JPH05132809A - ヘルメツト及びその製造方法 - Google Patents

ヘルメツト及びその製造方法

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JPH05132809A
JPH05132809A JP3318388A JP31838891A JPH05132809A JP H05132809 A JPH05132809 A JP H05132809A JP 3318388 A JP3318388 A JP 3318388A JP 31838891 A JP31838891 A JP 31838891A JP H05132809 A JPH05132809 A JP H05132809A
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JP
Japan
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helmet
shell body
accessory
cavity
attached
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JP3318388A
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English (en)
Inventor
Kozo Ando
康三 安藤
Kiyoshi Ishikawa
清 石川
Suzuo Yamamoto
鈴夫 山本
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OOBEKUSU KK
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OOBEKUSU KK
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘルメットを構成する素材と成形方法を選定
して経済的安価で容易に製造が可能なヘルメット、特に
新たな機能を具備したスポーツ用ヘルメットを提供す
る。 【構成】 あご紐5の基端部を、閉じ合わせた分割金型
のキャビティ内にインサートし、該キャビテイ内に発泡
剤を配合したポリウレタンの原料液を注入してインサー
ト成形を伴った発泡注型成形によってあご紐5を一体化
して表裏に硬いスキン層4と、内部に発泡層3を有する
ポリウレタン発泡体からなるシェル体2を形成し、この
シェル体2にマイクロホン9、スピーカおよび接続用の
プラグ等を具備したイヤフラップ8を着脱自在に装着し
たヘルメット1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軽量にして耐衝撃性
に優れたプラスチック製ヘルメット、特にスキー、野
球、ローラースケート、スケートボード、自転車、パラ
グライダーおよびカヌーなどのスポーツ用として有効に
使用できるスポーツ用のヘルメットと、このヘルメット
を容易に得ることができるヘルメットの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在のスポーツ用ヘルメットのほとんど
はプラスチック製であって、ヘルメットの主体となるシ
ェル体(殻体)は、ガラス繊維強化プチスチック(FR
P)、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合
体(ABS樹脂)、ポリエチレン(PE)などのハード
シェルのものと、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレ
ン(PS)等のシートを真空成形してシェル体としたも
のに分けられる。
【0003】かゝるシェル体は内部に緩衝体を具備する
ものであるが、この緩衝体も発泡スチロールや発泡ポリ
エチレン等の発泡性ビーズで成形したもの、またはゴム
やプラスチックのスポンジを裁断加工したもの、あるい
は帯布などのテープをハンモック状に縫製加工したタイ
プのものなどが存在し、これらヘルメットに不可欠なあ
ご紐は、一般的に帯布からなる紐体をシェル体にリベッ
トで結着したり、あるいは緩衝体に接着、縫着ないし貫
通等の手段で取付けることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スポーツ用ヘルメット
は、作業用ヘルメットなどに比べて嗜好性が高く、流行
にもすこぶる敏感なものであるため、目的のスポーツに
応じて必然的に多品種とならざるを得ないものである。
かゝる要求に対して、ヘルメット本来の性能を低下させ
ることなく、高い設計の自由度で多品種の生産に対処す
ることができ、かつ少ない資材や合理化された工程によ
る製造を考慮することが必要不可欠なものとなってきて
いる。また、ヘルメットに対する嗜好性に加えて、目的
のスポーツによってはヘルメットに各種の機能を有する
付属具、たとえば音響用の機器類の組み込みが可能なヘ
ルメットも要求されるようになってきている。
【0005】この発明は、特にスポーツ用ヘルメットに
おける上記の現況に鑑み、ヘルメットを構成するシェル
体の素材とその成形方法を選定して大きな自由度を有
し、節約された資材や工数によって簡単かつ容易に製造
が可能なヘルメットとその製造方法を提供ことを目的と
するものである。この発明の他の目的は、ヘルメットに
新たな機能を有する付属具を容易に付加させてより高い
嗜好性と機能を併せ持ったヘルメットとその製造方法を
提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のため
にこの発明のヘルメットは、外面にポリウレタンのスキ
ン層を有し、内部がポリウレタンの発泡層で構成された
注型成形で得られたシェル体に、付属具を装着してなる
ことを特徴とするものである。
【0007】また、この発明のヘルメットの製造方法
は、閉じ合わせによって内部に製造せんとするシェル体
に合致したキャビティを形成しうる分割金型を用い、該
分割金型の閉じ合わせで形成されたキャビティ内の所要
の部位に所定の付属具の一部を固定した後、キャビティ
内に発泡ポリウレタンの原料液を注入してインサート成
形を伴った注型成形によって、外面にポリウレタンのス
キン層を有し、内部がポリウレタン発泡層で構成され、
かつ少なくともあご紐からなる付属具を離脱不能に装着
したシェル体を形成することを特徴とするものである。
【0008】この発明において、前記ヘルメットは、発
泡ポリウレタンの注型成形によってヘルメットの主体と
なるシェル体を形成し、このシェル体に各種の付属具を
装着するもので、その装着手段は、付属具の種類によっ
てシェル体に離脱不能あるいは着脱自在に装着するもの
である。
【0009】前記付属具のうち、例えば帯状の布地から
なるあご紐など離脱不能に装着する付属具は、シェル体
の注型成形と同時にインサート成形によって付属具の装
着部をシェル体の所要部分に一体化して取付けるものあ
る。一方、用途に応じてヘルメットに着脱自在に装着す
る付属具は、前記注型成形の際にシェル体の所定の部位
に付属具の装着部を形成しておき、この装着部に別途製
作した付属具を離脱可能に装着するもので、かゝる装着
の手段としては、シェル体と付属具の両者に設けた面フ
ァスナによる係止や、両者の間に形成した雌雄の嵌合部
による係合などの適宜の手段で自在な着脱を行うことで
きる。かゝる着脱自在な付属具としては、例えばマイク
ロホン、スピーカ及び接続用のプラグから選ばれた音響
用部材の少なくとも1種を備えたイヤフラップを挙げる
ことができる。
【0010】この発明のヘルメットの製造方法におい
て、シェル体の成形は閉じ合わせによって内部に成形せ
んとするシェル体に合致した形状のキャビティを形成す
ることができる雌雄一対もしくはそれ以上の複数の分割
金型を使用して行うもので、閉じ合わせによって形成さ
れたキャビティ内に、発泡剤を混入した液状のイソシア
ネートとポリオールの混合液を流し込み発泡させて外面
に硬いスキン層を有し、内部に発泡層を形成したシェル
体を得るものである。その際、あご紐などの離脱不能に
装着する付属具は、キャビティ内の所要の部位に付属具
の装着部を固定してインサート成形を伴った前記の注型
成形によって一体的に装着するものである。
【0011】かゝる分割金型は、発泡ポリウレタンの注
型成形が高い温度や圧力を必要とせずに緩和された条件
による成形が可能であるので、必ずしも高価な金型を使
用する必要はなく、形状の変更や取り扱いが容易なプラ
スチック製、シリコン製などの分割金型を使用すること
ができる。
【0012】
【作用】この発明のヘルメットは、ポリウレタンの発泡
注型成形によって得られるシェル体に、付属具を離脱不
能、あるいは着脱自在に装着したもので、内外両面に硬
度の高いスキン層と、その内部に衝撃吸収性のある発泡
層を形成した実質的に三層構造のシェル体からなるの
で、外面のスキン層が衝撃に耐え、受けた衝撃を内部の
発泡層が緩和して着用者の頭部を確実に保護するもので
ある。かゝる構造のヘルメットは、シェル体の形状を有
する制約されたキャビティ内における発泡注型成形によ
って簡単かつ容易に得ることができる。
【0013】このポリウレタン発泡体からなるシェル体
は、ポリウレタン樹脂の原料であるイソシアネート、ポ
リオールおよび発泡剤の種類や混合割合を変更すること
によって外皮となるスキン層の硬度、厚さ、内部の発泡
層の硬度や発泡倍率等を選定することができるので、使
用目的に対応して大きな自由度をもってヘルメットを形
成することができる。
【0014】このシェル体に離脱不能に装着する付属具
は、シェル体の注型成形に際して付属具の一部をインイ
サートしてインサート成形を伴った注型成形により付属
具を同時に一体化させることができ、着脱自在に装着す
る付属具は、シェル体の注型成形に際してシェル体の所
定の部位に装着部を形成することによって装着を容易に
することができる。
【0015】この発明のヘルメットの製造方法は、得よ
うとするシェル体と同一の形状を有する分割金型のキャ
ビティ内に発泡剤を含有したイソシアネートとポリオー
ルからなる原料液を注入して注型成形によってポリウレ
タンの発泡体からなるシェル体を成形するもので、注入
する原料液は、キャビティ内で架橋重合反応の生起と同
時に発泡し、制限された型内での膨張固化によって外面
に固く緻密なスキン層と、その内側に適度の気泡を包蔵
した発泡層からなるシェル体を形成する。かゝる注型成
形に際して、付属具の一部をキャビティ内にインサート
し、インサート成形を伴った前記注型成形を行うことに
よって該付属具を離脱不能に一体化させることができ
る。また、シェル体の所定の部位にあらかじめ装着部を
形成して注型成形することによって付属具を着脱自在に
装着することができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明のヘルメットおよびその製造
方法の実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】この発明のヘルメット1は、ポリウレタン
発泡体によって帽体状に成形されたシェル体2と、シェ
ル体2の左右両側に一対のあご紐5,5と、シェル体2
の側部に被冠によって耳の部分に位置するイヤフラップ
8とからなる付属具とを装着したものである。
【0018】シェル体2は、前記ポリウレタンの発泡に
よって断面の内部に気泡を存在させた発泡層3を形成
し、その両側の外面に固く緻密なスキン層4を形成して
いるもので、シェル体2はこのスキン層4によって比較
的平滑な表面を形成しているものである。
【0019】付属具としてのあご紐5は、図2に示すよ
うに、その基端部に取付けたインサート用部材6によっ
てシェル体2に一体的に埋め込まれて離脱不能に装着さ
れている。
【0020】他の付属具であるイヤフラップ8は、図3
に示すようにシェル体2の被冠によって耳に近接する中
央の部分に設けた穴の内側にスピーカ12を装着し、外
面の穴の部分にパンチングメタルで形成されたスピーカ
用カバー11を取付けると共に、小さなマイクロホン9
を先端に取付けたフレキシブルパイプ10の他端を埋め
込み、さらに外部に開口する接続用プラグ13を別途装
着し、これらを配線によって電気的に連繋したものをイ
ンサートで図示しない外部の音響機器からの音響信号
(音楽、インストラクターからの連絡事項など)を接続
用プラグ13を介してスピーカ12に流して聴くことが
できると共に、マイクロホン9によって外部への連絡を
可能としているものである。
【0021】このイヤフラップ8は、その上縁をシェル
体2に着脱自在に取付けるもので、シェル体2の注型成
形の際に、このイヤフラップ8の取付けのための切欠段
部14をあらかじめシェル体2に形成し、この切欠段部
14に面ファスナ15の一方を固定し、イヤフラップ8
の相当する上縁に面ファスナ15の他方を固定して、こ
れら面ファスナ15の係合によってイヤフラップ8をシ
ェル体2に自在に着脱することができるように構成され
ている。
【0022】以下にシェル体2に前記のあご紐5,5を
設けたヘルメット1の成形方法について図4および図5
を引用して説明する。
【0023】図4に示すように、ヘルメット1の成形
は、フランジの付いたほゞ半球状の雌型18と、この雌
型18の凹部に挿入して閉じ合わせることができるフラ
ンジ付きの雄型17とからなるプラスチック製の分割金
型16を使用する。この分割金型16は、雄型17と雌
型18を閉じ合わせ各フランジを貫通するボルトナット
21,21を締め付けることによって、内部にシェル体
2の形状に合致するキャビティ19を形成することがで
きるもので、一方の雌型18の一部に原料液の注入孔2
0を有する。他方の雄型17のフランジは、基端にイン
サート用部材6を取付けた一対のあご紐5,5を貫通固
定するための通孔22,22を有し、これら通孔22,
22は閉じ合わせた分割金型16のキャビティ19内に
開口している。なお、インサート用部材6には、図2に
示すように樹脂を回り込ませて装着を確実にするための
係止孔7が設けられている。
【0024】しかして、インサート用部材6,6をキャ
ビティ19内に位置するようにして各あご紐5,5を通
孔22,22を貫通させてそれぞれ外部に引き出した
後、分割型16を閉じ合わせ、前記注入口20より原料
液23を流し込む。この原料液23は、発泡剤を含むイ
ソシアネートとポリオールの混合液からなるもので、キ
ャビティ19内において架橋重合反応を生起し、同時に
発泡してキャビティ19内で膨張固化して発泡体を形成
する。このとき発泡体は、分割金型16によって膨張が
制限されているので、分割金型16の内側の接触面では
緻密なスキン層4を形成し、その内側は適度の気泡を包
蔵した発泡層3を形成し、これらによって実質的に三層
構造のシェル体2を形成する。
【0025】これと同時にあご紐5,5に取付けたイン
サート部材6,6も樹脂で囲まれ、インサート部材6,
6に形成した係止孔7,7にも樹脂が回り込んであご紐
5,5をシェル体2に離脱不能に強固に装着することが
できる。ついで、前記シェル体2の硬化後に分割金型1
6を型開きし、貫通しているあご紐5,5を抜き出し
て、分割金型16から分離することによって、シェル体
2にあご紐5,5を装着したヘルメット1を得ることが
できる。
【0026】このポリウレタンの発泡は、原料液の配合
組成によって発泡体の硬度や発泡倍率等を選定できるた
め、ヘルメットの用途に合わせて硬度や発泡程度を自由
に選択したヘルメット1を容易に得ることができる。
【0027】かくして得たヘルメット1に、図1および
図3に示したイヤフラップ8を取付けるには、シェル体
2のイヤフラップ取付縁にあらかじめ切欠段部14を形
成するようにして注型成形するか、もしくは注型成形後
にシェル体の当該部位を切削加工することによって切欠
段部14を形成し、面ファスナ15で自在に着脱できる
ようにすることができる。
【0028】かくして得られるヘルメット1は、その外
面に適宜の塗装を施すことによって所定の装飾されたヘ
ルメットを形成することができるが、必要に応じてプラ
スチック外皮により被覆することもできる。
【0029】
【発明の効果】この発明のヘルメットは、ヘルメットの
主体となるシェル体に付属具を装着したもので、ポリウ
レタンの発泡注型成形で形成されるシェル体は、内外両
面にスキン層と、内部に発泡層を形成した実質的に三層
構造となるので、前記スキン層で優れた耐衝撃性を維持
し、内部の発泡層によって受ける衝撃を緩和して頭部を
確実に保護することができ、ヘルメットとしての基本的
条件を完全に満足することができるものである。また、
原料液の調整によってシェル体の硬度や発泡倍率を適宜
に選択できるので、その用途に対応して高い自由度をも
って優れた性能のヘルメットを容易に得ることができる
ものである。
【0030】かゝるシェル体に装着する付属具は、前記
注型成形に併せたインサート成形によってシェル体に離
脱不能に装着することができ、このような付属具として
あご紐を選択することによって、シェル体に強固に装着
されたあご紐を有する安全性の高いヘルメットを容易に
得ることができる。また、注型成形に際してシェル体に
装着部を形成し、この装着部に各種の機能を備えた付属
具を着脱自在に装着して特殊な機能を具備したヘルメッ
トとすることができ、特に、かゝる着脱自在な付属具と
して、マイクロホンやスピーカ、接続用のプラグ等の音
響用部材を備えたイヤフラップを選ぶことにより、音楽
に合わせた競技やインストラクタからの指示や応答等の
相互連絡が可能なスポーツ用ヘルメットを容易に得るこ
とができ、これを着脱自在とすることによって不使用時
には通常のヘルメットとして用いることができるという
利益を享受することができる。
【0031】一方、この発明のヘルメットの製造方法
は、閉じ合わせによって、製造すべきシェル体に合わせ
たキャビティを形成しうる分割金型を用い、その閉じ合
わせで形成されたキャビティ内に付属具の一部を固定し
てインサート成形を伴った注型成形で付属具を離脱不能
に装着したヘルメットを一挙に得ることができるので、
製作工数を大幅に低減することができる。また、この方
法におけるポリウレタン発泡は、温度、圧力などを緩和
された条件下で注型成形することができるので、射出成
形や真空成形などに使用される金型のような高価で大掛
かりな型の使用を必要とせず、低廉で加工容易な素材の
成形型を使用することができる。さらに、前記原料液の
調整によるシェル体の硬度、発泡倍率等の選択の自由度
と相俟ってその用途に対応してヘルメット設計の自由度
を大幅に高めることができ、ヘルメットの製造コストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヘルメットの一部を破断した斜視図
である。
【図2】あご紐取付部分の一部を破断した拡大斜視図で
ある。
【図3】イヤフラップの構造と、その取付状態を示す拡
大断面図である。
【図4】この発明のヘルメットの注型成形による製造を
示す縦断面図である。
【図5】この発明のヘルメットの離型時の状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ヘルメット 2 シェル体 3 発泡層 4 スキン層 5 あご紐 8 イヤフラップ 9 マイクロホン 12 スピーカ 13 接続用のプラグ 14 切欠段部 15 面ファスナ 16 分割金型 17 雄型 18 雌型 19 キャビテイ 20 注入口 22 通孔 23 原料液

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面にポリウレタンのスキン層を有し、
    内部がポリウレタンの発泡層で構成された注型成形で得
    られたシェル体に、付属具を装着してなることを特徴と
    するヘルメット。
  2. 【請求項2】 前記付属具は、基端部をシェル体にイン
    サートして離脱不能に装着したあご紐であることを特徴
    とする請求項1記載のヘルメット。
  3. 【請求項3】 前記付属具は、マイクロホン、スピーカ
    及び接続用のプラグから選ばれた音響用部材の少なくと
    も1種を備え、シェル体に対して着脱自在に装着したイ
    アフラップであることを特徴とする請求項1記載のヘル
    メット。
  4. 【請求項4】 閉じ合わせによって内部に製造せんとす
    るシェル体に合致したキャビティを形成しうる分割金型
    を用い、該分割金型の閉じ合わせで形成されたキャビテ
    ィ内の所要の部位に所定の付属具の一部を固定した後、
    キャビティ内に発泡ポリウレタンの原料液を注入してイ
    ンサート成形を伴った注型成形によって、外面にポリウ
    レタンのスキン層を有し、内部がポリウレタン発泡層で
    構成され、かつ少なくともあご紐からなる付属具を離脱
    不能に装着したシェル体を形成することを特徴とするヘ
    ルメットの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記注型成形は、シェル体の所定の部位
    に着脱自在な付属具の装着部を形成するものであること
    を特徴とする請求項4記載のヘルメットの製造方法。
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