JPH06308935A - フレーム記憶装置 - Google Patents
フレーム記憶装置Info
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- JPH06308935A JPH06308935A JP5092954A JP9295493A JPH06308935A JP H06308935 A JPH06308935 A JP H06308935A JP 5092954 A JP5092954 A JP 5092954A JP 9295493 A JP9295493 A JP 9295493A JP H06308935 A JPH06308935 A JP H06308935A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的高品質な画像かつ高速、滑らかなスク
ロールが可能なフレームメモリ装置を提供する。 【構成】 複数の小バンクからなるVRAMバンク部
と、データを出力すべきアドレスの先頭を保持する先頭
アドレス保持部と、スクロールモードが選択されている
場合には、先頭アドレス保持部に保持されているアドレ
スから1画面分のデータをVRAMバンク部の該当する
小バンクから出力するように作用する画像コントローラ
部と、中間調表示モードが選択されている場合には、全
部の小バンクから同時に入力されるデータから中間調デ
ータを作成して出力する画像データ加工部とを備える。 【効果】 小さい画像表示部で比較的高品質な画像かつ
高速、滑らかなスクロールが可能となる。このため、デ
ータの検索効率もよくなる。
ロールが可能なフレームメモリ装置を提供する。 【構成】 複数の小バンクからなるVRAMバンク部
と、データを出力すべきアドレスの先頭を保持する先頭
アドレス保持部と、スクロールモードが選択されている
場合には、先頭アドレス保持部に保持されているアドレ
スから1画面分のデータをVRAMバンク部の該当する
小バンクから出力するように作用する画像コントローラ
部と、中間調表示モードが選択されている場合には、全
部の小バンクから同時に入力されるデータから中間調デ
ータを作成して出力する画像データ加工部とを備える。 【効果】 小さい画像表示部で比較的高品質な画像かつ
高速、滑らかなスクロールが可能となる。このため、デ
ータの検索効率もよくなる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームメモリ装置に
関し、特に画像の検索のためスクロール表示を行ない、
スクロールを停止したときに中間調をつかっての高品質
表示が可能なフレームメモリ装置に関する。
関し、特に画像の検索のためスクロール表示を行ない、
スクロールを停止したときに中間調をつかっての高品質
表示が可能なフレームメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子ファイリング装置やワードプ
ロセッサ用の図形記憶装置としてフレーム記憶装置が使
用されている。図7は従来技術に係るフレームメモリ装
置の構成図である。本図において、7100は、複数の
小バンクに分割された上で画像データが保持されるVR
AMバンク部である。7200は、画像を表示する画像
表示部である。7300は、外部アドレスをもとに内部
アドレスを作成し、これをVRAMバンク部7100に
出力する画像コントローラ部である。なお、これをもと
に、データバス7500がVRAMバンク部7100の
該当する小バンクに対するデータの書き込み及び画像デ
ータ加工部7400からの画像表示部7200へ表示す
るためのデータの取り出しが制御されることとなる。7
400は、VRAMバンク部7100の各小バンクから
出力されるデータをもとにして中間調データを作成して
出力する画像データ加工部である。7500は、内部ア
ドレスとシリアルクロックをもとにVRAMバンク部7
100及び画像コンローラ部7300への外部からのデ
ータの書き込み等を行なうデータバスである。7600
は、画像コントローラ部7300に外部アドレスを入力
する外部アドレスバスである。7610は、画像コント
ローラ部が外部アドレスをもとにして作成する内部アド
レスをVRAMバンク部7100に送り出す内部アドレ
スバスである。7800は、クロックを順次(シリアル
に)供給するシリアルクロック線である。そして、上記
各部はスクロールモードであれ中間調モードであれ、こ
のクロック信号に同期して作動し、またアドレスを認識
し、またこれにより画像表示部への画像の適切な表示が
行われることとなる。
ロセッサ用の図形記憶装置としてフレーム記憶装置が使
用されている。図7は従来技術に係るフレームメモリ装
置の構成図である。本図において、7100は、複数の
小バンクに分割された上で画像データが保持されるVR
AMバンク部である。7200は、画像を表示する画像
表示部である。7300は、外部アドレスをもとに内部
アドレスを作成し、これをVRAMバンク部7100に
出力する画像コントローラ部である。なお、これをもと
に、データバス7500がVRAMバンク部7100の
該当する小バンクに対するデータの書き込み及び画像デ
ータ加工部7400からの画像表示部7200へ表示す
るためのデータの取り出しが制御されることとなる。7
400は、VRAMバンク部7100の各小バンクから
出力されるデータをもとにして中間調データを作成して
出力する画像データ加工部である。7500は、内部ア
ドレスとシリアルクロックをもとにVRAMバンク部7
100及び画像コンローラ部7300への外部からのデ
ータの書き込み等を行なうデータバスである。7600
は、画像コントローラ部7300に外部アドレスを入力
する外部アドレスバスである。7610は、画像コント
ローラ部が外部アドレスをもとにして作成する内部アド
レスをVRAMバンク部7100に送り出す内部アドレ
スバスである。7800は、クロックを順次(シリアル
に)供給するシリアルクロック線である。そして、上記
各部はスクロールモードであれ中間調モードであれ、こ
のクロック信号に同期して作動し、またアドレスを認識
し、またこれにより画像表示部への画像の適切な表示が
行われることとなる。
【0003】次に、本発明にも直接的な関係を持つた
め、上記VRAMバンク部の画像の中間調表示、すなわ
ち高品質表示に際しての作用原理について説明する。V
RAMバンク部7100とは、画像表示部7200の1
画面分の画像データを格納するVRAMメモリを意味
し、複数(本図7では4つ)のVRAM小バンクから構
成される。そして、1つの小バンクは1つの表示面の画
像データの1ビット分を表している。今、図7に示すよ
うに4つの小バンクがある場合には、使用できる中間調
が最大16(=24 )階調であり、1ピクセル(画面の
上の1ドット)を4ビットで表現可能となる。この場
合、第1ビットを第1小バンクに格納し、第2ビットを
第2小バンクに格納し、第3ビットを第3小バンクに格
納し、そして第4ビットを第4小バンクに格納する。
め、上記VRAMバンク部の画像の中間調表示、すなわ
ち高品質表示に際しての作用原理について説明する。V
RAMバンク部7100とは、画像表示部7200の1
画面分の画像データを格納するVRAMメモリを意味
し、複数(本図7では4つ)のVRAM小バンクから構
成される。そして、1つの小バンクは1つの表示面の画
像データの1ビット分を表している。今、図7に示すよ
うに4つの小バンクがある場合には、使用できる中間調
が最大16(=24 )階調であり、1ピクセル(画面の
上の1ドット)を4ビットで表現可能となる。この場
合、第1ビットを第1小バンクに格納し、第2ビットを
第2小バンクに格納し、第3ビットを第3小バンクに格
納し、そして第4ビットを第4小バンクに格納する。
【0004】従って、例えばVRAMの4つの小バンク
の4つともに[0]を書き込むと、表示される画面には
真っ白のドットのみが表示される。また、VRAMの4
つの小バンクの4つともに[1]を書き込むと、表示さ
れる画面には真っ黒のドットのみが表示される。更に、
VRAMの第1小バンクにのみ[1]を書き込むとちょ
うど[真っ白]と[真っ黒]の中間の階調のドットが画
面に現れる。以上、このように、各小バンクがある中間
調でドットを表示するように固定されていて、4つの小
バンクのうちのいずれの小バンクにデータ[1]を書き
込むかによって、種々の中間調を使って画像を表示する
ことが可能となる。(なお、本明細書では本発明の要部
を明確に理解しえるべく色調を黒白色に限定して説明す
る。色彩も表示する場合には、例えば赤、緑、青色毎に
4つの小バンクからなるVRAMバンク部を有すること
となる。) さて、以上の作用、原理による従来のフレーム記憶装置
においては、中間調を使った高品質表示を行なう場合に
は、VRAMバンク部7100の各小バンクを異なる強
度(明るさ)の中間調に固定し、表示したい中間調の強
さを得るために該当する小バンクに0と1からなる2値
のデータをデータバス7500を介して書き込む。この
上で、シリアルクロック線7800を介して入力される
シリアルクロック毎にデータをVRAMバンク部710
0の各小バンクから画像データ加工部7400に出力す
る。画像データ加工部7400は、入力される各小バン
クの出力若しくは各小バンクから取り出したデータをも
とに中間調データを作成し、画像表示部7200に出力
し、画像が表示される。
の4つともに[0]を書き込むと、表示される画面には
真っ白のドットのみが表示される。また、VRAMの4
つの小バンクの4つともに[1]を書き込むと、表示さ
れる画面には真っ黒のドットのみが表示される。更に、
VRAMの第1小バンクにのみ[1]を書き込むとちょ
うど[真っ白]と[真っ黒]の中間の階調のドットが画
面に現れる。以上、このように、各小バンクがある中間
調でドットを表示するように固定されていて、4つの小
バンクのうちのいずれの小バンクにデータ[1]を書き
込むかによって、種々の中間調を使って画像を表示する
ことが可能となる。(なお、本明細書では本発明の要部
を明確に理解しえるべく色調を黒白色に限定して説明す
る。色彩も表示する場合には、例えば赤、緑、青色毎に
4つの小バンクからなるVRAMバンク部を有すること
となる。) さて、以上の作用、原理による従来のフレーム記憶装置
においては、中間調を使った高品質表示を行なう場合に
は、VRAMバンク部7100の各小バンクを異なる強
度(明るさ)の中間調に固定し、表示したい中間調の強
さを得るために該当する小バンクに0と1からなる2値
のデータをデータバス7500を介して書き込む。この
上で、シリアルクロック線7800を介して入力される
シリアルクロック毎にデータをVRAMバンク部710
0の各小バンクから画像データ加工部7400に出力す
る。画像データ加工部7400は、入力される各小バン
クの出力若しくは各小バンクから取り出したデータをも
とに中間調データを作成し、画像表示部7200に出力
し、画像が表示される。
【0005】ところで、表示されていない画面の他部を
見るために、表示されている画面のスクロール(scrol
l, 表示対象となる部分を検索のため高速で上下若しく
は左右方向へ移動すること。本明細書では上下方向のス
クロールを例にとって説明する。)を行なうためには、
VRAMバンク部7100の全てのバンクに同時に同じ
データを書き込み表示させる。スクロール終了後次のフ
レームを表示するときには、VRAMバンク部7100
のすべての小バンクにデータバス7500を介して、ス
クロールされた1画面分のデータを再び書き込んだ後に
出力し、表示することにより行なう。
見るために、表示されている画面のスクロール(scrol
l, 表示対象となる部分を検索のため高速で上下若しく
は左右方向へ移動すること。本明細書では上下方向のス
クロールを例にとって説明する。)を行なうためには、
VRAMバンク部7100の全てのバンクに同時に同じ
データを書き込み表示させる。スクロール終了後次のフ
レームを表示するときには、VRAMバンク部7100
のすべての小バンクにデータバス7500を介して、ス
クロールされた1画面分のデータを再び書き込んだ後に
出力し、表示することにより行なう。
【0006】以上のように構成された従来のフレーム記
憶装置においては、VRAMバンク部7100と画像デ
ータ加工部7400を使うことにより高品質な中間調表
示を行なうことができる。また、フレーム毎にデータバ
ス7500を介してスクロールされたデータをすべての
小バンクに書き込むことにより画像のスクロールができ
る。
憶装置においては、VRAMバンク部7100と画像デ
ータ加工部7400を使うことにより高品質な中間調表
示を行なうことができる。また、フレーム毎にデータバ
ス7500を介してスクロールされたデータをすべての
小バンクに書き込むことにより画像のスクロールができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、データを参照する際に高品質に階調表示
をすることが主な目的であり、このため高速でスクロー
ルを行なうに際して1つの小バンクにのみ2値のデータ
を書き込むと、その小バンクに対応する中間色調で画面
上に画像が表示されることとなる。そのため、当該小バ
ンク内のデータの如何によっては、スクロール中の表示
面は極端な場合には真黒や真白のままとなったりする。
そこで、これを防ぐべく、表示される各フレーム毎にデ
ータバスを介してこの1画面分のデータを読み出した上
で、その内容をすべての小バンクに書き込む必要があ
る。このため高速かつ滑らかにスクロールを行なうこと
が困難である。また、スクロールを行なっている最中
は、当然VRAMバンク部7100内の各小バンクに対
してそれぞれ別個の値を書き込んだ上でこれを合成した
色調となる画像を出力することもできないこととなる。
うな構成では、データを参照する際に高品質に階調表示
をすることが主な目的であり、このため高速でスクロー
ルを行なうに際して1つの小バンクにのみ2値のデータ
を書き込むと、その小バンクに対応する中間色調で画面
上に画像が表示されることとなる。そのため、当該小バ
ンク内のデータの如何によっては、スクロール中の表示
面は極端な場合には真黒や真白のままとなったりする。
そこで、これを防ぐべく、表示される各フレーム毎にデ
ータバスを介してこの1画面分のデータを読み出した上
で、その内容をすべての小バンクに書き込む必要があ
る。このため高速かつ滑らかにスクロールを行なうこと
が困難である。また、スクロールを行なっている最中
は、当然VRAMバンク部7100内の各小バンクに対
してそれぞれ別個の値を書き込んだ上でこれを合成した
色調となる画像を出力することもできないこととなる。
【0008】本発明は以上の課題に鑑み、画面上のデー
タの相当程度の中間調を維持しての高速かつ滑らかなス
クロールとスクロール停止時には中間調を使用しての高
品質表示が可能なフレームメモリ装置を提供することを
目的としてなされたものである。
タの相当程度の中間調を維持しての高速かつ滑らかなス
クロールとスクロール停止時には中間調を使用しての高
品質表示が可能なフレームメモリ装置を提供することを
目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、複数の小バンクに分割
されているVRAMバンク部と、外部からのデータをV
RAMバンク部内の内部アドレスに従ってVRAMバン
ク部に入力するデータバスと、内部アドレスに変換され
る外部アドレスをデータバスに同期して入力するアドレ
スバスと、データの入出力に利用するシリアルクロック
を外部から入力するシリアルクロック線と画像表示部と
を有するフレーム記憶装置において、外部からスクロー
ル/中間調表示のモードを切り換える信号を入力するモ
ード切り換え信号線と、スクロールモードのときには、
前記VRAMバンク部からデータを出力するべきアドレ
スの先頭を保持する先頭アドレス保持部と、アドレスバ
スから入力される外部アドレスを、中間調表示モードの
ときには前記VRAMバンク部の全ての小バンクに同じ
内部アドレスとしてマッピングの上入力し、スクロール
モードのときには前記VRAMバンク部内の各小バンク
を通しての内部アドレスとしてマッピングの上順次入力
し、併せて前記先頭アドレス保持部に先頭アドレスを出
力するアドレス変換部と、前記モード切り換え信号線か
ら入力されたモード切り換え信号がスクロールモードを
選択している場合には、前記先頭アドレス保持部に保持
されているアドレスから1画面分のデータが前記VRA
Mバンク部の該当する小バンクからシリアルクロックに
同期して順次取り出されるべく、該当する小バンクに対
応する画面制御信号を真の状態とした上で画面制御信号
線に出力する画像コントローラ部と、前記モード切り換
え信号線から入力されたモード切り換え信号がスクロー
ルモードを選択している場合には、前記画面制御信号線
により入力されている画面制御信号の状態が真の間その
信号に対応する前記VRAMバンク部の小バンクからの
データをシリアルクロックと同期しつつ取り出した上で
前記画像表示部へ出力し、中間調表示モードを選択して
いる場合には前記VRAMバンク部の全部の小バンクか
ら同時にデータを取り出した上で中間調データを作成し
て前記画像表示部へ出力する画像データ加工部とを備え
たことを特徴とするフレーム記憶装置としている。
に、請求項1の発明においては、複数の小バンクに分割
されているVRAMバンク部と、外部からのデータをV
RAMバンク部内の内部アドレスに従ってVRAMバン
ク部に入力するデータバスと、内部アドレスに変換され
る外部アドレスをデータバスに同期して入力するアドレ
スバスと、データの入出力に利用するシリアルクロック
を外部から入力するシリアルクロック線と画像表示部と
を有するフレーム記憶装置において、外部からスクロー
ル/中間調表示のモードを切り換える信号を入力するモ
ード切り換え信号線と、スクロールモードのときには、
前記VRAMバンク部からデータを出力するべきアドレ
スの先頭を保持する先頭アドレス保持部と、アドレスバ
スから入力される外部アドレスを、中間調表示モードの
ときには前記VRAMバンク部の全ての小バンクに同じ
内部アドレスとしてマッピングの上入力し、スクロール
モードのときには前記VRAMバンク部内の各小バンク
を通しての内部アドレスとしてマッピングの上順次入力
し、併せて前記先頭アドレス保持部に先頭アドレスを出
力するアドレス変換部と、前記モード切り換え信号線か
ら入力されたモード切り換え信号がスクロールモードを
選択している場合には、前記先頭アドレス保持部に保持
されているアドレスから1画面分のデータが前記VRA
Mバンク部の該当する小バンクからシリアルクロックに
同期して順次取り出されるべく、該当する小バンクに対
応する画面制御信号を真の状態とした上で画面制御信号
線に出力する画像コントローラ部と、前記モード切り換
え信号線から入力されたモード切り換え信号がスクロー
ルモードを選択している場合には、前記画面制御信号線
により入力されている画面制御信号の状態が真の間その
信号に対応する前記VRAMバンク部の小バンクからの
データをシリアルクロックと同期しつつ取り出した上で
前記画像表示部へ出力し、中間調表示モードを選択して
いる場合には前記VRAMバンク部の全部の小バンクか
ら同時にデータを取り出した上で中間調データを作成し
て前記画像表示部へ出力する画像データ加工部とを備え
たことを特徴とするフレーム記憶装置としている。
【0010】請求項2の発明においては、前記画像コン
トローラ部は、前記モード切り換え信号線から入力され
たモード切り換え信号に従って、スクロールモードが選
択されている場合には、前記先頭アドレス保持部に保持
されているアドレスから1画面分のデータが格納されて
いる前記VRAMバンク部の小バンクにシリアルクロッ
クを供給し、更に1画面分のデータが2つの小バンクを
跨ぐこととなる場合にはデータを出力するべき小バンク
を指定する小バンク指定信号を小バンク指定信号線を介
して出力し、中間調表示モードを選択している場合には
前記VRAMバンク部のすべての小バンクに前記シリア
ルクロック線により入力されるシリアルクロックを供給
し、画像データ加工部は、前記モード切り換え信号線か
ら入力されたモード切り換え信号がスクロールモードを
選択している場合には、シリアルクロックに同期して前
記小バンクから順次データを取り出しこれを前記画像表
示部へ出力し、一画面分のデータが2つの小バンクを跨
ぐこととなる場合には前記小バンク指定信号線により入
力されている小バンク指定信号で示される小バンクから
データを取り出しこれを前記画像表示部へ出力し、中間
調表示モードを選択している場合には前記VRAMバン
ク部の全部の小バンクから同時にデータを取り出し、こ
れから中間調データを作成してこれを前記画像表示部へ
出力することを特徴とする請求項1記載のフレーム記憶
装置としている。
トローラ部は、前記モード切り換え信号線から入力され
たモード切り換え信号に従って、スクロールモードが選
択されている場合には、前記先頭アドレス保持部に保持
されているアドレスから1画面分のデータが格納されて
いる前記VRAMバンク部の小バンクにシリアルクロッ
クを供給し、更に1画面分のデータが2つの小バンクを
跨ぐこととなる場合にはデータを出力するべき小バンク
を指定する小バンク指定信号を小バンク指定信号線を介
して出力し、中間調表示モードを選択している場合には
前記VRAMバンク部のすべての小バンクに前記シリア
ルクロック線により入力されるシリアルクロックを供給
し、画像データ加工部は、前記モード切り換え信号線か
ら入力されたモード切り換え信号がスクロールモードを
選択している場合には、シリアルクロックに同期して前
記小バンクから順次データを取り出しこれを前記画像表
示部へ出力し、一画面分のデータが2つの小バンクを跨
ぐこととなる場合には前記小バンク指定信号線により入
力されている小バンク指定信号で示される小バンクから
データを取り出しこれを前記画像表示部へ出力し、中間
調表示モードを選択している場合には前記VRAMバン
ク部の全部の小バンクから同時にデータを取り出し、こ
れから中間調データを作成してこれを前記画像表示部へ
出力することを特徴とする請求項1記載のフレーム記憶
装置としている。
【0011】請求項3の発明においては、請求項1記載
のフレーム記憶装置において更に画像合成部を有し更
に、前記VRAMバンク部は、複数の小バンクから構成
された複数の小バンクセットに分かれており、前記アド
レス変換部は、外部アドレスを中間調表示モードが選択
されているときには前記VRAMバンク部の全ての小バ
ンクに同じ内部アドレスとしてマッピングの上入力し、
スクロールモードが選択されているときには各小バンク
セット毎に該当する小バンクを通しての内部アドレスと
してマッピングの上順次入力し、併せて前記先頭アドレ
ス保持部に各小バンクセット毎に先頭アドレスを出力
し、前記先頭アドレス保持部は、前記VRAMバンク部
の各小バンクセット毎にその小バンクセットからデータ
を出力するべきアドレスの先頭を保持し、前記画像コン
トローラ部は、前記モード切り換え信号から入力された
モード切り換え信号がスクロールモードを選択している
場合には、前記先頭アドレス保持部に各小バンクセット
毎に保持されている先頭アドレスに対応する小バンクか
ら1画面分のデータを出力するために該当する各小バン
クに対応しての画面制御信号を真の状態とした上で画面
制御信号線に出力し、前記画像データ加工部は、前記モ
ード切り換え信号線のモード切り換え信号がスクロール
モードを選択している場合には、前記画面制御信号線に
より入力されている画面制御信号の状態が真の間その信
号に対応する前記VRAMバンク部の各小バンクセット
の各小バンクからそれぞれ異なる画像データを取り出し
た上でこれを前記画像合成部へ出力し、画像合成部は、
前記画像データ加工部からの出力を、モード切り換え信
号がスクロールモードを選択している場合には各小バン
クセットからの画像データを合成して画像表示部に出力
し、中間調表示モードが選択されている場合にはそのま
ま画像表示部へ出力することを特徴とする請求項1記載
のフレーム記憶装置としている。
のフレーム記憶装置において更に画像合成部を有し更
に、前記VRAMバンク部は、複数の小バンクから構成
された複数の小バンクセットに分かれており、前記アド
レス変換部は、外部アドレスを中間調表示モードが選択
されているときには前記VRAMバンク部の全ての小バ
ンクに同じ内部アドレスとしてマッピングの上入力し、
スクロールモードが選択されているときには各小バンク
セット毎に該当する小バンクを通しての内部アドレスと
してマッピングの上順次入力し、併せて前記先頭アドレ
ス保持部に各小バンクセット毎に先頭アドレスを出力
し、前記先頭アドレス保持部は、前記VRAMバンク部
の各小バンクセット毎にその小バンクセットからデータ
を出力するべきアドレスの先頭を保持し、前記画像コン
トローラ部は、前記モード切り換え信号から入力された
モード切り換え信号がスクロールモードを選択している
場合には、前記先頭アドレス保持部に各小バンクセット
毎に保持されている先頭アドレスに対応する小バンクか
ら1画面分のデータを出力するために該当する各小バン
クに対応しての画面制御信号を真の状態とした上で画面
制御信号線に出力し、前記画像データ加工部は、前記モ
ード切り換え信号線のモード切り換え信号がスクロール
モードを選択している場合には、前記画面制御信号線に
より入力されている画面制御信号の状態が真の間その信
号に対応する前記VRAMバンク部の各小バンクセット
の各小バンクからそれぞれ異なる画像データを取り出し
た上でこれを前記画像合成部へ出力し、画像合成部は、
前記画像データ加工部からの出力を、モード切り換え信
号がスクロールモードを選択している場合には各小バン
クセットからの画像データを合成して画像表示部に出力
し、中間調表示モードが選択されている場合にはそのま
ま画像表示部へ出力することを特徴とする請求項1記載
のフレーム記憶装置としている。
【0012】
【作用】上記構成により請求項1の発明においては、複
数の小バンクに分割されているVRAMバンク部と、外
部からのデータをVRAMバンク部内の内部アドレスに
従ってVRAMバンク部に入力するデータバスと、内部
アドレスに変換される外部アドレスをデータバスに同期
して入力するアドレスバスと、データの入出力に利用す
るシリアルクロックを外部から入力するシリアルクロッ
ク線と画像表示部とを有するフレーム記憶装置において
以下の作用がなされる。モード切り換え信号線が、外部
からスクロール/中間調表示のモードを切り換える信号
を入力する。先頭アドレス保持部が、スクロールモード
のときにはVRAMバンク部からデータを出力するべき
アドレスの先頭を保持する。アドレス変換部が、アドレ
スバスから入力される外部アドレスを中間調表示モード
のときには前記VRAMバンク部の全ての小バンクに同
じ内部アドレスとしてマッピングの上入力し、スクロー
ルモードのときにはVRAMバンク部内の各小バンクを
通しての内部アドレスとしてマッピングの上順次入力
し、併せて先頭アドレス保持部に先頭アドレスの位置を
出力する。画像コントローラ部が、モード切り換え信号
線から入力されたモード切り換え信号がスクロールモー
ドを選択している場合には、先頭アドレス保持部に保持
されているアドレスから1画面分のデータが順次VRA
Mバンク部の該当する小バンクからシリアルクロックに
同期して順次画像データ加工部へ取り出されるべく該当
する小バンクに対応する画面制御信号を真の状態とした
上で画面制御信号線に出力する。画像データ加工部が、
モード切り換え信号線から入力されたモード切り換え信
号がスクロールモードを選択している場合には、画面制
御信号線により入力されている画面制御信号の状態が真
の間、その信号に対応するVRAMバンク部の小バンク
からのデータをシリアルクロックと同期しつつ取り出し
た上でこれを画像表示部へ出力し、中間調表示モードを
選択している場合には、VRAMバンク部の全部の小バ
ンクから同時にデータを取り出した上で中間調データを
作成して画像表示部へ出力する。
数の小バンクに分割されているVRAMバンク部と、外
部からのデータをVRAMバンク部内の内部アドレスに
従ってVRAMバンク部に入力するデータバスと、内部
アドレスに変換される外部アドレスをデータバスに同期
して入力するアドレスバスと、データの入出力に利用す
るシリアルクロックを外部から入力するシリアルクロッ
ク線と画像表示部とを有するフレーム記憶装置において
以下の作用がなされる。モード切り換え信号線が、外部
からスクロール/中間調表示のモードを切り換える信号
を入力する。先頭アドレス保持部が、スクロールモード
のときにはVRAMバンク部からデータを出力するべき
アドレスの先頭を保持する。アドレス変換部が、アドレ
スバスから入力される外部アドレスを中間調表示モード
のときには前記VRAMバンク部の全ての小バンクに同
じ内部アドレスとしてマッピングの上入力し、スクロー
ルモードのときにはVRAMバンク部内の各小バンクを
通しての内部アドレスとしてマッピングの上順次入力
し、併せて先頭アドレス保持部に先頭アドレスの位置を
出力する。画像コントローラ部が、モード切り換え信号
線から入力されたモード切り換え信号がスクロールモー
ドを選択している場合には、先頭アドレス保持部に保持
されているアドレスから1画面分のデータが順次VRA
Mバンク部の該当する小バンクからシリアルクロックに
同期して順次画像データ加工部へ取り出されるべく該当
する小バンクに対応する画面制御信号を真の状態とした
上で画面制御信号線に出力する。画像データ加工部が、
モード切り換え信号線から入力されたモード切り換え信
号がスクロールモードを選択している場合には、画面制
御信号線により入力されている画面制御信号の状態が真
の間、その信号に対応するVRAMバンク部の小バンク
からのデータをシリアルクロックと同期しつつ取り出し
た上でこれを画像表示部へ出力し、中間調表示モードを
選択している場合には、VRAMバンク部の全部の小バ
ンクから同時にデータを取り出した上で中間調データを
作成して画像表示部へ出力する。
【0013】請求項2の発明においては、画像コントロ
ーラ部は、前記モード切り換え信号線から入力されたモ
ード切り換え信号がスクロールモードを選択している場
合には、先頭アドレス保持部に保持されているアドレス
から1画面分のデータが格納されている前記VRAMバ
ンク部の小バンクにシリアルクロックを供給し、更に1
画面分のデータが2つの小バンクを跨ぐこととなる場合
にはデータを出力するべき小バンクを指定する小バンク
指定信号を小バンク指定信号線を介して出力し、中間調
表示モードを選択している場合にはVRAMバンク部の
すべての小バンクにシリアルクロック線により入力され
るシリアルクロックを供給する。画像データ加工部が、
モード切り換え信号線から入力されたモード切り換え信
号がスクロールモードを選択している場合にはシリアル
クロックに同期して前記小バンクから順次データを取り
出し、更に一画面分のデータが2つの小バンクを跨ぐこ
ととなる場合には、バンクセレクト信号線により入力さ
れている小バンク指定信号で示されるVRAMバンク部
の小バンクからデータを取り出し、これを画像表示部へ
出力する。一方、モード切り換え信号が中間調表示モー
ドを選択している場合には、VRAMバンク部の全部の
小バンクから同時にデータを取り出し、これから中間調
データを作成した上で、これを画像表示部へ出力する。
ーラ部は、前記モード切り換え信号線から入力されたモ
ード切り換え信号がスクロールモードを選択している場
合には、先頭アドレス保持部に保持されているアドレス
から1画面分のデータが格納されている前記VRAMバ
ンク部の小バンクにシリアルクロックを供給し、更に1
画面分のデータが2つの小バンクを跨ぐこととなる場合
にはデータを出力するべき小バンクを指定する小バンク
指定信号を小バンク指定信号線を介して出力し、中間調
表示モードを選択している場合にはVRAMバンク部の
すべての小バンクにシリアルクロック線により入力され
るシリアルクロックを供給する。画像データ加工部が、
モード切り換え信号線から入力されたモード切り換え信
号がスクロールモードを選択している場合にはシリアル
クロックに同期して前記小バンクから順次データを取り
出し、更に一画面分のデータが2つの小バンクを跨ぐこ
ととなる場合には、バンクセレクト信号線により入力さ
れている小バンク指定信号で示されるVRAMバンク部
の小バンクからデータを取り出し、これを画像表示部へ
出力する。一方、モード切り換え信号が中間調表示モー
ドを選択している場合には、VRAMバンク部の全部の
小バンクから同時にデータを取り出し、これから中間調
データを作成した上で、これを画像表示部へ出力する。
【0014】請求項3の発明においては、VRAMバン
ク部が、複数の小バンクから構成された複数の小バンク
セットに分かれている。アドレス変換部が外部アドレス
を、中間調表示モードが選択されているときには前記V
RAMバンク部の全ての小バンクに同じ内部アドレスと
してマッピングの上入力し、スクロールモードが選択さ
れているときには各小バンクセット毎に該当する小バン
クを通しての内部アドレスとしてマッピングの上に順次
入力し、併せて先頭アドレス保持部に各小バンクセット
毎に先頭アドレスを出力する。先頭アドレス保持部が、
VRAMバンク部の各小バンクセット毎にその小バンク
セットからデータを出力するべきアドレスの先頭を保持
する。画像コントローラ部が、モード切り換え信号から
入力されたモード切り換え信号がスクロールモードを選
択している場合には、前記先頭アドレス保持部に各小バ
ンクセット毎に保持されている先頭アドレスに相応する
小バンクから1画面分のデータを出力するために、該当
する各小バンクに対応する画面制御信号を真の状態とし
た上で画面制御信号線に出力する。画像データ加工部
が、モード切り換え信号線のモード切り換え信号がスク
ロールモードを選択している場合には、画面制御信号線
により入力されている画面制御信号の状態が真の間、そ
の信号に対応する前記VRAMバンク部の各小バンクセ
ットの小バンクからそれぞれ異なる画像データを取り出
した上これを画像合成部へ出力する。画像合成部が、画
像データ加工部の出力を、モード切り換え信号がスクロ
ールモードを選択している場合には、各小バンクセット
からの画像データを合成して画像表示部に出力し、中間
調表示モードが選択されている場合には、そのまま画像
表示部へ出力する。
ク部が、複数の小バンクから構成された複数の小バンク
セットに分かれている。アドレス変換部が外部アドレス
を、中間調表示モードが選択されているときには前記V
RAMバンク部の全ての小バンクに同じ内部アドレスと
してマッピングの上入力し、スクロールモードが選択さ
れているときには各小バンクセット毎に該当する小バン
クを通しての内部アドレスとしてマッピングの上に順次
入力し、併せて先頭アドレス保持部に各小バンクセット
毎に先頭アドレスを出力する。先頭アドレス保持部が、
VRAMバンク部の各小バンクセット毎にその小バンク
セットからデータを出力するべきアドレスの先頭を保持
する。画像コントローラ部が、モード切り換え信号から
入力されたモード切り換え信号がスクロールモードを選
択している場合には、前記先頭アドレス保持部に各小バ
ンクセット毎に保持されている先頭アドレスに相応する
小バンクから1画面分のデータを出力するために、該当
する各小バンクに対応する画面制御信号を真の状態とし
た上で画面制御信号線に出力する。画像データ加工部
が、モード切り換え信号線のモード切り換え信号がスク
ロールモードを選択している場合には、画面制御信号線
により入力されている画面制御信号の状態が真の間、そ
の信号に対応する前記VRAMバンク部の各小バンクセ
ットの小バンクからそれぞれ異なる画像データを取り出
した上これを画像合成部へ出力する。画像合成部が、画
像データ加工部の出力を、モード切り換え信号がスクロ
ールモードを選択している場合には、各小バンクセット
からの画像データを合成して画像表示部に出力し、中間
調表示モードが選択されている場合には、そのまま画像
表示部へ出力する。
【0015】
【実施例】以下本発明に係るフレーム記憶装置の実施例
を、図面を参照しながら説明する。 (第1実施例)図1は、請求項1の発明に係るフレーム
記憶装置の一実施例の構成図である。
を、図面を参照しながら説明する。 (第1実施例)図1は、請求項1の発明に係るフレーム
記憶装置の一実施例の構成図である。
【0016】本図において、100はVRAMバンク部
であり、200は画像表示部であり、301は画像コン
トローラ部であり、401は画像データ加工部であり、
451は先頭アドレス保持部であり、500はデータバ
スであり、600は外部アドレスバスであり、610は
内部アドレスバスであり、700はモード切り換え信号
線であり、710は画面制御信号線であり、800はシ
リアルクロック線である。以下、これら各部について説
明する。
であり、200は画像表示部であり、301は画像コン
トローラ部であり、401は画像データ加工部であり、
451は先頭アドレス保持部であり、500はデータバ
スであり、600は外部アドレスバスであり、610は
内部アドレスバスであり、700はモード切り換え信号
線であり、710は画面制御信号線であり、800はシ
リアルクロック線である。以下、これら各部について説
明する。
【0017】VRAMバンク部100は、画像データを
保持する4つの小バンクから構成されている。画像表示
部200は、画像データを表示する。画像コントローラ
部301はアドレス変換機能をも有し、外部アドレス、
スクロール/中間調表示モード切り換え信号、先頭アド
レス及びシリアルクロックをもとにして、外部アドレス
を内部アドレスに変換し、これによりVRAMバンク部
100におけるデータバスへのデータの入力を制御し、
またスクロールモードのときには先頭アドレス保持部4
50に先頭アドレスの情報を知らせ、併せて画像データ
加工部401がモードに応じて該当する小バンクから画
像データを取り出すべく画面制御信号を出力する。画像
データ加工部401は、トリガーの役をはたすモード切
り換え信号に従って、スクロールモードのときには画面
制御信号の値が真である小バンクの2値データを取り出
した上でこれを画像表示部200へ出力し、中間調表示
モードのときには、VRAMバンク部100の全小バン
クから取り出したデータに従って中間調のデータを作成
してこれを同じく画像表示部200へ出力する。先頭ア
ドレス保持部451は、スクロールモードが選択された
ときには、スクロール表示すべきデータの適切な出力を
行なうために、出力すべきデータの先頭がいずれの小バ
ンクのどの番地に保持されているかのアドレス情報を保
持する。データバス500は、内部アドレスに従って外
部から入力されるデータをVRAMバンク内へ入力す
る。その結果中間調表示モードが選定されているときに
はVRAMバンク100内の全ての小バンクへ同じデー
タを出力し、スクロールモードが選定されているときに
は各小バンクへ順次データを入力することとなる。外部
アドレスバス600は、外部から画像コントローラ部3
01に外部アドレスを入力する。内部アドレスバス61
0は、外部アドレスをもとにして画像コントローラ部3
01がスクロール/中間調表示のモードに応じて作成し
た内部アドレスを同じくこれらのモードに応じてVRA
Mバンク部100内の各小バンクに送り出す。
保持する4つの小バンクから構成されている。画像表示
部200は、画像データを表示する。画像コントローラ
部301はアドレス変換機能をも有し、外部アドレス、
スクロール/中間調表示モード切り換え信号、先頭アド
レス及びシリアルクロックをもとにして、外部アドレス
を内部アドレスに変換し、これによりVRAMバンク部
100におけるデータバスへのデータの入力を制御し、
またスクロールモードのときには先頭アドレス保持部4
50に先頭アドレスの情報を知らせ、併せて画像データ
加工部401がモードに応じて該当する小バンクから画
像データを取り出すべく画面制御信号を出力する。画像
データ加工部401は、トリガーの役をはたすモード切
り換え信号に従って、スクロールモードのときには画面
制御信号の値が真である小バンクの2値データを取り出
した上でこれを画像表示部200へ出力し、中間調表示
モードのときには、VRAMバンク部100の全小バン
クから取り出したデータに従って中間調のデータを作成
してこれを同じく画像表示部200へ出力する。先頭ア
ドレス保持部451は、スクロールモードが選択された
ときには、スクロール表示すべきデータの適切な出力を
行なうために、出力すべきデータの先頭がいずれの小バ
ンクのどの番地に保持されているかのアドレス情報を保
持する。データバス500は、内部アドレスに従って外
部から入力されるデータをVRAMバンク内へ入力す
る。その結果中間調表示モードが選定されているときに
はVRAMバンク100内の全ての小バンクへ同じデー
タを出力し、スクロールモードが選定されているときに
は各小バンクへ順次データを入力することとなる。外部
アドレスバス600は、外部から画像コントローラ部3
01に外部アドレスを入力する。内部アドレスバス61
0は、外部アドレスをもとにして画像コントローラ部3
01がスクロール/中間調表示のモードに応じて作成し
た内部アドレスを同じくこれらのモードに応じてVRA
Mバンク部100内の各小バンクに送り出す。
【0018】モード切り換え信号700は、ユーザによ
るスクロールモードまたは中間調表示モードの選定のも
とで、システムの動作モードを切り換えるトリガー信号
を発する。画面制御信号線710は、スクロールモード
が選択されているときには、先頭アドレスとシリアルク
ロックをもとにして画像コントローラ部301が作成す
るVRAMバンク部100内の各小バンクからの出力を
許可/禁止する画面制御信号を画像データ加工部401
に供給する。シリアルクロック線800は、外部から入
力するシリアルクロックを供給する。なお、このシリア
ルロックに同期することによって、外部からのデータバ
スを介してのVRAMバンク100内へのデータの入力
はもとより、各モードに応じてVRAMバンク100に
格納されているデータが画像データ加工部401を介し
て画像表示部200へ送られ表示されることとなる。
るスクロールモードまたは中間調表示モードの選定のも
とで、システムの動作モードを切り換えるトリガー信号
を発する。画面制御信号線710は、スクロールモード
が選択されているときには、先頭アドレスとシリアルク
ロックをもとにして画像コントローラ部301が作成す
るVRAMバンク部100内の各小バンクからの出力を
許可/禁止する画面制御信号を画像データ加工部401
に供給する。シリアルクロック線800は、外部から入
力するシリアルクロックを供給する。なお、このシリア
ルロックに同期することによって、外部からのデータバ
スを介してのVRAMバンク100内へのデータの入力
はもとより、各モードに応じてVRAMバンク100に
格納されているデータが画像データ加工部401を介し
て画像表示部200へ送られ表示されることとなる。
【0019】以上のように構成された上記実施例の動作
を図1及び図2を用いて説明する。ここに、図2は本実
施例の動作流れ図である。 (101)モード切り換え信号線を介して外部からスク
ロールを行なうためにスクロールモードに切り換えるの
か、中間調表示モードに切り換えるのかを決定するため
の信号が入力され、スクロールモードが選択された場合
には(111)へいき、中間調表示モードが選択された
場合には(211)へいく。 [スクロールモード] (111)データバスを通じて外部から入力された2値
データを画像コントローラ部の制御のもとVRAMバン
ク部内の各小バンクを通しての連続的な空間に順に書き
込み、この後(121)へいく。
を図1及び図2を用いて説明する。ここに、図2は本実
施例の動作流れ図である。 (101)モード切り換え信号線を介して外部からスク
ロールを行なうためにスクロールモードに切り換えるの
か、中間調表示モードに切り換えるのかを決定するため
の信号が入力され、スクロールモードが選択された場合
には(111)へいき、中間調表示モードが選択された
場合には(211)へいく。 [スクロールモード] (111)データバスを通じて外部から入力された2値
データを画像コントローラ部の制御のもとVRAMバン
ク部内の各小バンクを通しての連続的な空間に順に書き
込み、この後(121)へいく。
【0020】(121)VRAMバンク部から1画面分
を出力して表示するためのデータの先頭アドレスをデー
タバスを介して入力し、先頭アドレス保持部に保持し、
この上で(131)へいく。 (131)各小バンクの先頭からシリアルクロックに同
期して2値データが出力される。そして表示の対象とな
る先頭アドレスから1画面分のデータがVRAM小バン
ク部から出力されている間、画像コントローラ部が表示
データを含む小バンクに対応する画面制御信号を真の状
態にし、この上で(141)へいく。
を出力して表示するためのデータの先頭アドレスをデー
タバスを介して入力し、先頭アドレス保持部に保持し、
この上で(131)へいく。 (131)各小バンクの先頭からシリアルクロックに同
期して2値データが出力される。そして表示の対象とな
る先頭アドレスから1画面分のデータがVRAM小バン
ク部から出力されている間、画像コントローラ部が表示
データを含む小バンクに対応する画面制御信号を真の状
態にし、この上で(141)へいく。
【0021】(141)画面制御信号が真の状態にある
信号に対応するVRAM小バンクからのデータを画像デ
ータ加工部が画像表示部に出力し、しかる後(151)
へいく。 (151)画像表示部は、(141)で出力されたデー
タを表示し、この上で(161)へいく。
信号に対応するVRAM小バンクからのデータを画像デ
ータ加工部が画像表示部に出力し、しかる後(151)
へいく。 (151)画像表示部は、(141)で出力されたデー
タを表示し、この上で(161)へいく。
【0022】(161)スクロールを続行する場合には
(121)へ行き、スクロールを続行しない場合には
(101)へいく。 [中間調表示モード] (211)外部から入力された中間調を構成する各バン
ク毎の2値データを順番にVRAMバンク部内の各バン
クに書き込み、その後(231)へいく。
(121)へ行き、スクロールを続行しない場合には
(101)へいく。 [中間調表示モード] (211)外部から入力された中間調を構成する各バン
ク毎の2値データを順番にVRAMバンク部内の各バン
クに書き込み、その後(231)へいく。
【0023】(231)VRAMバンク部100のすべ
てのバンクから画像データ加工部へ同時にデータを出力
し、その後(241)へいく。 (241)VRAMバンク部の各バンクから出力された
2値データをもとにして中間調用データを作成して画像
表示部に出力し、その後(251)へいく。 (251)画像表示部は(241)で出力されたデータ
を表示し、しかる後(101)へいく。
てのバンクから画像データ加工部へ同時にデータを出力
し、その後(241)へいく。 (241)VRAMバンク部の各バンクから出力された
2値データをもとにして中間調用データを作成して画像
表示部に出力し、その後(251)へいく。 (251)画像表示部は(241)で出力されたデータ
を表示し、しかる後(101)へいく。
【0024】以上のように動作する本実施例のフレーム
メモリー装置における具体的な動作を次に説明する。ス
クロールを行なうスクロールモードであるか、1画面分
を高品質に表示する中間調表示モードであるかを知らせ
るモード切り換え信号がモード切り換え信号線を介して
画像コントローラ部と画像データ加工部に入力される。
メモリー装置における具体的な動作を次に説明する。ス
クロールを行なうスクロールモードであるか、1画面分
を高品質に表示する中間調表示モードであるかを知らせ
るモード切り換え信号がモード切り換え信号線を介して
画像コントローラ部と画像データ加工部に入力される。
【0025】アドレスバスを介して外部からのアドレス
が画像コントローラ部に入力され、モード切り換え信号
に従ってアドレス変換部を兼ねた画像コントローラ部内
で内部アドレスに変換される。スクロールモードが選択
されているときには、外部から入力されたアドレスはそ
のままVRAMバンク部内のアドレス空間にマッピング
(表示に際しての表示部とのいわば位置あわせ)されて
出力され、外部からデータバスを介して入力されるデー
タはこの内部アドレスで示される小バンク内に順に書き
込まれる。このとき、VRAMバンク部のすべての小バ
ンクのアドレスは連続的に割り当てられている。例え
ば、VRAMバンク部の第1小バンクの先頭から順番に
2FFFH(ここに、Hは16進数を示す。hexadecima
l code)バイトのデータを書き込む場合、VRAMバン
ク部の第1小バンクの先頭アドレスを0000Hとし、
第1小バンクの最終アドレスを01FFFHとし、第2
小バンクの先頭アドレスを2000H(=01FFFH
+1H)とする。外部からは順番に例えば、80000
0Hから802FFFHまでのアドレスがアドレスバス
を介して画像コントローラ部に入力されたときに、外部
アドレスは各小バンクを通じての0000Hから2FF
FHまでの領域にマップされた内部アドレスに変換され
ることとなる。
が画像コントローラ部に入力され、モード切り換え信号
に従ってアドレス変換部を兼ねた画像コントローラ部内
で内部アドレスに変換される。スクロールモードが選択
されているときには、外部から入力されたアドレスはそ
のままVRAMバンク部内のアドレス空間にマッピング
(表示に際しての表示部とのいわば位置あわせ)されて
出力され、外部からデータバスを介して入力されるデー
タはこの内部アドレスで示される小バンク内に順に書き
込まれる。このとき、VRAMバンク部のすべての小バ
ンクのアドレスは連続的に割り当てられている。例え
ば、VRAMバンク部の第1小バンクの先頭から順番に
2FFFH(ここに、Hは16進数を示す。hexadecima
l code)バイトのデータを書き込む場合、VRAMバン
ク部の第1小バンクの先頭アドレスを0000Hとし、
第1小バンクの最終アドレスを01FFFHとし、第2
小バンクの先頭アドレスを2000H(=01FFFH
+1H)とする。外部からは順番に例えば、80000
0Hから802FFFHまでのアドレスがアドレスバス
を介して画像コントローラ部に入力されたときに、外部
アドレスは各小バンクを通じての0000Hから2FF
FHまでの領域にマップされた内部アドレスに変換され
ることとなる。
【0026】中間調表示モードが選択されているときに
は、外部から入力されたアドレスはVRAMバンク部の
各小バンクにマッピング(表示に際しての、表示部及び
他の小バンクとのいわば位置あわせ)されるように変換
され、小バンク毎に同じ内部アドレスが出力される。例
えば、1画面を表示するためには1FFFHバイトのデ
ータが必要である場合、1FFFHバイト分の中間調デ
ータをVRAMバンク部の各小バンク毎に書き込む必要
がある。VRAM小バンク部の第1小バンクの先頭アド
レスを0000Hとし、最終アドレスを1FFFHと
し、第2小バンクの先頭アドレスを2000Hとし、最
終アドレスを3FFFHとする。外部からは順番に例え
ば、800000Hから801FFFHまでのアドレス
が入力される。画像コントローラ部は、まず外部アドレ
ス800000Hを内部アドレスとして、第1小バンク
の先頭アドレスである0000Hにマップして、外部か
ら入力された第1バイトのデータを書き込む。次に内部
アドレスを第2小バンクの先頭アドレスである2000
Hにマップし、入力される第2バイトを書き込む。この
ようにVRAMバンク部のすべての小バンクにデータを
書き込んだ後に、次の外部アドレス800001Hを処
理する。
は、外部から入力されたアドレスはVRAMバンク部の
各小バンクにマッピング(表示に際しての、表示部及び
他の小バンクとのいわば位置あわせ)されるように変換
され、小バンク毎に同じ内部アドレスが出力される。例
えば、1画面を表示するためには1FFFHバイトのデ
ータが必要である場合、1FFFHバイト分の中間調デ
ータをVRAMバンク部の各小バンク毎に書き込む必要
がある。VRAM小バンク部の第1小バンクの先頭アド
レスを0000Hとし、最終アドレスを1FFFHと
し、第2小バンクの先頭アドレスを2000Hとし、最
終アドレスを3FFFHとする。外部からは順番に例え
ば、800000Hから801FFFHまでのアドレス
が入力される。画像コントローラ部は、まず外部アドレ
ス800000Hを内部アドレスとして、第1小バンク
の先頭アドレスである0000Hにマップして、外部か
ら入力された第1バイトのデータを書き込む。次に内部
アドレスを第2小バンクの先頭アドレスである2000
Hにマップし、入力される第2バイトを書き込む。この
ようにVRAMバンク部のすべての小バンクにデータを
書き込んだ後に、次の外部アドレス800001Hを処
理する。
【0027】このようにして、VRAMバンク部にデー
タの書き込みを行い、以下の様にしてVRAMバンク部
に書き込まれているデータの画像表示部への出力を行な
う。外部から入力されるシリアルクロックをVRAMバ
ンク部の各小バンクに同期して入力する。いずれのモー
ドであれシリアルクロックのパルス毎にVRAMバンク
部の各小バンクからデータが出力されることとなる。
タの書き込みを行い、以下の様にしてVRAMバンク部
に書き込まれているデータの画像表示部への出力を行な
う。外部から入力されるシリアルクロックをVRAMバ
ンク部の各小バンクに同期して入力する。いずれのモー
ドであれシリアルクロックのパルス毎にVRAMバンク
部の各小バンクからデータが出力されることとなる。
【0028】モード切り換え信号によりスクロールモー
ドが選択されている場合には、データバスを介して、V
RAMバンク部の内の特定の小バンクの特定のアドレス
からデータの出力を行なうアドレスを入力し、先頭アド
レス保持部で保持する。VRAMバンク部の各小バンク
にシリアルクロックを入力し、小バンクの最初のアドレ
スから順番にデータを画像データ加工部に出力する。画
像コントローラ部では1回シリアルクロックを出力する
毎にアドレスをカウントアップし、カウントアップされ
たアドレスが先頭アドレス保持部に保持されているアド
レスと一致したときから、1画面分のデータが出力され
るまで、最初のデータを入力されている小バンクに対応
する画面制御信号を真の状態とした上でこれを画面制御
信号線を介して画像データ加工部に出力する。1画面分
のデータを画像データ加工部に全部出力する前に小バン
クの最終アドレスまで到達してしまうと、処理していた
小バンクに対応する画面制御信号を否の状態にもどし、
次の場面のデータを記憶している小バンクに対応する画
面制御信号を真の状態にし、データの出力を続行する。
1画面分のデータが画像データ加工部に出力されてしま
った後、再び先頭アドレス保持部に保持されている先頭
アドレスにより示されるアドレスを含む次の小バンクに
対応する画面制御信号を真の状態にする。
ドが選択されている場合には、データバスを介して、V
RAMバンク部の内の特定の小バンクの特定のアドレス
からデータの出力を行なうアドレスを入力し、先頭アド
レス保持部で保持する。VRAMバンク部の各小バンク
にシリアルクロックを入力し、小バンクの最初のアドレ
スから順番にデータを画像データ加工部に出力する。画
像コントローラ部では1回シリアルクロックを出力する
毎にアドレスをカウントアップし、カウントアップされ
たアドレスが先頭アドレス保持部に保持されているアド
レスと一致したときから、1画面分のデータが出力され
るまで、最初のデータを入力されている小バンクに対応
する画面制御信号を真の状態とした上でこれを画面制御
信号線を介して画像データ加工部に出力する。1画面分
のデータを画像データ加工部に全部出力する前に小バン
クの最終アドレスまで到達してしまうと、処理していた
小バンクに対応する画面制御信号を否の状態にもどし、
次の場面のデータを記憶している小バンクに対応する画
面制御信号を真の状態にし、データの出力を続行する。
1画面分のデータが画像データ加工部に出力されてしま
った後、再び先頭アドレス保持部に保持されている先頭
アドレスにより示されるアドレスを含む次の小バンクに
対応する画面制御信号を真の状態にする。
【0029】画像データ加工部は画面制御信号の真の状
態に応じてVRAMバンク部内の各小バンクからデータ
を取り出し、更にこの取り出したデータを画像表示部に
出力し、画像がスクロールモードで表示されることとな
る。次に、モード切り換え信号により中間調表示モード
が選択されている場合には、すべての小バンクから同時
にデータが画像データ加工部から取り出され、画像デー
タ加工部はこの取り出したデータをもとに中間調用のデ
ータに加工した上で画像表示へ出力し、画像が中間調モ
ードで表示されることとなる。
態に応じてVRAMバンク部内の各小バンクからデータ
を取り出し、更にこの取り出したデータを画像表示部に
出力し、画像がスクロールモードで表示されることとな
る。次に、モード切り換え信号により中間調表示モード
が選択されている場合には、すべての小バンクから同時
にデータが画像データ加工部から取り出され、画像デー
タ加工部はこの取り出したデータをもとに中間調用のデ
ータに加工した上で画像表示へ出力し、画像が中間調モ
ードで表示されることとなる。
【0030】次にスクロールモードにおける画像表示の
中間調表示について説明する。本実施例では、VRAM
バンク部は4つの小バンクから構成されており、その4
つの小バンクの内、第1小バンクの出力が1であり、第
2小バンクが0であり、第3小バンクが1であり、第4
小バンクが0であった場合、第1フレームを画像表示部
に表示するときには、表示するデータとして1を出力す
る。第2のフレームでは、0を画像出力する。以下、順
に1、0を出力する。ところで、各小バンクの値が全て
0又は全て1ということはない。このため、次ぎ次ぎに
異なるパターンを画像表示部に出力することとなり、し
かも各フレームはほぼ瞬間的に移りかわっていくため、
結果的に中間調表示を実現可能となる。
中間調表示について説明する。本実施例では、VRAM
バンク部は4つの小バンクから構成されており、その4
つの小バンクの内、第1小バンクの出力が1であり、第
2小バンクが0であり、第3小バンクが1であり、第4
小バンクが0であった場合、第1フレームを画像表示部
に表示するときには、表示するデータとして1を出力す
る。第2のフレームでは、0を画像出力する。以下、順
に1、0を出力する。ところで、各小バンクの値が全て
0又は全て1ということはない。このため、次ぎ次ぎに
異なるパターンを画像表示部に出力することとなり、し
かも各フレームはほぼ瞬間的に移りかわっていくため、
結果的に中間調表示を実現可能となる。
【0031】(第2実施例)図3は、請求項2の発明に
係るフレーム記憶装置の一実施例の構成図である。本図
において、100は画像データを保持する複数のバンク
から構成されているVRAMバンク部であり、200は
画像表示部であり、451は先頭アドレス保持部であ
り、500はデータバスであり、600は外部アドレス
バスであり、610は内部アドレスバスであり、700
はモード切り換え信号線であり、800はシリアルクロ
ック線であり、810は内部シリアルクロックであり、
以上は、請求項1の発明の一実施例の構成図たる図1に
示したものと同様の構成、作用である。このため、同じ
符号を付すことによりその説明は省略する。
係るフレーム記憶装置の一実施例の構成図である。本図
において、100は画像データを保持する複数のバンク
から構成されているVRAMバンク部であり、200は
画像表示部であり、451は先頭アドレス保持部であ
り、500はデータバスであり、600は外部アドレス
バスであり、610は内部アドレスバスであり、700
はモード切り換え信号線であり、800はシリアルクロ
ック線であり、810は内部シリアルクロックであり、
以上は、請求項1の発明の一実施例の構成図たる図1に
示したものと同様の構成、作用である。このため、同じ
符号を付すことによりその説明は省略する。
【0032】次に、図1と異なるものについて説明す
る。302は外部アドレス、スクロール/中間調表示モ
ード切り換え信号、先頭アドレス及びシリアルクロック
をもとにして、画像データ加工部402がデータを取り
出す小バンクについてのみ内部シリアルクロック線を通
じてシリアルクロックを送るようシリアルクロックのV
RAMバンク部への出力を制御し、併せて、1画面分の
データが2つの小バンクを跨ぐこととなる場合にはVR
AMバンク部100のどの小バンクからデータを出力す
るかを指定するための小バンク指定信号を画像データ加
工部402へ出力する画像コントローラ部である。
る。302は外部アドレス、スクロール/中間調表示モ
ード切り換え信号、先頭アドレス及びシリアルクロック
をもとにして、画像データ加工部402がデータを取り
出す小バンクについてのみ内部シリアルクロック線を通
じてシリアルクロックを送るようシリアルクロックのV
RAMバンク部への出力を制御し、併せて、1画面分の
データが2つの小バンクを跨ぐこととなる場合にはVR
AMバンク部100のどの小バンクからデータを出力す
るかを指定するための小バンク指定信号を画像データ加
工部402へ出力する画像コントローラ部である。
【0033】402はモード切り換え信号に従って、ス
クロールモードのときには先頭アドレス保持部451の
保持するアドレスに相応する小バンクから順にデータを
取り出し、若し一画面のデータが2つの小バンクに跨が
ることとなる場合には、小バンク指定信号により小バン
クを決定してデータを取り出し、中間調表示モードのと
きにはVRAMバンク部100のすべての小バンクから
データを取り出して若しくは入力されるデータに従って
中間調データを作成する画像データ加工部である。
クロールモードのときには先頭アドレス保持部451の
保持するアドレスに相応する小バンクから順にデータを
取り出し、若し一画面のデータが2つの小バンクに跨が
ることとなる場合には、小バンク指定信号により小バン
クを決定してデータを取り出し、中間調表示モードのと
きにはVRAMバンク部100のすべての小バンクから
データを取り出して若しくは入力されるデータに従って
中間調データを作成する画像データ加工部である。
【0034】720は、スクロールモードが選択されて
おり、かつ1画面のデータが2つの小バンクを跨ぐこと
となるときには、画像コントローラ部302から出力さ
れるいずれの小バンクからデータを選択するかを指定す
る小バンク指定信号を画像データ加工部402に供給す
る小バンク指定信号線である。なお、請求項1の発明で
は図1に示すように4本の画面制御信号線が必要であっ
たのが、本図そして請求項2の発明では内部シリアルク
ロック線からシリアルクロックを入力されている小バン
クからのみデータが取り出されるため、小バンク指定信
号線が1本でよいのが最も大きな違いとなる。 以上の
ように構成された本請求項2の発明の実施例について、
以下図3及び図4を用いてその動作を説明する。
おり、かつ1画面のデータが2つの小バンクを跨ぐこと
となるときには、画像コントローラ部302から出力さ
れるいずれの小バンクからデータを選択するかを指定す
る小バンク指定信号を画像データ加工部402に供給す
る小バンク指定信号線である。なお、請求項1の発明で
は図1に示すように4本の画面制御信号線が必要であっ
たのが、本図そして請求項2の発明では内部シリアルク
ロック線からシリアルクロックを入力されている小バン
クからのみデータが取り出されるため、小バンク指定信
号線が1本でよいのが最も大きな違いとなる。 以上の
ように構成された本請求項2の発明の実施例について、
以下図3及び図4を用いてその動作を説明する。
【0035】まず図4は本実施例の動作を示す説明図で
あって、 (101)外部からモード切り換え信号線を介してスク
ロールモードに切り換えるのか、中間調表示モードに切
り換えるのかを決定する信号が入力され、スクロールモ
ードが選択された場合には(111)へいき、中間調表
示モードが選択された場合には(211)へいく。 [スクロールモード] (111)外部から入力された2値データをVRAMバ
ンク内の小バンクの連続的な空間に順に書き込んだ上で
(121)へいく。
あって、 (101)外部からモード切り換え信号線を介してスク
ロールモードに切り換えるのか、中間調表示モードに切
り換えるのかを決定する信号が入力され、スクロールモ
ードが選択された場合には(111)へいき、中間調表
示モードが選択された場合には(211)へいく。 [スクロールモード] (111)外部から入力された2値データをVRAMバ
ンク内の小バンクの連続的な空間に順に書き込んだ上で
(121)へいく。
【0036】(121)VRAMバンクから1画面分を
出力し、表示するためのデータの先頭アドレスを外部デ
ータバスを介して入力し、先頭アドレス保持部に保持し
た上で(132)へいく。 (132)画像コントローラ部は先頭アドレスから1画
面分のデータが格納されているVRAM小バンクのみに
内部シリアルクロック線を通じてシリアルクロック入力
をし、残りの小バンクにはシリアルクロックを入力しな
い。画像データ加工部は、このシリアルクロックの入力
された小バンクからデータを取り出す若しくは出力され
る。この上で(142)へいく。
出力し、表示するためのデータの先頭アドレスを外部デ
ータバスを介して入力し、先頭アドレス保持部に保持し
た上で(132)へいく。 (132)画像コントローラ部は先頭アドレスから1画
面分のデータが格納されているVRAM小バンクのみに
内部シリアルクロック線を通じてシリアルクロック入力
をし、残りの小バンクにはシリアルクロックを入力しな
い。画像データ加工部は、このシリアルクロックの入力
された小バンクからデータを取り出す若しくは出力され
る。この上で(142)へいく。
【0037】(142)先頭アドレスから1画面分を出
力するVRAMバンク部の2つの小バンクにデータが跨
ぐこととなる場合には、画像コントローラ部がどちらの
小バンクを処理するのかを決める小バンク指定信号を出
力し、画像データ加工部はこの小バンク指定信号に従っ
て指定された小バンクのデータを取り出す。この上で
(151)へいく。
力するVRAMバンク部の2つの小バンクにデータが跨
ぐこととなる場合には、画像コントローラ部がどちらの
小バンクを処理するのかを決める小バンク指定信号を出
力し、画像データ加工部はこの小バンク指定信号に従っ
て指定された小バンクのデータを取り出す。この上で
(151)へいく。
【0038】(151)(142)で出力されたデータ
を画像表示部上に表示した上で(161)へいく。 (161)スクロールを続行する場合には(121)へ
いき、スクロールを続行しない場合には(101)へい
く。 [中間調表示モード] (211)外部から入力された中間調を構成する各バン
ク毎に2値データを順番にVRAMバンク部の各小バン
クに書き込み(232)へいく。
を画像表示部上に表示した上で(161)へいく。 (161)スクロールを続行する場合には(121)へ
いき、スクロールを続行しない場合には(101)へい
く。 [中間調表示モード] (211)外部から入力された中間調を構成する各バン
ク毎に2値データを順番にVRAMバンク部の各小バン
クに書き込み(232)へいく。
【0039】(232)画像コントローラ部はVRAM
のすべての小バンクにシリアルクロックを入力する。こ
の上で(241)へいく。 (241)画像データ加工部は全ての小バンクから出力
されたデータをもとにして中間調用データを作成する。
この上で(251)へいく。 (251)(241)で作成した中間調データを画像表
示部に出力の上表示させ(101)へいく。
のすべての小バンクにシリアルクロックを入力する。こ
の上で(241)へいく。 (241)画像データ加工部は全ての小バンクから出力
されたデータをもとにして中間調用データを作成する。
この上で(251)へいく。 (251)(241)で作成した中間調データを画像表
示部に出力の上表示させ(101)へいく。
【0040】以上のように動作する本実施例のフレーム
メモリ装置における請求項1の実施例と異なる点につい
て具体的な動作を次に説明する。モード切り換え信号に
よりスクロールモードが選択されている場合には、デー
タバスを介して、VRAMバンク部の内の特定の小バン
クの特定のアドレス(内部アドレス)から画像データ加
工部へデータへの出力を行なう若しくは取り出されるも
のとし、先頭アドレス保持部でこれを保持する。画像コ
ントローラ部は、先頭アドレス保持部に保持されている
先頭アドレスに対応したアドレスを含み、かつこの先頭
アドレスから1画面分のデータを格納している小バンク
に内部シリアルクロック線を通じてシリアルクロックを
入力する。なおデータが2つのバンクを跨ぐこととなる
場合には、データの円滑な表示のためこの2つのバンク
にシリアルクロックを入力する。ただし、画像データ加
工部からの取り出しは小バンク指定信号で制御される。
画像データ加工部は、小バンクの最初のアドレスから順
番にデータを取り出す。画像コントローラ部では、1回
シリアルクロックを出力する毎にアドレスをカウントア
ップし、カウントアップされたアドレスが先頭アドレス
保持部に保持されているアドレスと一致したときから1
画面分のデータが出力しつくされるまで該当する小バン
クにシリアルクロックを出力する。1画面分のデータを
画像データ加工部に全部出力する前に小バンクの最終ア
ドレスまで到達してしまうと、次の小バンクを指定する
ために小バンク指定信号を否の状態にもどし、次の小バ
ンクからのデータの出力を続行する。1画面分のデータ
が画像データ加工部に出力されてしまった後、再び先頭
アドレス保持部に保持されている先頭アドレスにより示
されるアドレスを含む小バンクを指定し、小バンク指定
信号を真の状態にする。なお、小バンク指定信号は常に
真否2つの状態のいずれかを持つ。そして、真の状態の
ときには、先頭アドレスが含まれているVRAMバンク
部の小バンクからの出力が許可されていることを意味
し、否の状態のときには、先頭アドレスが含まれていな
い2本目のバンクからのデータの出力が許可されている
ことを意味する。 画像データ加工部は、小バンク指定
信号に応じてVRAMバンク部から入力されたデータを
画像表示部に出力し、表示する。
メモリ装置における請求項1の実施例と異なる点につい
て具体的な動作を次に説明する。モード切り換え信号に
よりスクロールモードが選択されている場合には、デー
タバスを介して、VRAMバンク部の内の特定の小バン
クの特定のアドレス(内部アドレス)から画像データ加
工部へデータへの出力を行なう若しくは取り出されるも
のとし、先頭アドレス保持部でこれを保持する。画像コ
ントローラ部は、先頭アドレス保持部に保持されている
先頭アドレスに対応したアドレスを含み、かつこの先頭
アドレスから1画面分のデータを格納している小バンク
に内部シリアルクロック線を通じてシリアルクロックを
入力する。なおデータが2つのバンクを跨ぐこととなる
場合には、データの円滑な表示のためこの2つのバンク
にシリアルクロックを入力する。ただし、画像データ加
工部からの取り出しは小バンク指定信号で制御される。
画像データ加工部は、小バンクの最初のアドレスから順
番にデータを取り出す。画像コントローラ部では、1回
シリアルクロックを出力する毎にアドレスをカウントア
ップし、カウントアップされたアドレスが先頭アドレス
保持部に保持されているアドレスと一致したときから1
画面分のデータが出力しつくされるまで該当する小バン
クにシリアルクロックを出力する。1画面分のデータを
画像データ加工部に全部出力する前に小バンクの最終ア
ドレスまで到達してしまうと、次の小バンクを指定する
ために小バンク指定信号を否の状態にもどし、次の小バ
ンクからのデータの出力を続行する。1画面分のデータ
が画像データ加工部に出力されてしまった後、再び先頭
アドレス保持部に保持されている先頭アドレスにより示
されるアドレスを含む小バンクを指定し、小バンク指定
信号を真の状態にする。なお、小バンク指定信号は常に
真否2つの状態のいずれかを持つ。そして、真の状態の
ときには、先頭アドレスが含まれているVRAMバンク
部の小バンクからの出力が許可されていることを意味
し、否の状態のときには、先頭アドレスが含まれていな
い2本目のバンクからのデータの出力が許可されている
ことを意味する。 画像データ加工部は、小バンク指定
信号に応じてVRAMバンク部から入力されたデータを
画像表示部に出力し、表示する。
【0041】(第3実施例)図5は、請求項3の発明に
係るフレーム記憶装置の一実施例の構成図である。本図
において、100はVRAMバンク部であり、200は
画像表示部であり、451は先頭アドレス保持部であ
り、500はデータバスであり、600は外部アドレス
バスであり、610は内部アドレスバスであり、700
はモード切り換え信号部であり、710は画面制御信号
線であり、800はシリアルロック線であり、以上は請
求項1の発明の一実施例たる図1に示したものと同様の
構成、作用である。このため、同じ符号を付すことによ
りその説明は省略する。
係るフレーム記憶装置の一実施例の構成図である。本図
において、100はVRAMバンク部であり、200は
画像表示部であり、451は先頭アドレス保持部であ
り、500はデータバスであり、600は外部アドレス
バスであり、610は内部アドレスバスであり、700
はモード切り換え信号部であり、710は画面制御信号
線であり、800はシリアルロック線であり、以上は請
求項1の発明の一実施例たる図1に示したものと同様の
構成、作用である。このため、同じ符号を付すことによ
りその説明は省略する。
【0042】次に、図1と異なるものについて説明す
る。303は、外部アドレス、スクロール/中間調表示
モード切り換え信号、第1小バンクセットの先頭アドレ
ス、第2小バンクセットの先頭アドレス及びシリアルク
ロックをもとにして、外部アドレスの内部アドレスへの
変換等を通じてVRAMバンク部100内のデータの記
憶を制御し、併せて該当するデータを画像表示部200
に送り出すために各小バンクセットの各小バンクに対応
する画面制御信号を出力する画像コントローラ部であ
る。
る。303は、外部アドレス、スクロール/中間調表示
モード切り換え信号、第1小バンクセットの先頭アドレ
ス、第2小バンクセットの先頭アドレス及びシリアルク
ロックをもとにして、外部アドレスの内部アドレスへの
変換等を通じてVRAMバンク部100内のデータの記
憶を制御し、併せて該当するデータを画像表示部200
に送り出すために各小バンクセットの各小バンクに対応
する画面制御信号を出力する画像コントローラ部であ
る。
【0043】403は、モード切り換え信号に従って、
スクロールモードのときには、画面制御信号が真である
小バンクセット毎のバンクの2値データを出力し、中間
調表示モードのときには、VRAMバンク部100のす
べての小バンクから入力されるデータに従って中間調デ
ータを作成して出力する画像データ加工部である。45
3は、VRAMバンク部100の2つ目の小バンクセッ
トの先頭アドレスを保持する第2先頭アドレス保持部で
ある。
スクロールモードのときには、画面制御信号が真である
小バンクセット毎のバンクの2値データを出力し、中間
調表示モードのときには、VRAMバンク部100のす
べての小バンクから入力されるデータに従って中間調デ
ータを作成して出力する画像データ加工部である。45
3は、VRAMバンク部100の2つ目の小バンクセッ
トの先頭アドレスを保持する第2先頭アドレス保持部で
ある。
【0044】903は、VRAMバンク部100の2つ
の小バンクセットから取り出したデータを単純にビット
の論理演算を行うことにより合成する画像合成部であ
る。以上のように構成された請求項3の発明の実施例に
おけるフレームメモリー装置について、以下図5及び図
6を用いてその動作を説明する。まず図6は本実施例の
動作を示す説明図であって、 (101)外部からモード切り換え信号線を介してスク
ロールモードに切り換えるのか、中間調表示モードに切
り換えるのかを決定するための信号が入力され、スクロ
ールモードが選択された場合には(111)へ行き、中
間調表示モードが選択された場合には(211)へ行
く。 [スクロールモード] (111)外部から入力された2値データをVRAMバ
ンク部の各小バンクセット毎の連続的な空間に書き込み
(1231)へいく。
の小バンクセットから取り出したデータを単純にビット
の論理演算を行うことにより合成する画像合成部であ
る。以上のように構成された請求項3の発明の実施例に
おけるフレームメモリー装置について、以下図5及び図
6を用いてその動作を説明する。まず図6は本実施例の
動作を示す説明図であって、 (101)外部からモード切り換え信号線を介してスク
ロールモードに切り換えるのか、中間調表示モードに切
り換えるのかを決定するための信号が入力され、スクロ
ールモードが選択された場合には(111)へ行き、中
間調表示モードが選択された場合には(211)へ行
く。 [スクロールモード] (111)外部から入力された2値データをVRAMバ
ンク部の各小バンクセット毎の連続的な空間に書き込み
(1231)へいく。
【0045】(1231)VRAMバンク部の第1小バ
ンクセットから1画面分を出力して表示するためのデー
タの先頭アドレスが先頭アドレス保持部に入力の上保持
され、この後(1232)へいく。 (1232)VRAMバンク部の第2小バンクセットか
ら1画面分を出力して表示するためのデータの先頭アド
レスが第2先頭アドレス保持部に入力の上保持され、こ
の後(133)へいく。
ンクセットから1画面分を出力して表示するためのデー
タの先頭アドレスが先頭アドレス保持部に入力の上保持
され、この後(1232)へいく。 (1232)VRAMバンク部の第2小バンクセットか
ら1画面分を出力して表示するためのデータの先頭アド
レスが第2先頭アドレス保持部に入力の上保持され、こ
の後(133)へいく。
【0046】(133)各小バンクの先頭からシリアル
クロックに同期して2値データが同時に出力される。そ
して、先頭アドレスから表示の対象となる1画面分のデ
ータがVRAMバンク部の各小バンクセットから出力さ
れている間、表示データを含む小バンクに対応する画面
制御信号を画像コントローラ部が真の状態にし、この上
で(141)へいく。
クロックに同期して2値データが同時に出力される。そ
して、先頭アドレスから表示の対象となる1画面分のデ
ータがVRAMバンク部の各小バンクセットから出力さ
れている間、表示データを含む小バンクに対応する画面
制御信号を画像コントローラ部が真の状態にし、この上
で(141)へいく。
【0047】(141)画像データ加工部が画面制御信
号が真の状態にある信号に対応する小バンクからのデー
タを取り出した上でこれを画像合成部に出力する。この
上で(143)へいく。 (143)画像合成部が各小バンクセットから出力され
るデータを合成した上で画像表示部へ出力する。この上
で(151)へいく。
号が真の状態にある信号に対応する小バンクからのデー
タを取り出した上でこれを画像合成部に出力する。この
上で(143)へいく。 (143)画像合成部が各小バンクセットから出力され
るデータを合成した上で画像表示部へ出力する。この上
で(151)へいく。
【0048】(151)(143)で合成したデータを
画像表示部上に表示し(161)へいく。 (161)スクロールを続行する場合には(1231)
へいき、スクロールを続行しない場合には(101)へ
いく。 [中間調表示モード] (211)外部から入力された中間調を構成する各小バ
ンク毎の2値データを順番にVRAMバンク部の各小バ
ンクに書き込み、この上で(231)へいく。
画像表示部上に表示し(161)へいく。 (161)スクロールを続行する場合には(1231)
へいき、スクロールを続行しない場合には(101)へ
いく。 [中間調表示モード] (211)外部から入力された中間調を構成する各小バ
ンク毎の2値データを順番にVRAMバンク部の各小バ
ンクに書き込み、この上で(231)へいく。
【0049】なお、この場合、小バンクセットはないも
のとされる。 (231)VRAMバンク部のすべての小バンクから同
時にデータを出力し、この上で(241)へいく。 (241)画像データ加工部がVRAMバンク部の各小
バンクから出力された2値データをもとにして中間調用
データを作成し、この上で画像合成部をいわばバイパス
して画像表示部に出力する。この上で(251)へい
く。
のとされる。 (231)VRAMバンク部のすべての小バンクから同
時にデータを出力し、この上で(241)へいく。 (241)画像データ加工部がVRAMバンク部の各小
バンクから出力された2値データをもとにして中間調用
データを作成し、この上で画像合成部をいわばバイパス
して画像表示部に出力する。この上で(251)へい
く。
【0050】(251)画像表示部が(241)で出力
されたデータを表示する。この上で(101)へいく。 以上のように動作する本実施例のフレームメモリー装置
における具体的な動作を次に説明する。スクロールを行
なうスクロールモードであるか、1画面分を高品質に表
示する中間調表示モードであるかを知らせるモード切り
換え信号がモード切り換え信号線を介して画像コントロ
ーラ部と画像データ加工部に入力される。
されたデータを表示する。この上で(101)へいく。 以上のように動作する本実施例のフレームメモリー装置
における具体的な動作を次に説明する。スクロールを行
なうスクロールモードであるか、1画面分を高品質に表
示する中間調表示モードであるかを知らせるモード切り
換え信号がモード切り換え信号線を介して画像コントロ
ーラ部と画像データ加工部に入力される。
【0051】アドレスバスを介して外部からのアドレス
が画像コントローラ部に入力され、モード切り換え信号
に従って内部アドレスに変換された上でVRAMバンク
部に入力される。スクロールモードが選択されていると
きには、外部から入力されたアドレスはVRAMバンク
部内の各小バンクセット毎に連続したアドレス空間にマ
ッピングされて順に出力され、外部からデータバスを介
して入力されるデータは各小バンクセット毎に内部アド
レスで示される小バンクに書き込まれる。このときに、
VRAMバンク部の各小バンクセットでは、そのセット
内のすべての小バンクのアドレスは連続的に割り当てら
れている。例えば、VRAMバンク部の第1小バンクセ
ットの先頭から順番に2FFFHバイトのデータを書き
込む場合、第1小バンクセットの第1小バンクの先頭ア
ドレスを0000Hとし、第1小バンクの最終アドレス
を01FFFHとし、第2小バンクの先頭アドレスを2
000Hとする。外部からは順番に、例えば80000
0Hから802FFFHまでのアドレスがアドレスバス
を介して画像コントローラ部に入力されたときに、外部
アドレスは0000Hから2FFFHまでの領域にマッ
プされた内部アドレスに変換される。そして、これが第
2小バンクセットでも同様になされる。
が画像コントローラ部に入力され、モード切り換え信号
に従って内部アドレスに変換された上でVRAMバンク
部に入力される。スクロールモードが選択されていると
きには、外部から入力されたアドレスはVRAMバンク
部内の各小バンクセット毎に連続したアドレス空間にマ
ッピングされて順に出力され、外部からデータバスを介
して入力されるデータは各小バンクセット毎に内部アド
レスで示される小バンクに書き込まれる。このときに、
VRAMバンク部の各小バンクセットでは、そのセット
内のすべての小バンクのアドレスは連続的に割り当てら
れている。例えば、VRAMバンク部の第1小バンクセ
ットの先頭から順番に2FFFHバイトのデータを書き
込む場合、第1小バンクセットの第1小バンクの先頭ア
ドレスを0000Hとし、第1小バンクの最終アドレス
を01FFFHとし、第2小バンクの先頭アドレスを2
000Hとする。外部からは順番に、例えば80000
0Hから802FFFHまでのアドレスがアドレスバス
を介して画像コントローラ部に入力されたときに、外部
アドレスは0000Hから2FFFHまでの領域にマッ
プされた内部アドレスに変換される。そして、これが第
2小バンクセットでも同様になされる。
【0052】中間調表示モードが選択されているときに
は、外部から入力されたアドレスはVRAMバンク部の
各小バンクに同じようにマッピングされるように変換さ
れ、小バンク毎に同じ内部アドレスが出力される。な
お、この場合、小バンクセットはないものとしてあつか
われる。例えば、1画面を表示するためには1FFFH
バイトのデータが必要である場合、1FFFHバイト分
の中間調データをVRAMバンク部の各小バンク毎に書
き込む必要がある。VRAMバンク部の第1小バンクの
先頭アドレスを0000Hとし、最終アドレスを1FF
FHとし、第2小バンクの先頭アドレスを2000Hと
し、最終アドレスを3FFFHとする。外部からは順番
に例えば、800000Hから801FFFHまでのア
ドレスが入力される。画像コントローラ部は、まず外部
アドレス800000Hを内部アドレスとして、第1小
バンクの先頭アドレスである0000Hにマップして、
外部から入力された第1バイトのデータを書き込む。次
に内部アドレスを第2小バンクの先頭アドレスである2
000Hにマップし、入力される第2バイトを書き込
む。このようにVRAMバンク部のすべての小バンクに
データを書き込んだ後に、次の外部アドレス80000
1Hを処理する。
は、外部から入力されたアドレスはVRAMバンク部の
各小バンクに同じようにマッピングされるように変換さ
れ、小バンク毎に同じ内部アドレスが出力される。な
お、この場合、小バンクセットはないものとしてあつか
われる。例えば、1画面を表示するためには1FFFH
バイトのデータが必要である場合、1FFFHバイト分
の中間調データをVRAMバンク部の各小バンク毎に書
き込む必要がある。VRAMバンク部の第1小バンクの
先頭アドレスを0000Hとし、最終アドレスを1FF
FHとし、第2小バンクの先頭アドレスを2000Hと
し、最終アドレスを3FFFHとする。外部からは順番
に例えば、800000Hから801FFFHまでのア
ドレスが入力される。画像コントローラ部は、まず外部
アドレス800000Hを内部アドレスとして、第1小
バンクの先頭アドレスである0000Hにマップして、
外部から入力された第1バイトのデータを書き込む。次
に内部アドレスを第2小バンクの先頭アドレスである2
000Hにマップし、入力される第2バイトを書き込
む。このようにVRAMバンク部のすべての小バンクに
データを書き込んだ後に、次の外部アドレス80000
1Hを処理する。
【0053】このようにして、VRAMバンク部にデー
タの書き込みを行い、以下の様にしてVRAMバンク部
に書き込まれているデータの画像表示部への出力を行な
う。外部から入力されるシリアルクロックをVRAMバ
ンク部の各小バンクに同期して入力する。シリアルクロ
ックのパルス毎にVRAMバンク部の各小バンクからデ
ータが出力される。
タの書き込みを行い、以下の様にしてVRAMバンク部
に書き込まれているデータの画像表示部への出力を行な
う。外部から入力されるシリアルクロックをVRAMバ
ンク部の各小バンクに同期して入力する。シリアルクロ
ックのパルス毎にVRAMバンク部の各小バンクからデ
ータが出力される。
【0054】モード切り換え信号によりスクロールモー
ドが選択されている場合には、データバスを介して、V
RAMバンク部の内の特定の小バンクセットの特定の小
バンクの特定のアドレスからデータ出力を行なうアドレ
スを入力し、これを先頭アドレス保持部で保持する。再
び、違う小バンクセットの特定の小バンクの特定のアド
レスからデータ出力を行なうことを示すアドレスを入力
し、これを第2先頭アドレス保持部で保持する。VRA
Mバンク部の各小バンクセットの各小バンクにシリアル
クロックを入力し、各小バンクセットのバンクの最初の
アドレスから順番にデータを画像データ加工部に出力す
る。画像コントローラ部では各小バンクセットに対し、
1回シリアルクロックを出力する毎にアドレスをカウン
トアップし、カウントアップされたアドレスが先頭アド
レス保持部に保持されているアドレスと一致したときか
ら1画面分のデータが出力されるまで各小バンクに対応
する画面制御信号を真の状態として、これを画面制御信
号線を介して画像データ加工部に出力する。1画面分の
データを画像データ加工部に全部出力する前に小バンク
の最終アドレスまで到達してしまうと、処理していた小
バンクに対応する画面制御信号を否の状態にもどし、次
の画像データを記憶している小バンクに対応する画面制
御信号を真の状態にし、データの出力を続行する。1画
面分のデータが画像データ加工部に出力されてしまった
後、再び先頭アドレス保持部及び第2先頭アドレス保持
部に保持されている先頭アドレスにより示されるアドレ
スを含む各小バンクセットの小バンクに対応する画面制
御信号を真の状態にする。
ドが選択されている場合には、データバスを介して、V
RAMバンク部の内の特定の小バンクセットの特定の小
バンクの特定のアドレスからデータ出力を行なうアドレ
スを入力し、これを先頭アドレス保持部で保持する。再
び、違う小バンクセットの特定の小バンクの特定のアド
レスからデータ出力を行なうことを示すアドレスを入力
し、これを第2先頭アドレス保持部で保持する。VRA
Mバンク部の各小バンクセットの各小バンクにシリアル
クロックを入力し、各小バンクセットのバンクの最初の
アドレスから順番にデータを画像データ加工部に出力す
る。画像コントローラ部では各小バンクセットに対し、
1回シリアルクロックを出力する毎にアドレスをカウン
トアップし、カウントアップされたアドレスが先頭アド
レス保持部に保持されているアドレスと一致したときか
ら1画面分のデータが出力されるまで各小バンクに対応
する画面制御信号を真の状態として、これを画面制御信
号線を介して画像データ加工部に出力する。1画面分の
データを画像データ加工部に全部出力する前に小バンク
の最終アドレスまで到達してしまうと、処理していた小
バンクに対応する画面制御信号を否の状態にもどし、次
の画像データを記憶している小バンクに対応する画面制
御信号を真の状態にし、データの出力を続行する。1画
面分のデータが画像データ加工部に出力されてしまった
後、再び先頭アドレス保持部及び第2先頭アドレス保持
部に保持されている先頭アドレスにより示されるアドレ
スを含む各小バンクセットの小バンクに対応する画面制
御信号を真の状態にする。
【0055】画像データ加工部は画面制御信号の真の状
態に応じてVRAMバンク部の各小バンクセット内の小
バンクから異なるデータを取り出し、これを画像合成部
に送る。画像合成部がこの2つの出力データを単純にビ
ット演算を行うことにより合成し、この合成した画像を
画像表示部に出力し、画像が表示される。モード切り換
え信号により中間調表示モードが選択されている場合に
は、すべての小バンクから同時にデータが画像データ加
工部へ出力され、画像データ加工部は、この入力された
全データをもとに中間調用のデータに加工する。
態に応じてVRAMバンク部の各小バンクセット内の小
バンクから異なるデータを取り出し、これを画像合成部
に送る。画像合成部がこの2つの出力データを単純にビ
ット演算を行うことにより合成し、この合成した画像を
画像表示部に出力し、画像が表示される。モード切り換
え信号により中間調表示モードが選択されている場合に
は、すべての小バンクから同時にデータが画像データ加
工部へ出力され、画像データ加工部は、この入力された
全データをもとに中間調用のデータに加工する。
【0056】次に、スクロールモード時の中間調表示に
ついて説明する。例えば、VRAMバンク部は4つの小
バンクから構成されているとし、その4つの小バンクの
内、第1小バンクの出力が1であり、第2小バンクが0
であり、第3小バンクが1であり、第4小バンクが0で
あった場合、第1フレームを画像表示部に表示するとき
には、表示するデータとして1を出力する。次のフレー
ムでは、0を画像表示部に表示データとして出力する。
このように異なるパターンを画像表示部に出力すること
により、中間調表示を実現する。この場合、請求項1の
発明と比較したときに、2つの小バンクからのデータを
合成するため、中間調表示がより高品質となる。
ついて説明する。例えば、VRAMバンク部は4つの小
バンクから構成されているとし、その4つの小バンクの
内、第1小バンクの出力が1であり、第2小バンクが0
であり、第3小バンクが1であり、第4小バンクが0で
あった場合、第1フレームを画像表示部に表示するとき
には、表示するデータとして1を出力する。次のフレー
ムでは、0を画像表示部に表示データとして出力する。
このように異なるパターンを画像表示部に出力すること
により、中間調表示を実現する。この場合、請求項1の
発明と比較したときに、2つの小バンクからのデータを
合成するため、中間調表示がより高品質となる。
【0057】以上、本発明を実施例にもとづき説明した
が、本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論で
ある。すなわち、例えば、 製造等の都合で、各請求項の発明における一の構成要
素を物理的に複数の物に分割してもよいし、逆に複数の
構成要素を物理的に一体に組み合わせてもよい。 画像表示部はCRT、液晶式等形式を問わず、各小バ
ンクの記憶素子の種類もその形式を問わない。 シリアルクロックと小バンクからの画像データの出力
や各構成要素による外部及び内部アドレスのカウントと
の同期は、何も1対1に対応するとは限らず、2対1、
逆に1対2等であってもよい。 各請求項の発明における実施例では、説明の簡単のた
め小バンクの個数は4、表示は黒白のみとしたが、色彩
表示が可能とし、このため赤、青、緑色毎に複数の小バ
ンクからなるVRAMバンクを有していてもよい。ま
た、黒白のみの表示であっても、より高品質な表示を可
能とすべく小バンクの個数を8、16等としてもよい。 スクロールは上下方向でなく左右方向であってよい
し、データの種類、例えば横書きや縦書きの文章に応じ
て柔軟に切り換えられるべく、上下方向、左右方向の切
り換え手段を有していてもよい。 スクロールに先立ち、各小バンクの値を調整可能とす
る機能が付加されていてもよい。これは特に、請求項3
の発明に有効であろう。 画像表示部の表示面積とVRAMバンク部の記憶容量
に部品換装等の都合で不整合が生じれば、適宜修正する
手段を設けるようにしてもよい。
が、本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論で
ある。すなわち、例えば、 製造等の都合で、各請求項の発明における一の構成要
素を物理的に複数の物に分割してもよいし、逆に複数の
構成要素を物理的に一体に組み合わせてもよい。 画像表示部はCRT、液晶式等形式を問わず、各小バ
ンクの記憶素子の種類もその形式を問わない。 シリアルクロックと小バンクからの画像データの出力
や各構成要素による外部及び内部アドレスのカウントと
の同期は、何も1対1に対応するとは限らず、2対1、
逆に1対2等であってもよい。 各請求項の発明における実施例では、説明の簡単のた
め小バンクの個数は4、表示は黒白のみとしたが、色彩
表示が可能とし、このため赤、青、緑色毎に複数の小バ
ンクからなるVRAMバンクを有していてもよい。ま
た、黒白のみの表示であっても、より高品質な表示を可
能とすべく小バンクの個数を8、16等としてもよい。 スクロールは上下方向でなく左右方向であってよい
し、データの種類、例えば横書きや縦書きの文章に応じ
て柔軟に切り換えられるべく、上下方向、左右方向の切
り換え手段を有していてもよい。 スクロールに先立ち、各小バンクの値を調整可能とす
る機能が付加されていてもよい。これは特に、請求項3
の発明に有効であろう。 画像表示部の表示面積とVRAMバンク部の記憶容量
に部品換装等の都合で不整合が生じれば、適宜修正する
手段を設けるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
2の発明は、VRAMバンク部内の小バンクの任意のア
ドレスからデータの転送ができるように先頭アドレス部
保持部と画像制御信号線と小バンク指定信号線を設ける
ことにより、画像表示部上に入りきれない文書や図面を
高速に上下若しくは左右にスクロールして全部表示する
ことができるとともに、モードを切り換えて、中間調表
示により高品質な画像も表示することができる。
2の発明は、VRAMバンク部内の小バンクの任意のア
ドレスからデータの転送ができるように先頭アドレス部
保持部と画像制御信号線と小バンク指定信号線を設ける
ことにより、画像表示部上に入りきれない文書や図面を
高速に上下若しくは左右にスクロールして全部表示する
ことができるとともに、モードを切り換えて、中間調表
示により高品質な画像も表示することができる。
【0059】請求項3のフレームメモリ装置において
は、更に画像データを出力する2つのモード、スクロー
ルと中間調表示モードをサポートする機構、VRAMバ
ンク部を小バンクセットに分割する機構と各小バンクセ
ットから出力されるデータを合成する画像合成部を設け
ることにより、請求項1及び請求項2の発明以上にスク
ロール中の画面を高品質に表示させることが可能とな
る。
は、更に画像データを出力する2つのモード、スクロー
ルと中間調表示モードをサポートする機構、VRAMバ
ンク部を小バンクセットに分割する機構と各小バンクセ
ットから出力されるデータを合成する画像合成部を設け
ることにより、請求項1及び請求項2の発明以上にスク
ロール中の画面を高品質に表示させることが可能とな
る。
【図1】請求項1の発明に係るフレームメモリ装置の一
実施例の構成図である。
実施例の構成図である。
【図2】上記実施例の動作流れ図である。
【図3】請求項2の発明に係るフレームメモリ装置の一
実施例の構成図である。
実施例の構成図である。
【図4】上記実施例の動作流れ図である。
【図5】請求項3の発明に係るフレームメモリ装置の一
実施例の構成図である。
実施例の構成図である。
【図6】上記実施例の動作流れ図である。
【図7】従来技術に係るフレームメモリ装置の構成図で
ある。
ある。
100 VRAMバンク部 200 画像表示部 301、302、303 画像コントローラ部 401、402、403 画像データ加工部 451 先頭アドレス保持部 453 第2先頭アドレス保持部 500 データバス 600 外部アドレスバス 610 内部アドレスバス 700 モード切り換え信号線 710 画面制御信号線 720 小バンク指定信号線 800 シリアルクロック線 810 内部シリアルクロック線 903 画像合成部
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の小バンクに分割されているVRA
Mバンク部と、外部からのデータをVRAMバンク部内
の内部アドレスに従ってVRAMバンク部に入力するデ
ータバスと、内部アドレスに変換される外部アドレスを
データバスに同期して入力するアドレスバスと、データ
の入出力に利用するシリアルクロックを外部から入力す
るシリアルクロック線と画像表示部とを有するフレーム
記憶装置において、外部からスクロール/中間調表示の
モードを切り換える信号を入力するモード切り換え信号
線と、スクロールモードのときには、前記VRAMバン
ク部からデータを出力するべきアドレスの先頭を保持す
る先頭アドレス保持部と、アドレスバスから入力される
外部アドレスを、中間調表示モードのときには前記VR
AMバンク部の全ての小バンクに同じ内部アドレスとし
てマッピングの上入力し、スクロールモードのときには
前記VRAMバンク部内の各小バンクを通しての内部ア
ドレスとしてマッピングの上順次入力し、併せて前記先
頭アドレス保持部に先頭アドレスを出力するアドレス変
換部と、 前記モード切り換え信号線から入力されたモード切り換
え信号がスクロールモードを選択している場合には、前
記先頭アドレス保持部に保持されているアドレスから1
画面分のデータが前記VRAMバンク部の該当する小バ
ンクからシリアルクロックに同期して順次取り出される
べく、該当する小バンクに対応する画面制御信号を真の
状態とした上で画面制御信号線に出力する画像コントロ
ーラ部と、 前記モード切り換え信号線から入力されたモード切り換
え信号がスクロールモードを選択している場合には、前
記画面制御信号線により入力されている画面制御信号の
状態が真の間その信号に対応する前記VRAMバンク部
の小バンクからのデータをシリアルクロックと同期しつ
つ取り出した上で前記画像表示部へ出力し、中間調表示
モードを選択している場合には前記VRAMバンク部の
全部の小バンクから同時にデータを取り出した上で中間
調データを作成して前記画像表示部へ出力する画像デー
タ加工部とを備えたことを特徴とするフレーム記憶装
置。 - 【請求項2】 前記画像コントローラ部は、前記モード
切り換え信号線から入力されたモード切り換え信号に従
って、スクロールモードが選択されている場合には、前
記先頭アドレス保持部に保持されているアドレスから1
画面分のデータが格納されている前記VRAMバンク部
の小バンクにシリアルクロックを供給し、更に1画面分
のデータが2つの小バンクを跨ぐこととなる場合にはデ
ータを出力するべき小バンクを指定する小バンク指定信
号を小バンク指定信号線を介して出力し、中間調表示モ
ードを選択している場合には前記VRAMバンク部のす
べての小バンクに前記シリアルクロック線により入力さ
れるシリアルクロックを供給し、 画像データ加工部は、前記モード切り換え信号線から入
力されたモード切り換え信号がスクロールモードを選択
している場合には、シリアルクロックに同期して前記小
バンクから順次データを取り出しこれを前記画像表示部
へ出力し、一画面分のデータが2つの小バンクを跨ぐこ
ととなる場合には前記小バンク指定信号線により入力さ
れている小バンク指定信号で示される小バンクからデー
タを取り出しこれを前記画像表示部へ出力し、中間調表
示モードを選択している場合には前記VRAMバンク部
の全部の小バンクから同時にデータを取り出し、これか
ら中間調データを作成してこれを前記画像表示部へ出力
することを特徴とする請求項1記載のフレーム記憶装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載のフレーム記憶装置におい
て更に画像合成部を有し更に、前記VRAMバンク部
は、複数の小バンクから構成された複数の小バンクセッ
トに分かれており、 前記アドレス変換部は、外部アドレスを中間調表示モー
ドが選択されているときには前記VRAMバンク部の全
ての小バンクに同じ内部アドレスとしてマッピングの上
入力し、スクロールモードが選択されているときには各
小バンクセット毎に該当する小バンクを通しての内部ア
ドレスとしてマッピングの上順次入力し、併せて前記先
頭アドレス保持部に各小バンクセット毎に先頭アドレス
を出力し、 前記先頭アドレス保持部は、前記VRAMバンク部の各
小バンクセット毎にその小バンクセットからデータを出
力するべきアドレスの先頭を保持し、 前記画像コントローラ部は、前記モード切り換え信号か
ら入力されたモード切り換え信号がスクロールモードを
選択している場合には、前記先頭アドレス保持部に各小
バンクセット毎に保持されている先頭アドレスに対応す
る小バンクから1画面分のデータを出力するために該当
する各小バンクに対応しての画面制御信号を真の状態と
した上で画面制御信号線に出力し、 前記画像データ加工部は、前記モード切り換え信号線の
モード切り換え信号がスクロールモードを選択している
場合には、前記画面制御信号線により入力されている画
面制御信号の状態が真の間その信号に対応する前記VR
AMバンク部の各小バンクセットの各小バンクからそれ
ぞれ異なる画像データを取り出した上でこれを前記画像
合成部へ出力し、 画像合成部は、前記画像データ加工部からの出力を、モ
ード切り換え信号がスクロールモードを選択している場
合には各小バンクセットからの画像データを合成して画
像表示部に出力し、中間調表示モードが選択されている
場合にはそのまま画像表示部へ出力することを特徴とす
る請求項1記載のフレーム記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092954A JPH06308935A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | フレーム記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092954A JPH06308935A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | フレーム記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06308935A true JPH06308935A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14068857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5092954A Pending JPH06308935A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | フレーム記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06308935A (ja) |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5092954A patent/JPH06308935A/ja active Pending
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