JPH06296513A - スーツケース - Google Patents
スーツケースInfo
- Publication number
- JPH06296513A JPH06296513A JP4098248A JP9824892A JPH06296513A JP H06296513 A JPH06296513 A JP H06296513A JP 4098248 A JP4098248 A JP 4098248A JP 9824892 A JP9824892 A JP 9824892A JP H06296513 A JPH06296513 A JP H06296513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suitcase
- rigid
- edge member
- wall
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C13/00—Details; Accessories
- A45C13/02—Interior fittings; Means, e.g. inserts, for holding and packing articles
- A45C13/03—Means for holding garments
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スーツケースに衣類を整理して収納し、しわ
を付けることなく搬送できるようにする。 【構成】 本発明のスーツケース(1)はこれの外部エ
ンベロプ(19、20)の中に設置される剛性の内部ラ
ック(2)を備え、このラックは丸いプロフィルの支持
縁部材(3)の少なくとも一部が平らな整理壁(4)と
を有する。ラック(2)は水平位置と垂直位置との間を
枢動できる。ラック(2)の水平位置において衣類(2
1、22)を整理壁(4)上に平らに置くことができ
る。又垂直位置において、予め縦に二つ折りした上着
(25)とズボン(24)を縁部材(3)上にまたがせ
て掛けることができる。
を付けることなく搬送できるようにする。 【構成】 本発明のスーツケース(1)はこれの外部エ
ンベロプ(19、20)の中に設置される剛性の内部ラ
ック(2)を備え、このラックは丸いプロフィルの支持
縁部材(3)の少なくとも一部が平らな整理壁(4)と
を有する。ラック(2)は水平位置と垂直位置との間を
枢動できる。ラック(2)の水平位置において衣類(2
1、22)を整理壁(4)上に平らに置くことができ
る。又垂直位置において、予め縦に二つ折りした上着
(25)とズボン(24)を縁部材(3)上にまたがせ
て掛けることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旅行用の、そして又は
より商業的な分野で小売店での包装用として使うことが
できるスーツケースに関する。
より商業的な分野で小売店での包装用として使うことが
できるスーツケースに関する。
【0002】本発明のスーツケースは、衣類を、取扱い
し易いコンパクトな容積の中に最適な状態で設置、保
護、及び保管するように整理収納して搬送することがで
きる。
し易いコンパクトな容積の中に最適な状態で設置、保
護、及び保管するように整理収納して搬送することがで
きる。
【0003】
【従来の技術】衣類を搬送するための様々な形のかばん
類が知られている。ハンガと引出しを備えたトランクは
多数の衣服をしわを付けずに搬送できる。しかしその重
量体積が大きいため最近の輸送機関に搬入が許されな
い。
類が知られている。ハンガと引出しを備えたトランクは
多数の衣服をしわを付けずに搬送できる。しかしその重
量体積が大きいため最近の輸送機関に搬入が許されな
い。
【0004】ハンガと、そして場合によって内部の衣装
フレームを備えた剛性なシェルのかばんはスーツ又はド
レスを、その収納に特別の注意を払えば、しわを付けず
に、又変な折り目を付けずに搬送できる。しかしそのよ
うなかばんも体積がかさばるため航空機の室内への持込
みは禁じられる。
フレームを備えた剛性なシェルのかばんはスーツ又はド
レスを、その収納に特別の注意を払えば、しわを付けず
に、又変な折り目を付けずに搬送できる。しかしそのよ
うなかばんも体積がかさばるため航空機の室内への持込
みは禁じられる。
【0005】合切袋の型式の柔性のバッグは外形を変え
られるので、あるものは機内に搬入できるが、バック内
に収納される衣類が剛性のもので保護されることがない
のでスーツやドレスのような衣服をしわを付けずに持運
ぶことはできない。
られるので、あるものは機内に搬入できるが、バック内
に収納される衣類が剛性のもので保護されることがない
のでスーツやドレスのような衣服をしわを付けずに持運
ぶことはできない。
【0006】ハンガをもった衣装カバーは、その保持と
保管にいつも注意深くしていれば、上述のような欠点を
なくすことができる。しかしその幅は少なくとも背広の
上着の肩幅分だけあり、かさばり、取扱いに不便であ
り、従って多くの場合見映えも悪く、そして航空機への
搬入が許されない。
保管にいつも注意深くしていれば、上述のような欠点を
なくすことができる。しかしその幅は少なくとも背広の
上着の肩幅分だけあり、かさばり、取扱いに不便であ
り、従って多くの場合見映えも悪く、そして航空機への
搬入が許されない。
【0007】米国特許第2,001,806号(ウェア
リ)、第1,760,098号(ウィルト)、及び第
2,873,830号(ウィルト)によって、ハンガ掛
け装置を備えたスーツケースが知られている。このスー
ツケースでは、背広の上着やズボンのような衣服が搬送
されるとき、その横方向の線で折曲げられて、取外し可
能な内部の壁又はプレートの丸味を付けた縁部に掛けら
れる。そのような壁又はプレートはケースの全体的な重
要を増すだけで、ケースの構造や強度に寄与することは
ない。更に米国特許第1,760,098号(ウィル
ト)と第2,873,830号(同)ではハンガを掛け
易くするため縁部の丸味は下向きに付けられている。そ
こで衣服の布地は上の方へ向き、その保持はある限られ
た厚さ範囲の中でしか行われず、ケースの底部が剛性で
なければ役に立たない。又米国特許第2,001,80
6号(ウェアリ)の場合、そこに記載されているかばん
は衣服を丸味部へ簡単に掛けることができず、又内部コ
ンパートメントへの出し入れもしずらい。服以外の他の
下着のような衣類は別コンパートメントに入れられる。
リ)、第1,760,098号(ウィルト)、及び第
2,873,830号(ウィルト)によって、ハンガ掛
け装置を備えたスーツケースが知られている。このスー
ツケースでは、背広の上着やズボンのような衣服が搬送
されるとき、その横方向の線で折曲げられて、取外し可
能な内部の壁又はプレートの丸味を付けた縁部に掛けら
れる。そのような壁又はプレートはケースの全体的な重
要を増すだけで、ケースの構造や強度に寄与することは
ない。更に米国特許第1,760,098号(ウィル
ト)と第2,873,830号(同)ではハンガを掛け
易くするため縁部の丸味は下向きに付けられている。そ
こで衣服の布地は上の方へ向き、その保持はある限られ
た厚さ範囲の中でしか行われず、ケースの底部が剛性で
なければ役に立たない。又米国特許第2,001,80
6号(ウェアリ)の場合、そこに記載されているかばん
は衣服を丸味部へ簡単に掛けることができず、又内部コ
ンパートメントへの出し入れもしずらい。服以外の他の
下着のような衣類は別コンパートメントに入れられる。
【0008】又、仏国特許第756,539号(サルト
ン)と米国特許第2,422,511号(ウォルセイ)
によって、衣服を受ける丸味を付けた上縁部を有する、
かばんの内部に装架される剛性のインサートが知られて
いる。このインサートは両側の壁によって閉じられ、そ
して帽子、ネクタイ、その他の小物を容れるための内部
室を備える。しかしそのインサートの構造では、それら
室への出し入れが非常に不便である。
ン)と米国特許第2,422,511号(ウォルセイ)
によって、衣服を受ける丸味を付けた上縁部を有する、
かばんの内部に装架される剛性のインサートが知られて
いる。このインサートは両側の壁によって閉じられ、そ
して帽子、ネクタイ、その他の小物を容れるための内部
室を備える。しかしそのインサートの構造では、それら
室への出し入れが非常に不便である。
【0009】以上のように従来知られているカバン類は
いずれも、軽量で且つ今日の旅行用として航空機への持
込みが可能であり(即ち外部寸法の総計が110又は1
15cm以下)、積込みと取扱いが容易であり、そして短
期間の滞在に必要な衣類を最良の状態で整理し保護して
持運ぶことができ、衣類が到着したとき完全に整理さ
れ、しわの付かない状態で使用者に渡されるような旅行
用の荷物を作るものとしては、まだ全体的に充分とはい
えないのである。
いずれも、軽量で且つ今日の旅行用として航空機への持
込みが可能であり(即ち外部寸法の総計が110又は1
15cm以下)、積込みと取扱いが容易であり、そして短
期間の滞在に必要な衣類を最良の状態で整理し保護して
持運ぶことができ、衣類が到着したとき完全に整理さ
れ、しわの付かない状態で使用者に渡されるような旅行
用の荷物を作るものとしては、まだ全体的に充分とはい
えないのである。
【0010】衣類の小売業においても全く同様な問題が
生じる。小売店では普通、買ってもらった衣類を客に渡
す前にできるだけきれいに折畳み、紙又はプラスチック
の袋に入れて差出す。しかしそれでは、客が旅行に出た
り、あるいは包装を開くまでに長期間放置しておくよう
な場合、衣類にしわが付く恐れがある。
生じる。小売店では普通、買ってもらった衣類を客に渡
す前にできるだけきれいに折畳み、紙又はプラスチック
の袋に入れて差出す。しかしそれでは、客が旅行に出た
り、あるいは包装を開くまでに長期間放置しておくよう
な場合、衣類にしわが付く恐れがある。
【0011】そのような欠点を解消し、又購入に対する
気使いを示すため上等な商人は衣類(例えばスーツ、ド
レス、コートのような)をハンガに掛け、旅行用衣装カ
バーと同様なカバーに包装して客に渡す。しかしそのよ
うな衣装カバーはかさばり、持運びに不便であり、そし
てこの不便さは、その衣装カバーがワイシャツとその他
の衣服とを一緒に包装するのに適していないということ
で一層大きくなり、一揃いの服装を買った客が幾つもの
包みを抱えて店を出ていくことになる。上記のような型
式の衣装カバーは更に、ギフト用の包装や配達用の小包
にすることができないという欠点がある。
気使いを示すため上等な商人は衣類(例えばスーツ、ド
レス、コートのような)をハンガに掛け、旅行用衣装カ
バーと同様なカバーに包装して客に渡す。しかしそのよ
うな衣装カバーはかさばり、持運びに不便であり、そし
てこの不便さは、その衣装カバーがワイシャツとその他
の衣服とを一緒に包装するのに適していないということ
で一層大きくなり、一揃いの服装を買った客が幾つもの
包みを抱えて店を出ていくことになる。上記のような型
式の衣装カバーは更に、ギフト用の包装や配達用の小包
にすることができないという欠点がある。
【0012】従って上記のような商売では、衣服及び場
合によってその他の衣類を取扱い易い容積の中に包込ん
で長期間放置しておくことができ、衣類にしわを付けた
り、又その折り目を消すことなしに旅行や配達に使用で
きる包装を作ることが望まれるのである。
合によってその他の衣類を取扱い易い容積の中に包込ん
で長期間放置しておくことができ、衣類にしわを付けた
り、又その折り目を消すことなしに旅行や配達に使用で
きる包装を作ることが望まれるのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上記の
要望に応え、そして既述のような従来技術の様々な欠点
をなくすることにある。そこで本発明は、特に航空機に
持込めるように幅が狭くされ、そしてハンガその他の吊
り具を使わずに幾枚かの下着と少なくとも1着の服とを
容易に整理収納し、最良の状態で搬送できるようにす
る、衣類の旅行用又は包装用のスーツケースを提供す
る。
要望に応え、そして既述のような従来技術の様々な欠点
をなくすることにある。そこで本発明は、特に航空機に
持込めるように幅が狭くされ、そしてハンガその他の吊
り具を使わずに幾枚かの下着と少なくとも1着の服とを
容易に整理収納し、最良の状態で搬送できるようにす
る、衣類の旅行用又は包装用のスーツケースを提供す
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の旅行用又は包装
用のスーツケースは、柔性又は剛性の外部エンベロプ及
び衣服支持装備を備える。この衣服支持装備は剛性の支
持縁部材を有し、この支持縁部材は、スーツケースが搬
送位置にあるときスーツケースの上部分内で水平に置か
れる。その支持縁部材は、これの上にまたぐように折曲
げて置かれる衣服を受ける凸曲外面、及び、その衣服の
折曲げられた衣地の間に置かれるワイシャツのような他
の衣類が押潰されないように保護する区域できる凹曲内
面を有する。
用のスーツケースは、柔性又は剛性の外部エンベロプ及
び衣服支持装備を備える。この衣服支持装備は剛性の支
持縁部材を有し、この支持縁部材は、スーツケースが搬
送位置にあるときスーツケースの上部分内で水平に置か
れる。その支持縁部材は、これの上にまたぐように折曲
げて置かれる衣服を受ける凸曲外面、及び、その衣服の
折曲げられた衣地の間に置かれるワイシャツのような他
の衣類が押潰されないように保護する区域できる凹曲内
面を有する。
【0015】こうして衣服はハンガその他の手段を使う
ことなく剛性縁部材によって完全に支持される。縁部材
の凸曲面は望ましくないしわの形成を防ぐ。凹曲の内面
はスーツケースの搬送中ワイシャツ又はブラウスのカラ
ーを完全に保護する。支持縁部材は好適には、開放され
た部分を画成する端縁部を備える。その剛性の支持縁部
材は好適には、上記端縁部に対向する位置にあって、衣
類を置くことができる少なくとも部分的に平らな整理壁
を有する剛性の内部ラックの一部とされる。
ことなく剛性縁部材によって完全に支持される。縁部材
の凸曲面は望ましくないしわの形成を防ぐ。凹曲の内面
はスーツケースの搬送中ワイシャツ又はブラウスのカラ
ーを完全に保護する。支持縁部材は好適には、開放され
た部分を画成する端縁部を備える。その剛性の支持縁部
材は好適には、上記端縁部に対向する位置にあって、衣
類を置くことができる少なくとも部分的に平らな整理壁
を有する剛性の内部ラックの一部とされる。
【0016】本発明の1つの好適な実施例において、そ
の剛性内部ラックは、ワイシャツ、プルオーバー、ソッ
クス、パジャマ、又は下着類のような衣類を整理壁上に
平らに整理して置けるようにする水平な位置と、背広の
上着、ズボン、スカート、又はネクタイのような衣類を
支持縁部材の凸曲外面に掛け、そこから整理壁の両側に
垂下させるような状態でスーツケースを搬送するときの
垂直な位置との間で容易に枢動できるように構成され
る。
の剛性内部ラックは、ワイシャツ、プルオーバー、ソッ
クス、パジャマ、又は下着類のような衣類を整理壁上に
平らに整理して置けるようにする水平な位置と、背広の
上着、ズボン、スカート、又はネクタイのような衣類を
支持縁部材の凸曲外面に掛け、そこから整理壁の両側に
垂下させるような状態でスーツケースを搬送するときの
垂直な位置との間で容易に枢動できるように構成され
る。
【0017】支持縁部材は整理壁の内面側全体に延在
し、そこで前記外部エンベロプが閉じられるとき支持縁
部材上に置かれた衣服が整理壁の外面に対して当たり、
これによってしわが付かないように保護される。
し、そこで前記外部エンベロプが閉じられるとき支持縁
部材上に置かれた衣服が整理壁の外面に対して当たり、
これによってしわが付かないように保護される。
【0018】支持縁部材の幅は、男性又は女性の背広又
はスーツの上着の半身部の幅と実質的に等しくされ、そ
こでその上着を、これの両肩部どうし及び両半身部どう
しが重なるように上着の長手方向線で二つ折りに畳み、
支持縁部材上にまたがして掛けることができる。又内部
ラックの高さは、そのように折畳んだ上着の中央部を支
持縁部材に掛けたとき、その上着が支持縁部材からラッ
クの両側に垂下できるような高さにされる。こうして上
着とズボン又はスカートを縦に二つ折りにして、支持縁
部材に掛けることができる。この場合の本発明のスーツ
ケースの全厚さはほぼ20cmであり、その縦横の寸法
は、航空機の室内に搬入できる荷物の規定に充分合致す
るものである。
はスーツの上着の半身部の幅と実質的に等しくされ、そ
こでその上着を、これの両肩部どうし及び両半身部どう
しが重なるように上着の長手方向線で二つ折りに畳み、
支持縁部材上にまたがして掛けることができる。又内部
ラックの高さは、そのように折畳んだ上着の中央部を支
持縁部材に掛けたとき、その上着が支持縁部材からラッ
クの両側に垂下できるような高さにされる。こうして上
着とズボン又はスカートを縦に二つ折りにして、支持縁
部材に掛けることができる。この場合の本発明のスーツ
ケースの全厚さはほぼ20cmであり、その縦横の寸法
は、航空機の室内に搬入できる荷物の規定に充分合致す
るものである。
【0019】搬送中衣類を中央に保持し、又衣類があま
り非道く押潰されないように保護するため、支持縁部材
の両側部が突出するリムによって限定される。又同じ理
由でそれらリムは整理壁の側部へと続いて延ばされる。
り非道く押潰されないように保護するため、支持縁部材
の両側部が突出するリムによって限定される。又同じ理
由でそれらリムは整理壁の側部へと続いて延ばされる。
【0020】好適な実施例において、枢架された又は自
由なフラップが衣類を整理壁に対し押当てて保持する。
そのフラップは、ワイシャツのカラーを保護するシェル
形のフードを備えてもよい。
由なフラップが衣類を整理壁に対し押当てて保持する。
そのフラップは、ワイシャツのカラーを保護するシェル
形のフードを備えてもよい。
【0021】剛性ラックが搬送の垂直位置になったとき
整理壁上の衣類を保持するためのリムが、支持縁部材の
反対側で整理壁に固定される。こうして全部のリムと支
持縁部材とが整理壁の周縁全体を取巻いて開いた箱のよ
うな形の剛性のラックを形成し、その整理壁の内面に衣
類を完全に整理して収納して良好な状態のまま搬送する
ことができるのである。
整理壁上の衣類を保持するためのリムが、支持縁部材の
反対側で整理壁に固定される。こうして全部のリムと支
持縁部材とが整理壁の周縁全体を取巻いて開いた箱のよ
うな形の剛性のラックを形成し、その整理壁の内面に衣
類を完全に整理して収納して良好な状態のまま搬送する
ことができるのである。
【0022】剛性内部ラックは、スーツケース搬送用の
把手又はストラップを取付けるための係留点を備えるこ
とができる。剛性縁部材又は剛性内部ラックはモールド
成形可能な合成材料でワンピースとして製作される。あ
るいは又、剛性又は半剛性のシート材料を折曲げたり閉
じたりして製作される。
把手又はストラップを取付けるための係留点を備えるこ
とができる。剛性縁部材又は剛性内部ラックはモールド
成形可能な合成材料でワンピースとして製作される。あ
るいは又、剛性又は半剛性のシート材料を折曲げたり閉
じたりして製作される。
【0023】整理壁上に平らに置かれた衣類を不動にす
る装備が、例えば弾性又は弾性でないバンド、あるいは
剛性又は半剛性のフラップ、その他同様なものの形で備
えられる。整理壁の面と上記不動装備の面とは好適に
は、粗面加工、又は薄いフォーム材、織布、あるいはエ
ラストマ塗料を付着するような滑り止めコーティング処
理を施される。
る装備が、例えば弾性又は弾性でないバンド、あるいは
剛性又は半剛性のフラップ、その他同様なものの形で備
えられる。整理壁の面と上記不動装備の面とは好適に
は、粗面加工、又は薄いフォーム材、織布、あるいはエ
ラストマ塗料を付着するような滑り止めコーティング処
理を施される。
【0024】前記外部エンベロプは、剛性の2つの相互
に枢着された半シェルで構成され、そしてその一方の半
シェルが剛性内部ラックを枢架するためのヒンジ装備を
備える。一方の半シェルは底部となり、他方の半シェル
は蓋となり、そしてそれら両半シェルの中で剛性内部ラ
ックが枢動できるようにされる。
に枢着された半シェルで構成され、そしてその一方の半
シェルが剛性内部ラックを枢架するためのヒンジ装備を
備える。一方の半シェルは底部となり、他方の半シェル
は蓋となり、そしてそれら両半シェルの中で剛性内部ラ
ックが枢動できるようにされる。
【0025】他の実施例において、外部エンベロプは、
剛性縁部材又は剛性内部ラックの両側における縁部に沿
って相互に着脱可能に固定される柔性又は半剛性の外部
壁で構成される。これら外部壁の開閉は例えばスライド
型開閉具又はホックボタンによって行われよう。
剛性縁部材又は剛性内部ラックの両側における縁部に沿
って相互に着脱可能に固定される柔性又は半剛性の外部
壁で構成される。これら外部壁の開閉は例えばスライド
型開閉具又はホックボタンによって行われよう。
【0026】更に本発明の旅行用スーツケースを搬送す
るため1個又は複数個の搬送把手又は1本のベルトが備
えられる。このベルトは剛性内部ラックに直接当てるか
又は固定してもよく、こうすることによって外部エンベ
ロプに掛かる力を少なくすることができる。
るため1個又は複数個の搬送把手又は1本のベルトが備
えられる。このベルトは剛性内部ラックに直接当てるか
又は固定してもよく、こうすることによって外部エンベ
ロプに掛かる力を少なくすることができる。
【0027】本発明が特に小売業に適用される場合、外
部エンベロプは紙又はプラスチック製の柔性のバッグの
形にされ、このバッグの中に剛性内部ラック又は剛性縁
部材が設置される。この実施例の場合、剛性内部ラック
又は剛性縁部材はボール紙を折曲げて作られよう。
部エンベロプは紙又はプラスチック製の柔性のバッグの
形にされ、このバッグの中に剛性内部ラック又は剛性縁
部材が設置される。この実施例の場合、剛性内部ラック
又は剛性縁部材はボール紙を折曲げて作られよう。
【0028】
【実施例】次に添付図面に示す本発明の制約的でない実
施例を記述する。これによって本発明が更によく理解さ
れよう。
施例を記述する。これによって本発明が更によく理解さ
れよう。
【0029】図1から図3までにおいて、本発明の旅行
用スーツケースは図3に全体的に符号1を付して示され
る。この本発明のスーツケース1は全体的に符号2で指
示する剛性の内部ラックを備える。このラック2は例え
ばモールド成形されるプラスチック材料で作られる。
用スーツケースは図3に全体的に符号1を付して示され
る。この本発明のスーツケース1は全体的に符号2で指
示する剛性の内部ラックを備える。このラック2は例え
ばモールド成形されるプラスチック材料で作られる。
【0030】剛性内部ラック2は、外の方へ凸形の丸い
プロフィルをもった支持縁部材3と整理壁4を備える。
この整理壁は図示の実施例では縁部材3から続く平らな
壁の形にされ、そして図1と図2から解かるようにラッ
ク2の全高に亘って延在する。他の実施例としてその平
らな壁は軽量化のために孔明きにしてもよいし、又更に
織布で作ってもよいであろう。更に他の実施例として縁
部材3だけを備えるようにもできる。支持縁部材3の反
対側の整理壁4の縁部に2つの孔5(図1にはその一方
の孔だけが示される)が設けられ、これら孔5は軸受孔
となって、スーツケース1の剛性シェルに固定の枢軸
(図示せず)を受ける。
プロフィルをもった支持縁部材3と整理壁4を備える。
この整理壁は図示の実施例では縁部材3から続く平らな
壁の形にされ、そして図1と図2から解かるようにラッ
ク2の全高に亘って延在する。他の実施例としてその平
らな壁は軽量化のために孔明きにしてもよいし、又更に
織布で作ってもよいであろう。更に他の実施例として縁
部材3だけを備えるようにもできる。支持縁部材3の反
対側の整理壁4の縁部に2つの孔5(図1にはその一方
の孔だけが示される)が設けられ、これら孔5は軸受孔
となって、スーツケース1の剛性シェルに固定の枢軸
(図示せず)を受ける。
【0031】突出するリム6、7は支持縁部材3を取巻
いてこの縁部材の両側部を限定し、そしてそこから更に
整理壁4の両側部へ続いてラック2の全高に亘って延在
し、整理壁両側のリム8及び9と10を形成する。ここ
で、ラック2が図3に示されるような整理収納のための
水平な位置にされたとき、両側のリム8(これの一方の
みが図1に示される)は整理壁4より下側へ突出し、そ
して他の両側のリム9と10は整理壁より上側へ突出す
るようになる。図示の実施例において上側リム9、10
は傾斜部分11、12によってリム6、7とつながる。
支持縁部材3の反対側にリム13が整理壁4に対し直角
に備えられ、そしてその整理壁の両側部の方へ両側のリ
ム8まで延在する。リム13は整理壁4と平行な延長部
を備えてもよい。両側のリム9と10はリム13より低
くされ、そこで傾斜部分14、15によってそのリム1
3へつなげられる。両側リム9と10にスリット16が
設けられ、これによってバンド17が取付けられる。
いてこの縁部材の両側部を限定し、そしてそこから更に
整理壁4の両側部へ続いてラック2の全高に亘って延在
し、整理壁両側のリム8及び9と10を形成する。ここ
で、ラック2が図3に示されるような整理収納のための
水平な位置にされたとき、両側のリム8(これの一方の
みが図1に示される)は整理壁4より下側へ突出し、そ
して他の両側のリム9と10は整理壁より上側へ突出す
るようになる。図示の実施例において上側リム9、10
は傾斜部分11、12によってリム6、7とつながる。
支持縁部材3の反対側にリム13が整理壁4に対し直角
に備えられ、そしてその整理壁の両側部の方へ両側のリ
ム8まで延在する。リム13は整理壁4と平行な延長部
を備えてもよい。両側のリム9と10はリム13より低
くされ、そこで傾斜部分14、15によってそのリム1
3へつなげられる。両側リム9と10にスリット16が
設けられ、これによってバンド17が取付けられる。
【0032】特に図1でよく解かるように支持縁部材3
は円筒形の中空管の形に作られる。そこで縁部材3は凸
曲の外面と凹曲の内面を有し、その凸曲外面には衣服を
掛けることができ、そして凹曲内面は別の衣類、特にそ
のカラーが押潰されないように保護する区域を形成す
る。縁部材3は端縁部18を有し、従ってリム13に対
向する部分が開かれている。縁部18は衣類に筋跡を付
けないように内側の方へ少し折曲げられる。縁部18は
反対側のリム13と共に、衣類を整理壁4上に置くため
の広い空所を画成する。
は円筒形の中空管の形に作られる。そこで縁部材3は凸
曲の外面と凹曲の内面を有し、その凸曲外面には衣服を
掛けることができ、そして凹曲内面は別の衣類、特にそ
のカラーが押潰されないように保護する区域を形成す
る。縁部材3は端縁部18を有し、従ってリム13に対
向する部分が開かれている。縁部18は衣類に筋跡を付
けないように内側の方へ少し折曲げられる。縁部18は
反対側のリム13と共に、衣類を整理壁4上に置くため
の広い空所を画成する。
【0033】図3の実施例の旅行用スーツケース1は、
底部になる半シェル19と蓋になる半シェル20とで構
成される外部エンベロプを備える。半シェル20は半シ
ェル19に枢着結合され、これによって半シェル20は
図3に示すように開かれたり、又、半シェル19に取付
けた把手19aによって搬送できるように閉じられたり
することができる。それら半シェル19、20は剛性又
は半剛性とされ、そして例えば合成材料、あるいは、特
に繊維、織物、又は軽量のフォーム材をベースとする複
合材料の流込み成形又は型押し成形によって製作され
る。把手19aは半シェル19に結合したベルト19b
に留められる。把手19aを様々な位置にできるように
するためベルト19bはバックル等に通される。
底部になる半シェル19と蓋になる半シェル20とで構
成される外部エンベロプを備える。半シェル20は半シ
ェル19に枢着結合され、これによって半シェル20は
図3に示すように開かれたり、又、半シェル19に取付
けた把手19aによって搬送できるように閉じられたり
することができる。それら半シェル19、20は剛性又
は半剛性とされ、そして例えば合成材料、あるいは、特
に繊維、織物、又は軽量のフォーム材をベースとする複
合材料の流込み成形又は型押し成形によって製作され
る。把手19aは半シェル19に結合したベルト19b
に留められる。把手19aを様々な位置にできるように
するためベルト19bはバックル等に通される。
【0034】剛性内部ラック2は、図3に示されるよう
に、孔5に枢軸をいれることによって半シェル19に対
し枢架される。これにより半シェル19の底部のコンパ
ートメント19cを開くことができる。この底部コンパ
ートメントは例えば履物や汚れた下着類を整理収納する
のに使用できよう。底部コンパートメント19cは半シ
ェル19とは別個に適当な材料で成形してもよい。
に、孔5に枢軸をいれることによって半シェル19に対
し枢架される。これにより半シェル19の底部のコンパ
ートメント19cを開くことができる。この底部コンパ
ートメントは例えば履物や汚れた下着類を整理収納する
のに使用できよう。底部コンパートメント19cは半シ
ェル19とは別個に適当な材料で成形してもよい。
【0035】図3の旅行用スーツケース1は下記のよう
にして使用される。図3に示されるように半シェル19
を垂直位置にしたまま半シェル20を水平位置へと開い
た後で、剛性内部ラック2が水平位置にされる。この位
置において、両側部の上側リム9と10、底部リム1
3、及び支持縁部材3に囲まれた整理壁4の内側面は、
特に衣類を平らに整理するのに適した一種の箱又はバッ
グを形成する。衣類の具体例として図3に細い線で以っ
て、整理壁4の内側面上に平らに置かれたワイシャツ2
1と、このワイシャツの横に並べて同じく平らに置かれ
たプルオーバー22とを示す。ワイシャツ21のカラー
23が支持縁部材3の内部に入り、搬送中完全に保護さ
れることが理解されよう。バンド17がワイシャツ21
とプルオーバー22を締めて整理壁4の内側面に対し保
持する。いうまでもなく整理壁には他の衣類も設置でき
る。
にして使用される。図3に示されるように半シェル19
を垂直位置にしたまま半シェル20を水平位置へと開い
た後で、剛性内部ラック2が水平位置にされる。この位
置において、両側部の上側リム9と10、底部リム1
3、及び支持縁部材3に囲まれた整理壁4の内側面は、
特に衣類を平らに整理するのに適した一種の箱又はバッ
グを形成する。衣類の具体例として図3に細い線で以っ
て、整理壁4の内側面上に平らに置かれたワイシャツ2
1と、このワイシャツの横に並べて同じく平らに置かれ
たプルオーバー22とを示す。ワイシャツ21のカラー
23が支持縁部材3の内部に入り、搬送中完全に保護さ
れることが理解されよう。バンド17がワイシャツ21
とプルオーバー22を締めて整理壁4の内側面に対し保
持する。いうまでもなく整理壁には他の衣類も設置でき
る。
【0036】衣類21、22の整理収納が終ったら、背
広の上着のような長い衣服が支持縁部材3の両側に伸ば
してその縁部材3に掛けられる。背広の上着の場合、予
めその長手方向線、即ち上着の背部の中央垂直線に沿っ
て縦に二つ折りにし、その両肩部が重なるように畳まれ
る。長いズボンの場合にはその横方向線、即ちズボンの
脚部の縦の縫目に対し直角方向の線に沿って横に折曲げ
られる。
広の上着のような長い衣服が支持縁部材3の両側に伸ば
してその縁部材3に掛けられる。背広の上着の場合、予
めその長手方向線、即ち上着の背部の中央垂直線に沿っ
て縦に二つ折りにし、その両肩部が重なるように畳まれ
る。長いズボンの場合にはその横方向線、即ちズボンの
脚部の縦の縫目に対し直角方向の線に沿って横に折曲げ
られる。
【0037】それから内部ラック2は図1と図2に示す
ような垂直位置にされ、そこで長い衣服は支持縁部材3
に支持され、この縁部材から両側へ垂下がる。この搬送
位置において縁部材3はスーツケース1の上部分の中に
ある。この剛性内部ラック2が垂直にされた位置におい
て、先に整理壁4の内側面上に置かれた衣類21、22
がバンド17によって完全に保持されていることは理解
されよう。それらバンド17は又、支持縁部材3に掛け
られた長い衣服を留めるようにもできる。縁部材3に支
持される衣服の具体例として、図1と図2に男性用の背
広の上着25とズボン24を示す。これら衣服は、ワイ
シャツ21とプルオーバー22の反対側の整理壁4の外
側面に対して当たる。こうして整理収納作業が終ったら
半シェル20が閉じられる。
ような垂直位置にされ、そこで長い衣服は支持縁部材3
に支持され、この縁部材から両側へ垂下がる。この搬送
位置において縁部材3はスーツケース1の上部分の中に
ある。この剛性内部ラック2が垂直にされた位置におい
て、先に整理壁4の内側面上に置かれた衣類21、22
がバンド17によって完全に保持されていることは理解
されよう。それらバンド17は又、支持縁部材3に掛け
られた長い衣服を留めるようにもできる。縁部材3に支
持される衣服の具体例として、図1と図2に男性用の背
広の上着25とズボン24を示す。これら衣服は、ワイ
シャツ21とプルオーバー22の反対側の整理壁4の外
側面に対して当たる。こうして整理収納作業が終ったら
半シェル20が閉じられる。
【0038】剛性内部ラック2の幅は、縦に二つ折りに
した上背25の幅と実質的に等しいものにされる。ラッ
ク2の高さは、前述したようにズボン24と上着25を
支持縁部材3上に折曲げて掛けられるようにされる。そ
の高さは又、ワイシャツ21とプルオーバー22を整理
壁4の内側面上に置けるようなものにされる。いうまで
もなくその他のスカート、ドレス、レインコート等のよ
うな衣服も縁部材3にまたがせて掛けることができる。
又スーツケース1の厚さを多少大きくすることによって
縁部材3上に幾着かの制服を置けるようにもできよう。
この場合肩当てが五点形に置かれよう。
した上背25の幅と実質的に等しいものにされる。ラッ
ク2の高さは、前述したようにズボン24と上着25を
支持縁部材3上に折曲げて掛けられるようにされる。そ
の高さは又、ワイシャツ21とプルオーバー22を整理
壁4の内側面上に置けるようなものにされる。いうまで
もなくその他のスカート、ドレス、レインコート等のよ
うな衣服も縁部材3にまたがせて掛けることができる。
又スーツケース1の厚さを多少大きくすることによって
縁部材3上に幾着かの制服を置けるようにもできよう。
この場合肩当てが五点形に置かれよう。
【0039】剛性内部ラック2の寸法はそれでも小さい
から、本発明の旅行用スーツケース1の全体的な大きさ
は小さいものに抑えられる。具体的にはスーツケース1
の全高は約45cm、全幅は約45cm、そして全厚さは約
15cmになろう。
から、本発明の旅行用スーツケース1の全体的な大きさ
は小さいものに抑えられる。具体的にはスーツケース1
の全高は約45cm、全幅は約45cm、そして全厚さは約
15cmになろう。
【0040】変化形実施例として、ラック2を省き、縁
部材3のみを備えることも可能である。この場合、衣類
21、22は単に、縁部材3の両側へ垂下する衣服2
4、25の間に置かれ、そして2つの半シェル19、2
0の壁によって締付けられる。この場合でもワイシャツ
のカラーは縁部材3の凹曲内面によって完全に保護され
る。
部材3のみを備えることも可能である。この場合、衣類
21、22は単に、縁部材3の両側へ垂下する衣服2
4、25の間に置かれ、そして2つの半シェル19、2
0の壁によって締付けられる。この場合でもワイシャツ
のカラーは縁部材3の凹曲内面によって完全に保護され
る。
【0041】図4の実施例において、外部エンベロプ
は、剛性内部ラック26を取巻く柔性の壁で構成され
る。内部ラック26は前の実施例における内部ラック2
と実施的に同じ構造を有するが、1つ異なる点は前側の
リム又は壁27、28の形状である。これらの前側壁2
7、28はこの実施例では本発明のスーツケースの両側
面を形成する。これら側面27、28は好適には織布等
で覆われる。それら側面27、28の直線的な縁部にス
ライド式開閉要素29、30が備えられ、これら開閉要
素によって柔性の壁31と32の開閉を行うことができ
る。それらスライド式開閉要素29、30は両側部の前
側壁27、28の丸くされた上縁部まで延在する。弾性
のリンク33がストラップ34と協働して、剛性内部ラ
ック26に掛けられた衣服を保持する。図4において衣
服は、先の実施例の場合と同じく背広の上着とズボンの
形で示される。
は、剛性内部ラック26を取巻く柔性の壁で構成され
る。内部ラック26は前の実施例における内部ラック2
と実施的に同じ構造を有するが、1つ異なる点は前側の
リム又は壁27、28の形状である。これらの前側壁2
7、28はこの実施例では本発明のスーツケースの両側
面を形成する。これら側面27、28は好適には織布等
で覆われる。それら側面27、28の直線的な縁部にス
ライド式開閉要素29、30が備えられ、これら開閉要
素によって柔性の壁31と32の開閉を行うことができ
る。それらスライド式開閉要素29、30は両側部の前
側壁27、28の丸くされた上縁部まで延在する。弾性
のリンク33がストラップ34と協働して、剛性内部ラ
ック26に掛けられた衣服を保持する。図4において衣
服は、先の実施例の場合と同じく背広の上着とズボンの
形で示される。
【0042】この実施例が使用される場合、最初にスラ
イド開閉要素29と30が開かれ、そして先の実施例の
ときと同様に剛性内部ラック26の整理壁の内側面上に
衣類を置くためそのラック26が水平位置にされる。衣
類が置かれたら開閉要素29が閉じられ、ラック26が
垂直位置へ枢動させられ、そして開閉要素30が閉じら
れ、それから柔性の壁又はフラップ32が留め具35に
よって閉じられる。あるいは又、先にラック26を図4
に示すような垂直位置に置き、それから衣服をそのラッ
ク26の縁部材に折曲げて掛け、その後で弾性リンク3
3の端部を図4に示すようにストラップ34のバックル
に固定するようにもできる。それからスライド開閉要素
29、30が閉じられ、そして柔性壁32が留め具35
によって柔性壁31に対し固定される。このスーツケー
スは壁32に取付けた把手によって図4の垂直位置で搬
送することができる。
イド開閉要素29と30が開かれ、そして先の実施例の
ときと同様に剛性内部ラック26の整理壁の内側面上に
衣類を置くためそのラック26が水平位置にされる。衣
類が置かれたら開閉要素29が閉じられ、ラック26が
垂直位置へ枢動させられ、そして開閉要素30が閉じら
れ、それから柔性の壁又はフラップ32が留め具35に
よって閉じられる。あるいは又、先にラック26を図4
に示すような垂直位置に置き、それから衣服をそのラッ
ク26の縁部材に折曲げて掛け、その後で弾性リンク3
3の端部を図4に示すようにストラップ34のバックル
に固定するようにもできる。それからスライド開閉要素
29、30が閉じられ、そして柔性壁32が留め具35
によって柔性壁31に対し固定される。このスーツケー
スは壁32に取付けた把手によって図4の垂直位置で搬
送することができる。
【0043】又、外部ポケット36のような追加のポケ
ットをスーツケースの外側面に備えてもよい。又、エン
ベロプの柔性壁と衣服との間に挟まれるように書類ホル
ダ型のポケットを備えてもよい。
ットをスーツケースの外側面に備えてもよい。又、エン
ベロプの柔性壁と衣服との間に挟まれるように書類ホル
ダ型のポケットを備えてもよい。
【0044】もちろんこの実施例でも剛性内部ラック2
6の整理壁を全く無くし、剛性縁部材だけを備えるよう
にすることができる。
6の整理壁を全く無くし、剛性縁部材だけを備えるよう
にすることができる。
【0045】図5の実施例では内部ラック2のみを図示
し、そして前の実施例における要素と同等な要素は同じ
符号で指示する。この図5の実施例において、内部ラッ
ク2の整理壁の内側面上に置かれたワイシャツは、ネッ
ト38により通気性にされた半剛性の面を有するフラッ
プ37によって保持される。このフラップ37は支持縁
部材3の方の側部に剛性のシェル形のフード39を備え
る。このフード39は支持縁部材3と共にワイシャツの
カラー23を囲んで保護する。フード39の代わりに、
フラップ37に適当な形の単純な切欠きを設けるだけで
もよい。フラップ37はバンド17によって適当に締付
け保持される。
し、そして前の実施例における要素と同等な要素は同じ
符号で指示する。この図5の実施例において、内部ラッ
ク2の整理壁の内側面上に置かれたワイシャツは、ネッ
ト38により通気性にされた半剛性の面を有するフラッ
プ37によって保持される。このフラップ37は支持縁
部材3の方の側部に剛性のシェル形のフード39を備え
る。このフード39は支持縁部材3と共にワイシャツの
カラー23を囲んで保護する。フード39の代わりに、
フラップ37に適当な形の単純な切欠きを設けるだけで
もよい。フラップ37はバンド17によって適当に締付
け保持される。
【0046】リム9、10に、スーツケース搬送用ベル
トを固定するための掛け金40が設けられる。
トを固定するための掛け金40が設けられる。
【0047】図6と図7に示す実施例は特に小売業にお
ける衣類の包装用として適したものである。この実施例
において、剛性内部ラック41は段ボールのシート42
で作られる。図6はその段ボールシート42の包装に使
用される前の平らな状態を示す。シートの中央部分43
は整理壁の役をし、この上に1枚又はそれ以上のワイシ
ャツ21又はプルオーバーその他同様な衣類が置かれ
る。1本の折曲げ線によって支持縁部材を形成する区域
44が画成される。その支持縁部材上に、図7に示され
るようにズボン24と上着25のような長い衣服が掛け
られる。支持縁部材44からフラップ45が延出する。
このフラップ45はこれの両側に掛留め脚部46を有す
る。これら掛留め脚部46は、シート42が折曲げられ
たとき、整理壁43に設けられたスリット47と協働し
て、図7に示されるように支持縁部材を形成する。
ける衣類の包装用として適したものである。この実施例
において、剛性内部ラック41は段ボールのシート42
で作られる。図6はその段ボールシート42の包装に使
用される前の平らな状態を示す。シートの中央部分43
は整理壁の役をし、この上に1枚又はそれ以上のワイシ
ャツ21又はプルオーバーその他同様な衣類が置かれ
る。1本の折曲げ線によって支持縁部材を形成する区域
44が画成される。その支持縁部材上に、図7に示され
るようにズボン24と上着25のような長い衣服が掛け
られる。支持縁部材44からフラップ45が延出する。
このフラップ45はこれの両側に掛留め脚部46を有す
る。これら掛留め脚部46は、シート42が折曲げられ
たとき、整理壁43に設けられたスリット47と協働し
て、図7に示されるように支持縁部材を形成する。
【0048】その支持縁部材44の反対側で又折曲げ線
によって、フラップ49をもった端縁部を形成する区域
48が画成される。フラップ49は図7で見られるよう
に整理壁43と平行になる。
によって、フラップ49をもった端縁部を形成する区域
48が画成される。フラップ49は図7で見られるよう
に整理壁43と平行になる。
【0049】図6に示すようにワイシャツ21又は同様
な衣類が整理壁43の内側面上に置かれた後、シート4
2を折曲げることによって図7の側面図に示されるよう
な剛性の内部ラック41が形成される。そこで、先に図
1から図5までに示した本発明の旅行用スーツケースの
実施例で記述したのと同様に、ズボン24と上着25の
ような長い衣服を支持縁部材44に掛けることができ
る。図6と図7の実施例では、長い衣服24、25は更
に、剛性内部ラック41の底部分を閉じるフラップ49
によって抑えられる。
な衣類が整理壁43の内側面上に置かれた後、シート4
2を折曲げることによって図7の側面図に示されるよう
な剛性の内部ラック41が形成される。そこで、先に図
1から図5までに示した本発明の旅行用スーツケースの
実施例で記述したのと同様に、ズボン24と上着25の
ような長い衣服を支持縁部材44に掛けることができ
る。図6と図7の実施例では、長い衣服24、25は更
に、剛性内部ラック41の底部分を閉じるフラップ49
によって抑えられる。
【0050】図7に示されるように垂直位置に置かれた
そのラックと衣類の組立体は、把手51を備えた紙又は
プラスチック製の柔性のバッグ50の中ヘ容易に挿入で
きる。
そのラックと衣類の組立体は、把手51を備えた紙又は
プラスチック製の柔性のバッグ50の中ヘ容易に挿入で
きる。
【0051】以上の説明から理解されるように、本発明
は、下着や衣服を迅速に整理して収納し、それら衣類に
しわが付くことを最少限にして軽量且つコンパクトな形
で搬送できるようにする簡単で実用的な旅行用又は包装
用のスーツケースを提供する。
は、下着や衣服を迅速に整理して収納し、それら衣類に
しわが付くことを最少限にして軽量且つコンパクトな形
で搬送できるようにする簡単で実用的な旅行用又は包装
用のスーツケースを提供する。
【図1】本発明の旅行用スーツケースに備えられる剛性
内部ラックの、図2のI−I線における断面側面図。
内部ラックの、図2のI−I線における断面側面図。
【図2】図1のラックの正面図。
【図3】本発明によるスーツケースの剛性外部エンベロ
プ内に装架される図1と図2の剛性内部ラックの水平な
整理位置を示す斜視図。
プ内に装架される図1と図2の剛性内部ラックの水平な
整理位置を示す斜視図。
【図4】柔性外部エンベロプ内に装架される剛性内部ラ
ックの垂直な搬送位置を示す斜視図。
ックの垂直な搬送位置を示す斜視図。
【図5】本発明の旅行用スーツケースに備えられる剛性
内部ラックの変化形実施例の斜視図。
内部ラックの変化形実施例の斜視図。
【図6】特に衣類の包装用に適した変化形実施例の剛性
内部ラックに折曲げて形成される段ボールシートの折曲
げ前の展開図。
内部ラックに折曲げて形成される段ボールシートの折曲
げ前の展開図。
【図7】図6の段ボールシートを折曲げて作られ、柔性
のバッグ内に挿入された剛性内部ラックを示す、本発明
による包装の図1と同様な断面側面図。
のバッグ内に挿入された剛性内部ラックを示す、本発明
による包装の図1と同様な断面側面図。
1 スーツケース 2 ラック 3 支持縁部材 4 整理壁 6 リム 7 リム 9 リム 10 リム 13 リム 17 保持バンド 19 半シェル 19a 把手 20 半シェル 21 ワイシャツ 22 プルオーバー 23 カラー 24 ズボン 25 上着 26 ラック 27 壁 28 壁 29 スライド開閉要素 30 スライド開閉要素 31 柔性壁 32 柔性壁 33 弾性リンク 34 ストラップ 37 フラップ 39 フード 40 掛け金 41 ラック 42 段ボールシート 43 整理壁 44 支持縁部材 48 リム 50 バッグ 51 把手
Claims (16)
- 【請求項1】 柔性又は剛性の外部エンベロプ、及び剛
性の支持縁部材(3)を有する衣服支持装備を備え、該
支持縁部材は、スーツケースが搬送位置にあるときスー
ツケースの上部分内で水平に置かれ、そして該支持縁部
材は、これの上にまたぐように折曲げて置かれる衣服
(24、25)を受ける凸曲外面を有する如く構成され
た、衣類を収納するための旅行用又は包装用のスーツケ
ースにおいて、該支持縁部材(3)が、前記衣服の折曲
げられた衣地の間に置かれるワイシャツのような他の衣
類が押潰されないように保護する区域を形成できる凹曲
内面を備え、又該支持縁部材(3)が、前記他の衣類を
置くことができる少なくとも部分的に平らな整理壁
(4)を有する剛性の内部ラック(2)の一部を成する
ことを特徴とするスーツケース。 - 【請求項2】 該剛性内部ラックが、前記他の衣類(2
1、22)を該整理壁(4)上に平らに整理して置ける
ようにする水平な位置と、スーツケースを搬送するとき
の垂直な位置との間で容易に枢動できるように構成され
ていることを特徴とする請求項1のスーツケース。 - 【請求項3】 該支持縁部材(3)が該整理壁(4)の
一方の側部全体に延在し、そこで該外部エンベロプが閉
じられるとき該支持縁部材上に置かれた前記衣服が該整
理壁の外面に対して当たり、又前記衣類が該整理壁の内
面上に置かれることを特徴とする請求項1又は2のスー
ツケース。 - 【請求項4】 該支持縁部材(3)の幅が背広の上着の
半身部の幅と実質的に等しく、又該内部ラック(2)の
高さが上着の高さの半分と実質的に等しく、そこでその
上着を、これの両肩部どうし及び両半身部どうしが重な
るように上着の背部の中央部で二つ折りに畳み、該支持
縁部材上にまたがして掛けることができることを特徴と
する請求項1から3までのいずれか1項のスーツケー
ス。 - 【請求項5】 該支持縁部材(3)の両側部が突出する
リム(6、7)によって限定されることを特徴とする請
求項1から4までのいずれか1項のスーツケース。 - 【請求項6】 該リムが該整理壁の側部へと続いて延び
ることを特徴とする請求項5のスーツケース。 - 【請求項7】 該剛性内部ラック(2、26)が、該支
持縁部材(3)の反対側で該整理壁に固定したリム(1
3)を有することを特徴とする請求項1から6までのい
ずれか1項のスーツケース。 - 【請求項8】 該剛性内部ラック(2、26)が、該整
理壁(4)上に平らに置かれた前記衣類を不動にする装
備を備えることを特徴とする請求項1から7までのいず
れか1項のスーツケース。 - 【請求項9】 前記衣類を該整理壁に対し押当てて保持
するフラップ(37)が備えられ、このフラップが、ワ
イシャツのカラーを保護するシェル形のフード又は凹部
(39)を有することを特徴とする請求項8のスーツケ
ース。 - 【請求項10】 該剛性内部ラックが、スーツケース搬
送用の把手又はストラップを取付けるための係留点(4
0)を有することを特徴とする請求項1から9までのい
ずれか1項のスーツケース。 - 【請求項11】 該ラックがモールド成形される材料で
ワンピースとして作られることを特徴とする請求項1か
ら10までのいずれか1項のスーツケース。 - 【請求項12】 該ラックが剛性又は半剛性のシート材
料を折曲げたり閉じたりして作られることを特徴とする
請求項1から10までのいずれか1項のスーツケース。 - 【請求項13】 該外部エンベロプが、剛性又は半剛性
の2つの相互に枢着された半シェル(19、20)で構
成され、そしてその一方の半シェルが該剛性内部ラック
を枢架するためのヒンジ装備を備えることを特徴とする
請求項1から12までのいずれか1項のスーツケース。 - 【請求項14】 該外部エンベロプが、該剛性縁部材
(3)又は該剛性内部ラック(26)の両側における縁
部に沿って相互に着脱可能に固定される柔性の外部壁
(31、32)で構成されることを特徴とする請求項1
から12までのいずれか1項のスーツケース。 - 【請求項15】 該外部エンベロプが柔性のバッグ(5
0)の形とされ、このバッグの中に該剛性内部ラック又
は該剛性縁部材を設置できることを特徴とする請求項1
から12までのいずれか1項のスーツケース。 - 【請求項16】 請求項2から12までのいずれか1項
に記載の如き剛性内部ラック。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9104802 | 1991-04-18 | ||
FR9104802A FR2675353B1 (fr) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | Mallette de voyage ou d'emballage. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296513A true JPH06296513A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=9412015
Family Applications (1)
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