であ
る。この点で、スイッチ82の再起動が遅延期間をリセ
ットし、従って、電気外科用ジェネレータを「オン」に
するためにスイッチ82が解放または開放されなければ
ならず、かつ、抑止ラッチ回路92をリセットするため
にスイッチ82が遅延期間全体に亘って開放された状態
に保たれなければならない。当然のことながら、抑止ラ
ッチ92がリセットされると、回路は上述のように作動
し、外科医師は再び切断を開始することができる。
【0028】リセット遅延期間がタイムアウトされつつ
あるという事実を外科医師に警告するために、リセット
遅延カウンタ回路86のカウンタの中間段が、抑止遅延
期間の間においてインジケータライトまたはインジケー
タランプ(例えば発光ダイオード(LED))94を点
滅させるために使用される。(ここでも同様にインジケ
ータランプ94が図1のインジケータランプ24に相当
することが可能である。)この作動をより詳細に考察す
ると、否定論理和ゲートまたはNORゲート96が設け
られ、このNORゲート96は、IGFETスイッチ9
0の出力に接続された第1の入力と、リセット遅延カウ
ンタ86の上述の中間段に接続された第2の入力と、発
光ダイオード94に接続された出力とを有する。制御リ
レー88が起動され且つ電気外科用ジェネレータがオン
されることを意味する、スイッチ90の出力が低い時に
は、発光ダイオード94も連続的に点灯され、その結果
ジェネレータが「オン」であるという表示を外科医師に
与える。更に、上述したように、ジェネレータが「オ
フ」であるがリセット遅延期間がタイムアウトされつつ
ある時には、リセット遅延カウンタ86の中間段がNO
Rゲート96にパルス信号に与え、このパルス信号によ
りこの期間の間において発光ダイオード94の点滅が引
き起こされる。上述のようにこの期間が終了した時に発
光ダイオード94がもはや点滅していないという事実に
よってその終了が表示されるので、外科医師は、自分が
スイッチ82を閉路して外科手術を再開することが可能
であることを知ることになる。
【0029】内側套管針の切断要素組体または電極組体
は図4に示されるように単一の電極棒28を具備するこ
とができるが、電極組体は図9において参照符号28′
で示されるように二極式の電極組体を具備することもで
きる。より詳細にはこのような二極式の電極組体は図9
に示されるように、絶縁体28cによって分離された一
対の独立し相互に絶縁された電極28aおよび28bを
具備する。図示されるように電極28aは電気外科用ジ
ェネレータ(図示しない)に接続され、無線周波数電流
を運ぶ。一方、電極28bは接地(アース)への戻り経
路を与える。これは図4に示す実施例とは対照をなし、
図4に示す実施例では棒電極28が無線周波数電流を運
び、接地への戻り経路は、例えば本体の離れた部域内に
配置された従来の接地パッド(図示しない)によって与
えられることができる。図9に示す二極式の電極組体2
8′は、接地回路(接地戻り電極28bによって与えら
れる)が無線周波数切断点の極めて近傍にあるという点
で有利であり、また本体を通る接地戻り経路を設ける必
要がなく、従って内部燃焼の危険を冒す必要がないとい
う点で有利である。しかしながら、従来の接地パッド
(図示しない)がバックアップ用として図9に示す実施
例と共に設けられることもできることに注意されたい。
【0030】図8に関連して上述したように本発明によ
る電子式套管針は、套管針先端部が問題の体腔の壁、例
えば腹壁を通って侵入したときに負荷インピーダンスの
変化を検出することによって、套管針に供給される無線
周波数電力を遮断するようになっている。また、上述し
たようにこの負荷インピーダンスの変化の検出または検
知は電流、電圧または位相のシフトを監視することによ
ってなされることができる。上述のように好ましくは、
関連する制御回路機構はジェネレータ自体内、或いは別
個の制御ボックスまたは制御ユニット68内に組み込ま
れる。このようにしたときに遭遇する一つの問題は、関
連する周波数において接続ケーブル(図1におけるケー
ブル70)がかなり大きくかつ変化する「漏れ(lea
kage)」インピーダンスをもたらし、この漏れイン
ピーダンスは、検出される信号の信号対雑音比が悪化す
るので遮断点の信頼性の高い検出を困難にするという点
にある。
【0031】図10を参照すると、この漏れインピーダ
ンスの問題は図示される回路によって解決される。図1
0に示すシステム(装置)では、上述の套管針組体10
または10′に対応する套管針組体100が電気外科用
ユニットまたは電気外科用ジェネレータ(ESU)10
2に接続され、この電気外科用ユニット102はカット
オフ回路またはシャットダウン回路104を含み、この
カットオフ回路104は例えば図8に関連して上述した
回路に相当することができる。ケーブル106が電気外
科用ユニット102を套管針組体100に接続する。こ
のケーブル106は、上述の実施例における「ホット」
ワイヤ(例えば図7における導体60)に対応する接続
ワイヤまたは接続導体108を具備する。
【0032】また、本発明のこの実施例によれば、套管
針100に無線周波数電流を運ぶワイヤ108と並列に
基準ワイヤまたは基準導体110がケーブル106内に
設けられるが、この基準ワイヤ110は切断要素112
に接続されない。その結果、制御回路機構はこのとき、
ホットワイヤ又はホットリード線108によって見られ
る負荷状態と基準ワイヤ又は基準リード線110によっ
て見られる負荷状態との間の差を検出する。図示される
典型的な実施例では変流器114が負荷インピーダンス
の変化を検出するのに用いられ、電流を運ぶワイヤ10
8と基準ワイヤ110とは互いに対向するように変流器
のコア(図示しない)を通過せしめられ、これにより漏
れ電流を本質的に中和するようにしている。基準ワイヤ
または基準リード線110はこの目的のために設けられ
た別個のワイヤであることもでき、或いは基準ワイヤ1
10は套管針側における切換えや表示のような他の機能
を果たすために用いられるワイヤ(従って上述のワイヤ
又は導体に対応するワイヤ)であることもできるという
点に注意されたい。
【0033】上述したように、漏れインピーダンスの作
用を打ち消すために他の技法が用いられることができ
る。これらの技法には、接触がなされる前の初期条件を
検出するためのサンプル及びホールド回路(図示しな
い)を使用する技法や、ケーブルの套管針端部の近くに
臨界検出要素を配置することによる技法が含まれる。
【0034】図11を参照すると、套管針先端部の別の
実施例が示されている。この実施例は図4に示す実施例
に類似しており、同様の構成要素には二重ダッシュを付
けた同一の参照番号を用いる。この実施例は、中心套管
針部材16″の軸部分16b″の先端部116がテフロ
ン(登録商標)、高温セラミック等のような耐高温性材
料で形成されている点で、図4(および図9)に示す実
施例と異なる。別の云い方をすれば、軸16b″は、高
温先端部116を具備した二つの部分からなる構造を有
する。この構造により套管針先端部は、外科的処置の間
に発生せしめられる高温により良く耐えることを可能な
らしめられる。この実施例は図4に示す実施例の変形例
として説明されてきたが、このような高温先端部が図9
に示す二極式の実施例に設けられることもできることが
当然理解されるべきである。
【0035】漏れ作用を中和するために基準リード線が
ケーブル内に使用される図10に示すような電子式套管
針のシャットオフ回路を実現するに当たっては、基準リ
ード線が存在することを確保すること、例えば図10に
おいてリード線110が断線されたり或いは套管針10
0から引き出されたりしていないことを確保することが
重要である。このようにするための一つの方法は図10
において模式的に参照符号118で示される電流センサ
を利用する方法であり、この電流センサ118は基準リ
ード線110内を流れる漏れ電流を監視する。これは開
放したリード線を検査する。もしリード線が能動ワイヤ
に短絡されているときにはシャットオフセンサ118は
電流を検出せず、シャットオフセンサ118は電気外科
用ジェネレータをオフにする。また、上述の切換リード
線および/または表示リード線への短絡は電流センサ1
18のバランスをくつがえすことができる。このような
短絡は、これらのリード線上のジェネレータ出力電圧の
存在を検出することによって検知されることができる。
【0036】これまで本発明の特定の典型的な実施例に
ついて本発明を説明してきたが、本発明の範囲および精
神を逸脱せずにこれらの典型的な実施例に変形および変
更がなされ得ることが当業者によって理解されるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例による套管針組体の部
分断面側面図である。
【図2】図1に示される一方の套管針の側面図であっ
て、第2の套管針が想像線で示されている。
【図3】図1に示される第2の外側套管針の側面図であ
る。
【図4】図1の套管針組体の遠位端部または自由端部の
拡大断面図である。
【図5】シールローラの作動を示す図1の套管針組体の
套管の部分断面図である。
【図6】全体的に図5のVI−VI線に沿ってみた断面図で
ある。
【図7】図1の套管内に組み込まれた電気回路機構の概
略的な回路図である。
【図8】図1のカットオフ回路の概略的な回路図であ
る。
【図9】本発明の別の実施例を示す図4と同様の部分断
面図である。
【図10】本発明の別の実施例における概略的な回路図
である。
【図11】本発明の更に別の実施例を示す図4と同様の
部分断面図である。
【符号の説明】
10,10′,100…套管針組体(トロカール組体) 12…套管針(トロカール) 14,14′,14″…套管(カニューレ、套管部材) 16,16′,16″…内側套管針部材(中心套管針部
材) 18,18′…外側套管針部材(第2の套管針部材) 20…錠止部材(スカート、ラッチ部材) 22…凹部 24…インジケータランプ(インジケータライト) 26…リセット押しボタンスイッチ 28,28″…中心金属棒(電気外科用切断要素棒、電
極棒) 28′…二極式の電極組体 30…外側絶縁套管針軸(外側絶縁套管針管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム シー.ウェットレー アメリカ合衆国,ニューヨーク 13502, ウティカ,ソフィア アベニュ 1426 (72)発明者 アーネスト ジー.セビーラ アメリカ合衆国,ニューヨーク 13350, ハーキマー,リッジウッド ロード 927 (72)発明者 シァリン イー.ロンゴ アメリカ合衆国,ニューヨーク 13340, フランクフォート,ウェルシュブッシュ ロード 227 (72)発明者 デボラ イー.フォーベイ アメリカ合衆国,ニューヨーク 13464, スミルナ,ボックス 122エム,アールア ール 1

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い套管針装置と、該套管針装置を包
    囲する套管とを具備し、該套管針装置が、二極式の電極
    組体を有する電気外科用切断要素を有する、套管針組
    体。
  2. 【請求項2】 上記二極式の電極組体は一対の導電性の
    電極を具備し、該電極は互いに絶縁されかつ上記套管針
    装置の全長を延びており、該電極の一方は、電気外科用
    ジェネレータに接続されると共に該電気外科用ジェネレ
    ータから供給される無線周波数電流を運ぶようになって
    おり、該電極の他方は接地への戻り経路を与える、請求
    項1に記載の套管針組体。
  3. 【請求項3】 上記套管針装置が更に、上記棒に取り付
    けられた絶縁套管針軸を具備し、該絶縁套管針軸は、上
    記電極の先端部が露出されるように上記各棒電極がそれ
    らの中に夫々受容される縦穴を該絶縁套管針軸内に有
    し、該先端部に隣接する該絶縁套管針軸の端部はテーパ
    を付けられかつ切断表面を有する、請求項2に記載の套
    管針組体。
  4. 【請求項4】 上記套管針装置が更に、上記套管内に受
    容された別の套管針軸を具備し、該別の套管針軸は、上
    記絶縁套管針軸がその中に受容される穴を該別の套管針
    軸内に有する、請求項3に記載の套管針組体。
  5. 【請求項5】 上記別の套管針軸がテーパ付き端部を有
    し、該別の套管針軸のテーパ付き端部と上記絶縁套管針
    軸のテーパ付き端部とがほぼ連続したテーパを形成す
    る、請求項4に記載の套管針組体。
  6. 【請求項6】 上記套管針装置が更に、上記絶縁套管針
    軸に連結された第1の頭部部分と、上記別の套管針軸に
    連結された第2の頭部部分とを具備し、該第1の頭部部
    分と該第2の頭部部分とが互いに着脱可能に連結され
    る、請求項4に記載の套管針組体。
  7. 【請求項7】 上記套管が、該套管を上記第2の頭部部
    分に着脱可能に連結するための手段を具備する、請求項
    6に記載の套管針組体。
  8. 【請求項8】 上記套管針装置が更に、該套管針装置の
    上記切断要素を電気外科用ジェネレータに接続するため
    の手段を有し、上記套管針組体が更に、電気外科用ジェ
    ネレータから切断要素への電流の流れを検出するための
    検出手段と、検出された電流が予め設定されたレベル以
    下に落ちたことに応答して、電気外科用ジェネレータに
    よって切断要素に供給される電力を遮断するために該検
    出手段に接続された制御手段とを具備する、請求項1に
    記載の套管針組体。
  9. 【請求項9】 更に、上記電気外科用ジェネレータによ
    って電力が上記切断要素に供給されている時を表示する
    ためのインジケータ手段を具備する、請求項8に記載の
    套管針組体。
  10. 【請求項10】 上記インジケータ手段が、電力が上記
    電気外科用ジェネレータによって上記切断要素に供給さ
    れる時に光出力を生成するための光インジケータ装置を
    具備する、請求項9に記載の套管針組体。
  11. 【請求項11】 更に、制御スイッチを具備し、該制御
    スイッチは、制御スイッチの第1の位置において上記電
    気外科用ジェネレータと上記電気外科用切断要素間の接
    続の完成をもたらすと共に、制御スイッチの第2の位置
    において該接続の遮断をもたらし、更に、上記制御手段
    による上記電力の遮断に応答して、該制御スイッチがそ
    の第1位置にあるか否かに関わらずに予め定められた時
    間期間の間電力が該電気外科用切断要素に供給されるこ
    とを防止するための回路手段を具備する、請求項8に記
    載の套管針組体。
  12. 【請求項12】 更に、電力が上記電気外科用切断要素
    に供給される時には第1の表示を生成すると共に上記予
    め定められた時間期間の間には第2の表示を生成するた
    めのインジケータ手段を具備する、請求項11に記載の
    套管針組体。
  13. 【請求項13】 上記回路手段が、上記制御スイッチが
    その第2の状態に切換えられたことに応答して上記予め
    定められた時間期間をタイムアウトさせるための遅延カ
    ウンタ回路を具備する、請求項11に記載の套管針組
    体。
  14. 【請求項14】 上記回路手段は、上記制御スイッチが
    上記第2の状態に切換えられたことに応答して上記予め
    定められた時間期間をタイムアウトさせるように起動さ
    れるリセット遅延カウンタと、上記検出手段に応答して
    セットされると共に該リセット遅延カウンタに応答して
    上記予め定められた時間期間の後にリセットされるラッ
    チ回路とを具備し、該ラッチ回路は、リセット時には上
    記制御スイッチが上記第1の状態に切換えられたときに
    電力が上記切断要素に供給されることを可能にする、請
    求項11に記載の套管針組体。
  15. 【請求項15】 上記検出手段は、上記電流レベルを検
    出しかつ上記電流レベルに応じて出力を生成するための
    変流器を具備し、上記制御手段は、該変流器の出力と上
    記ラッチ回路とに応答して上記電気外科用ジェネレータ
    をオンオフさせるための制御リレーを具備する、請求項
    14に記載の套管針組体。
  16. 【請求項16】 上記リセット遅延カウンタが中間段を
    有し、上記套管針組体は更に、上記制御リレーが上記ジ
    ェネレータをオフにした時に連続した光信号を生成する
    と共に上記予め定められた時間期間の間に点滅する光信
    号を生成するために該制御リレーと該リセット遅延カウ
    ンタの該中間段とに接続された発光ダイオードを具備す
    る、請求項15に記載の套管針組体。
  17. 【請求項17】 更に、上記第1の状態への上記制御ス
    イッチの最初の切換えに応答して、上記検出手段の出力
    に関わらずに別の予め定められた時間期間の間上記電力
    が上記電気外科用ジェネレータから上記切断要素に供給
    されることをもたらすための手段を具備する、請求項1
    1に記載の套管針組体。
  18. 【請求項18】 第1の套管針を具備し、該第1套管針
    は第1の外径を有する第1の細長い套管針軸を有し、該
    第1の套管針軸はその遠位端部に第1の切断表面を有
    し、更に、第2の套管針を具備し、該第2套管針は第2
    のより大きな外径を有する第2の細長い中空の套管針軸
    を有し、該第2の套管針軸はその遠位端部に第2の切断
    表面を有し、該第2套管針軸は、使用時に第1套管針の
    第1套管針軸がその中に入れ子関係で受容される縦方向
    穴を有し、更に、套管を具備し、該套管は、使用時に第
    1套管針軸と第2套管針軸の両方がその中に受容される
    ことができる縦方向穴を有し、該第1套管針軸は、二極
    式の電極組体を有する電気外科用切断要素を第1套管針
    軸内に組み込んでいる、套管針組体。
  19. 【請求項19】 上記第1套管針が上記第1套管針軸の
    近位端部に第1の頭部部分を有し、上記第2套管針が上
    記第2套管針軸の近位端部に第2の頭部部分を有し、該
    第1頭部部分と該第2頭部部分とが、該第1套管針と該
    第2套管針とを互いに着脱可能に固定するように該第1
    頭部部分と該第2頭部部分とを互いに着脱可能に連結す
    るための手段を有する、請求項18に記載の套管針組
    体。
  20. 【請求項20】 上記第1切断表面および上記第2切断
    表面はテーパを付けられており、かつ該第1切断表面と
    該第2切断表面とはほぼ連続的な切断表面を形成する、
    請求項18に記載の套管針組体。
  21. 【請求項21】 上記套管はその近位端部に頭部部分を
    有し、該頭部部分は該套管を上記第2套管針に着脱可能
    に連結するための手段を有し、該頭部部分はハウジング
    を有し、該ハウジングは、該近位端部において該套管の
    内部の密封をもたらすためのシーリング手段を該ハウジ
    ング内に有する、請求項19に記載の套管針組体。
  22. 【請求項22】 上記套管は更に、套管と種々の直径の
    套管針との間の密封を与えるための手段を具備し、該手
    段は、その長さ方向に沿って種々の直径の開口を有する
    細長い摺動部材を有する、請求項18に記載の套管針組
    体。
  23. 【請求項23】 電気外科用套管針組体であって、套管
    と、該套管内に配置された套管針装置とを具備し、該套
    管針装置は、中央に配置されかつ縦方向に延びる第1お
    よび第2の電極を有し、該第1および第2の電極は遠位
    端部と近位端部とを有し、絶縁套管針軸が、該導電性電
    極の遠位端部が露出されるように該電極を包囲すると共
    に該遠位端部に隣接した切断表面を与え、該套管針装置
    は更に、該第1電極が電気外科手術を行うために使用さ
    れることができるように該第1電極を無線周波数電力源
    に接続するための手段を有し、該第2電極は接地への戻
    り経路を与える、電気外科用套管針組体。
  24. 【請求項24】 更に、患者の体壁の穿刺に応答して上
    記無線周波数電力源から上記第1電極への上記無線周波
    数電力の供給を遮断するための制御手段を具備する、請
    求項23に記載の套管針組体。
  25. 【請求項25】 更に、上記制御手段による上記無線周
    波数電力の遮断の後に、上記無線周波数電力源による該
    電力の供給を制御するための制御スイッチが開放されか
    つ予め定められた遅延期間の間開放状態に保たれること
    が可能にされるまで、操作者が電気外科手術を再開する
    ことを防止するための回路手段を具備する、請求項24
    に記載の套管針組体。
  26. 【請求項26】 電気外科設備であって、電線周波数電
    力源を具備し、更に、該電力源に接続された電気外科用
    套管針装置を具備し、該套管針装置は切断先端部を有す
    る切断要素を有し、更に、該套管針の切断先端部におけ
    る負荷インピーダンスを検出しかつ負荷インピーダンス
    の変化に応答して套管針装置と電力源間の接続を遮断す
    るためのカットオフ回路を具備し、該切断要素は電流を
    運ぶ導体からなるケーブルを介して該電力源に接続さ
    れ、該ケーブルは該電力源の作動周波数において漏れイ
    ンピーダンスをもたらし、更に、ケーブルによってもた
    らされる漏れインピーダンスの作用を打ち消すための手
    段を具備する、電気外科設備。
  27. 【請求項27】 上記漏れインピーダンスの作用を打ち
    消すための手段は、上記電流を運ぶ導体と並列に上記ケ
    ーブル内に組み込まれた基準導体を具備し、該基準導体
    は套管針装置の切断要素から永久的に電気的に分離され
    るように配置される、請求項26に記載の電気外科設
    備。
  28. 【請求項28】 上記基準導体と上記電流を運ぶ導体と
    は変流器を介して上記電力源に接続され、かつ変流器の
    コア上に反対に巻かれる、請求項27に記載の電気外科
    設備。
  29. 【請求項29】 細長い套管針装置と、該套管針装置を
    包囲する套管とを具備し、該套管針装置は、その遠位端
    部に先端部分を有する電子式切断要素と、該切断要素用
    の絶縁スリーブとを有し、該絶縁スリーブは、少くとも
    該先端部分に隣接する絶縁スリーブの遠位端部に耐高温
    性材料を有する、電子式套管針組体。
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