JPH0630681Y2 - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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Publication number
JPH0630681Y2
JPH0630681Y2 JP69289U JP69289U JPH0630681Y2 JP H0630681 Y2 JPH0630681 Y2 JP H0630681Y2 JP 69289 U JP69289 U JP 69289U JP 69289 U JP69289 U JP 69289U JP H0630681 Y2 JPH0630681 Y2 JP H0630681Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
groove
support hole
gripping device
support shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP69289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0293235U (ja
Inventor
吉弘 斉藤
紀明 奈田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子タイプライター等の機器の持ち運びの為
に使用される把持装置に関するものである。
従来の技術 近年、電子タイプライター等の機器、特にオフィスオー
トメーション機器は個人所有されるものが増え、簡単に
持ち運びできる必要性が高まっている。このため小型の
電子タイプライター等では把手を備えたものが多く現れ
てきている。
以下、従来の把持装置について説明する。
第3図は従来の把持装置を採用した電子タイプライター
の斜視図である。図において1は電子タイプライター本
体であり、このタイプライター本体1の底部には略コ字
型の把手収納溝1aが形成されており、把手収納溝1a
の端部には支持穴1b及びスライド溝1cが設けられて
いる。このスライド溝1cは把手をスライド可能に支持
するものである。2は支持穴1bに挿入される支軸2a
を有し、可撓性のある材料で構成されている略コ字型の
把手である。
以上のように構成された従来の把持装置について、以下
その組立てを第4図を用いて説明する。
まず把手2をタイプライター本体1の底面に直角に保持
し、把手2を矢印Aで示す方向にたわませ破線で示す状
態になし、この状態でスライド溝1cに位置させる。そ
して把手2のたわませた状態を解除することにより、支
軸2aが支持穴1bに挿入され、把手2の取り付けが完
了する。
考案が解決しようとする課題 上記従来の構成では、把手2を取り付けた後はタイプラ
イター本体1の持ち運び時には把手2はタイプライター
本体1の重量を支える必要が有り、タイプライター本体
1の重量程度では大きくたわんで把手2がタイプライタ
ー本体1から外れることのないように、この把手にはあ
る程度の強度が必要である。しかしながら同時に上記従
来の構造では把手2はたわませた状態でタイプライター
本体1に取り付ける構造であるため、あまり強度が高い
と取り付けが困難になるという相反する課題を有してい
た。
課題を解決するための手段 本考案は機器の一面に形成した溝の両端の外側の内壁に
支持穴を形成し、支持穴に対峙する内壁にスライド溝を
形成し、スライド溝に支軸の抜けを防止するストッパー
を形成したものである。
作用 上記構成により、支持穴に支軸を挿入したのちの把手の
たわみが阻止される。
実施例 第1図は本考案の一実施例における把持装置の要部斜視
図であり、2は従来例と同様の構成をもつ把手、10は
電子タイプライター本体であり、電子タイプライター本
体10の底部には略コ字型の把手収納溝10aが形成さ
れており、把手収納溝10aの端部には支持穴10b及
びスライド溝10cが設けられている。またスライド溝
10cの底部にはストッパ10dが形成されている。こ
のストッパ10dは前記スライド溝10cの深さ方向へ
変位自在となるよう片持ち構造となっている。即ち、ス
トッパ10dの一端部が自由端、他端部が固定端となっ
ている。また第2図に詳細を示すように、把手収納溝1
0a,支持穴10b,スライド溝10c及びストッパ1
0dは樹脂で一体に成型されている。
以上のように構成された本実施例の把持装置について、
以下その組立てを図面を用いて説明する。
まず把手2を電子タイプライター本体10の底面に直角
に保持し、把手2を矢印Bで示す方向にたわませ破線で
示した状態になし、この状態でスライド溝10cに位置
させる。そしてストッパ10dの自由端を溝の深さ方向
へたわませつつ把手2のたわませた状態を解除すること
により、支軸2aが支持穴10bに挿入され、把手2の
取り付けが完了する。この取り付けが完了した状態では
ストッパ10dはその復元力により元の位置へ戻ってお
り、ストッパ10dの自由端は把手の支軸2aの後端部
と対峙した状態となっている。
なお、把手2を電子タイプライター本体10に取り付け
た後は、電子タイプライター本体10の持ち運び時に把
手2に重量がかかり、第2図の矢印Cで示す方向にたわ
もうとしても、ストッパ10dにより支軸2aが支持穴
10bから抜けることが阻止されることになる。このた
め本実施例によれば、把手2の強度を落とすことがで
き、容易にたわめることが可能となり、組立て易い把手
を得ることができる。
考案の効果 本考案は、機器の一面に形成した溝の両端の外側の内壁
に支持穴を形成し、支持穴に対峙する内壁にスライド溝
を形成し、スライド溝に支軸の抜けを防止するストッパ
を形成したものであり、ストッパにより把手のたわみが
阻止され、把手の強度を落とすことができ、容易にたわ
めることが可能となり、組立て易い把持装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における把持装置の斜視図、
第2図は同要部断面図、第3図は従来の把持装置を用い
た電子タイプライターの斜視図、第4図は同要部斜視図
である。 2……把握、2a……支軸、 10……電子タイプライター本体、 10a……把手収納溝、10b……支持穴、 10c……スライド溝、10d……ストッパ、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略コ字型をなす把手の両端に支軸を設け、
    機器の一面に前記把手の形状に応じた略コ字型の連続し
    た溝を設け、この溝の両端の内壁に前記把手の支軸が挿
    入可能な支持穴を設け、前記略コ字型の溝の前記支持穴
    と対向する内壁部分に前記把手の支軸の後端部分が入る
    大きさを有する第2の溝を形成し、この第2の溝にこの
    溝の深さ方向へ変位自在な片持ち構造の可動片を設け、
    この可動片の自由端を前記把手の支軸の後端部と対向さ
    せてなる把持装置。
JP69289U 1989-01-06 1989-01-06 把持装置 Expired - Lifetime JPH0630681Y2 (ja)

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JP69289U JPH0630681Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 把持装置

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JP69289U JPH0630681Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 把持装置

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Publication Number Publication Date
JPH0293235U JPH0293235U (ja) 1990-07-24
JPH0630681Y2 true JPH0630681Y2 (ja) 1994-08-17

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ID=31199946

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