JPH06294272A - 割岩機の制御方法 - Google Patents
割岩機の制御方法Info
- Publication number
- JPH06294272A JPH06294272A JP8202393A JP8202393A JPH06294272A JP H06294272 A JPH06294272 A JP H06294272A JP 8202393 A JP8202393 A JP 8202393A JP 8202393 A JP8202393 A JP 8202393A JP H06294272 A JPH06294272 A JP H06294272A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- booster
- stroke sensor
- rock drill
- stroke
- Prior art date
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- Pending
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 割岩機の過度な載荷の継続を防止した。
【構成】 油水交換ブースター１を有する割岩機１１の
圧力感知制御をブースター１のシリンダに設置される圧
力電送器２を介して行うと共に注入量感知制御をブース
ター１のピストン３に取付けられるストロークセンサー
５を介して行うことを特徴とする。
圧力感知制御をブースター１のシリンダに設置される圧
力電送器２を介して行うと共に注入量感知制御をブース
ター１のピストン３に取付けられるストロークセンサー
５を介して行うことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はゴムチューブ式の割岩機
における制御方法に関する。
における制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来油圧ユニットに内蔵される油水交換
ブースターを介して割岩機に水圧を載荷するようにした
ゴムチューブ式の割岩機の制御方法は圧力感知制御のみ
の方法によっていた。即ち、割岩機に圧力を加える油圧
ユニットに内蔵されているブースターに圧力電送器を設
置し、この圧力電送器により載荷時に割岩機に注入され
る高圧水の圧力の上昇を感知し、更に、岩盤にき裂が発
生した段階で生じると考えられる圧力の低下を感知し、
その段階で載荷を終了し除荷していた。
ブースターを介して割岩機に水圧を載荷するようにした
ゴムチューブ式の割岩機の制御方法は圧力感知制御のみ
の方法によっていた。即ち、割岩機に圧力を加える油圧
ユニットに内蔵されているブースターに圧力電送器を設
置し、この圧力電送器により載荷時に割岩機に注入され
る高圧水の圧力の上昇を感知し、更に、岩盤にき裂が発
生した段階で生じると考えられる圧力の低下を感知し、
その段階で載荷を終了し除荷していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来方法
では、実際に岩盤の破砕の際に、往々にして岩盤にき裂
が発生したにも拘らず圧力が低下せず、載荷の継続即ち
高圧水の注入を継続することがあり、これによりゴムチ
ューブ式割岩機に過負荷即ち過度の膨脹を与え結果的に
割岩機に損傷を与えてしまう。
では、実際に岩盤の破砕の際に、往々にして岩盤にき裂
が発生したにも拘らず圧力が低下せず、載荷の継続即ち
高圧水の注入を継続することがあり、これによりゴムチ
ューブ式割岩機に過負荷即ち過度の膨脹を与え結果的に
割岩機に損傷を与えてしまう。
【０００４】本発明は、かかる問題点に対処するため開
発されたものであって、ブースターの圧力感知制御のみ
ならず注水量の注入量感知制御も行うことを目的とす
る。
発されたものであって、ブースターの圧力感知制御のみ
ならず注水量の注入量感知制御も行うことを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図１及び図２を用
いて説明すると本発明は油水交換ブースター１を有する
割岩機１１の圧力感知制御をブースター１のシリンダに
設置される圧力電送器２を介して行うと共に注入量感知
制御をブースター１のピストン３に取り付けられるスト
ロークセンサー５を介して行うようにしたことを特徴と
する。
めの本発明の構成を実施例に対応する図１及び図２を用
いて説明すると本発明は油水交換ブースター１を有する
割岩機１１の圧力感知制御をブースター１のシリンダに
設置される圧力電送器２を介して行うと共に注入量感知
制御をブースター１のピストン３に取り付けられるスト
ロークセンサー５を介して行うようにしたことを特徴と
する。
【０００６】
【作用】そして本発明は上記の手段により割岩機の載荷
時に、圧力電送器およびストロークセンサーにより常に
割岩機に作用している圧力とストロークをモニターし、
油圧ユニットに同じく内蔵されているマイクロコンピュ
ータに記憶させ、ストロークを測定することにより、注
水量も把握することができる。
時に、圧力電送器およびストロークセンサーにより常に
割岩機に作用している圧力とストロークをモニターし、
油圧ユニットに同じく内蔵されているマイクロコンピュ
ータに記憶させ、ストロークを測定することにより、注
水量も把握することができる。
【０００７】岩盤に大きなき裂が生じ、圧力が低下した
ならばその段階で載荷を中止する。また、ストロークに
ある設定値を設け、圧力の低下が見られなくても規定の
ストロークに達したならば載荷を自動的に中止する。
ならばその段階で載荷を中止する。また、ストロークに
ある設定値を設け、圧力の低下が見られなくても規定の
ストロークに達したならば載荷を自動的に中止する。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１及び図２を用い
て説明すると１はブースターを示し、該ブースター１の
シリンダに圧力電送器２を設置すると共に該ブースター
１のピストン３にストロークセンサー支持板４を介して
ストロークセンサー５を取付け、これら圧力電送器２と
ストロークセンサー５とは図２に示すように油圧ユニッ
トに内蔵されるマイクロコンピュータ６に接続した。図
中７はピストン回り止め、８は一次圧、９は二次圧、１
０は油圧ポンプ、１１は割岩機、１２は入力ボードを示
す。
て説明すると１はブースターを示し、該ブースター１の
シリンダに圧力電送器２を設置すると共に該ブースター
１のピストン３にストロークセンサー支持板４を介して
ストロークセンサー５を取付け、これら圧力電送器２と
ストロークセンサー５とは図２に示すように油圧ユニッ
トに内蔵されるマイクロコンピュータ６に接続した。図
中７はピストン回り止め、８は一次圧、９は二次圧、１
０は油圧ポンプ、１１は割岩機、１２は入力ボードを示
す。
【０００９】かくて実際の割岩時には油圧ユニット内に
設置された油圧ポンプ１０より複数のブースター１の一
次側に送油される一次圧８はブースター１の二次側で二
次圧９に増圧され、さらに油水交換された後に割岩機１
１に水圧が載荷される。このとき図１に示すように二次
圧９ないし一次圧８の圧力は圧力電送器２により計測さ
れ、またピストン３の突出量はストロークセンサー５に
より計測され、ピストン３の突出量を計測することによ
り割岩機１１への送水量が換算でき、これらの計測値を
常にマイクロコンピュータ６にモニターさせておく。
設置された油圧ポンプ１０より複数のブースター１の一
次側に送油される一次圧８はブースター１の二次側で二
次圧９に増圧され、さらに油水交換された後に割岩機１
１に水圧が載荷される。このとき図１に示すように二次
圧９ないし一次圧８の圧力は圧力電送器２により計測さ
れ、またピストン３の突出量はストロークセンサー５に
より計測され、ピストン３の突出量を計測することによ
り割岩機１１への送水量が換算でき、これらの計測値を
常にマイクロコンピュータ６にモニターさせておく。
【００１０】一方割岩機１１のタイプに合わせて最大送
水量、圧力低下率を決定し入力ボード１２よりマイクロ
コンピュータ６に記憶させておく。すなわちマイクロコ
ンピュータ６は、割岩機１１の圧力を常にモニターし、
割岩機１１に載荷される最大圧力に対してき裂の開口に
より生じる圧力の低下の割合が設定値にまで達した時点
で、油圧ポンプ１０に載荷を終了する信号を発信し、さ
らにき裂の開口によっても圧力の低下が見られない場合
には、マイクロコンピュータ６に入力した設定ストロー
クにまで達した時点で直ちに油圧ポンプ１０に載荷を終
了発信する。
水量、圧力低下率を決定し入力ボード１２よりマイクロ
コンピュータ６に記憶させておく。すなわちマイクロコ
ンピュータ６は、割岩機１１の圧力を常にモニターし、
割岩機１１に載荷される最大圧力に対してき裂の開口に
より生じる圧力の低下の割合が設定値にまで達した時点
で、油圧ポンプ１０に載荷を終了する信号を発信し、さ
らにき裂の開口によっても圧力の低下が見られない場合
には、マイクロコンピュータ６に入力した設定ストロー
クにまで達した時点で直ちに油圧ポンプ１０に載荷を終
了発信する。
【００１１】以上により割岩機１１の過度の膨脹を防
ぎ、割岩機１１の損傷を減少させることが可能となる。
ぎ、割岩機１１の損傷を減少させることが可能となる。
【００１２】
【発明の効果】このように本発明によるときは、油水交
換ブースターを有する割岩機の圧力感知制御をブースタ
ーのシリンダに設置される圧力電送器を介して行うと共
に注入量感知制御をブースターのピストンに取付けられ
るストロークセンサーを介して行うようにしたものであ
るから、岩盤にき裂が発生したにも拘らず圧力電送器の
圧力が低下しないような場合でも高圧水の注入はストロ
ークセンサーにより制御されて割岩機の過負荷が防止で
きる効果を有する。
換ブースターを有する割岩機の圧力感知制御をブースタ
ーのシリンダに設置される圧力電送器を介して行うと共
に注入量感知制御をブースターのピストンに取付けられ
るストロークセンサーを介して行うようにしたものであ
るから、岩盤にき裂が発生したにも拘らず圧力電送器の
圧力が低下しないような場合でも高圧水の注入はストロ
ークセンサーにより制御されて割岩機の過負荷が防止で
きる効果を有する。
【図１】本発明のブースターを示すもので（ａ）は平面
図、（ｂ）は側面図である。
図、（ｂ）は側面図である。
【図２】本発明の液圧のフロー図である。
１ ブースター ２ 圧力電送器 ３ ピストン ５ ストロークセンサー １１ 割岩機
Claims (1)
- 【請求項１】 油水交換ブースターを有する割岩機の圧
力感知制御を、ブースターのシリンダに設置される圧力
電送器を介して行うと共に、注入量感知制御をブースタ
ーのピストンに取り付けられるストロークセンサーを介
して行うようにしたことを特徴とする割岩機の制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202393A JPH06294272A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 割岩機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202393A JPH06294272A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 割岩機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294272A true JPH06294272A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13762937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8202393A Pending JPH06294272A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 割岩機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294272A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100769706B1 (ko) * | 2007-05-23 | 2007-10-23 | 박태호 | 유압제어유니트와 연동되는 무진동 암반절개기의 수압제어방법 |
| KR100972629B1 (ko) * | 2009-09-09 | 2010-07-28 | 주식회사 기술나라 | 무진동 암반절개기용 수압공급장치 |
| KR101995666B1 (ko) * | 2018-04-03 | 2019-07-03 | 최찬희 | 수압을 이용한 무진동 무소음 암반파쇄기 및 무진동 무소음 암반파쇄공법 |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP8202393A patent/JPH06294272A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100769706B1 (ko) * | 2007-05-23 | 2007-10-23 | 박태호 | 유압제어유니트와 연동되는 무진동 암반절개기의 수압제어방법 |
| KR100972629B1 (ko) * | 2009-09-09 | 2010-07-28 | 주식회사 기술나라 | 무진동 암반절개기용 수압공급장치 |
| KR101995666B1 (ko) * | 2018-04-03 | 2019-07-03 | 최찬희 | 수압을 이용한 무진동 무소음 암반파쇄기 및 무진동 무소음 암반파쇄공법 |
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