JPH06307304A - 吸気通路構造 - Google Patents

吸気通路構造

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JPH06307304A
JPH06307304A JP10247093A JP10247093A JPH06307304A JP H06307304 A JPH06307304 A JP H06307304A JP 10247093 A JP10247093 A JP 10247093A JP 10247093 A JP10247093 A JP 10247093A JP H06307304 A JPH06307304 A JP H06307304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
flow velocity
cross
curved
sectional area
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10247093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ishii
善裕 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH06307304A publication Critical patent/JPH06307304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、吸気マニホールドポートのごとき
彎曲部を有する吸気通路構造に関し、基本的なレイアウ
トを変更することなく、ポート横断面での流速分布を均
一化し、吸気効率を向上できるようにすることを目的と
する。 【構成】 彎曲部1Aの曲げ外半部11Aの断面積が彎
曲部1Aの曲げ内半部12Aの断面積よりも小さく設定
されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸気マニホールドポー
トのごとき彎曲部を有する吸気通路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の吸気マニホールドポート
(インマニポート)を示す縦断面図であるが、この図8
において、101は吸気マニホールドポートであり、こ
の吸気マニホールドポート101の横断面形状は図8に
おいて一点鎖線で示される中心線CLに沿って徐々に変
化しているが、このポート横断面形状は概ね図9に示す
ような長円または円形状となっている。なお、図9中の
C1は任意の横断面において縦方向ポート内壁間距離L
2を2等分する点を通る水平方向の中心線であり、C2
は任意の横断面において水平方向の中心線C1に沿う横
方向ポート内壁間距離L1を2等分する点を通る竪方向
の中心線である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の吸気マニホールドポートでは、その彎曲部1
01Aにおいて、空気はポート横断面に均一に流れず、
図8に太線矢印で示すように、彎曲部101Aの内側を
主に流れ、図9〜図11に示すように彎曲部101Aの
内側の方が外側よりも流速が大きくなる。このため、ポ
ート横断面において流速分布に不均一を生じ(図10,
図11参照)、ゆえに吸気効率が低下してしまうという
課題がある。なお、図10,図11中のV1〜V9は流
速を示し、その大小関係は、V1<V2<V3<V4<
V5<V6<V7<V8<V9となっている。
【0004】ところで、吸気マニホールドポートの彎曲
部の曲率半径を大きくして、流速分布の不均一を改善す
ることも考えられるが、一般には、レイアウト上の制限
があるため、上記のような提案の実現は困難である。本
発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、基本
的なレイアウトを変更することなく、ポート横断面での
流速分布を均一化し、吸気効率を向上できるようにし
た、吸気通路構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の吸気
通路構造は、彎曲部を有する吸気通路構造において、該
彎曲部の曲げ外半部の断面積が該彎曲部の曲げ内半部の
断面積よりも小さく設定されていることを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】上述の本発明の吸気通路構造では、彎曲部の曲
げ外半部の断面積が彎曲部の曲げ内半部の断面積よりも
小さく設定されているため、全断面で空気の流れが均一
となる。
【0007】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例として
の吸気マニホールドポート構造について説明すると、図
1はその縦断面図、図2は図1のB−B′矢視断面図、
図3は図1のC−C′矢視断面図、図4はその縦断面流
速分布を示す図、図5はその横断面流速分布を示す図で
あり、図6,図7はそれぞれその変形例を図2に対応さ
せて示す横断面図であり、図1〜図7中、図8〜図11
と同じ符号は同様のものを示している。なお、図2,図
3において二点鎖線で示した形状は、従来の吸気マニホ
ールドポート横断面の内壁形状を表している。
【0008】さて、図1に示すような吸気マニホールド
ポート1について、その彎曲部1A,1Bの部分に着目
すると、この彎曲部1A,1Bの部分において、水平方
向の中心線C1(前述のごとく、この中心線C1は任意
の横断面において縦方向ポート内壁間距離Lを2等分す
る点を通る水平方向の線をいう)よりも曲げ外側の半分
を曲げ外半部11A,11Bといい、中心線C1よりも
曲げ内側の半分を曲げ内半部12A,12Bというとす
ると、図2,図3に示すように、彎曲部1A,1Bにお
ける曲げ外半部11A,11Bの断面積が彎曲部1A,
1Bの曲げ内半部12A,12Bの断面積よりも小さく
設定されている。
【0009】このような構成により、本吸気マニホール
ドポート1によれば、従来の吸気マニホールドポートで
は空気流速の大きかった彎曲内側部分(曲げ内半部12
A,12B)のポート断面積を大きく、逆に空気流速の
小さかった彎曲外側部分(曲げ外半部11A,11B)
のポート断面積を小さくしているので、ポート全横断面
で、流速分布が均一となる(図6,図7参照)。なお、
図6,図7中のV1〜V9は流速を示し、その大小関係
は、V1<V2<V3<V4<V5<V6<V7<V8
<V9となっている。また、図6,図7から、本実施例
では、従来例に比べ流速の遅いエリア(淀み部)が少な
くなり、これにより流れの滞りが少なくなっていること
も分かる。
【0010】このように吸気マニホールドポート1の横
断面形状を変化させることにより、吸気マニホールドポ
ート1の基本的なレイアウトを変化させることなく、ポ
ート全横断面での流速分布を均一化し、吸気効率の向上
を実現することができるのである。なお、吸気マニホー
ルドポート1の彎曲形状やルートによっては、吸気マニ
ホールドポート1の横断面形状は、図2,図3に示した
ような線対称形状でなくても良く、図4,図5に示すよ
うな非対称形であっても良い。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の吸気通路
構造によれば、彎曲部を有する吸気通路構造において、
彎曲部の曲げ外半部の断面積が彎曲部の曲げ内半部の断
面積よりも小さく設定されているため、全断面で空気の
流速分布を均一化することができ、従って吸気効率を向
上できるという利点があるほか、更に吸気通路の横断面
形状を変化させるだけで上記利点が得られるため、吸気
通路の基本的なレイアウトを変更する必要がないという
利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての吸気マニホールドポ
ートの縦断面図である。
【図2】図1のB−B′矢視断面図である。
【図3】図1のC−C′矢視断面図である。
【図4】本実施例にかかる吸気マニホールドポートの縦
断面流速分布を示す図である。
【図5】本実施例にかかる吸気マニホールドポートの横
断面流速分布を示す図である。
【図6】本発明にかかる吸気マニホールドポートの変形
例を図2,3に対応させて示す横断面図である。
【図7】本発明にかかる吸気マニホールドポートの他の
変形例を図2,3に対応させて示す横断面図である。
【図8】従来の吸気マニホールドの縦断面図である。
【図9】図8のA−A′矢視断面図である。
【図10】従来の吸気マニホールドポートの縦断面流速
分布を示す図である。
【図11】従来の吸気マニホールドポートの横断面流速
分布を示す図である。
【符号の説明】
1,101 吸気マニホールドポート 1A,1B,101A 彎曲部 11A,11B 曲げ外半部 12A,12B 曲げ内半部 C1,C2,CL 中心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 彎曲部を有する吸気通路構造において、
    該彎曲部の曲げ外半部の断面積が該彎曲部の曲げ内半部
    の断面積よりも小さく設定されていることを特徴とす
    る、吸気通路構造。
JP10247093A 1993-04-28 1993-04-28 吸気通路構造 Withdrawn JPH06307304A (ja)

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JP10247093A JPH06307304A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 吸気通路構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10247093A JPH06307304A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 吸気通路構造

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JPH06307304A true JPH06307304A (ja) 1994-11-01

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ID=14328342

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JP10247093A Withdrawn JPH06307304A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 吸気通路構造

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JP (1) JPH06307304A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015229940A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 株式会社マーレ フィルターシステムズ 吸気ダクト
JP2017129031A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 トヨタ自動車株式会社 インテークマニホールド及びそれを備えたエンジン

Cited By (3)

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RU2653038C1 (ru) * 2016-01-18 2018-05-04 Тойота Дзидося Кабусики Кайся Впускной коллектор и двигатель, включающий в себя впускной коллектор

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