JPH06299373A - 部材の加工方法 - Google Patents

部材の加工方法

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JPH06299373A
JPH06299373A JP8495393A JP8495393A JPH06299373A JP H06299373 A JPH06299373 A JP H06299373A JP 8495393 A JP8495393 A JP 8495393A JP 8495393 A JP8495393 A JP 8495393A JP H06299373 A JPH06299373 A JP H06299373A
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JP
Japan
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gas
ion beam
processing
ion
uniform
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JP8495393A
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English (en)
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Yukitsugu Takahashi
幸嗣 高橋
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐摩耗部材の加工方法において、耐摩耗部材
を、高速で精度良く、しかも複雑形状の耐摩耗部材でも
容易に加工する。 【構成】 部材を真空チャンバー内の移動ステージ6に
載置し、チャンバー内を真空にした後、SIM像で前記
部材を計測および位置出しする工程と、イオンビームま
たは前記移動ステージを動かしながら、イオンソースガ
スとして酸素元素を含むガス、ハロゲンの元素を含むガ
ス、重元素を含むガスの内、一種またはこれらのガスを
組合せた混合ガスからなるイオンビームを被加工部材に
照射する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドリル、エンドミ
ル、スローアウェイチップ、バイト、ダイス、軸受け、
半導体基板、各種デバイス部材等の加工に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる部材の素材には、ダイヤモ
ンド単体、c−BN単体、超硬合金、ダイヤモンド焼結
体、c−BN焼結体、ダイヤモンド粒子を含む層、c−
BN粒子を含む層、硬質炭素膜、硬質BN膜、Si等の
半導体基板、基板の表面がリソグラフィー等によるエッ
チングや各種膜の被覆で加工されたデバイス等が用いら
れ、その成形加工方法および切断方法としては、研削、
研磨、ダイシング、レーザー加工、エッチング等が行わ
れていた。
【0003】本明細書において、ダイヤモンド粒子を含
む層とは、電着、メッキ、無電界メッキ等でダイヤモン
ド粒子とバインダーとなるものを基体に被覆させたもの
をいい、c−BN粒子を含む層とは、電着、メッキ、無
電界メッキ等でc−BN粒子とバインダーとなるものを
基体に被覆させたものをいう。また、硬質炭素膜とは、
炭素を主成分とする膜で硬度がHv4000kgf/m
m2以上またはダイヤモンド構造を含む膜のことをい
い、硬質BN膜とは、ホウ素と窒素を主成分とするHv
4000kgf/mm2またはダイヤモンド構造(c−
BN)を含む膜のことをいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の研削や
研磨のよる部材のダイシング、レーザー加工、エッチン
グの加工方法では、以下の課題があった。研削の加工方
法では、 被加工物が雑形状であると加工が難しい。 複雑形状への加工が難しい。
【0005】研磨の加工方法では、 加工時間が長い。 被加工物が複雑形状であると加工が難しい。 レーザー加工では、 部材を局部的に加熱し昇華させて加工を行うため、
加工エッジ部に雰囲気と基体の反応物ができる。 加工エッジ部に基体の突沸物ができる。 複数の被加工物を同時に加工できないため、コスト
が高く量産性がない。
【0006】ダイシング加工では、 加工部にチッピングが起こる。 ダイシングソーの厚を薄くできないため、数10μ
m以下の幅の加工ができない。 被加工物が雑形状であると加工が難しい。 複雑形状への加工が難しい。 複数の被加工物を同時に加工できないため、コスト
が高く量産性がない。
【0007】そこで、この発明の目的は、従来のこのよ
うな課題を解決するため、高硬度の単体、層、膜の加
工、または半導体基板、各種デバイスの加工を、高速で
精度良く、しかも複雑形状の部材でも複雑形状に、しか
も容易に加工できる加工方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、部材を真空チャンバー内の移動ステージに設
置し、前記チャンバー内を真空にした後、SIM像で被
加工物を計測および位置出しする工程と、イオンビーム
または移動ステージを動かしながら該イオンビームを部
材に照射する工程とで加工するようにした。
【0009】また、イオンビームには平行で均一な密度
および強度のビームまたは、10μm以下に集束したビ
ームを用いた。さらに、該イオンビームを得るためのイ
オンソースガスを酸素元素を含むガス、ハロゲンの元素
を含むガス、重元素を含むガスのいずれか一種またはこ
れらのガスを組合せた混合ガスとした。
【0010】
【作用】上記工程からなる加工方法においては、加工前
にSIM像を得ることで、被加工部材の計測と高精度の
位置出しを行うことができ、また、イオンビームが平行
で均一な密度と強度を有するものを用いれば、イオンビ
ームが平行であることから複雑形状の複数の部材の加工
ができ、イオンビームが均一な密度および強度のイオン
ビームであることから、複数の単体、層、基体の加工が
同時にできる。さらに、集束したイオンビームを用いれ
ば、移動ステージと連動しながら該イオンビームを部材
の所定の位置に照射することができるため、複雑形状物
およ複雑形状物への加工も可能となる。
【0011】また、真空中におけるイオンビームによる
加工のため、加工エッジ部に雰囲気と基体の反応物がで
きたり、基体の突沸物ができたり、チッピングが発生し
たりせず、集束イオンビームの径を10μm以下にし
て、スキャンすれば、10μm以下の複雑形状の溝およ
び切断加工ができる。
【0012】また、イオンソースガスに酸素元素を含む
ガス、ハロゲンの元素を含むガス、重元素を含むガスを
用いることにより、部材の表面で化学反応を伴うスパッ
タリング現象が起きるため、高速の加工ができる。ま
た、重元素を含むガスをイオンソースガスにすることに
より、重いイオンのビームができるため、高速のスパッ
タリング現象が起き、高速の加工ができる。
【0013】
【実施例1】 (実施例1)以下に、この発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図4は、均一イオンビーム装置の概略説明
図であり、図において1はガリウムのイオン銃、2はガ
リウムの集束イオンビーム、3は均一イオンビーム、4
はドリル等の被加工部材、5は均一イオン源、6は移動
ステージ、7は廃棄装置である。
【0014】まず、前記カウフマン型イオン源5により
平行で密度強度の均一なイオンビーム3を得た(図
1)。被加工部材4としては、刃先の素材がダイヤモン
ド単体、c−BN単体、超硬合金、ダイヤモンド焼結
体、c−BN焼結体、ダイヤモンド粒子を含む層、c−
BN粒子を含む層、硬質炭素膜、硬質BN膜により被覆
されたドリルを用意した。
【0015】つぎに、前記被加工部材4を移動ステージ
6に設置し、排気装置7を介してチャンバー内を1×1
-5Torr以下の真空にした後、ガリウム(Ga)の
イオン銃1の集束イオンビーム2によるSIM像から被
加工部材4の径を測定し、加工量を見積った。次に、前
記均一イオン源5からの均一イオンビーム3が前記被加
工部材4の刃先10に所定の角度で照射できるよう、前
記移動ステージ6を移動する。
【0016】次に、前記均一イオン源5の中にイオン密
度増加とプラズマの安定化のため、アルゴン・水素を2
0SCCMをキャリアガスとして導入すると共に、イオ
ンソースガスとして二酸化窒素(NO2)、一酸化窒素
(NO)、亜酸化窒素(N2O)、二酸化炭素(C
2)、一酸化炭素(C0)、塩素ガス(Cl2)、塩化
水素ガス(HCl)、酸素ガス(O2)、水蒸気(H
2O)、六フッ化タングステンガス(F6 W)の一種ま
たはこれらのガスの組合せのガスを前記イオン源に導入
し、該イオン源の電源を入れた。
【0017】前記イオン源のチァンバー内には、Arガ
スの電離によりAr+ 、水素の電離によりH+が、イオ
ンソースガスの二酸化窒素(NO2)の電離により少な
くともO2-、一酸化窒素(NO)の電離により少なくと
もO2-、亜酸化窒素(N2 O)の電離により少なくとも
2-、二酸化炭素(CO2 )の電離により少なくともC
2+とO2-、一酸化炭素(C0)の電離により少なくと
もC2-とO2-、塩素ガス(Cl2)の電離により少なく
ともCl-、塩化水素ガス(HCl)は電離により少な
くともH+とCl-、酸素ガス(O2)の電離により少な
くとも02-とO3 2-、水蒸気(H2O)の電離により少な
くともH+とOH-、六フッ化タングステンガス(F
6W)の電離により少なくともF56++ -等のイオン
ができる。
【0018】一方、放射されるイオンの種類および組合
せは、イオンソースガスの種類および組合せと加速電圧
の方向によって選択することができる。また、イオンソ
ースガスの種類および組合せと加速電圧の方向は加工レ
ートの速い方向を選べば良い。
【0019】被加工部材4に炭素が多く含まれる場合
は、酸素または酸素元素を含むイオンを放射することが
できるイオンソースガスを用い、前記イオンの放射でき
る方向に加速電圧を印加、即ちプラス電極で加速すれ
ば、被加工部材4に含まれる炭素とイオン中の酸素元素
との化学反応によりCO2 となって気化するため、加工
レートが速い。
【0020】一方、ハロゲンまたはハロゲンの元素を含
むイオン放射できるイオンソースガスを用いて、イオン
が放射できる方向に加速電圧を印加すれば、即ちプラス
電極で加速すれば、ハロゲンは物質との反応性が高いた
め加工レートが速くなる。また、重元素または重元素を
含むイオンが放射できるイオンソースガスを用いて、該
イオンビームの放射できる方向に加速電圧を印加すれ
ば、即ち六フッ化タングステンガス(F6W)の場合
は、プラス電極で加速すれば、該イオンの運動量が大き
いため加工レートが速くなる。
【0021】このように加工レートの速い方向に加速電
圧を印加した。この時の加速電圧は1kevとした。こ
のようして得られた平行で密度および強度の均一なイオ
ンビーム3を前記被加工部材4に30分間照射した後イ
オン源の電源を切り、キャリアガスとイオンソースガス
の導入を止めた。次に集束イオンビーム2を該ドリルに
スキャンさせ、得られたSIM像により、ドリル4の加
工状況の観察および加工量の計測を行った。
【0022】その結果、刃先の素材がダイヤモンド単
体、ダイヤモンド焼結体、ダイヤモンド粒子を含む層及
び硬質炭素膜の場合、イオンソースガスが二酸化窒素
(NO2)、一酸化窒素(NO)、亜酸化窒素(N
2O)、二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(C0)、塩
素ガス(Cl2)、塩化水素ガス(HCl)、酸素ガス
(O2)、水蒸気(H2O)、六フッ化タングステンガス
(F6W)の一種または組合せの混合ガスのいずれであ
っても、プラス電極で加速した場合、該刃先の表面粗さ
は加工前より小さくなり、鋭利化もなされていた。また
刃先の素材が、c−BN単体、超硬合金、c−BN焼結
体、c−BN粒子を含む層、硬質BN膜の場合、イオン
ソースガスが、塩素ガス(Cl2 )、塩化水素ガス(H
Cl)、六フッ化タングステンガス(F6 W)の一種ま
たは組合せの混合ガスのいずれであっても、プラス電極
で加速した場合、該刃先の表面粗さは加工前より小さく
なり、鋭利化もなされていた。またイオンソースガスに
六フッ化タングステンガス(F6 W)を含めた場合に
は、マイナス電極でも、該刃先の表面粗さは加工前より
小さくなり、鋭利化もなされていた。
【0023】(実施例2)次に、集束したイオンビーム
による刃先の鋭利化および平坦化の加工方法の実施例に
ついて説明する。イオン銃にはホローカソードデュオプ
ラズマトロンとセシウム(Cs)またはガリウム(G
a)の液体金属イオン銃を用いた。被加工部材には刃先
の素材がダイヤモンド単体、c−BN単体、超硬合金、
ダイヤモンド焼結体、c−BN焼結体、ダイヤモンド粒
子を含む層、c−BN粒子を含む層、硬質炭素膜、硬質
BN膜である1枚刃のリーマ(図3)を用意した。リー
マー9を移動ステージに設置し、排気装置を作動させチ
ャンバー内を1×10-5Torr以下の真空にした。
【0024】次にガリウムの集束イオンビームのスキャ
ンにより、リーマー9のSIM像を得た。次に移動ステ
ージを動かし、前記SIM像からリマーの径を測定し
た。次に、ホローカソードデュオプラズマトロンの中に
キャリアガスとしてアルゴンおよび水素ガスを20SC
CM、また、イオンソースガスとして二酸化窒素(NO
2)、一酸化窒素(NO)、亜酸化窒素(N2O)、二酸
化炭素(CO2 )、一酸化炭素(C0)、塩素ガス(C
2)、塩化水素ガス(HCl)、酸素ガス(O2)、水
蒸気(H2O)、六フッ化タングステンガス(F6W)の
一種または組合せた混合ガスを導入した。
【0025】次にイオン銃に電源を入れ、加速電圧を加
工レートの速い方向に1kev印加し、イオンビームを
図3に示す切刃8に沿って図2のAに示す角度で照射で
きるように該集束イオンビームと移動ステージを動か
し、トータル60分のイオンビーム照射を行った。
【0026】次にイオンビームを切刃8にそって図2の
Bに示す角度で、照射できるように前記集束イオンビー
ムと移動ステージを動かし、トータル60分のイオンビ
ーム照射を行った。次にイオン銃の電源を切ると共に、
キャリアガスとイオンソースガスの導入を止めた。
【0027】次にSIM像により、リーマー9の加工状
況の観察および計測を行った。その結果、刃先の素材が
ダイヤモンド単体、ダイヤモンド焼結体、ダイヤモンド
粒子を含む層、硬質炭素膜の場合、イオンソースガスが
二酸化窒素(NO2 )、一酸化窒素(NO)、亜酸化窒
素(N2O)、二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(C
0)、塩素ガス(Cl2)、塩化水素ガス(HCl)、
酸素ガス(O2)、水蒸気(H2O)、六フッ化タングス
テンガス(F6W)の一種または組合せの混合ガスのい
ずれであっても、プラス電極で加速した場合、該刃先の
表面粗さは加工前より小さくなり、鋭利化もなされてい
た。
【0028】また刃先の素材が、c−BN単体、超硬合
金、c−BN焼結体、c−BN粒子を含む層、硬質BN
膜の場合イオンソースガスが、塩素ガス(Cl2 )、塩
化水素ガス(HCl)、六フッ化タングステンガス(F
6W)の一種または組合せの混合ガスのいずれであって
もプラス電極で加速した場合、該刃先の表面粗さは加工
前より小さくなり、鋭利化もなされていた。
【0029】また、重元素であるセシウム(Cs)とガ
リウム(Ga)の集束イオンビームによる加工も上記と
同じ条件で行った結果、該いずれの刃先の素材であって
も刃先の表面粗さは加工前より小さくなり、鋭利化もな
されていた。イオンソースガスに六フッ化タングステン
ガス(F6W)を含めた場合には、マイナス電極でも、
該刃先の表面粗さは加工前より小さくなり、鋭利化もな
されていた。
【0030】(実施例3)次に、集束したイオンビーム
による溝加工および切断加工の方法の実施例について説
明する。イオン銃にはホローカソードデュオプラズマト
ロンとセシウム(Cs)またはガリウム(Ga)の液体
金属イオン銃を用いた。部材として、ダイヤモンド単
体、c−BN単体、超硬合金、ダイヤモンド焼結体、c
−BN焼結体、Siからなるの厚さ100μmの基板
と、Si基板にダイヤモンド粒子を含む層、c−BN粒
子を含む層、硬質炭素膜、硬質BN膜を5μmの厚さで
被覆した部材を用意した。該部材を移動ステージに設置
し、イオンソースガスには、c−BN単体、超硬合金、
c−BN焼結体、Siからなるの厚さ100μmの基板
と、Si基板にc−BN粒子を含む層、硬質BN膜を5
μmの厚さで被覆した部材の加工の際は、酸素元素を含
むイオンソースガスは用いなかった。その他は、実施例
2と同じ方法で、部材垂直に一辺1mmの正三角形の形
状に7μmの径のイオンビームをスキャンさせた。
【0031】10分間加工した部分をSIM像により観
測したところ、一辺1mmの正三角形の深さ約約10μ
mの溝が、エッジ部に異物等なくできていた。100分
間の加工後該部材を取りだしてみると、該部分が一辺1
mmの正三角形状に切断されていることが確認できた。
【0032】
【発明の効果】被加工部材を真空チャンバー内の移動ス
テージに設置し、チャンバー内を真空にした後、SIM
像で該部材を計測および位置出しする工程と、イオンビ
ームまたは移動ステージを動かしながら、イオンソース
ガスが、酸素元素を含むガス、ハロゲンの元素を含むガ
ス、重元素を含むガスの一種またはこれらのガスの組合
せの混合ガスであるイオンビームを被加工部材に照射す
る工程と、該イオンビームが平行で均一な密度および強
度にすること、または該イオンビームが集束したイオン
ビームにすることにより、 被加工物が雑形状であると加工が容易にできる。 複雑形状への加工が容易にできる。 加工時間が短く、複数の被加工物を同時に加工する
こともできコストが安い。 加工エッジ部に雰囲気と基体の反応物、突沸物やチ
ッピングができない。 10μm以下の幅の加工ができる。 等、種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】均一イオンビームの角度を示す説明図
【図2】リーマーの概略部分断面図
【図3】リーマーの概略側面図
【図4】均一イオンビーム装置の概略図
【符号の説明】 1 ガリウム(Ga)のイオン銃 2 ガリウム(Ga)の集束イオンビーム 3 均一イオンビーム 4 被加工部材 5 均一イオン源 6 移動ステージ 7 排気装置 8 切刃 9 リーマー 10 ドリルの片方の刃先

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材の加工方法において、前記部材を真
    空チャンバー内の移動ステージに載置し、チャンバー内
    を真空にした後、SIM像で前記部材を計測および位置
    出しする工程と、イオンビームまたは前記移動ステージ
    を動かしながら、イオンソースガスとして酸素元素を含
    むガス、ハロゲンの元素を含むガス、重元素を含むガス
    の内、一種またはこれらのガスを組合せた混合ガスから
    なるイオンビームを被加工部材に照射する工程とを有す
    ることを特徴とする部材の加工方法。
  2. 【請求項2】 該イオンビームが平行で均一な密度およ
    び強度であることを特徴とする請求項1記載の部材の加
    工方法。
  3. 【請求項3】 該イオンビームが集束したイオンビーム
    であることを特徴とした請求項1記載の部材の加工方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1448033A1 (en) * 1996-12-27 2004-08-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and device for mounting electronic component on a circuit board
WO2007116523A1 (ja) * 2006-04-10 2007-10-18 Osg Corporation 硬質被膜の脱膜方法
US9810817B2 (en) 2008-04-02 2017-11-07 3M Innovative Properties Company Light directing film and method for making the same

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