JPH06308025A - 光透過率測定装置の較正方法 - Google Patents

光透過率測定装置の較正方法

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JPH06308025A
JPH06308025A JP5101000A JP10100093A JPH06308025A JP H06308025 A JPH06308025 A JP H06308025A JP 5101000 A JP5101000 A JP 5101000A JP 10100093 A JP10100093 A JP 10100093A JP H06308025 A JPH06308025 A JP H06308025A
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polarized
component
receiver
condenser
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Shokichi Tokumaru
昭吉 徳丸
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/27Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands using photo-electric detection ; circuits for computing concentration
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/47Scattering, i.e. diffuse reflection
    • G01N21/49Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid
    • G01N21/53Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid within a flowing fluid, e.g. smoke
    • G01N21/534Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid within a flowing fluid, e.g. smoke by measuring transmission alone, i.e. determining opacity

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 被測定対象である媒体が存在する状況の下で
も、何時でも透過率100%の較正が可能な光透過率測
定装置の較正方法を提供する。 【構成】 対向配置した相手側投受光器80の集光器8
7に至る相手光ビーム85,86(P偏光成分)は略平
行なビームであり、かつそのビーム径は集光器87の検
出可能な有効径より小さく設定されており、2枚の全反
射ミラー101,102から構成されている反射ミラー
ブロック100をそれぞれの投受光器の近傍の相手光ビ
ームの光路上に挿入し、この相手光ビームを2枚の全反
射ミラー101,102で屈折させて、それぞれの投受
光器自身の集光器87に入射させ、前記相手光ビームの
光の強さが投受光器80の自分光ビーム(S偏光成分)
の光の強さと等しくなるように、光源光を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光透過率測定装置を測
定対象である媒体の有無に関係なく、また、何時でも必
要な時に較正することができる光透過率測定装置の較正
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、特公平1−22576号公報に開示されるもの
があった。図4はかかる従来の光透過率測定装置の構成
図であり、図4(a)はその構成図、図4(b)は光源
の発光出力のダイミングチャートである。
【0003】この図に示すように、全く同一の構造を持
つ投受光器10及び20を略同一軸上に配置し、これら
投受光器10及び20間の透過率を測定する。投受光器
10及び20はそれぞれ光源11及び21、干渉フィル
タ12および22、偏光ビームスプリッタ13及び2
3、集光器14及び24(偏光ビームスプリッタ13及
び23と全く同一の構造である)、光電変換素子15及
び25から構成されている。
【0004】光源11及び21は、図4(b)に示すよ
うな発光出力になるように時間的に制御される。したが
って、投受光器10の光源11が発光している時間t1
では、投受光器20の光源21の発光量はゼロである。
まず、光源11の光束は、干渉フィルタ12によって一
定の波長幅に制限され、偏光ビームスプリッタ13に入
射する。
【0005】光源11が円偏光又はランダムな偏光特性
を持つようにすれば(直線偏光の場合には、偏光面を適
当に傾けることによって)P偏光成分とS偏光成分は略
1対1に分離され、S偏光成分は光路16を経て集光器
14に入射し、光路17を経て、光電変換素子15に入
り、電気信号に変換され出力される。この出力電圧をE
1Sとする。
【0006】他方、P偏光成分18は媒体に放射され、
媒体で減衰を受けて投受光器20の集光器24に入射
し、光路26を経て、光電変換素子25に入射し、電気
信号に変換され出力される。この出力をE2Oとする。次
に、図4(b)の時間t2 では、投受光器10の光源1
1の発光量はゼロであり、投受光器20の光源21が発
光する。光源21からの光束は、上記投受光器10の光
源11と対称な光路をたどり(図の点線の光路)光電変
換素子25及び15で電気信号に変換され、出力され
る。
【0007】それぞれの出力電圧は、E2S及びE1Oとす
る。以後、時間t1 ′,t2 ′…のように継続的に繰り
返される。偏光ビームスプリッタ13(又は23)及び
集光器14(又は24)の内部における光ビームの光路
について以下に説明する。図5は従来の偏光ビームスプ
リッタ及び集光器を投受光器に装備した状態での光ビー
ムの光路の説明図である。
【0008】図示していない光源からの光ビーム37は
偏光ビームスプリッタ31の偏光膜36で分離され、P
偏光成分は38,39の光路を経て媒体へ向かう。偏光
膜36で反射したS偏光成分は、40,41の光路を経
て集光器42に入り、48,49,50及び53の光路
を経て図示していない受光器に入射する。他方、相手方
投受光器から放射したP偏光成分は、媒体を透過して集
光器42に至り、51,52,50及び53の光路を経
て、図示していない受光器に入射する。なお、32〜3
5及び43〜46は偏光ビームスプリッタの各面を示し
ている。
【0009】透過率(T)は次のような演算によって得
られる。
【0010】
【数1】
【0011】媒体が清浄な状態の時、E10・E20=E1S
・E2Sとなり、 T=1 …(2) 次に、媒体が存在し、それによって光量が減少した結
果、τ(<1)の比率で透過したとすると(1)式は、
【0012】
【数2】
【0013】となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の光透過率測定装置では、対向配置した2つの投
受光器間の媒体を取り除き、清浄な状態を形成しない
と、計測の基準となる透過率100%の較正を行うこと
ができず、被測定対象が長期間連続して運転状態となっ
ている場合、その間清浄な状態を形成することができ
ず、そのため長期間にわたって、較正状態を確認するこ
とができないという問題点があった。
【0015】また、100%較正を行うためには、上記
(2)式が成立しなければならず、そのためには、以下
の条件が満たされていなければならない。 (1)光源からの光ビームは、偏光ビームスプリッタで
正しく等しい光量にP偏光成分とS偏光成分に分離され
ること。 (2)分離放射されたP偏光成分及びS偏光成分は発散
することなく、全光量が相手側投受光器の集光器へ(但
し、媒体での光の減衰はないものとする)及び自身の投
受光器の集光器へそれぞれ入射すること。
【0016】(3)集光器に入射する相手側投受光器か
らのP偏光成分と自分の偏光ビームスプリッタから入射
するS偏光成分の光量比を正しく保持すること。しか
し、実際に製作された、偏光ビームスプリッタの偏光比
(P偏光成分とS偏光成分の分離比)は、製作上のばら
つきで1対1から若干崩れることがある。また、正しく
1対1に分離していたとしても、投受光器に取り付けた
際に取付けの機械的公差により僅かな角度誤差が生じ、
その結果、偏光比が1対1から若干ずれることがある。
集光器も偏光ビームスプリッタと同一構造であるため同
様なことがいえる。
【0017】また、相手側投受光器へ放射する光ビーム
のビームパターンにばらつきがある場合は、放射光量と
相手側投受光器の受光器が、検出する受光量との比率が
ばらつき、媒体を清浄にして光電変換を行った後、増幅
器で個々の電圧レベルを調整することによって、100
%較正を行わなければならないという問題点があった。
【0018】本発明は、以上述べたように、被測定対象
である媒体が運転中であるため除去できず、したがっ
て、その間基準となる透過率100%を較正することが
できないという問題点を除去し、投受光器より放射する
投光ビームを略平行なビームに形成し、かつ2枚の反射
ミラーより構成する反射ミラーブロックをそれぞれの投
受光器の近傍の投光ビーム中に挿入し、かつ自分光と相
手光の光量が等しくなるように、光源光を調整すること
により、被測定対象である媒体が存在する状況の下で
も、何時でも透過率100%の較正が可能な光透過率測
定装置の較正方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一定波長幅に制限された光を発光する1
個の光源と、四辺形の形状で、該四辺形の対角線上で2
分した面に偏光膜を、該偏光膜を有する面に対面する該
四辺形の一面に反射膜を有し、前記偏光膜における入射
角がブルースタ角に近くなるように入射される前記光源
からの入射光を放射面の同一点において前記入射光と平
行に放射されるP偏光成分と、前記偏光膜で反射し、次
に前記反射膜で反射し、前記偏光膜で透過する前記P偏
光成分に直角なS偏光成分とに分離放射する偏光ビーム
スプリッタと、該偏光ビームスプリッタと同一構造を有
し、前記偏光ビームスプリッタからのS偏光成分と測定
媒体を透過し、該S偏光成分と直角に入射するP偏光成
分とを同一点より入射せしめ、該P偏光成分と平行な光
路に集光する集光器と、該集光器からの光束を受光する
光電変換素子から構成されている投受光器を、測定媒体
を介して対向配置してなる光透過率測定装置の較正方法
において、対向配置した相手側投受光器の集光器に至る
P偏光成分は略平行なビームであり、かつそのビーム径
は前記集光器の検出可能な有効径より小さく設定されて
おり、2枚の全反射ミラーから構成されている反射ミラ
ーブロックをそれぞれの投受光器の近傍のP偏光成分の
光路上に挿入し、該P偏光成分を2枚の全反射ミラーで
屈折させて、それぞれの投受光器自身の集光器に入射さ
せ、前記P偏光成分の光の強さがそれぞれの投受光器の
S偏光成分の光の強さと等しくなるように、光源光を調
整するようにしたものである。
【0020】
【作用】本発明によれば、上記したように光透過率測定
装置の較正方法において、対向する相手方投受光器へ投
射する光ビームを、2枚の反射ミラーから構成されてい
る反射ミラーブロックで反射させ、自身の投受光器の受
光器に入射させ、自分光と相手光の光量が等しくなるよ
うに、投光鏡筒の外周に沿って光源を回転又は偏光子を
回転して、光源光を調整する。
【0021】更に、投受光器から放射する光ビームは略
平行で、光ビームの到達距離に関係なく、略一定なビー
ム径となるように設定される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の実施例を示す光透過率測定装置
の構成図である。この図に示すように、投受光器60と
投受光器70を対向配置する。投受光器60の光源61
からの光ビームは、投光レンズを内蔵する投光鏡筒62
を通って偏光ビームスプリッタ63で、光の強さk12
1 の相手光ビーム66と光の強さi1 の自分光ビーム6
7に分離される。ここでk12は比例定数である。相手光
ビーム66は被測定対象である媒体でτ(≦1)だけ透
過した後、相手側投受光器70の集光器74に入射し、
光電変換素子75で電気信号E2Oに変換される。
【0023】他方、自分光ビーム67は、集光器64に
入射し、光電変換素子65で電気信号E1Sに変換され
る。また、投受光器70の光源71からの光ビームも、
同様に投光鏡筒72を通って偏光ビームスプリッタ73
で、光の強さk212 の相手光ビーム76と、光の強さ
2 の自分光ビーム77に分離される。ここで、k21
比例定数である。
【0024】そして、相手光ビーム76は投受光器60
の光電変換素子65で電気信号E1Oに、自分光ビーム7
7は自身の光電変換素子75で電気信号E2Sに変換され
出力する。ここで、投受光器60及び投受光器70から
放射するそれぞれの相手光ビーム66,76及び自分光
ビーム67,77は、放射位置でも入射位置でも略等し
いビーム径を持ち、かつそれぞれのビームの有効面積は
集光器64,74の検出可能な有効面積より小さく、し
たがって光ビームが正しく光軸に一致するように調整さ
れていれば、投光ビームの全光量が受光側で検出される
ように設計されており、しかもそれは投受光器60と投
受光器70間の距離には無関係に成立する。
【0025】また、集光器64に入射する自分光ビーム
(S偏光成分)67と、それに直交して入射する相手光
ビーム(P偏光成分)76の光の強さが等しいものとし
て、集光器64の図5に示す規定の光路(図5に、例え
ば自分光の光路は48,49,50,53、相手光の光
路は52,50,53である)を経て放射する自分光に
対する相手光の光量比をk11、同様の条件のもとで、集
光器74の図2に示す規定の光路を経て放射する自分光
に対する相手光の光量比をk22とする。ここでk11,k
22は比例定数である。
【0026】いま、投受光器60及び投受光器70の偏
光ビームスプリッタ63,73並びに集光器64,74
の媒体に面している表面は汚れが付着する。それぞれの
光学的な透過率をd11,d21及びd12,d22とする。そ
こで、次の関係式が得られる。 E1S=d11・d12・i1 ・S1 …(4) E1O=d21・d12・k212 ・k111 ・τ …(5) E2S=d21・d22・i2 ・S2 …(6) E2O=d11・d22・k121 ・k222 ・τ …(7) (4)〜(7)式を用いて(8)式の演算を行うと、
【0027】
【数3】
【0028】次に、図2又は図3に示すように、投受光
器80の全面に2枚の全反射ミラー101,102から
構成される反射ミラーブロック100を挿入する。そこ
で相手光ビーム85は第1の反射ミラー101で全反射
し、続いて第2の反射ミラー102で再び全反射して投
受光器80の集光器87に入射し、光電変換素子88で
電気信号に変換される。この出力をE1Rとすると、 E1R=d11・d12・k121 ・k111 …(9) 光源として以下に2つの代表例を示す。
【0029】第1の光源は、図2に示すように、直線偏
光の発光特性を持つレーザーダイオードである。すなわ
ち、レーザーダイオードを搭載したハウジング82は、
投光鏡筒81に結合されており、投光鏡筒81の外周に
沿って(即ち、発光軸に直角な面で)ハウジング82を
回転することができる構造を備えている。第2の光源
は、図3に示すように、ランダムな偏光特性を持つ発光
源(例えば、発光ダイオード)である。この発光源を搭
載したハウジング92は、レーザーダイオードの場合と
同じ位置で投光鏡筒91に結合されているが、回転構造
は備えていない。それとは別に投光鏡筒91の外周に沿
って回転する構造を備えた偏光子93が投光鏡筒91に
組み込まれている。なお、84は偏光ビームスプリッ
タ、86は相手光ビームである。
【0030】そこで上記(9)式のE1Rが、上記(4)
式のE1Sと等しくなるように、第1の光源の場合にはハ
ウジング82を、第2の光源の場合には偏光子93を回
転し、調整する。上記(9)式が上記(4)式と等しく
なる条件は、 k12・k11=1 …(10) である。
【0031】対称構造を持つ投受光器70についても、
前記反射ミラーブロック100と同一構造の反射ミラー
ブロックを投受光器60の場合と対称な位置に挿入する
ことによって光電変換素子75に電気信号に変換された
出力E2Rが得られる。 E2R=d21・d22・k212 ・k222 …(11) そこで、この(11)式のE2Rが、上記(6)式のE2S
と等しくなるように、光源または偏光子を回転調整す
る。
【0032】上記(11)式と(6)式が等しくなる条
件は、 k21・k22=1 …(12) である。但し、反射ミラーブロックに内蔵する反射ミラ
ーの反射率を不変に維持するために、清浄性を保たなけ
ればならず、従って、較正時にのみ引出されて、それ以
外の期間は清浄性が保持できる密閉の空間に収容されて
いる。
【0033】また、反射ミラーブロックは、投受光器6
0または投受光器70の偏光ビームスプリッタ63,7
3及び集光器64,74の極近傍の投受光器内に挿入さ
れるようになっていて、媒体とは無関係であるため、較
正時における前記光路における光ビームの減衰はない。
したがって、以上に説明した較正を行った結果、 k11・k12・k21・k22=1 …(13) となり、したがって、上記(8)式は、
【0034】
【数4】
【0035】となる。なお、本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。投受光
器より放射されるP偏光成分は、略平行なビームを形成
しており、かつ、2つの投受光器間の距離が実用的な範
囲では、このビーム径は相手側投受光器の集光器の検出
可能な有効径より小さくなるように設定されている。す
なわち、2つの投受光器間の距離に関係なく、P偏光成
分の全光量が相手側投受光器の集光器に入射し検出され
る。
【0037】したがって、このような条件のもとで、P
偏光成分の光路上で投受光器の極近傍に、2枚の全反射
ミラーを内蔵した反射ミラーブロックを挿入し、P偏光
成分を、この投受光器の集光器に入射させれば、投受光
器間に被測定媒体が存在する状態であっても、媒体の有
無に関係なく、放射されたP偏光成分の全光量を検出す
ることができるので、従来、媒体を排除した後、実施し
なければならなかった透過率100%の較正を媒体の有
無に関係なく、何時でも実施することができる。
【0038】また、簡単な装置によって、較正を極めて
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す光透過率測定装置の構成
図である。
【図2】本発明の実施例を示す第1の光透過率測定装置
の較正装置の構成図である。
【図3】本発明の実施例を示す第2の光透過率測定装置
の較正装置の構成図である。
【図4】従来の光透過率測定装置の構成図である。
【図5】従来の偏光ビームスプリッタ及び集光器を投受
光器に装備した状態での光ビームの光路の説明図であ
る。
【符号の説明】
60,70,80 投受光器 61,71 光源 62,72,81,91 投光鏡筒 63,73,84 偏光ビームスプリッタ 64,74,87 集光器 65,75,88 光電変換素子 66,76,85,86 相手光ビーム(P偏光成
分) 67,77 自分光ビーム(S偏光成分) 82,92 ハウジング 93 偏光子 100 反射ミラーブロック 101 第1の反射ミラー 102 第2の反射ミラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定波長幅に制限された光を発光する1
    個の光源と、四辺形の形状で、該四辺形の対角線上で2
    分した面に偏光膜を、該偏光膜を有する面に対面する該
    四辺形の一面に反射膜を有し、前記偏光膜における入射
    角がブルースタ角に近くなるように入射される前記光源
    からの入射光を放射面の同一点において前記入射光と平
    行に放射されるP偏光成分と、前記偏光膜で反射し、次
    に前記反射膜で反射し、前記偏光膜で透過する前記P偏
    光成分に直角なS偏光成分とに分離放射する偏光ビーム
    スプリッタと、該偏光ビームスプリッタと同一構造を有
    し、前記偏光ビームスプリッタからのS偏光成分と測定
    媒体を透過し、該S偏光成分と直角に入射するP偏光成
    分とを同一点より入射せしめ、該P偏光成分と平行な光
    路に集光する集光器と、該集光器からの光束を受光する
    光電変換素子から構成されている投受光器を、測定媒体
    を介して対向配置してなる光透過率測定装置の較正方法
    において、(a)対向配置した相手側投受光器の集光器
    に至るP偏光成分は略平行なビームであり、かつそのビ
    ーム径は前記集光器の検出可能な有効径より小さく設定
    されており、(b)2枚の全反射ミラーから構成されて
    いる反射ミラーブロックをそれぞれの投受光器の近傍の
    P偏光成分の光路上に挿入し、該P偏光成分を2枚の全
    反射ミラーで屈折させて、それぞれの投受光器自身の集
    光器に入射させ、(c)前記P偏光成分の光の強さがそ
    れぞれの投受光器のS偏光成分の光の強さと等しくなる
    ように、光源光を調整することを特徴とする光透過率測
    定装置の較正方法。
  2. 【請求項2】 前記光源光の調整は、光源の偏光特性が
    直線偏光であれば、光源自身を光路に直角な面で回転す
    ることにより行うことを特徴とする請求項1記載の光透
    過率測定装置の較正方法。
  3. 【請求項3】 前記光源光の調整は、光源の偏光特性が
    ランダム偏光であれば、光源からの光路に直角に挿入し
    た偏光子を光路に直角な面で回転させることにより行う
    ことを特徴とする請求項1記載の光透過率測定装置の較
    正方法。
JP5101000A 1993-04-27 1993-04-27 光透過率測定装置の較正方法 Withdrawn JPH06308025A (ja)

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TW083103128A TW270173B (ja) 1993-04-27 1994-04-09
US08/230,406 US5477328A (en) 1993-04-27 1994-04-20 Optical transmission calibration device and method for optical transmissiometer

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