JPH062987Y2 - 紙巻装置の給紙機構 - Google Patents

紙巻装置の給紙機構

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JPH062987Y2
JPH062987Y2 JP17059087U JP17059087U JPH062987Y2 JP H062987 Y2 JPH062987 Y2 JP H062987Y2 JP 17059087 U JP17059087 U JP 17059087U JP 17059087 U JP17059087 U JP 17059087U JP H062987 Y2 JPH062987 Y2 JP H062987Y2
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JP
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paper
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JP17059087U
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JPH0175047U (ja
Inventor
哲雄 南波
Original Assignee
有限会社南波製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はたとえば榎茸栽培容器の紙巻装置の給紙機構に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の榎茸栽培容器の自動紙巻装置としては本願
出願人の特開昭60−70008号公報、特開昭62−
3717号公報等が知られている。
第5図乃至第15図はこれらの従来構造を示し、1は榎茸
の栽培容器、2は栽培用の紙であって、紙2は栽培容器
1の口部3に円錐状に巻付けられるため展開時は扇形状
を成している。
4は複数個の栽培容器1を載置し得る回転テーブルであ
って、機台5に設けられ、栽培容器1の数に応じた間欠
回転をする。
6は紙巻案内部材であって、紙巻案内部材6は栽培容器
1の上方にて上下退避動し、紙巻案内部材6には下方に
配される栽培容器1の口部3を挾持する3個の挾着爪7
が押軸8の下降動作によってピン9を支点として挾着動
作可能に設けられ、紙巻案内部材6の外周面には上下に
2個の紙吸着部10が設けられ、紙吸着部10には図外の負
圧源が接続されている。
11は収容部材であって、前記紙巻案内部材6の側方に図
外のシリンダにより支点軸12を中心として旋回可能に設
けられ、この場合左右の側板11a・11b、前板11c、後板1
1d、及び底桟11eを組付けて成り、紙巻案内部材6側の
側板11aに引出口部13を形成し、収容部材11内に多数枚
の紙2を重合状態に収容し、かつ側板11bに軸筒14を設
け、軸筒14に摺動軸15を設け、摺動軸15の紙巻案内部材
6側の側板11aに紙2を押圧可能な押圧部材16を設け、
押圧部材16を紙2側に押圧させる押圧バネ17を摺動軸15
の外方端と側板11aとの間に架設して構成している。
しかして第8図の如く紙巻案内部材6が下降すると挾着
爪7が栽培容器1の口部3を挾着し、図外のシリンダの
作動によって収容部材11は支点軸12を中心として第7図
の如く旋回し、最も紙巻案内部材6側の紙2のの引出口
部13より露出する部分は紙吸着部10に当接し、紙吸着部
10は第9、第10図の如く紙2を吸着し、第11図の如く収
容部材11が戻動した後、第11図の如く紙巻案内部材6は
巻取回転して紙2を引出口部13より引出し、ローラ18は
紙吸着部10とローラ18間の紙たるみを防ぎ、第9図、第
12図の如く紙2の基部内面(下側内周面)は栽培容器1
の口部3外周面を取巻き、クリップ部材19を自動装着機
構(図示省略)により第13図、第14図、第15図の如く紙
2の口部3に止着する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来構造の場合押圧部材16の紙巻案内
部材6側の側板11aへの紙押圧作用を強くすると紙2の
ほぼ全面をほぼ均等に強く押圧することになって紙引出
し抵抗が増加して二枚同時紙引出しが生じることがあ
り、また逆に紙押圧作用を弱くすると紙2と吸着部10と
の密着が不充分となって吸着不良による引出不能が生ず
ることがあり、使用済みの紙2を再使用する場合には著
しいという不都合を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解消することを目的とするも
ので、その要旨は、榎茸の栽培容器1上部の口部3の上
側対向位置にドラム状の紙巻案内部材6を水平回転可能
に設け、該紙巻案内部材6の外周面に紙吸着部10を設
け、かつ該紙巻案内部材6の側方に複数枚の栽培用の紙
2を収容可能な収容部材11を設け、該収容部材11の前記
紙巻案内部材6側の側板11aに最も紙巻案内部材6側の
紙2が露出する引出口部13を開口形成し、該収容部材11
に該重合状態の複数枚の紙2を紙巻案内部材6側の側板
11aに押圧して、最も紙巻案内部材6側の紙2の引出口
部13から露出する部分を、紙巻案内部材6外周面に設け
た紙吸着部10に当接せしめる押圧部材16を設け、該収容
部材11内の最も紙巻案内部材6側の紙2を該紙巻案内部
材6の水平回転及び該紙吸着部10の吸着作用により一枚
宛引出口部13より引出して紙巻案内部材6外周面に巻き
取りこの巻き取った紙2の下端側円周面を紙巻案内部材
6下方に配置される前記栽培容器1の口部3に巻き付け
るように構成した紙巻装置の給紙機構において、上記押
圧部材16の紙巻案内部材6側の側板11aへの紙押圧作用
を、上記引出口部13位置では引出口部13以外の位置に比
べて強く作用させる押圧機構20を押圧部材16に設けたこ
とを特徴とする紙巻装置の給紙機構に係るものである。
〔作用〕
押圧機構20により、紙巻案内部材6側の側板11aへの押
圧部材16による紙押圧作用は、引出口部13位置での押圧
作用が引出口部13位置以外の側板11aへの押圧作用に比
べて強くなって、紙2と紙吸着部10との密着接触状態が
良好となるとともに紙2の引出し抵抗も小さく抑えられ
る。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第1、2図
は第1実施例、第3、4図は第2実施例である。
尚、前記第5図乃至第15図のものと同一態様部分には同
符号を付して説明する。
第1図、第2図の第1実施例において、20は押圧機構で
あって、この場合押圧部材16を前押圧板16aと後押圧板1
6bの二部材で形成し、前押圧板16aを引出口部13に対向
配置し、後押圧板16bを前押圧板16aに接触しない他の紙
面に対向配置し、前押圧板16a側の押圧バネ17aを後押圧
板16bの押圧バネ17bより強く設定して、側板11aへの押
圧作用を、引出口部13位置での押圧作用が引出口部13位
置以外の側板11aへの押圧作用に比べて強くなるように
構成している。
この第1実施例は上記構成であるから、紙吸着部10によ
り紙2を吸着しつつ紙巻案内部材6の回転により引出す
と、紙吸着部10と近接対向する引出口部13より露出する
部分での紙押圧作用が強いため紙吸着部10と紙2とを密
着接触でき、吸着作用を確実になすことができるととも
に引出口部13位置以外での側板11aへの紙押圧作用は弱
いため紙2の一枚宛の分離引出しが良好となり、二枚同
時引出を防止でき、給紙の信頼性を向上することができ
る。
第3、4図の第2実施例は押圧機構20の別例を示し、こ
の場合押圧部材16を引出口部13対向側が紙吸着部10に近
接するように折曲形成して前押圧板16aと後押圧板16bと
を一体形成したものである。
この第2実施例にあっては、前押圧板16aが後押圧板16b
よりも紙吸着部10に近接しているため紙吸着部10対向側
の紙押圧作用が強く作用し、このため第1実施例と同様
の作用効果を得る。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、紙吸着部により紙を吸着しつつ紙
巻案内部材の水平回転により収容部材の紙巻案内部材側
の引出口部から紙を引出すとき、押圧部材により複数収
納した紙を収容部材の引出口部を設けた紙巻案内部材側
の側板へ押圧する紙押圧作用が、引出口部13位置では引
出口部13位置以外の部分より強いため紙吸着部と紙とを
密着接触でき、吸着作用を確実になすことができるとと
もに引出口部位置以外の部分での側板への紙押圧作用は
弱いため紙の一枚宛の分離引出しが良好となり、給紙の
信頼性を向上することができる。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は第1実
施例の平面図、第2図はその要部の斜視図、第3図は第
2実施例の平面図、第4図はその要部の斜視図、第5図
は従来構造の全体斜視図、第6図はその側面図、第7図
はその平面図、第8図はその部分断面図、第9図はその
断面図、第10図乃至第15図は紙巻工程説明図である。 1…栽培容器、2…紙、3…口部、6…紙巻案内部材、
10…紙吸着部、11…収容部材、11a…側板、13…引出口
部、16…押圧部材、20…押圧機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】榎茸の栽培容器上部の口部の上側対向位置
    にドラム状の紙巻案内部材を水平回転可能に設け、該紙
    巻案内部材の外周面に紙吸着部を設け、かつ該紙巻案内
    部材の側方に複数枚の栽培用の紙を収容可能な収容部材
    を設け、該収容部材の前記紙巻案内部材側の側板に最も
    紙巻案内部材側の紙が露出する引出口部を開口形成し、
    該収容部材に該重合状態の複数枚の紙を紙巻案内部材側
    の側板に押圧して最も紙巻案内部材側の紙の引出口部か
    ら露出する部分を、紙巻案内部材外周面に設けた紙吸着
    部に当接せしめる押圧部材を設け、該収容部材内の最も
    紙巻案内部材側の紙を該紙巻案内部材の水平回転及び該
    紙吸着部の吸着作用により一枚宛引出口部より引出して
    紙巻案内部材外周面に巻き取りこの巻き取った紙の下端
    側円周面を紙巻案内部材下方に配置される前記栽培容器
    の口部に巻き付けるように構成した紙巻装置の給紙機構
    において、上記押圧部材の紙巻案内部材側の側板への紙
    押圧作用を、上記引出口部位置では引出口部以外の位置
    に比べて強く作用させる押圧機構を押圧部材に設けたこ
    とを特徴とする紙巻装置の給紙機構。
JP17059087U 1987-11-06 1987-11-06 紙巻装置の給紙機構 Expired - Lifetime JPH062987Y2 (ja)

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JP17059087U JPH062987Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06 紙巻装置の給紙機構

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JPH0175047U JPH0175047U (ja) 1989-05-22
JPH062987Y2 true JPH062987Y2 (ja) 1994-01-26

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