JPH0629576A - 発光表示素子 - Google Patents
発光表示素子Info
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- JPH0629576A JPH0629576A JP4182234A JP18223492A JPH0629576A JP H0629576 A JPH0629576 A JP H0629576A JP 4182234 A JP4182234 A JP 4182234A JP 18223492 A JP18223492 A JP 18223492A JP H0629576 A JPH0629576 A JP H0629576A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で且つ発光面の発光バラツキの無い高信
頼性の発光表示素子を実現する。 【構成】 発光素子11と、この前方に配置した注型壁
2への樹脂注入により形成される発光面3とを備えてな
る発光表示素子において、注型壁2の発光素子11側に
切り欠き4を設け、且つその外方に樹脂流れ防止用の防
止壁5を設けてなることを特徴とする。
頼性の発光表示素子を実現する。 【構成】 発光素子11と、この前方に配置した注型壁
2への樹脂注入により形成される発光面3とを備えてな
る発光表示素子において、注型壁2の発光素子11側に
切り欠き4を設け、且つその外方に樹脂流れ防止用の防
止壁5を設けてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光表示素子に関し、特
にLED等の発光素子を発光面を備えたケースに収納し
てなる発光表示素子に関する。
にLED等の発光素子を発光面を備えたケースに収納し
てなる発光表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図5乃至図7を参照
して説明する。
して説明する。
【0003】図5乃至図7は8文字のLED発光表示素
子の各種成型タイプを示し、各図の(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ、各タイプの正面図、
(a)のA−A′断面図、(a)のB−B′断面図及び
裏面図である。
子の各種成型タイプを示し、各図の(a),(b),
(c)及び(d)はそれぞれ、各タイプの正面図、
(a)のA−A′断面図、(a)のB−B′断面図及び
裏面図である。
【0004】なお、各図の同一機能部分には同一記号を
付している。
付している。
【0005】図5(a)乃至(d)は、オール樹脂タイ
プ(フルモールド型)であり、製品形状が比較的小型
で、製品大きさ,厚みが特に問題にならない場合に、最
も一般的に使用されるタイプである。
プ(フルモールド型)であり、製品形状が比較的小型
で、製品大きさ,厚みが特に問題にならない場合に、最
も一般的に使用されるタイプである。
【0006】図5(a)乃至(d)に示すように、成型
ケース10中にLEDチップ11のアッセンブリー完の
基板12を挿入し、エポキシ樹脂13等で封止したもの
で、チップ周囲も樹脂13に覆われる。図中、14は8
文字を構成する各セグメント、15は外部接続用ピンで
ある。
ケース10中にLEDチップ11のアッセンブリー完の
基板12を挿入し、エポキシ樹脂13等で封止したもの
で、チップ周囲も樹脂13に覆われる。図中、14は8
文字を構成する各セグメント、15は外部接続用ピンで
ある。
【0007】図6(a)乃至(d)は中空シート貼付け
タイプであり、成型ケース20内にLEDチップ11を
アッセンブルした基板12を挿入し、この上に発光部に
対向する部分に散乱シートを貼り付けた反射板16を設
けたものである。図中、17は取付足溶着跡である。本
タイプは図6のタイプに比べ製品外形寸法の小型化が可
能である。
タイプであり、成型ケース20内にLEDチップ11を
アッセンブルした基板12を挿入し、この上に発光部に
対向する部分に散乱シートを貼り付けた反射板16を設
けたものである。図中、17は取付足溶着跡である。本
タイプは図6のタイプに比べ製品外形寸法の小型化が可
能である。
【0008】図7(a)乃至(d)は2色成型タイプで
あり、図6の成型ケース20に対し2色成型で発光部1
8を形成したケース30を使用している。図中、19は
LEDランプである。
あり、図6の成型ケース20に対し2色成型で発光部1
8を形成したケース30を使用している。図中、19は
LEDランプである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5(a)
乃至(d)のオール樹脂タイプの場合、製品形状が大き
くなるにつれ、使用する封止樹脂(エポキシ等)13の
量も多くなり、材料コストが増加する。また、同時に製
品重量の増加のため、梱包材も耐荷重性の高いものが必
要になり副材料コストも高くつく。
乃至(d)のオール樹脂タイプの場合、製品形状が大き
くなるにつれ、使用する封止樹脂(エポキシ等)13の
量も多くなり、材料コストが増加する。また、同時に製
品重量の増加のため、梱包材も耐荷重性の高いものが必
要になり副材料コストも高くつく。
【0010】また、樹脂量に比例して硬化時に発生する
反応熱が増大するため、大型製品の樹脂注型は通常の工
程管理では困難である。
反応熱が増大するため、大型製品の樹脂注型は通常の工
程管理では困難である。
【0011】一般的に成型ケースに使用されるPPO,
PC等の熱変形温度は130℃前後であるが、これに対
し注型樹脂(エポキシ等)の硬化温度は110℃〜12
0℃であるため、樹脂温度の上昇があると成型物が変形
する恐れがある。
PC等の熱変形温度は130℃前後であるが、これに対
し注型樹脂(エポキシ等)の硬化温度は110℃〜12
0℃であるため、樹脂温度の上昇があると成型物が変形
する恐れがある。
【0012】さらに、樹脂材料によっては反りが生じ易
く、特に薄型化を図る場合や、長辺形状の場合には変形
し易いという問題がある。
く、特に薄型化を図る場合や、長辺形状の場合には変形
し易いという問題がある。
【0013】図6(a)乃至(d)の中空シートタイプ
の場合、散乱シートの散乱度は自由に選べない上、シー
ト色も必ずしもLEDチップ11の発光波長に最適なも
のではない。しかし,これに対する専用シートの開発
は、LEDの生産数量程度では大幅なコスト増大とな
り、現実的ではない。従って、大型の発光部を持つもの
や、発光色を強調する必要がある場合は、前述のように
着色シートによるフィルター効果が十分に得られないた
め、中空シートタイプでは最適な発光状態を得ることが
難しい。
の場合、散乱シートの散乱度は自由に選べない上、シー
ト色も必ずしもLEDチップ11の発光波長に最適なも
のではない。しかし,これに対する専用シートの開発
は、LEDの生産数量程度では大幅なコスト増大とな
り、現実的ではない。従って、大型の発光部を持つもの
や、発光色を強調する必要がある場合は、前述のように
着色シートによるフィルター効果が十分に得られないた
め、中空シートタイプでは最適な発光状態を得ることが
難しい。
【0014】また、シート貼付けのためシートはがれ、
シート変色等の問題があり、信頼性に欠ける点がある。
シート変色等の問題があり、信頼性に欠ける点がある。
【0015】図7(a)乃至(d)の2色成型タイプの
場合、図5及び図6のような問題点はないため使用上の
制約はないが、2色成型用の専用金型が必要となり、多
額の金型投資と、一定量以上の大量生産を前提としたも
のになる。即ち数100/月程度の生産数には適用が難
しく、大型表示タイプ(1.0″以上)では、その市場
の規模により、上記以上の生産数量に達する事は稀で結
果的にコスト高を招いていた。
場合、図5及び図6のような問題点はないため使用上の
制約はないが、2色成型用の専用金型が必要となり、多
額の金型投資と、一定量以上の大量生産を前提としたも
のになる。即ち数100/月程度の生産数には適用が難
しく、大型表示タイプ(1.0″以上)では、その市場
の規模により、上記以上の生産数量に達する事は稀で結
果的にコスト高を招いていた。
【0016】そこで本発明の目的は、注入樹脂量を少な
くすることで製品の重量を小さく抑え且つ樹脂硬化性に
よるケース変形等を防止し、しかもコストを低く抑え、
発光状態を自在に制御できる発光表示素子を実現するこ
とにある。
くすることで製品の重量を小さく抑え且つ樹脂硬化性に
よるケース変形等を防止し、しかもコストを低く抑え、
発光状態を自在に制御できる発光表示素子を実現するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、発光素子と、該発光素子の前方に配置した
樹脂注型壁への樹脂注入により形成された発光面とを備
え、前記樹脂注型壁の前記発光素子側に切り欠きを設
け、且つ前記切り欠きの外方に樹脂流れ防止用の防止壁
を設けてなることを特徴とする。
に本発明は、発光素子と、該発光素子の前方に配置した
樹脂注型壁への樹脂注入により形成された発光面とを備
え、前記樹脂注型壁の前記発光素子側に切り欠きを設
け、且つ前記切り欠きの外方に樹脂流れ防止用の防止壁
を設けてなることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明は前述のように、樹脂注型壁の発光素子
側に切り欠きを設けているので、樹脂注型壁に発光面と
なる樹脂を序々に注入する際、ある高さ(所望の発光面
厚さ)になると切り欠きを通じて樹脂が樹脂注型壁から
外方へ流れ出す。
側に切り欠きを設けているので、樹脂注型壁に発光面と
なる樹脂を序々に注入する際、ある高さ(所望の発光面
厚さ)になると切り欠きを通じて樹脂が樹脂注型壁から
外方へ流れ出す。
【0019】つまり、樹脂の注入者は樹脂注入が所望の
発光面厚さまで行われたことを、樹脂の流れ出しによっ
て直ちに、且つ確実に知ることができる。従って、発光
面の厚みは製品バラツキ無く均一に行なえ、信頼性を向
上できる。またこの時、流れ出した樹脂は防止壁内にた
まるので、他へ悪影響を及ぼすことはない。
発光面厚さまで行われたことを、樹脂の流れ出しによっ
て直ちに、且つ確実に知ることができる。従って、発光
面の厚みは製品バラツキ無く均一に行なえ、信頼性を向
上できる。またこの時、流れ出した樹脂は防止壁内にた
まるので、他へ悪影響を及ぼすことはない。
【0020】また、発光面が樹脂注型壁等によって複数
に分割されているような場合(例えば、8文字の各セグ
メント)には、各分割部毎に切り欠きを設けることによ
って、各分割部の発光バラツキの調整を図れる。また、
所望の発光状態を容易に得られる。
に分割されているような場合(例えば、8文字の各セグ
メント)には、各分割部毎に切り欠きを設けることによ
って、各分割部の発光バラツキの調整を図れる。また、
所望の発光状態を容易に得られる。
【0021】さらに、樹脂注入は樹脂注入壁内の表面側
の一部のみに注入するだけであり製品重量を小さく抑え
られ、同時に、樹脂硬化時の熱によるケース変形等も防
止できる。
の一部のみに注入するだけであり製品重量を小さく抑え
られ、同時に、樹脂硬化時の熱によるケース変形等も防
止できる。
【0022】しかも、これらの作用を従来の2色成型の
ような複雑な方法でなく、簡易な構造によって得られる
のでコストダウンを図れる。
ような複雑な方法でなく、簡易な構造によって得られる
のでコストダウンを図れる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例について図1(a)乃至
(d)を参照して説明する。
(d)を参照して説明する。
【0024】図1(a)乃至(d)は本実施例による8
文字の発光表示素子用のケースを示し、(a)は正面
図、(b)は(a)のA−A′断面図、(c)は(a)
のB−B′断面図、(d)は(a)の裏面図である。な
お、図5乃至図8の従来例と同一機能部分には同一記号
を付している。
文字の発光表示素子用のケースを示し、(a)は正面
図、(b)は(a)のA−A′断面図、(c)は(a)
のB−B′断面図、(d)は(a)の裏面図である。な
お、図5乃至図8の従来例と同一機能部分には同一記号
を付している。
【0025】本実施例のケース1には、該ケース1に一
体の樹脂注型壁(以下、単に注型壁と記す)2によって
8文字及びドットの各セグメント3が構成されている。
そして、各セグメント3を構成する注型壁2の内、8文
字及びドットの外側の注型壁に切り欠き部4を設けてい
る。この切り欠き部4は注型壁2の底部からある高さ以
上において構成されたものである。この高さは後述する
ように、必要とする発光量に対応する樹脂注入量に合わ
せて定める。
体の樹脂注型壁(以下、単に注型壁と記す)2によって
8文字及びドットの各セグメント3が構成されている。
そして、各セグメント3を構成する注型壁2の内、8文
字及びドットの外側の注型壁に切り欠き部4を設けてい
る。この切り欠き部4は注型壁2の底部からある高さ以
上において構成されたものである。この高さは後述する
ように、必要とする発光量に対応する樹脂注入量に合わ
せて定める。
【0026】さらに、この切り欠き部4の外側に、後述
する樹脂流れ防止用及び流れ出した樹脂による光モレ防
止用の防止壁5を形成している。6はケース取り付け足
である。
する樹脂流れ防止用及び流れ出した樹脂による光モレ防
止用の防止壁5を形成している。6はケース取り付け足
である。
【0027】以上のような構造のケース1のセグメント
3に樹脂を注入する際、ケース1の表面側を下にしてセ
グメント3内に樹脂13を序々に注入するが、切り欠き
部4にまで達すると、その切り欠きを通じて樹脂13が
外方に流れ出し防止壁5内にたまる。
3に樹脂を注入する際、ケース1の表面側を下にしてセ
グメント3内に樹脂13を序々に注入するが、切り欠き
部4にまで達すると、その切り欠きを通じて樹脂13が
外方に流れ出し防止壁5内にたまる。
【0028】つまり、樹脂13を所定の高さ(切り欠き
部4の高さ)にまで注入したということが樹脂13の流
れ出しによって直ちに判定できる。従って、樹脂13の
注入量を製品バラツキ等なく均一とすることができる。
ここでは、1つのセグメント3-1 にのみ樹脂注入した
状態を示している。
部4の高さ)にまで注入したということが樹脂13の流
れ出しによって直ちに判定できる。従って、樹脂13の
注入量を製品バラツキ等なく均一とすることができる。
ここでは、1つのセグメント3-1 にのみ樹脂注入した
状態を示している。
【0029】一般に、樹脂13中には散乱剤(着色剤も
入る場合がある)が入っており、樹脂量が多くなれば散
乱度が高まり製品光度は低下し、逆に樹脂量が少なけれ
ば散乱度低まり均一発光が得られなくなり、結果的に製
品の発光光度が変化してしまう。しかし、本実施例によ
れば、樹脂13の注入量を正確に制御できるので、理想
的な発光光度を容易且つ確実に得ることができる。
入る場合がある)が入っており、樹脂量が多くなれば散
乱度が高まり製品光度は低下し、逆に樹脂量が少なけれ
ば散乱度低まり均一発光が得られなくなり、結果的に製
品の発光光度が変化してしまう。しかし、本実施例によ
れば、樹脂13の注入量を正確に制御できるので、理想
的な発光光度を容易且つ確実に得ることができる。
【0030】また、セグメント3の大きさが各々で異な
っている場合などは、注型する樹脂量をその大きさに応
じて加減して設定することでセグメント間の光度バラツ
キを抑えることができる。
っている場合などは、注型する樹脂量をその大きさに応
じて加減して設定することでセグメント間の光度バラツ
キを抑えることができる。
【0031】さらに、異なったセグメント3を異なった
発光色で点灯させる場合(一般に赤色系LEDチップは
黄緑色系LEDチップに比べ2〜3倍程度光度が明る
い)にも各々の特性に応じて樹脂量を設定することで発
光色間での光度バラツキを抑えられる。
発光色で点灯させる場合(一般に赤色系LEDチップは
黄緑色系LEDチップに比べ2〜3倍程度光度が明る
い)にも各々の特性に応じて樹脂量を設定することで発
光色間での光度バラツキを抑えられる。
【0032】図2(a)乃至(d)は、前述した図1
(a)乃至(d)のケースのセグメント3すべてに樹脂
13を注入し、さらにLEDチップ11をアッセンブリ
した基板12を取り付けた発光表示素子としての完成状
態を示している。
(a)乃至(d)のケースのセグメント3すべてに樹脂
13を注入し、さらにLEDチップ11をアッセンブリ
した基板12を取り付けた発光表示素子としての完成状
態を示している。
【0033】以上のようにして得られる本実施例の発光
表示素子はケース1内全体を樹脂充填するものではな
く、セグメント3の表面部分のみに樹脂注入するもので
あって、他の部分は中空構造であり、注入樹脂量が少な
いので、製品重量を小さく抑えることができる。そし
て、同時に樹脂硬化熱によるケース変形等も防止でき
る。また、セグメント3に注入する樹脂量は各セグメン
ト3に対応して、自在に且つ正確に制御できるので、セ
グメント間の発光状態のバラツキを抑えられる。また、
所望の発光状態が容易に得られる。
表示素子はケース1内全体を樹脂充填するものではな
く、セグメント3の表面部分のみに樹脂注入するもので
あって、他の部分は中空構造であり、注入樹脂量が少な
いので、製品重量を小さく抑えることができる。そし
て、同時に樹脂硬化熱によるケース変形等も防止でき
る。また、セグメント3に注入する樹脂量は各セグメン
ト3に対応して、自在に且つ正確に制御できるので、セ
グメント間の発光状態のバラツキを抑えられる。また、
所望の発光状態が容易に得られる。
【0034】しかも、上記した効果を2色成型等の複雑
な工程無しに簡単な構造で実現でき、コストダウンを図
れる。
な工程無しに簡単な構造で実現でき、コストダウンを図
れる。
【0035】なお、本実施例においては発光素子として
LEDチップを使用しているが、他にLEDランプ等で
もよいのは勿論である。
LEDチップを使用しているが、他にLEDランプ等で
もよいのは勿論である。
【0036】図3は本発明の他の実施例による発光表示
素子の裏面図である。
素子の裏面図である。
【0037】本実施例においては、切り欠き部4′をセ
グメント3を形成する注型壁2の内、8文字及びドット
の内側の注型壁2に設けている。そして切り欠き部4′
の内側に樹脂流れ出しを防止する防止壁5′を形成して
いる。
グメント3を形成する注型壁2の内、8文字及びドット
の内側の注型壁2に設けている。そして切り欠き部4′
の内側に樹脂流れ出しを防止する防止壁5′を形成して
いる。
【0038】本実施例によっても、図1及び図2の実施
例と同様の効果が得られる。
例と同様の効果が得られる。
【0039】図4は本発明のさらに他の実施例による発
光表示素子の裏面図である。
光表示素子の裏面図である。
【0040】本実施例はドーナツ形状の分割セグメント
3′を有する発光表示素子に本発明を適用したものであ
る。本実施例においては、隣接するセグメント3′を形
成する注型壁2′の外側または内側に切り欠き部7及び
防止壁8を設けている。
3′を有する発光表示素子に本発明を適用したものであ
る。本実施例においては、隣接するセグメント3′を形
成する注型壁2′の外側または内側に切り欠き部7及び
防止壁8を設けている。
【0041】本実施例によっても図1乃至図3の実施例
と同様の効果が得られる。このように、本発明はセグメ
ント形状には関係無く様々な形に適用できる。
と同様の効果が得られる。このように、本発明はセグメ
ント形状には関係無く様々な形に適用できる。
【0042】また、注型壁に設ける切り欠きの大きさ、
場所も任意で、生産上視認が可能である範囲であれば自
在に選べる。さらに、光もれ防止壁の形状、大きさも同
様に自在に設定できる。
場所も任意で、生産上視認が可能である範囲であれば自
在に選べる。さらに、光もれ防止壁の形状、大きさも同
様に自在に設定できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明による発光表
示素子は、注入樹脂量が少ないので製品重量を小さく抑
えることができ、また、樹脂硬化時の熱によるケース変
形も防止できる。
示素子は、注入樹脂量が少ないので製品重量を小さく抑
えることができ、また、樹脂硬化時の熱によるケース変
形も防止できる。
【0044】また、発光する各セグメント毎に注入樹脂
を自在に、且つ正確に制御できるのでセグメント間の発
光バラツキを抑えられる。
を自在に、且つ正確に制御できるのでセグメント間の発
光バラツキを抑えられる。
【0045】さらに、以上の効果を簡単な構造で実現で
きコストダウンを図れる。
きコストダウンを図れる。
【図1】(a)は、本発明の一実施例による発光表示素
子用のケースの正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、
(a)のA−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図で
ある。
子用のケースの正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、
(a)のA−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図で
ある。
【図2】(a)は、本発明の一実施例による発光表示素
子の正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)のA
−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
子の正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)のA
−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
【図3】本発明の他の実施例による発光表示素子の裏面
図である。
図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例による発光表示素子
の裏面図である。
の裏面図である。
【図5】(a)は、従来のオール樹脂タイプの発光表示
素子の正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)の
A−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
素子の正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)の
A−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
【図6】(a)は、従来の中空シートタイプの発光表示
素子の正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)の
A−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
素子の正面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)の
A−A′断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
【図7】(a)は、2色成型タイプの発光表示素子の正
面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)のA−A′
断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
面図、(b)乃至(d)はそれぞれ、(a)のA−A′
断面図、B−B′断面図及び裏面図である。
2 樹脂注型壁 3 発光面(セグメント) 4 切り欠き部 5 防止壁 11 発光素子(LEDチップ) 13 注入樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 発光素子と該発光素子の前方に配置した
樹脂注型壁への樹脂注入により形成される発光面とを備
えてなる発光表示素子において、 前記樹脂注型壁の前記発光素子側に切り欠きを設け、且
つ前記切り欠きの外方に樹脂流れ防止用の防止壁を設け
てなることを特徴とする発光表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4182234A JPH0629576A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 発光表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4182234A JPH0629576A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 発光表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629576A true JPH0629576A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16114694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4182234A Pending JPH0629576A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 発光表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629576A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337627A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Rohm Co Ltd | 発光表示装置 |
JP2006093226A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Sharp Corp | 太陽電池モジュール用端子ボックスおよび端子ボックスの封止方法 |
JP2013102196A (ja) * | 1996-07-29 | 2013-05-23 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置と表示装置 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4182234A patent/JPH0629576A/ja active Pending
Cited By (5)
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US9130130B2 (en) | 1996-07-29 | 2015-09-08 | Nichia Corporation | Light emitting device and display comprising a plurality of light emitting components on mount |
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