JPH06290599A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06290599A
JPH06290599A JP5075667A JP7566793A JPH06290599A JP H06290599 A JPH06290599 A JP H06290599A JP 5075667 A JP5075667 A JP 5075667A JP 7566793 A JP7566793 A JP 7566793A JP H06290599 A JPH06290599 A JP H06290599A
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JP
Japan
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test
input
address
output
semiconductor memory
Prior art date
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Application number
JP5075667A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Matsumoto
昭一郎 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】並列テストモードの方式をユーザが任意に選択
する。 【構成】4MDRAMにおいてJEDEC標準テスト仕
様で標準化されているWCBR(通常モードからテスト
モードへ入る方式)に加えて、テスト時に不要にするア
ドレスによる論理入力を行うことによって、オプション
機能を実行させる。例えば、8ビット並列テストモード
ではロウアドレスおよびカラムアドレスの10番をテス
ト時に不要にするため、WCBRに加えて、ロウアドレ
スおよびカラムアドレスの10番による論理入力を行
う。図1の概念図に示すように、10番のロウアドレス
RA10と10番のカラムアドレスCA10との組み合
わせにより、1つのオプション機能について4種類の選
択を行うことができる。ここで、オプション機能の例と
しては、×4構成において、テスト結果のデータを出力
する入出力ピンを任意に選択すること等がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に係り、
詳しくは、DRAMのテスト技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAMの大容量化に伴って、テ
ストに要する時間が膨大になってきている。そこで、テ
ストをより容易に、しかも、短時間に行うためのテスト
技術が種々提案されている。
【0003】そのテスト技術の1つとして並列テストモ
ードがある。並列テストモードは、メモリセルをいくつ
かのブロックに分割して、各ブロック単位のテストを同
時に行うものである。この並列テストモードは、1MD
RAMの初期に提案されたものであるが、4MDRAM
においてJEDEC(Joint Electron Device Engineer
ing Council )標準テスト仕様となった。
【0004】JEDEC標準テスト仕様の4MDRAM
並列テストモードでは、各仕様が以下のように定められ
ている。 テストモードと通常モードの切り換え方式はロジック
方式とする。通常モードからテストモードへ入る方式は
WCBRとする。WCBR(バーWE,バーCAS,Be
fore バーRAS)とは、バーRAS信号より先にバー
CASとバーWEとが活性化することである。
【0005】テスト結果の出力方式は、高インピーダ
ンス状態のない「一致/不一致方式」とする。すなわ
ち、各ビットから同時に読み出したデータが一致してい
る場合(パス)、テスト結果のデータを「1」とする。
また、各ビットから同時に読み出したデータのうち1つ
でも違うデータが含まれる場合(フェイル)、テスト結
果のデータを「0」とする。
【0006】同時にテストする並列ビット数は8ビッ
ト以上とする。尚、現在製品化されている4MDRAM
においては8ビットが主流である。 テスト時に不要にするアドレスは、8ビット並列テス
トモードではロウアドレスおよびカラムアドレスのMS
B(Most Siginificant Bit )と0番のカラムアドレ
ス、16ビット並列テストモードではロウアドレスおよ
びカラムアドレスのMSBと0番および1番のカラムア
ドレス、である。
【0007】尚、4MDRAMでは、ロウアドレスおよ
びカラムアドレスのMSBはそれぞれ10番のアドレス
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、JEDEC
標準テスト仕様の4MDRAM並列テストモードでは、
テスト時のデータの入出力方式について、×1構成にお
いては標準化されているものの、×4構成においては標
準化されていない。
【0009】すなわち、×1構成においては、1番から
4番までの4つの入出力ピンのうち、1番の入出力ピン
にテストデータを入力し、4番の入出力ピンからテスト
結果のデータを出力するように定められている。ところ
が、×4構成においては、1番から4番までの4つの入
出力ピンのうち、どのピンにテストデータを入力するの
か、また、どのピンからテスト結果のデータを出力する
のかが定められていない。また、×1構成においても、
2番および3番の入出力ピンから出力されるデータにつ
いては定められていない。
【0010】そのため、4MDRAM並列テストモード
において、JEDEC標準テスト仕様で標準化されてい
ないテスト時のデータの入出力方式については、各メー
カがそれぞれ独自の判断によって様々な方式を提案して
いる。例えば、×4構成においては、4番の入出力ピン
からテスト結果のデータを出力し、1〜3番の入出力ピ
ンからはデータ「1」を出力する方式が広く使用されて
いる。
【0011】このように、JEDEC標準テスト仕様で
標準化されていないテスト時のデータの入出力方式につ
いて、各メーカの方式が異なっているために、ユーザは
各メーカの仕様に合わせてテストを行うしかなかった。
しかしながら、4MDRAMの購入に際して、1つのメ
ーカからだけ購入しているユーザはむしろ少数派であ
り、大部分のユーザは複数のメーカから購入しているの
が現状である。従って、テスト時のデータの入出力方式
について各メーカの方式が異なっているのは、ユーザ側
からすれば至極不都合なことであった。
【0012】それに加えて、仕様どおりの機能が設計さ
れているかどうかを検証する、いわゆる「設計の検証」
がユーザ側においても不可欠になってきている。そのた
め、4MDRAM並列テストモードにおいて、JEDE
C標準テスト仕様で標準化されていない方式について
は、テスト時のデータの入出力方式に限らずそれ以外の
テスト方式についても、自由に選択したいという要望が
ユーザからでてきた。その要望の例としては、以下のよ
うなものがある。
【0013】1)テスト時のデータの入力方式について ×4構成において、テストデータを入力する入出力ピン
を任意に選択できるようにする。
【0014】2)テスト時のデータの出力方式について 2−1)×1構成において、2番および3番の入出力ピ
ンから出力されるデータを任意に選択できるようにす
る。
【0015】2−2)×4構成において、テスト結果の
データを出力する入出力ピンを任意に選択できるように
する。 2−3)×4構成において、テスト結果のデータを出力
しない入出力ピンから出力されるデータを任意に選択で
きるようにする。
【0016】3)同時にテストする並列ビット数につい
て ×1構成および×4構成において、同時にテストする並
列ビット数を8ビット以上で任意に選択できるようにす
る。
【0017】また、1MDRAMや16MDRAM、6
4MDRAM等の4M以外のDRAMの並列テストモー
ドについては、JEDEC標準テスト仕様が標準化され
ていない。そのため、各テスト方式は、4MDRAM以
上に各メーカによって様々である。従って、4M以外の
DRAMの並列テストモードについても4MDRAMと
同様に、各テスト方式について自由に選択したいという
要望が高まっている。
【0018】本発明は上記要望を実現するためになされ
たものであって、その目的は、並列テストモードの方式
をユーザが任意に選択することが可能な半導体記憶装置
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
並列テストモードを備えた半導体記憶装置において、テ
スト時に不要にするアドレスを用いて論理入力すること
により、並列テストモードの方式において標準化されて
いないオプション機能を選択するようにしたことをその
要旨とする。
【0020】請求項2記載の発明は、並列テストモード
を備えた半導体記憶装置において、テスト時に不要にす
るアドレスから入力されるデータに基づいて、テスト結
果を出力する入出力ピンを任意に選択する論理回路を備
えたことをその要旨とする。
【0021】請求項3記載の発明は、並列テストモード
を備えた半導体記憶装置において、テスト時に不要にす
るアドレスから入力されるデータに基づいて、テスト結
果を出力しない入出力ピンから出力されるデータを任意
に設定する論理回路を備えたことをその要旨とする。
【0022】請求項4記載の発明は、並列テストモード
を備えた半導体記憶装置において、テスト時に不要にす
るアドレスから入力されるデータに基づいて、テストデ
ータを入力する入出力ピンを任意に選択する論理回路を
備えたことをその要旨とする。
【0023】請求項5記載の発明は、並列テストモード
を備えた半導体記憶装置において、テスト時に不要にす
るアドレスから入力されるデータに基づいて、同時にテ
ストする並列ビット数を任意に選択する論理回路を備え
たことをその要旨とする。
【0024】請求項6記載の発明は、並列テストモード
を備えた半導体記憶装置において、テスト時に不要にす
るアドレスから入力されるデータに基づいて、テスト種
類を任意に選択する論理回路を備えたことをその要旨と
する。
【0025】請求項7記載の発明は、並列テストモード
を備えた半導体記憶装置において、テスト時に不要にす
るアドレスから入力されるデータに基づいて、テスト内
容を任意に選択する論理回路を備えたことをその要旨と
する。
【0026】
【作用】従って本発明によれば、テスト時に不要にする
アドレスを用いて論理入力することにより、並列テスト
モードの方式において標準化されていないオプション機
能を選択することができる。そのため、ユーザがテスト
時に不要にするアドレスを用いて論理入力すれば、ユー
ザ自身が並列テストモードの方式を任意に選択すること
ができる。
【0027】
【実施例】前記要望を実現するためには、各要望をJE
DEC標準テスト仕様の4MDRAM並列テストモード
に対するオプション機能として設定し、ユーザ自身が任
意のオプション機能を自由に選択できるようにすればよ
い。そこで、本発明者は、テスト時に不要にするアドレ
スを用いれば、オプション機能を簡単に選択できること
に着目した。
【0028】すなわち、JEDEC標準テスト仕様で標
準化されているWCBR(通常モードからテストモード
へ入る方式)に加えて、テスト時に不要にするアドレス
による論理入力を行うことによって、オプション機能を
実行させるわけである。
【0029】例えば、8ビット並列テストモードではロ
ウアドレスおよびカラムアドレスの10番をテスト時に
不要にするため、WCBRに加えて、ロウアドレスおよ
びカラムアドレスの10番による論理入力を行う。この
とき、カラムアドレスの0番もテスト時に不要にする
が、ここでは、カラムアドレスの0番による論理入力は
行わない。
【0030】図1は、その概念図である。10番のロウ
アドレスRA10と10番のカラムアドレスCA10と
の組み合わせにより、1つのオプション機能について4
種類の選択を行うことができる。尚、10番のロウアド
レスRA10と10番のカラムアドレスCA10とによ
る論理入力に加えて、0番のカラムアドレスによる論理
入力を行うようにした場合には、1つのオプション機能
について8種類の選択を行うことができる。
【0031】図2は、×4構成の4MDRAM並列テス
トモードにおいて、10番のロウアドレスRA10と1
0番のカラムアドレスCA10との組み合わせにより、
テスト結果のデータを出力する入出力ピンを任意に選択
できるようにした実施例の回路図である。すなわち、本
実施例におけるオプション機能は、テスト結果のデータ
を出力する入出力ピンを任意に選択できるようにするこ
とである〔つまり、前記2−2)に対応する〕。
【0032】本実施例の入出力回路部は、各入出力ピン
DQ1〜DQ4と各出力バッファ1と各出力バッファ制
御回路2と各入力バッファ制御回路3と各データバスD
B,バーDBとから構成される通常の入出力回路部に加
えて、NMOSトランジスタからなる各ゲート4とNM
OSトランジスタからなるプルアップ側トランジスタ
5,6とを備えている。
【0033】すなわち、各出力バッファ1は高電位側電
源とグランド間に直列に接続された2つのNMOSトラ
ンジスタから構成され、その各NMOSトランジスタの
ゲートがそれぞれプルアップ側トランジスタ5,6に接
続されている。また、各ゲート4は、各データバスD
B,バーDBと各出力バッファ制御回路2との間に接続
されている。
【0034】そして、各NAND7と各インバータ8と
各NMOSトランジスタ9とから構成される論理回路に
よって、各ゲート4とプルアップ側トランジスタ5,6
とを制御する。そのため、10番のロウアドレスRA1
0と10番のカラムアドレスCA10との組み合わせに
より、テスト結果のデータを出力する入出力ピンDQ1
〜DQ4を任意に選択できることになる。
【0035】すなわち、DRAM内にはテスト・イネー
ブル信号TEを生成する回路が組み込まれており、WC
BRになるとテスト・イネーブル信号TE「1」を生成
する。そして、図3に示すように、10番のロウアドレ
スRA10と10番のカラムアドレスCA10とが入力
されると、テスト結果のデータを出力する入出力ピンD
Q1〜DQ4が任意に選択される。このとき、テスト結
果のデータが出力されていない入出力ピンDQ1〜DQ
4からはデータ「0」が出力される。
【0036】このように、図2に示す実施例において
は、10番のロウアドレスRA10と10番のカラムア
ドレスCA10との組み合わせにより、テスト結果のデ
ータを出力する入出力ピンDQ1〜DQ4を1つだけ任
意に選択することができる。尚、図2に示す実施例にお
いては、テスト結果のデータが出力されていない入出力
ピンDQ1〜DQ4からはデータ「0」が出力されるよ
うにしたが、論理回路の構成を変えることにより、デー
タ「1」が出力されるようにすることも容易にできる。
【0037】図4は、×4構成の4MDRAM並列テス
トモードにおいて、10番のロウアドレスRA10と1
0番のカラムアドレスCA10との組み合わせにより、
テスト結果のデータを出力しない入出力ピンから出力さ
れるデータを任意に選択できるようにした実施例の回路
図である。すなわち、本実施例におけるオプション機能
は、テスト結果のデータを出力しない入出力ピンから出
力されるデータを任意に選択できるようにすることであ
る〔つまり、前記2−3)に対応する〕。
【0038】尚、本実施例において、図2に示す実施例
と同じ構成については符号を等しくしてその詳細な説明
を省略する。本実施例においては、入出力ピンDQ4か
らテスト結果のデータが出力される。そして、各NAN
D7と各インバータ8と各NMOSトランジスタ9とか
ら構成される論理回路によって、各ゲート4とプルアッ
プ側トランジスタ5,6とを制御する。そのため、10
番のロウアドレスRA10と10番のカラムアドレスC
A10との組み合わせにより、テスト結果のデータを出
力しない入出力ピンDQ1〜DQ3から出力されるデー
タを任意に選択できることになる。
【0039】すなわち、DRAM内にはテスト・イネー
ブル信号TEを生成する回路が組み込まれており、WC
BRになるとテスト・イネーブル信号TE「1」を生成
する。そして、10番のロウアドレスRA10と10番
のカラムアドレスCA10とが共に「1」の場合は、入
出力ピンDQ1〜DQ3からデータ「1」が出力され
る。また、10番のロウアドレスRA10と10番のカ
ラムアドレスCA10とが共に「0」の場合は、入出力
ピンDQ1〜DQ3からデータ「0」が出力される。
【0040】このように、図4に示す実施例において
は、10番のロウアドレスRA10と10番のカラムア
ドレスCA10との組み合わせにより、テスト結果のデ
ータを出力しない入出力ピンDQ1〜DQ3から出力さ
れるデータを任意に選択することができる。尚、図4に
示す実施例においては、入出力ピンDQからテスト結果
のデータが出力されるようにしたが、論理回路の構成を
変えることにより、他のの入出力ピンDQ1〜DQ3か
らテスト結果のデータが出力されるようにすることも容
易にできる。
【0041】以上のように、本発明の4MDRAMの8
ビット並列テストモードにおいては、テスト時に不要に
する10番のロウアドレスRA10と10番のカラムア
ドレスCA10との組み合わせによって論理入力を行う
ことにより、上記各オプション機能を実行させることが
できる。
【0042】尚、オプション機能の例としては上記のも
の以外に、以下のものが考えられる。 1〕×4構成において、テストデータを入力する入出力
ピンを任意に選択できるようにする。
【0043】2〕×1構成において、2番および3番の
入出力ピンから出力されるデータを任意に選択できるよ
うにする。 3〕×1構成および×4構成において、同時にテストす
る並列ビット数を8ビット以上で任意に選択できるよう
にする この場合、同時にテストする並列ビット数が多いほど、
テストに要する時間は短縮されることになる。
【0044】また、同時にテストする並列ビット数を最
初は大きくしてテストを行い、不良が出た段階で並列ビ
ット数を小さくしてテストを続行することにより、メモ
リセルのどこに不良があるのかを特定することができ
る。
【0045】さらに、同時にテストする並列ビット数が
多くなると、1つのオプション機能について選択できる
機能の種類を増やすことができる。例えば、16ビット
並列テストモードでは、テスト時に4つのアドレス(1
0番のローアドレスRA10および10番のカラムアド
レスCA10に加えて、0番のカラムアドレスCA0と
1番のカラムアドレスCA1)を不要にするため1つの
オプション機能について16種類の選択を行うことがで
きる。
【0046】4〕テスト種類を任意に選択できるように
する。 ここでいうテスト種類とは、ラインモードテスト、加速
試験下のテスト、セルフテスト等である。
【0047】ラインモードテストとは、各ワード線に対
してMPR(Multi Purpose Register)に期待値を格納
しておき、メモリセルのデータを各ワード線単位で期待
値と比較する方式である。このラインモードテストで
は、ワード線1本分のデータを一括比較できるため、テ
スト時間を短縮することができる。
【0048】加速試験下のテストとは、電源電圧やセル
プレート電圧を通常動作時より高電圧に設定した上で行
う並列テストである。この加速試験下のテストでは、高
電圧をメモリセルに印加することによって、メモリセル
のストレス加速を半導体記憶装置(LSI)レベルで実
施できる。尚、ユーザ自身が、どこの電圧を替えてテス
トを行うか、その選択肢を準備しておけば、有効なオプ
ション機能の組み合わせ数を増やすことができる。
【0049】セルフテストとは、DRAMに内蔵したテ
スト回路がテストを実行してテスト結果を出力する方式
であって、組み込み自己テスト法(BIST;Built-in
Self Test)とも呼ばれる。このセルフテストでは、並
列テストモードのようにメモリセルのデータを単純に比
較して一致/不一致を出力するものではなく、内蔵RO
Mにテストパターンの発生や比較手順を予め記憶させて
おく。そして、ユーザがセルフテストの開始を指示する
(セルフテストモードにエントリーする)ことによって
実行される。セルフテストの開始を指示する方法として
は、CBR時にバーWE信号を「0」にしておき(WC
BRとほとんど同じ)、外部から任意なアドレスピンに
高電圧(スーパーボルテージと呼ばれ、一般に9V以
上)を印加するやり方が提案されている。
【0050】5〕テスト内容を任意に選択できるように
する。 ここでいうテスト内容とはセルフテストの発展型であ
り、テストパターンや読み書きの順番あるいは出力デー
タの制御方法などのセルフテストの内容を、ユーザ自身
が選択できるようにすることである。
【0051】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、以下のように実施してもよい。 1)上記実施例における論理回路の構成は一例であっ
て、所望のオプション機能を選択することができるよう
な論理回路であれば、どのような回路に変更してもよ
い。
【0052】2)4MDRAMだけでなく、1MDRA
Mや16MDRAM、64MDRAM等の並列テストモ
ードについても同様に実施する。 3)DRAMだけでなくSRAMについても同様に実施
する。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、並
列テストモードの方式をユーザが任意に選択することが
できる半導体記憶装置を提供することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を説明するための概念図である。
【図2】本発明を具体化した一実施例の回路図である。
【図3】図2に示す実施例において、テスト時に不要に
なるアドレス(10番のロウアドレスRA10と10番
のカラムアドレスCA10)に対して、テスト結果のデ
ータが出力される入出力ピンDQ1〜DQ4を示す機能
表である。
【図4】本発明を具体化した別の実施例の回路図であ
る。
【符号の説明】
RA10 8ビット並列テストモードにおいて不要にな
る10番のローアドレス CA10 8ビット並列テストモードにおいて不要にな
る10番のカラムアドレス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列テストモードを備えた半導体記憶装
    置において、テスト時に不要にするアドレスを用いて論
    理入力することにより、並列テストモードの方式におい
    て標準化されていないオプション機能を選択するように
    したことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 並列テストモードを備えた半導体記憶装
    置において、テスト時に不要にするアドレスから入力さ
    れるデータに基づいて、テスト結果を出力する入出力ピ
    ンを任意に選択する論理回路を備えたことを特徴とする
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 並列テストモードを備えた半導体記憶装
    置において、テスト時に不要にするアドレスから入力さ
    れるデータに基づいて、テスト結果を出力しない入出力
    ピンから出力されるデータを任意に設定する論理回路を
    備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 並列テストモードを備えた半導体記憶装
    置において、テスト時に不要にするアドレスから入力さ
    れるデータに基づいて、テストデータを入力する入出力
    ピンを任意に選択する論理回路を備えたことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 並列テストモードを備えた半導体記憶装
    置において、テスト時に不要にするアドレスから入力さ
    れるデータに基づいて、同時にテストする並列ビット数
    を任意に選択する論理回路を備えたことを特徴とする半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 並列テストモードを備えた半導体記憶装
    置において、テスト時に不要にするアドレスから入力さ
    れるデータに基づいて、テスト種類を任意に選択する論
    理回路を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 並列テストモードを備えた半導体記憶装
    置において、テスト時に不要にするアドレスから入力さ
    れるデータに基づいて、テスト内容を任意に選択する論
    理回路を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
JP5075667A 1993-04-01 1993-04-01 半導体記憶装置 Pending JPH06290599A (ja)

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