JPH06290094A - 索引ファイル処理装置 - Google Patents

索引ファイル処理装置

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Publication number
JPH06290094A
JPH06290094A JP5095022A JP9502293A JPH06290094A JP H06290094 A JPH06290094 A JP H06290094A JP 5095022 A JP5095022 A JP 5095022A JP 9502293 A JP9502293 A JP 9502293A JP H06290094 A JPH06290094 A JP H06290094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
record
index
key
value
list
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5095022A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hibino
健一 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5095022A priority Critical patent/JPH06290094A/ja
Publication of JPH06290094A publication Critical patent/JPH06290094A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】索引されることを必要とするレコードに対して
のみインデックスを作成できるようにすること。 【構成】キーリスト24は、レコード内の所定項目即ち
所定フィールドについて予め指定した値即ちキーを格納
している。キーボード14よりレコードが与えられたと
き、CPU10は、その与えられたレコードについて、
データ部20のレコード内の所定フィールドに、上記キ
ーリスト24に格納されたキーが存在するか否か判別
し、それが存在するときにのみ、上記与えられたレコー
ドについての、上記キーとそのキーを持つレコードを特
定するための指標つまりレコード番号との組みであるイ
ンデックスを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスコンピュータ
やパーソナルコンピュータ等の情報処理システムに於い
て、レコードの検索を高速に行うための索引ファイルを
作成する索引ファイル処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】索引ファイルは、通常、レコードが格納
されているデータ部と、レコード検索を高速に行うため
の索引構造であるインデックス部(索引部)とからな
る。インデックス部は、索引を行うためのキー(通常、
レコードの一部である)と、そのキーを持つレコードの
データ部中の位置を示す指標(レコード番号など)との
組みからなり(以下、この組みのことを(そのレコード
に対する)インデックスと呼ぶ)、キーの値で整列され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の索引ファイルで
は、すべてのレコードに対してインデックスを作成する
ため、必然的に、インデックス部が大きくなるという傾
向があった。
【0004】インデックス部は、索引を高速に行うため
の複雑な構造を持っているので、レコード数が多く、つ
まりインデックス部が大きくなるにつれて、レコードの
追加や削除に伴うインデックス部の更新に必要な時間も
大きくなり、システムの性能を劣化させる原因となっ
た。
【0005】また、インデックス部が大きくなるという
ことは、直接的に、それらを記憶するためのハードディ
スク等の二次記憶装置の資源を大量に必要とすることに
もなった。
【0006】本発明の課題は、索引されることを必要と
するレコードに対してのみインデックスを作成できるよ
うにし、以って、小さなインデックス部を持つ索引ファ
イルを提供できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。指定値格納手段は、レコード内の所定項目につ
いて予め指定した値を格納する。判別手段は、与えられ
たレコードについて、そのレコード内の所定項目に、上
記指定値格納手段に格納された値が存在するか否か判別
する。索引ファイル作成手段は、上記判別手段により上
記指定値が上記所定項目に存在すると判別されたときに
のみ、上記与えられたレコードについての、上記指定値
とその指定値を持つレコードを特定するための指標との
組みであるインデックスを作成する。
【0008】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。指定値
格納手段にレコード内の所定項目即ち所定フィールドに
ついて予め指定した値つまりキーを格納しておき、レコ
ードが与えられたとき、判別手段によって、その与えら
れたレコードについて、そのレコード内の所定フィール
ドに、上記指定値格納手段に格納されたキーが存在する
か否か判別し、それが存在するときにのみ、索引ファイ
ル作成手段は、上記与えられたレコードについての、上
記キーとそのキーを持つレコードを特定するための指標
つまりレコード番号との組みであるインデックスを作成
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1の(A)乃至
図2の(C)を参照して説明する。
【0010】図1の(A)は本発明の一実施例の索引フ
ァイル処理装置の適用された情報処理システムの構成を
示すブロック図で、図中の参照番号10は全体の制御を
行うCPUである。12は表示装置としてのCRTであ
り、14は入力装置としてのキーボードである。そし
て、16は主記憶装置であり、18はハードディスクな
どの二次記憶装置(外部メモリ)である。
【0011】上記二次記憶装置18中に索引ファイルが
実現されており、キーボード14からレコードの追加,
検索,削除が指示されると、CPU10は、その指示に
従ってこの二次記憶装置18中の索引ファイルを更新
し、結果をCRT12に表示する。
【0012】二次記憶装置18中の索引ファイルは、デ
ータ部20、インデックス部22、キーリスト24より
なっている。
【0013】上記データ部20は、図1の(B)に示す
ように、フラグとレコードの格納領域とからなる。この
フラグは、対応するレコード格納領域が使用されていれ
ば“1”、そうでなければ“0”である。なお、図中、
点線で区切ったレコードの一部(フィールド)がキーで
ある。このデータ部20は、論理的には無限に大きい
(未使用)領域を持つと考える。データ部20のレコー
ド格納領域は、先頭から番号で指定され(1を開始値と
する)、その番号をレコード番号と呼ぶ。
【0014】一方、上記インデックス部22は、図1の
(C)に示すように、レコードのキーとそのレコード番
号との組みからなり、キーの値で整列(ここではアルフ
ァベット順)されている。実際には、このインデックス
部22は、索引や変更を高速に行うための(ツリー構造
などの)複雑な構造をしているが、説明の簡単化のため
に、ここではキーとレコード番号の組みがキーのアルフ
ァベット順に、単に並んでいるものとする。
【0015】また、上記キーリスト24は、図1の
(D)に示すように、キーの値を並べたものである。
【0016】本実施例では、キーの値がこのキーリスト
24中に存在するレコードに対してのみインデックスが
作成される。
【0017】以下、追加,検索,削除の各動作を説明す
る。
【0018】先ず、図2の(A)を参照して、レコード
の追加動作を説明する。
【0019】即ち、キーボード14からレコードが入力
されると、CPU10は、データ部20から空領域を探
し、そこへレコードを書き込み(このとき、フラグは
“1”にする)、またそのときのレコード番号をレジス
タ等へ記録する(ステップS10)。次に、そのレコー
ドからキーを抽出し、その値がキーリスト24中に存在
するか調べる(ステップS12)。キーリスト24中に
存在すれば、キーとレコード番号の組みをインデックス
部22へ(キーが整列されるように)挿入する(ステッ
プS14)。そして、レコード番号をCRT12に表示
する(ステップS16)。
【0020】次に、図2の(B)を参照して、レコード
の検索動作を説明する。
【0021】即ち、キーボード14からキーが入力され
ると、CPU10は、そのキーがキーリスト24中に存
在するか調べる(ステップS20)。そのキーが存在す
る場合には、インデックス部22を調べることによりキ
ーの値が一致するインデックスのレコード番号のリスト
を主記憶装置16上に作成する。そして、その主記憶装
置16上のリスト中のレコード番号に対応するレコード
をデータ部20から読み出し、レコード番号と共にCR
T12に表示する(ステップS22)。また、キーが存
在しない場合には、データ部20のレコードを全件読み
出し、キーの一致したレコードをレコード番号と共にC
RT12に表示する(ステップS24)。
【0022】次に、図2の(C)を参照して、レコード
の削除動作を説明する。
【0023】即ち、キーボード14からレコード番号が
入力されると、CPU10は、データ部20のそのレコ
ード番号で指定されたレコードのフラグを“0”にする
(ステップS30)。次に、データ部20よりそのレコ
ードのキーを抽出し、そのキーがキーリスト24中に存
在するか調べ(ステップS32)、存在すれば、インデ
ックス部22を調べて、キーがそのキーに一致し且つレ
コード番号が上記キーボード14から指定されたレコー
ド番号に一致するインデックスを削除する(ステップS
34)。
【0024】ここで、この実施例のより具体的で効果的
な例を挙げる。
【0025】レコードは名称と数値とからなり、レコー
ド数が多量である場合を考える。そして、レコードの中
には数値が未確定なものがあり、そのマークとして数値
が“−1”になっているとすると、このようなレコード
については、後日、数値が確定した段階で、検索を行っ
て数値の訂正を行う。
【0026】このような場合には、値“−1”をキーと
して使用することにより、数値が“−1”のレコードに
対してのみインデックスを作ることが有効である。
【0027】なお、上記実施例では、キーリスト24を
インデックス作成の対象となるキーのリストとして用い
たが、同様に、インデックス作成の対象とならないキー
のリストとしても効果がある。
【0028】また、より一般的に、インデックスを作成
するかどうかの判断をキーの値ではなく、レコードの他
の属性、つまりキー以外の他の項目の値により決定して
もよい。
【0029】以上のように、与えられたレコードに対し
インデックスを作成するか否かを判別できる情報を付加
し、必要な場合のみインデックスを作成するようにして
いるので、索引されることを必要とするレコードに対し
てのみインデックスを作成できるようになる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、インデックスを作成す
るか否かを判別できる情報を与え、一部のレコードに対
してのみインデックスを作成するために、索引ファイル
が小さくなる。その結果、索引ファイルの更新に必要な
時間が少なくなり、また必要とする二次記憶装置の記憶
容量も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例の索引ファイル処理
装置の適用された情報処理システムの構成を示すブロッ
ク図であり、(B)乃至(D)はそれぞれデータ部,イ
ンデックス,キーリストの記憶内容を示す図である。
【図2】(A)乃至(C)はそれぞれレコードの追加,
検索,削除動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…CPU、12…CRT、14…キーボード、16
…主記憶装置、18…二次記憶装置、20…データ部、
22…インデックス部、24…キーリスト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レコード内の所定項目について予め指定
    した値を格納する指定値格納手段と、 与えられたレコードについて、そのレコード内の所定項
    目に、前記指定値格納手段に格納された値が存在するか
    否か判別する判別手段と、 前記判別手段により前記指定値が前記所定項目に存在す
    ると判別されたときにのみ、前記与えられたレコードに
    ついての、前記指定値とその指定値を持つレコードを特
    定するための指標との組みであるインデックスを作成す
    るインデックス作成手段と、 を具備することを特徴とする索引ファイル処理装置。
JP5095022A 1993-03-31 1993-03-31 索引ファイル処理装置 Pending JPH06290094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5095022A JPH06290094A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 索引ファイル処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5095022A JPH06290094A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 索引ファイル処理装置

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JPH06290094A true JPH06290094A (ja) 1994-10-18

Family

ID=14126445

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JP5095022A Pending JPH06290094A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 索引ファイル処理装置

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