JPH0630696U - 標 的 - Google Patents

標 的

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Publication number
JPH0630696U
JPH0630696U JP7078192U JP7078192U JPH0630696U JP H0630696 U JPH0630696 U JP H0630696U JP 7078192 U JP7078192 U JP 7078192U JP 7078192 U JP7078192 U JP 7078192U JP H0630696 U JPH0630696 U JP H0630696U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
target
pressure
sensitive adhesive
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7078192U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 鵜川
浩一 小泉
Original Assignee
東洋ケミテック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋ケミテック株式会社 filed Critical 東洋ケミテック株式会社
Priority to JP7078192U priority Critical patent/JPH0630696U/ja
Publication of JPH0630696U publication Critical patent/JPH0630696U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアガンまたはエアライフル等による射的ゲ
ームやダーツゲーム等に用いる標的に係り、的中位置の
確認が容易であると共に、標的を繰り返し使用すること
ができ、しかも弾丸等が飛散することのない標的を提供
することを目的とする。 【構成】 上記のような標的として、少なくとも表面に
粘着剤層1を有し、その背面に衝撃吸収材層2を備えた
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエアガンまたはエアライフル等による射的ゲームやダーツゲーム等に 用いる標的に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エアガンやエアライフル等による射的ゲームに用いる標的は、従来一 般に紙製のものと、硬質の合成樹脂や木製のものが多く用いられている。 紙製のものは、弾丸の貫通孔等の弾痕が生じて的中位置の確認が容易である反 面、その弾痕の修復ができないため繰り返し使用できない。 一方、硬質の合成樹脂や木製のものは、殆ど弾痕が生じないため繰り返し使用 できる反面、弾痕による的中位置の確認ができない。 しかも上記いずれの標的においても、弾丸が飛散して回収に手間取る等の不具 合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、的中位置の確認が容易であ ると共に、標的を繰り返し使用することができ、しかも弾丸が飛散することのな い標的を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案による標的は、以下の構成としたもので ある。即ち、少なくとも表面に粘着剤層を有し、その背面に衝撃吸収材層を備え たことを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記のように本考案による標的は、上記のように少なくとも表面に粘着剤層を 有し、その背面に衝撃吸収材層を備えたことにより、その標的表面の粘着剤層に 弾丸等が当たると、その粘着剤層が撓むことによって広い面で密着すると同時に 、その背面側の衝撃吸収材層が撓みながら衝撃を吸収して弾丸等を瞬時に失速さ せて粘着剤層表面に密着した状態に保持されるもので、弾丸等が飛散することが なく、しかも的中位置を容易に確認することが可能となる。また粘着剤層表面に 密着保持された弾丸等を粘着剤層から簡単に取って回収することができ、標的お よび弾丸等を繰り返し使用できる。
【0006】
【実施例】
以下、図に示す実施例に基づいて本考案による標的を具体的に説明する。 図1は本考案による標的の一実施例を示す斜視図、図2はその一部の拡大縦断 面図である。 本実施例は粘着剤層1の背面側に衝撃吸収材層2を一体的に設け、その衝撃吸 収材層2の背面を接着剤や粘着剤等の接合剤3を介して木製の台板等の基板4に 貼着した構成である。
【0007】 上記の粘着剤層1および衝撃吸収材層2の材質は適宜であるが、粘着剤層1と しては例えばポリウレタン等の合成樹脂もしくはウレタンアクリルゴム等の合成 ゴム系のゲル剤を用いることができる、また衝撃吸収材層2としては例えばアク リル樹脂等の耐衝撃性合成樹脂シートもしくはポリウレタン、EVA、PVC等 の合成樹脂発泡体シート等を用いることができる。 さらに上記接合剤3の材質も適宜であり、公知の各種の接着剤や粘着剤を用い ることができる。
【0008】 図中、5は採点模様であり、本実施例においては衝撃吸収材層2の表面に印刷 等で形成し、その前面の粘着剤層1を透明もしくは半透明のものを用いることに より上記の採点模様5が表面から透けて見えるようにしたものである。 ただし上記の採点模様5は、例えば図3に示すように薄いフィルム6等に印刷 等で形成し、そのフィルム6を衝撃吸収材層2の表面に接着剤や粘着剤等の接合 剤7で張り付け、そのフィルム6の表面に粘着剤層1を形成してもよい。或いは 粘着剤層1に着色等を施すことによって採点模様5を形成することもできる。
【0009】 また、図1および図2の実施例は粘着剤層1および衝撃吸収材層2を接合剤3 を介して基板4に固着したが、接合剤3を用いる代わりに、例えば図3に示すよ うに粘着剤層1や衝撃吸収材層2等の周縁に枠体8等を配置してねじ9等で固定 してもよく、或いは上記の接合剤3を併用してもよい。
【0010】 さらに上記衝撃吸収材層2の背面には必要に応じて裏打ちを施してもよく、図 4は図1の実施例と同様に表面に粘着剤層1を有する衝撃吸収材層2の背面に、 織布または不織布もしくはPVCシート等よりなる裏打ち材10を接着剤や粘着 剤等の接合剤11を介して貼着し、その裏打ち材8の背面を上記と同様の接合剤 12を介して基板4に貼着したものである。 上記のように衝撃吸収材層2の背面に裏打ちを施すと、粘着剤層1および衝撃 吸収材層2の保形性や平滑性を向上させることができると共に、特に上記のよう な織布または不織布等を用いた場合には衝撃吸収性を向上させることが可能とな る。
【0011】 なお上記各実施例は台板等の基板に貼着したが、必ずしも基板4等に貼着する 必要はなく、例えば壁等に直接貼着するようにしてもよい。 その場合、壁等に貼着する接合剤、すなわち例えば前記図2おける接合剤3や 図4における接合剤12として、いわゆる感圧性の接着剤や粘着剤を用いれば、 壁等に簡単に貼着できると共に、容易に剥離することができる。しかも所望の位 置に繰り返し張り変えることも可能となる。
【0012】 また上記のように基板4等を省略すると、標的を薄いパネル状に構成すること ができるので、保管・運搬等に便利である。この場合、必要に応じて上記の壁等 に貼着する接合剤の外面および粘着剤層1の表面に離型紙を貼っておき、使用す るときに剥がすようにすれば、上記の保管・運搬等の際に他の部材に張り付いた り、ほこり等が付着するのを防止することができる。なお上記の保管・運搬等の 際もしくは使用中に粘着剤層1の表面に多量のほこり等が付着した場合、粘着剤 層1として前記のようなポリウレタン樹脂等を用いると、水洗いによって除去す ることができる。
【0013】 〔実験例〕 衝撃吸収材層2として、厚さ約5mmのシート状のアクリル樹脂フォームを用 い、その表面にポリウレタン樹脂よりなる粘着剤層1を積層し、上記衝撃吸収材 層2の背面をアクリル系またはゴム系接着剤により木製の台板よりなる基板4に 張り付けて前記図1および図2に示すような標的を作製した。 その標的にめがけて、約10mの距離からエアガンにより図2の鎖線示のよう な略短円柱状の合成樹脂製の弾丸Sを数十発、発射したところ、殆ど落下するこ となく粘着剤層1の表面に付着させることができた。また粘着剤層1の表面に付 着した弾丸を容易に粘着剤層1から取ることができた。さらに球状の弾丸を用い た場合も、上記とほぼ同様の結果が得られた。
【0014】 また、本考案による標的は、上記のようなエアガン等による射的ゲームに限ら ず、ダーツゲームその他にも使用可能であり、上記図2の鎖線示のような弾丸S と略同形状の頭部を有し、その後部に棒状の軸を介して矢羽根を取付けた投げ矢 を、上記の標的めがけて約3mの距離から数十回投げ付けたところ、上記と同様 に殆ど落下することなく粘着剤層1の表面に付着させることができた。 さらに試しに約3mの距離から上記の標的めがけてゴルフボールを投げ付けた ところ、殆ど跳ね返ることなく粘着剤層1の表面に付着させることができた。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による標的は、表面に粘着剤層1を有し、その背面 に衝撃吸収材層2を備えた構成であるから、その標的表面の粘着剤層1に弾丸等 が当たると、その粘着剤層1が撓むことによって広い面で密着すると同時に、そ の背面側の衝撃吸収材層2が撓みながら衝撃を吸収して弾丸等を瞬時に失速させ て粘着剤層表面に密着した状態に保持させることができるもので、弾丸等が飛散 することがなく、しかも的中位置を容易に確認することができる。 また粘着剤層表面に付着した弾丸や投げ矢等は、粘着剤層1から簡単に取って 回収することができると共に、その弾丸や投げ矢および標的は繰り返し使用でき るので経済的である。 さらに本考案による標的は、構成が極めて簡単であるから、容易・安価に量産 できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による標的の一実施例を示す斜視図。
【図2】上記実施例による標的の一部の縦断側面図。
【図3】変更例の同上図
【図4】他の変更例の同上図
【符号の説明】
1 粘着剤層 2 衝撃吸収材層 3、7、11、12 接合剤 4 基板 5 採点模様 S 弾丸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面に粘着剤層を有し、その
    背面に衝撃吸収材層を備えたことを特徴とする標的。
JP7078192U 1992-09-16 1992-09-16 標 的 Pending JPH0630696U (ja)

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JP7078192U JPH0630696U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 標 的

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JP7078192U JPH0630696U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 標 的

Publications (1)

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JPH0630696U true JPH0630696U (ja) 1994-04-22

Family

ID=13441413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7078192U Pending JPH0630696U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 標 的

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JP (1) JPH0630696U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980825