JPH06290492A - 光ディスク原盤の製造装置 - Google Patents

光ディスク原盤の製造装置

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JPH06290492A
JPH06290492A JP10047593A JP10047593A JPH06290492A JP H06290492 A JPH06290492 A JP H06290492A JP 10047593 A JP10047593 A JP 10047593A JP 10047593 A JP10047593 A JP 10047593A JP H06290492 A JPH06290492 A JP H06290492A
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JP
Japan
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bank
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signal
circuit
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JP10047593A
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English (en)
Inventor
Fumio Miki
文雄 三木
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Daicel Corp
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変調方式に対応する複数の変調回路を用いず
に、光ディスクに記録中であっても、光ディスク原盤
に、データを変更して効率よく情報を記録する。 【構成】 外部記憶装置1に記憶された変調済の複数の
データを、それぞれ、メモリ群31 〜3n の所定のメモ
リのバンクA又はBに記憶させる。メモリ群31〜3n
のバンクAに記憶されたデータは、シフトレジスタ41
〜4n 及びデュティ回路51 〜5n を介して、選択回路
22に与えられる。クロックパルス発生器20からのク
ロック信号はシフトレジスタ群41 〜4n に与えられ、
アドレスカウント8によるカウント数が所定の値に達し
たとき、バンク切換器19は、データが記憶されたバン
クAからデータが未記録のバンクBへ切換える。そのた
め、バンクAに記憶されたデータを、選択回路22によ
りフォーマットに従って選択している間に、バンクBに
データを更新して記憶できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク原盤を製造
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、情報記録・再生システム
において、ディジタル情報を高密度に記録・再生する上
で有用である。光ディスクに記録される情報は、レーザ
光により記録再生用ディスクに直接記録される場合もあ
るが、通常、レーザ光により光ディスク原盤にフォーマ
ットに従って情報を記録し、スタンパを作製し、このス
タンパを用いて、プラスチックの射出成形などの方法に
より大量のレプリカ(光ディスク)を作製する場合が多
い。また、追記型や書換え型の光ディスクでは、予め案
内溝やアドレスなどを記録することが多いので、このよ
うな光ディスクも前記と同様な方法で作製されている。
【0003】また、光ディスクの記録フォーマットの各
情報領域(セクタ)は、トラック番号やセクタ番号など
の識別情報を記録するID領域、誤り検出のためのCR
C(cyclic redundancy code)領域などのヘッダ領域、
およびユーザーの記録領域などを含み、用途に応じて、
必要な記録密度、アクセス時間、誤り率などが設定さ
れ、最も適した変調方式が採用される。例えば、多量の
データを高密度に情報領域に記録する場合は、NRZな
どの変調方式が採用され、トラック番号やセクタ番号な
どの識別情報を高い信頼性で記録する場合には、誤り率
の低いPE変調方式が採用されている。また、2−7変
調方式、4/15変調方式なども採用される。
【0004】このように、光ディスク原盤には、使用目
的に応じたセクタからなるフォーマット構成と、各セク
タに対応する異なった複数の変調方式とが採用され、変
調されたレーザ光を利用して情報が記録されている。そ
のため、従来、使用目的毎にそれぞれ専用の光ディスク
原盤への書込み装置が使用されている。
【0005】しかし、変調方式毎に光ディスク原盤の製
造装置を用いると、経済的でないだけでなく、光ディス
ク原盤の情報領域内、およびトラックの途中で変調方式
を変更する場合、光ディスク原盤への記録速度が1ビッ
ト当り0.4μsec程度であるため、所定位置で変調
方式を変更することは困難である。
【0006】このような問題を解決するため、本出願人
は、実開昭63−84768号公報において、異なる変
調方式に対応する複数の変調回路から、記録情報のフォ
ーマットに対応して、変調回路を順次選択して信号を変
調し、それぞれ異なる変調方式の信号をつなげ、フォー
マットに従って情報を記録する光ディスク原盤の製造装
置について提案した。この装置では、変調方式の変更が
容易であると共に、任意に変調方式の組合せを変更でき
るという利点がある。
【0007】しかし、前記装置においては、変調方式毎
に変調回路を必要とするだけでなく、新たな変調方式を
採用する場合には、さらに変調回路を設ける必要があ
る。また、変調回路へは対応する記憶回路(RAM)か
らデータが与えられ、セレクタにより選択してフォーマ
ットに従ったデータとしている。そのため、各記憶回路
からのデータが変調回路へ与えられている場合には、前
記記憶回路のデータを更新できず、ID領域などのセク
タのフォーマットを変更できなくなる。さらに、前記記
憶回路の容量が1セクタ分と小さいため、セクタ毎に異
なった情報を記録する際、処理時間が長くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、複数の変調方式に対応させて複数の変調回路を設け
ることなく、光ディスクに記録中であっても、フォーマ
ットに従って変調された情報に関するデータを変更でき
ると共に、種々の変調方式に対応できる光ディスク原盤
の製造装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、制御手
段からのアドレス信号に応答して、光ディスクのフォー
マットに対応した複数の情報に関するデータを、それぞ
れ所定のアドレスに記憶させるための複数の記憶手段
と、前記制御手段からの選択信号に応答して、これらの
記憶手段からフォーマットに対応するデータを選択する
ための情報選択手段とを備えている。この装置におい
て、前記各記憶手段は、情報に関するデータをそれぞれ
記憶するための複数のバンクを備えていると共に、前記
制御手段は、切換信号に応答して、データが記録された
バンクからデータが未記録のバンクへ切換えるためのバ
ンク切換手段を備えている。
【0010】なお、前記記憶手段は、複数のバンクから
のデータを入出力順にアクセス可能なシリアルアクセス
手段を備えていてもよい。この場合、シリアルアクセス
手段にクロック信号を与えるクロックパルス発生手段
と、このクロックパルス発生手段からのパルス数をカウ
ントするカウンタ手段と、このカウント手段によるカウ
ント数が所定の値に達したとき、データが記憶されたバ
ンクからデータが記憶されるバンクへ切換えるバンク切
換手段とを備えていてもよい。
【0011】
【作用】本発明の装置においては、光ディスクのフォー
マットに対応する複数の記録情報に関するデータは、制
御手段からのアドレス信号に応答して、複数の記憶手段
のうち所定の記憶手段の所定のアドレスにそれぞれ記憶
される。これらの記憶手段に記憶されたデータは、前記
制御手段からの選択信号に応答して、情報選択手段によ
りフォーマット構成及び変調方式に応じて順次選択され
る。フォーマットに従って選択されたデータは、レーザ
光により光ディスクに記録するために利用される。
【0012】そして、記録情報に関するデータは、前記
各記憶手段を構成する複数のバンクに記憶される。ま
た、複数のバンクは、前記制御手段からの切換信号に応
答して、バンク切換手段により切換えられる。そのた
め、制御手段からの選択信号に応答して、複数のバンク
のうちデータが記録されたバンクからデータが選択され
ている間にも、データを未記憶の他のバンクに記憶させ
ることができる。
【0013】従って、フォーマットの変調方式に対応し
た記録情報に関するデータを予め記憶させた外部記憶手
段を用いると、複数の変調器を設けることなく、制御手
段により、各変調方式に対応するデータを、対応する記
憶手段の所定のアドレスに記憶させることができる。ま
た、切換手段により複数のバンクを切換えることによ
り、各記憶手段の未記録のバンクにデータを記憶させる
ことができると共に、バンクに記憶されたデータを選択
して光ディスクのフォーマットに対応したデータを生成
させることができる。
【0014】なお、前記記憶手段が、シリアルアクセス
手段を備えている場合には、バンクに記憶されたデータ
をシリアルアクセス手段に与えることにより、データを
入出力順にデータを取込むことができると共に出力でき
る。この場合、クロックパルス発生手段からのパルス
が、データを取込むためのクロック信号として前記シリ
アルアクセス手段に与えられる。そのため、クロック信
号に同期して、バンクに格納されたデータをシリアルア
クセス手段に順次記憶させかつ出力できる。そして、カ
ウント手段によるカウント値が所定の値に達したとき、
前記バンク切換手段により、データが記憶されたバンク
からデータが未記録のバンクへ切換えられる。また、切
換られたバンクに既にデータが記憶されている場合に
は、記録データの少なくとも一部を更新できる。
【0015】
【実施例】以下に、添付図面を参照しつつ、本発明の実
施例をより詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の装置の一例の電気的構成を
示すブロック図である。この装置は、フロッピーディス
クやハードディスクなどの外部記憶装置1に予め記憶さ
れたデータを記憶するための記憶部2と、前記外部記憶
装置のデータを読取って、前記記憶部2に前記データを
転送するための制御部6と、前記制御部6からの選択信
号に応答して、前記記憶部2に記憶されたデータをフォ
ーマットに従って選択するための選択回路22とを備え
ている。
【0017】前記外部記憶装置1には、光ディスクのフ
ォーマットに対応する複数の情報に関するデータが、そ
れぞれ、変調され、かつ光ディスクの1トラック分に相
当するデータとして記憶されている。
【0018】前記記憶部2は、ランダムアクセスメモリ
(RAM)で構成されたnチャンネルのメモリ群31 〜
3n と、それぞれのメモリ群31 〜3n からそれぞれ与
えられるデータを入出力順に記憶し、かつ出力するため
のシリアルアクセス手段としてのシフトレジスタ群41
〜4n とを備えている。また、この例では、シフトレジ
スタ群41 〜4n からのデータに関する信号は、レーザ
光により形成されるピットを所定の適正なピット長に微
調整するためのデュティ回路群51 〜5n に与えられ
る。
【0019】前記各シフトレジスタは、複数のフリップ
フロップ群で構成されている。また、前記メモリ群31
〜3n 、シフトレジスタ群41 〜4n 及びデュティ回路
群51 〜5n は、それぞれ並列に接続されている。
【0020】この例では、前記6チャンネルのメモリ群
31 〜3n のうち1〜3チャンネルのメモリ群31 〜3
3 は、それぞれ、外部記憶装置1に記憶された各変調方
式に対応するデータを記憶するために利用される。ま
た、1つのチャンネルのメモリは、光ディスクのカッテ
ィング装置におけるグルーブ信号に利用され、他の残り
の2つのメモリ3n-1 ,3n は、光ディスクのカッティ
ング装置において、光学系からのレーザビームが所定の
グルーブから左右に位置ずれするのを制御するために利
用される。
【0021】そして、この例では、前記記憶部2のメモ
リ群31 〜3n は、それぞれ、光ディスクの1トラック
分に相当するデータをそれぞれ記憶するための2つのバ
ンクA,Bで構成されている。
【0022】前記外部記憶装置1に記憶された記録情報
に関する変調済のデータは、スタート信号に応答して制
御部6により読取られ、それぞれ、メモリ群31 〜3n
のうち所定のメモリの所定のアドレスに転送され記憶さ
れる。
【0023】前記制御部6は、前記外部記憶装置1との
間でデータ読取りなどの授受を行なうための制御回路
(CPU)7と、この制御回路7からの信号によりメモ
リ・アドレスの生成およびエンド・アドレスの検出を行
なうためのアドレスカウンタ8と、制御回路7からの信
号により、光ディスクの1トラック分のデータ量に対応
する基準値、前記記憶部2のメモリ群31 〜3n のチャ
ンネルNo.に関するデータ、および前記デュティ回路
群51 〜5n のデュティ回路において、シフトレジスタ
群41 〜4n からのデータに関する信号を、所定のピッ
ト長に対応させて微調整するためのデュティに関するデ
ータを記憶させるための記憶回路(RAM)9とを備え
ている。この記憶回路9は、前記メモリ群31 〜3n 、
前記デュティ回路群51 〜5n および選択回路22のコ
ントロール用に利用される。
【0024】より詳細には、前記記憶回路9は、1トラ
ック分のデータ量に対応する基準値を記憶するためのレ
ジスタ10、チャンネルNo.に関するデータを記憶す
るためのレジスタ11、各デュティ回路51 〜5n にそ
れぞれ対応して、レーザ光により形成されるピットを所
定の適正なピット長に調整するためのデュティファクタ
ーに関するデータを記憶するためレジスタ121 〜12
n を備えている。これらのレジスタ10,11,121
〜12n には、起動時に制御回路7から前記データに関
する信号が与えられる。
【0025】また、前記記憶回路9は、前記各レジスタ
10,11,121 〜12n に格納されたデータと、制
御回路7からの制御信号としてのラッチ信号とが与えら
れるラッチ回路13,14,151 〜15n を備えてい
る。前記制御回路7からのラッチ信号は、起動時に、O
R回路16を通じてラッチ回路13,14,151 〜1
5n に与えられる。
【0026】また、前記装置は、クロックパルス発生器
20を備えており、このクロックパルス発生器20から
のクロックパルスは、分周器21により8ビットに相当
する1/8に分周され、前記アドレスカウンタ8に与え
られる。このアドレスカウンタ8はメモリからのデータ
の出力時に利用され、メモリへのデータの記憶には、制
御回路7のCPUのアドレスバスとデータバスとが利用
される。
【0027】アドレスカウンタ8は、前記制御回路7か
らのスタート信号に応答して、分周器21からのパルス
数のカウントを開始し、1トラック分に相当するデータ
量をカウントし、エンド・アドレスの検出信号をコンパ
レータ17に与える。
【0028】このコンパレータ17には、ラッチ回路1
3に格納されたトラックデータ量に関する基準値も与え
られる。前記コンパレータ17では、アドレスカウンタ
8からのカウント値と、前記ラッチ回路13に格納され
た1トラック分のデータ量に相当する基準値とが比較さ
れる。
【0029】コンパレータ17での比較結果が、エンド
・アドレスの検出信号に対応する前記カウント値が基準
値以上となったとき、コンパレータ17から、前記OR
回路16へリセット信号が与えられる。なお、制御回路
7からは、前記のように、起動時のスタート信号と同じ
タイミングで前記OR回路16へセット信号及びラッチ
信号が与えられる。
【0030】そのため、起動時には、制御回路7からの
セット信号によりアドレスカウンタ8がセットされ、そ
の後は、コンパレータ17からOR回路16へ与えられ
るセット/リセット信号により、アドレスカウンタ8が
セット/リセットされる。また、起動時には、制御回路
7からのラッチ信号に応答して、前記OR回路16は前
記ラッチ回路13,14,151 〜15n にラッチ信号
を与え、その後は、アドレスカウンタ8のリセットのタ
イミングで、コンパレータ17からのラッチ信号(セッ
ト/リセット信号)に応答して、前記OR回路16は、
前記ラッチ回路13,14,151 〜15n にラッチ信
号を与える。
【0031】さらに、バンク切換器19には、OR回路
18を通じてバンク切換信号が与えられる。すなわち、
起動時には、前記制御回路7からアドレスカウンタ8に
与えられるスタート信号と同じタイミングで、バンク切
換器19を切換るためのOR回路18に、前記制御回路
7からバンク切換信号が与えられ、その後は、前記コン
パレータ17からのバンク切換信号が前記OR回路18
に与えられる。バンク切換器19は、切換信号に応答し
て、各メモリを構成するバンクA,Bを切換える。その
ため、バンク切換器19からの切換信号に応答して、2
つのバンクA,Bを選択的に切換えることができ、2つ
のバンクA,Bのうち一方のバンクAに、1トラック分
のデータを選択的に記憶させることができる。
【0032】また、前記アドレスカウンタ8からのメモ
リ・アドレス信号は、記憶部2の各メモリ31 〜3n に
も与えられ、メモリ・アドレス信号に対応して、1トラ
ック分のデータが各メモリ31 〜3n のバンクA又はバ
ンクBから取出される。
【0033】そのため、ラッチ回路13に格納された1
トラック分のデータ量に相当する基準値と、アドレスカ
ウンタ8からのメモリ・アドレス信号とを利用して、バ
ンクA,Bを切換ながら、制御回路7からの記録情報を
バンクAまたはBに記憶させることができる。
【0034】さらに、各メモリ31 〜3n のバンクA又
はBに記憶されたデータをクロック信号に同期して取出
すため、前記クロックパルス発生器20からのクロック
信号は、シフトレジスタ群41 〜4n に与えられる。
【0035】また、記憶回路9のラッチ回路151 〜1
5n からは、それぞれ対応するデュティ回路51 〜5n
にデュティファクターに関する信号が与えられる。
【0036】そして、記憶回路9のラッチ回路14に記
憶されたチャンネルNo.に関するデータは、メモリ群
31 〜3n のチャンネルに関するチャンネル選択信号と
して、選択回路22に与えられる。前記選択回路22は
マルチプレクサなどで構成できる。
【0037】選択回路22では、チャンネル選択信号と
同じタイミングで、メモリ群31 〜3n のうち、エンコ
ード信号を生成するための所定のチャンネルのメモリ3
1 〜33 が選択され、チャンネル選択信号と同じタイミ
ングで、バンク切換信号に応答して、バンクA,Bが切
換えられると共に、選択されたメモリのうちデータが記
憶されたバンクAが選択される。
【0038】バンクAに記憶されたデータは、シフトレ
ジスタ群41 〜43 及びデュティ回路群51 〜53 を介
して、選択的に選択されると共に、データが未記憶のバ
ンクBには、制御回路7のCPUのアドレスバスが指定
するアドレス信号およびバンク切換器19からのバンク
切換信号に応答して、制御回路7からの記録情報が記憶
される。その際、バンクBに既にデータが記憶されてい
る場合には、光ディスクのフォーマットに際して、1ト
ラック全体のデータを変更する必要はなく、ID領域の
トラック番号及びセクタ番号に関するデータだけを更新
すればよい。そして、前記選択回路22により、光ディ
スクのフォーマットに従った信号がエンコード信号とし
て生成し、光ディスクのカッティング装置の光学系を構
成する強度変調回路に与えられる。
【0039】なお、前記クロック信号は、スピンドルエ
ンコーダと1トラックのデータ量に適した分周比で他の
分周器23により分周され、スピンドルの駆動回路に与
えられる。
【0040】このような装置では、記憶部2のメモリ群
31 〜3n を、それぞれ、複数の変調方式に対応するデ
ータの記憶手段として利用できる。例えば、チャンネル
1のメモリ31 をNRZ変調方式のためのデータの記憶
手段、チャクネル2のメモリ32 を誤り率の低いPE変
調方式のためのデータの記憶手段として利用できる。し
かも、各メモリ群31 〜3n のバンクA,Bをバンク切
換器19により選択的に切換えることができる。従っ
て、例えば、上記のNRZ変調方式において、メモリ3
1 のバンクAに記憶されたデータを選択回路22により
選択してエンコード信号を生成させ、光ディスクのトラ
ックNo.1での記録に利用している間に、メモリ31
のバンクBに、NRZ変調方式のためのデータを、トラ
ックNo.2のためのデータとして格納できる。また、
逆に、バンクBに格納されたデータを選択回路により選
択している間には、バンクAのデータを更新できる。
【0041】また、PE変調方式などのために利用され
る他のチャンネルのメモリにおいても、上記と同様にし
て、バンクA,Bの切換と、データの記録と更新とを行
なうことができる。そのため、異なる複数の変調方式に
よりレーザ光を変調させて光ディスクに所定の記録情報
を記録する場合でも、変調方式毎に対応する変調回路を
設けることなく、選択回路22により、フォーマット構
成及び変調方式に従ったエンコード信号を生成させるこ
とができる。上記より明らかなように、本発明の装置
は、種々の変調方式に対応でき、記録情報を光ディスク
原盤に円滑かつ効率よく記録できる。
【0042】さらに、制御回路7から記憶回路9へ与え
られるデータ量に関する基準値やチャンネルNo.に関
するデータを変更するだけで、種々の変調方式に対応さ
せてフォーマット情報を光ディスクに記録できる。
【0043】なお、前記実施例において、各記憶手段は
2つのバンクを備えているが、3以上の複数のバンクを
備えていてもよい。また、複数のチャンネルを構成する
メモリ群の数も制限されず、複数の変調方式に対応させ
て設けることができる。
【0044】さらに、メモリ群、記憶回路はRAMに限
らず、種々の等価な論理回路で構成することができる。
メモリ群から与えられるデータを入出力順にアクセス可
能なシリアルアクセス手段も、種々の等価な回路で構成
することができるが、シフトレジスタで構成する場合が
多い。バンク切換手段は、論理回路に限らず、スイッチ
回路などで構成することもできる。また、分周手段とし
ての分周器による周波数の調整は、1/8に限らず適当
に選択できる。
【0045】また、レーザビームの左右方向の位置ずれ
を制御するためのメモリ3n-1 ,3n 、シフトレジスタ
4n-1 ,4n 及びデュティ回路5n-1 ,5n は必ずしも
必要ではなく、レーザビームの左右方向の位置ずれを制
御するための制御部は、本発明の装置と独立していても
よい。
【0046】
【発明の効果】本発明の光ディスク原盤の製造装置は、
複数のバンクを備えた複数の記憶手段、バンクを切換え
るためのバンク切換手段および情報選択手段を備えてい
るので、光ディスクに記録中であっても、前記バンクか
らデータを選択的に選択して、フォーマットに従ったデ
ータを生成することができる。そのため、複数の変調方
式に対応させて複数の変調回路を設ける必要がない。ま
た、光ディスクに記録中であっても、フォーマットに従
ってデータを変更できるので、種々の変調方式に対応で
き、光ディスク原盤を効率よく製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の装置の一例の電気的構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…外部記憶装置 2…記憶部 31 〜3n …メモリ群 A,B…バンク 41 〜4n …シフトレジスタ群 6…制御部 7…制御回路 8…アドレスカウンタ 9…記憶回路 17…コンパレータ 19…バンク切換器 20…クロックパルス発生器 22…選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段からのアドレス信号に応答し
    て、光ディスクのフォーマットに対応した複数の情報に
    関するデータを、それぞれ所定のアドレスに記憶させる
    ための複数の記憶手段と、前記制御手段からの選択信号
    に応答して、これらの記憶手段からフォーマットに対応
    するデータを選択するための情報選択手段とを備えた装
    置であって、前記各記憶手段が、情報に関するデータを
    それぞれ記憶するための複数のバンクを備えていると共
    に、前記制御手段が、切換信号に応答して、データが記
    録されたバンクからデータが未記録のバンクへ切換える
    ためのバンク切換手段を備えている光ディスク原盤の製
    造装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段が、複数のバンクからのデータ
    を入出力順にアクセス可能なシリアルアクセス手段を備
    え、このシリアルアクセス手段にデータを取込むための
    クロック信号を与えるクロックパルス発生手段と、この
    クロックパルス発生手段からのパルス数をカウントする
    カウンタ手段と、このカウント手段によるカウント数が
    所定の値に達したとき、データが記憶されたバンクから
    データが記憶されるバンクへ切換えるバンク切換手段と
    を備えている請求項1記載の光ディスク原盤の製造装
    置。
JP10047593A 1993-04-02 1993-04-02 光ディスク原盤の製造装置 Pending JPH06290492A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002063622A1 (fr) * 2001-02-08 2002-08-15 Sony Disc Technology Inc. Generateur de signaux de modulation pour produire un disque original de disque optique

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