JPH06307729A - 多室型空気調和機の暖房制御装置 - Google Patents

多室型空気調和機の暖房制御装置

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JPH06307729A
JPH06307729A JP5094438A JP9443893A JPH06307729A JP H06307729 A JPH06307729 A JP H06307729A JP 5094438 A JP5094438 A JP 5094438A JP 9443893 A JP9443893 A JP 9443893A JP H06307729 A JPH06307729 A JP H06307729A
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JP
Japan
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degree
supercooling
opening
opening degree
expansion valve
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Application number
JP5094438A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tanaka
優行 田中
Junji Hayashi
淳二 林
Tomiyuki Noma
富之 野間
Shunji Moriwaki
俊二 森脇
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内側電動膨張弁の開度を適切に制御して空
調温度を滑らかに制御するとともに、過渡的な急激な負
荷変化に迅速に適応させる。 【構成】 室温と設定した空調温度との偏差によって第
1の目標開度を演算する第1の目標開度演算手段22
と、室内側熱交換器21と室内側電動膨張弁17との間
の配管部において検出した過冷却度に基づいて第2の目
標開度を演算する第2の目標開度演算手段23と、検出
した過冷却度と前記第1,第2の目標開度とから最適な
開度のファジイ論理演算を行うファジイ推論手段26
と、その推論結果を基に開度を決定する開度決定手段2
7と、開度決定手段27が決定した開度に従って室内側
電動膨張弁17を制御する開度制御手段28とを有し、
開度決定手段28は検出した過冷却度が所定値よりも小
さい場合には、ファジイ推論の推論結果から所定開度を
減じて、室内側電動膨張弁17の開度を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多室型空気調和機に係
わり、とくに空調能力を電動膨張弁の開度を制御して変
化することにより、各室内機による室温調整を滑らかに
制御する多室型空気調和機の暖房制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル等における空調は、空調負荷
の異なる部屋毎に室内機を設置し、これを1台の室外機
によって制御する、いわゆる多室型空気調和機による個
別分散空気調和機が主流である。そのような空気調和機
は、例えば特開昭63−180051号公報によって開
示された電動膨張弁を備えたものがよく知られている。
【0003】図7は従来の、電動膨張弁を用いた空気調
和機における暖房制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0004】図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3
は電動膨張弁、4は蒸発器であって、これらは順次環状
に連接され冷媒循環系統5を形成している。また、6は
室温検出手段、7はその検出出力の室温と室温目標温度
との偏差に応じて電動膨張弁3の目標開度値を演算する
目標開度演算手段、8は開度制御手段であり、目標開度
演算手段7の出力を受け電動膨張弁3の開度を制御す
る。9は冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段、10
は過熱度検出手段9の出力を受けて冷媒の過熱度が、所
定の過熱度値以下のとき、開度制御手段8に優先して電
動膨張弁3の開度を減少させる保護手段である。
【0005】このように構成された従来の空気調和機の
動作は、まず、空調運転に際し室温と室温目標温度との
偏差に応じた電動膨張弁3の目標開度値が、目標開度演
算手段7によって演算され、その目標開度値になるよう
に開度制御手段8が電動膨張弁3の開度の増減を制御す
る。それにより蒸発器4への冷媒流量が適切になされて
室内の空調負荷と空調能力が良好に対応して室内が快適
に空調される。
【0006】いま、たとえば、空調負荷が減少して冷媒
の過熱度が低下すると、過熱度検出手段9の出力を受け
て冷媒の過熱度が、いわゆる湿り運転となる所定の過熱
度値以下のとき、開度制御手段8に優先して保護手段1
0が電動膨張弁3の開度を減少させ、その結果、冷媒の
過熱度が上昇して冷媒の湿り状態の発生が有効に抑圧、
防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の構
成は、所定の過熱度値を境にして電動膨張弁3の開度制
御が大きく変化する。そのため過熱度の境界近傍で制御
される室温に乱れを生ずる。また、過熱度が過大な場合
の保護手段を備えていないため、冷媒分流に偏りを生じ
て、室内機間の能力分配が適切に行なわれない。
【0008】しかも暖房の場合は過熱度により制御され
るものではなく、過冷却による制御が適切な方法である
が、前掲の公開公報では過熱度による制御を暖房にも適
用しているため、暖房負荷が急激に小さくなる方向に変
化した場合の室内機への冷媒分流の調整が困難で、能力
抑制に時間を要するという課題を有している。
【0009】さらに、近年の室内機では、室内側の送風
量を調整するために、強、中、弱風といった速度調節を
するものが主流であり、このような速度調節手段で、送
風量を変化させた場合には、暖房負荷が急激に減少し、
この負荷変動に冷媒分流を迅速に対応させることが困難
となり、一時的に過剰冷媒を供給することになる。
【0010】このような状態では、室内側熱交換器で凝
縮しきれず、液冷媒とガス冷媒の2相状態となって、室
内側電動膨張弁を通過するため、室内側膨張弁を液冷媒
が通過した場合と、ガス冷媒が通過場合の流量差により
脈流となり、この脈流が異常な冷媒音となって、快適性
を著しく低下させるという課題を有している。
【0011】またさらに、逆に暖房負荷が急激に増加し
た場合の室内機への冷媒分流の調整も困難で、能力供給
に時間を要するという課題を有している。
【0012】本発明は上述した従来の空気調和機に鑑み
なされたもので、冷媒の過冷却度の上昇または下降が過
度になるのを防止して、その冷却の境界を滑らかに移行
させ、室温の乱れを防止するとともに、室内送風量を変
化させたような暖房負荷が急激に小さく変化した場合で
も、室内機への冷媒分流を適切かつ迅速に行い、一時的
な冷媒の過剰供給を防止し、不快な冷媒音を防止する多
室型空気調和機の暖房制御装置の提供を目的とする。
【0013】又さらに、暖房負荷が急激に大きく変化し
た場合でも、室内機への冷媒分流を適切かつ迅速に行
い、能力配分を適正かつ迅速に行う多室型空気調和機の
暖房制御装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、多室型空気調
和機において、室温検出手段により検出した室温と室温
設定手段により予め設定した空調温度との偏差によって
室内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第1の目
標開度演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側電動膨
張弁との間の配管に設置した過冷却度検出手段により検
出した過冷却度に基づいて前記室内側電動膨張弁の第2
の目標開度を演算する第2の目標開度演算手段と、前記
過冷却度検出手段により検出した過冷却度と前記第1,
第2の目標開度とから最適な開度を求めるための経験則
に基づく前記室内側電動膨張弁の開度の制御ルールによ
って、ファジイ論理演算を行うファジイ推論手段と、前
記ファジイ推論の推論結果を基に前記室内側電動膨張弁
の開度を決定する開度決定手段と、前記開度決定手段が
決定した開度に従って前記室内側電動膨張弁を制御する
開度制御手段とを有し、前記開度決定手段は前記過冷却
度検出手段が検出した過冷却度が所定値よりも小さい場
合には、前記ファジイ推論の推論結果から所定開度を減
じて、前記室内側電動膨張弁の開度を決定するのであ
る。
【0015】また、室温検出手段により検出した室温と
室温設定手段により予め設定した空調温度との偏差によ
って室内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第1
の目標開度演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側電
動膨張弁との間の配管に設置した過冷却度検出手段によ
り検出した過冷却度に基づいて前記室内側電動膨張弁の
第2の目標開度を演算する第2の目標開度演算手段と、
前記過冷却度検出手段により検出した過冷却度と前記第
1,第2の目標開度とから最適な開度を求めるための経
験則に基づく前記室内側電動膨張弁の開度の制御ルール
によって、ファジイ論理演算を行うファジイ推論手段
と、前記ファジイ推論の推論結果を基に前記室内側電動
膨張弁の開度を決定する開度決定手段と、前記開度決定
手段が決定した開度に従って前記室内側電動膨張弁を制
御する開度制御手段とを有し、前記開度決定手段は前記
過冷却度検出手段が検出した過冷却度が所定値よりも大
きく、かつ、前記室温検出手段により検出した室温が前
記室温設定手段により設定した空調温度より所定値以上
低い場合に、前記ファジイ推論の推論結果に所定開度を
加えて、前記室内側電動膨張弁の開度を決定するのであ
る。
【0016】
【作用】本発明によれば、検出した室温と予め設定した
空調温度との偏差によって、室内側電動膨張弁の第1の
目標開度を演算し、室内側熱交換器と前記室内側電動膨
張弁との間の配管部において検出した過冷却度に基づ
き、前記室内側電動膨張弁の第2の目標開度を演算し、
その結果と、検出した過冷却度とから、経験則に基づく
制御ルールによりファジイ推論し、さらに、検出した過
冷却度が所定値よりも小さい場合には、前記ファジイ推
論の推論結果から所定開度を減じて室内側電動膨張弁の
開度が決定され、その決定した開度に室内側電動膨張弁
の開度が制御される。
【0017】そのため、暖房負荷が急激に変化した場合
の、過剰冷媒が供給されて室内側熱交換器で凝縮しきれ
ず、液冷媒とガス冷媒の2相状態の冷媒が室内側電動膨
張弁を通過するために発生する脈流を迅速に防止し、さ
らに、各室内機がする空調には温度の乱れが無く、滑ら
かに快適に制御される。
【0018】また、検出した室温と予め設定した空調温
度との偏差によって、室内側電動膨張弁の第1の目標開
度の演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側電動膨張
弁との間の配管部において検出した過冷却度に基づき、
室内側電動膨張弁の第2の目標開度を演算し、その結果
と、検出した過冷却度とから、経験則に基づく制御ルー
ルによりファジイ推論し、さらに検出した過冷却度が所
定値よりも大きく、かつ、室温が予め設定した空調温度
に対して所定値よりも低い場合に、前記ファジイ推論の
推論結果に所定開度を加えて、室内側電動膨張弁の開度
が決定され、その決定した開度に室内側電動膨張弁の開
度が制御される。
【0019】そのため、暖房負荷が急激に変化し、冷媒
供給量が不足する場合でも、適切な冷媒供給を迅速に行
え、空調には温度の乱れが無く、滑らかに快適に制御さ
れる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例により図面を用いて説明
する。
【0021】図1は本発明の一実施例の多室型空気調和
機の暖房制御装置の構成を示すブロック図である。
【0022】図において、11は室外機であり、能力可
変の圧縮機12と室外側熱交換器13と室外側電動膨張
弁14と四方弁15とから構成されている。
【0023】また、16a,16b,16cは室内機
で、それぞれ室内側電動膨張弁17a,17b,17c
と、過冷却度検出手段18a,18b,18cと、室温
検出手段19a,19b,19cと、温度設定手段20
a,20b,20c、及び室内側熱交換器21a,21
b,21cとから構成されている。
【0024】なお、室内機16a,16b,16cと、
室内側電動膨張弁17a,17b,17cと、過冷却度
検出手段18a,18b,18cと、室温検出手段19
a,19b,19cと、温度設定手段20a,20b,
20cと、室内側熱交換器21a,21b,21cにつ
いては、3台の室内機16a,16b,16cに共通し
た説明をするときは、a,b,cの符号を外した符号で
説明する。
【0025】過冷却度検出手段18は、それぞれ室内側
熱交換器21と室内側電動膨張弁17間を接続する配管
に設置されている。
【0026】22は第1の目標開度演算手段であり、室
温検出手段19により検出した室温と、温度設定手段2
0により設定した目標温度との偏差から室内側電動膨張
弁17の第1の目標開度を演算する。23は第2の目標
開度演算手段であり、過冷却度演算手段18により検出
した過冷却度から、室内側電動膨張弁17の第2の目標
開度を演算する。
【0027】また、24はマイクロプロセッサであり、
制御ルールを一時記憶するメモリ装置25と、ファジイ
推論手段26とにより構成されている。
【0028】27は開度決定手段であり、過冷却度検出
手段18により検出した過冷却度が所定の過冷却度より
も小さい場合に、ファジイ推論手段26が推論した結果
から所定開度減じるように補正して、室内側電動膨張弁
17の最終開度を決定し、その決定に従って室内側電動
膨張弁17の開度が開度制御手段28によって制御され
る。
【0029】本実施例は以上の構成を有し、以下説明す
るように動作する。まず、室温検出手段19により検出
した室温と、温度設定手段20により設定した目標温度
との偏差を第1の目標開度演算手段22により求め、そ
の偏差から第1の目標開度演算手段22は、第1のの目
標開度S1を算出する。また、過冷却度検出手段18に
より検出した過冷却度SCから、第2の目標開度演算手
段23により第2の目標開度S2を算出する。
【0030】以上のようにして算出した第1の目標開度
S1と、第2の目標開度S2と、検出した過冷却度SC
はファジィ推論手段26に入力される。メモリ装置25
にはファジィ推論手段26が実行するファジィ推論に必
要な制御ルールが格納されている。
【0031】ファジィ推論は、制御ルールを基に実行さ
れ、本実施例では次の3つのルールR1,R2及びR3
を用いた。
【0032】ルールR1:もし、過冷却度SCが小Sで
あれば、開度は第2の目標開度S2 ルールR2:もし、過冷却度SCが中Mであれば、開度
は第1の目標開度S1 ルールR3:もし、過冷却度SCが大Bであれば、開度
は第2の目標開度S2 この言語ルールは本発明の発明者が多数の実験データか
ら得た経験則から求めた、室内側電動膨張弁17αの開度
を判定する制御ルールであり、これを表にすると下記の
(表1)のようになる。
【0033】
【表1】
【0034】この表でS,M,Bは過冷却度SCの大き
さを3段階に表示したもので、それぞれ小,中,大の冷
却度であり、この大きさそれぞれに対して室内側電動膨
張弁17の目標開度Fは、上記言語ルールのようにS
2,S1,S2のように設定される。
【0035】上記の言語ルールは図1のメモリ装置25
に下記のように3個の制御ルールとして記憶されてい
る。
【0036】ルールR1:IF SC IS S TH
EN F=S2 ルールR2:IF SC IS M THEN F=S
1 ルールR3:IF SC IS B THEN F=S
2 つぎにファジイ推論手段26では、予め上記のようにメ
モリ装置25に記憶されている制御ルールを読みだして
ファジイ推論し、室内側電動膨張弁17の開度を算出す
る。
【0037】上記の各制御ルールR1,R2,R3は過
冷却度SCに対する室内側電動膨張弁17の開度を段階
的に決めたものであるから、きめ細かに制御するには制
御ルールの前件部(IF部)を満たしている度合いを算
出して、それに応じて室内側電動膨張弁17の開度を判
定する必要がある。
【0038】本実施例では前記前件部(IF部)を満足
する度合いの算出にファジィ変数のメンバシップ関数を
利用する。
【0039】図2は過冷却度SCに対するファジイ変数
S,M,Bのメンバシップ関数μS(SC)、μM(S
C)、μB(SC)を示したもので、ファジィ推論手段
26で実行するファジィ推論は、上記各制御ルールR
1,R2,R3と、図2のメンバシップ関数とを用い
て、室内側電動膨張弁17の開度の演算を行なう。
【0040】図3は上記、室内側電動膨張弁17の開度
演算の手順を示したフローチャート(a)、及びその説
明補助図(b)である。
【0041】室内側電動膨張弁17の開度の演算は、ま
ずステップ1において、室温検出手段19が出力する検
出温度と、温度設定手段20で設定した目標温度との偏
差を求め、その偏差から第1の目標開度演算手段22に
より第1の目標開度S1を算出する。つぎにステップ2
で、過冷却度検出手段18により検出した過冷却度SC
から第2の目標開度演算手段23によって第2の目標開
度S2を算出する。
【0042】ステップ3でファジイ推論手段26によっ
て過冷却度SCに対するファジイ変数のメンバシップ関
数を用いて過冷却度SCにおけるメンバシップ値を算出
する。つぎにステップ4で、ステップ3で得たメンバシ
ップ値が、上記R1,R2,R3の各制御ルールの前件
部(IF部)に所属する度合いを算出し、その算出した
所属度に基づいて第1の目標開度S1と、第2の目標開
度S2の混合比率から開度を推測する。
【0043】つぎにステップ5で、過冷却度検出手段1
8により検出した過冷却度SCが所定値SC0より小さ
いかどうかを比較して大きい場合には、ステップ4で推
論した室内側電動膨張弁開度をそのまま採用し、逆に過
冷却度検出手段18により検出した過冷却度SCが所定
値SC0より小さい場合には、ステップ4で推論した室
内側電動膨張弁の開度に所定開度F0を減じて補正し、
この補正した結果に基づいて、開度決定手段28によっ
て室内側電動膨張弁17の開度を制御する。
【0044】この膨張弁開度の制御は、例えば図3
(b)に示すように、たとえば過冷却度SCが、SC1
であれば、それは制御ルールR2とR3とに50%づつ
所属しているから、求める開度Fは下記、(数1)で算
出されることになる。
【0045】
【数1】
【0046】さらに、たとえば過冷却度SCが、SC2
で、所定値SC0よりも小さい場合は、それは制御ルー
ルR1に100%所属し、さらに所定開度F0減じて補
正されるため、求める開度Fは下記、(数2)で算出さ
れることになる。
【0047】
【数2】
【0048】以上、一実施例によって本発明を説明した
が、本発明は過冷却度SCが適正のときは、室温と空調
温度との偏差を制御パラメータとして、空調負荷に応じ
て室内側電動膨張弁17の最適な開度制御をし、また、
過冷却度SCが、過大、または過小の場合は、過冷却度
SCを制御パラメータに用いて、適切に室内側電動膨張
弁17の開度を制御するとともに、さらに過冷却度SC
が過小な場合には、所定開度を減じる補正手段を備えて
いるのである。
【0049】さらに、過冷却度SCが適正に対し、過大
または過小の中間の時はファジイ推論することにより、
きめ細かな滑らかな開度制御を可能としたので、室内側
電動膨張弁17の各々を最適に制御することができるの
で、各室内機への能力配分を均等化でき、さらに急激な
空調負荷の変化に対しても、迅速かつ適切に室内側電動
膨張弁17の開度制御ができるので、一時的な冷媒の過
剰供給を防止し、不快な冷媒音を防止することができ
る。
【0050】次に、本発明による第2の実施例により図
面を用いて説明する。図4は本発明の第2の実施例の多
室型空気調和機の暖房制御装置の構成を示すブロック図
で、21は室外機であり能力可変の圧縮機22と室外側
熱交換器23と室外側電動膨張弁24と四方弁25とか
ら構成されている。
【0051】また、26a,26b,26cは室内機
で、それぞれ室内側電動膨張弁27a,27b,27c
と、過冷却度検出手段28a,28b,28cと、室温
検出手段29a,29b,29cと、温度設定手段30
a,30b,30c、及び室内側熱交換器31a,31
b,31cとから構成されている。
【0052】なお、室内機26a,26b,26cと、
室内側電動膨張弁27a,27b,27cと、過冷却度
検出手段28a,28b,28cと、室温検出手段29
a,29b,29cと、温度設定手段30a,30b,
30cと、室内側熱交換器31a,31b,31cにつ
いては、3台の室内機26a,26b,26cに共通し
た説明をするときは、a,b,cの符号を外した符号で
説明する。
【0053】過冷却度検出手段28は、それぞれ室内側
熱交換器31と室内側電動膨張弁27間を接続する配管
に設置されている。
【0054】32は第1の目標開度演算手段であり、室
温検出手段29により検出した室温と、温度設定手段3
0により設定した目標温度との偏差から室内側電動膨張
弁27の第1の目標開度を演算する。33は第2の目標
開度演算手段であり、過冷却度演算手段28により検出
した過冷却度から、室内側電動膨張弁27の第2の目標
開度を演算する。
【0055】また、34はマイクロプロセッサであり、
制御ルールを一時記憶するメモリ装置35と、ファジイ
推論手段36とにより構成されている。
【0056】37は開度決定手段であり、過冷却度演算
手段28により検出した過冷却度が所定の過冷却度より
も大きく、かつ、室温が予め設定した空調温度に対して
所定値よりも低い場合に、ファジイ推論手段36が推論
した結果に所定開度加えるように補正して、室内側電動
膨張弁27の最終開度を決定し、その決定に従って室内
側電動膨張弁27の開度が開度制御手段38によって制
御される。
【0057】本実施例は以上の構成を有し、以下説明す
るように動作する。まず、室温検出手段29により検出
した室温と、温度設定手段30により設定した目標温度
との偏差を第1の目標開度演算手段32により求め、そ
の偏差から第1の目標開度演算手段32は、第1の目標
開度S1を算出する。また、過冷却度検出手段28によ
り検出した過冷却度SCから、第2の目標開度演算手段
33により第2の目標開度S2を算出する。
【0058】以上のようにして算出した第1の目標開度
S1と、第2の目標開度S2と、検出した過冷却度SC
はファジィ推論手段26に入力される。メモリ装置25
にはファジィ推論手段26が実行するファジィ推論に必
要な制御ルールが格納されている。
【0059】ファジィ推論は、制御ルールを基に実行さ
れ、本実施例では次の3つのルールR1,R2及びR3
を用いた。
【0060】ルールR1:もし、過冷却度SCが小Sで
あれば、開度は第2の目標開度S2 ルールR2:もし、過冷却度SCが中Mであれば、開度
は第1の目標開度S1 ルールR3:もし、過冷却度SCが大Bであれば、開度
は第2の目標開度S2 この言語ルールは本発明の発明者が多数の実験データか
ら得た経験則から求めた、室内側電動膨張弁27の開度
を判定する制御ルールであり、これを表にすると下記の
(表2)のようになる。
【0061】
【表2】
【0062】この表でS,M,Bは過冷却度SCの大き
さを3段階に表示したもので、それぞれ小,中,大の冷
却度であり、この大きさそれぞれに対して室内側電動膨
張弁27の目標開度Fは、上記言語ルールのようにS
2,S1,S2のように設定される。
【0063】上記の言語ルールは図4のメモリ装置35
に下記のように3個の制御ルールとして記憶されてい
る。
【0064】ルールR1:IF SC IS S TH
EN F=S2 ルールR2:IF SC IS M THEN F=S
1 ルールR3:IF SC IS B THEN F=S
2 つぎにファジイ推論手段36では、予め上記のようにメ
モリ装置35に記憶されている制御ルールを読みだして
ファジイ推論し、室内側電動膨張弁27の開度を算出す
る。
【0065】上記の各制御ルールR1,R2,R3は過
冷却度SCに対する室内側電動膨張弁27の開度を段階
的に決めたものであるから、きめ細かに制御するには上
記制御ルールの前件部(IF部)を満たしている度合い
を算出して、それに応じて室内側電動膨張弁27の開度
を判定する必要がある。
【0066】本実施例では前記前件部(IF部)を満足
する度合いの算出にファジィ変数のメンバシップ関数を
利用する。
【0067】図5は過冷却度SCに対するファジイ変数
S,M,Bのメンバシップ関数μS(SC)、μM(S
C)、μB(SC)を示したもので、ファジィ推論手段
36で実行するファジィ推論は、前記各制御ルールR
1,R2,R3と、図5のメンバシップ関数とを用い
て、室内側電動膨張弁27の開度の演算を行なう。
【0068】図6は上記、室内側電動膨張弁27の開度
演算の手順を示したフローチャート(a)、及びその説
明補助図(b)である。
【0069】室内側電動膨張弁27の開度の演算は、ま
ずステップ1において、室温検出手段29が出力する検
出温度と、温度設定手段30で設定した目標温度との偏
差を求め、その偏差から第1の目標開度演算手段32に
より第1の目標開度S1を算出する。つぎにステップ2
で、過冷却度検出手段28により検出した過冷却度SC
から第2の目標開度演算手段33によって第2の目標開
度S2を算出する。
【0070】ステップ3でファジイ推論手段37によっ
て過冷却度SCに対するファジイ変数のメンバシップ関
数を用いて前記過冷却度SCにおけるメンバシップ値を
算出する。つぎにステップ4で、ステップ3で得たメン
バシップ値が上記R1,R2,R3の各制御ルールの前
件部(IF部)に所属する度合いを算出し、その算出し
た所属度に基づいて第1の目標開度S1と、第2の目標
開度S2の混合比率から開度を推測する。
【0071】つぎにステップ5で、過冷却度検出手段2
8により検出した過冷却度SCが所定の過冷却度SC0
より大きく、さらに室温検出手段29が出力する検出温
度が、温度設定手段30で設定した目標温度に対して所
定値T0以上低い場合には、ステップ4で推論した室内
側電動膨張弁の開度に所定開度F0を加算して補正し、
この補正した結果に基づいて、開度決定手段38によっ
て室内側電動膨張弁27の開度を制御する。
【0072】この膨張弁開度の制御は、例えば図6
(b)に示すように、たとえば過冷却度SCが、SC1
であれば、それは制御ルールR2とR3とに50%づつ
所属しているから、求める開度Fは下記、(数3)で算
出されることになる。
【0073】
【数3】
【0074】さらに、たとえば過冷却度SCが、SC2
で、所定の過冷却度SC0よりも大きく、室温検出手段
29が出力する検出温度が、温度設定手段30で設定し
た目標温度に対して所定値T0以上低い場合には、それ
は制御ルールR2に100%所属し、さらに所定開度F
0を加算して補正されるため、求める開度Fは下記(数
4)で算出されることになる。
【0075】
【数4】
【0076】以上、一実施例によって本発明を説明した
が、本発明は過冷却度SCが適正のときは、室温と空調
温度との偏差を制御パラメータとして、空調負荷に応じ
て室内側電動膨張弁27の最適な開度制御をし、また、
過冷却度SCが、過大、または過小の場合は、過冷却度
SCを制御パラメータに用いて、適切に室内側電動膨張
弁27の開度を制御するとともに、さらに室温検出手段
29が出力する検出温度が、温度設定手段30で設定し
た目標温度に対して所定値T0以上低く、過冷却度SC
が所定の過冷却度SC0よりも大きい場合には、所定開
度F0を加算する補正手段を備えているのである。
【0077】さらに、過冷却度SCが適正に対し、過大
または過小の中間の時はファジイ推論することにより、
きめ細かな滑らかな開度制御を可能としたので、室内側
電動膨張弁27の各々を最適に制御することができるの
で、各室内機への能力配分を均等化できる。
【0078】さらに急激な空調負荷の変化で、必要冷媒
供給量が不足しても、迅速かつ適切に室内側電動膨張弁
27の開度制御ができるので、短時間で必要冷媒の供給
が可能となる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明の多室型空調
機の暖房制御装置は、室温検出手段により検出した室温
と室温設定手段により予め設定した空調温度との偏差に
よって室内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第
1の目標開度演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側
電動膨張弁との間の配管に設置した過冷却度検出手段に
より検出した過冷却度に基づいて前記室内側電動膨張弁
の第2の目標開度を演算する第2の目標開度演算手段
と、前記過冷却度検出手段により検出した過冷却度と前
記第1,第2の目標開度とから最適な開度を求めるため
の経験則に基づく前記室内側電動膨張弁の開度の制御ル
ールによって、ファジイ論理演算を行うファジイ推論手
段と、前記ファジイ推論の推論結果を基に前記室内側電
動膨張弁の開度を決定する開度決定手段と、前記開度決
定手段が決定した開度に従って前記室内側電動膨張弁を
制御する開度制御手段とを有し、前記開度決定手段は前
記過冷却度検出手段が検出した過冷却度が所定値よりも
小さい場合には、前記ファジイ推論の推論結果から所定
開度を減じて、前記室内側電動膨張弁の開度を決定する
のである。
【0080】そのため、きめ細かな滑らかな開度制御が
可能となり、室内側電動膨張弁の各々を最適に制御する
ことができるので、各室内機への能力配分を均等化で
き、さらに急激な空調負荷の変化に対しても、迅速かつ
適切に室内側電動膨張弁の開度制御ができるので、一時
的な冷媒の過剰供給を防止し、不快な冷媒音を防止する
ことが可能になる効果を有する。
【0081】また、室温検出手段により検出した室温と
室温設定手段により予め設定した空調温度との偏差によ
って室内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第1
の目標開度演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側電
動膨張弁との間の配管に設置した過冷却度検出手段によ
り検出した過冷却度に基づいて前記室内側電動膨張弁の
第2の目標開度を演算する第2の目標開度演算手段と、
前記過冷却度検出手段により検出した過冷却度と前記第
1,第2の目標開度とから最適な開度を求めるための経
験則に基づく前記室内側電動膨張弁の開度の制御ルール
によって、ファジイ論理演算を行うファジイ推論手段
と、前記ファジイ推論の推論結果を基に前記室内側電動
膨張弁の開度を決定する開度決定手段と、前記開度決定
手段が決定した開度に従って前記室内側電動膨張弁を制
御する開度制御手段とを有し、前記開度決定手段は前記
過冷却度検出手段が検出した過冷却度が所定値よりも大
きく、かつ、前記室温検出手段により検出した室温が前
記室温設定手段により設定した空調温度より所定値以上
低い場合に、前記ファジイ推論の推論結果に所定開度を
加えて、前記室内側電動膨張弁の開度を決定するのであ
る。
【0082】そのため、きめ細かな滑らかな開度制御が
可能となり、室内側電動膨張弁の各々を最適に制御する
ことができるので、各室内機への能力配分を均等化でき
る。
【0083】さらに急激な空調負荷の変化で、必要冷媒
供給量が不足しても、迅速かつ適切に室内側電動膨張弁
の開度制御ができるので、短時間で必要冷媒の供給が可
能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多室型空気調和機の暖房制御装置の構
成を示す第1の実施例のブロック図
【図2】同実施例の過冷却度に対するファジイ変数のメ
ンバシップ関数を示す特性図
【図3】(a)同実施例のファジイ推論による開度演算
の手順を示すフローチャート (b)同実施例のファジイ変数の所属度を示した特性図
【図4】本発明の多室型空気調和機の暖房制御装置の構
成を示す第2の実施例のブロック図
【図5】同実施例の過冷却度に対するファジイ変数のメ
ンバシップ関数を示す特性図
【図6】(a)同実施例のファジイ推論による開度演算
の手順を示すフローチャート (b)同実施例のファジイ変数の所属度を示した特性図
【図7】従来の電動膨張弁を用いた空調機における暖房
制御装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
13 室外側熱交換器 14 室外側電動膨張弁 17a,17b,17c 室内側電動膨張弁 18a,18b,18c 過冷却度検出手段 19a,19b,19c 室温検出手段 20a,20b,20c 温度設定手段 21a,21b,21c 室内側熱交換器 22 第1の目標開度演算手段 23 第2の目標開度演算手段 26 ファジィ推論手段 27 開度決定手段 28 開度制御手段 27a,27b,27c 室内側電動膨張弁 28a,28b,28c 過冷却度検出手段 29a,29b,29c 室温検出手段 30a,30b,30c 温度設定手段 31a,31b,31c 室内側熱交換器 32 第1の目標開度演算手段 33 第2の目標開度演算手段 36 ファジィ推論手段 37 開度決定手段 38 開度制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森脇 俊二 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温検出手段により検出した室温と室温
    設定手段により予め設定した空調温度との偏差によって
    室内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第1の目
    標開度演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側電動膨
    張弁との間の配管に設置した過冷却度検出手段により検
    出した過冷却度に基づいて前記室内側電動膨張弁の第2
    の目標開度を演算する第2の目標開度演算手段と、前記
    過冷却度検出手段により検出した過冷却度と前記第1,
    第2の目標開度とから最適な開度を求めるための経験則
    に基づく前記室内側電動膨張弁の開度の制御ルールによ
    って、ファジイ論理演算を行うファジイ推論手段と、前
    記ファジイ推論の推論結果を基に前記室内側電動膨張弁
    の開度を決定する開度決定手段と、前記開度決定手段が
    決定した開度に従って前記室内側電動膨張弁を制御する
    開度制御手段とを有し、前記開度決定手段は前記過冷却
    度検出手段が検出した過冷却度が所定値よりも小さい場
    合には、前記ファジイ推論の推論結果から所定開度を減
    じて、前記室内側電動膨張弁の開度を決定することを特
    徴とする多室型空気調和機の暖房制御装置。
  2. 【請求項2】 室温検出手段により検出した室温と室温
    設定手段により予め設定した空調温度との偏差によって
    室内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第1の目
    標開度演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側電動膨
    張弁との間の配管に設置した過冷却度検出手段により検
    出した過冷却度に基づいて前記室内側電動膨張弁の第2
    の目標開度を演算する第2の目標開度演算手段と、前記
    過冷却度検出手段により検出した過冷却度と前記第1,
    第2の目標開度とから最適な開度を求めるための経験則
    に基づく前記室内側電動膨張弁の開度の制御ルールによ
    って、ファジイ論理演算を行うファジイ推論手段と、前
    記ファジイ推論の推論結果を基に前記室内側電動膨張弁
    の開度を決定する開度決定手段と、前記開度決定手段が
    決定した開度に従って前記室内側電動膨張弁を制御する
    開度制御手段とを有し、前記開度決定手段は前記過冷却
    度検出手段が検出した過冷却度が所定値よりも大きく、
    かつ、前記室温検出手段により検出した室温が前記室温
    設定手段により設定した空調温度より所定値以上低い場
    合に、前記ファジイ推論の推論結果に所定開度を加え
    て、前記室内側電動膨張弁の開度を決定することを特徴
    とする多室型空気調和機の暖房制御装置。
JP5094438A 1993-04-21 1993-04-21 多室型空気調和機の暖房制御装置 Pending JPH06307729A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113959051A (zh) * 2021-10-08 2022-01-21 青岛海尔空调电子有限公司 用于空调器的控制方法及空调器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113959051A (zh) * 2021-10-08 2022-01-21 青岛海尔空调电子有限公司 用于空调器的控制方法及空调器
CN113959051B (zh) * 2021-10-08 2023-08-15 青岛海尔空调电子有限公司 用于空调器的控制方法及空调器

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