JPH06309159A - プログラム自動生成装置 - Google Patents

プログラム自動生成装置

Info

Publication number
JPH06309159A
JPH06309159A JP9979993A JP9979993A JPH06309159A JP H06309159 A JPH06309159 A JP H06309159A JP 9979993 A JP9979993 A JP 9979993A JP 9979993 A JP9979993 A JP 9979993A JP H06309159 A JPH06309159 A JP H06309159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
graphic
module
file
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9979993A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Kobayashi
知宏 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9979993A priority Critical patent/JPH06309159A/ja
Publication of JPH06309159A publication Critical patent/JPH06309159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control By Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生成プログラムを複数ファイルに分割して生
成し、場合分け処理が処理フローの切換により行い得る
実行時間の短い制御プログラムを生成できるプログラム
自動生成装置を得る。 【構成】 データフローの比較によって処理フローを場
合分けするアルゴリズムをもつプログラムモジュールを
有するプログラムモジュールファイル20と、上記プロ
グラムモジュールのグラフィックシンボルを有するグラ
フィックシンボルファイル17と、上記グラフィック図
面上で処理フローを設計する処理フロー設定手段8と、
上記グラフィック図面上で設計された処理フローに従っ
て制御プログラムを生成する処理フロー生成手段9とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータ制御さ
れるシステムの制御プログラム作成の際にグラフィック
シンボルの組み合わせによって制御プログラムを自動生
成するプログラム自動生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ制御システムの制御
プログラムを作成する場合、システムエンジニアが担当
するシステム設計から、それに基づいてプログラムエン
ジニアが担当する制御プログラム作成までを自動的に行
うために、汎用性のある制御プログラムモジュールを予
め登録しておき、これらのプログラムモジュールをグラ
フィックシンボルで表示し、組み合わせることによって
制御プログラムを設計し、自動的に生成するプログラム
生成装置が提案されている。制御プログラムモジュール
をグラフィックシンボルとして表示し、それらを組み合
わせることによって制御プログラムを自動生成するプロ
グラム生成方法及び装置については、例えば、特開平2
−277126号公報に記載されている。
【0003】従来のプログラム自動生成装置を、図16
〜図21を参照しながら説明する。図16は従来のプロ
グラム自動生成装置の一般的な全体構成図、図17は使
用者の装置使用手順を示すフローチャート、図18は場
合分けを設計した場合のグラフィック図面例、図19は
図18に示すグラフィック図面からプログラム生成した
生成プログラムのフローチャートである。さらに、図2
0は階層化設計した場合のグラフィック図面例、図21
は図20に示すグラフィック図面からプログラム生成し
た生成ファイルの構成図である。
【0004】図16において、1はコンピュータ要部
で、プログラム自動生成装置本体である。2は表示手
段、3は入力手段である。そして、上記プログラム自動
生成装置1本体内の符号4は、制御アルゴリズムを示す
グラフィックシンボルをデータフローでつなぎ、制御プ
ログラムをグラフィック図面上で設計するグラフィック
図面編集手段、5は編集されたグラフィック図面の情報
をもとに制御プログラムのソースコード生成を行う制御
プログラム生成手段である。
【0005】また、上記プログラム自動生成装置1本体
内の符号6は、プログラムモジュールのグラフィックシ
ンボルをグラフィックシンボルファイルから検索するグ
ラフィックシンボル検索手段、7はグラフィックシンボ
ルに対してパラメータを設定しパラメータファイルに保
存するパラメータ設定手段、8はグラフィックシンボル
の入出力データをデータフローで接続するデータフロー
設定手段、10はグラフィック図面のデータをグラフィ
ック図面ファイルにストアするグラフィック図面保存手
段、11は生成プログラムの生成ファイル名を設定する
ファイル名設定手段である。
【0006】さらに、12はプログラム生成に際してグ
ラフィックシンボルの接続情報などをグラフィック図面
ファイルから検索するグラフィック図面検索手段、14
は図面に使用されているグラフィックシンボルの実体で
あるプログラムモジュールをプログラムモジュールファ
イルから検索するプログラムモジュール検索手段、15
はパラメータファイルにストアされているグラフィック
シンボルのパラメータを検索するパラメータ検索手段、
16はグラフィックシンボルを接続するデータフローを
変数としてプログラムモジュールをつなぐ変数設定手段
である。
【0007】17はプログラムモジュールのグラフィッ
クシンボルをストアするグラフィックシンボルファイ
ル、18はパラメータをストアするユーザーファイルで
あってパラメータファイル、19はグラフィック図面情
報をストアするユーザーファイルであってグラフィック
図面ファイル、20はグラフィックシンボルに対応した
制御アルゴリズムを示す高級言語であるプログラムモジ
ュールをストアするプログラムモジュールファイル、2
1は生成した制御プログラムのソースコードをストアす
る生成プログラムファイルである。
【0008】次に、図17に示す使用手順について説明
すると、まず、ステップS22において、シンボル選択
では表示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が用
いられて制御に使用する制御アルゴリズムを示すグラフ
ィックシンボルがグラフィックシンボル検索手段6によ
ってグラフィックシンボルファイル17から選択され、
さらにグラフィック図面編集手段4によってグラフィッ
ク画面上に配置される。
【0009】そして、ステップS23において、パラメ
ータ入力では表示手段2のグラフィック図面上で入力手
段3が用いられて、グラフィックシンボルが示す制御ア
ルゴリズムに必要なパラメータがパラメータ設定手段7
によって設定され、さらにパラメータファイル18にス
トアされる。
【0010】続くステップS24におけるデータフロー
接続では、表示手段2のグラフィック図面上で入力手段
3が用いられて、グラフィックシンボルのデータ入出力
がデータフロー設定手段8によって接続され、さらに、
グラフィック図面編集手段4によってグラフィック図面
上に表示される。
【0011】さらに、ステップS26において、グラフ
ィック図面上でプログラムの設計が完了するまでステッ
プS22〜ステップS26の動作が繰り返される。ステ
ップS27における図面保存では、グラフィック図面情
報がグラフィック図面保存手段10によってグラフィッ
ク図面ファイル19に保存される。
【0012】また、ステップS28における生成ファイ
ル名入力では、制御プログラム生成の生成ファイル名が
ファイル名設定手段11によって設定され、ステップS
29におけるプログラム生成では、グラフィック図面検
索手段12によってグラフィック図面ファイル19から
グラフィック図面情報が検索され、その情報にもとづい
てグラフィックシンボルの示す制御アルゴリズムの実体
であるプログラムモジュールが、プログラムモジュール
検索手段14によってプログラムモジュールファイル2
0から検索され、制御プログラム生成手段5によって処
理順にならべられ、パラメータ検索手段15によってパ
ラメータファイル18から検索されたパラメータが設定
され、さらに、グラフィック図面情報のデータフローに
よってつながれたデータが、変数名生成手段16によっ
て変数で置き換えられ生成されたプログラムが生成プロ
グラムファイル21にストアされる。
【0013】次に、図18に示す場合分けを設計したグ
ラフィック図面では、データフローの内容a,bの比較
がグラフィックシンボル60で行われ、真偽のフラグが
グラフィックシンボル63に渡され、上記フラグによっ
てグラフィックシンボル61と62によって演算された
データフローcとdの加算結果あるいは減算結果がデー
タフローeへ渡される制御アルゴリズムが設計されてい
る。
【0014】また、図19に示す生成プログラムのフロ
ーチャートでは、ステップS64でデータcとdの加算
が、ステップS65でデータcとdの減算が行われ、ス
テップS66でデータaとbの内容が比較され、ステッ
プS67もしくはステップS68でフラグがセットされ
て、ステップS69でフラグの内容に応じてステップS
70もしくはステップS71でデータeにデータcとd
の加算結果か減算結果が代入される。
【0015】また、図20に示す階層化図面では、グラ
フィックシンボルa,bの処理が第2の図面73に、グ
ラフィックシンボルc,dの処理が第3の図面74に設
計され、上位の第1の図面72で第2の図面73と第3
の図面74がそれぞれグラフィックシンボルX,Yで表
され制御アルゴリズムが設計されている。
【0016】さらに、図21に示す生成ファイルの構成
では、最上位のプログラムモジュール75内に、グラフ
ィックシンボルa,b,c,dの実体であるプログラム
モジュールa,b,c,dが処理順に生成される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
プログラム自動生成装置では、制御アルゴリズムを示す
グラフィックシンボルをデータフローでつなぐことによ
り制御プログラムを設計している。しかしながら、この
方法では、処理が場合分けされるような制御プログラム
を設計するときには、全場合についての処理を実施した
後、それらの結果データフローを切り換えることによっ
て場合分けが実現されるように設計を行わなければなら
なかったため、実行時間の長い制御プログラムが生成さ
れたり、また、処理フロー自体を場合分けするようなシ
ーケンシャルな制御プログラムの設計が行えないという
問題点があった。
【0018】また、上述したような従来のプログラム自
動生成装置では、モジュールを示すグラフィックシンボ
ルとグラフィックシンボルとの間のデータフローが変数
としてプログラム生成されるために、規模の小さいモジ
ュールを示すグラフィックシンボルを多用して制御プロ
グラムを設計すると、生成されたプログラムに変数が多
用され、制御システムに大きな変数用メモリが必要であ
ったり、制御プログラムの実行時間が長く制御性能が上
げられないという問題点があった。
【0019】また、上述したような従来のプログラム自
動生成装置では、制御プログラムを複数のグラフィック
図面に階層化設計しても、それに対応した構造の制御プ
ログラムとして生成が行えず、デバッグや流用時など
に、グラフィック図面による制御プログラムの管理、検
討が行いにくいという問題点があった。
【0020】さらに、上述したような従来のプログラム
自動生成装置では、生成プログラムが1つのファイルに
生成されたため、図面の一部を修正しプログラム生成し
直した場合に、プログラム全体をコンパイルしなければ
ならず、MAKEが利用できなかったりコンパイルに時
間がかかったり、また、コンパイラの制限を越える大き
さでソースコードファイルが生成された場合には、コン
パイルが行えないという問題点があった。
【0021】この発明の目的は、上述した問題点を解決
するためになされたもので、制御アルゴリズムを示すグ
ラフィックシンボル上で処理フローの場合分けを設計で
きるようにして、シーケンシャルで実行時間の短い制御
プログラムが生成できる制御プログラム自動生成装置を
提供することにある。
【0022】この発明の他の目的は、上述した問題点を
解決するためになされたもので、生成プログラム上の変
数を必要最小限の数にすることで、占有する変数メモリ
の小さい、実行時間の短い制御プログラムを生成するプ
ログラム自動生成装置を提供することにある。
【0023】この発明の他の目的は、上述した問題点を
解決するためになされたもので、制御プログラムが複数
のグラフィック図面に階層化設計された場合に、図面の
階層に対応した構造化プログラミングを実施し、図面と
制御プログラム構造を一致させ、制御プログラムの図面
による管理、検討を行い易いプログラム自動生成装置を
提供することにある。
【0024】この発明の他の目的は、上述した問題点を
解決するためになされたもので、自動生成するプログラ
ムを複数ファイルに分割して生成し、コンパイルなど、
その後の作業内容に対応したファイル構成でプログラム
生成できるプログラム自動生成装置を提供することにあ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るプログラム自動生成装置は、コンピュータにより制御
されるシステムの制御用プログラムの汎用性のある制御
アルゴリズムを示す高級言語であるモジュールをソフト
ウェア標準モジュールとして登録し、それをグラフィッ
クシンボルとして生成し、グラフィック画面上でつなぎ
合わせて制御ソフトウェアシステムを設計し、制御用プ
ログラムのソースコードを自動生成するプログラム自動
生成装置において、データフローの比較によって処理フ
ローを場合分けするアルゴリズムをもつプログラムモジ
ュールを有するプログラムモジュールファイルと、上記
プログラムモジュールのグラフィックシンボルを有する
グラフィックシンボルファイルと、上記グラフィック図
面上で処理フローを設計する処理フロー設定手段と、上
記グラフィック図面上で設計された処理フローに従って
制御プログラムを生成する処理フロー生成手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0026】また、請求項2に係るプログラム自動生成
装置は、コンピュータにより制御されるシステムの制御
用プログラムの汎用性のある制御アルゴリズムを示す高
級言語であるモジュールをソフトウェア標準モジュール
として登録し、それをグラフィックシンボルとして生成
し、グラフィック画面上でつなぎ合わせて制御ソフトウ
ェアシステムを設計し、制御用プログラムのソースコー
ドを自動生成するプログラム自動生成装置において、生
成されたプログラムの変数のうち数学的代入によって消
去できる変数を検索する消去変数検索手段と、上記変数
を代入によって消去して複数行に分かれた処理を結合す
る変数消去手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0027】また、請求項3に係るプログラム自動生成
装置は、コンピュータにより制御されるシステムの制御
用プログラムの汎用性のある制御アルゴリズムを示す高
級言語であるモジュールをソフトウェア標準モジュール
として登録し、それをグラフィックシンボルとして生成
し、グラフィック画面上でつなぎ合わせて制御ソフトウ
ェアシステムを設計し、制御用プログラムのソースコー
ドを自動生成するプログラム自動生成装置において、複
数のグラフィック図面に階層化設計された制御プログラ
ムに対して図面単位で上位プログラムモジュール名を設
定する上位モジュール名設定手段と、上記モジュール名
の設定に基づき制御プログラムを階層化されたモジュー
ル構造でプログラム生成する構造化プログラム生成手段
とを備えたことを特徴とするプログラム自動生成装置。
【0028】さらに、請求項4に係るプログラム自動生
成装置は、コンピュータにより制御されるシステムの制
御用プログラムの汎用性のある制御アルゴリズムを示す
高級言語であるモジュールをソフトウェア標準モジュー
ルとして登録し、それをグラフィックシンボルとして生
成し、グラフィック画面上でつなぎ合わせて制御ソフト
ウェアシステムを設計し、制御用プログラムのソースコ
ードを自動生成するプログラム自動生成装置において、
複数のグラフィック図面に分割設計された制御プログラ
ムに対して図面単位で上位プログラムモジュール名を設
定する上位モジュール名設定手段と、複数のグラフィッ
ク図面に分割設計された制御プログラムに対して図面単
位で生成ファイル名を設定する分割ファイル名設定手段
と、上記モジュール名の設定に基づき制御プログラムに
上位プログラムモジュールを生成する構造化プログラム
生成手段と、上記ファイル名の設定に基づき制御プログ
ラムを分割生成するファイル分割生成手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0029】
【作用】この発明の請求項1においては、データフロー
の比較によって処理フローを場合分けするアルゴリズム
をもつプログラムモジュールを、グラフィックシンボル
を用いてグラフィック画面上で設計し、制御プログラム
を生成することによって、実行時間の短いシーケンシャ
ルな制御プログラムの生成を可能にする。
【0030】また、この発明の請求項2においては、生
成されたプログラムの変数の内、数学的代入によって消
去できる変数を検索して消去し、複数行に分かれた処理
を結合することによって、使用される変数の数が必要最
小限となり、変数メモリが少なく実行時間が短い制御プ
ログラムの生成を可能にする。
【0031】また、この発明の請求項3においては、複
数のグラフィック図面に階層化設計された制御プログラ
ムに対して、図面単位で上位プログラムモジュール名を
設定し、前記モジュール名の設定にもとづき、図面の階
層化構造に対応した制御プログラムの構造化プログラミ
ングを可能にする。
【0032】さらに、この発明の請求項4においては、
複数のグラフィック図面に分割設計された制御プログラ
ムに対して図面単位で上位プログラムモジュール名とフ
ァイル名を設定し、前記モジュール名およびファイル名
の設定にもとづき制御プログラムを分割生成して、その
後の作業に供することを可能にする。
【0033】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1の構成について図
1を参照しながら説明する。図1は実施例1の全体構成
を示す構成図である。図1において、1はコンピュータ
要部で、制御プログラム自動生成装置本体である。2は
表示手段、3は入力手段である。4ないし16は上記制
御プログラム自動生成装置本体を構成するもので、4は
制御アルゴリズムを示すグラフィックシンボルをデータ
フローと処理フローでつなぎ、制御プログラムをグラフ
ィック図面上で設計するグラフィック図面編集手段、5
は編集されたグラフィック図面の情報をもとに制御プロ
グラムのソースコード生成を行う制御プログラム生成手
段である。
【0034】6はプログラムモジュールのグラフィック
シンボルをグラフィックシンボルファイルから検索する
グラフィックシンボル検索手段、7はグラフィックシン
ボルに対してパラメータを設定しパラメータファイルに
保存するパラメータ設定手段、8はグラフィックシンボ
ルの入出力データをデータフローで接続するデータフロ
ー設定手段、9はグラフィックシンボルの処理順序や分
岐を処理フローで接続する処理フロー設定手段、10は
グラフィック図面のデータをグラフィック図面ファイル
にストアするグラフィック図面保存手段である。
【0035】11は生成プログラムの生成ファイル名を
設定するファイル名設定手段、12はプログラム生成に
際してグラフィックシンボルの接続情報などをグラフィ
ック図面ファイルから検索するグラフィック図面検索手
段、14は図面に使用されているグラフィックシンボル
の実体であるプログラムモジュールをプログラムモジュ
ールファイルから検索するプログラムモジュール検索手
段、15はパラメータファイルにストアされているグラ
フィックシンボルのパラメータを検索するパラメータ検
索手段、16はグラフィックシンボルを接続するデータ
フローを変数としてプログラムモジュールをつなぐ変数
設定手段である。
【0036】また、17はプログラムモジュールのグラ
フィックシンボルをストアするグラフィックシンボルフ
ァイル、18はパラメータをストアするユーザーファイ
ルであってパラメータファイル、19はグラフィック図
面情報をストアするユーザーファイルであってグラフィ
ック図面ファイル、20はグラフィックシンボルに対応
した制御アルゴリズムを示す高級言語であるプログラム
モジュールをストアするプログラムモジュールファイ
ル、21は生成した制御プログラムのソースコードをス
トアする生成プログラムファイルである。
【0037】次に、実施例1の動作について図2を参照
しながら説明する。図2はこの発明の実施例1によるプ
ログラム自動生成装置の使用手順を示すフローチャート
である。ステップS22におけるシンボル選択では、表
示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が用いられ
て、制御に使用する制御アルゴリズムを示すグラフィッ
クシンボルがグラフィックシンボル検索手段6によって
グラフィックシンボルファイル17から選択され、さら
に、グラフィック図面編集手段4によってグラフィック
画面上に配置される。
【0038】ステップS23におけるパラメータ入力で
は、表示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が用
いられてグラフィックシンボルが示す制御アルゴリズム
に必要なパラメータがパラメータ設定手段7によって設
定され、さらに、パラメータファイル18にストアされ
る。
【0039】ステップS24におけるデータフロー接続
では、表示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が
用いられてグラフィックシンボルのデータ入出力がデー
タフロー設定手段8によって接続され、さらに、グラフ
ィック図面編集手段4によってグラフィック図面上に表
示される。
【0040】ステップS25における処理フロー接続で
は、表示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が用
いられてグラフィックシンボルの処理順序が処理フロー
設定手段9によって接続され、さらにグラフィック図面
編集手段4によってグラフィック図面上に表示される。
【0041】ステップS26においては、グラフィック
図面上でプログラムの設計が完了するまでステップS2
2〜ステップS26の動作が繰り返される。そして、ス
テップS27における図面保存では、グラフィック図面
情報がグラフィック図面保存手段10によってグラフィ
ック図面ファイル19に保存され、ステップS28にお
ける生成ファイル名入力では、制御プログラム生成のフ
ァイル名がファイル名設定手段11によって設定され
る。
【0042】ステップS29におけるプログラム生成で
は、グラフィック図面検索手段12によってグラフィッ
ク図面ファイル19からグラフィック図面情報が検索さ
れ、その情報にもとづいてグラフィックシンボルの示す
制御アルゴリズムの実体であるプログラムモジュールが
プログラムモジュール検索手段14によってプログラム
モジュールファイル20から検索され、処理フロー生成
手段13によって処理順にならべられて場合分けが設定
され、さらに、パラメータ検索手段15によってパラメ
ータファイル18から検索されたパラメータが設定さ
れ、さらに、グラフィック図面情報のデータフローによ
ってつながれたデータが変数名生成手段16によって変
数で置き換えられ生成されたプログラムが生成プログラ
ムファイル21にストアされる。
【0043】次に、実施例1の場合分け設計について図
3と図4を参照しながら説明する。図3はこの発明の実
施例1によるプログラム自動生成装置で場合分けを設計
したグラフィック図面例であり、また、図4は上記グラ
フィック図面からプログラム生成した生成プログラムの
フローチャートである。
【0044】図3の場合分けを設計したグラフィック図
面では、データフローの内容a,bの比較がグラフィッ
クシンボル30と31で行われ、それぞれ真の場合のみ
グラフィックシンボル下部に処理フローで接続されたグ
ラフィックシンボル32のデータフローcとdの加算も
しくはグラフィックシンボル33のデータフローcとd
の減算が実施され、データフローeへ渡される制御アル
ゴリズムが設計されている。
【0045】また、図4の生成プログラムのフローチャ
ートでは、ステップS34でデータaとbの比較が行わ
れ、真ならば、ステップS35のデータcとdの加算
が、偽ならば、ステップS36のデータcとdの減算が
行われ、データeに結果が代入される。
【0046】従って、上記実施例1によれば、データフ
ローの比較によって処理フローを場合分けするアルゴリ
ズムをもつプログラムモジュールを、グラフィックシン
ボルを用いてグラフィック画面上で設計し、制御プログ
ラムを生成することによって、生成プログラムの場合分
け処理がデータフローの切り換えによらず処理フローの
切り換えによって行い得るので、実行時間の短いシーケ
ンシャルな制御プログラムの生成を可能にすると言う効
果がある。
【0047】
【実施例】
実施例2.次に、この発明の実施例2の構成について図
5を参照しながら説明する。図5はこの発明の実施例2
の全体構成を示す構成図である。図5において、1はコ
ンピュータ要部で、制御プログラム自動生成装置本体で
ある。2は表示手段、3は入力手段である。4は制御ア
ルゴリズムを示すグラフィックシンボルをデータフロー
線でつなぎ、制御プログラムをグラフィック図面上で設
計するグラフィック図面編集手段、5は編集されたグラ
フィック図面の情報をもとに制御プログラムのソースコ
ード生成を行う制御プログラム生成手段である。
【0048】6はプログラムモジュールのグラフィック
シンボルをグラフィックシンボルファイルから検索する
グラフィックシンボル検索手段、7はグラフィックシン
ボルに対してパラメータを設定しパラメータファイルに
保存するパラメータ設定手段、8はグラフィックシンボ
ルの入出力データをデータフローで接続するデータフロ
ー設定手段、10はグラフィック図面のデータをグラフ
ィック図面ファイルにストアするグラフィック図面保存
手段、11は生成プログラムの生成ファイル名を設定す
るファイル名設定手段である。
【0049】12はプログラム生成に際してグラフィッ
クシンボルの接続情報などをグラフィック図面ファイル
から検索するグラフィック図面検索手段、14は図面に
使用されているグラフィックシンボルの実体であるプロ
グラムモジュールをプログラムモジュールファイルから
検索するプログラムモジュール検索手段、15はパラメ
ータファイルにストアされているグラフィックシンボル
のパラメータを検索するパラメータ検索手段、16はグ
ラフィックシンボルを接続するデータフローを変数とし
てプログラムモジュールをつなぐ変数設定手段である。
【0050】37は上記変数の内、数学的代入によって
消去できる変数を検索する消去変数検索手段、38は数
学的代入を実行して変数を消去する変数消去手段であ
り、また、17はプログラムモジュールのグラフィック
シンボルをストアするグラフィックシンボルファイル、
18はパラメータをストアするユーザーファイルであっ
てパラメータファイル、19はグラフィック図面情報を
ストアするユーザーファイルであってグラフィック図面
ファイル、20はグラフィックシンボルに対応した制御
アルゴリズムを示す高級言語であるプログラムモジュー
ルをストアするプログラムモジュールファイル、21は
生成した制御プログラムのソースコードをストアする生
成プログラムファイルである。
【0051】次に、実施例2の動作について図6を参照
しながら説明する。図6はこの発明の実施例2によるプ
ログラム自動生成装置の使用手順を示すフローチャート
である。ステップS22におけるシンボル選択では、表
示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が用いられ
て、制御に使用する制御アルゴリズムを示すグラフィッ
クシンボルがグラフィックシンボル検索手段6によって
グラフィックシンボルファイル17から選択され、さら
に、グラフィック図面編集手段4によってグラフィック
画面上に配置される。
【0052】ステップS23におけるパラメータ入力で
は、表示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が用
いられて、グラフィックシンボルが示す制御アルゴリズ
ムに必要なパラメータがパラメータ設定手段7によって
設定され、さらにパラメータファイル18にストアされ
る。
【0053】また、ステップS24におけるデータフロ
ー接続では、表示手段2のグラフィック図面上で入力手
段3が用いられて、グラフィックシンボルのデータ入出
力がデータフロー設定手段8によって接続され、さら
に、グラフィック図面編集手段4によってグラフィック
図面上に表示される。
【0054】また、ステップS26においては、グラフ
ィック図面上でプログラムの設計が完了するまでステッ
プS22〜ステップS26の動作が繰り返され、ステッ
プS27における図面保存では、グラフィック図面情報
がグラフィック図面保存手段10によってグラフィック
図面ファイル19に保存され、ステップS28における
生成ファイル名入力では、制御プログラム生成のファイ
ル名がファイル名設定手段11によって設定される。
【0055】さらに、ステップS29におけるプログラ
ム生成では、グラフィック図面検索手段12によってグ
ラフィック図面ファイル19からグラフィック図面情報
が検索され、その情報にもとづいてグラフィックシンボ
ルの示す制御アルゴリズムの実体であるプログラムモジ
ュールがプログラムモジュール検索手段14によってプ
ログラムモジュールファイル20から検索され、制御プ
ログラム生成手段5によって処理順にならべられパラメ
ータ検索手段15によってパラメータファイル18から
検索されたパラメータが設定される。
【0056】さらに、グラフィック図面情報のデータフ
ローによってつながれたデータが変数名生成手段16で
変数で置き換えられ、生成されたプログラムの内、数学
的代入によって消去できる変数が消去変数検索手段37
によって検索され、変数消去手段38で消去されて生成
プログラムファイル21にストアされる。
【0057】次に、実施例2の変数消去について図7を
参照しながら説明する。図7はこの発明の実施例2によ
るプログラム自動生成装置の変数消去処理を示した図で
ある。図7のプログラム39の変数a,b,c,d,e
の内、変数cは数学的代入によって消去し、2つある式
を1つにすることが可能である。上記プログラム39を
削除変数検索手段・変数消去手段40で処理すると、プ
ログラム41に変数cが消去されたプログラムとなる。
【0058】従って、上記実施例2によれば、生成され
たプログラムの変数の内、数学的代入によって消去でき
る変数を検索して消去し、複数行に分かれた処理を結合
することによって、使用される変数の数が必要最小限と
なり、変数メモリが少なく実行時間が短い制御プログラ
ムの生成を可能にするという効果がある。
【0059】
【実施例】
実施例3.次に、この発明の実施例3の構成について図
8を参照しながら説明する。図8はこの発明の実施例3
の全体構成を示す構成図である。図8において、1はコ
ンピュータ要部で、制御プログラム自動生成装置本体で
ある。2は表示手段、3は入力手段である。4は制御ア
ルゴリズムを示すグラフィックシンボルをデータフロー
線でつなぎ、制御プログラムをグラフィック図面上で設
計するグラフィック図面編集手段、5は編集されたグラ
フィック図面の情報をもとに制御プログラムのソースコ
ード生成を行う制御プログラム生成手段である。
【0060】6はプログラムモジュールのグラフィック
シンボルをグラフィックシンボルファイルから検索する
グラフィックシンボル検索手段、7はグラフィックシン
ボルに対してパラメータを設定しパラメータファイルに
保存するパラメータ設定手段、8はグラフィックシンボ
ルの入出力データをデータフローで接続するデータフロ
ー設定手段、10はグラフィック図面のデータをグラフ
ィック図面ファイルにストアするグラフィック図面保存
手段、42は階層化設計した図面の上位の図面に対して
プログラムモジュール名を設定する上位モジュール名設
定手段、11は生成プログラムの生成ファイル名を設定
するファイル名設定手段、12はプログラム生成に際し
てグラフィックシンボルの接続情報などをグラフィック
図面ファイルから検索するグラフィック図面検索手段で
ある。
【0061】14は図面に使用されているグラフィック
シンボルの実体であるプログラムモジュールをプログラ
ムモジュールファイルから検索するプログラムモジュー
ル検索手段、15はパラメータファイルにストアされて
いるグラフィックシンボルのパラメータを検索するパラ
メータ検索手段、16はグラフィックシンボルを接続す
るデータフローを変数としてプログラムモジュールをつ
なぐ変数設定手段、43は上位モジュール名設定手段4
2の設定に従ってプログラムモジュールをさらに上位で
モジュール化する構造化プログラム生成手段である。
【0062】また、17はプログラムモジュールのグラ
フィックシンボルをストアするグラフィックシンボルフ
ァイル、18はパラメータをストアするユーザーファイ
ルであってパラメータファイル、19はグラフィック図
面情報をストアするユーザーファイルであってグラフィ
ック図面ファイル、20はグラフィックシンボルに対応
した制御アルゴリズムを示す高級言語であるプログラム
モジュールをストアするプログラムモジュールファイ
ル、21は生成した制御プログラムのソースコードをス
トアする生成プログラムファイルである。
【0063】図9はこの発明の実施例3における使用手
順を示すフローチャートである。ステップS22におけ
るシンボル選択では、表示手段2のグラフィック図面上
で入力手段3が用いられて、制御に使用する制御アルゴ
リズムを示すグラフィックシンボルがグラフィックシン
ボル検索手段6によってグラフィックシンボルファイル
17から選択され、さらに、グラフィック図面編集手段
4によってグラフィック画面上に配置される。
【0064】ステップS23におけるパラメータ入力で
は、表示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が用
いられて、グラフィックシンボルが示す制御アルゴリズ
ムに必要なパラメータがパラメータ設定手段7によって
設定され、さらに、パラメータファイル18にストアさ
れる。
【0065】ステップS24におけるデータフロー接続
では、表示手段2のグラフィック図面上で入力手段3が
用いられて、グラフィックシンボルのデータ入出力がデ
ータフロー設定手段8によって接続され、さらに、グラ
フィック図面編集手段4によってグラフィック図面上に
表示される。
【0066】ステップS26においては、グラフィック
図面上でプログラムの設計が完了するまでステップS2
2〜ステップS26の動作が繰り返される。そして、ス
テップS27における図面保存では、グラフィック図面
情報がグラフィック図面保存手段10によってグラフィ
ック図面ファイル19に保存される。
【0067】ステップS44における上位モジュール名
入力では、上位モジュール名設定手段42によって図面
単位で上位プログラムモジュール名が設定され、ステッ
プS28における生成ファイル名入力では、制御プログ
ラム生成のファイル名がファイル名設定手段11によっ
て設定される。
【0068】ステップS29におけるプログラム生成で
は、グラフィック図面検索手段12によってグラフィッ
ク図面ファイル19からグラフィック図面情報が検索さ
れ、その情報にもとづいてグラフィックシンボルの示す
制御アルゴリズムの実体であるプログラムモジュールが
プログラムモジュール検索手段14によってプログラム
モジュールファイル20から検索され、制御プログラム
生成手段5によって処理順にならべられ、パラメータ検
索手段15によってパラメータファイル18から検索さ
れたパラメータが設定される。
【0069】さらに、グラフィック図面情報のデータフ
ローによってつながれたデータが変数名生成手段16に
よって変数で置き換えられ、上位モジュール名設定手段
42の設定に従い構造化プログラム生成手段43によっ
て図面単位で上位プログラムモジュールが設定されて、
生成された制御プログラムが生成プログラムファイル2
1にストアされる。
【0070】次に、実施例3の構造化プログラム生成に
ついて図10と図11を参照しながら説明する。図10
はこの発明の実施例3によるプログラム自動生成装置で
階層化設計した場合のグラフィック図面であり、また、
図11は前記グラフィック図面からプログラム生成した
生成ファイルの構成である。
【0071】図10の階層化図面では、グラフィックシ
ンボルa,bの処理が第2の図面46に、グラフィック
シンボルc,dの処理が第3の図面47に設計され、上
位の第1の図面45で第2の図面46と第3の図面47
がそれぞれグラフィックシンボルX,Yで表され、制御
アルゴリズムが設計されている。
【0072】図11の生成ファイルの構成では、最上位
プログラムモジュール48が上位モジュール名設定手段
42と構造化プログラム生成手段43の設定に従ってプ
ログラムモジュールX,Yに分割され、それぞれにプロ
グラムモジュールa,bとc,dが生成される。
【0073】従って、上記実施例3によれば、複数のグ
ラフィック図面に階層化設計された制御プログラムに対
して、図面単位で上位プログラムモジュール名を設定
し、生成プログラムをモジュール化することができ、上
記モジュール名の設定に基づき図面の階層化構造に対応
した制御プログラムの構造化プログラムが可能になると
いう効果がある。
【0074】
【実施例】
実施例4.次に、この発明の実施例4の構成について図
12を参照しながら説明する。図12はこの発明の実施
例4の全体構成を示す構成図である。図12において、
1はコンピュータ要部で、制御プログラム自動生成装置
本体である。2は表示手段、3は入力手段である。4は
制御アルゴリズムを示すグラフィックシンボルをデータ
フロー線でつなぎ、制御プログラムをグラフィック図面
上で設計するグラフィック図面編集手段、5は編集され
たグラフィック図面の情報をもとに制御プログラムのソ
ースコード生成を行う制御プログラム生成手段である。
【0075】6はプログラムモジュールのグラフィック
シンボルをグラフィックシンボルファイルから検索する
グラフィックシンボル検索手段、7はグラフィックシン
ボルに対してパラメータを設定しパラメータファイルに
保存するパラメータ設定手段、8はグラフィックシンボ
ルの入出力データをデータフローで接続するデータフロ
ー設定手段、10はグラフィック図面のデータをグラフ
ィック図面ファイルにストアするグラフィック図面保存
手段、42は階層化設計した図面の上位の図面に対して
プログラムモジュール名を設定する上位モジュール名設
定手段、51は図面単位で生成ファイル名を指定する分
割ファイル名設定手段である。
【0076】12はプログラム生成に際してグラフィッ
クシンボルの接続情報などをグラフィック図面ファイル
から検索するグラフィック図面検索手段、14は図面に
使用されているグラフィックシンボルの実体であるプロ
グラムモジュールをプログラムモジュールファイルから
検索するプログラムモジュール検索手段、15はパラメ
ータファイルにストアされているグラフィックシンボル
のパラメータを検索するパラメータ検索手段、16はグ
ラフィックシンボルを接続するデータフローを変数とし
てプログラムモジュールをつなぐ変数設定手段、43は
上位モジュール名設定手段42の設定に従ってプログラ
ムモジュール群をさらに上位でモジュール化する構造化
プログラム生成手段、52は分割ファイル名設定手段5
1の設定によって生成プログラムをファイル分割するフ
ァイル分割生成手段である。
【0077】また、17はプログラムモジュールのグラ
フィックシンボルをストアするグラフィックシンボルフ
ァイル、18はパラメータをストアするユーザーファイ
ルであってパラメータファイル、19はグラフィック図
面情報をストアするユーザーファイルであってグラフィ
ック図面ファイル、20はグラフィックシンボルに対応
した制御アルゴリズムを示す高級言語であるプログラム
モジュールをストアするプログラムモジュールファイ
ル、21は生成した制御プログラムのソースコードをス
トアする生成プログラムファイルである。
【0078】次に、実施例4の動作について図13を参
照しながら説明する。図13はこの発明の実施例4にお
ける使用手順を示すフローチャートである。ステップ2
2におけるシンボル選択では、表示装置2のグラフィッ
ク図面上で入力手段3が用いられて、制御に使用する制
御アルゴリズムを示すグラフィックシンボルがグラフィ
ックシンボル検索手段6によってグラフィックシンボル
ファイル17から選択され、さらに、グラフィック図面
編集手段4によってグラフィック画面上に配置される。
【0079】ステップ23におけるパラメータ入力で
は、表示装置2のグラフィック図面上で入力手段3が用
いられて、グラフィックシンボルが示す制御アルゴリズ
ムに必要なパラメータがパラメータ設定手段7によって
設定され、さらに、パラメータファイル18にストアさ
れる。
【0080】ステップ24におけるデータフロー接続で
は、表示装置2のグラフィック図面上で入力手段3が用
いられて、グラフィックシンボルのデータ入出力がデー
タフロー設定手段8によって接続され、さらに、グラフ
ィック図面編集手段4によってグラフィック図面上に表
示される。
【0081】ステップ26においては、グラフィック図
面上でプログラムの設計が完了するまでステップ22〜
ステップ26の動作が繰り返される。そして、ステップ
27における図面保存では、グラフィック図面情報がグ
ラフィック図面保存手段10によってグラフィック図面
ファイル19に保存される。
【0082】ステップ44における上位モジュール名入
力では、上位モジュール名設定手段42によって図面単
位で階層化図面の上位の図面にプログラムモジュール名
が設定され、ステップ53における分割ファイル名入力
では、分割ファイル名設定手段51によって図面単位で
生成ファイル名が設定される。
【0083】ステップ29におけるプログラム生成で
は、グラフィック図面検索手段12によってグラフィッ
ク図面ファイル19からグラフィック図面情報が検索さ
れ、その情報にもとづいてグラフィックシンボルの示す
制御アルゴリズムの実体であるプログラムモジュールが
プログラムモジュール検索手段14によってプログラム
モジュールファイル20から検索され、制御プログラム
生成手段5によって処理順にならべられパラメータ検索
手段15によってパラメータファイル18から検索され
たパラメータが設定される。
【0084】さらに、グラフィック図面情報のデータフ
ローによってつながれたデータが変数名生成手段16で
変数で置き換えられ、上位モジュール名設定手段42の
設定に従い、構造化プログラム生成手段43によって図
面単位でモジュール分割され生成された制御プログラム
が、分割ファイル名設定手段51とファイル分割生成手
段52の設定に従って、ファイル分割されて生成プログ
ラムファイル21にストアされる。
【0085】次に、実施例4の生成ファイル分割生成に
ついて図14と図15を参照しながら説明する。図14
はこの発明の実施例4によるプログラム自動生成装置で
階層化設計した場合のグラフィック図面であり、また、
図15は前記グラフィック図面からプログラム生成した
生成ファイルの構成である。
【0086】図14の階層化図面では、グラフィックシ
ンボルa,bの処理が第2の図面55に、グラフィック
シンボルc,dの処理が第3の図面56に設計され、上
位の第1の図面54で第2の図面55と第3の図面56
がそれぞれグラフィックシンボルX,Yで表され、制御
アルゴリズムが設計されている。
【0087】図15の生成ファイルの構成では、最上位
のプログラムモジュール57が上位モジュール名設定手
段42と構造化プログラム生成手段43の設定に従っ
て、プログラムモジュールXとYに分割され、Xにはプ
ログラムモジュールa,bが、Yにはプログラムモジュ
ールc,dが含まれており、さらに、分割ファイル名設
定手段51とファイル分割生成手段52によってそれぞ
れ生成ファイルIとJとにファイル分割されてプログラ
ム生成される。
【0088】従って、上記実施例4によれば、複数のグ
ラフィック画面に分割設計された制御プログラムに対し
て図面単位で上位プログラムモジュール名とファイル名
を設定し、上記モジュール名及びファイル名の設定に基
づき制御プログラムを分割生成するようにしたので、図
面単位で生成プログラムをファイル分割することがで
き、その後の作業内容に応じたファイル構成で制御プロ
グラムを生成することができるという効果がある。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1によれば、データフローの比較によって処理フローを
場合分けするアルゴリズムをもつプログラムモジュール
を、グラフィックシンボルを用いてグラフィック画面上
で設計し、制御プログラムを生成することによって、生
成プログラムの場合分け処理がデータフローの切り換え
によらず処理フローの切り換えによって行い得るので、
実行時間の短いシーケンシャルな制御プログラムを作成
することができるという効果を奏する。
【0090】また、請求項2によれば、生成されたプロ
グラムの変数のうち、数学的代入によって消去できる変
数を検索して消去し、複数行に別れた処理を結合するよ
うにしたので、使用される変数の数が必要最小限とな
り、変数メモリが少なく実行時間が短い制御プログラム
を作成することができるという効果を奏する。
【0091】また、請求項3によれば、複数のグラフィ
ック図面に階層化設計された制御プログラムに対して、
図面単位で上位プログラムモジュール名を設定し、生成
プログラムをモジュール化するようにしたので、上記モ
ジュール名の設定に基づき図面の階層化構造に対応した
制御プログラムの構造化プログラムが可能になるという
効果がある。
【0092】さらに、請求項4によれば、複数のグラフ
ィック画面に分割設計された制御プログラムに対して図
面単位で上位プログラムモジュール名とファイル名を設
定し、上記モジュール名及びファイル名の設定に基づき
制御プログラムを分割生成するようにしたので、図面単
位で生成プログラムをファイル分割することができ、そ
の後の作業内容に応じたファイル構成で制御プログラム
を生成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の全体構成を示す構成図で
ある。
【図2】この発明の実施例1の使用手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】この発明の実施例1のグラフィック図面例の説
明図である。
【図4】この発明の実施例1のグラフィック図面例に対
する生成プログラムのフローチャートである。
【図5】この発明の実施例2の全体構成を示す構成図で
ある。
【図6】この発明の実施例2の使用手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】この発明の実施例2の動作を示す説明図であ
る。
【図8】この発明の実施例3の全体構成を示す構成図で
ある。
【図9】この発明の実施例3の使用手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】この発明の実施例3のグラフィック図面例の
説明図である。
【図11】この発明の実施例3のグラフィック図面例に
対する生成ファイルの構成を示す構成図である。
【図12】この発明の実施例4の全体構成を示す構成図
である。
【図13】この発明の実施例4の使用手順を示すフロー
チャートである。
【図14】この発明の実施例4のグラフィック図面例の
説明図である。
【図15】この発明の実施例4のグラフィック図面例に
対する生成ファイルの構成を示す構成図である。
【図16】従来のプログラム自動生成装置の全体構成を
示す構成図である。
【図17】従来のプログラム自動生成装置の使用手順を
示すフローチャートである。
【図18】従来のプログラム自動生成装置のグラフィッ
ク図面例1の説明図である。
【図19】従来のプログラム自動生成装置のグラフィッ
ク図面例1に対する生成プログラムのフローチャートで
ある。
【図20】従来のプログラム自動生成装置のグラフィッ
ク図面例2の説明図である。
【図21】従来のプログラム自動生成装置のグラフィッ
ク図面例2に対する生成ファイルの構成を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 制御プログラム自動生成装置 2 表示手段 3 入力手段 4 グラフィック図面編集手段 5 制御プログラム生成手段 6 グラフィックシンボル検索手段 7 パラメータ設定手段 8 データフロー設定手段 9 処理フロー設定手段 10 グラフィック図面保存手段 11 ファイル名設定手段 12 グラフィック図面検索手段 13 処理フロー生成手段 14 プログラムモジュール検索手段 15 パラメータ検索手段 16 変数名生成手段 17 グラフィックシンボルファイル 18 パラメータファイル 19 グラフィック図面ファイル 20 プログラムモジュールファイル 21 生成プログラムファイル 37 消去変数検索手段 38 変数消去手段 42 上位モジュール名設定手段 43 構造化プログラム生成手段 51 分割ファイル名設定手段 53 ファイル分割生成手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにより制御されるシステム
    の制御用プログラムの汎用性のある制御アルゴリズムを
    示す高級言語であるモジュールをソフトウェア標準モジ
    ュールとして登録し、それをグラフィックシンボルとし
    て生成し、グラフィック画面上でつなぎ合わせて制御ソ
    フトウェアシステムを設計し、制御用プログラムのソー
    スコードを自動生成するプログラム自動生成装置におい
    て、データフローの比較によって処理フローを場合分け
    するアルゴリズムをもつプログラムモジュールを有する
    プログラムモジュールファイルと、上記プログラムモジ
    ュールのグラフィックシンボルを有するグラフィックシ
    ンボルファイルと、上記グラフィック図面上で処理フロ
    ーを設計する処理フロー設定手段と、上記グラフィック
    図面上で設計された処理フローに従って制御プログラム
    を生成する処理フロー生成手段とを備えたことを特徴と
    するプログラム自動生成装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータにより制御されるシステム
    の制御用プログラムの汎用性のある制御アルゴリズムを
    示す高級言語であるモジュールをソフトウェア標準モジ
    ュールとして登録し、それをグラフィックシンボルとし
    て生成し、グラフィック画面上でつなぎ合わせて制御ソ
    フトウェアシステムを設計し、制御用プログラムのソー
    スコードを自動生成するプログラム自動生成装置におい
    て、生成されたプログラムの変数のうち数学的代入によ
    って消去できる変数を検索する消去変数検索手段と、上
    記変数を代入によって消去して複数行に分かれた処理を
    結合する変数消去手段とを備えたことを特徴とするプロ
    グラム自動生成装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータにより制御されるシステム
    の制御用プログラムの汎用性のある制御アルゴリズムを
    示す高級言語であるモジュールをソフトウェア標準モジ
    ュールとして登録し、それをグラフィックシンボルとし
    て生成し、グラフィック画面上でつなぎ合わせて制御ソ
    フトウェアシステムを設計し、制御用プログラムのソー
    スコードを自動生成するプログラム自動生成装置におい
    て、複数のグラフィック図面に階層化設計された制御プ
    ログラムに対して図面単位で上位プログラムモジュール
    名を設定する上位モジュール名設定手段と、上記モジュ
    ール名の設定に基づき制御プログラムを階層化されたモ
    ジュール構造でプログラム生成する構造化プログラム生
    成手段とを備えたことを特徴とするプログラム自動生成
    装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータにより制御されるシステム
    の制御用プログラムの汎用性のある制御アルゴリズムを
    示す高級言語であるモジュールをソフトウェア標準モジ
    ュールとして登録し、それをグラフィックシンボルとし
    て生成し、グラフィック画面上でつなぎ合わせて制御ソ
    フトウェアシステムを設計し、制御用プログラムのソー
    スコードを自動生成するプログラム自動生成装置におい
    て、複数のグラフィック図面に分割設計された制御プロ
    グラムに対して図面単位で上位プログラムモジュール名
    を設定する上位モジュール名設定手段と、複数のグラフ
    ィック図面に分割設計された制御プログラムに対して図
    面単位で生成ファイル名を設定する分割ファイル名設定
    手段と、上記モジュール名の設定に基づき制御プログラ
    ムに上位プログラムモジュールを生成する構造化プログ
    ラム生成手段と、上記ファイル名の設定に基づき制御プ
    ログラムを分割生成するファイル分割生成手段とを備え
    たことを特徴とするプログラム自動生成装置。
JP9979993A 1993-04-26 1993-04-26 プログラム自動生成装置 Pending JPH06309159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9979993A JPH06309159A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 プログラム自動生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9979993A JPH06309159A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 プログラム自動生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06309159A true JPH06309159A (ja) 1994-11-04

Family

ID=14256950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9979993A Pending JPH06309159A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 プログラム自動生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06309159A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330896A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Nittetsu Hitachi Systems Engineering Inc 携帯端末用アプリケーション作成支援システム
JP2007329940A (ja) * 2007-07-05 2007-12-20 Dainippon Printing Co Ltd 暗号化処理システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330896A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Nittetsu Hitachi Systems Engineering Inc 携帯端末用アプリケーション作成支援システム
JP2007329940A (ja) * 2007-07-05 2007-12-20 Dainippon Printing Co Ltd 暗号化処理システム
JP4656665B2 (ja) * 2007-07-05 2011-03-23 大日本印刷株式会社 暗号化処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6321369B1 (en) Interface for compiling project variations in electronic design environments
US5438661A (en) Version management method and apparatus in multi-window environment
US7765529B1 (en) Transforming graphical objects in a graphical modeling environment
EP0549510A2 (en) System and method for computer aided software engineering
JPH03257671A (ja) 設計取り込みシステム
JPH04337843A (ja) プログラム動作表示方法
JP3181994B2 (ja) ジョブフロー仕様書自動作成方法
US5130932A (en) Generating device for production system simulator
US5912819A (en) Method for designing an architectural system
US6173245B1 (en) Programmable logic array device design using parameterized logic modules
CN102591662B (zh) 一种绘制皮肤图片的方法及装置
JP5747698B2 (ja) 要件管理支援装置
JPH06309159A (ja) プログラム自動生成装置
JP2003330710A (ja) プログラム生成装置、及びプログラム生成方法、並びにプログラム生成用プログラム
JP3570808B2 (ja) プログラムロジック自動生成装置
JPH10247142A (ja) プロセス制御プログラムのプログラミングシステムおよびプログラミング方法
Wiseman et al. Rainbow—a multi‐purpose CAD system
JPH0546377A (ja) 制御プログラム作成方法及びその作成装置
JP2701781B2 (ja) 文書編集装置
JP3608418B2 (ja) マルチメディアアプリケーション開発上流工程支援方法及び装置及びマルチメディアアプリケーション開発上流工程支援プログラムを格納した記憶媒体
JPS62145424A (ja) プログラム管理方法
JPH07302275A (ja) 回路シミュレーションシステム
JP3722854B2 (ja) データ編集装置
JP2000035809A (ja) プログラマブル・コントローラ
Yuen et al. Assembly language software development system