JPH06308303A - 可変焦点レンズ及びその駆動装置 - Google Patents

可変焦点レンズ及びその駆動装置

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JPH06308303A
JPH06308303A JP9033293A JP9033293A JPH06308303A JP H06308303 A JPH06308303 A JP H06308303A JP 9033293 A JP9033293 A JP 9033293A JP 9033293 A JP9033293 A JP 9033293A JP H06308303 A JPH06308303 A JP H06308303A
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JP
Japan
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transparent
lens
elastic film
liquid
transparent elastic
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JP9033293A
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Inventor
Toshiro Higuchi
俊郎 樋口
Taku Kaneko
金子  卓
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Kanagawa Academy of Science and Technology
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Kanagawa Academy of Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明弾性膜に予め設定された膜厚分布を持た
せ、前記透明液体の加減圧時の前記透明弾性膜の変形形
状を所望の球面あるいは非球面に制御することにより、
コンパクトで、信頼性が高い、収差の十分小さな可変焦
点レンズ及びその駆動装置を提供する。 【構成】 2枚の透明弾性膜の間に透明液体を封入し、
液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率を変化さ
せて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレンズにおい
て、膜厚分布を持つレンズ部11と、中間枠部12と、
加圧用弾性膜部13と、外周枠部14とからなる透明弾
性膜1と、前記加圧用弾性膜部13に搭載されるアクチ
ュエータ41とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学機器に使用するレ
ンズ、特にレンズの焦点距離を可変調節できる可変焦点
レンズ及びその駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、特開平4−67001号公報に示すような、液
体を利用した可変焦点レンズが知られている。これは、
図5及び図6に示すように、リング状のスペーサ3の一
方の面に透明弾性膜1を張り付けるとともに、他方の面
に透明弾性膜1(あるいはガラス)を張り付け、これら
透明弾性膜1で挟まれた内部空間に液体2を封入し、そ
の液体にピストン6aとシリンダ6bからなる封入調整
器6によって加えられる外圧によって、透明弾性膜1の
歪みを加減して、レンズの曲率半径を変えて焦点距離を
可変調整するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の可変焦点レンズは、可変焦点レンズを形成する
ために、均一膜厚の透明弾性膜1を用いているため、封
入された液体2に外圧をかけた場合、透明弾性膜1にか
かる液体2の圧力によって、透明弾性膜1は4次曲面に
変形する。この4次曲面のレンズでは収光特性が悪く、
実際の光学系に使用するには難があるといった問題があ
った。
【0004】本発明は、上記した問題を解決するため
に、2枚の透明弾性膜の間に透明液体を封入し、液体の
圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率を変化させて、
焦点距離を変える可変焦点機能付きレンズにおいて、前
記透明弾性膜に予め設定された膜厚分布を持たせ、前記
透明液体の加減圧時の前記透明弾性膜の変形形状を所望
の球面あるいは非球面に制御することにより、コンパク
トで、信頼性が高く、収差の十分小さな可変焦点レンズ
及びその駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、2枚の透明弾性膜の間に透明液体を封入
し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率を変
化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレンズに
おいて、前記透明弾性膜に予め設定された膜厚分布を持
たせ、前記透明液体の加減圧時の前記透明弾性膜の変形
形状を所望の球面あるいは非球面に制御するようにした
ものである。
【0006】また、2枚の透明弾性膜の間に透明液体を
封入し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率
を変化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレン
ズの駆動装置において、膜厚分布を持つレンズ部と、中
間枠部と、加圧用弾性膜部と、外周枠部とからなる透明
弾性膜と、前記加圧用弾性膜部に搭載されるアクチュエ
ータとを設けるようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、上記したように、透明弾性膜
に膜厚分布を持たせることにより、加圧時の透明弾性膜
の変形形状が、光学的に有用な球面あるいは非球面等の
形状になるため、このレンズ単体でも、従来のレンズと
同等の収光特性が得られる。
【0008】ここで、透明弾性膜の膜厚分布は、有限要
素法を用いた応力計算によって、求める。すなわち (1)応力解析ステップ〔図3(a)〕では、膜厚tj
の初期値の下で、封入した液体から受ける圧力pが分布
荷重として作用した時の、透明弾性膜1の各点i(i=
1,2,…,n)の変位uiを求める。この変化量ui
は上記各要素jの膜厚tjの関数である。
【0009】(2)感度解析ステップ〔図3(b)〕で
は、各要素jの膜厚変化により上記変位量uiが、どの
程度変化するかを示す感度係数を算出する。 (3)膜厚分布最適化ステップ〔図3(c)〕では、感
度係数方程式を解いて、膜厚の現設計点tk から次設計
点tk+1 までの移動ベクトルΔtを求める。ここではk
は繰り返し数である。
【0010】そこで、透明液体への加圧力を制御するこ
とにより、焦点距離を変えることができ、レンズの位置
を変えて行っていた、従来の焦点調節機構を大幅に小型
化することができ、収差が十分小さな可変焦点レンズを
得ることができる。また、2枚の透明弾性膜の間に透明
液体を封入し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜
の曲率を変化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付
きレンズの駆動装置において、膜厚分布を持つレンズ部
と、中間枠部と、加圧用弾性膜部と、外周枠部とからな
る透明弾性膜と、前記加圧用弾性膜部に搭載されるアク
チュエータとを設けるようにしたので、コンパクトで、
信頼性の高いものを得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図2は本発明の実施例を示す可
変焦点レンズの断面図である。この透明弾性膜1にはガ
ラス(光学クラウンガラス等)を使い、膜厚分布は鋳造
法あるいは研削加工によって形成する。すなわち、透明
弾性膜は膜厚分布を持つレンズ部11、中間枠部12、
加圧用弾性膜13、外周枠部14から成る。さらに、レ
ンズ部11はレンズとして使用する有効部111と3次
曲面部112から成る。この実施例では、例えば、レン
ズ部11の直径φ1 は、例えば10mmであり、このう
ちレンズとして使用する有効部111の直径φ2 は、例
えば6mmである。
【0012】ここで、有効部111における曲面の加工
形状は、下記の式(1)で示される曲線Aに従う、中心
に向けて漸次膜厚が厚くなる曲面となる。一方、3次曲
面部112における曲面は下式(2)で示される曲線B
に従う、外周に向けて漸次膜厚tが厚くなる曲面となっ
ている。曲線Aと曲線Bの境界は、適当な円弧で滑らか
に接続してある。なお、下記の式(1)、(2)のrは
レンズ部11の中心からの距離(単位mm)であり、有
効部111の最大膜厚は12.2μm、最小膜厚は7.
0μmとなっている。
【0013】 t(r)=a0 +a2 ・r2 +a4 ・r4 +a6 ・r6 …式(1) ここで、a0 = 1.21922×10-22 =−1.09558×10-44 =−1.42244×10-46 = 9.41764×10-6 単位mm t(r)=b0 +b1 ・r+b2 ・r2 +b3 ・r3 +b4 ・r4 …式(2) ここで、b0 = 3.58206×10-11 =−3.47098×10-12 = 1.24383×10-13 =−1.91668×10-24 = 1.08177×10-3 単位mm 上記透明弾性膜の膜厚分布は、有限要素法を用いた応力
計算によって、図3に示すように求めることができる。
【0014】すなわち、計算の手順は、図3(a)に示
す応力解析ステップ、図3(b)に示す感度解析ステッ
プ、及び図3(c)に示す膜厚分布最適化ステップの3
ステップから成る。まず、応力解析ステップ〔図3
(a)〕においては、膜厚tjの初期値の下で、封入し
た液体から受ける圧力pが分布荷重として作用した時
の、透明弾性膜1の各点i(i=1,2,…,n)の変
位uiを求める。この変化量uiは上記各要素jの膜厚
tjの関数である。
【0015】このように、この応力解析ステップでは、
透明液体からの圧力pがかかった時の透明弾性膜の変形
量を求める。次に、感度解析ステップ〔図3(b)〕で
は、各要素jの膜厚変化により上記変位量uiがどの程
度変化するかを示す感度係数を算出する。つまり、感度
係数(下記参照)の算出を行う。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、ui(t)は点iの変位、tjは
要素jの膜厚である。次いで、膜厚分布最適化ステップ
〔図3(c)〕では、感度係数方程式を解き、各点iの
変位量uiが最も所望形状に近くなる各要素jの膜厚変
化量Δtjの集合たる移動ベクトルΔtを求める。上記
応力解析ステップ、感度解析ステップ、膜厚分布最適化
ステップを繰り返して、各点iの変位量uiが、最も所
望形状に近くなる最終的な各要素jの膜厚tjを得て、
かかる膜厚分布を多項式近似し、上記式(1)、(2)
で示される加工曲面を得る。
【0018】なお、本実施例において、3次曲面部11
2は有効部111と滑らかに連続すれば良く、必ずしも
3次曲面とする必要はない。また、透明弾性膜の材料と
しては、ガラス以外の樹脂を使用することができる。次
に、本発明の実施例である上記した膜厚分布を持つ透明
弾性膜からなるレンズの駆動装置について図1及び図2
を参照しながら説明する。
【0019】これらの図に示すように、中央に形成され
る膜厚分布を持つレンズ部11と、該レンズ部11の両
側に連設される中間枠部12と、該中間枠部12に連設
される加圧用弾性膜部13と、該加圧用弾性膜部13に
連設される外周枠部14とからなる上記形状の透明弾性
膜1を2枚1組とし、スペーサ2を介して後面同士が向
かい合うように配置した中に透明弾性膜1と屈折率が等
しくなるよう調整した透明液体3を封入する。
【0020】また、加圧用弾性膜部13にはアクチュエ
ータ41を搭載する。ここでは、透明液体3にシリコン
オイルを用いているが、屈折率が透明弾性膜1と等しけ
れば、有機溶液等も使用することができる。また、スペ
ーサ2には透明液体3が通じる流路21が設けられ、透
明弾性膜1の外周に配置された加圧部4へと連通してい
る。その加圧部4には外周枠部14が形成され、透明液
体3がシールされている。
【0021】前記加圧部4には加圧用弾性膜部13が形
成され、これを駆動するアクチュエータ41が搭載さ
れ、軸方向に加圧用弾性膜部13を駆動して透明液体3
を加圧及び減圧する。本実施例では、透明弾性膜1の外
周に加圧用弾性膜部13を一体に加工しているが、加圧
用弾性膜部13を樹脂膜等で構成して接着することも可
能である。
【0022】また、ここでは、アクチュエータ41は、
コア411、永久磁石412、コイル413を備えたボ
イスコイル型の電磁アクチュエータを用いているが、こ
れに代えて、圧電素子を用いたアクチュエータ等を用い
ることも可能である。図4は本発明の他の実施例を示す
膜厚分布を持つ透明弾性膜からなるレンズの駆動装置の
断面図である。
【0023】本実施例では、2枚の透明弾性膜1の間に
透明液体3を封入し、液体の圧力を制御して2枚の透明
膜の曲率を変化させて、焦点距離を変える可変焦点機能
付きレンズの駆動装置において、中央に形成される加圧
用弾性膜部13と、該加圧用弾性膜部13の両側に連設
される中間枠部12と、該中間枠部12に連設される膜
厚分布を持つレンズ部11と、該レンズ部11に連設さ
れる外周枠部14とからなる透明弾性膜1と、前記加圧
用弾性膜部13に搭載されるアクチュエータ41とを具
備する。
【0024】そこで、アクチュエータ41を中央に搭載
して、駆動することにより、中央の加圧用弾性膜部13
を介して、両側に配置されるレンズ部11を変形させる
ことにより、レンズ部11を所望の球面あるいは非球面
に制御する。つまり、封入した透明液体3の圧力を変え
ると、これに応じて透明弾性膜1のたわみが変化して焦
点距離が変わる。
【0025】ここに、コンピュータを用いた光学シュミ
レータで計算した結果を示す。
【0026】
【表1】
【0027】この表1には、30Pa〜60Paまで加
圧力を変化した場合の焦点距離と近軸域焦点面でのスポ
ットサイズを示す。すなわち、従来の均一膜厚11μm
の透明弾性膜においては、加圧力が30Paにおいて、
焦点距離が223.6mmで、スポットサイズは23
7.9μm、加圧力が40Paにおいて、焦点距離が1
67.7mmで、スポットサイズは237.7μm、加
圧力が50Paにおいて、焦点距離が134.1mm
で、スポットサイズは237.6μm、加圧力が60P
aにおいて、焦点距離が111.7mmで、スポットサ
イズは237.4μmである。
【0028】これに対して、本実施例の膜厚分布を有す
る透明弾性膜においては、加圧力が30Paにおいて、
焦点距離が202.1mmで、スポットサイズは7.2
5μm、加圧力が40Paにおいて、焦点距離が15
1.6mmで、スポットサイズは6.47μm、加圧力
が50Paにおいて、焦点距離が121.2mmで、ス
ポットサイズは6.41μm、加圧力が60Paにおい
て、焦点距離が101.0mmで、スポットサイズは
6.61μmである。
【0029】このように、均一膜厚(11μm)の従来
例と比較して、スポットサイズが本発明では1/30程
度となり、収差は十分小さくなっている。なお、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範
囲から排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、2枚の透明弾性膜の間に液体を封入し、液体の
圧力を制御して透明弾性膜の曲率を変化させて焦点距離
を変える可変焦点機能付きレンズにおいて、透明弾性膜
に研削加工等で膜厚分布を持たせることにより、加減圧
時の透明弾性膜の変形形状を光学的に有用な球面あるい
は非球面に制御して、従来の均一膜厚の物と比較して、
スポットサイズを約1/30に低減することができる。
【0031】また、2枚の透明弾性膜の間に透明液体を
封入し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率
を変化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレン
ズの駆動装置において、膜厚分布を持つレンズ部と、中
間枠部と、加圧用弾性膜部と、外周枠部とからなる透明
弾性膜と、前記加圧用弾性膜部に搭載されるアクチュエ
ータとを具備することにより、コンパクトで、信頼性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す膜厚分布を持つ透明弾性
膜からなるレンズの駆動装置の断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す可変焦点レンズの断面図
である。
【図3】本発明の実施例を示す透明弾性膜の膜厚分布を
有限要素法を用いて求める工程図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す膜厚分布を持つ透明
弾性膜からなるレンズの駆動装置の断面図である。
【図5】従来の可変焦点レンズの断面図である。
【図6】従来の可変焦点レンズの平面図である。
【符号の説明】
1 透明弾性膜 2 スペーサ 3 透明液体 4 加圧部 11 透明弾性膜は膜厚分布を持つレンズ部 12 中間枠部 13 加圧用弾性膜部 14 外周枠部 21 流路 41 アクチュエータ 111 有効部 112 3次曲面部 411 コア 412 永久磁石 413 コイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の透明弾性膜の間に透明液体を封入
    し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率を変
    化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレンズに
    おいて、 前記透明弾性膜に予め設定された膜厚分布を持たせ、前
    記透明液体の加減圧時の前記透明弾性膜の変形形状を所
    望の球面あるいは非球面に制御することを特徴とする可
    変焦点レンズ。
  2. 【請求項2】 2枚の透明弾性膜の間に透明液体を封入
    し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率を変
    化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレンズの
    駆動装置において、(a)膜厚分布を持つレンズ部と、
    中間枠部と、加圧用弾性膜部と、外周枠部とからなる透
    明弾性膜と、(b)前記加圧用弾性膜部に搭載されるア
    クチュエータとを具備することを特徴とする可変焦点レ
    ンズの駆動装置。
  3. 【請求項3】 2枚の透明弾性膜の間に透明液体を封入
    し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率を変
    化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレンズの
    駆動装置において、(a)中央に形成される膜厚分布を
    持つレンズ部と、該レンズ部の両側に連設される中間枠
    部と、該中間枠部に連設される加圧用弾性膜部と、該加
    圧用弾性膜部に連設される外周枠部とからなる透明弾性
    膜と、(b)前記加圧用弾性膜部に搭載されるアクチュ
    エータとを具備することを特徴とする可変焦点レンズの
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 2枚の透明弾性膜の間に透明液体を封入
    し、液体の圧力を制御して2枚の透明弾性膜の曲率を変
    化させて、焦点距離を変える可変焦点機能付きレンズの
    駆動装置において、(a)中央に形成される加圧用弾性
    膜部と、該加圧用弾性膜部の両側に連設される中間枠部
    と、該中間枠部に連設される膜厚分布を持つレンズ部
    と、該レンズ部に連設される外周枠部とからなる透明弾
    性膜と、(b)前記加圧用弾性膜部に搭載されるアクチ
    ュエータとを具備することを特徴とする可変焦点レンズ
    の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータはボイスコイル型の
    電磁アクチュエータであることを特徴とする請求項2、
    3又は4記載の可変焦点レンズの駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記アクチュエータは圧電素子を用いた
    アクチュエータであることを特徴とする請求項2、3又
    は4記載の可変焦点レンズの駆動装置。
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