JPH06295223A - 情報認識装置 - Google Patents

情報認識装置

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JPH06295223A
JPH06295223A JP10511693A JP10511693A JPH06295223A JP H06295223 A JPH06295223 A JP H06295223A JP 10511693 A JP10511693 A JP 10511693A JP 10511693 A JP10511693 A JP 10511693A JP H06295223 A JPH06295223 A JP H06295223A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、手軽に利用可能で、かつ使用環境
を拡大可能な記入情報を認識する情報認識装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 画像検出部3は、カメラ2により撮影される
画像に基づいて筆記具軌跡サンプリングフロー及び筆記
文字サンプリングフローを実行し、記入される記入面の
原点座標を検出して検出用RAM5に書込み、紙面上で
記入される際の筆記具30の先端軌跡に基づく位置座標
を逐次検出して検出用RAM5に書込む。画像認識部4
は、画像検出部3により検出されて検出用RAM5に書
込まれる原点座標データ、逐次書込まれる位置座標デー
タ及び近傍領域変化データに基づいて筆記文字認識フロ
ーを実行し、記入中のデータを認識用RAM6内に展開
して文字データを認識し、認識した文字データをメイン
メモリ7に格納し、また、文字座標、文字サイズ補正フ
ローを実行し、認識した隣接文字データ間の座標及びサ
イズを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報認識装置に係り、
詳細には、筆記具により記入される情報もしくは筆記具
の軌跡を検出して記入情報を認識する情報認識装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、手書きにより記入された文書書類
等の紙面上の文字等の情報を認識する情報認識装置とし
ては、例えば、紙面上の文字等の記入情報を画像として
読み取るスキャナと、所定の文字認識プログラムを利用
してスキャナにより読み取られる文字画像を文字データ
として認識処理するパーソナルコンピュータとから構成
されており、パーソナルコンピュータを持つ個人でもス
キャナと文字認識ソフトを用意することにより利用可能
である。
【0003】また、高速な文字認識を必要とする場合に
は、より高速の文字認識処理を行う専用装置として構成
されるため、パーソナルコンピュータで構成するものよ
りも高価になる。
【0004】また、筆記具の軌跡をタッチパネル等でコ
ンピュータに入力して筆記文字を入力認識させるための
装置として文字入力用のタブレットも実用化されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報認識装置にあっては、個人で利用可能な
構成のものであってもスキャナ、文字認識ソフト及びパ
ーソナルコンピュータといった大掛かりなものが必要で
あるとともに、頁単位でスキャナに読み取らせるように
なっているため、文章への記入工程とは別の読取工程が
必要になり、使用環境が限られ、誰でも手軽に利用でき
ないという問題点があった。
【0006】また、文字入力タブレットを利用する場合
は、専用のタブレットに記入された文字以外は認識でき
ず、やはり使用環境が限られてしまう。
【0007】本発明の課題は、手軽に利用可能で、かつ
使用環境を拡大可能な記入情報を認識する情報認識装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0009】請求項1記載の発明は、筆記具により文字
等の情報が記入される記入面を撮影する撮影手段と、こ
の撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出す
るとともに、この原点座標からの筆記具により記入され
る記入情報の位置座標を検出する座標検出手段と、この
座標検出手段により検出される原点座標及び記入情報の
位置座標に基づいて描画データを展開するデータ展開手
段と、このデータ展開手段に展開された描画データに基
づいて記入情報を認識する認識手段と、この認識手段に
より認識された前回と今回の記入情報の位置座標に基づ
いて各記入情報の位置座標を補正する補正手段と、を具
備したことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、筆記具により文字
等の情報が記入される記入面を撮影する撮影手段と、こ
の撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出す
るとともに、この原点座標からの筆記具により記入され
る記入情報の位置座標を検出する座標検出手段と、この
座標検出手段により検出される原点座標及び記入情報の
位置座標に基づいて描画データを展開するデータ展開手
段と、このデータ展開手段に展開された描画データに基
づいて記入情報を認識する認識手段と、この認識手段に
より認識された前回と今回の記入情報のサイズに基づい
て各記入情報のサイズを補正する補正手段と、を具備し
たことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、筆記具により文字
等の情報が記入される記入面を撮影する撮影手段と、こ
の撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出す
るとともに、この原点座標からの筆記具により記入され
る記入情報の位置座標を検出する座標検出手段と、この
座標検出手段により検出される原点座標及び記入情報の
位置座標に基づいて描画データを展開するデータ展開手
段と、このデータ展開手段に展開された描画データに基
づいて記入情報が文字情報か否かを認識し、文字情報と
して認識不可のときは、図形情報として認識する認識手
段と、を具備したことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、筆記具により文字
等の情報が記入される記入面を撮影する撮影手段と、上
記撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出す
るとともに、この原点座標からの筆記具の位置座標を検
出する座標検出手段と、この検出される原点座標及び記
入情報の位置座標に基づいて筆記具の軌跡を示す描画デ
ータを展開するデータ展開手段と、このデータ展開手段
に展開された描画データに基づいて記入情報が文字情報
か否かを認識し、文字情報として認識不可のときは、図
形情報として認識する認識手段と、を具備したことを特
徴としている。
【0013】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0014】請求項1記載の発明によれば、撮影手段に
より筆記具により文字等の情報が記入される記入面が撮
影されると、その記入面の原点座標が座標検出手段によ
り検出されるとともに、この原点座標からの筆記具によ
り記入される記入情報の位置座標が検出され、この座標
検出手段により検出される原点座標及び記入情報の位置
座標に基づいて描画データがデータ展開手段により展開
され、このデータ展開手段に展開された描画データに基
づいて記入情報が認識手段により認識され、この認識手
段により認識された前回と今回の記入情報の位置座標に
基づいて補正手段により各記入情報の位置座標が補正さ
れる。例えば、各記入情報が隣接情報のときは各記入情
報の配列がそろうように補正手段により各記入情報の位
置座標が補正される。
【0015】請求項2記載の発明によれば、撮影手段に
より筆記具により文字等の情報が記入される記入面が撮
影されると、その記入面の原点座標が座標検出手段によ
り検出されるとともに、この原点座標からの筆記具によ
り記入される記入情報の位置座標が検出され、この座標
検出手段により検出される原点座標及び記入情報の位置
座標に基づいて描画データがデータ展開手段により展開
され、このデータ展開手段に展開された描画データに基
づいて記入情報が認識手段により認識され、この認識手
段により認識された前回と今回の記入情報のサイズに基
づいて、記入情報のサイズを補正手段により補正する。
例えば、各記入情報が隣接情報のときは各記入情報のサ
イズがそろうように補正手段により各記入情報のサイズ
が補正される。
【0016】請求項3記載の発明によれば、撮影手段に
より筆記具により文字等の情報が記入される記入面が撮
影されると、その記入面の原点座標が座標検出手段によ
り検出されるとともに、この原点座標からの筆記具によ
り記入される記入情報の位置座標が検出され、この座標
検出手段により検出される原点座標及び記入情報の位置
座標に基づいて描画データがデータ展開手段により展開
され、このデータ展開手段に展開された描画データに基
づいて認識手段により記入情報が文字情報か否かが認識
され、文字情報として認識不可のときは、図形情報とし
て認識される。請求項4記載の発明によれば、撮影手段
により筆記具により文字等の情報が記入される記入面が
撮影されると、その記入面の原点座標が座標検出手段に
より検出され、また、座標検出手段により原点座標から
の筆記具の記入情報の位置座標が検出され、この検出さ
れる原点座標及び記入情報の位置座標に基づいて筆記具
の軌跡を示す描画データがデータ展開手段により展開さ
れ、このデータ展開手段に展開された描画データに基づ
いて認識手段により記入情報が文字情報か否かが認識さ
れ、文字情報として認識不可のときは、図形情報として
認識される。
【0017】したがって、リアルタイムに記入中の文字
等の記入情報の軌跡を検出して、記入情報を認識するこ
とができ、ノートや伝票等に記入される情報を必要に応
じてデータとして入力利用することができる。また、認
識した記入情報は、見やすく配列して出力することがで
きるとともに、文字情報と図形情報も認識することがで
きる。その結果、情報認識装置の使用環境を大幅に拡大
することができる。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図12を参照して実施例を説明
する。
【0019】図1〜図12は、本発明の情報認識装置の
一実施例を示す図である。
【0020】まず、構成を説明する。図1は、情報認識
装置1のブロック構成図である。
【0021】この図において、情報認識装置1は、カメ
ラ2、画像検出部3、画像認識部4、検出用RAM5、
認識用RAM6、メインメモリ7、処理装置8、表示メ
モリ9、表示部10及びI/O11により構成される。
また、情報認識装置1の外観及び使用状態を図2に示
す。
【0022】カメラ2は、CCD(Charge Coupled Dev
ice )カメラ等により構成され、図2に示すように、情
報認識装置1がユーザーの腕に装着され、紙面20に対
向して設置された時、筆記具30もしくは筆記具30に
より紙面20に記入されたデータを所定撮影範囲で走査
して撮影し、その撮影した画像を逐次画像検出部3に出
力する。
【0023】画像検出部3は、カメラ2により撮影され
る画像に基づいて後述する筆記文字サンプリングフロー
もしくは筆記具軌跡サンプリングフローを実行し、記入
される記入面の原点座標を検出して検出用RAM5に書
込むとともに、紙面20上で記入される際の筆記具30
の先端軌跡に基づく位置座標もしくは紙面に記入された
データの位置座標を逐次検出して検出用RAM5に書込
む処理を行う。
【0024】画像認識部4は、画像検出部3により検出
されて検出用RAM5に書込まれる原点座標データ及び
逐次書込まれる位置座標データ及び近傍領域変化データ
に基づいて後述する筆記文字認識フローを実行し、記入
中のデータを認識用RAM6内に展開して、展開したデ
ータに基づいて文字データの認識処理を実行し、認識し
た文字データをメインメモリ7に格納する。また、画像
認識部4は、後述する文字座標、文字サイズ補正フロー
を実行し、認識した隣接する各文字データの座標及びサ
イズを補正する。
【0025】検出用RAM(Random Accesss Memory )
5は、画像検出部3により検出される上記紙面20上の
原点座標データ及び記入中の位置座標データを書込むた
めのデータメモリエリアとして、位置座標データを書込
むスタックメモリS、筆記具先端位置座標データを書込
む座標メモリZ、この座標メモリZに書込まれた位置座
標データと相関して逐次変化する筆記用具先端位置近傍
領域の変化データを書込むデータメモリDを形成する。
【0026】認識用RAM6は、画像認識部4が上記文
字認識処理を実行する際に原点座標データ及び記入中の
位置座標データに基づいて記入中の文字データを展開す
るメモリエリアを形成し、例えば、図3に示すように、
ブロックメモリBを形成し、その各ブロックメモリB
1、B2、B3毎に各々記入中のデータを展開する。な
お、図3に示す各ブロックメモリB1、B2、B3に
は、各々文字データの展開エリアB1a、B2a、B3
aの他に、文字座標(Xi,Yi)と文字サイズ(Fi )
を各々書込むエリアB1b、B2b、B3b及び認識フ
ラグと文字コードを各々書込むエリアB1c、B2c、
B3cも用意されている。また、認識用RAM6内に
は、上記検出用RAM5内のスタックメモリSに書込ま
れる位置座標データを一時的に格納するメモリエリアT
も形成する。
【0027】メインメモリ7は、処理装置8が実行する
各種処理プログラムを格納するとともに、画像認識部4
により認識された文字データを格納するメモリエリアを
形成する。
【0028】処理装置8は、画像認識部4により認識さ
れてメインメモリ7に格納された文字データを順次読み
出して表示メモリ9に書込み、表示部10に表示させる
表示処理やI/O11を介して外部のコンピュータに対
する文字データの転送処理等を実行する。
【0029】表示メモリ9は、表示部10の表示領域に
対応するメモリエリアを形成し、処理装置8によりメイ
ンメモリ7から読み出される文字データが順次書込まれ
ると、その文字データを表示部10に順次転送する。
【0030】表示部10は、液晶表示パネルにより構成
され、表示メモリ9に順次書込まれて転送される文字デ
ータを表示する。なお、表示部10は、液晶表示パネル
及び光源を有し、光源によって液晶表示パネルを照射
し、これを壁面、紙面等へ投影するように構成してもよ
い。
【0031】I/O11は、処理装置8と外部のコンピ
ュータとの間のデータの授受を制御し、処理装置8から
入力される文字コードデータを外部のコンピュータ等へ
出力する。
【0032】次に、本実施例の動作を説明する。
【0033】まず、上記画像検出部3により実行される
筆記文字サンプリングフローについて図4に示すフロー
チャートに基づいて説明する。なお、本処理は、一定の
サンプリングタイミングで繰り返し実行される。
【0034】図4において、まず、図5に示す紙面20
左端上の原点座標及び上端の基準X軸を検出する(ステ
ップS1)。次いで、この検出した原点座標及び基準X
軸のデータに基づいて筆記具30の先端位置の座標を検
出して検出用RAM5内の座標メモリZに記憶する(ス
テップS2)。
【0035】なお、原点座標及び基準X軸は、紙面20
の紙端を用いたが、紙面上に原点座標及び基準X軸もし
くはY軸を記入し、これを検出するようにしてもよい。
【0036】この時、筆記具30の先端形状を予め記憶
することにより先端位置を検出し、検出した位置座標デ
ータ(Xi,Yi)は、検出用RAM5内の座標メモリZ
に前回記憶したデータ分をシフトして記憶する。
【0037】次いで、検出した座標近傍位置のデータを
認識用RAM6内のデータメモリDに前回記憶したデー
タ分をシフトして記憶する(ステップS3)。すなわ
ち、筆記具30の先端の近傍領域のデータを記憶する。
次いで、今回のサンプリングで記憶した座標データと前
回のサンプリングで記憶した座標データの差分(変化
分)が所定値以上か否かを判別し(ステップS4)、所
定値以上の時は、前回の筆記位置とは全く別の位置に筆
記された新たなデータと判断され、また、等しい時は、
前回のサンプリング時点と変化が無いので、本処理を終
了する。所定値の範囲にある時は、前回記憶した線の太
さ等のデータを比較する(ステップS5)。そして、そ
のデータに変化が無い時は、本処理を終了し、変化が有
る時は、その変化データを求め座標データとともに検出
用RAM5内のスタックメモリSに格納して本処理を終
了する。
【0038】したがって、本筆記文字軌跡サンプリング
フローを繰り返し実行し、図6に示すように、今回と前
回に記憶した筆記具30の先端位置座標データ及び先端
近傍の変化データとの差分を取ることにより、記入中の
筆記具30先端の紙面20上の軌跡を示すデータをスタ
ックメモリSに順次格納することができる。
【0039】次に、上記画像認識部4により実行される
筆記文字認識フローについて図7、図8に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、本処理は適宜繰り返
し実行される。
【0040】図7において、まず、上記画像検出部3に
より検出用RAM5内のスタックメモリSに記憶された
全データを読み出し、認識用RAM6内のメモリエリア
Tに格納し(ステップS11)、スタックメモリSをク
リアする(ステップS12)。次いで、ステップS11
でメモリエリアTに格納したデータを読み出し(ステッ
プS13)、全データの読み出しが終了したか否かをチ
ェックし(ステップS14)、全データの読み出しが終
了した時は、本処理を終了し、全データの読み出しが終
了していない時は、読み出したデータの座標領域が上記
図3に示したブロックメモリBの新ブロックか否かを、
前回の認識処理によりブロックB1とブロックB2内に
展開した記入データの座標を比較して判別する(ステッ
プS15)。
【0041】なお、ブロックメモリBの内の各ブロック
B1、B2、B3は、1文字分のデータを記憶する容量
を備えている。
【0042】すなわち、このステップS15の処理で
は、記入中のデータが前回ブロックメモリBに展開した
記入データから全く離れた紙面20上に記入されている
データか否かを判別している。
【0043】新ブロックの時は、図8のステップS16
において、前回の筆記文字認識フローによりブロックメ
モリBに展開した記入データが全て認識済みか否かを、
ブロックメモリB内の各ブロックB1〜B3のエリアB
1c〜B3cに格納される認識フラグの有無により判別
する。全ての記入データが認識済みでない時は、認識不
可ブロックの記入データを図形データとしてメインメモ
リ7に格納し(ステップS17)、ブロックメモリB内
の全記入データをクリアする(ステップS18)。ま
た、全ブロックB1〜B3の記入データが認識済みの時
は、直ちにブロックメモリB内の全記入データをクリア
する(ステップS18)。
【0044】なお、ステップS17で文字データとして
認識できない図形データの場合、その記入データをブロ
ックメモリBのブロックB1〜B3内の展開エリアB1
a〜B3aに連続的に描画していく時、予め設定した展
開エリアB1a〜B3aに収らない場合が考えられる
が、この場合は、各展開エリアB1a〜B3aを記入デ
ータに応じて拡大して対処する。また、各展開エリアB
1a〜B3aを拡大して展開した図形データは、その展
開したサイズでメインメモリ7に格納される。
【0045】次いで、今回認識する記入データ及びその
記入データの座標データをブロックB1内の展開エリア
B1aに展開するとともに、エリアB1bに記憶した後
(ステップS19)、図7のステップS25以降の処理
を実行する。
【0046】また、図7のステップS14において、新
ブロックでない時は、先に記入データを展開したブロッ
クB1あるいはブロックB2に隣接する次のブロックか
否か、すなわち、複数文字からなる文字列の記入におけ
る隣接文字か否かを、そのブロックB1あるいはブロッ
クB2に記憶した座標データに基づいて判別する(ステ
ップS20)。隣接する次のブロックの時は、ステップ
S21の処理に移行し、隣接する次のブロックでない時
は、ステップS24の処理に移行する。
【0047】隣接する次ブロックの時は、ステップS2
1において、ブロックB3内の展開エリア3aに先に展
開した記入データが、認識済みか否かをエリアB3cに
格納されている認識フラグの有無により判別する。ブロ
ックB3内の記入データが認識済みでない時は、その座
標データに対応付けて図形データとしてメインメモリ7
に格納し(ステップS22)、ブロックメモリB内のデ
ータをシフトする(ステップS23)。また、ブロック
B3内の記入データが認識済みの時は、直ちにブロック
メモリB内のデータをシフトする(ステップS23)。
【0048】すなわち、隣接するブロックの時は、その
先に記入データを展開したブロックB3のデータをブロ
ックB1にシフトする。
【0049】なお、ステップS22では、上記ステップ
S17と同様に各ブロックB1〜B3の展開エリアB1
a〜B3aに収りきらない図形データに対しては、各展
開エリアB1a〜B3aを図形データに応じて拡大して
展開し、その展開したサイズで図形データをメインメモ
リ7に格納する。
【0050】次いで、今回の記入データを座標データに
応じてブロックメモリB内のブロックB1あるいはブロ
ックB2に展開し(ステップS24)、その展開した記
入データの文字認識処理を行う(ステップS25)。次
いで、認識した記入データに対して後述する文字座標、
文字サイズの補正フローを実行する(ステップS2
6)。この文字座標、文字サイズの補正フローを終了し
た後、ステップS25の処理で認識した各ブロックB1
〜B3の記入データに対応する文字コードデータをメイ
ンメモリ7に書込む(ステップS27)。
【0051】次いで、次に上記メモリTから読み出した
データを指定して(ステップS28)、上記ステップS
14の処理に戻り、そのデータが終了するまで上記ステ
ップS15〜ステップS27の文字認識処理を繰り返し
実行する。
【0052】次に、上記図7のステップS26で実行さ
れる文字座標、文字サイズの補正フローについて図9に
示すフローチャートに基づいて説明する。
【0053】図9において、まず、ブロックメモリBの
ブロックB2内のエリアB2cにおける認識フラグの有
無をチェックし(ステップS31)、認識フラグが無い
時は、本処理を終了し、認識フラグが有る時は、ブロッ
クB2の展開エリアB2aに展開した記入データの文字
サイズに対してブロックB1の展開エリアB1aに展開
した記入データの文字サイズの差が、所定範囲内にある
か否かをエリアB1b及びエリアB2bに格納されてい
る文字サイズデータF1及びF2により比較(F1≒F
2)する(ステップS32)。所定範囲内にない時は、
ステップS34のY座標の比較処理に移行し、所定範囲
内にある時は、ブロックB1の文字サイズデータF1を
ブロックB2の文字サイズデータF2に変更した後(ス
テップS33)、ステップS34のY座標の比較処理に
移行する。
【0054】すなわち、ブロックB1の展開エリアB1
aに展開した記入データの文字サイズF1をブロックB
2の展開エリアB2aに展開した記入データの文字サイ
ズF2に合せる。
【0055】次いで、ステップS34において、ブロッ
クB2のエリアB2bに格納しているY軸の座標データ
Y2 とブロックB1のエリアB1bに格納しているY軸
の座標データY1 との差の絶対値(|Y2 −Y1 |)
が、所定値(y0 )の範囲内か否かを判別する(ステッ
プS34)。Y2 とY1 の差の絶対値が所定値(y0 )
以上の時は(|Y2 −Y1 |≧y0 )、ブロックB2の
エリアB2bに格納しているX軸の座標データX2 とブ
ロックB1のエリアB1bに格納しているX軸の座標デ
ータX1 との差の絶対値(|X2 −X1 |)が、所定値
(x0 )の範囲内か否かを判別する(ステップS3
5)。X2 とX1 の差の絶対値が所定値(x0)以上の
時は(|X2 −X1 |≧x0 )、本処理を終了する。ま
た、X2 とX1の差の絶対値が所定値(x0 )より小さ
い時は(|X2 −X1 |<x0 )、ブロックB1のX軸
の座標データX1 をブロックB2のX軸の座標データX
2 に変更した後(ステップS36)、各文字データの文
字サイズに応じた行間補正、例えば、各文字が重なる場
合は、重ならないように行間を空ける補正を行って本処
理を終了する(ステップS37)。
【0056】すなわち、縦方向(Y軸方向)に隣接して
配置される文字データが縦方向にそろうように補正す
る。
【0057】一方、上記ステップS34でY2 とY1 の
差の絶対値が所定値(y0 )より小さい時は(|Y2 −
Y1 |<y0 )、ブロックB1のY軸の座標データY1
をブロックB2のY軸の座標データY2 に変更した後
(ステップS38)、各文字データの文字サイズに応じ
た文字間補正、例えば、文字と文字が互いに重ならない
ように補正を行って本処理を終了する(ステップS3
9)。
【0058】すなわち、横方向(X軸方向)に隣接する
文字データが横方向にそろうように補正する。
【0059】以上の文字認識処理により認識されてメイ
ンメモリ7に格納された文字コードは、処理装置8によ
りその文字コードに対応する文字データがメインメモリ
7から読み出されて表示メモリ9に出力され、表示部1
0に表示される。また、I/O11を介して外部に接続
されるコンピュータ等に文字コードデータが転送され
る。
【0060】したがって、本実施例の情報認識装置1を
利用することにより紙面等に対する文字記号等の筆記文
字で文字を認識し、その手書きの文字情報をパーソナル
コンピュータ等へ直接入力することができ、メモ用紙、
ノート、伝票等への記入と同時にパーソナルコンピュー
タ等への情報入力が可能となり、手書き文字情報の入力
が容易になり、マンマシンインターフェイスを向上させ
ることができるとともに、情報認識装置の使用環境の自
由度を大幅に拡大することができる。
【0061】また、本実施例の情報認識装置1では、認
識した隣接する文字データ相互間の文字サイズ及び文字
座標が所定範囲内に収るように補正しているため、認識
した手書き文字列を読み易く配置して表示部10に表示
することができる。また、文字データとして認識できな
い図形データに対しては、その記入位置座標とともにブ
ロックメモリBのブロックB1〜B3内の各展開エリア
B1a〜B3aを図形データに対応して拡大して展開
し、図形データとしてメインメモリ7に格納するため、
文字情報以外の図形情報を取込んで表示部10に表示す
ることができるとともに、外部のパーソナルコンピュー
タに対して図形データを伝送することができる。その結
果、情報認識装置の機能を一層向上させることができ
る。
【0062】なお、上記実施例では、図9の文字座標、
文字サイズの補正フローにおいて、文字情報の座標デー
タ及びサイズデータをブロックメモリB内のブロックB
1とブロックB2の間で比較して補正するようにしてい
たが、ブロックB1〜B3における座標データ及びサイ
ズデータの平均値を計算して補正するようにしてもよ
い。
【0063】次に他の実施例として、画像検出部3は、
筆記具30の先端に設けられた発光素子の発光をカメラ
2で検出することにより、筆記具30先端の軌跡を検出
する例を説明する。
【0064】なお、本実施例では、上記カメラ2により
撮影される紙面上の筆記具30先端の軌跡を画像検出部
3で検出するが、筆記具30が紙面に接触しているか否
かの判断を行わせるため、筆記具30の先端にLED等
の発光素子を取り付け、先端が紙面に接触している時、
筆記具30内に設けられている接触検出スイッチが作動
して、先端の発光素子が発光する。これをカメラ2で検
出することにより筆記具30の先端軌跡を検出可能とす
る。また、筆記具30の構成の図示及び説明は省略す
る。
【0065】その他筆記具30が紙面に接触しているか
否かを検出する手段として、紙面20上に加えられる圧
力等を検出してもよく、その検出結果の記入信号は電気
的もしくは光学的に情報認識装置1へ送出する。
【0066】以下、上記画像検出部3により実行される
筆記具軌跡サンプリングフローを図10に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、本処理は、一定のサ
ンプリングタイミングで繰り返し実行される。
【0067】図10において、まず、筆記具30による
記入が開始されたか否かを記入信号出力装置からの記入
信号の有無を検出することにより判断し(ステップS4
1)、記入信号出力装置からの記入信号の入力が有る場
合には、上記図2に示した紙面20上の基準位置となる
原点座標及びX軸をカメラ2により検出する(ステップ
S42)。
【0068】この紙面20上の基準位置となる原点座標
及びX軸は、上記図5に示した紙面20の左上端の座標
データ(Xo,Yo)を原点とし、紙面20の上端の線を
基準X軸として検出する。
【0069】次いで、ステップS32で検出した原点座
標及び基準X軸のデータを基準座標として記入が開始さ
れた座標データ(Xi,Yi)を記入信号により検出し
(ステップS43)、この座標データ(Xi,Yi)が前
回のサンプリングタイミングで検出して検出用RAM5
に格納した座標データと同一か否かを比較する(ステッ
プS44)。同一の時は、本処理を終了し、同一でない
時は、今回の座標データ(Xi,Yi)を検出用RAM5
内のスタックメモリSへ書込んで本処理を終了する(ス
テップS45)。
【0070】したがって、この筆記具軌跡サンプリング
フローを繰り返し実行することにより、筆記具30が紙
面に接触して文字が記入されている状態で、すなわち、
記入情報の記入軌跡を座標データとして順次検出してス
タックメモリSに順次格納することができる。
【0071】この筆記具軌跡サンプリングフローに続い
て画像認識部4による筆記文字認識フローが実行され
て、記入中の文字データが認識される。
【0072】この筆記文字認識フローについて図11、
12に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、
この図11に示すフローチャートは、上記図7、図8に
示したフローチャートと同一ステップ部分には、同一符
号を付して説明するとともに、本フローの特徴となるス
テップ部分は、図11に破線で囲んで示す。また、本処
理は適宜繰り返し実行される。
【0073】図11において、まず、上記画像検出部3
により検出用RAM5内のスタックメモリSに記憶され
た全データを読み出し、認識用RAM6内のメモリエリ
アTに格納し(ステップS11)、スタックメモリSを
クリアする(ステップS12)。次いで、ステップS1
1でメモリエリアTに格納したデータを読み出し(ステ
ップS13)、全データの読み出しが終了したか否かを
チェックし(ステップS14)、全データの読み出しが
終了した時は、本処理を終了し、全データの読み出しが
終了していない時は、読み出したデータの座標領域が上
記図3に示したブロックメモリBの新ブロックか否かを
前回の認識処理によりブロックB1とブロックB2内に
展開した記入データの座標を比較して判別する(ステッ
プS15)。
【0074】すなわち、このステップS15の処理で
は、記入中のデータが前回ブロックメモリBに展開した
記入データから全く離れた紙面20上に記入されている
データか否かを判別している。
【0075】新ブロックの時は、図12のステップS1
6において、前回の筆記文字認識フローによりブロック
メモリBに展開した記入データが全て認識済みか否か
を、ブロックメモリB内の各ブロックB1〜B3のエリ
アB1c〜B3cに格納される認識フラグの有無により
判別する。全ての記入データが認識済みでない時は、認
識不可ブロックの記入データを図形データとしてメイン
メモリ7に格納し(ステップS17)、ブロックメモリ
B内の全記入データをクリアする(ステップS18)。
また、全ブロックB1〜B3の記入データが認識済みの
時は、直ちにブロックメモリB内の全記入データをクリ
アする(ステップS18)。
【0076】なお、ステップS17で文字データとして
認識できない図形データの場合、その記入データをブロ
ックメモリB内のブロックB1〜B3の展開エリアB1
a〜B3aに連続的に描画していく時、予め設定した展
開エリアB1a〜B3aに収らない場合が考えられる
が、この場合は、後述するステップS51〜ステップS
53の処理により記入データが予め設定した展開エリア
B1a〜B3aに収まるように、記入データを所定の縮
小率で縮小して、各展開エリアB1a〜B3aに展開す
る。また、各展開エリアB1a〜B3aに縮小して展開
した図形データは、元のサイズに拡大してメインメモリ
7に格納される。
【0077】次いで、今回認識する記入データ及びその
記入データの座標データをブロックB1内の展開エリア
B1aに展開するとともに、エリアB1bに記憶した後
(ステップS19)、図11のステップS25以降の処
理を実行する。
【0078】また、図11のステップS14において、
新ブロックでない時は、先に記入データを展開したブロ
ックB1あるいはブロックB2に隣接する次のブロック
か否か、すなわち、複数文字からなる文字列の記入にお
ける隣接文字か否かを、そのブロックB1あるいはブロ
ックB2に記憶した座標データに基づいて判別する(ス
テップS20)。隣接する次のブロックの時は、ステッ
プS21の処理に移行し、隣接する次ブロックでない時
は、ステップS24の処理に移行する。
【0079】隣接する次のブロックの時は、ステップS
21において、ブロックB3内の展開エリア3aに先に
展開した記入データが、認識済みか否かをエリアB3c
に格納されている認識フラグの有無により判別する。ブ
ロックB3内の記入データが認識済みでない時は、その
座標データに対応付けて図形データとしてメインメモリ
7に格納し(ステップS22)、ブロックメモリB内の
データをシフトする(ステップS23)。また、ブロッ
クB3内の記入データが認識済みの時は、直ちにブロッ
クメモリB内のデータをシフトする(ステップS2
3)。
【0080】すなわち、隣接するブロックの時は、その
先に記入データを展開したブロックB3のデータをブロ
ックB1にシフトする。
【0081】なお、ステップS22では、上記ステップ
S17と同様に各ブロックB1〜B3の展開エリアB1
a〜B3aに収りきらない図形データに対しては、各展
開エリアB1a〜B3aに記入データを縮小して展開
し、その縮小して展開した図形データを元のサイズに拡
大してメインメモリ7に格納する。
【0082】次いで、ステップS20において、今回の
記入データが隣接する次のブロックでない時は、その記
入データのサイズがブロックメモリBの各ブロックB1
〜B3の展開エリアB1a〜B3aに収りきらずにオー
バーするか否かを判別する(ステップS51)。オーバ
ーしない時は、ステップS24以降の処理に移行し、オ
ーバーする時は、その記入データが展開エリアB1a〜
B3aに収るように縮小処理を実行し、所定の縮小率を
設定して記入データを縮小し、展開エリアB1a〜B3
aに展開するとともに、その縮小率データを展開したブ
ロックB1〜B3のエリアB1c〜B3cに記憶する
(ステップS52、S53)。
【0083】次いで、今回の記入データを座標データに
応じてブロックメモリB内のブロックB1あるいはブロ
ックB2に展開し(ステップS24)、その展開した各
ブロックの文字認識処理を行う(ステップS25)。次
いで、認識した記入データに対して上記図9に示した文
字座標、文字サイズの補正フローを実行する(ステップ
S26)。この文字座標、文字サイズの補正フローを終
了した後、ステップS25の処理で認識した各ブロック
B1〜B3の記入データに対応する文字コードデータを
メインメモリ7に書込む(ステップS27)。
【0084】次いで、次に上記メモリTから読み出した
データを指定して(ステップS28)、上記ステップS
14の処理に戻り、そのデータが終了するまで上記ステ
ップS15〜ステップS27の文字認識処理を繰り返し
実行する。
【0085】したがって、筆記具30の軌跡を検出する
方法を利用した場合でも、手書き文字情報を認識するこ
とができ、手書き文字情報の入力が容易になり、マンマ
シンインターフェイスを向上させることができるととも
に、情報認識装置の使用環境の自由度を大幅に拡大する
ことができる。
【0086】また、文字認識の際に、ブロックメモリB
に予め設定した展開エリアB1a〜B3aに認識する記
入データが収るように縮小して展開することにより、展
開エリアB1a〜B3aを拡大することなく図形データ
を展開することができ、展開した図形データをメインメ
モリ7に格納する際には元のサイズに拡大しているた
め、文字情報以外の図形情報を取込んで表示部10に表
示することができるとともに、外部のパーソナルコンピ
ュータに対して図形データを伝送することができる。そ
の結果、情報認識装置の機能を一層向上させることがで
きる。
【0087】なお、マルチメディアでは手書き入力が重
要な機能の一つとなっているが、マルチメディア装置の
手書き入力用に本発明の情報認識装置を利用すれば、タ
ッチパネル等の特別なパネル面に記入される場合に限定
されず、利用範囲を大幅に拡大することができる。
【0088】また、本発明の情報認識装置1の表示部1
0を利用して小型投影器等で手書き文字を投影する場合
は、筆記している紙面等に対して直接行われるため、認
識結果を記入位置でリアルタイムに識別することができ
る。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、リアルタイムに記入情
報を検出して、記入中の情報を認識することができ、手
軽に情報認識装置を利用することができる。また、認識
した記入情報は、見やすく配列して出力することができ
るとともに、文字情報と図形情報も認識することができ
る。その結果、情報認識装置の使用環境を大幅に拡大す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報認識装置の一実施例のブロック構
成図。
【図2】本発明の情報認識装置の外観図。
【図3】認識用RAM6内に形成されるブロックメモリ
の構成図。
【図4】画像検出部3により実行される筆記文字サンプ
リング処理のフローチャート。
【図5】画像検出部3により検出される紙面上の座標デ
ータの一例を示す図。
【図6】画像検出部3により検出される紙面上の文字軌
跡の変化を示す図。
【図7】画像認識部4により実行される文字認識処理の
一部のフローチャート。
【図8】図7の文字認識処理の続きを示すフローチャー
ト。
【図9】画像認識部4により実行される文字座標、文字
サイズ補正処理のフローチャート。
【図10】画像検出部3により実行される筆記具軌跡サ
ンプリング処理のフローチャート。
【図11】画像認識部4により実行されるその他の文字
認識処理の一部のフローチャート。
【図12】図11の文字認識処理の続きを示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 情報認識装置 2 カメラ 3 画像検出部 4 画像認識部 5 検出用RAM 6 認識用RAM 7 メインメモリ 8 処理装置 9 表示メモリ 10 表示部 11 I/O

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具により文字等の情報が記入される
    記入面を撮影する撮影手段と、 この撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出
    するとともに、この原点座標からの筆記具により記入さ
    れる記入情報の位置座標を検出する座標検出手段と、 この座標検出手段により検出される原点座標及び記入情
    報の位置座標に基づいて描画データを展開するデータ展
    開手段と、 このデータ展開手段に展開された描画データに基づいて
    記入情報を認識する認識手段と、 この認識手段により認識された前回と今回の記入情報の
    位置座標に基づいて各記入情報の位置座標を補正する補
    正手段と、 を具備したことを特徴とする情報認識装置。
  2. 【請求項2】 筆記具により文字等の情報が記入される
    記入面を撮影する撮影手段と、 この撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出
    するとともに、この原点座標からの筆記具により記入さ
    れる記入情報の位置座標を検出する座標検出手段と、 この座標検出手段により検出される原点座標及び記入情
    報の位置座標に基づいて描画データを展開するデータ展
    開手段と、 このデータ展開手段に展開された描画データに基づいて
    記入情報を認識する認識手段と、 この認識手段により認識された前回と今回の記入情報の
    サイズに基づいて各記入情報のサイズを補正する補正手
    段と、 を具備したことを特徴とする情報認識装置。
  3. 【請求項3】 筆記具により文字等の情報が記入される
    記入面を撮影する撮影手段と、 この撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出
    するとともに、この原点座標からの筆記具により記入さ
    れる記入情報の位置座標を検出する座標検出手段と、 この座標検出手段により検出される原点座標及び記入情
    報の位置座標に基づいて描画データを展開するデータ展
    開手段と、 このデータ展開手段に展開された描画データに基づいて
    記入情報が文字情報か否かを認識し、文字情報として認
    識不可のときは、図形情報として認識する認識手段と、 を具備したことを特徴とする情報認識装置。
  4. 【請求項4】 筆記具により文字等の情報が記入される
    記入面を撮影する撮影手段と、 上記撮影手段により撮影される記入面の原点座標を検出
    するとともに、この原点座標からの筆記具の位置座標を
    検出する座標検出手段と、 この検出される原点座標及び記入情報の位置座標に基づ
    いて筆記具の軌跡を示す描画データを展開するデータ展
    開手段と、 このデータ展開手段に展開された描画データに基づいて
    記入情報が文字情報か否かを認識し、文字情報として認
    識不可のときは、図形情報として認識する認識手段と、 を具備したことを特徴とする情報認識装置。
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