JPH062904Y2 - 組立式コンテナ - Google Patents
組立式コンテナInfo
- Publication number
- JPH062904Y2 JPH062904Y2 JP1988065223U JP6522388U JPH062904Y2 JP H062904 Y2 JPH062904 Y2 JP H062904Y2 JP 1988065223 U JP1988065223 U JP 1988065223U JP 6522388 U JP6522388 U JP 6522388U JP H062904 Y2 JPH062904 Y2 JP H062904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottom frame
- wall
- container
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、比較的嵩比重の小さな物品のばら積みによる
収納，輸送に好適な組立式コンテナに関するものでる。
収納，輸送に好適な組立式コンテナに関するものでる。
［従来の技術］ 従来、嵩比重の小さな物品、例えば空のプラスチツクボ
トルの輸送では、一般的にポリエチ袋，段ボール箱等に
より行われている。これらでは、収納，取り出し等が面
倒で作業能率が低下する。
トルの輸送では、一般的にポリエチ袋，段ボール箱等に
より行われている。これらでは、収納，取り出し等が面
倒で作業能率が低下する。
上記物品を組立式コンテナでばら積み輸送，取り出しが
できれば、物流過程が合理化できるのであるが、これに
対応する好適なものがなかった。
できれば、物流過程が合理化できるのであるが、これに
対応する好適なものがなかった。
［考案が解決しようとする課題］ 考案者は、上記物品を組立式コンテナでばら積み輸送
後、排出できる方法に付いて研究し、組立式コンテナの
底板を引き抜き、底から落下させることを着想し、本考
案を完成するに至った。
後、排出できる方法に付いて研究し、組立式コンテナの
底板を引き抜き、底から落下させることを着想し、本考
案を完成するに至った。
［課題を解決するための手段］ かくして、本考案によれば、底枠付きパレットの外壁と
内壁からなる２重壁構造の側壁を有した底枠に底板を取
り付け、板体と側縁の断面Ｌ字状二重山形状で直角２方
向に差込溝を有する差込具からなり、前記差込溝に板体
の側縁を嵌着させて固着した側板を前記側枠上の２重壁
内に立設し、底枠に接して底板用案内溝を設け、該案内
溝を介して、側枠の１側方から抜き差し自在とした底板
を設け、及び天板を被嵌させてなる組立式コンテナが提
供される。
内壁からなる２重壁構造の側壁を有した底枠に底板を取
り付け、板体と側縁の断面Ｌ字状二重山形状で直角２方
向に差込溝を有する差込具からなり、前記差込溝に板体
の側縁を嵌着させて固着した側板を前記側枠上の２重壁
内に立設し、底枠に接して底板用案内溝を設け、該案内
溝を介して、側枠の１側方から抜き差し自在とした底板
を設け、及び天板を被嵌させてなる組立式コンテナが提
供される。
本考案の１実施例を図面に基づいて説明する。第１図は
本考案を形成する部材を示した斜視図で、第２図は、底
枠部分の構造を示す要部断面図で、第３図は天板の側縁
部分の構造を示す要部断面図である。
本考案を形成する部材を示した斜視図で、第２図は、底
枠部分の構造を示す要部断面図で、第３図は天板の側縁
部分の構造を示す要部断面図である。
パレット（１）は底枠（２）、支板（３）を取り付けた
４脚の脚（４）から構成され、底枠は十字に交差する補
強桁（５）で補強されている。
４脚の脚（４）から構成され、底枠は十字に交差する補
強桁（５）で補強されている。
底枠（２）の裏面に接して断面コ字状の案内部材（６）
が設けられ、その溝に底板の３側縁を遊嵌させ、支承す
るようになっている。また底枠の側壁（７）は外壁と内
壁からなる２重壁構造で、この２重壁内に側板が挿入さ
れる。底板（８）は前記案内部材の溝遊嵌して抜き差し
でき、取っ手（９）を設けた断面コ字状の縁材で補強さ
れている。なお、第１図では、図示の都合上、底板は底
枠の上方に描かれているが、既述のように底枠下部に設
けた案内部材の溝に嵌められる。
が設けられ、その溝に底板の３側縁を遊嵌させ、支承す
るようになっている。また底枠の側壁（７）は外壁と内
壁からなる２重壁構造で、この２重壁内に側板が挿入さ
れる。底板（８）は前記案内部材の溝遊嵌して抜き差し
でき、取っ手（９）を設けた断面コ字状の縁材で補強さ
れている。なお、第１図では、図示の都合上、底板は底
枠の上方に描かれているが、既述のように底枠下部に設
けた案内部材の溝に嵌められる。
側板はそれぞれ１対の側板Ａ（１０）と側板Ｂ（１１）
から構成され、これらは何れも底縁が底枠の２重壁構造
の溝に差込まれる。側板Ａ（１０）は、板体と側縁の差
込具（１２）からなり、差込具は断面Ｌ字状二重山形状
で直角２方向に差込み溝を有し、その片方の溝に側板
（Ａ）の側縁が嵌着し接着剤とステープルにより固着し
ている。他の差込み溝に側板Ｂ（１１）の側縁が差し込
まれ箱体を構成する。
から構成され、これらは何れも底縁が底枠の２重壁構造
の溝に差込まれる。側板Ａ（１０）は、板体と側縁の差
込具（１２）からなり、差込具は断面Ｌ字状二重山形状
で直角２方向に差込み溝を有し、その片方の溝に側板
（Ａ）の側縁が嵌着し接着剤とステープルにより固着し
ている。他の差込み溝に側板Ｂ（１１）の側縁が差し込
まれ箱体を構成する。
天板（１３）には垂直壁を設けた断面コ字状の補強具
（１４）が４周縁に差し込まれ固着し、前記垂直壁によ
り、組み立てられた側板箱体に冠着するようになってい
る。底板，側板及び天板は重量軽減のため、所望厚さの
プラスチツク段ボールが好ましく用いられる。もちろ
ん、合板，硬質プラスチツク板，金属板も板材として用
いることができる。
（１４）が４周縁に差し込まれ固着し、前記垂直壁によ
り、組み立てられた側板箱体に冠着するようになってい
る。底板，側板及び天板は重量軽減のため、所望厚さの
プラスチツク段ボールが好ましく用いられる。もちろ
ん、合板，硬質プラスチツク板，金属板も板材として用
いることができる。
底枠（２）には、バンド掛け具（１５）が、また天板側
縁部及び側板の差込み具にはバンド挿通具（１６）が取
り付けられている。
縁部及び側板の差込み具にはバンド挿通具（１６）が取
り付けられている。
ゴムバンドＡ（１７），ゴムバンドＢ（１８）がコンテ
ナ緊締用に用いられる。ゴムバンドは自身の持つ張力で
緊締することができるので、非常に好都合である。もち
ろん、上記以外に尾錠式緊締バンド等も同様に使用する
ことができる。
ナ緊締用に用いられる。ゴムバンドは自身の持つ張力で
緊締することができるので、非常に好都合である。もち
ろん、上記以外に尾錠式緊締バンド等も同様に使用する
ことができる。
［作用］ 本考案コンテナは、底板を案内部材の溝に差込み、側板
を立設し、次いで側板が外開きしないようにゴムバンド
Ｂを、挿通具に通してバンドの両端の結合具を結合し箱
体をゴムの張力により緊締する。物品を箱体内に収納
し、天板を冠着させた後、ゴムバンドＡを天板の挿通具
に通し、その両端を底枠のバンド掛け具に鈎止させ、天
板を固着させる。積み卸しには、例えば包装ラインのホ
ッパー等の上に本コンテナを載置し、底板を引き抜けば
よく、内容物は、底から全て落下する。コンテナの折り
畳みは底板を案内部材に差込み、外した側板、天板を底
枠内に収容し、ゴムバンドＡ，ゴムバンドＢを底枠下か
ら回し巻いて、締着させることができる。
を立設し、次いで側板が外開きしないようにゴムバンド
Ｂを、挿通具に通してバンドの両端の結合具を結合し箱
体をゴムの張力により緊締する。物品を箱体内に収納
し、天板を冠着させた後、ゴムバンドＡを天板の挿通具
に通し、その両端を底枠のバンド掛け具に鈎止させ、天
板を固着させる。積み卸しには、例えば包装ラインのホ
ッパー等の上に本コンテナを載置し、底板を引き抜けば
よく、内容物は、底から全て落下する。コンテナの折り
畳みは底板を案内部材に差込み、外した側板、天板を底
枠内に収容し、ゴムバンドＡ，ゴムバンドＢを底枠下か
ら回し巻いて、締着させることができる。
［考案の効果］ 本考案によれば、嵩比重が小さく、散乱しやすい物品を
直接コンテナ底からホッパーに投入することができるた
め非常に好都合である。また、底板，側板等がプラスチ
ツク段ボールからなるため軽量で、組立，折り畳みが非
常に容易である。
直接コンテナ底からホッパーに投入することができるた
め非常に好都合である。また、底板，側板等がプラスチ
ツク段ボールからなるため軽量で、組立，折り畳みが非
常に容易である。
第１図は本考案コンテナを構成する各部材の斜視図で、
第２図は、底枠部分の構造を示す要部断面図で、第３図
は天板の側縁部分の構造を示す要部断面図である。 （１）…パレット，（２）…底枠（２），（４）…脚，
（６）…案内部材，（８）…底板，（１０）…側板Ａ，
（１１）…側板Ｂ，（１２）…差込具，（１３）…天
板，（１５）…バンド掛け具，（１６）…挿通具，（１
７）…ゴムバンドＡ，（１８）…ゴムバンドＢ。
第２図は、底枠部分の構造を示す要部断面図で、第３図
は天板の側縁部分の構造を示す要部断面図である。 （１）…パレット，（２）…底枠（２），（４）…脚，
（６）…案内部材，（８）…底板，（１０）…側板Ａ，
（１１）…側板Ｂ，（１２）…差込具，（１３）…天
板，（１５）…バンド掛け具，（１６）…挿通具，（１
７）…ゴムバンドＡ，（１８）…ゴムバンドＢ。
Claims (2)
- 【請求項１】底枠付きパレットの外壁と内壁からなる２
重壁構造の側壁を有した底枠に底板を取り付け、板体と
側縁の断面Ｌ字状二重山形状で直角２方向に差込溝を有
する差込具からなり、前記差込溝に板体の側縁を嵌着さ
せて固着した側板を前記側枠上の２重壁内に立設し、底
枠に接して底板用案内溝を設け、該案内溝を介して、側
枠の１側方から抜き差し自在とした底板を設け、及び天
板を被嵌させてなる組立式コンテナ。 - 【請求項２】コンテナ側板の４周及び底枠と天板とが緊
縛用ゴムバンドで緊締されるようにした請求項１記載の
組立式コンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988065223U JPH062904Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 組立式コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988065223U JPH062904Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 組立式コンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01170616U JPH01170616U (ja) | 1989-12-01 |
| JPH062904Y2 true JPH062904Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31290663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988065223U Expired - Lifetime JPH062904Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 組立式コンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062904Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101111238B1 (ko) * | 2009-08-14 | 2012-02-29 | 주식회사 씨에버 | 패류 축양용 박스의 팔레트장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4813434U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-15 | ||
| JPS5229072U (ja) * | 1975-08-21 | 1977-03-01 |
-
1988
- 1988-05-19 JP JP1988065223U patent/JPH062904Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01170616U (ja) | 1989-12-01 |
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