JPH0629995Y2 - ねぎ洗滌機 - Google Patents
ねぎ洗滌機Info
- Publication number
- JPH0629995Y2 JPH0629995Y2 JP10150690U JP10150690U JPH0629995Y2 JP H0629995 Y2 JPH0629995 Y2 JP H0629995Y2 JP 10150690 U JP10150690 U JP 10150690U JP 10150690 U JP10150690 U JP 10150690U JP H0629995 Y2 JPH0629995 Y2 JP H0629995Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- washing
- room
- injection
- washing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はねぎ洗滌機に関する。
(従来の技術) 野菜“ねぎ”の出荷にさいし、毛先や根茎部分の清拭は
単に上下一対の回動するブラツシ間を通過させるか、該
部にエアーを吹付けて行うことが一般的に行われてい
る。
単に上下一対の回動するブラツシ間を通過させるか、該
部にエアーを吹付けて行うことが一般的に行われてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記に於いて一対のブラツシ間を通過させるものでは、
専ら毛先に付着する泥土の払拭は可能なものゝ、根茎部
分の枯れ茎の除去は不可能である。ところで、従来に於
ける枯れ茎の除去には手洗いの他はエアーを根茎部分に
吹付けて行うことが一般的であるが、音が高音となるほ
か、根茎部分が痛んで目方落ちする問題がある。
専ら毛先に付着する泥土の払拭は可能なものゝ、根茎部
分の枯れ茎の除去は不可能である。ところで、従来に於
ける枯れ茎の除去には手洗いの他はエアーを根茎部分に
吹付けて行うことが一般的であるが、音が高音となるほ
か、根茎部分が痛んで目方落ちする問題がある。
本考案は先に上記問題点を解決する装置として実願平1
−109789号を提案した。本考案は上記考案を更に改良し
たものである。
−109789号を提案した。本考案は上記考案を更に改良し
たものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は洗滌室と給水室と、機械室とからなり、洗滌室
は装置本体の手前側で左右一対の洗滌水噴射台を一定間
隔に平行立設した中空台盤の内面側高さ方向に多数の噴
射孔を穿設し、各噴射孔からの噴射洗滌液が中央箇所で
鋭角状に交叉するようなさしめると共に、該交叉箇所を
上下間を挾むようにして一対のブラシローラを上方と下
方で大小の異径になして周速度を異ならしめた構成を特
徴とする。
は装置本体の手前側で左右一対の洗滌水噴射台を一定間
隔に平行立設した中空台盤の内面側高さ方向に多数の噴
射孔を穿設し、各噴射孔からの噴射洗滌液が中央箇所で
鋭角状に交叉するようなさしめると共に、該交叉箇所を
上下間を挾むようにして一対のブラシローラを上方と下
方で大小の異径になして周速度を異ならしめた構成を特
徴とする。
(実施例) 第1図は本考案装置の全体斜視図、第2図は縦断面図、
第3図は噴射台の部分斜視図である。
第3図は噴射台の部分斜視図である。
1は装置本体であつて内部が洗滌室1A、給水室1B、
機械室1Cとからなり、洗滌室1Aは上部の手前側、給
水室1Bはその裏側、機械室1Cはこれらの下部に位置
する。
機械室1Cとからなり、洗滌室1Aは上部の手前側、給
水室1Bはその裏側、機械室1Cはこれらの下部に位置
する。
このさい、洗滌室1Aは左右一対の洗滌水噴射台2、
2′と上下一対のブラシローラ3、3′とからなり、左
右一対の洗滌水噴射台2、2′は一定間隔に平行立設し
た中空台盤の内面側高さ方向に多数の噴射孔2a…、2′
a…を穿設し、各噴射孔2a、2′aからの噴射洗滌液が
中央箇所で鋭角状に交叉するようになされる。(第3図
参照)なお、上記噴射洗滌液の交叉箇所を上下間に挾む
ようになして設置されるブラシローラ3、3′は上方が
大径で下方を小径として周速度が異なる構成となしてあ
る。
2′と上下一対のブラシローラ3、3′とからなり、左
右一対の洗滌水噴射台2、2′は一定間隔に平行立設し
た中空台盤の内面側高さ方向に多数の噴射孔2a…、2′
a…を穿設し、各噴射孔2a、2′aからの噴射洗滌液が
中央箇所で鋭角状に交叉するようになされる。(第3図
参照)なお、上記噴射洗滌液の交叉箇所を上下間に挾む
ようになして設置されるブラシローラ3、3′は上方が
大径で下方を小径として周速度が異なる構成となしてあ
る。
この一例について述べると上側ブラシローラ径を200m
m、下側ブラシローラ径を160mmとして、周速度差125mm
程度となすのであり、このようにして周速度差を持たせ
たものではねぎが引き込まれる面にハンマー作用が起
り、とりわけ毛ブラシを従来の毛ブラシの太さより細い
ものとなして製造コストの低減化が図れるのであり、ま
た根茎部分を痛めないで効率の良い洗滌が行えるものと
なる。
m、下側ブラシローラ径を160mmとして、周速度差125mm
程度となすのであり、このようにして周速度差を持たせ
たものではねぎが引き込まれる面にハンマー作用が起
り、とりわけ毛ブラシを従来の毛ブラシの太さより細い
ものとなして製造コストの低減化が図れるのであり、ま
た根茎部分を痛めないで効率の良い洗滌が行えるものと
なる。
給水室1Bは上記洗滌水噴射台2、2′からの噴射水及
び外部からの新水を適宜受入れ、且つ次述する再循環さ
せるための分離タンクへ送り込むようになすためのもの
で、奥側に金網板4で取囲んだ小室1B′が設けてあ
り、該室1B′内の底面部に穿設した排水孔5から次述
する分離タンクへ送り出されるものとなる。6は清掃時
のさいの水抜き孔である。
び外部からの新水を適宜受入れ、且つ次述する再循環さ
せるための分離タンクへ送り込むようになすためのもの
で、奥側に金網板4で取囲んだ小室1B′が設けてあ
り、該室1B′内の底面部に穿設した排水孔5から次述
する分離タンクへ送り出されるものとなる。6は清掃時
のさいの水抜き孔である。
機械室1Cは上記ブラシローラ3、3′を矢印(イ)(ロ)方
向へ回動させるための電動モーター7と、上記排水孔5
からの排水中に混入する泥土を分離するようになすため
の分離タンク8と、これにより分離された洗滌水を各噴
射台2、2′に向け一定圧力で送出して再循環させるた
めの循環ポンプ9とからなる。
向へ回動させるための電動モーター7と、上記排水孔5
からの排水中に混入する泥土を分離するようになすため
の分離タンク8と、これにより分離された洗滌水を各噴
射台2、2′に向け一定圧力で送出して再循環させるた
めの循環ポンプ9とからなる。
こゝに分離タンク8は第4図に示す如き構成であり、即
ち大小2個のタンク8a、8bからなり、大タンク8aは内部
を金網10を使用して前後の二室A、Bに分離させ、前室
Aに上記排水孔5からの水が流入する流入孔11が設けて
ある。小タンク8bは筒状をなし後室Bの中央位置で上方
に向う一定傾斜角度θに設けてあり、その先端はホース
Hを介して循環ポンプ9と連結させてある。なお、本図
面で12及び13は各室A、Bの底面に設けたドレーン抜き
弁であり、適宜開放してタンク底部に貯留する砂土の取
出しが行われるようになつている。また14は装置本体上
面を被蔽するカバーである。
ち大小2個のタンク8a、8bからなり、大タンク8aは内部
を金網10を使用して前後の二室A、Bに分離させ、前室
Aに上記排水孔5からの水が流入する流入孔11が設けて
ある。小タンク8bは筒状をなし後室Bの中央位置で上方
に向う一定傾斜角度θに設けてあり、その先端はホース
Hを介して循環ポンプ9と連結させてある。なお、本図
面で12及び13は各室A、Bの底面に設けたドレーン抜き
弁であり、適宜開放してタンク底部に貯留する砂土の取
出しが行われるようになつている。また14は装置本体上
面を被蔽するカバーである。
次に作用について説明する。モーター7を駆動して上下
ブラシローラー3、3′が矢印(イ)(ロ)方向に回動される
と共に、ポンプ9が運転されて噴射台2、2′の各噴射
孔から洗滌水が立体的な壁面を形成するようになす。
ブラシローラー3、3′が矢印(イ)(ロ)方向に回動される
と共に、ポンプ9が運転されて噴射台2、2′の各噴射
孔から洗滌水が立体的な壁面を形成するようになす。
該状態でねぎ15の葉部を手に持ちその毛先mが前方にあ
るようにして立体的に交叉する壁面状の洗滌水へ向けて
突込むようにするのであり、このとき大径のブラシロー
ラー3がねぎ15の上面を覆蔽するようにして回動されて
いることから、根茎m部分が浮き上ることなく確実に押
え込まれるようにして内部へ入り込み、前述のハンマー
作用と共に根茎部分の枯れ茎Pの効果的な剥ぎ取り及び
泥土の払拭が行われるものとなる。
るようにして立体的に交叉する壁面状の洗滌水へ向けて
突込むようにするのであり、このとき大径のブラシロー
ラー3がねぎ15の上面を覆蔽するようにして回動されて
いることから、根茎m部分が浮き上ることなく確実に押
え込まれるようにして内部へ入り込み、前述のハンマー
作用と共に根茎部分の枯れ茎Pの効果的な剥ぎ取り及び
泥土の払拭が行われるものとなる。
しかして、払拭される砂土や噴射水は給水タンク内に入
り、以後は前述の通り金網板4で枯れ茎など比較的大き
なものを、次に砂土は分離タンク8の金網10で炉過して
循環ポンプ9に送り込むようになすのであり、該ポンプ
9により一定圧力で加圧された水は再び洗滌水として噴
射台2、2′から吐出され、以下同様の繰り返しで実施
されるのである。
り、以後は前述の通り金網板4で枯れ茎など比較的大き
なものを、次に砂土は分離タンク8の金網10で炉過して
循環ポンプ9に送り込むようになすのであり、該ポンプ
9により一定圧力で加圧された水は再び洗滌水として噴
射台2、2′から吐出され、以下同様の繰り返しで実施
されるのである。
(考案の効果) 本考案は以上の如く水の立体的な噴射壁を形成し且つ該
噴射壁を挟んで上下間に1対のブラシローラを上部が大
径となるようにして配設してあるため、ねぎ洗滌にさい
し根茎部分の浮き上りを防止しつゝ周速度差によるハン
マー作用と共に迅速な清拭作用の行えるものとなるので
あり、またその数が多数となつても各茎内部へ交叉状態
に噴射される圧力洗滌水で根茎部分の枯れ葉を効率良く
剥ぎ取ることのできるものである。
噴射壁を挟んで上下間に1対のブラシローラを上部が大
径となるようにして配設してあるため、ねぎ洗滌にさい
し根茎部分の浮き上りを防止しつゝ周速度差によるハン
マー作用と共に迅速な清拭作用の行えるものとなるので
あり、またその数が多数となつても各茎内部へ交叉状態
に噴射される圧力洗滌水で根茎部分の枯れ葉を効率良く
剥ぎ取ることのできるものである。
なお、本考案によれば被洗滌物をねぎとしてその根茎部
分に於ける残留農薬(ダイセンEPN)を、次表に示す
如く顕著に低減化することが公的機関により証明され
た。(広島県地区衛生組織連合会の平成2年7月5日付
検査成績書)
分に於ける残留農薬(ダイセンEPN)を、次表に示す
如く顕著に低減化することが公的機関により証明され
た。(広島県地区衛生組織連合会の平成2年7月5日付
検査成績書)
第1図は本考案装置の全体斜視図、第2図は縦断面図、
第3図は噴射台の部分斜視図、第4図は分離タンク断面
図である。 1A……洗滌室、1B……給水室 1C……機械室、2、2′……洗滌水噴射台 2a、2′a……噴射ノズル 3、3′……ブラシローラ、8……分離タンク 9……循環ポンプ
第3図は噴射台の部分斜視図、第4図は分離タンク断面
図である。 1A……洗滌室、1B……給水室 1C……機械室、2、2′……洗滌水噴射台 2a、2′a……噴射ノズル 3、3′……ブラシローラ、8……分離タンク 9……循環ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】洗滌室と給水室と、機械室とからなり、洗
滌室は装置本体の手前側で左右一対の洗滌水噴射台と上
下一対のブラツシローラとからなり、左右一対の洗滌水
噴射台は一定間隔に平行立設した中空台盤の内面側高さ
方向に多数の噴射孔を穿設し、各噴射孔からの噴射洗滌
液が中央箇所で鋭角状に交叉するようなさしめると共
に、その上下間を挾むようにして一対のブラシローラを
上方と下方で大小の異径として周速度が異なる構成とな
したことを特徴とするねぎ洗滌機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10150690U JPH0629995Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | ねぎ洗滌機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10150690U JPH0629995Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | ねぎ洗滌機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460095U JPH0460095U (ja) | 1992-05-22 |
JPH0629995Y2 true JPH0629995Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31845019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10150690U Expired - Lifetime JPH0629995Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | ねぎ洗滌機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629995Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220174893A1 (en) * | 2020-12-08 | 2022-06-09 | Roger Moore | Hemp harvesting method and apparatus |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP10150690U patent/JPH0629995Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460095U (ja) | 1992-05-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |