JPH06297361A - ロボット装置およびロボットの協調方法 - Google Patents

ロボット装置およびロボットの協調方法

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JPH06297361A
JPH06297361A JP8073693A JP8073693A JPH06297361A JP H06297361 A JPH06297361 A JP H06297361A JP 8073693 A JP8073693 A JP 8073693A JP 8073693 A JP8073693 A JP 8073693A JP H06297361 A JPH06297361 A JP H06297361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck means
robot
article
scara
chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8073693A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Kimura
宙生 木村
Jun Hanaoka
潤 花岡
Makoto Nishimura
真 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8073693A priority Critical patent/JPH06297361A/ja
Publication of JPH06297361A publication Critical patent/JPH06297361A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スカラロボットと多関節ロボットとを協調さ
せて物品の結合または分離を行うことにより物品の組み
立て、分解または穴あけ加工などを行う。 【構成】 多関節ロボットの第1のチャック手段を所定
位置に停止させ、スカラロボットの第2のチャック手段
が前記所定位置にあって、両ロボットの各チャック手段
を相対的に近づけ、両チャック手段にて物品同士を結合
させたり分離させたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スカラロボットと多関
節ロボットとを協調させて物品の結合や分離を行うこと
により物品の組み立てや分解や穴あけ加工などを行うロ
ボット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2台のロボットを協調させるロボ
ット装置として、例えば特開平1−321185号公報
の如く2台の多関節ロボットを協調させて物品の組み立
てを行ったり、実開平2−51088号公報の如く2台
のロボットを協調させて一つの物品を搬送するロボット
装置が知られている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような2台の多
関節ロボットを協調させるロボット装置にあっては、そ
れぞれのロボットに物品の組み立て動作に不要な機能を
備えており、ロボットの使い方にロスがあり装置全体と
して複雑となる。又、2台のロボットを協調させて一つ
の物品を搬送するロボット装置にあっては、ロボットと
しての機能は単に搬送だけで物品の結合または分離を行
うことには用いられない。
【0004】本発明はこのような従来の問題点を解消し
ようとするものであり、複数のロボットを協調させて、
物品の組み立て、分解または穴あけ加工などを行うロボ
ット装置を簡単な構成で提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために本発明は、スカラロボットのチャック手段で
把持された物品と多関節ロボットのチャック手段で把持
された物品とが両ロボットとの協調動作で物品の結合や
分離を行うよう構成されたロボット装置および両ロボッ
トを互いに近づけて物品の結合または分離を行うよう構
成されたロボットの協調方法である。
【0006】
【作用】多関節ロボットに設けた第1のチャック手段の
動作と、スカラロボットに設けた第2のチャック手段の
動作とを協調させるロボット装置であって、前記第1の
チャック手段を第2のチャック手段に相対的に近づける
多関節腕と、両チャック手段を対向させた状態で第1の
チャック手段の方向に移動させるスカラ腕とを有し両チ
ャック手段に把持された物品同士を結合または分離させ
るよう動作する。
【0007】特に、前記第1のチャック手段の多関節腕
および前記第2のチャック手段のスカラ腕は回動体から
なり、両チャック手段が相対的に近づくよう動作する。
【0008】多関節ロボットの第1のチャック手段を所
定位置に停止させる段階と、スカラロボットの第2のチ
ャック手段を前記所定位置に配置させる段階と、両ロボ
ットの各チャック手段を相対的に前記所定位置に近づけ
る段階とからなり、両チャック手段にそれぞれ物品を把
持させて物品同士を結合または分離させるよう両ロボッ
トが協調動作する。
【0009】多関節ロボットの第1のチャック手段にて
第1の物品を把持する段階と、第2のチャック手段にて
第2の物品を把持する段階と、両ロボットの各チャック
手段を相対的に近づける段階と、多関節ロボットのチャ
ック手段にある第1の物品を所定位置に停止させ、スカ
ラロボットのチャック手段にある第2の物品を接触させ
る段階とからなり、両チャック手段に把持された物品同
士を結合または分離させるよう両ロボットが協調動作す
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の実施例であって、多関節ロボ
ット1の第1のチャック手段3とスカラロボット2の第
2のチャック手段4とを協調させて物品7と物品8とが
結合した全体構成図を示すものである。
【0011】図3はベース9に回動支持された多関節ロ
ボット1の動作状態を示し、実際は同一場所にて回動支
持されているが、判りやすくするために3ステップに位
置を換えて示している。この多関節ロボット1はステー
ションAに位置する物品7を第1のチャック手段3にて
把持し、次に第1のチャック手段3を支持する多関節腕
5にてP方向に回動させて、更に多関節腕5をQ方向に
回動させて物品7を反転させて後、R方向に回動させる
ことにより第1のチャック手段3が第2のチャック手段
4の位置に移動する。このように多関節ロボット1の多
関節腕5はベース9に軸54で回動支持された腕52お
よび前記腕52に軸53で回動支持された腕55および
前記腕55に支持されかつ第1のチャック手段3を回動
自在とする腕56とから構成するものであり、垂直方向
や水平方向などあらゆる方向例えば6軸方向に第1のチ
ャック手段3を移動させるものである。
【0012】図4はベース10に回動支持されたスカラ
ロボット2の動作状態を示し、実際は同一場所にて回動
支持されているが、判りやすくするために2ステップに
位置を換えて示している。このスカラロボット2はステ
ーションBに位置する物品8を第2のチャック手段4に
て把持し、次に第2のチャック手段4を支持するスカラ
腕6をS方向に回動させて第1のチャック手段3の位置
に移動する。この場合スカラロボット2にカメラなどの
視覚認識装置(図示せず)を設けておけば、第1のチャ
ック手段3の位置を精度よく認識して物品7と物品8と
の結合または分離を確実に行うことができる。このよう
に、スカラロボット2のスカラ腕6はベース10に回動
支持された腕62および前記腕62に軸63にて回動支
持された腕61および前記腕61に垂直方向のみ移動自
在に支持された腕64とで構成するものであり、図5に
示すように、両チャック手段3、4は対面させて後、第
2のチャック手段4のみが垂直方向に移動(図1ではX
方向に下降)して第2のチャック手段4の物品8が第1
のチャック手段3の物品7に結合して物品の組み立てが
終了するのである。
【0013】上記両ロボットの起動から停止に到る動作
はコントローラ11にて図2に示す通り制御される。
【0014】図5は異なる実施例を示し、スカラロボッ
ト2の第2のチャック手段4は水平方向(Y方向)に移
動してピン8A状の物品8を多関節ロボット1の第1の
チャック手段3にて把持された物品7の孔7Aに挿入ま
たは逆に取り外しを行う例である。
【0015】また、図6は他の異なる実施例を示し、ス
カラロボット2の第2のチャック手段4はドリルビット
を把持し、垂直方向(X方向)に移動して、多関節ロボ
ット1の第1のチャック手段3にて把持された物品7に
穴を形成する穴加工装置に適用する例である。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、多関節ロボ
ットとスカラロボットとを協調させて両ロボットのチャ
ック手段で把持した物品を結合または分離するようにし
たので、両ロボットの機能を無駄無く用いて物品の組み
立てや分解や穴あけ加工などを装置の簡単な構成で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボット装置の全体構成図である。
【図2】本発明のロボット装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の多関節ロボットの動作状態図である。
【図4】本発明のスカラロボットの動作状態図である。
【図5】本発明の両ロボットの動作状態図である。
【図6】本発明の異なる実施例を示す部分斜視図である
【図7】本発明の他の異なる実施例を示す部分斜視図で
ある
【符号の説明】
1…多関節ロボット 2…スカラロボット 3…第1のチャック手段 4…第2のチャック手段 5…多関節腕 6…スカラ腕 7…物品 8…物品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多関節ロボットに設けた第1のチャック手
    段の動作と、スカラロボットに設けた第2のチャック手
    段の動作とを協調させるロボット装置であって、前記第
    1のチャック手段を第2のチャック手段に相対的に近づ
    ける多関節腕と、両チャック手段を対向させた状態で第
    1のチャック手段の方向に移動させるスカラ腕とを有
    し、両チャック手段に把持された物品同士を結合または
    分離させるよう構成させたことを特徴とするロボット装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1のチャック手段の多関節腕および
    前記第2のチャック手段のスカラ腕をそれぞれ回動体に
    て回動させて、両チャック手段が相対的に近づけるよう
    構成させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のロボット装置。
  3. 【請求項3】多関節ロボットの第1のチャック手段を所
    定位置に停止させる段階と、スカラロボットの第2のチ
    ャック手段を相対的に前記所定位置に配置させる段階
    と、両ロボットの各チャック手段を前記所定位置に近づ
    ける段階とからなり、両チャック手段にそれぞれ物品を
    把持させて物品同士を結合または分離させるよう動作さ
    せることを特徴とするロボットの協調方法。
  4. 【請求項4】多関節ロボットの第1のチャック手段にて
    物品を把持する段階と、スカラロボットの第2のチャッ
    ク手段にて別の物品を把持する段階と、両ロボットの各
    チャック手段を相対的に所定位置に近づける段階と、第
    1のチャック手段にある物品を前記所定位置に停止さ
    せ、第2のチャック手段にある別の物品を接触させる段
    階とからなることを特徴とするロボットの協調方法。
JP8073693A 1993-04-07 1993-04-07 ロボット装置およびロボットの協調方法 Pending JPH06297361A (ja)

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JP8073693A JPH06297361A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 ロボット装置およびロボットの協調方法

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JPH06297361A true JPH06297361A (ja) 1994-10-25

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009277340A (ja) * 2008-04-18 2009-11-26 Seiko Epson Corp ディスク処理装置のディスク搬送機構およびディスク処理装置
JP2012071400A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Yaskawa Electric Corp 部品組み付け装置及び機械部品の製造方法
CN102441790A (zh) * 2010-09-28 2012-05-09 株式会社安川电机 部件组装装置及部件组装方法

Cited By (3)

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Effective date: 20010807