JPH06304231A - 哺乳瓶用乳首 - Google Patents

哺乳瓶用乳首

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Publication number
JPH06304231A
JPH06304231A JP9940393A JP9940393A JPH06304231A JP H06304231 A JPH06304231 A JP H06304231A JP 9940393 A JP9940393 A JP 9940393A JP 9940393 A JP9940393 A JP 9940393A JP H06304231 A JPH06304231 A JP H06304231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nipple
air hole
hole
air
bottle
Prior art date
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Pending
Application number
JP9940393A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
木 ▲あきら▼ 鈴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOSHIN KK
Original Assignee
KOOSHIN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOOSHIN KK filed Critical KOOSHIN KK
Priority to JP9940393A priority Critical patent/JPH06304231A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 締付キャップの締め付けに伴うフランジ部の
圧縮や捩じり等の変形にかかわることなく、常に安定し
た空気の流通が行われる空気孔を備えた哺乳瓶用乳首を
提供する。 【構成】 哺乳瓶2の瓶口2aと締付キャップ3とで締
め付け固定されるフランジ部1cの上方に、前記締付キ
ャップ3の貫通孔3a内を遊嵌させる円筒状の凹陥部1
dを備え、周壁に該周壁を貫通して前記凹陥部1d内で
開口する空気孔5を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、哺乳瓶用乳首に関し、
特にミルクの吸飲量に対応して哺乳瓶内への空気の導入
が適切に行えるようにした哺乳瓶用乳首に関する。
【0002】
【従来の技術】哺乳瓶用乳首においては、ミルクの吸飲
に伴って哺乳瓶内への空気の補充を行うため、乳頭部先
端に設けられたミルク吸飲用の吸孔の他に、哺乳瓶の内
部を外部に開放するための空気孔が設けられている。
【0003】従来、この種の空気孔は、一般に乳首のフ
ランジ部に上下に連通して設けられていた。すなわち、
乳首は、全体がゴム状弾性体から構成されているととも
に、下端に外方に平板状に拡がるフランジ部が一体に連
接され、このフランジ部を締付キャップと乳瓶の瓶口と
で上下方向から挟持して哺乳瓶の上端に着脱自在に装着
するようになっている。そして、このフランジ部に上下
に連通する空気孔が設けられ、乳児の吸飲によって哺乳
瓶内の圧力が低下した時に、前記空気孔を介して哺乳瓶
内に空気が導入されるよう構成されていた(例えば、実
開平2−37640号公報、実開平2−96141号公
報、実公平1−17310号公報、特公昭51−382
65号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乳首の
フランジ部に上下方向に連通する空気孔が設けられた上
記従来例にあっては、締付キャップの締め付け量によっ
てフランジ部の圧縮量が変化し、あまり締め付け過ぎる
と空気孔が塞がれてしまったり、締付キャップの締め付
けに伴ってフランジ部が捻られたりして、空気孔での空
気の流通が十分でなくなる場合が生じてしまい、空気孔
での空気の流通が十分でなくなると、ミルクの出が悪く
なってしまうといった問題点があった。
【0005】本発明は上記に鑑み、締付キャップの締め
付けに伴うフランジ部の圧縮や捩じり等の変形にかかわ
ることなく、常に安定した空気の流通が行われる空気孔
を備えた哺乳瓶用乳首を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る哺乳瓶用乳首は、哺乳瓶の瓶口と締付
キャップとで締め付け固定されるフランジ部の上方に、
前記締付キャップの貫通孔内を遊嵌させる円筒状の凹陥
部を備え、周壁に該周壁を貫通して前記凹陥部内で開口
する空気孔を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、締付キ
ャップの締め付け量の変化によってフランジ部の変形量
が変化したとしても、このフランジ部の上方に備えられ
た凹陥部は変形せず、ここに設けた空気孔の開口部の形
状及び大きさを常に一定に保持することができ、これに
よって、空気孔としての常に安定した作動を行わせるこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、第1の実施例を示すもので、同図におい
て、付番1は、例えば特殊人造ゴムや天然ゴム等のゴム
状弾性体から構成された乳首で、この乳首1は、乳児が
口にくわえる乳頭部1aと、この乳頭部1aを先端に備
えたカップ状の胴部1bと、この胴部1bの下端に一体
に連接された外方に平板状に拡がるフランジ部1cとか
らなり、前記胴部1bの下部のフランジ部1cの上方に
は、円筒状の凹陥部1dが形成されている。
【0009】前記フランジ部1cは、乳首1を哺乳瓶2
の上端に装着した際、哺乳瓶2の瓶口2aと締付キャッ
プ3とで上下方向から挟持することにより、乳首1の開
口部をシールするためのものであり、また、この締付キ
ャップ3の貫通孔3a内に前記凹陥部1dを遊嵌させる
ことによって、乳首1を締付キャップ3に保持できるよ
うになっている。
【0010】前記哺乳瓶2は、透明なプラスチック製ま
たはガラス製で、その口栓部には、前記締付キャップ3
と螺合する雌ねじ部2bが設けられている。また、締付
キャップ3は、例えば硬質合成樹脂から構成されてい
る。
【0011】前記乳頭部1aの先端中央の薄肉部には、
哺乳瓶2内に入れたミルクを吸飲するための吸孔4が設
けられているとともに、周壁の前記凹陥部1dに対応す
る位置には、周壁を横方向に貫通して凹陥部1d内に開
口する空気孔5が設けられている。
【0012】ここに、前記空気孔5は、凹陥部1d内で
開口するやや大きな内径を有する凹溝5aと、この凹溝
5aと乳首1の内部とを互いに連通させる小孔5bとか
ら構成されている。
【0013】これによって、ミルクの吸飲に伴って哺乳
瓶2内の圧力が低下すると、この空気孔5から哺乳瓶2
内に外部からの空気が導入されて、正常なミルクの吸飲
が継続して行われるようになっている。
【0014】ここに、前記空気孔5は、周壁を横方向に
貫通して凹陥部1d内で開口するよう構成されているた
め、乳首1を哺乳瓶2の上端に装着した時にこの空気孔
5の形状及び大きさが変化することなく、従って、常に
安定した空気の流通が行われる。
【0015】すなわち、締付キャップ3を締め付けて哺
乳瓶2の上端に乳首1を装着すると、この締め付けに伴
ってフランジ部1cが圧縮され、かつ捩じられて変形
し、しかも締め付け量の大きさによってこの変形量も変
化してしまうが、凹陥部1dは、このフランジ部1cの
上方に位置してこの締め付け力が直接作用しないため、
変形することがなく、従ってこの乳首1の哺乳瓶2への
装着に伴って空気孔5としての作動が阻害されてしまう
ことがない。
【0016】なお、この空気孔5は、図2(a)に示す
ように、凹溝5aの底壁に一文字状の切込み5cを入れ
たり、同図(b)に示すように、凹溝5aの底壁にX字
状の切込み5dを入れたり、同図(c)に示すように、
凹溝5aの底壁にY字状の切込み5eを入れることによ
って形成することもできる。
【0017】また、図示しないが、凹溝を円形ではな
く、乳首の凹陥部内にその円周方向の全周に亘って連続
して設け、この凹溝の一か所或いは数カ所に小孔や切込
みを入れて、空気孔を形成しても良いことは勿論であ
る。
【0018】次に上記実施例の作用について説明する。
上記構成を有する乳首1は、図1に示すように、哺乳瓶
2の瓶口2aに締付キャップ3により取付けられる。
【0019】哺乳瓶2内にミルクを充填して、この上端
に締付キャップ3を介して乳首1を装着した状態で授乳
させると、ミルクの吸飲によって哺乳瓶2内が減圧さ
れ、締付キャップ3の貫通孔3aと乳首1の凹陥部1d
の隙間から大気圧が空気孔5の外側に作用する。する
と、この空気孔5を通じて哺乳瓶2内に空気が導入され
て正常なミルクの吸飲が継続される。
【0020】この時、空気孔5は、フランジ部1cの上
方に備えられた凹陥部1dに備えられているため、この
開口部の形状及び大きさが常に一定に保持され、これに
よって、空気孔5として常に安定した作動を行わせるこ
とができる。
【0021】図3は、他の実施例を示すもので、この実
施例は、乳首1を構成する胴部1bを一方向に垂れ下が
るように構成して、乳児が乳頭部1aを口に含み易くし
たものである。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
締付キャップの締め付け量の変化によってフランジ部の
変形量が変化したとしても、このフランジ部の上方に備
えられた凹陥部は変形せず、ここに設けた空気孔の開口
部の形状及び大きさを常に一定に保持することができ、
これによって、空気孔としての常に安定した作動を行わ
せることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す哺乳瓶の上端に取り付
けた状態の断面図である。
【図2】同じく、空気孔のそれぞれ異なる形状を示す平
面図である。
【図3】他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 乳首 1a 乳頭部 1c フランジ部 1d 凹陥部 2 哺乳瓶 2a 瓶口 3 締付キャップ 3a 貫通孔 4 吸孔 5 空気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 哺乳瓶の瓶口と締付キャップとで締め付
    け固定されるフランジ部の上方に、前記締付キャップの
    貫通孔内を遊嵌させる円筒状の凹陥部を備え、周壁に該
    周壁を貫通して前記凹陥部内で開口する空気孔を設けた
    ことを特徴とする哺乳瓶用乳首。
JP9940393A 1993-04-26 1993-04-26 哺乳瓶用乳首 Pending JPH06304231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9940393A JPH06304231A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 哺乳瓶用乳首

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9940393A JPH06304231A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 哺乳瓶用乳首

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06304231A true JPH06304231A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14246531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9940393A Pending JPH06304231A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 哺乳瓶用乳首

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JP (1) JPH06304231A (ja)

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