JPH06301533A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH06301533A
JPH06301533A JP8661293A JP8661293A JPH06301533A JP H06301533 A JPH06301533 A JP H06301533A JP 8661293 A JP8661293 A JP 8661293A JP 8661293 A JP8661293 A JP 8661293A JP H06301533 A JPH06301533 A JP H06301533A
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memory
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ソースプログラムにおける分岐が発生する場
合、自動的にバンクの切替の要否を判断しバンク切替命
令を発生する。 【構成】ソースプログラム中の分岐命令に対応するバン
ク切替命令対応の第1のバンク情報を格納するバンク情
報記憶部5と、1行分の記述が上記分岐命令の目的アド
レスである場合にこの目的アドレス対応のシンボルの参
照対象アドレスを含む参照関係データを記憶する参照関
係メモリ43と、上記分岐命令の直前の第2のバンク情
報を記憶するバンク情報メモリ44とを備える。分岐命
令を検出したとき上記参照関係データを参照し上記第1
および第2のバンク情報の一致比較により上記バンク切
替命令の要否の判定を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置に関し、
特にメモリバンクの切替制御機能を有するデータ処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータにおいては、演
算、制御のための初期値および中間値等のデータを一時
格納するためのデータメモリを備える。このデータメモ
リのメモリ空間を実メモリのアドレス空間より大きく拡
張するために、複数の同一容量のバンクと呼ばれる拡張
単位で増設することができ、上記データメモリは複数の
上記バンクから成るのが一般的である。これらバンク内
のメモリのそれぞれに同一アドレスが付されており、個
々のバンクを識別するためのバンク番号が対応するバン
ク番号指定用レジスタ(以下BANKと呼ぶ)に設定さ
れる。
【0003】従来、この種のマイクロコンピュータで
は、上記データメモリ上のアドレス内容を操作する機械
語命令の実行に先立ち、現在実行中のバンク対応のBA
NKにCPU命令による操作対象バンクのバンク番号を
バンク番号設定専用命令BANKnにより設定する必要
がある。
【0004】以上は、例えば、1989年に日本電気株
式会社が発行した「17Kシリーズ4ビット・シングル
チップ・マイクロコントローラ・ユーザズ・マニュアル
命令編」に記載されている。
【0005】また、ソースプログラムには、現在実行中
の命令から任意の他の命令アドレスに分岐する分岐機能
を有する分岐命令分があり、その分岐先指定のためのシ
ンボル(以下レーベル)を指定することができる。この
ような分岐命令により、処理の流れが変った場合には、
この分岐命令以前の命令で操作するデータメモリのバン
ク番号と分岐先の命令で操作するバンク番号とが異なる
可能性がある。
【0006】ソースプログラムにおける命令の配列の一
部を示す表1を参照すると、まず、バンク番号設定命令
BANKnで、命令実行対象バンクのバンク番号nを設
定する。次のバンクnの指定アドレス操作の実行命令A
OBnでバンク番号nが示す上記命令実行対象バンクの
指定アドレスの内容の操作する。さらに、別の実行命令
AOBmがある場合、これら実行命令AOBnとAOB
m対応のアドレスが同一バンク上にない可能性があるの
で、実行命令AOBmの直前に新たなバンク番号設定命
令BANKmを上記ソースプログラム中に挿入する必要
がある。このような新規のバンク番号設定命令BANK
mは、これら実行命令AOBn,AOBmの対応バンク
番号が異なる(m≠m)場合には必要であるが、上記対
応バンク番号が同一(m=m)の場合には不要である。
【0007】
【表1】
【0008】このように、従来はバンク番号設定命令に
より実行対象の1つのバンクを選択するため、実行対象
バンクが変る可能性がある分岐命令等の設定毎に新たな
バンク番号設定命令を設定する。しかし、実行対象バン
クが同一でバンク番号の再設定が不要の場合にはこのバ
ンク番号設定命令が冗長となる。このため、ソースプロ
グラム作成の際には、プログラマが上記分岐命令毎の上
記バンク番号設定命令の必要性を判断し、不要の場合は
削除するという作業を行なっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
処理装置は、バンク番号設定命令により複数のバンクの
中から実行対象の1つを選択するため、実行対象バンク
が変る可能性がある分岐命令等の設定毎にバンク番号設
定命令を記述していたので、実行対象バンクが同一でバ
ンク番号の再設定が不要の場合にはプログラマが必要性
の判断をして削除しない限りはこのバンク番号設定命令
が冗長となるという欠点があった。また、プログラマに
その命令の必要性の判断と削除作業のための負担がかか
るという欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
は、複数のメモリ空間であるバンクから成るデータメモ
リと、コンピュータのプログラム言語で記述されたソー
スプログラムを前記コンピュータが実際に実行するため
の機械語に変換する言語処理装置とを含み、前記言語処
理装置が読込まれた前記ソースプログラムを1行分ずつ
処理する主データ処理手段と、前記主データ処理手段に
読込まれた前記ソースプログラムの1行分の命令を解読
する命令解読手段と、読込まれた前記ソースプログラム
内で定義されたシンボルの予め定めた対応情報を格納し
たシンボル情報記憶手段とを備えるデータ処理装置にお
いて、前記ソースプログラム中の分岐命令に対応して前
記バンクの切替を指示するバンク切替命令対応の第1の
バンク情報を格納する第1の記憶手段をさらに備え、前
記シンボル情報記憶手段が、前記ソースプログラム中の
前記1行分の記述が前記分岐命令の目的アドレスである
場合にこの目的アドレス対応の前記シンボルの参照対象
アドレスを含む予め定めた参照関係データを記憶する第
2の記憶手段と、前記分岐命令の直前の前記バンクの情
報である第2のバンク情報を記憶する第3の記憶手段と
を備え、前記命令解読手段が前記分岐命令を検出したと
き前記参照関係データを参照し前記第1および第2のバ
ンク情報の一致比較により前記バンク切替命令の要否の
判定を行なうことを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。本発明のデータ処理装置の第1の実施例の
構成をブロックで示す図1を参照すると、本実施例のデ
ータ処理装置は、プログラム言語で記述されたソースプ
ログラムを入力する入力装置1と、上記ソースプログラ
ムを1行分ずつ処理する言語処理部本体2と、命令のニ
ーモニック一覧を記憶した命令一覧テーブル31を備え
言語処理部本体2に読込まれた上記ソースプログラムの
1行分の命令を解読する命令解読部3と、上記ソースプ
ログラム内で定義されたシンボルのシンボル名を格納す
るシンボル名メモリ41とこのシンボル名対応の値を格
納する値メモリ42と上記シンボル名対応の参照関係を
記憶する参照関係メモリ43と上記シンボル名対応のバ
ンク情報を記憶するバンク情報メモリ44とを含むシン
ボル記憶部4と、上記ソースプログラム中におけるバン
ク切替を必要とするバンク切替対象命令に対応してこの
切替対象バンク情報を記憶するバンク情報記憶部5と、
処理結果の機械語コードを出力する出力装置6とを備え
る。
【0012】
【表2】
【0013】シンボル記憶部4のメモリマップを示す表
2を参照すると、シンボル名メモリ41、値メモリ4
2、参照関係メモリ43、およびバンク情報メモリ44
のそれぞれは、1つのシンボル名に対して、各々対応す
る1つの値、参照アドレス、およびバンク情報を記憶す
る。これにより、シンボル記憶部4に記憶された任意の
シンボルの参照時において、そのシンボル名対応の1組
の情報を読出すことができる。また、参照関係メモリ4
3に格納されている参照アドレスは上記シンボルが参照
されているアドレスである。シンボルを参照する参照命
令が分岐命令である場合には、分岐命令であることを明
示する″B″と対応参照アドレスとが格納される。ま
た、上記シンボル対応のバンク情報メモリ44には、バ
ンク情報記憶部5に格納されていたソースプログラム中
の上記シンボルに分岐する直前の命令対応のバンク情報
が格納される。また、ソースプログラム中の複数の分岐
命令からの参照対象のシンボルについては、シンボル名
LABEL2のように複数の参照関係およびバンク情報
を持つ。
【0014】次に、本実施例のフローチャートを示す図
2を参照して動作について説明すると、まず、ソースプ
ログラム中に処理の未完了の行がない状態、すなわちフ
ァイルの終了(EOF)でないか否かの判定をする(ス
テップS1)。EOFでなければステップS2に進み、
上記ソースプログラムから言語処理装置本体2に1行分
のデータを読込む。EOFの場合はENDとなる。次
に、命令解読部3でその行が命令行か否かの判定を行な
う(ステップS3)。命令行であればステップS4に進
み、上記ソースプログラム中の命令ニーモニックと命令
一覧テーブル31のバンク切替対象命令との一致検出に
よりバンク切替の要否を判定する。バンク切替要の場合
ステップS5に進み、その命令直前の操作対象のバンク
とバンク情報記憶部5との各々の内容が等しいか否かを
判定する。等しい場合にはバンク切替を行わず(ステッ
プS6)、ステップS7に進み言語処理装置本体2でそ
の命令行を処理する。等しくない場合にはステップS8
に進み、バンク切替命令を発生し、ステップS9でバン
ク情報記憶部5に切替後のバンク情報を格納する。次
に、ステップS7に進み言語処理装置本体2でその命令
行を処理する。
【0015】ステップS4で上記命令がバンク切替否の
場合はステップS10に進み、上記命令が分岐命令か否
かをチエックする。分岐命令の場合はステップS11に
進み、シンボル記憶部4により分岐先シンボル名をサー
チし、参照関係メモリ43に分岐命令で参照されている
ことを示す″B″と分岐命令が記述されているアドレス
とを格納する。また、バンク情報メモリ44に上記分岐
命令出現時のバンク情報記憶部5の内容を格納する。
【0016】ステップS3で命令行でなければステップ
S12に進み、その行がレーベル行か否かを判定する。
レーベル行であればステップS13に進み、そのシンボ
ルに対し、バンク情報メモリ44に格納中のバンク情報
が全て同一か否かを判定する。同一の場合はステップS
14に進み、そのバンク情報をバンク情報記憶部5に格
納する。異なる場合はステップS15に進み、そのバン
ク情報が異なることを表す値’−1’をバンク情報記憶
部5に格納する。最後に、ステップS12において読込
データが命令行およびレーベル行のいずれでもない場合
にはステップS16に進み、言語処理装置本体2でこの
行の処理を行なう。
【0017】このデータ処理装置のソースプログラムに
おけるの命令の記述例を示す表3を参照すると、表中の
記号″MOV″はデータメモリ(図示省略)の任意のバ
ンクの任意のアドレスに値を転送する命令、″BR″は
プログラムの処理の流れをオペランドが示すアドレスへ
分岐させる命令、″LABEL″は分岐先を示すレーベ
ルをそれぞれ示す。また、″MOV″命令のオペランド
に記述されている記号″a.00″、″b.10″の″
a″,″b″は各々転送先のバンクを示し、″0
0″,″10″は各々転送先のアドレスを示す。
【0018】
【表3】
【0019】(1)行1の解読結果、バンク″a″のア
ドレス″00″への転送命令であるので、転送先のバン
ク″a″とバンク情報記憶部5の内容の″bank″と
が等しいか否かを判定する。ここで、このときのban
kは初期値である最小のバンク番号とする。
【0020】a=bankの場合は、バンク切替命令を
発生しない。
【0021】a≠bankの場合は、バンク″a″に切
替るバンク切替命令をこの行1の直前に発生する。バン
ク情報記憶部5にこのバンク情報″a″を格納する。
【0022】(2)行2の解読結果、行3に示すレーベ
ル″LABEL″への分岐命令であるので、シンボル記
憶部4の分岐先レーベル名″LABEL″対応の参照関
係メモリ43に参照関係を、バンク情報メモリ44にバ
ンク情報記憶部5からのこの行2の直前のバンク情報″
a″をそれぞれ格納する。
【0023】(3)行3の解読結果、レーベル行である
のでそのレーベル名″LABEL″対応のバンク情報メ
モリ44に格納されているバンク情報が全て同一かどう
かを判定する。この場合、参照は行2からのみであるの
でバンク情報は全て同一であると判定され、そのバンク
情報″a″をバンク情報記憶部5に格納する。
【0024】(4)行4の解読結果、バンク″b″のア
ドレス″10″への転送命令であるので、転送先のバン
ク″b″とバンク情報記憶部5の内容の″a″とが等し
いか否かを判定する。
【0025】a=bの場合は、バンク切替は不要である
ので、バンク切替命令を発生しない。
【0026】a≠bの場合は、バンク″b″に切替るバ
ンク切替命令をこの行4の直前に発生する。バンク情報
記憶部5にこのバンク情報″b″を格納する。
【0027】上述の(1)〜(4)の処理を反復するこ
とにより、ソースプログラム中のバンク切替を最小の命
令数で全て自動的に行なうことができる。
【0028】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本発明のデータ処理装置の第2の実施例の構成を
ブロックで示す図3を参照すると、本実施例の前述の第
1の実施例に対する相違点は、バンク情報記憶部5の代
りに、ラインデータ記憶部7を備えることである。ライ
ンデータ記憶部7は、ソースプログラム中の命令が任意
のバンクのアドレスの内容の操作命令の場合そのライン
ナンバを記憶するラインナンバメモリ71と、上記任意
のバンク情報を記憶するバンク情報メモリ72とを備え
る。これにより、第1の実施例ではバンク切替の判定を
各行の処理時に逐次行なっていたのに対し、本実施例で
は各行の処理後、一括してバンク切替の判定を行なう。
【0029】表4はラインデータ記憶部7のメモリマッ
プを示す。
【0030】
【表4】
【0031】本実施例の処理のフローチャートを示す図
4,図5を参照すると、本実施例の処理はパス1および
パス2の2つのフローパスから成る。
【0032】まず、パス1のフローを示す図4を参照す
ると、ステップS1〜S4は上述の第1の実施例と同様
である。ステップS4の判定結果、この命令がバンク切
替要の場合ステップS25に進み、その命令のあるライ
ンナンバをラインナンバメモリ71に、またその命令が
操作するバンク情報をバンク情報メモリ72にそれぞれ
格納する。上記命令がバンク切替不要の場合ステップS
10に進み、この命令が分岐命令か否かを判定する。分
岐命令の場合はステップS26に進み、シンボル記憶部
4により分岐先シンボル名をサーチし、参照関係メモリ
43に分岐命令で参照されていることを示す″B″と分
岐命令が記述されているアドレスとを格納する。また、
バンク情報メモリ44に上記分岐命令出現時のバンク情
報メモリ72の最後の格納内容を格納する。分岐命令で
ない場合にはステップS7に進み、言語処理装置本体2
でその命令行の処理を実行する。ステップS3で命令行
でなければステップS12に進み、その行がレーベル行
か否かを判定する。レーベル行であればステップS27
に進み、その行のラインナンバをラインナンバメモリ7
1に、バンク情報メモリ72にレーベル行であることを
示す値’−1’をバンク情報メモリ72にそれぞれ格納
する。レーベル行でない場合にはステップS16に進
み、言語処理装置本体2でこの行の処理を行なう。
【0033】次に、パス2のフローを示す図5を参照す
ると、まず、バンク情報メモリ72から読込める値があ
るか否かをチエックする(ステップS31)。ある場合
にはステップS32に進み、バンク情報メモリ72から
値を1つ読込む。次に、ステップS33で、読込値がそ
の直前の読込値と同一か否かをチエックする。同一の場
合にはステップS34に進み、バンク切替は行なわな
い。異なる場合はステップS35に進み、その値が’−
1’か否かをチエックする。その値が’−1’の場合は
最初のステップS31に戻り、次の値を読込む。その値
が’−1’でない場合はステップS36に進み、その直
前の読込値が’−1’か否かをチエックする。上記直前
の読込値が’−1’の場合はステップS37に進み、そ
のレーベルに対するバンク情報メモリ44の内容が同一
か否かを判定する。同一の場合にはステップS38に進
み、現在の読込値とバンク情報メモリ44の内容とが同
一か否かを判定する。同一の場合にはステップS34に
進み、バンク切替は行なわない。異なる場合はステップ
S39に進み、現在の読込値のバンクに切替るためのバ
ンク切替命令を上記読込値対応のラインナンバの直前に
発生する。同様に、ステップS36で直前の読込値が’
−1’でない場合と、ステップS37で上記レーベルに
対するバンク情報メモリ44の内容が異なる場合もステ
ップ39の処理を実行する。
【0034】上述の処理を読込める値が無くなるまで反
復する。
【0035】本実施例のデータ処理装置のソースプログ
ラムにおける命令の記述例を示す表5およびそのときの
ラインデータ記憶部7のメモリマップを示す表6を参照
して本実施例の具体的な動作を説明する。
【0036】
【表5】
【0037】
【表6】
【0038】(1)行1の解読結果、バンク″a″のア
ドレス″00″への転送命令であるので、その命令があ
るラインナンバLN01をラインナンバメモリ71に格
納する。また、転送先のバンク″a″をバンク情報メモ
リ72に格納する。
【0039】(2)行2の解読結果、行3に示すレーベ
ル″LABEL″への分岐命令であるので、シンボル記
憶部4の分岐先レーベル名″LABEL″対応の参照関
係メモリ43に参照関係を、バンク情報メモリ44にバ
ンク情報メモリ72からのこの行2の直前のバンク情
報″a″をそれぞれ格納する。
【0040】(3)行3の解読結果、レーベル行である
ので、そのレーベルがあるラインナンバLN02をライ
ンナンバメモリ71に格納する。また、バンク情報メモ
リ72に値’−1’を格納する。
【0041】(4)行4の解読結果、バンク″b″のア
ドレス″10″への転送命令であるので、その命令があ
るラインナンバLN03をラインナンバメモリ71に格
納する。また、転送先のバンク″b″をバンク情報メモ
リ72に格納する。
【0042】(5)バンク情報メモリ72から格納値の
最初のラインナンバLN01対応の″a″を読込む。こ
の読込値と直前の読込値である初期値″bank″とが
等しいか否かを判定する。
【0043】a=bankの場合は、バンク切替命令を
発生しない。
【0044】a≠bankの場合は、バンク″a″に切
替るバンク切替命令を上記行1の直前に発生する。
【0045】(6)バンク情報メモリ72から格納値の
2番目のラインナンバLN02対応の’−1’を読込
む。この値は’−1’であるので処理は行わない。
【0046】(7)最後にバンク情報メモリ72から格
納値の3番目のラインナンバLN03対応の″b″を読
込む。この直前読込値が’−1’であるので、この読込
値″b″とバンク情報メモリ44の格納値″a″とが等
しいか否かを判定する。
【0047】a=bの場合は、バンク切替は不要である
ので、バンク切替命令を発生しない。
【0048】a≠bの場合は、バンク″b″に切替るバ
ンク切替命令をこの行4の直前に発生する。
【0049】ここで、(1)〜(4)はパス1の処理、
(5)〜(7)はパス2の処理である。
【0050】上述の(1)〜(7)の処理を反復するこ
とにより、ソースプログラム中のバンク切替を最小の命
令数で全て自動的に行なうことができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置は、ソースプログラム中の記述により分岐命令に
対応するバンク切替の要否を判定することが可能となる
ので、このソースプログラム中のバンク切替を最小の命
令数で全て自動的に行なうことができるという効果があ
る。したがって、不要なバンク切替命令によるプログラ
ムの冗長化を防止できるという効果がある。さらに、上
記バンク切替命令の必要性の判断と削除作業のためのプ
ログラマの負担を軽減するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置の第1の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本実施例のデータ処理装置における動作のフロ
ーチャートである。
【図3】本発明のデータ処理装置の第2の実施例を示す
ブロック図である。
【図4】本実施例のデータ処理装置におけるパス1のフ
ローチャートである。
【図5】本実施例のデータ処理装置におけるパス2のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 入力装置 2 言語処理部本体 3 命令解読部 4 シンボル記憶部 5 バンク情報記憶部 6 出力装置 7 ラインデータ記憶部 31 命令一覧テーブル 41 シンボル名メモリ 42 値メモリ 43 参照関係メモリ 44,72 バンク情報メモリ 71 ラインナンバメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリ空間であるバンクから成る
    データメモリと、コンピュータのプログラム言語で記述
    されたソースプログラムを前記コンピュータが実際に実
    行するための機械語に変換する言語処理装置とを含み、
    前記言語処理装置が読込まれた前記ソースプログラムを
    1行分ずつ処理する主データ処理手段と、前記主データ
    処理手段に読込まれた前記ソースプログラムの1行分の
    命令を解読する命令解読手段と、読込まれた前記ソース
    プログラム内で定義されたシンボルの予め定めた対応情
    報を格納したシンボル情報記憶手段とを備えるデータ処
    理装置において、 前記ソースプログラム中の分岐命令に対応して前記バン
    クの切替を指示するバンク切替命令対応の第1のバンク
    情報を格納する第1の記憶手段をさらに備え、 前記シンボル情報記憶手段が、前記ソースプログラム中
    の前記1行分の記述が前記分岐命令の目的アドレスであ
    る場合にこの目的アドレス対応の前記シンボルの参照対
    象アドレスを含む予め定めた参照関係データを記憶する
    第2の記憶手段と、前記分岐命令の直前の前記バンクの
    情報である第2のバンク情報を記憶する第3の記憶手段
    とを備え、 前記命令解読手段が前記分岐命令を検出したとき前記参
    照関係データを参照し前記第1および第2のバンク情報
    の一致比較により前記バンク切替命令の要否の判定を行
    なうことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段が、 前記ソースプログラム中の前記命令が任意の前記バンク
    のアドレスの内容の操作命令である場合そのラインナン
    バを記憶するラインナンバ記憶手段と、前記任意のバン
    ク情報を記憶するバンク情報記憶手段とを備え、 前記言語処理装置が予め定めた数の前記行の処理の終了
    後一括して前記バンク切替命令の要否の判定を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
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