JPH062965B2 - 通話ヘルメット - Google Patents
通話ヘルメットInfo
- Publication number
- JPH062965B2 JPH062965B2 JP62224952A JP22495287A JPH062965B2 JP H062965 B2 JPH062965 B2 JP H062965B2 JP 62224952 A JP62224952 A JP 62224952A JP 22495287 A JP22495287 A JP 22495287A JP H062965 B2 JPH062965 B2 JP H062965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helmet
- earpiece
- cap body
- communication device
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は送電線鉄塔上や変電所構内のような相互間で連
略を取り難い場所で作業する作業者に着用させ、作業者
相互間あるいはセンターと作業者との間で通信を行うこ
とができようにし通話ヘルメットに関するものである。
略を取り難い場所で作業する作業者に着用させ、作業者
相互間あるいはセンターと作業者との間で通信を行うこ
とができようにし通話ヘルメットに関するものである。
(従来の技術) 相互に肉声による会話が行えないような状況下で作業す
る作業者のための通話ヘルメットは従来から各種のもの
が提案されているが、例えば本出願人の出願に係る実開
昭62−6338号公報にも示されるように、従来の通
話ヘルメットは送受信器等の通信器の構成要素のすべて
をヘルメットの内部に組込んだものが一般的であった。
このため特殊な形状のヘルメット帽体を製作する必要が
あり高価なものとなるうえ、ヘルメット帽体の内部に取
付けられるライナーの肉厚が大となり装着性が低下する
欠点があった。
る作業者のための通話ヘルメットは従来から各種のもの
が提案されているが、例えば本出願人の出願に係る実開
昭62−6338号公報にも示されるように、従来の通
話ヘルメットは送受信器等の通信器の構成要素のすべて
をヘルメットの内部に組込んだものが一般的であった。
このため特殊な形状のヘルメット帽体を製作する必要が
あり高価なものとなるうえ、ヘルメット帽体の内部に取
付けられるライナーの肉厚が大となり装着性が低下する
欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、ヘルメッ
トの装着性を改良を図ることができるうえ、従来設計の
ヘルメット帽体を利用することができ製作コストを引上
げることもできる通話ヘルメットを目的として完成され
たものである。
トの装着性を改良を図ることができるうえ、従来設計の
ヘルメット帽体を利用することができ製作コストを引上
げることもできる通話ヘルメットを目的として完成され
たものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、内側に通信器の構成要素の一部を収納した絶
縁性の耳当てをその上部に形成された内外2枚の係止片
ヘルメット帽体の端部の内面及び外面を挟むように係合
させることによりヘルメット帽体に取付けるとともに、
通信器の構成要素の残部をへルメット帽体側に収納させ
たことを特徴とするものである。
縁性の耳当てをその上部に形成された内外2枚の係止片
ヘルメット帽体の端部の内面及び外面を挟むように係合
させることによりヘルメット帽体に取付けるとともに、
通信器の構成要素の残部をへルメット帽体側に収納させ
たことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例によって更に詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の本発明の実施例を示すものであり、
(1)は従来設計のヘルメット帽体、(2)は緩衝用のライナ
ー、(3)はヘルメット帽体(1)の内面にハンモックその他
の内装体(4)を取付けるために突設されている鋲であ
る。本発明においては、内側に通信器の構成要素の一部
を収納した絶縁性の耳当て(5)が、その上部に形成され
た内外2枚の係止片(5a)、(5b)をヘルメット帽体の端部
の内面及び外面を挟むようにそれぞれ係合させることに
より、ヘルット帽体(1)に取付けられている。またヘル
メット帽体(1)側には、ライナー(2)との間隙、あるいは
ライナー(2)に形成された凹部を利用して通信器の構成
の残部が収納されている。第1の実施例では、耳当て
(5)には送信器(6)が収納され、ヘルメット帽体(1)側に
はアンテナ(7)、マイクロフォン(8)、スピーカ(11)付き
の受信器(9)、電池(10)などが収納されている。この実
施例のように、耳当て(5)に送信器(6)を収納させたもの
は、耳当て(5)を取外すことによって受信専用のヘルメ
ットとして使用することができる。
(1)は従来設計のヘルメット帽体、(2)は緩衝用のライナ
ー、(3)はヘルメット帽体(1)の内面にハンモックその他
の内装体(4)を取付けるために突設されている鋲であ
る。本発明においては、内側に通信器の構成要素の一部
を収納した絶縁性の耳当て(5)が、その上部に形成され
た内外2枚の係止片(5a)、(5b)をヘルメット帽体の端部
の内面及び外面を挟むようにそれぞれ係合させることに
より、ヘルット帽体(1)に取付けられている。またヘル
メット帽体(1)側には、ライナー(2)との間隙、あるいは
ライナー(2)に形成された凹部を利用して通信器の構成
の残部が収納されている。第1の実施例では、耳当て
(5)には送信器(6)が収納され、ヘルメット帽体(1)側に
はアンテナ(7)、マイクロフォン(8)、スピーカ(11)付き
の受信器(9)、電池(10)などが収納されている。この実
施例のように、耳当て(5)に送信器(6)を収納させたもの
は、耳当て(5)を取外すことによって受信専用のヘルメ
ットとして使用することができる。
第2図に示す第2の実施例では、耳当て(5)の内部にス
ピーカ(11)付きの受信器(9)と小型の電池(12)とが取付
けたれ、ヘルメット帽体(1)側にはアンテナ(7)、マイク
ロフォン(8)、送信器(6)などが取付けられている。この
ように小型の電地(12)を耳当て(5)に収納させたもの
は、電池(12)の充電量が不足したような場合に交換容易
な利点がある。
ピーカ(11)付きの受信器(9)と小型の電池(12)とが取付
けたれ、ヘルメット帽体(1)側にはアンテナ(7)、マイク
ロフォン(8)、送信器(6)などが取付けられている。この
ように小型の電地(12)を耳当て(5)に収納させたもの
は、電池(12)の充電量が不足したような場合に交換容易
な利点がある。
第3図に示す第3の実施例では、耳当て(5)の内部にア
ンテナ(7)がスピーカ(11)付きの受信器(9)とともに収納
され、ヘルメット帽体(1)側に通信器のその他の構成要
素が収納されている。このように耳当て(5)にアンテナ
(7)を収納した場合にはアンテナ(7)に対する人体頭部の
キャパシタンスの影響が小さく、アンテナ効率が向上す
るのでアンテナ設計が容易となる。
ンテナ(7)がスピーカ(11)付きの受信器(9)とともに収納
され、ヘルメット帽体(1)側に通信器のその他の構成要
素が収納されている。このように耳当て(5)にアンテナ
(7)を収納した場合にはアンテナ(7)に対する人体頭部の
キャパシタンスの影響が小さく、アンテナ効率が向上す
るのでアンテナ設計が容易となる。
(作用) このように構成されたものは、通信器の構成要素の一部
を収納した耳当て(5)をその上部に形成された内外2枚
の係止片(5a)、(5b)をヘルメット帽体の端部の内面及び
外面を挟むようにそれぞれ係合させることによりヘルメ
ット帽体(1)に取付けたものであり、実施例に示すよう
に鋲(3)を利用して容易に取付けができるから、耳当て
(5)を取付けるためにヘルメット帽体(1)側を特別な構造
とする必要がない。また耳当て(5)に外力を受けても耳
当て(5)がぐらつくことがないので、着用者に対する保
護機能に優れたものである。そして、ヘルメット帽体
(1)側に取付けられる残部の構成要素も、通信器の構成
要素のすべてをヘルメット帽体(1)側に取付けていた従
来のものに比較してかなり減少させることができる。こ
のため、ヘルメット帽体(1)は従来設計のものをそのま
ま使用することができるとともに、通信器の構成要素の
すべてをヘルメット帽体(1)に収納させていた従来品と
比較してライナー(2)の肉厚を薄くすることができ、ヘ
ルメットの装着性を向上させることができる。また各実
施例に示すように、送信器(6)、小型の電池(12)、アン
テナ(7)などを耳当て(5)に収納した場合には、前述した
とおり耳当て(5)を取外せば受信専用のヘルメットとな
ること、電池(12)の交換が容易であること、アンテナ
(7)が人体頭部のキャパシタンスの影響を受けにくいこ
と等のそれぞれの特長を生ずることとなる。
を収納した耳当て(5)をその上部に形成された内外2枚
の係止片(5a)、(5b)をヘルメット帽体の端部の内面及び
外面を挟むようにそれぞれ係合させることによりヘルメ
ット帽体(1)に取付けたものであり、実施例に示すよう
に鋲(3)を利用して容易に取付けができるから、耳当て
(5)を取付けるためにヘルメット帽体(1)側を特別な構造
とする必要がない。また耳当て(5)に外力を受けても耳
当て(5)がぐらつくことがないので、着用者に対する保
護機能に優れたものである。そして、ヘルメット帽体
(1)側に取付けられる残部の構成要素も、通信器の構成
要素のすべてをヘルメット帽体(1)側に取付けていた従
来のものに比較してかなり減少させることができる。こ
のため、ヘルメット帽体(1)は従来設計のものをそのま
ま使用することができるとともに、通信器の構成要素の
すべてをヘルメット帽体(1)に収納させていた従来品と
比較してライナー(2)の肉厚を薄くすることができ、ヘ
ルメットの装着性を向上させることができる。また各実
施例に示すように、送信器(6)、小型の電池(12)、アン
テナ(7)などを耳当て(5)に収納した場合には、前述した
とおり耳当て(5)を取外せば受信専用のヘルメットとな
ること、電池(12)の交換が容易であること、アンテナ
(7)が人体頭部のキャパシタンスの影響を受けにくいこ
と等のそれぞれの特長を生ずることとなる。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、従来設計の
ヘルメット帽体がそのまま利用できること、ヘルメット
の装着性の向上が図れること、製作コストの引下げが図
れること、通信器の絶縁性の耳当てより保護されている
ために電気工事に使用しても感電事故のおそれがないこ
と、耳当てに外力が作用してもぐらつくことがないく、
着用者の安全を確保できることなどの利点があるほか、
耳当てを取外せば通常の作業用ヘルメットとして利用で
きる利点もある。よって本発明は従来の問題点を一掃し
た通話ヘルメットとして、産業の発展に寄与するところ
は極めて大である。
ヘルメット帽体がそのまま利用できること、ヘルメット
の装着性の向上が図れること、製作コストの引下げが図
れること、通信器の絶縁性の耳当てより保護されている
ために電気工事に使用しても感電事故のおそれがないこ
と、耳当てに外力が作用してもぐらつくことがないく、
着用者の安全を確保できることなどの利点があるほか、
耳当てを取外せば通常の作業用ヘルメットとして利用で
きる利点もある。よって本発明は従来の問題点を一掃し
た通話ヘルメットとして、産業の発展に寄与するところ
は極めて大である。
第1図は本発明の第1の実施例を示す一部切欠斜視図、
第2図は第2の実施例を示す一部切欠斜視図、第3図は
第3の実施例を示す一部切欠斜視図である。 1:ヘルメット帽体、5:耳当て、5a:係止片、5b:係
止片。
第2図は第2の実施例を示す一部切欠斜視図、第3図は
第3の実施例を示す一部切欠斜視図である。 1:ヘルメット帽体、5:耳当て、5a:係止片、5b:係
止片。
Claims (4)
- 【請求項1】内側に通信器の構成要素の一部を収納した
絶縁性の耳当て(5)を、その上部に形成された内外2枚
の係止片(5a)、(5b)をヘルメット帽体(1)の端部の内面
及び外面に挟むように係合させることによりヘルメット
帽体(1)に取付けるとともに、通信器の構成要素の残部
をヘルメット帽体(1)側に収納させたことを特徴とする
通話ヘルメット。 - 【請求項2】耳当て(5)の内部に収納された構成要素が
送信器である特許請求の範囲第1項記載の通話ヘルメッ
ト。 - 【請求項3】耳当て(5)の内部に収納された構成要素が
電池である特許請求の範囲第1項記載の通話ヘルメッ
ト。 - 【請求項4】耳当て(5)の内部に収納された構成要素が
アンテナである特許請求の範囲第1項記載の通話ヘルメ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62224952A JPH062965B2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 | 通話ヘルメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62224952A JPH062965B2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 | 通話ヘルメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6468508A JPS6468508A (en) | 1989-03-14 |
JPH062965B2 true JPH062965B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=16821764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62224952A Expired - Lifetime JPH062965B2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 | 通話ヘルメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062965B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101977164B1 (ko) * | 2018-04-05 | 2019-05-10 | 주식회사 한컴산청 | 스마트헬멧 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05132809A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-28 | Oobekusu Kk | ヘルメツト及びその製造方法 |
EP1513299B1 (en) | 2002-04-12 | 2009-06-10 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle intercommunication apparatus |
US7650649B2 (en) | 2003-08-12 | 2010-01-26 | 180S, Inc. | Ear warmer having an external frame |
US8600094B2 (en) * | 2011-01-20 | 2013-12-03 | Cardo Systems, Inc. | Mounting panel with elongated tongue |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5335043U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-28 | ||
JPS626338U (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-14 |
-
1987
- 1987-09-08 JP JP62224952A patent/JPH062965B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101977164B1 (ko) * | 2018-04-05 | 2019-05-10 | 주식회사 한컴산청 | 스마트헬멧 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6468508A (en) | 1989-03-14 |
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