JPH0630630A - 全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造 - Google Patents
全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造Info
- Publication number
- JPH0630630A JPH0630630A JP18645992A JP18645992A JPH0630630A JP H0630630 A JPH0630630 A JP H0630630A JP 18645992 A JP18645992 A JP 18645992A JP 18645992 A JP18645992 A JP 18645992A JP H0630630 A JPH0630630 A JP H0630630A
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- Japan
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- auger
- scrapers
- culms
- spiral blade
- scraper
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- Pending
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- Harvester Elements (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オーガとスクレーパとの間への詰まり穀稈の
除去作業を煩わしい操作なく容易に行えるコンバインを
提供する。 【構成】 大径ドラム15の外周面に螺旋羽根16を形
成したオーガ9により、刈取られた穀稈を刈幅方向に沿
って寄せ集め移送し、フィードコンベア10により脱穀
装置に搬送するよう構成し、前記螺旋羽根16の外端部
に近接する状態で移送方向に沿って穀稈の滞留を阻止す
るための複数のスクレーパ18a,18bを配設し、前
記各スクレーパ18a,18bを前記螺旋羽根16の外
端部に近接する作用状態と、前記外端部から離間する非
作用状態とに姿勢切り換え自在な切換機構Kを備えてあ
る。
除去作業を煩わしい操作なく容易に行えるコンバインを
提供する。 【構成】 大径ドラム15の外周面に螺旋羽根16を形
成したオーガ9により、刈取られた穀稈を刈幅方向に沿
って寄せ集め移送し、フィードコンベア10により脱穀
装置に搬送するよう構成し、前記螺旋羽根16の外端部
に近接する状態で移送方向に沿って穀稈の滞留を阻止す
るための複数のスクレーパ18a,18bを配設し、前
記各スクレーパ18a,18bを前記螺旋羽根16の外
端部に近接する作用状態と、前記外端部から離間する非
作用状態とに姿勢切り換え自在な切換機構Kを備えてあ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大径ドラムの外周面に
螺旋羽根を形成したオーガにより、刈取られた穀稈を刈
幅方向に沿って寄せ集め移送し、フィードコンベアによ
り脱穀装置に搬送するよう構成し、前記螺旋羽根の外端
部に近接する状態で移送方向に沿って穀稈の滞留を阻止
するための複数のスクレーパを配設してある全稈投入型
コンバインの刈取前処理部構造に関する。
螺旋羽根を形成したオーガにより、刈取られた穀稈を刈
幅方向に沿って寄せ集め移送し、フィードコンベアによ
り脱穀装置に搬送するよう構成し、前記螺旋羽根の外端
部に近接する状態で移送方向に沿って穀稈の滞留を阻止
するための複数のスクレーパを配設してある全稈投入型
コンバインの刈取前処理部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記全稈投入型コンバインの刈取前処理
部構造において、従来では、オーガの機体後方下方箇所
の刈取前処理ケースの内面に位置固定状態でスクレーパ
を設ける構成のものがあった〔例えば実開平1−121
330号公報参照〕。
部構造において、従来では、オーガの機体後方下方箇所
の刈取前処理ケースの内面に位置固定状態でスクレーパ
を設ける構成のものがあった〔例えば実開平1−121
330号公報参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記スクレーパは、刈
取穀稈が刈取前処理ケースとオーガの螺旋羽根の外端部
との隙間に滞留して詰まりが発生するのを防止して、常
に穀稈が螺旋羽根に引っ掛かり係止されて横送り機能を
受ける状態となるようにしたものである。ところが、上
記従来構造においては、刈取穀稈が順調に横送り搬送さ
れているときはスクレーパとしての機能を充分発揮させ
ることができるが、例えば、フィードコンベアへの受渡
し箇所において刈取穀稈が滞留しかかったような場合に
は、次々横送り搬送されてくる穀稈が堆積して、オーガ
の螺旋羽根とスクレーパとの狭い隙間に食い込み、詰ま
りが発生するおそれもあり、このような穀稈の食い込み
による詰まりが発生したような場合には、無理な駆動を
続行すると機械が損傷するおそれもあり、このような詰
まり穀稈を除去する作業が必要であるが、上記したよう
にスクレーパが位置固定状態で形成されるので、強い駆
動力で食い込みが生じたようなときは、詰まりの解除操
作に大きな力を必要とし、スクレーパは内奥側に入り込
んだ位置に配備されるから詰まり除去作業が極めて行い
難いものになる欠点があった。本発明は上記不具合点を
解消することを目的としている。
取穀稈が刈取前処理ケースとオーガの螺旋羽根の外端部
との隙間に滞留して詰まりが発生するのを防止して、常
に穀稈が螺旋羽根に引っ掛かり係止されて横送り機能を
受ける状態となるようにしたものである。ところが、上
記従来構造においては、刈取穀稈が順調に横送り搬送さ
れているときはスクレーパとしての機能を充分発揮させ
ることができるが、例えば、フィードコンベアへの受渡
し箇所において刈取穀稈が滞留しかかったような場合に
は、次々横送り搬送されてくる穀稈が堆積して、オーガ
の螺旋羽根とスクレーパとの狭い隙間に食い込み、詰ま
りが発生するおそれもあり、このような穀稈の食い込み
による詰まりが発生したような場合には、無理な駆動を
続行すると機械が損傷するおそれもあり、このような詰
まり穀稈を除去する作業が必要であるが、上記したよう
にスクレーパが位置固定状態で形成されるので、強い駆
動力で食い込みが生じたようなときは、詰まりの解除操
作に大きな力を必要とし、スクレーパは内奥側に入り込
んだ位置に配備されるから詰まり除去作業が極めて行い
難いものになる欠点があった。本発明は上記不具合点を
解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造
において、前記各スクレーパを前記螺旋羽根の外端部に
近接する作用状態と、前記外端部から離間する非作用状
態とに姿勢切り換え自在な切換機構を備えてある点にあ
る。
頭に記載した全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造
において、前記各スクレーパを前記螺旋羽根の外端部に
近接する作用状態と、前記外端部から離間する非作用状
態とに姿勢切り換え自在な切換機構を備えてある点にあ
る。
【0005】
【作用】刈取作業時にはスクレーパを作用状態に切り換
え設定しておくことで、機体前方側から入り込んでくる
刈取穀稈が、機体内奥側においてオーガの螺旋羽根の外
端部と刈取前処理ケースとの隙間に滞留したり、螺旋羽
根に巻き付いて連れ回りしようとする場合に、これらの
穀稈に対して複数のスクレーパが作用してこれらの穀稈
を螺旋羽根の径方向内方側の案内作用面のある箇所に入
り込み案内させ、これらの穀稈に対して螺旋羽根が有効
に係止作用して横送り作用を発揮できることとなる。そ
して、刈取作業の途中において、穀稈詰まりが生じ、オ
ーガの駆動が円滑に行えないような場合には、切換機構
により複数のスクレーパを同時に非作用姿勢に切り換え
ることで、螺旋羽根の外端部とスクレーパとの間に所定
のスペースが確保され、オーガとスクレーパとの間に食
い込んでいる穀稈が食い込み解除され、オーガを駆動す
ることで円滑に移送させることが可能となる。又、上記
した穀稈詰まりが解除された後は、スクレーパを再度、
作用姿勢に切り換えておくことで、円滑な搬送作業を続
行できることとなる。
え設定しておくことで、機体前方側から入り込んでくる
刈取穀稈が、機体内奥側においてオーガの螺旋羽根の外
端部と刈取前処理ケースとの隙間に滞留したり、螺旋羽
根に巻き付いて連れ回りしようとする場合に、これらの
穀稈に対して複数のスクレーパが作用してこれらの穀稈
を螺旋羽根の径方向内方側の案内作用面のある箇所に入
り込み案内させ、これらの穀稈に対して螺旋羽根が有効
に係止作用して横送り作用を発揮できることとなる。そ
して、刈取作業の途中において、穀稈詰まりが生じ、オ
ーガの駆動が円滑に行えないような場合には、切換機構
により複数のスクレーパを同時に非作用姿勢に切り換え
ることで、螺旋羽根の外端部とスクレーパとの間に所定
のスペースが確保され、オーガとスクレーパとの間に食
い込んでいる穀稈が食い込み解除され、オーガを駆動す
ることで円滑に移送させることが可能となる。又、上記
した穀稈詰まりが解除された後は、スクレーパを再度、
作用姿勢に切り換えておくことで、円滑な搬送作業を続
行できることとなる。
【0006】
【発明の効果】従って、通常の刈取作業時においては刈
取穀稈の滞留又は巻付き等を有効に防止して穀稈詰まり
を阻止することができ、穀稈詰まりが発生した場合に
は、一回の切り換え操作で複数のスクレーパを非作用姿
勢に切り換えることができ、夫々のスクレーパを各別に
姿勢切り換えする操作が不要で、しかも、内奥の入り込
んだ位置で詰まり穀稈を除去するといった煩わしい作業
が無く、詰まり穀稈の除去を容易に行えるものを提供で
きるに到った。
取穀稈の滞留又は巻付き等を有効に防止して穀稈詰まり
を阻止することができ、穀稈詰まりが発生した場合に
は、一回の切り換え操作で複数のスクレーパを非作用姿
勢に切り換えることができ、夫々のスクレーパを各別に
姿勢切り換えする操作が不要で、しかも、内奥の入り込
んだ位置で詰まり穀稈を除去するといった煩わしい作業
が無く、詰まり穀稈の除去を容易に行えるものを提供で
きるに到った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図4
に全稈投入型コンバインを示している。このコンバイン
は、クローラ走行装置1を備えた機体フレーム2上に脱
穀装置3を搭載するとともに、機体前部に刈取前処理部
4を油圧シリンダ5により横軸芯X1周りで駆動昇降自
在に連結して構成してある。前記刈取前処理部4は、回
転しながら植立穀稈の穂先側を後方側に掻き込み案内す
る掻込みリール6〔回転リールの一例〕、機体走行に伴
って植立穀稈の根元部を切断する刈取装置7、刈取穀稈
を後方に載置搬送するベルトコンベア8、刈取穀稈を刈
幅方向中央側に寄せ集めるオーガ9、中央に集められた
穀稈の全量を脱穀装置3に向けて掻き上げ搬送する幅狭
のフィードコンベア10等を備えて構成してある。前記
刈取前処理装置4に対しては、機体側の原動部から昇降
回動軸芯X1に位置する駆動軸11を介して供給される
動力によりフィードコンベア10を駆動するとともに、
伝動ベルト12を介して刈取前処理装置側入力軸13に
動力が供給され、この入力軸13から駆動チェーン14
を介してオーガ9並びにベルトコンベア8に動力が供給
されるよう伝動系を構成してある。前記オーガ9は、図
2に示すように、大径のドラム15の外周面に刈取穀稈
を刈幅方向中央側に寄せ集め案内する螺旋羽根16を形
成して構成してあり、中央側の寄せ集め箇所において回
転駆動に伴ってドラム外方側において径方向に出入りす
る複数の掻込みフィンガー17により、寄せ集められた
穀稈をフィードコンベア10の始端部に向けて掻込み搬
送するよう構成してある。そして、螺旋羽根16の形成
される領域において機体内奥側の上下2箇所に、螺旋羽
根16の外端部に近接する状態で移送方向に沿って穀稈
の滞留を阻止するためのスクレーパ18a,18bを配
設してある。又、螺旋羽根16の中央寄せ集め箇所の近
傍における一部を、他の部分よりも背低に形成して、穀
稈量の最も多い領域において穀稈の詰まりが発生するの
を抑制するとともに、スクレーパ18a,18bの当該
背低の箇所に対応する領域を背高に形成して螺旋羽根1
6に対する穀稈の巻き付きを阻止するようにしてある。
そして、前記各スクレーパ18a,18bを前記螺旋羽
根16の外端部に近接する作用状態と、前記外端部から
離間する非作用状態とに姿勢切り換え自在な切換機構K
を備えてある。詳述すると、図1に示すように、フィー
ドコンベア10への受け渡し領域の左右両側に分割され
る夫々のスクレーパ18a,18bを刈幅方向全長に亘
り架設延設した支軸19a,19bに一体回動自在に連
結するとともに、各支軸19a,19bの刈取前処理ケ
ース外方側に作動アーム20a,20bを固定し、横側
外方に横軸芯周りで上下揺動操作自在な操作レバー21
を設け、この操作レバー21と中間揺動アーム22とを
ロッド23で連動連結し、かつ、中間揺動アーム22の
他端と各作動アーム20a,20bとを夫々ロッド2
4,25で連動連結してある。そして、操作レバー21
を係止具26により通常作業位置Sと詰まり解除位置T
とに位置保持自在に切り換え操作できるよう構成してあ
る。操作レバー21を通常作業位置に設定しておくと、
各スクレーパ18a,18bが螺旋羽根16の外端部に
近接する作用位置に設定され、操作レバー21を詰まり
解除位置に設定しておくと、各スクレーパ18a,18
bが共に螺旋羽根16の外端部から離間して所定の隙間
を形成する非作用位置に切り換えられるよう構成してあ
る。つまり、刈取作業に伴ってオーガ9の搬送途中で刈
取穀稈が螺旋羽根16とスクレーパ18a,18bとの
間に食い込んで詰まりが発生したような場合には、各ス
クレーパ18a,18bを非作用位置に切り換えて、オ
ーガ9を穀稈搬送作業方向と反対方向に回動させること
で詰まりを解除させることができる。即ち、図3に示す
ように、オーガ駆動用の駆動チェーン14が係合するス
プロケット27に、一方向回転クラッチ28を介して連
係され反対方向にのみ回動駆動させる電動モータMを配
備してあり、操縦部に配備したスイッチ(図示せず)の
操作でモータMを駆動できるよう構成し、オーガ9を反
対方向に回動させて詰まりを解除させることができる。
に全稈投入型コンバインを示している。このコンバイン
は、クローラ走行装置1を備えた機体フレーム2上に脱
穀装置3を搭載するとともに、機体前部に刈取前処理部
4を油圧シリンダ5により横軸芯X1周りで駆動昇降自
在に連結して構成してある。前記刈取前処理部4は、回
転しながら植立穀稈の穂先側を後方側に掻き込み案内す
る掻込みリール6〔回転リールの一例〕、機体走行に伴
って植立穀稈の根元部を切断する刈取装置7、刈取穀稈
を後方に載置搬送するベルトコンベア8、刈取穀稈を刈
幅方向中央側に寄せ集めるオーガ9、中央に集められた
穀稈の全量を脱穀装置3に向けて掻き上げ搬送する幅狭
のフィードコンベア10等を備えて構成してある。前記
刈取前処理装置4に対しては、機体側の原動部から昇降
回動軸芯X1に位置する駆動軸11を介して供給される
動力によりフィードコンベア10を駆動するとともに、
伝動ベルト12を介して刈取前処理装置側入力軸13に
動力が供給され、この入力軸13から駆動チェーン14
を介してオーガ9並びにベルトコンベア8に動力が供給
されるよう伝動系を構成してある。前記オーガ9は、図
2に示すように、大径のドラム15の外周面に刈取穀稈
を刈幅方向中央側に寄せ集め案内する螺旋羽根16を形
成して構成してあり、中央側の寄せ集め箇所において回
転駆動に伴ってドラム外方側において径方向に出入りす
る複数の掻込みフィンガー17により、寄せ集められた
穀稈をフィードコンベア10の始端部に向けて掻込み搬
送するよう構成してある。そして、螺旋羽根16の形成
される領域において機体内奥側の上下2箇所に、螺旋羽
根16の外端部に近接する状態で移送方向に沿って穀稈
の滞留を阻止するためのスクレーパ18a,18bを配
設してある。又、螺旋羽根16の中央寄せ集め箇所の近
傍における一部を、他の部分よりも背低に形成して、穀
稈量の最も多い領域において穀稈の詰まりが発生するの
を抑制するとともに、スクレーパ18a,18bの当該
背低の箇所に対応する領域を背高に形成して螺旋羽根1
6に対する穀稈の巻き付きを阻止するようにしてある。
そして、前記各スクレーパ18a,18bを前記螺旋羽
根16の外端部に近接する作用状態と、前記外端部から
離間する非作用状態とに姿勢切り換え自在な切換機構K
を備えてある。詳述すると、図1に示すように、フィー
ドコンベア10への受け渡し領域の左右両側に分割され
る夫々のスクレーパ18a,18bを刈幅方向全長に亘
り架設延設した支軸19a,19bに一体回動自在に連
結するとともに、各支軸19a,19bの刈取前処理ケ
ース外方側に作動アーム20a,20bを固定し、横側
外方に横軸芯周りで上下揺動操作自在な操作レバー21
を設け、この操作レバー21と中間揺動アーム22とを
ロッド23で連動連結し、かつ、中間揺動アーム22の
他端と各作動アーム20a,20bとを夫々ロッド2
4,25で連動連結してある。そして、操作レバー21
を係止具26により通常作業位置Sと詰まり解除位置T
とに位置保持自在に切り換え操作できるよう構成してあ
る。操作レバー21を通常作業位置に設定しておくと、
各スクレーパ18a,18bが螺旋羽根16の外端部に
近接する作用位置に設定され、操作レバー21を詰まり
解除位置に設定しておくと、各スクレーパ18a,18
bが共に螺旋羽根16の外端部から離間して所定の隙間
を形成する非作用位置に切り換えられるよう構成してあ
る。つまり、刈取作業に伴ってオーガ9の搬送途中で刈
取穀稈が螺旋羽根16とスクレーパ18a,18bとの
間に食い込んで詰まりが発生したような場合には、各ス
クレーパ18a,18bを非作用位置に切り換えて、オ
ーガ9を穀稈搬送作業方向と反対方向に回動させること
で詰まりを解除させることができる。即ち、図3に示す
ように、オーガ駆動用の駆動チェーン14が係合するス
プロケット27に、一方向回転クラッチ28を介して連
係され反対方向にのみ回動駆動させる電動モータMを配
備してあり、操縦部に配備したスイッチ(図示せず)の
操作でモータMを駆動できるよう構成し、オーガ9を反
対方向に回動させて詰まりを解除させることができる。
【0008】前記切換機構Kは、手動レバー操作式に代
えて、アクチュエータにより自動で切り換え操作する構
成にしてもよい。
えて、アクチュエータにより自動で切り換え操作する構
成にしてもよい。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】切換機構の側面図
【図2】スクレーパ配設部の平面図
【図3】オーガ駆動系を示す側面図
【図4】コンバインの全体側面図
3 脱穀装置 9 オーガ 10 フィードコンベア 15 大径ドラム 16 螺旋羽根 18a,18b スクレーパ K 切換機構
Claims (1)
- 【請求項1】 大径ドラム(15)の外周面に螺旋羽根
(16)を形成したオーガ(9)により、刈取られた穀
稈を刈幅方向に沿って寄せ集め移送し、フィードコンベ
ア(10)により脱穀装置(3)に搬送するよう構成
し、前記螺旋羽根(16)の外端部に近接する状態で移
送方向に沿って穀稈の滞留を阻止するための複数のスク
レーパ(18a),(18b)を配設してある全稈投入
型コンバインの刈取前処理部構造であって、前記各スク
レーパ(18a),(18b)を前記螺旋羽根(16)
の外端部に近接する作用状態と、前記外端部から離間す
る非作用状態とに姿勢切り換え自在な切換機構(K)を
備えてある全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18645992A JPH0630630A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18645992A JPH0630630A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630630A true JPH0630630A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16188836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18645992A Pending JPH0630630A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | 全稈投入型コンバインの刈取前処理部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630630A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171917A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP18645992A patent/JPH0630630A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171917A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
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