JPH06305136A - インクジェットプリンターの印字ヘッド - Google Patents
インクジェットプリンターの印字ヘッドInfo
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- JPH06305136A JPH06305136A JP11937293A JP11937293A JPH06305136A JP H06305136 A JPH06305136 A JP H06305136A JP 11937293 A JP11937293 A JP 11937293A JP 11937293 A JP11937293 A JP 11937293A JP H06305136 A JPH06305136 A JP H06305136A
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- pressure chamber
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電素子材料からなる隔壁の変形の応答を速
くして、圧力の応答性を速くして信頼性が高く、印字精
度の良好なインクジェットプリンターの印字ヘッドを提
供する。 【構成】 溝に形成する電極の誘電損失を10kHzの
正弦波で測定したときの損失値が0.1以下であること
を特徴とする。 【効果】 圧力室に充填されたインクの駆動時の圧力の
応答性を高めることができる。
くして、圧力の応答性を速くして信頼性が高く、印字精
度の良好なインクジェットプリンターの印字ヘッドを提
供する。 【構成】 溝に形成する電極の誘電損失を10kHzの
正弦波で測定したときの損失値が0.1以下であること
を特徴とする。 【効果】 圧力室に充填されたインクの駆動時の圧力の
応答性を高めることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
ーに関し、さらに詳しくは圧電式のインクジェットプリ
ンターの印字ヘッドに関する。
ーに関し、さらに詳しくは圧電式のインクジェットプリ
ンターの印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における圧電式のインクジェッ
トプリンターの印字ヘッドとしては、圧電素子のバイモ
ルフによるたわみを利用してインクを充填した圧力室の
壁を変形させ、圧力室内の圧力上昇によりインクを突出
させるカイザー方式と言われるものが、たとえば特公昭
57−20904号公報に記載されている。
トプリンターの印字ヘッドとしては、圧電素子のバイモ
ルフによるたわみを利用してインクを充填した圧力室の
壁を変形させ、圧力室内の圧力上昇によりインクを突出
させるカイザー方式と言われるものが、たとえば特公昭
57−20904号公報に記載されている。
【0003】またさらに圧電素子のせん断モードによる
変形を利用して、インクを充填したチャンネル状の圧力
室の隔壁を変形させ、この隔壁の変形を利用して圧力室
の圧力上昇によって、インクを突出させるせん断モード
方式が、たとえば特開昭63−247051号公報に記
載されている。
変形を利用して、インクを充填したチャンネル状の圧力
室の隔壁を変形させ、この隔壁の変形を利用して圧力室
の圧力上昇によって、インクを突出させるせん断モード
方式が、たとえば特開昭63−247051号公報に記
載されている。
【0004】さらに圧電素子の厚さ方向の寸法変化によ
る変形を利用してインクを充填した圧力室の容積を変化
させ、この容積変化による圧力室の圧力上昇によりイン
クを突出させる、厚さ縦変形モード方式が、たとえば特
開平4−176654号公報に記載されている。
る変形を利用してインクを充填した圧力室の容積を変化
させ、この容積変化による圧力室の圧力上昇によりイン
クを突出させる、厚さ縦変形モード方式が、たとえば特
開平4−176654号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のカイザイー方式
やせん断モード方式や厚さ縦変形モード方式のどの方式
においても、吐出特性のばらつきの低減は、インクジェ
ットプリンターの信頼性の向上や、印字パターンの分解
能の向上のために要求されるところである。
やせん断モード方式や厚さ縦変形モード方式のどの方式
においても、吐出特性のばらつきの低減は、インクジェ
ットプリンターの信頼性の向上や、印字パターンの分解
能の向上のために要求されるところである。
【0006】一方、高精度化が進むために、インクジェ
ットプリンターの構造自体が精細になり、圧電素子の駆
動のための電極形成方法として、真空蒸着法や、スパッ
タリング法などが用いられるようになっている。
ットプリンターの構造自体が精細になり、圧電素子の駆
動のための電極形成方法として、真空蒸着法や、スパッ
タリング法などが用いられるようになっている。
【0007】しかしながら、真空蒸着法により形成した
印字ヘッドの溝内部の電極薄膜は、一般に抵抗値が大き
い。したがって、抵抗値が大きい電極と静電容量の大き
い圧電体とは、図4に示すような分布定数回路を構成し
てしまう。
印字ヘッドの溝内部の電極薄膜は、一般に抵抗値が大き
い。したがって、抵抗値が大きい電極と静電容量の大き
い圧電体とは、図4に示すような分布定数回路を構成し
てしまう。
【0008】このため、印加電圧に対する圧電素子の隔
壁の応答は、時定数RCで評価される時間遅れが生じる
ことになる。
壁の応答は、時定数RCで評価される時間遅れが生じる
ことになる。
【0009】その結果、最も噴射孔に近い付近の隔壁が
ゆっくりと変位することになり、発生圧力の立ち上がり
が遅く、インク吐出力が低下することが問題となってい
る。
ゆっくりと変位することになり、発生圧力の立ち上がり
が遅く、インク吐出力が低下することが問題となってい
る。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解決して、圧
電素子からなる隔壁の変形の応答性を速くして、信頼性
が高く、印字精度の良好なインクジェットプリンターの
印字ヘッドを提供することである。
電素子からなる隔壁の変形の応答性を速くして、信頼性
が高く、印字精度の良好なインクジェットプリンターの
印字ヘッドを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェットプリンターの印字ヘッド
は、下記記載の手段を採用する。
に、本発明のインクジェットプリンターの印字ヘッド
は、下記記載の手段を採用する。
【0012】本発明のインクジェットプリンターの印字
ヘッドは、圧電素子材料からなる基板と、基板に形成す
る溝の内面に電極を設け、溝間の隔壁を変形させて圧力
を加える圧力室と、圧力室の一端に設けるノズル板と、
圧力室にインクを供給するインク供給手段とを有するイ
ンクジェトプリンターの印字ヘッドにあって、溝に設け
る電極の誘電損失を周波数が10kHzの正弦波で測定
したときの誘電損失の値が0.1以下であることを特徴
とする。
ヘッドは、圧電素子材料からなる基板と、基板に形成す
る溝の内面に電極を設け、溝間の隔壁を変形させて圧力
を加える圧力室と、圧力室の一端に設けるノズル板と、
圧力室にインクを供給するインク供給手段とを有するイ
ンクジェトプリンターの印字ヘッドにあって、溝に設け
る電極の誘電損失を周波数が10kHzの正弦波で測定
したときの誘電損失の値が0.1以下であることを特徴
とする。
【0013】
【作用】本発明のインクジェトプリンターの印字ヘッド
は、溝に設ける電極の誘電損失を周波数が10kHzの
正弦波で測定したときの誘電損失の値が0.1以下とし
ている。このため圧電素子材料からなる隔壁の変形の応
答性が速くなるので、発生圧力が大きくなり、圧力の応
答性も速くなり信頼性の向上と、印字精度の向上を図る
ことが可能となり、高速印字に適する印字ヘッドが得ら
れる。
は、溝に設ける電極の誘電損失を周波数が10kHzの
正弦波で測定したときの誘電損失の値が0.1以下とし
ている。このため圧電素子材料からなる隔壁の変形の応
答性が速くなるので、発生圧力が大きくなり、圧力の応
答性も速くなり信頼性の向上と、印字精度の向上を図る
ことが可能となり、高速印字に適する印字ヘッドが得ら
れる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は圧電素子のせん断モードによる変形を
利用して圧力室の隔壁を変形させるせん断モード方式の
印字ヘッドに適用される。まず、本発明の実施例のイン
クジェットプリンターの印字ヘッドの構造を説明する。
図2は本発明の実施例におけるインクジェットプリンタ
ーの印字ヘッドの圧力室の長手方向に垂直な断面の断面
図を示し、図3は本発明の実施例におけるインクジェッ
トプリンターの印字ヘッドを示す斜視図である。以下図
2と図3とを交互に用いて説明する。
する。本実施例は圧電素子のせん断モードによる変形を
利用して圧力室の隔壁を変形させるせん断モード方式の
印字ヘッドに適用される。まず、本発明の実施例のイン
クジェットプリンターの印字ヘッドの構造を説明する。
図2は本発明の実施例におけるインクジェットプリンタ
ーの印字ヘッドの圧力室の長手方向に垂直な断面の断面
図を示し、図3は本発明の実施例におけるインクジェッ
トプリンターの印字ヘッドを示す斜視図である。以下図
2と図3とを交互に用いて説明する。
【0015】圧電素子材料からなる基板1に、複数の圧
力室91、92、93を構成する溝31、32、33
と、隔壁51、52、53とを設ける。
力室91、92、93を構成する溝31、32、33
と、隔壁51、52、53とを設ける。
【0016】この隔壁51、52、53の上端面には、
弾性部材9を介して蓋6を設ける。隔壁51、52、5
3は、図2に示す矢印71の方向に分極されている。
弾性部材9を介して蓋6を設ける。隔壁51、52、5
3は、図2に示す矢印71の方向に分極されている。
【0017】溝31、32、33の内面には、それぞれ
電極41、42、43を設ける。
電極41、42、43を設ける。
【0018】圧力室91、92、93を構成する溝3
1、32、33の一方の端部を連結して、図3に示すよ
うにインクを供給するためのインク供給手段として共通
溝81を形成する。そして共通溝81はジョイント82
を介して、外部より圧力室にインクを供給する。
1、32、33の一方の端部を連結して、図3に示すよ
うにインクを供給するためのインク供給手段として共通
溝81を形成する。そして共通溝81はジョイント82
を介して、外部より圧力室にインクを供給する。
【0019】圧力室の溝31、32、33の共通溝81
と反対側の端部は、開口している。そしてこの溝31、
32、33の開口部を塞ぐように、基板1の端面にノズ
ル板60を取り付ける。
と反対側の端部は、開口している。そしてこの溝31、
32、33の開口部を塞ぐように、基板1の端面にノズ
ル板60を取り付ける。
【0020】このノズル板60には、溝31、32、3
3に対応して、噴射孔61、62、63をそれぞれ設け
ている。
3に対応して、噴射孔61、62、63をそれぞれ設け
ている。
【0021】つぎに以上の構成に基づくインクジェット
プリンターの印字ヘッドの動作を、図2(a)と図2
(b)とを用いて説明する。
プリンターの印字ヘッドの動作を、図2(a)と図2
(b)とを用いて説明する。
【0022】図2(a)は電極41、42、43に電圧
が印加される前の状態を示す断面図である。いま電極4
1と42とに正の電圧を印加すると、隔壁51と52と
は、それぞれ図2(b)に示すように、紙面に平行な面
において時計方向と反時計方向のせん断モードによる変
形を起こす。
が印加される前の状態を示す断面図である。いま電極4
1と42とに正の電圧を印加すると、隔壁51と52と
は、それぞれ図2(b)に示すように、紙面に平行な面
において時計方向と反時計方向のせん断モードによる変
形を起こす。
【0023】この結果、溝32により構成される圧力室
92の容積は減少し、圧力室92内に充填されたインク
の圧力が高まり、ノズル板60に設けられた噴射孔62
よりインクを噴射する。
92の容積は減少し、圧力室92内に充填されたインク
の圧力が高まり、ノズル板60に設けられた噴射孔62
よりインクを噴射する。
【0024】本実施例では溝31、32、33のピッチ
寸法が、120DPIの高精細な分解能を持つ構造にな
っている。
寸法が、120DPIの高精細な分解能を持つ構造にな
っている。
【0025】したがって、溝31、32、33の構造自
体が高精細になっているので、電極41、42、43と
しては電気抵抗の小さい、安定な金(Au)の薄膜をス
パッタリング法を用いて形成した。
体が高精細になっているので、電極41、42、43と
しては電気抵抗の小さい、安定な金(Au)の薄膜をス
パッタリング法を用いて形成した。
【0026】それでも、電極41、42、43は、有る
程度の電気抵抗を持つため、正の電圧を印加すると、隔
壁51と隔壁52とは、それぞれ図2(b)に示す位置
まで変形するのに、回路の時定数RCで定まる時間だけ
要する。
程度の電気抵抗を持つため、正の電圧を印加すると、隔
壁51と隔壁52とは、それぞれ図2(b)に示す位置
まで変形するのに、回路の時定数RCで定まる時間だけ
要する。
【0027】このため、流体に発生する圧力の初期的な
逃げが大きく、吐出圧力の減少や、吐出能力のチャンネ
ル毎のばらつきが発生する。そこで、電極41、42、
43の最適な抵抗値を決めることが必要となる。
逃げが大きく、吐出圧力の減少や、吐出能力のチャンネ
ル毎のばらつきが発生する。そこで、電極41、42、
43の最適な抵抗値を決めることが必要となる。
【0028】電極41、42、43の抵抗値と、静電容
量値は分布定数回路となっているため、時定数RCを決
める電気抵抗Rは外部からは測定できない。
量値は分布定数回路となっているため、時定数RCを決
める電気抵抗Rは外部からは測定できない。
【0029】本発明では誘電損失Dと電気抵抗Rと静電
容量Cとの間には、D=2πfCRという関係があるこ
とを用いて、誘電損失Dが電極に印加される実効電圧の
立ち上がりと考えられる時定数RCを表したものと等価
であることに注目し、誘電損失Dを測定することによ
り、時定数を評価することとした。
容量Cとの間には、D=2πfCRという関係があるこ
とを用いて、誘電損失Dが電極に印加される実効電圧の
立ち上がりと考えられる時定数RCを表したものと等価
であることに注目し、誘電損失Dを測定することによ
り、時定数を評価することとした。
【0030】電極の膜厚の異なる複数の印字ヘッドを作
製し、標準的なLCRメータを用いて誘電損失を測定
し、さらにインクの吐出速度を測定した。
製し、標準的なLCRメータを用いて誘電損失を測定
し、さらにインクの吐出速度を測定した。
【0031】その結果、図1に示すように、誘電損失D
の測定値が0.1以下の印字ヘッドでは駆動時の吐出特
性がほとんど変化しない。これに対して、誘電損失Dの
測定値が0.1を越えると、急に吐出特性がばらつき、
しかも全体的にも吐出速度が低下するようになった。
の測定値が0.1以下の印字ヘッドでは駆動時の吐出特
性がほとんど変化しない。これに対して、誘電損失Dの
測定値が0.1を越えると、急に吐出特性がばらつき、
しかも全体的にも吐出速度が低下するようになった。
【0032】なお実際の駆動信号の主成分が周波数10
kHzであるため、誘電損失Dの測定には、周波数10
kHzのテスト信号を用いた。
kHzであるため、誘電損失Dの測定には、周波数10
kHzのテスト信号を用いた。
【0033】誘電損失の測定値が0.1ということは、
時定数RC=1.7マイクロ秒であり、印加電圧のパル
ス幅20〜30マイクロ秒に対して10%程度となり、
影響が現れ始める時間であることが分かった。
時定数RC=1.7マイクロ秒であり、印加電圧のパル
ス幅20〜30マイクロ秒に対して10%程度となり、
影響が現れ始める時間であることが分かった。
【0034】さらに、時定数RCから実効的な電気抵抗
Rを求めると、約2kΩであった。金(Au)の抵抗率
0.021Ω・cmから膜厚換算すると、電極の膜厚と
しては0.1μmとなり、下地の粗さの影響や、膜形成
条件の影響が現れ始める膜厚であることが分かった。
Rを求めると、約2kΩであった。金(Au)の抵抗率
0.021Ω・cmから膜厚換算すると、電極の膜厚と
しては0.1μmとなり、下地の粗さの影響や、膜形成
条件の影響が現れ始める膜厚であることが分かった。
【0035】したがって、電極の膜厚としては誘電損失
Dを0.1以下に抑える程度の膜厚で形成する。
Dを0.1以下に抑える程度の膜厚で形成する。
【0036】誘電損失Dの限界値は、溝の長さや、溝の
深さなどの形状パラメタには依存しない。なぜならば、
吐出特性は主に初期発生圧力で決まり、この初期発生圧
力は実際に電極に印加される電圧の時間応答に依存す
る。
深さなどの形状パラメタには依存しない。なぜならば、
吐出特性は主に初期発生圧力で決まり、この初期発生圧
力は実際に電極に印加される電圧の時間応答に依存す
る。
【0037】したがって、電極に印加する電圧パルスの
立ち上がりに時間を要すると、実効的な圧力が低下す
る。
立ち上がりに時間を要すると、実効的な圧力が低下す
る。
【0038】電圧パルスの立ち上がり時間は、溝の長さ
や、溝の深さなどの形状パラメタが変化しても、誘電損
失によって決まる。したがって、誘電損失の限界値0.
1が実際的な意味を持つことは明白である。
や、溝の深さなどの形状パラメタが変化しても、誘電損
失によって決まる。したがって、誘電損失の限界値0.
1が実際的な意味を持つことは明白である。
【0039】以上のことより、誘電損失Dの値を0.1
以下に抑えることで、最適な特性が得られることが分か
る。
以下に抑えることで、最適な特性が得られることが分か
る。
【0040】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば圧電式のインクジェットプリンターにおいて、駆
動電圧や駆動手段の諸元を変えることなく、そしてこれ
らの駆動電圧や駆動手段の諸元とは独立して、圧力室に
充填されたインクの駆動時の圧力の応答性を従来より高
めることができる。またさらに、インクの出入りの応答
性を上げることができる。
よれば圧電式のインクジェットプリンターにおいて、駆
動電圧や駆動手段の諸元を変えることなく、そしてこれ
らの駆動電圧や駆動手段の諸元とは独立して、圧力室に
充填されたインクの駆動時の圧力の応答性を従来より高
めることができる。またさらに、インクの出入りの応答
性を上げることができる。
【0041】したがって本発明によれば、従来この種の
インクジェットプリンターの課題とされてきたインクの
吐出不良の発生を防止し、さらに駆動電源の電圧の低下
を抑え、印字パタンの分解能を上げるための噴射手段の
問題点を解決することができようになり、さらにまた、
より高速な印字が可能となる効果を備えている。
インクジェットプリンターの課題とされてきたインクの
吐出不良の発生を防止し、さらに駆動電源の電圧の低下
を抑え、印字パタンの分解能を上げるための噴射手段の
問題点を解決することができようになり、さらにまた、
より高速な印字が可能となる効果を備えている。
【図1】本発明の実施例で得られたインクジェットプリ
ンターの印字ヘッドの誘電損失に対する吐出速度の関係
を示すグラフである。
ンターの印字ヘッドの誘電損失に対する吐出速度の関係
を示すグラフである。
【図2】本発明の実施例におけるインクジェットプリン
ターの印字ヘッドの圧力室の長手方向に垂直な断面を示
す断面図である。
ターの印字ヘッドの圧力室の長手方向に垂直な断面を示
す断面図である。
【図3】本発明の実施例におけるインクジェットプリン
ターの印字ヘッドを示す斜視図である。
ターの印字ヘッドを示す斜視図である。
【図4】本発明の原理を示す駆動電極と圧電体とからな
る分布定数回路を示す回路図である。
る分布定数回路を示す回路図である。
1 基板 6 蓋 9 弾性部材 31 溝 32 溝 33 溝 41 電極 42 電極 43 電極 51 隔壁 52 隔壁 53 隔壁 60 ノズル板
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電素子材料からなる基板と、基板に形
成する溝の内面に電極を設け、溝間の隔壁を変形させて
圧力を加える圧力室と、圧力室の一端に設けるノズル板
と、圧力室にインクを供給するインク供給手段とを有す
るインクジェトプリンターの印字ヘッドにあって、溝に
設ける電極の誘電損失を周波数が10kHzの正弦波で
測定したときの誘電損失の値が0.1以下であることを
特徴とするインクジェットプリンターの印字ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11937293A JPH06305136A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | インクジェットプリンターの印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11937293A JPH06305136A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | インクジェットプリンターの印字ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06305136A true JPH06305136A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14759881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11937293A Pending JPH06305136A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | インクジェットプリンターの印字ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06305136A (ja) |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP11937293A patent/JPH06305136A/ja active Pending
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