JPH06291705A - 耐定在波アンテナ - Google Patents
耐定在波アンテナInfo
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- JPH06291705A JPH06291705A JP5074206A JP7420693A JPH06291705A JP H06291705 A JPH06291705 A JP H06291705A JP 5074206 A JP5074206 A JP 5074206A JP 7420693 A JP7420693 A JP 7420693A JP H06291705 A JPH06291705 A JP H06291705A
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- Japan
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- antenna
- standing wave
- electric field
- magnetic field
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンテナスイッチが不要となり、切替時に発
生する雑音を除去できると共に、コストを大幅に低減で
きる耐定在波アンテナを得る。 【構成】 ホイップアンテナ13とループアンテナ16
をアンテナスイッチ無しで直接あるいは分岐・合成器3
1を介して接続する。
生する雑音を除去できると共に、コストを大幅に低減で
きる耐定在波アンテナを得る。 【構成】 ホイップアンテナ13とループアンテナ16
をアンテナスイッチ無しで直接あるいは分岐・合成器3
1を介して接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線周波数を利用し
て近接地点間あるいは屋内で通信する場合に使用するア
ンテナに関するものである。
て近接地点間あるいは屋内で通信する場合に使用するア
ンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば、特願平5−16174号
に示された従来の電界・磁界切替ダイバーシティアンテ
ナの構成図であり、図において、5は高周波増幅器、6
は中間周波増幅器、7は検波回路、8は音声制御回路、
9は音声出力端子、10は論理制御回路、11はスイッ
チドライバ回路、13はホイップアンテナ、14はホイ
ップアンテナ13の地板、15はホイップアンテナ13
の出力を接続するための同軸ケーブル、16はループア
ンテナ、17はループアンテナ16の同調コンデンサ、
18はループアンテナ16のマッチング回路、19はル
ープアンテナ16の出力を接続するための同軸ケーブ
ル、20はホイップアンテナ13とループアンテナ16
を切り替えるためのアンテナスイッチ、21,22,2
3はスイッチ20の接点、24はアンテナスイッチ20
の出力端子、25はアンテナスイッチ20の制御端子で
ある。
に示された従来の電界・磁界切替ダイバーシティアンテ
ナの構成図であり、図において、5は高周波増幅器、6
は中間周波増幅器、7は検波回路、8は音声制御回路、
9は音声出力端子、10は論理制御回路、11はスイッ
チドライバ回路、13はホイップアンテナ、14はホイ
ップアンテナ13の地板、15はホイップアンテナ13
の出力を接続するための同軸ケーブル、16はループア
ンテナ、17はループアンテナ16の同調コンデンサ、
18はループアンテナ16のマッチング回路、19はル
ープアンテナ16の出力を接続するための同軸ケーブ
ル、20はホイップアンテナ13とループアンテナ16
を切り替えるためのアンテナスイッチ、21,22,2
3はスイッチ20の接点、24はアンテナスイッチ20
の出力端子、25はアンテナスイッチ20の制御端子で
ある。
【0003】次に、動作について説明する。アンテナス
イッチ20の接点22には、ホイップアンテナ13の出
力が同軸ケーブル15を介して接続されており、アンテ
ナスイッチ20の接点23には、ループアンテナ16の
出力が同軸ケーブル19を介して接続されている。アン
テナスイッチ20の出力端子24は、高周波増幅回路5
に接続されており、ホイップアンテナ13あるいはルー
プアンテナ16からの受信入力のいずれかが高周波増幅
回路5に接続されていることになる。
イッチ20の接点22には、ホイップアンテナ13の出
力が同軸ケーブル15を介して接続されており、アンテ
ナスイッチ20の接点23には、ループアンテナ16の
出力が同軸ケーブル19を介して接続されている。アン
テナスイッチ20の出力端子24は、高周波増幅回路5
に接続されており、ホイップアンテナ13あるいはルー
プアンテナ16からの受信入力のいずれかが高周波増幅
回路5に接続されていることになる。
【0004】高周波増幅回路5の出力は中間周波に変換
されて中間周波増幅回路6に導かれ、検波回路7で検波
されて、音声制御回路8でアンテナスイッチ20を切り
替える際に発生するノイズを除去する。論理制御回路1
0は、中間周期増幅回路6で測定された受信入力に相当
する電圧が小さくなるとスイッチドライバ11を制御し
てアンテナスイッチ20を切り替えるようにプログラム
されている。
されて中間周波増幅回路6に導かれ、検波回路7で検波
されて、音声制御回路8でアンテナスイッチ20を切り
替える際に発生するノイズを除去する。論理制御回路1
0は、中間周期増幅回路6で測定された受信入力に相当
する電圧が小さくなるとスイッチドライバ11を制御し
てアンテナスイッチ20を切り替えるようにプログラム
されている。
【0005】今、ホイップアンテナ13が高周波増幅回
路5に接続されているときに、中間周波増幅回路6で測
定された受信入力に相当する電圧が、ある値により小さ
くなると、論理制御回路10はスイッチドライバ11を
起動すると同時に音声制御回路8により音声回路をミュ
ートしてアンテナ切替時の雑音を除去する。
路5に接続されているときに、中間周波増幅回路6で測
定された受信入力に相当する電圧が、ある値により小さ
くなると、論理制御回路10はスイッチドライバ11を
起動すると同時に音声制御回路8により音声回路をミュ
ートしてアンテナ切替時の雑音を除去する。
【0006】逆に、ループアンテナ16が高周波増幅回
路5に接続されているときも同様な動作によりアンテナ
が切り替えられる。屋内等の無線電波の伝搬では、定在
波が発生し易く、一方、定在波の発生している所では電
波の電界成分と磁界成分が同時に谷に落ち込むチャンス
は非常に少なく、ホイップアンテナ13とループアンテ
ナ16をアンテナスイッチ20により切り替えることに
より、電界成分あるいは磁界成分の強い方に切り替える
ことで、常に受信入力を最大に保つことができる。
路5に接続されているときも同様な動作によりアンテナ
が切り替えられる。屋内等の無線電波の伝搬では、定在
波が発生し易く、一方、定在波の発生している所では電
波の電界成分と磁界成分が同時に谷に落ち込むチャンス
は非常に少なく、ホイップアンテナ13とループアンテ
ナ16をアンテナスイッチ20により切り替えることに
より、電界成分あるいは磁界成分の強い方に切り替える
ことで、常に受信入力を最大に保つことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイバーシティ
アンテナは以上のように構成されているので、ホイップ
アンテナ13とループアンテナ16を切り替えて使用す
る必要があり、切替時に雑音が発生したり、雑音が充分
除去されなかったり、回路および制御が複雑になる等の
問題点があった。この発明は、以上のような課題を解消
するためになされたもので、アンテナスイッチを必要と
しない定在波による雑音を抑圧するのに効果があり、回
路および制御が簡単で、コストの安い耐定在波アンテナ
を提供することを目的とする。
アンテナは以上のように構成されているので、ホイップ
アンテナ13とループアンテナ16を切り替えて使用す
る必要があり、切替時に雑音が発生したり、雑音が充分
除去されなかったり、回路および制御が複雑になる等の
問題点があった。この発明は、以上のような課題を解消
するためになされたもので、アンテナスイッチを必要と
しない定在波による雑音を抑圧するのに効果があり、回
路および制御が簡単で、コストの安い耐定在波アンテナ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる耐定在
波アンテナは、電界アンテナと磁界アンテナを直接ある
いは分岐・合成器を介して接続することにより、アンテ
ナスイッチを不要にしたものである。
波アンテナは、電界アンテナと磁界アンテナを直接ある
いは分岐・合成器を介して接続することにより、アンテ
ナスイッチを不要にしたものである。
【0009】
【作用】この発明にかかる耐定在波アンテナは、電界ア
ンテナと磁界アンテナを直接あるいは分岐・合成器を介
して接続することにより、アンテナスイッチが不要とな
り、切替時に発生する雑音を除去できるとともに、コス
トを大幅に低減できるようにしたものである。
ンテナと磁界アンテナを直接あるいは分岐・合成器を介
して接続することにより、アンテナスイッチが不要とな
り、切替時に発生する雑音を除去できるとともに、コス
トを大幅に低減できるようにしたものである。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施例による耐
定在波アンテナを示す構成図である。図において、5は
高周波増幅器、6は中間周波増幅器、7は検波回路、9
は音声出力端子、13は電界アンテナを示すホイップア
ンテナ、14はホイップアンテナ13の地板、15はホ
イップアンテナ13の出力を接続するための同軸ケーブ
ル、16は磁界アンテナを示すループアンテナ、17は
ループアンテナ16の同調コンデンサ、18はループア
ンテナ16のマッチング回路、19はループアンテナ1
6の出力を接続するための同軸ケーブル、24は分岐・
合成器31の出力端子、31はホイップアンテナ13と
ループアンテナ16を分岐あるいは合成するための分岐
・合成器、32は音声増幅回路、33,34は分岐・合
成器31への入力端子である。
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施例による耐
定在波アンテナを示す構成図である。図において、5は
高周波増幅器、6は中間周波増幅器、7は検波回路、9
は音声出力端子、13は電界アンテナを示すホイップア
ンテナ、14はホイップアンテナ13の地板、15はホ
イップアンテナ13の出力を接続するための同軸ケーブ
ル、16は磁界アンテナを示すループアンテナ、17は
ループアンテナ16の同調コンデンサ、18はループア
ンテナ16のマッチング回路、19はループアンテナ1
6の出力を接続するための同軸ケーブル、24は分岐・
合成器31の出力端子、31はホイップアンテナ13と
ループアンテナ16を分岐あるいは合成するための分岐
・合成器、32は音声増幅回路、33,34は分岐・合
成器31への入力端子である。
【0011】分岐・合成器31の入力端子33には、ホ
イップアンテナ13の出力が同軸ケーブル15を介して
接続されており、分岐・合成器31の入力端子34には
ループアンテナ16の出力が同軸ケーブル19を介して
接続されている。分岐・合成器31の出力端子24は、
高周波増幅回路5に接続されており、ホイップアンテナ
13およびループアンテナ16からの受信入力が合成さ
れて高周波増幅回路5に接続されている。高周波増幅回
路5の出力は、中間周波に変換されて中間周波増幅回路
6に導かれ、検波回路7で検波され、音声増幅回路32
で増幅されて出力端子9から取り出される。
イップアンテナ13の出力が同軸ケーブル15を介して
接続されており、分岐・合成器31の入力端子34には
ループアンテナ16の出力が同軸ケーブル19を介して
接続されている。分岐・合成器31の出力端子24は、
高周波増幅回路5に接続されており、ホイップアンテナ
13およびループアンテナ16からの受信入力が合成さ
れて高周波増幅回路5に接続されている。高周波増幅回
路5の出力は、中間周波に変換されて中間周波増幅回路
6に導かれ、検波回路7で検波され、音声増幅回路32
で増幅されて出力端子9から取り出される。
【0012】次に、図2および図3により定在波による
雑音を除去できる模様を説明する。図2は反射板の前面
で発生する定在波の様子を示す図である。図2におい
て、26は壁等の反射板、27は反射板26からの距離
R点での電界による定在波、28は反射板26からの距
離R点での磁界による定在波、29は反射板26の表面
での距離R0 点、30は反射板26の表面からの距離R1
点である。図から電界による定在波27は、反射板2
6の表面の谷であり、距離R点がλ/4移動すると毎に
電界の山と谷が交互に現れる。一方、磁界による定在波
28は、反射板26の表面の山であり、距離R点がλ/
4移動する毎に磁界の山と谷が交互に現れる。
雑音を除去できる模様を説明する。図2は反射板の前面
で発生する定在波の様子を示す図である。図2におい
て、26は壁等の反射板、27は反射板26からの距離
R点での電界による定在波、28は反射板26からの距
離R点での磁界による定在波、29は反射板26の表面
での距離R0 点、30は反射板26の表面からの距離R1
点である。図から電界による定在波27は、反射板2
6の表面の谷であり、距離R点がλ/4移動すると毎に
電界の山と谷が交互に現れる。一方、磁界による定在波
28は、反射板26の表面の山であり、距離R点がλ/
4移動する毎に磁界の山と谷が交互に現れる。
【0013】図3は、反射板26の表面から距離R0 点
29とR1 点30における電界と磁界のベクトル関係を
示す図であり、41はR0 点29での進行波の電界ベク
トル、42はR0 点29での進行波の磁界ベクトル、4
3はR0 点29での反射波の電界ベクトル、44はR0
点29での反射波の磁界ベクトル、45はR1 点30に
おける進行波の電界ベクトル、46はR1 点30におけ
る反射波の電界ベクトル、47はR1 点30における進
行波の磁界ベクトル、48はR1 点30における反射波
の磁界ベクトル、49はR1 点30における進行波と反
射波の合成電界ベクトル、50はR1 点30における進
行波と反射波の合成磁界ベクトルである。
29とR1 点30における電界と磁界のベクトル関係を
示す図であり、41はR0 点29での進行波の電界ベク
トル、42はR0 点29での進行波の磁界ベクトル、4
3はR0 点29での反射波の電界ベクトル、44はR0
点29での反射波の磁界ベクトル、45はR1 点30に
おける進行波の電界ベクトル、46はR1 点30におけ
る反射波の電界ベクトル、47はR1 点30における進
行波の磁界ベクトル、48はR1 点30における反射波
の磁界ベクトル、49はR1 点30における進行波と反
射波の合成電界ベクトル、50はR1 点30における進
行波と反射波の合成磁界ベクトルである。
【0014】次に、動作について説明する。図3から、
定在波の発生している地点では、進行波と反射波の合成
電界ベクトル49と、進行波と反射波の合成磁界ベクト
ル50は各々180度の位相差があることがわかる。一
方、ループアンテナ16が磁界ベクトルを受信すると、
ループアンテナ16に流れる電流は磁界より90度遅れ
ることから、合成電界ベクトル49によりホイップアン
テナ13に流れる電流に対して、合成磁界ベクトル50
によりループアンテナ16に流れる電流は90度位相が
進んでいることになる。
定在波の発生している地点では、進行波と反射波の合成
電界ベクトル49と、進行波と反射波の合成磁界ベクト
ル50は各々180度の位相差があることがわかる。一
方、ループアンテナ16が磁界ベクトルを受信すると、
ループアンテナ16に流れる電流は磁界より90度遅れ
ることから、合成電界ベクトル49によりホイップアン
テナ13に流れる電流に対して、合成磁界ベクトル50
によりループアンテナ16に流れる電流は90度位相が
進んでいることになる。
【0015】従って、ホイップアンテナ13の出力とル
ープアンテナ16の出力を分岐・合成器31により同相
あるいは180度の位相差で結合すると。定在波の発生
している地点では、ホイップアンテナ13の出力とルー
プアンテナ16の出力が交互に山と谷に変化しても、両
者を合成した出力は決してゼロにならないことが分か
る。定材波の発生していない地点では、ホイップアンテ
ナ13の出力とループアンテナ16の出力は常に同位相
であるため、合成すると合成器の損失を補填する出力が
得られる。
ープアンテナ16の出力を分岐・合成器31により同相
あるいは180度の位相差で結合すると。定在波の発生
している地点では、ホイップアンテナ13の出力とルー
プアンテナ16の出力が交互に山と谷に変化しても、両
者を合成した出力は決してゼロにならないことが分か
る。定材波の発生していない地点では、ホイップアンテ
ナ13の出力とループアンテナ16の出力は常に同位相
であるため、合成すると合成器の損失を補填する出力が
得られる。
【0016】実施例2.図4は電界アンテナとしてモノ
ポールアンテナ62を、磁界アンテナとしてスロットア
ンテナ63,64を用いる場合であり、61はモノポー
ルアンテナ62に対する地板とスロットアンテナ63,
64のキャビティの役割を有する。
ポールアンテナ62を、磁界アンテナとしてスロットア
ンテナ63,64を用いる場合であり、61はモノポー
ルアンテナ62に対する地板とスロットアンテナ63,
64のキャビティの役割を有する。
【0017】実施例3.図5は電界アンテナとしてトッ
プロードのモノポールアンテナ71を、磁界アンテナと
してシールド形ループアンテナ72を用いる場合であ
り、73はモノポールアンテナ71に対する地板の役割
を有し、74はモノポールアンテナ71の接続コネク
タ、75はシールド形ループアンテナ72の接続コネク
タである。
プロードのモノポールアンテナ71を、磁界アンテナと
してシールド形ループアンテナ72を用いる場合であ
り、73はモノポールアンテナ71に対する地板の役割
を有し、74はモノポールアンテナ71の接続コネク
タ、75はシールド形ループアンテナ72の接続コネク
タである。
【0018】以上の説明では、受信の場合について述べ
たが、本アンテナを送信側に使った場合には、電界放射
が磁界放射より90度遅れになることから、通常の垂
直,水平あるいは円偏波による放射が得られることにな
る。また、電界アンテナとしてモノポールアンテナ71
を用いる用いる場合について述べたが、その他の線条ア
ンテナによっても同様の効果が得られる。また、磁界ア
ンテナとしてループアンテナ16を用いる場合について
述べたが、スロットアンテナその他の磁界アンテナを用
いても同様な効果が得られる。
たが、本アンテナを送信側に使った場合には、電界放射
が磁界放射より90度遅れになることから、通常の垂
直,水平あるいは円偏波による放射が得られることにな
る。また、電界アンテナとしてモノポールアンテナ71
を用いる用いる場合について述べたが、その他の線条ア
ンテナによっても同様の効果が得られる。また、磁界ア
ンテナとしてループアンテナ16を用いる場合について
述べたが、スロットアンテナその他の磁界アンテナを用
いても同様な効果が得られる。
【0019】なお、上記実施例では、電界アンテナにホ
イップアンテナ13やモノポールアンテナ71を用いた
ものを示したが、ダイポールアンテナ,スリーブアンテ
ナ,コーリニアアンテナ,八木アンテナ,ブラウンアン
テナ,逆Fアンテナやパッチアンテナ等の線条あるいは
板上の電界アンテナでも良く、さらに、この板状の電界
アンテナをアレー状に配列したアンテナでも良い。
イップアンテナ13やモノポールアンテナ71を用いた
ものを示したが、ダイポールアンテナ,スリーブアンテ
ナ,コーリニアアンテナ,八木アンテナ,ブラウンアン
テナ,逆Fアンテナやパッチアンテナ等の線条あるいは
板上の電界アンテナでも良く、さらに、この板状の電界
アンテナをアレー状に配列したアンテナでも良い。
【0020】また、上記実施例では、磁界アンテナにル
ープアンテナ,スロットアンテナを用いたものを示した
が、グローバリーフアンテナ等の線条,板状あるいは筒
状の磁界アンテナでも良く、さらに、この線条,板状あ
るいは筒状の磁界アンテナをアレー状に配列したアンテ
ナでも良い。
ープアンテナ,スロットアンテナを用いたものを示した
が、グローバリーフアンテナ等の線条,板状あるいは筒
状の磁界アンテナでも良く、さらに、この線条,板状あ
るいは筒状の磁界アンテナをアレー状に配列したアンテ
ナでも良い。
【0021】さらに、上記実施例の分岐・合成器31
が、2分配器,ハイブリッド合成器あるいは直接結合器
等で構成されてもよい。また、上記実施例のモノポール
アンテナとシールド形ループアンテナを複数個組み合わ
せてもよい。
が、2分配器,ハイブリッド合成器あるいは直接結合器
等で構成されてもよい。また、上記実施例のモノポール
アンテナとシールド形ループアンテナを複数個組み合わ
せてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電界
アンテナと磁界アンテナをアンテナスイッチ無しで直接
あるいは分岐・合成器を介して接続できるため、切替時
の雑音が発生せず、安価であり、しかも近接地点間の通
信あるいは屋内での通信等でしばしば発生する定在波に
よる雑音を除去することができるのに効果がある。
アンテナと磁界アンテナをアンテナスイッチ無しで直接
あるいは分岐・合成器を介して接続できるため、切替時
の雑音が発生せず、安価であり、しかも近接地点間の通
信あるいは屋内での通信等でしばしば発生する定在波に
よる雑音を除去することができるのに効果がある。
【図1】この発明の一実施例による耐定在波アンテナを
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】この発明の一実施例による反射板の前面で発生
する定在波の様子を示す図である。
する定在波の様子を示す図である。
【図3】この発明の一実施例による反射板の前面での電
界ベクトルと磁界ベクトルの関係を示す図である。
界ベクトルと磁界ベクトルの関係を示す図である。
【図4】この発明の他の実施例による電界・磁界アンテ
ナを示す斜視図である。
ナを示す斜視図である。
【図5】この発明の他の実施例による電界・磁界アンテ
ナを示す斜視図である。
ナを示す斜視図である。
【図6】従来の発明によるダイバーシティアンテナの構
成図である。
成図である。
5 高周波増幅回路 6 中間周波増幅回路 7 検波回路 9 音声出力端子 13 モノポールアンテナ 14 地板 15 同軸ケーブル 16 ループアンテナ 17 同調コンデンサ 18 マッチング回路 19 同軸ケーブル 24 アンテナスイッチの出力端子 26 反射板 27 定在波の電界成分 28 定在波の磁界成分 31 分岐・合成器 32 音声増幅器 61 地板 62 モノポールアンテナ 63 スロットアンテナ 64 スロットアンテナ 71 トップロード形モノポールアンテナ 72 シールド形ループアンテナ 73 地板 74 シールド形ループアンテナ用接続コネクタ 75 モノポールアンテナ用接続コネクタ
Claims (10)
- 【請求項1】 無線電波の放射あるいは受信のためのア
ンテナにおいて、取として電界成分に感応する電界アン
テナと、主として磁界成分に感応する磁界アンテナと、
両者を分岐あるいは結合するための分岐・合成器から構
成されることを特徴とする耐定在波アンテナ。 - 【請求項2】 上記アンテナが、ダイポールアンテナ,
モノポールアンテナ,スリーブアンテナ,コーリニアン
テナ,八木アンテナ,ブラウンアンテナ,逆Fアンテナ
あるいはパッチアンテナ等の線条あるいは板状の電界ア
ンテナであることを特徴とする請求項1記載の耐定在波
アンテナ。 - 【請求項3】 上記電界アンテナが、上記線条アンテナ
あるいは板状の電界アンテナをアレー状に配列したアン
テナであることを特徴とする請求項1記載の耐定在波ア
ンテナ。 - 【請求項4】 上記磁界アンテナが、ループアンテナ,
スロットアンテナあるいはクローバリーフアンテナ等の
線条,板状あるいは筒状の磁界アンテナであることを特
徴とする請求項1記載の耐定在波アンテナ。 - 【請求項5】 上記磁界アンテナが、上記線条,板状あ
るいは筒状の磁界アンテナをアレー状に配列したアンテ
ナであることを特徴とする請求項1記載の耐定在波アン
テナ。 - 【請求項6】 上記分岐・合成回路が、2分配器,ハイ
ブリッド合成器、あるいは直接結合器等で構成されるこ
とを特徴とする請求項1記載の耐定在波アンテナ。 - 【請求項7】 上記分岐・合成器が、電界アンテナと磁
界アンテナを同相あるいは180度に近い位相差で分岐
あるいは合成することを特徴とする請求項1記載の耐定
在波アンテナ。 - 【請求項8】 上記電界アンテナと磁界アンテナが、モ
ノポールアンテナとスロットアンテナで構成されるエネ
ルギー密度アンテナであることを特徴とする請求項1記
載の耐定在波アンテナ。 - 【請求項9】 上記電界アンテナと磁界アンテナが、モ
ノポールアンテナとシールド形ループアンテナであるこ
とを特徴とする請求項1記載の耐定在波アンテナ。 - 【請求項10】 上記電界アンテナと磁界アンテナが、
モノポールアンテナとシールド形ループアンテナを復数
個組み合わせることを特徴とする請求項1記載の耐定在
波アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074206A JPH06291705A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 耐定在波アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074206A JPH06291705A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 耐定在波アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291705A true JPH06291705A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13540488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5074206A Pending JPH06291705A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 耐定在波アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291705A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1051917A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-20 | Nissin Electric Co Ltd | 絶縁診断装置用アンテナ |
JP2016149709A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社日立製作所 | 無線通信システム及び発電システム |
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1993
- 1993-03-31 JP JP5074206A patent/JPH06291705A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1051917A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-20 | Nissin Electric Co Ltd | 絶縁診断装置用アンテナ |
JP2016149709A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社日立製作所 | 無線通信システム及び発電システム |
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