JPH0628991U - 水中用機器のガス抜き弁 - Google Patents

水中用機器のガス抜き弁

Info

Publication number
JPH0628991U
JPH0628991U JP6213492U JP6213492U JPH0628991U JP H0628991 U JPH0628991 U JP H0628991U JP 6213492 U JP6213492 U JP 6213492U JP 6213492 U JP6213492 U JP 6213492U JP H0628991 U JPH0628991 U JP H0628991U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
opening
chamber
underwater
underwater equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6213492U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2589511Y2 (ja
Inventor
進義 萩生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP6213492U priority Critical patent/JP2589511Y2/ja
Priority to US08/113,341 priority patent/US5538807A/en
Publication of JPH0628991U publication Critical patent/JPH0628991U/ja
Priority to US08/469,372 priority patent/US5571633A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2589511Y2 publication Critical patent/JP2589511Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中において、電池の放出ガスを安全に抜
き、しかも高水圧下にさらされても、漏水を防止できる
ようにすることを目的とする。 【構成】 電気回路等を内装した水中用機器の内部に、
前記電気回路等に対して気密状の電池収容室を設け、前
記水中用機器の周壁の一部と一体に組み付けられた壁部
を含む前記電池収容室の周壁において、前記水中用機器
の外部と前記電池収容室とを連通するための開口部を、
前記一体の壁部に設け、前記開口部を介して前記水中用
機器の外部から前記電池収容室にかけて第1のガス抜き
弁を設け、さらに、前記電池収容室の周壁のうち前記開
口部の周りに位置する部分に、通気非通水性フィルター
からなる第2のガス抜き弁を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水中に使用される機器のガス抜き弁に関するものであり、詳しくは 、水中用機器の内部に位置する電池収容室と、同機器の外壁との間に設けられた ガス抜き弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガス抜き弁を設けた例としては、本出願人による実開昭56−1158 63号公報が知られている。しかし、この公報によれば、水中用ではなく、陸上 用の電池収納箱の周壁の一部にガス抜き弁を設けたものである。 水中用機器の内部に位置する電池収容室と、同機器の外壁との間にガス抜き弁 を設ける際、水中において、同機器の外部からガス抜き弁を介して内部の前記電 池収容室に漏水が起きる場合を考えて、その配慮が必要となる。今までは、有用 な方法がないので、未だ実用化されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
機器の電池収容室に電池を収納して同機器を使用することは以下の問題がある 。 電池が何らかの原因により発熱して、電池内部の電解質が気化し、同電池の内 部が高圧になって、電池の外部にガスが放出されてしまい、その放出により電池 収容室の周りの電気回路等に影響を与えてしまう。それを防止するために、電池 収容室を周辺の電気回路等と遮断して気密の状態にすれば良いが、上述のガスの 放出量が多くなると、電池収容室が気密状のものでは、同室内の気圧が上昇して 同収容室が破裂してしまう。
【0004】 その危険を解決するために、前述のガス抜き弁が必要となるが、水中用機器に おいては、ガス抜き弁が起動して同機器の外部すなわち水中にガスを放出する時 、同機器がおかれた姿勢によっては、ガスが抜ける時に開いたガス抜き弁を通っ て、同機器の外部から内部の電池収容室に水が入ってしまい、そのために、電池 等の部品が腐食されたり、電気回路が破壊される恐れが生じてしまう。
【0005】 本考案は、これらの問題に鑑みてなされたもので、水中においてガスを安全に 抜き、しかも高水圧下にさらされても、漏水を防止できるようにした水中用機器 のガス抜き弁を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記問題点の解決のために本考案は、図1により、 電気回路等を内装した水中用機器(A)の内部に、前記電気回路等に対して気 密状の電池収容室(B)を設け、前記水中用機器(A)の周壁の一部と一体に組 み付けられた壁部(3)を含む前記電池収容室(B)の周壁において、前記水中 用機器(A)の外部と前記電池収容室(B)とを連通するための開口部(3c) を、前記一体の壁部(3)に設け、 前記水中用機器(A)の外壁のうち前記開口部(3c)の周りに位置する部分 (3)から前記開口部(3c)にかけて配設された可動弁(6a、6b)と、前 記開口部(3c)を介して前記水中用機器(A)の外壁から前記電池収容室(B )の方に移動させるための付勢力を前記可動弁(6a、6b)に与えるための付 勢部材(6c、7)と、前記水中用機器(A)の、前記開口部(3c)の周り部 分(3)と前記可動弁(6a、6b)との間に挟着されることにより前記水中用 機器(A)の外部に対して前記電池収容室(B)を防水および気密に保つための 弾性シール部材(4)とからなり、前記電池収容室(B)の室内気圧が所定値を 越えたら、前記可動弁(6a、6b)が、前記付勢部材(6c、7)の付勢力に 抗しつつ起動して、前記付勢部材(6c、7)および前記弾性シール部材(4) を介して前記電池収容室(B)の室内より気体を前記水中用機器(A)の外部に 放出するようにした第1のガス抜き弁(6a、6b、7、4)と、 前記電池収容室(B)の周壁のうち前記開口部(3c)の周りに位置する部分 (3a)に設けられ、前記開口部(3c)を覆うための通気非通水性フィルター (11)からなる第2のガス抜き弁(11)と、 を備えた。
【0007】
【作用】
前述の電池収容室(B)の周壁のうち、水中用機器(A)の周壁の一部と一致 する壁部(3)は、図1では、電池収容室(B)を密閉せしめるための密閉用蓋 (3)が用いられるが、本考案は、上述の密閉用蓋(3)に限定することはない 。
【0008】 また、図中の可動弁(6a、6b)の、水中用機器(A)の外壁に位置する部 分(6a)は、キャップ(5)により覆われているが、そのキャップ(5)は、 外部からの衝撃によっても、上述の可動弁(6a、6b)を保護するためのもの であり、本考案としては、設けなくても良い。 図1に示す水中用機器(A)の、前記開口部(3c)の周り部分(3)と前記 可動弁(6a、6b)との間に、弾性シール部材(4)を挟着させて、前記水中 用機器(A)の外部に対して前記電池収容室(B)を防水および気密に保つよう にし、前述の付勢部材(6c、7)が、前記開口部(3c)を介して前記水中用 機器(A)の外壁から前記電池収容室(B)の方に移動させるための付勢力を、 図1中の可動弁(6a、6b)に与えるために、次のように作用が得られる。
【0009】 水中の、前記機器(A)の置かれた姿勢によっても、可動弁(6a、6b)が 上述の付勢力により浮遊することがなく、図2に示すように、水圧P1 の作用に より可動弁(6a、6b)が機器(A)内部の方に押されて、上述の弾性シール 部材(4)が、前記開口部(3c)の周り部分(3)と可動弁(6a、6b)と に密着され、そのために、図1中の電池収容室(B)が完全に密閉されて、前述 の水滴が開口部(3c)を通ることはなく、電池収容室(B)への漏水を防ぐこ とができる。
【0010】 図1中の電池収容室(B)の周壁のうち前記開口部(3c)の周りに位置する 部分(3a)に、前記第2のガス抜き弁として、通気非通水性フィルター(11 )が設けられており、そのフィルター(11)は、液体を通させず気体だけを通 させるものであるために、次のように作用が得られる。 前述の電池が何らかの原因で発熱し、その電池がガスを放出して収容室(B) に気圧が高まったら、水中でも、上述のガスが通気非通水性フィルター(11) を通って、そのガスによる気圧により、可動弁(6a、6b)が前述の付勢力に 抗しつつ前記機器(A)の外部(水中)に移動し、その移動により、図3に示す ように、弾性シール部材(4)との間に隙間が生じる。この時の可動弁(6a、 6b)により、電池収容室(B)内のガスが、通気非通水性フィルター(11) および上述の生じた隙間を通って、機器(A)の外部(水中)に放出され、その 放出により、電池収容室(B)の室内気圧が低下して、その収容室(B)を保護 することができる。
【0011】 ガスの放出のとき、水中では、機器(A)外部から水滴が、上述の隙間を通る ことが考えられるが、図1中の通気非通水性フィルター(11)により遮断され 、そのために、水滴が電池収納室(B)に入ることはなく、電池の腐食を防ぐこ とができる。 従って、前述の目的のように、水中においてガスを安全に抜き、しかも高水圧 下にさらされても、漏水を防止するための水中用機器のガス抜き弁を得ることが できる。
【0012】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、電池収容室Bの周壁のうち、水中用機器Aの周壁の一部と一致する壁 部3に、ガス抜き弁を装備した時の状態を示す断面図である。 同図に於いて、ガス抜き弁を装備した壁部3は、電池収容室Bを密閉するため に、水中用機器Aの周壁に着脱可能に設けられた密閉用蓋であり、その蓋3には 、図中の如く開口部3cが設けられている。開口部3cには、弁軸6bが遊嵌し ており、その弁軸6bの両端には、円盤6a、6cが一体に設けられている。そ のうち、密閉用蓋3の外壁に位置する円盤6aは、弁軸6bと共に、前述の可動 弁を構成する。
【0013】 密閉用蓋3の外壁のうち開口部3cの周り部分と、円盤6aとの間に、弾性リ ング4が挟着されており、その弾性リング4は、前述の弾性シール部材として用 いられる。 密閉用蓋3の内壁と円盤6cとの間にコイルバネ7が、弁軸6bに嵌合自在に 挟持されており、コイルバネ7と円盤6cとにより、電池収容室Bの方に移動さ せるための付勢力を、上述の可動弁6a、6bに与えるための前述の付勢部材を 構成し、可動弁6a、6b、弾性シール部材4および上述の付勢部材6c、7に より、前記第1のガス抜き弁を構成する。
【0014】 蓋3の内壁のうち開口部3cの周りに、中空筒3aが設けられており、上述の 円盤6cが中空筒3aの内周面に隙間をもって配置されている。中空筒3aの端 部には、押さえリング12により通気非通水性フィルター11が固定されており 、そのフィルター11を介して中空筒3aの内空部に対向する押さえリング12 の部分に、開口部12aが設けられている。
【0015】 上述の通気非通水性フィルター11は、前記第2のガス抜き弁として用いられ るもので、特殊な細い繊維を使って編み目を細かく織り込んだ布でできており、 その編み目の細かさより大きな分子構造の物質は通過できないが、目より小さな 物質は通過できるようにしたものである。従って、本考案に使用されるフィルタ ー11は、水分子のような大きな分子は透過せず、気体の小さな分子が透過でき るような特性のものを使用する。
【0016】 図1中の円盤6aの上方には、保護キャップ5の雄ネジ部5aが、密閉用蓋3 の雌ネジ部3dに螺合しており、保護キャップ5は、外部の衝撃から前述の可動 弁を保護するためのものであるが、水中でも、上述の保護キャップを使用する時 は、機器Aから気体(ガス)を放出させるように、キャップ5の上部に開口部5 bが設けられている。
【0017】 また、同図中の電池収容室Bには、電池8を収めた電池パック13が収容され ている。そのパック13を収容した後、図中の防水用リング2を介して密閉用蓋 3のメネジ部を、機器Aのオネジ部1に螺合せしめ、この螺合により、電池収容 室Bが密閉されると共に、蓋3の内壁に設けられているリブ3bにより、電池パ ック13が同収容室Bの内部に、ガタ付くことなく固定される。
【0018】 尚、電池パック13は複数あるいは単数の電池を収納したものでもよい。また 、市販の電池を納めたものでも、充電可能な二次電池を収納した構造のものであ ってもよい。但し、本考案としては、電池パック13を用いなくても、直接電池 を電池収容室Bに設けても良いとする。 電池収容室Bの内壁のうち一部には、電池パック13の電源出力端子10(少 なくとも電源のプラスとマイナスの2端子)を受けるための電極9(少なくとも 2本)が一体に組み立てられている。電極9は、電池収容室Bにインサート成形 または圧入またはOリングを使用した防水軸構造などの方法で隙間ができないよ うに組み立てられており、例えば収容室Bの内部に気圧が上がっても、その収容 室Bの周りに気体が漏れることはない。また電極9は機器内部の回路(不図示) に電線などで電気的に接続し、同回路に給電する。
【0019】 電池が何らかの原因で可燃性ガスを放出する場合を考えて、電池パック13の 電源出力端子10と電極9との接続は、ピンをバネ性を有するソケットで包む構 造のものとし、両者間の接触が一点ではなく多点で行われるようになっている。 これにより、電池パック13が振動などで動いても両者間の接続は開くことはな く火花の発生はない。従って、可燃性ガスに着火することもない。
【0020】 また、密閉用蓋3を機器Aから取り外す場合も、その蓋3が開放されて内部の ガスが外部の空気と入れ替わる状況では、電極9と電池パック13の電源出力端 子10との接続は依然つながったままであるために、火花の発生がなく、電池収 容室Bの破損も起きることはない。 次に、ガス抜き弁の作用を説明する。機器Aが水中に置かれても、図1中の付 勢部材6c、7の付勢力により、前記可動弁6a、6bが電池収容室Bの方に引 き寄せているために、上述の可動弁6a、6bが水中に浮遊することはなく、図 2に示すように、水圧P1 が可動弁6a、6bの一部6aに作用して、その可動 弁6a、6bが押し込まるために、弾性リング4が上述の一部6aと蓋3の外壁 とに密着され、そのために、開口部3cが密封されて、機器内部への漏水を防ぐ ことができる。
【0021】 また、上述の付勢部材6c、7がその付勢力により、可動弁6a、6bを機器 Aの内部の方に引いているために、正常の温度範囲内で電池温度が上昇しても、 電池収容室内の気圧上昇では、上述の可動弁6a、6bが作動することはない。 機器Aの前記電気回路がショートし、過電流が流れ続けるなどの異常状態が起 きて電池8内部の温度が異常に上昇し、電池パック13を介して同電池8からガ スが放出されて、電池収容室Bの室内圧力P2 が異常に高まったら、図3に示す ように、押さえリング12の開口部12aおよび通気非通水性フィルター11を 介して、室内の圧力P2 により、可動弁6a、6bを機器Aの外部の方に押圧せ しめ、その押圧により弾性リング4との間に隙間が生じて、室内の気体(ガス) が、次のように経路を通って、機器Aの外部(水中)に放出される。
【0022】 図2中の中空筒3aの内周面と円盤6cとの隙間、弁軸6bの周面と開口部3 cのとの隙間および弾性リング4と円盤6aとの隙間をそれぞれ通って、同機器 Aの外部(水中)に放出され、そのために、電池収容室B内の気圧が下がって、 電池収容室Bの破裂を防止することができる。 この時、機器Aの外部(水中)から水が、上述の同じ隙間を通って機器Aの内 部に進入するが、通常、水滴のような微小量のものであり、その水滴は、前述の 如く、通気非通水性フィルター11により中空筒3aの内空部に留まり、そのた めに、押さえリング12の開口部12aを介して機器A内部の電池収容室Bに進 入することはなく、電池8の腐食を防止することができる。
【0023】 上述の中空筒3aの内空部に入った水滴を抜くためには、例えば陸に上がって 、円盤6aを機器Aの外側に引くようにし、その状態で、上述の隙間を介して水 滴を抜くようにすれば良く、電池収容室B側からフィルター11を通して、乾い た気体を機器Aの外部に流し込むようにすれば、水滴を完全に抜くことができ、 円盤6aを外側に引くための操作つまみを付ければ、更に操作し易くできるのは いうまでもない。
【0024】 以上の実施例によれば、前述の電池から放出されたガスが可燃性のものであっ たとしても、電池室内部の電気的接続を図1の電源出力端子10と電極9のよう に構成しておけば着火する心配はなく、また、電池収容室を気密構造にしておけ ば、室内から機器本体内部にガスが進入することはないので、安全である。 また、前述の中空筒3aの内空部には、気体(ガス)が機器Aの内部から水中 に抜ける際、進入する少量の水滴のみが入り込むだけであるから、前述の通気非 通水性フィルター11が上述の水滴によっても破壊することはない。
【0025】 さらに、水中で使用される機器であるために、可動弁6a、6bと円盤6cと 蓋3とは、腐食しにくい材質、例えばステンレスあるいはプラスチック樹脂など を使えば良い。
【0026】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、水中の浅いところでも深いところでも、前述の 付勢部材により、前記可動弁が浮遊することはなく、前記機器の外部に位置する 可動弁の部分が、水圧の作用により、同機器の壁面の方に押されて、前述の開口 部が密閉され、そのために、前記電池収容室への漏水を防止することができる。
【0027】 また、電池自体の放出ガスにより電池収容室の室内圧力が異常に高まったら、 前述の可動弁により、ガスを水中用機器の外部に放出させるために、電池収容室 を保護することができ、この時でも、前述の通気非通水性フィルターにより水滴 が同機器内部の電池収容室に進入することはなく、高水圧下にさらされても、漏 水を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係り、水中用機器に装備され
た時のガス抜き弁およびその周辺を示す断面図である。
【図2】水圧P1 により作用されている時のガス抜き弁
の状態を示す断面図である。
【図3】電池収容室内の圧力P2 が所定の値を越えて異
常になった時に、その圧力P2によりガス抜き弁を開け
ている状態を示す断面図である。
【符号の説明】
A 水中用機器、 B 電池収容室 3 電池収容室の密閉用蓋、 4 弾性リング、 6
弁 7 コイルバネ、 8 電池、 11 通気非通水性フ
ィルター 12 押さえリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路等を内装した水中用機器の内部
    に、前記電気回路等に対して気密状の電池収容室を設
    け、前記水中用機器の周壁の一部と一体に組み付けられ
    た壁部を含む前記電池収容室の周壁において、前記水中
    用機器の外部と前記電池収容室とを連通するための開口
    部を、前記一体の壁部に設け、 前記水中用機器の外壁のうち前記開口部の周りに位置す
    る部分から前記開口部にかけて配設された可動弁と、前
    記開口部を介して前記水中用機器の外壁から前記電池収
    容室の方に移動させるための付勢力を前記可動弁に与え
    るための付勢部材と、前記水中用機器の、前記開口部の
    周り部分と前記可動弁との間に挟着されることにより前
    記水中用機器の外部に対して前記電池収容室を防水およ
    び気密に保つための弾性シール部材とからなり、前記電
    池収容室の室内気圧が所定値を越えたら、前記可動弁
    が、前記付勢部材の付勢力に抗しつつ起動して、前記付
    勢部材および前記弾性シール部材を介して前記電池収容
    室の室内より気体を前記水中用機器の外部に放出するよ
    うにした第1のガス抜き弁と、 前記電池収容室の周壁のうち前記開口部の周りに位置す
    る部分に設けられ、前記開口部を覆うための通気非通水
    性フィルターからなる第2のガス抜き弁と、 を備えたことを特徴とする水中用機器のガス抜き弁。
  2. 【請求項2】 前記水中用機器の周壁のうち前記開口部
    やその周りを含む一部は、前記電池収容室を密閉せしめ
    るために、前記水中用機器の周壁に着脱可能に設けた密
    閉用蓋であり、その密閉用蓋には、前記第1および第2
    のガス抜き弁が備えられていることを特徴とする請求項
    1記載の水中用機器のガス抜き弁。
  3. 【請求項3】 前記密閉用蓋を取り外して前記電池収容
    室を開放させても、その収容室に収容中の電池により、
    前記機器内部の前記電気回路への給電が可能であること
    を特徴とする請求項2記載の水中用機器のガス抜き弁。
JP6213492U 1992-09-03 1992-09-03 水中用機器のガス抜き弁 Expired - Lifetime JP2589511Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6213492U JP2589511Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 水中用機器のガス抜き弁
US08/113,341 US5538807A (en) 1992-09-03 1993-08-30 Vent valve for an amphibious equipment having a battery housing
US08/469,372 US5571633A (en) 1992-09-03 1995-06-06 Vent valve for an amphibious equipment having a battery housing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6213492U JP2589511Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 水中用機器のガス抜き弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0628991U true JPH0628991U (ja) 1994-04-15
JP2589511Y2 JP2589511Y2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=13191312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6213492U Expired - Lifetime JP2589511Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 水中用機器のガス抜き弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2589511Y2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10284031A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Nec Corp バッテリー収容筐体
JP2000216068A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Nec Corp 電気二重層コンデンサ
JP2005285404A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型二次電池
JP2008538805A (ja) * 2005-04-27 2008-11-06 ザ ジレット カンパニー 通気口のある防水電池操作による装置
WO2012073438A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 パナソニック株式会社 電池パック
JP2012156489A (ja) * 2011-01-06 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 蓄電素子
JP2013065474A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Bism:Kk 電池収納部圧抜シール構造
JP2014209524A (ja) * 2013-03-22 2014-11-06 日本ケミコン株式会社 蓄電デバイス
JP2014209526A (ja) * 2013-03-22 2014-11-06 日本ケミコン株式会社 蓄電デバイス
JP2015056324A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 株式会社リチウムエナジージャパン 蓄電装置
KR20160140941A (ko) * 2014-06-20 2016-12-07 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 반-불투과성 폐쇄 디바이스
JP2018133374A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 株式会社東芝 圧力リリーフ機構
JP2019040664A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 トヨタ自動車株式会社 二次電池
KR20190038285A (ko) * 2017-09-29 2019-04-08 가부시키가이샤 시마노 낚시용 릴의 전지 케이스 및 낚시용 릴
JP2019102366A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 古野電気株式会社 密閉容器及び二次電池の充電方法
US11264672B2 (en) 2016-10-04 2022-03-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Pressure relief mechanism, case, and pressure relief valve

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10284031A (ja) * 1997-04-02 1998-10-23 Nec Corp バッテリー収容筐体
JP2000216068A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Nec Corp 電気二重層コンデンサ
JP2005285404A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型二次電池
JP4592315B2 (ja) * 2004-03-29 2010-12-01 三洋電機株式会社 密閉型二次電池
JP2008538805A (ja) * 2005-04-27 2008-11-06 ザ ジレット カンパニー 通気口のある防水電池操作による装置
WO2012073438A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 パナソニック株式会社 電池パック
JP2012156489A (ja) * 2011-01-06 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 蓄電素子
JP2013065474A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Bism:Kk 電池収納部圧抜シール構造
JP2014209524A (ja) * 2013-03-22 2014-11-06 日本ケミコン株式会社 蓄電デバイス
JP2014209526A (ja) * 2013-03-22 2014-11-06 日本ケミコン株式会社 蓄電デバイス
JP2015056324A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 株式会社リチウムエナジージャパン 蓄電装置
KR20160140941A (ko) * 2014-06-20 2016-12-07 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 반-불투과성 폐쇄 디바이스
US11264672B2 (en) 2016-10-04 2022-03-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Pressure relief mechanism, case, and pressure relief valve
JP2018133374A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 株式会社東芝 圧力リリーフ機構
JP2019040664A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 トヨタ自動車株式会社 二次電池
KR20190038285A (ko) * 2017-09-29 2019-04-08 가부시키가이샤 시마노 낚시용 릴의 전지 케이스 및 낚시용 릴
JP2019062790A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社シマノ 釣り用リールの電池ケース及び釣り用リール
JP2019102366A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 古野電気株式会社 密閉容器及び二次電池の充電方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2589511Y2 (ja) 1999-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5571633A (en) Vent valve for an amphibious equipment having a battery housing
JPH0628991U (ja) 水中用機器のガス抜き弁
KR101596086B1 (ko) 용기용 개선된 과압 안전 통기 및 배기 장치
JP5341156B2 (ja) 電源装置
EP3306705B1 (en) Pressure relief mechanism
US9997754B2 (en) Filter element
JP2007027011A (ja) 電源装置
KR100386001B1 (ko) 축전지 배터리 내에 생성된 연기를 배출시키는 장치
JP7301269B2 (ja) 電池パック
CN105189284B (zh) 具有电驱动的船
EP3533093B1 (en) A double-chamber battery venting system
US20070231677A1 (en) Accumulator with explosion-proof valve device
US6949310B2 (en) Leak proof pressure relief valve for secondary batteries
CN114930629A (zh) 带有保护罩的电池壳体、电池和机动车
CN112002854A (zh) 防爆电池
US4584248A (en) Sealed lead-acid secondary cell
CN216288823U (zh) 一种电池包壳体
ES2445030T3 (es) Frita de venteo y alivio de presión por estallido para una batería
CN112610738A (zh) 防爆阀
CN114846690B (zh) 具有阀装置的电池壳体、电池以及机动车
US5018520A (en) Aeration or breathing apparatus
KR20220148205A (ko) 에어로졸 발생 장치, 배터리 유닛
JPH0628992U (ja) 防水機器のガス抜き弁
CN220695011U (zh) 一种电加热容器盖的泄压结构
CN115498343B (zh) 用于锂电池的防护装置、锂电池和用电设备

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071120