JPH0629885A - 非接触通信システム - Google Patents

非接触通信システム

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JPH0629885A
JPH0629885A JP4207295A JP20729592A JPH0629885A JP H0629885 A JPH0629885 A JP H0629885A JP 4207295 A JP4207295 A JP 4207295A JP 20729592 A JP20729592 A JP 20729592A JP H0629885 A JPH0629885 A JP H0629885A
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JP
Japan
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signal
wave
circuit
transmission
communication system
Prior art date
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Pending
Application number
JP4207295A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Endo
博文 遠藤
Seiichi Yamada
誠一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触通信システムの通信スピードの高速化
を図る。 【構成】 入力された2進数信号を4進数信号に変換
し、この4進数信号によって交流電力波Vwを振幅変調
し、送信コイル3から送信する。受信コイル4で受信し
た信号波Vaを復調回路13によって4進数信号に復調
し、さらに、デコーダ16等によりもとの2進数デジタ
ル信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非接触通信システムに関
する。例えば、電磁結合方式等によって送信機と受信機
間の信号授受を行なう非接触通信システムに関する。
【0002】
【背景技術】(非接触通信システムの説明)図1に電磁
結合方式の非接触通信システム(ID通信システム)の
概略構成を示す。この非接触通信システムにあっては、
送信ヘッド1と受信ヘッド2が非接触で配置され、送信
ヘッド1の送信コイル3と受信ヘッド2の受信コイル4
が電磁結合している。
【0003】この非接触通信システムにおいては、送信
ヘッド1に各種命令やデータ等を表わす2進数デジタル
信号を入力すると、この2進数デジタル信号は送信側処
理回路5によって交流電力波を含む交流アナログ信号波
に変換され、当該交流アナログ信号波が送信コイル3か
ら送信される。受信コイル4は、電磁誘導によって送信
ヘッド1から送信された交流アナログ信号波を受信し、
交流アナログ信号波は受信側処理回路6によって交流電
力波とアナログ信号に弁別され、交流電力波は整流され
た後、受信ヘッド2内の回路の電源として用いられ、ア
ナログ信号は受信側処理回路6により元の2進数デジタ
ル信号に復元されてメモリ7に格納される。
【0004】(従来の非接触通信システム)このような
非接触通信システムにおいては、送受信コイル3,4間
で送受信される信号波は、受信ヘッド内回路の電源とし
て使用されると共に2進数信号の(1)2又は(0)
2〔以下、2進数表記における0,1等をそれぞれ
(0)2,(1)2等と表わす。〕の2値を識別できるも
のでなければならないから、交流電力波になんらかの変
調をかけたものとする必要がある。
【0005】図6に示す信号波形は、従来の非接触通信
システムに用いられている送信(受信)信号波Vbの波
形であって、交流電力波をその周期よりも長い区間Tに
分割し、2進数信号の2値(1)2又は(0)2に応じて
各区間T毎に交流電力波の振幅を変化させた振幅変調方
式によるものである。したがって、このような送信(受
信)信号波Vbにあっては、振幅の大小によって(1)2
信号又は(0)2信号を表わすことができる。
【0006】図7に振幅変調方式の信号波Vbを受信す
る受信ヘッド2の構成を示す。受信コイル4に受信され
た信号波Vbは、ローパスフィルタや積分回路等の復調
回路31によって直流電圧信号に変換される。例えば、
図6の信号波Vbにおいて、(1)2信号の区間はその振
幅に比例した直流電圧V1に変換され、(0)2信号の区
間はその振幅に比例した直流電圧V0(但し、V0
1)に変換される。
【0007】この直流電圧信号は、コンパレータ32に
よって2進数デジタル信号に変換される。具体的には、
コンパレータ32で基準電圧Vc(但し、V0<Vc<
1)と比較され、直流電圧信号の電圧値が基準電圧Vc
より大きい区間は信号(1)2と判別され、小さい区間
は信号(0)2と判別される。
【0008】また、図8に示すものは、周波数変調方式
による送信(受信)信号波Vcの波形であって、交流電
力波をその周期よりも長い区間Tに分割し、2進数デジ
タル信号の2値(1)2又は(0)2に応じて各区間T毎
に交流電力波の周波数を変化させたものである。したが
って、このような送信(受信)信号波Vcにあっては、
周波数の大小によって(1)2 信号又は(0)2信号を
表わすことができる。
【0009】
【解決しようとする課題】しかしながら、従来の非接触
通信システムにあっては、1つの信号分割区間を通信す
るのに必要な時間はコイルの発振周期及び1区間のパル
ス数から制約を受けていた。すなわち、コイルの発振周
期はコイルの性能により決まり、1区間のパルス数は信
号識別の安定化のため極端に減らせないことから、1つ
の信号分割区間を通信するために10μs以上の時間を
必要としていた。例えば、図5(a)に示す4ビット信
号(1011)2を伝送するためには4つの信号分割区
間を要し、40μs以上の伝送時間が必要となり、大量
のビット数を短時間に通信したいときには致命的な欠点
となっていた。
【0010】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、非接触通信
システムの通信スピードをより高速化することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触通信シス
テムは、交流搬送波を送信端末部に連続的に供給する手
段と、入力された2値信号を3値以上の多値信号に変換
する手段と、当該多値信号によって前記交流搬送波を変
調させる手段とを備えた送信機、および、当該送信機か
ら送信された送信信号波を受信し、当該送信信号波を復
調する手段と、当該復調信号をもとの2値信号に変換す
る手段とを備えた受信機からなることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】本発明の非接触通信システムにあっては、送信
しようとする2値信号を3値以上の多値信号に変換し、
その多値信号を交流搬送波に載せて送信することができ
る。従って、多値伝送方式となるので、同じ情報量であ
れば、送受信しなければならない信号のビット数を減少
させることができ、従来の2値伝送方式に比べて通信ス
ピードを高速化することができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例による非接触通信システム
の全体的な構成は図1に示した通りであり、その送信ヘ
ッド1及び受信ヘッド2内の処理回路5,6の構成は図
2及び図3に示す通りである。
【0014】図2は送信ヘッド1内の処理回路5の構成
を示すブロック図である。送信コイル3は、変調回路8
の出力側に接続されている。また、変調回路8の一方の
入力部には電力供給用電源9が接続され、他方の入力部
には2進→4進変換回路10が接続されている。この2
進→4進変換回路10は、送信ヘッド1に入力された2
進数デジタル信号を4進数デジタル信号に変換するもの
である。
【0015】しかして、電力供給用電源9から変調回路
8へは例えば商用周波数の交流電力波(正弦波)Vwが
供給されている。交流電力波Vwは変調回路8におい
て、2進→4進変換回路10から入力された4進数デジ
タル信号によって振幅変調され、この変調波が送信コイ
ル3から送信される。
【0016】図4に示すものは、4進数デジタル信号に
よって振幅変調された交流電力波Vw、すなわち送信
(受信)信号波Vaの波形であって、交流電力波Vwをそ
の周期よりも長い区間Tに分割し、4進数デジタル信号
の4値(0)4,(1)4,(2)4又は(3)4〔以下、
4進数表記における0,1,2,3等をそれぞれ(0)
4,(1)4,(2)4,(3)4等で表わす。〕に応じて
各区間T毎に交流電力波の振幅を変化させたものであ
る。したがって、このような送信(受信)信号波Vaに
あっては、大小4レベルの振幅によって(0)4
(1)4,(2)4又は(3)4信号を表わすことができ
る。
【0017】図3は受信ヘッド2内の処理回路6及びメ
モリ7の構成を示すブロック図である。処理回路6は、
全波整流用等の整流回路11、電源回路12、ローパス
フィルタや積分回路等の復調回路13、平滑コンデンサ
14、複数のコンパレータからなるA/D変換回路1
5、2進信号に変換するためのデコーダ16及び2進デ
ジタル信号を処理するための信号処理回路17から構成
されている。整流回路11及び復調回路13は受信コイ
ル4に並列に接続されており、整流回路11は電源回路
12に接続されており、A/D変換回路15、デコーダ
16、信号処理回路17及びメモリ7には電源回路13
から直流電力が供給されている。
【0018】詳しく述べると、受信コイル4で受信され
た受信信号波Vaは整流回路11によって全波整流さ
れ、さらに電源回路12で定電圧化され、直流電圧とし
てA/D変換回路15、デコーダ16、信号処理回路1
7及びメモリ7に供給される。
【0019】また、復調回路13は、受信コイル4で受
信した受信信号波Vaから搬送波を分離してもとの4進
数信号に変換する。例えば、図4の受信信号波Vaにお
いて、その区間T毎にもとの直流電圧V0,V1,V2
3(但し、V0<V1<V2<V3)を復元するような信
号を出力する。復調回路13の出力は平滑コンデンサ1
4によって交流成分を除去した後、A/D変換回路15
に入力される。
【0020】A/D変換回路15は、並列に接続された
3つのコンパレータ15a,15b,15cから構成さ
れており、各コンパレータ15a,15b,15cの基
準電圧VH,VM,VLは、元の4値の直流電圧V0
1、V2、V3を分別するように設定されている。すな
わち、V0<VL<V1<VM<V2<VH<V3 となってい
る。各コンパレータ15a,15b,15cは復調回路
から出力された信号を各区間T毎に基準電圧VH,VM
Lと比較し、比較信号(デジタル信号)を出力する。
【0021】各コンパレータ15a,15b,15cか
ら出力された3つの比較信号はデコーダ16に入力さ
れ、デコーダ16によって送信ヘッド1に入力された元
の2進数デジタル信号に変換される。この2進数信号
は、信号処理回路17に送られ、命令の実行やデータ処
理に供されると共に、適宜メモリ7に格納される。
【0022】このように、本実施例においては、4進数
信号で情報を伝達するので、例えば、従来であれば図5
(a)に示す4ビット信号(1011)2を伝達するた
めには、4つの信号分割区間Tを伝達する必要があった
が、本実施例によれば図5(b)に示す2ビット信号
(23)4を伝達すれば良く、2つの信号分割区間Tを
伝達すれば良い。したがって、2進数信号で情報を伝達
していた従来に比べ、2倍のスピードで情報を伝達する
ことができる。
【0023】なお、本実施例では、2進数信号を4進数
信号に変換して通信したが、これに限るものではなく、
8進数、16進数と拡張すれば通信時間短縮の効果はさ
らに増す。上記実施例では、復調回路によって復調した
4進数信号を一旦コンパレータからなるA/D変換回路
に通しているが、復調回路の出力を直接、あるいは波形
形成の後、デコーダに入力する場合には、デコーダは4
進→2進変換回路となる。また、本実施例では、振幅変
調方式について説明したが他の変調方式、例えば周波数
変調方式にも応用できる。その場合は、複数の周波数に
応じて多値信号を割当て、受信ヘッド側の復調回路とし
て、これらの各周波数を識別できるフィルタ回路を設け
ればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明にあっては、2値信号を多値信号
に変換して多値伝送することができるので、2値信号の
ままで送受信していた従来例に比べ、同一伝送情報量に
対して伝送信号のビット数を減少させることができ、非
接触通信システムにおける通信時間を短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁結合方式の非接触通信システムを示す概略
構成図である。
【図2】本発明の一実施例における送信ヘッド側の回路
構成を示すブロック図である。
【図3】同上の実施例における受信ヘッド側の回路構成
を示すブロック図である。
【図4】4値伝送方式における各符号の変調信号波を示
す信号波形図である。
【図5】(a)は2値伝送方式で(1011)2を表わ
す信号を示す波形図、(b)は4値伝送方式で(23)
4を表わす信号を示す波形図である。
【図6】従来例の非接触通信システムにおいて送信ヘッ
ドから送信される信号波を示す信号波形図である。
【図7】同上の受信ヘッド側の回路構成を示すブロック
図である。
【図8】別な従来例の非接触通信システムにおいて送信
ヘッドから送信される別な信号波を示す信号波形図であ
る。
【符号の説明】
1 送信ヘッド 2 受信ヘッド 3 送信コイル 4 受信コイル 10 2進→4進変換回路 13 復調回路 15 A/D変換回路 16 デコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流搬送波を送信端末部に連続的に供給
    する手段と、入力された2値信号を3値以上の多値信号
    に変換する手段と、当該多値信号によって前記交流搬送
    波を変調させる手段とを備えた送信機、 および、当該送信機から送信された送信信号波を受信
    し、当該送信信号波を復調する手段と、当該復調信号を
    もとの2値信号に変換する手段とを備えた受信機からな
    る非接触通信システム。
JP4207295A 1992-07-10 1992-07-10 非接触通信システム Pending JPH0629885A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4207295A JPH0629885A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 非接触通信システム

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ID=16537423

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7429001B2 (en) 2002-02-14 2008-09-30 Infineon Technologies Label identification system and coding method suited therefor
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