JPH06289689A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH06289689A
JPH06289689A JP5075509A JP7550993A JPH06289689A JP H06289689 A JPH06289689 A JP H06289689A JP 5075509 A JP5075509 A JP 5075509A JP 7550993 A JP7550993 A JP 7550993A JP H06289689 A JPH06289689 A JP H06289689A
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magnetic
image
image carrier
carrier
toner
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JP5075509A
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English (en)
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Masumi Asanae
益実 朝苗
Tadashi Kodama
正 児玉
Yasuo Nozue
康雄 野末
Yoshihiro Noguchi
義弘 野口
Yoshiko Meguro
好子 目黒
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NTT Advanced Technology Corp
Proterial Ltd
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N T T ADVANCE TEKUNOROJI KK
Hitachi Metals Ltd
NTT Advanced Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾンやNOX の発生を皆無とし得る画像形
成方法を提供する。 【構成】 透光性の光半導体材料からなる像担持体と、
磁気ブラシを形成する現像ロールとを設け、像担持体の
背面から光信号を照射して像担持体の表面にトナー像を
形成する画像形成方法において、現像ロールの像担持体
移動方向上流側に、表面に複数個の磁極を有する永久磁
石部材からなる帯電ロールを像担持体と対向させて回転
可能に設け、この帯電ロールの表面に体積固有抵抗10
5 Ω・cm未満の磁性キャリアと前記磁性トナーとから
なる帯電剤を付着させて磁気ブラシを形成し、この磁気
ブラシを像担持体の表面に摺擦させて像担持体の表面の
帯電を行なった後に、前記現像ロールにより画像形成を
行なうように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透光性を有する光半導
体材料からなる像担持体の背面から光信号を照射し、永
久磁石部材とスリーブとからなる現像ロールによって搬
送された磁性キャリアと磁性トナーからなる磁性現像剤
中の磁性トナーを選択的に付着させる画像形成方法に関
するものであり、特に帯電手段および/または転写手段
からのコロナ生成物の発生が皆無であるように改良した
画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から文書若しくは図形等の情報を再
生する手段として、電子写真、静電記録若しくは静電印
刷等の手段が一般に使用されている。例えば電子写真複
写機やファクシミリにおいては、光導電体層若しくは誘
電体層上に静電的な潜像を形成した後、磁気ブラシ法に
よりキャリアとの摩擦帯電により所定の極性に帯電させ
たトナー、または結着樹脂と磁性粉とを主成分とする磁
性トナーを、前記潜像に選択的に付着させて再生画像を
得る画像形成方法が多く採用されている。しかしながら
このような画像形成方法を採用した場合には、画像形成
装置内に現像手段とは別個に、例えば画像担体を予め一
様に帯電させるための帯電手段を含む静電潜像形成手段
を設ける必要があるため、装置が複雑化および大型化し
易くなる等の問題点がある。
【0003】そこで例えば特公昭55−30228号公
報に開示されているように、導電性を有する磁性トナー
を非磁性導電性材料からなるスリーブ上に磁気的に吸着
保持し、このスリーブとそれに対向して配設した記録電
極との間にシート状の記録部材を通過させながら記録電
極に情報信号を印加して、磁性トナーに静電気力を付与
し、この磁性トナーを記録部材上に選択的に付着させる
提案がされている。
【0004】また直接記録手段に関しては、上記の他に
多数の提案がされているが、何れも記録電極と対向電極
との間に記録部材を通過させて電気的手段のみにより記
録を行うものであるため、良好な記録画像を得るために
は上記電極間の間隙や、記録部材上へのトナーの供給量
等の種々の条件を厳密に選定する必要がある。更に記録
部材として普通紙を使用した場合には、紙の表面抵抗が
湿度、温度等の環境条件によって大きく影響されるた
め、これらの環境条件に応じて現像条件も調整する必要
があると共に、高速記録が行えない等の問題点があり、
未だ実用化されるには至っていない。
【0005】一方透光性を有する光半導体材料からなる
画像担体の背面から、原画と対応する光信号を照射し、
永久磁石部材とスリーブとからなる現像ロールによって
搬送された導電性磁性トナーを画像担体の表面に選択的
に付着させて現像を行い、この再生画像を記録部材の表
面に転写し、定着するという画像形成方法も提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記背面露光方式の画
像形成方法においては、画像担体の帯電を安定させるた
めの帯電手段および転写手段として金属ワイヤーに高電
圧(DC5〜8kV)を印加して発生するコロナを利用
する方式を使用している。しかしながら、この方式にお
いてはコロナ発生時にオゾンやNOX 等のコロナ生成物
が併せて発生するため、不快臭による環境汚染がある。
また上記コロナ生成物により、画像担体の表面が変質
し、画像ボケや劣化を進行させたり、ワイヤーの汚れが
画像品質に影響し、画像白抜けや黒スジを生じる等の問
題点がある。
【0007】一方コロナ転写方式においては、記録材の
背面から現像剤とは逆極性のコロナ電荷を印加し、静電
的に現像剤を記録材に転写させるものであるため、湿度
の影響により記録材の抵抗が変化したり、抵抗の低い記
録材の場合には転写しにくい等の問題点がある。
【0008】なお上記コロナ放電を利用する方式におい
ては、電気的にも画像担体若しくは記録材に向かう電流
は、供給電流の5〜30%に過ぎず、殆どがシールド板
に流れてしまうため、帯電手段若しくは転写手段として
は電力効率が低い。このため所定の効率を確保するため
の電力消費量が大となり、高圧トランスとしても容量を
大とせざるを得ないという問題点がある。
【0009】また帯電手段として画像担体の表面をファ
ーブラシ等によって帯電させる方式を採用した場合に
は、転写後の画像担体の表面に残留するトナー若しくは
カブリのトナーをも摺擦することとなり、画像担体の表
面を汚染することとなり、以後のトナー像の品質を低下
させるという問題点がある。
【0010】本発明は上記従来技術に存在する問題点を
解決し、オゾンやNOX 等を発生することがない画像形
成方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、透光性を有する光半導体材料か
らなる像担持体を移動可能に設け、非磁性材料により中
空円筒状に形成したスリーブ内に表面に複数個の磁極を
有する永久磁石部材を内蔵させてなる現像ロールを前記
像担持体の表面と対向させて設け、スリーブ上に供給し
た磁性キャリアと絶縁性を有する摩擦帯電型磁性トナー
からなる磁性現像剤をスリーブと永久磁石部材との相対
的回転によりスリーブと像担持体との間に形成された記
録領域に搬送し、像担持体の背面から記録領域に原画と
対応する光信号を照射することにより、像担持体の表面
に磁性現像剤中の磁性トナーを選択的に付着させ、得ら
れたトナー像をローラ式転写手段を介して記録部材上に
転写する画像形成方法において、現像ロールの像担持体
移動方向上流側に、表面に複数個の磁極を有する永久磁
石部材からなる帯電ロールを像担持体と対向させて回転
可能に設け、この帯電ロールの表面に体積固有抵抗10
5 Ω・cm未満の磁性キャリアと前記磁性トナーとから
なる帯電剤を付着させて磁気ブラシを形成し、この磁気
ブラシを像担持体の表面に摺擦させて像担持体の表面の
帯電を行なった後に、前記現像ロールにより画像形成を
行なうように構成する、という技術的手段を採用した。
【0012】本発明において、帯電ロールは、外周面の
軸方向に延びる複数個の磁極を円周方向に等間隔に配設
して形成することができ、通常の永久磁石材料により円
柱状に形成し、若しくは軸部材の外周にブロック状の永
久磁石を複数個配設して形成する。
【0013】次に本発明における帯電剤を構成する磁性
キャリアの体積固有抵抗が105 Ω・cm以上である
と、像担持体表面に対する帯電電位を所定の値に保持す
ることができず、帯電能力が不足するため不都合であ
る。
【0014】上記の磁性キャリアとしては、通常の二成
分系現像剤においてキャリアとして使用される鉄粉、フ
ェライト粒子(Ni−Zn系、Mn−Zn系、Cu−Z
n系等)およびマグネタイト粒子等を使用できる。
【0015】上記の磁性キャリアは、平均粒径10〜2
00μmに調製して使用するのが好ましい。なお例えば
5μm以下の微細粒子を造粒して、上記平均粒径に形成
してもよい。また上記磁性粉体はそのまま使用すること
もできるが、樹脂(フッ素樹脂、スチレン系樹脂、ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、またはこれらの混合樹
脂)で被覆した後、カーボンブラック等の導電性粒子を
添加したものが好ましい。更に上記磁性粉体と結着用樹
脂とからなる芯材の表面に導電性粒子を付着させた所謂
バインダ型に形成したものを使用してもよい。
【0016】本発明において使用する磁性現像剤および
帯電剤を構成する摩擦帯電型の磁性トナーの平均粒径は
5〜20μm、好ましくは6〜16μmに形成される
が、粒径が小であると地カブリやトナー飛散が生じるた
め好ましくない。一方粒径が大であると解像度および現
像性が低下するため不都合である。
【0017】このような磁性トナーは、フェライトやマ
グネタイト等の鉄、コバルト若しくはニッケル等の強磁
性を示す元素を含む化合物若しくは合金等からなる磁性
粉を含有する。なお上記磁性粉はトナー中に均一に分散
させるために、平均粒径を0.01〜3μmに形成する
のが望ましい。含有量は10〜75重量%の範囲にあれ
ばよい。
【0018】次に磁性トナーの体積固有抵抗が1012Ω
・cm未満であると転写性および帯電性が低下するため
好ましくない。次に上記磁性トナーを構成する結着樹脂
としては、下記のようなものを使用することができる。
【0019】定着方式が加熱定着方式(オーブンまたは
熱ロール)の場合は、例えば次のような熱可塑性樹脂、
すなわち、スチレン類、ビニルエステル類、α−メチレ
ン脂肪族モノカルボン酸のエステル類、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、ビニルエー
テル類、ビニルケトン類、N−ビニル化合物等の単量体
を重合させたホモポリマー、若しくは、これらの単量体
を2種以上組み合わせて共重合させたコポリマー、ある
いはそれらの混合物を使用できる。また、ビスフェノー
ル型エポキシ樹脂、油変性エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂、セルローズ樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステ
ル樹脂等の非ビニル系熱可塑性樹脂等の非ビニル系樹
脂、あるいはそれらと前記のようなビニル系樹脂との混
合物を使用できる。
【0020】次に定着方式が圧力定着方式である場合に
は、例えば次のような感圧性の樹脂、すなわち、高級脂
肪酸類、高級脂肪酸誘導体、高級脂肪酸アミド類、ワッ
クス類、ロジン誘導体、アルキッド樹脂、エポキシ変性
フェノール樹脂、天然樹脂変性フェノール樹脂、アミノ
樹脂、シリコン樹脂、ユリア樹脂、アルリル酸またはメ
タクリル酸と長鎖アルキルメタクリレート、長鎖アルキ
ルアクリレートとの共重合オリゴマー、ポリオレフィ
ン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビニル
アルキルエーテル共重合体、無水マレイン酸系共重合体
等が挙げられる。
【0021】これらの樹脂は、任意に選定し、また任意
に混合して使用できるが、トナーとした場合の流動性を
低下させないためには、ガラス転移点が40℃を超える
樹脂、若しくは樹脂混合物が有効である。
【0022】また上記以外の成分として一般の乾式現像
剤に使用されている種々の顔料、染料等の添加物を含ん
でもよいが、定着性を低下させないために、添加量とし
ては10重量%以下とするのがよい。
【0023】上記の磁性トナーは、例えば下記のように
して製造することができる。すなわち、まず原料を加熱
混練し、冷却固化後粉砕し、次に分級して所定粒度のト
ナー粒子を得る。
【0024】次に磁性現像剤を構成する磁性キャリアと
しては、平均粒径が10〜100μmで、体積固有抵抗
が105 〜1010Ω・cm(より好ましくは107 〜1
9Ω・cm) のものが好ましい。このような磁性キャ
リアは、上記のような特性を有する強磁性材料からなる
粒子のみならず、これらの粒子を結着樹脂中に分散させ
たものも使用できるが、マグネタイトやフェライト粒子
が最も好適である。また上記磁性粒子をそのまま使用し
てもよいし、また磁性粒子の表面に樹脂材料からなる被
覆層を設けたものも使用できる。
【0025】上記被覆層を形成する樹脂材料としては、
シリコン系樹脂、スチレンーアクリル系樹脂、ポリエス
テル樹脂、マレイン酸樹脂、アクリル酸樹脂等の単体、
共重合体、変性物等が挙げられる。また樹脂を磁性粒子
の表面に強固に固着するために、硬化剤を併用すること
もできる。このような硬化剤としては、メラミン、各種
アミン塩等の熱硬化性化合物が挙げられる。
【0026】更に被覆材料として、磁性粒子との接着性
の向上、あるいは耐摩耗性の向上、トナーの融着防止、
トナー帯電性の制御、現像剤の流動性付与を目的とし
て、上記のほかにフェノール樹脂、尿素樹脂、アルキッ
ド樹脂、その他の充填剤、希釈剤、可撓性付与剤等を少
量ブレンドすることができる。
【0027】次に本発明において転写手段を構成する転
写ロールとしては、金属材料のような剛性材料からなる
芯金の外周に、例えばゴムその他の可撓性弾性材料から
なる外殻層を被着させて構成し、像担持体と記録材との
間に微小量のすべりを惹起させるスリップ転写手段とし
てもよい。一方外殻層を硬質とし、若しくは外殻層を欠
如した構成とし、像担持体との間に形成されるニップ幅
を小にした圧力転写手段としてもよい。また転写ロール
として、導電ゴムロールを使用し、静電的に転写しても
よい。
【0028】
【作用】上記の構成により、コロナ放電に起因するオゾ
ン、NOX 等のガスの発生を皆無とすることができる。
【0029】
【実施例】図1は本発明の実施例における画像形成装置
の例を示す要部断面説明図である。図1において1は像
担持体であり、例えばガラス等の透光性材料からなる支
持体2の表面に、透光性を有する導電性層3および透光
性を有する光半導体材料からなる感光層4を被着させ、
中空円筒状に形成すると共に、例えば時計方向に回転可
能に設ける。なお感光層4の表面に耐摩耗性材料からな
る保護層を設けてもよい。
【0030】5は現像ロールであり、磁性現像剤6を収
容する現像剤槽7の端部に設けると共に、前記像担持体
1と対向させて設ける。現像ロール5は、表面に複数個
の磁極を設けてなる永久磁石部材8と、アルミニウム合
金等の非磁性材料により中空円筒状に形成したスリーブ
9とを同軸的に組合せて構成し、両者の相対的回転によ
り、磁性現像剤6を現像ロール5と像担持体1との間に
形成される記録領域10に搬送し得るようにする。なお
現像ロール5を構成するスリーブ9は、バイアス電圧源
11と電気的に接続する。
【0031】次に12は帯電ロールであり、表面に複数
個の磁極を有する永久磁石部材によって形成し、像担持
体1と対向させて回転可能に設け、磁性キャリアと磁性
トナーとからなる帯電剤13により磁気ブラシを形成し
て像担持体1の表面を摺擦するようにする。
【0032】20は光信号照射手段であり、記録領域1
0の像担持体1の背面側に設け、原画と対応する光信号
を像担持体1に照射可能に設ける。21は転写ロールで
あり、例えば銅若しくは銅合金のような導電性材料によ
って形成し、バイアス電圧源22と電気的に接続すると
共に、像担持体1の表面に圧接回転可能に設ける。24
は記録部材であり、像担持体1と転写ロール21との間
を矢印方向に移動可能とし、その後段に設けられた定着
手段(図示せず)へ走行可能とする。
【0033】上記の構成により、帯電ロール12上に吸
着された帯電剤13により磁気ブラシを形成すると共
に、この磁気ブラシにより像担持体1の表面を一様に帯
電させる。また現像ロール5により磁性現像剤6を記録
領域10に供給すると、磁性現像剤6は記録領域10に
おいて磁気ブラシを形成すると共に、この磁気ブラシは
像担持体1の表面とある幅をもって摺接する。従って像
担持体1の表面に摩擦帯電による電荷若しくは電位を付
与することができる。
【0034】一方原画と対応する光信号を光信号照射手
段20を介して、像担持体1の背面から照射すると、像
担持体1の表面の光を照射されない部分と現像ロール5
との間には電位差がなく、光を照射された部分と現像ロ
ール5との間には電位差が生ずるので、その部分に磁性
現像剤6中のトナーが付着してトナー画像として現像さ
れる。次にこのトナー画像は像担持体1と転写ロール2
1との間を移動する記録部材24上に転写され、更に定
着手段によって定着されるのである。
【0035】上記のような画像形成方法において、帯電
剤13を構成する磁性キャリアの特性に注目して検討し
た結果、特に体積固有抵抗の値を特定の範囲に設定する
ことにより、画像濃度および解像度の良好な高品質の画
像が得られることが明らかになった。以下その結果につ
いて記述する。
【0036】まず下記の原料配合により、磁性トナーお
よび磁性キャリアを作製した。 磁性トナー スチレン−n−ブチルメタクリレート共重合体 44重量部 (Mn=1.6×104 ,Mw=21×104 ) マグネタイト 50重量部 (戸田工業製 EPT500) ポリプロピレン 5重量部 (三洋化成製 ビスコール550P) 負帯電性帯電制御剤 1重量部 (オリエント化学製 ボントロンE−81) 上記配合の原料を、加熱ローラを有するニーダで30分
間混練を行い、冷却、固化後、粉砕、分級を行って、平
均粒径10μmの負帯電性の磁性トナーとし、更に12
0℃の熱気流中において、この磁性トナー100重量部
に対して0.5重量部の疎水性シリカ(日本アエロジル
製 R972)を添加して磁性トナーの表面に均一に固
定した。この磁性トナーの体積固有抵抗は1014Ω・c
m、摩擦帯電量は−15μc/gであった。
【0037】なお上記体積固有抵抗の値は、試料を適当
量(10数mg)秤取し、ダイヤルゲージを改良した内
径3.05mmのテフロン(商品名)製シリンダ中に充
填し、0.1kgの荷重下、D.C.100V/cmの
電場を印加して測定し、抵抗値を算出した。抵抗の測定
には横河ヒューレットパッカード製4329型絶縁抵抗
計を使用した。また摩擦帯電量は、まずトナー濃度5重
量%に調製した現像剤をよく混合し、ブロー圧1.0k
gf/cm2 でトナーをブローし、これをブローオフ粉
体帯電量測定器(東芝ケミカル製 TB−200型)に
より測定した。
【0038】磁性キャリア Mg−Zn系フェライトキャリア(日立金属製 KBN
−120)100重量部とシリコーン樹脂3重量部とを
配合し、流動床式コーティング装置により、170℃3
0分の熱処理を行ない、解砕後分級して平均粒径30μ
mの樹脂被覆磁性キャリアを得た。その後被覆層の表面
にカーボンブラック(三菱化成製 #44)を2重量部
外添した。この磁性キャリアの体積固有抵抗は5×10
3 Ω・cmであった。
【0039】上記磁性トナーと磁性キャリアとを混合し
て、トナー濃度が30重量%の帯電剤とした。なお帯電
剤のトナー濃度は、5〜50重量%とすることが好まし
く、より好ましい範囲は10〜40重量%である。
【0040】次に磁性現像剤は、下記の磁性トナーと、
Ba−Ni−Zn系フェライトキャリア(日立金属製
KBN−100、平均粒径70μm、樹脂被覆層なし、
体積固有抵抗109 Ω・cm)とを混合してトナー濃度
30重量%とした。なお磁性現像剤中のトナー濃度は1
0〜95重量%とするのが好ましい。
【0041】磁性トナーは前記帯電剤を構成するものと
同一仕様のものを使用した。次に帯電、現像、転写およ
び定着条件について記述する。まず帯電ロール12上の
帯電剤13の層厚を規制するドクターギャップを0.3
mmとし、像担持体1との間の帯電ギャップを0.4m
mとする。帯電ロール12は、8極着磁した永久磁石部
材(日立金属製 YBM−3)により外径18mmに形
成し、表面磁束密度750G、回転数1000r.p.
m.とした。
【0042】また現像ロール5上の磁性現像剤6の層厚
を規制するドクターギャップを0.3mmとし、記録領
域10における現像ギャップを0.4mmとする。現像
ロール5は、SUS304からなる外径20mmのスリ
ーブ9内に、8極着磁した永久磁石部材8を内蔵させ、
スリーブ9上の表面磁束密度を700G、スリーブ9の
回転数を150r.p.m.とした。
【0043】次に像担持体1は負帯電性光半導体により
直径40mmに形成し、周速を50mm/秒とした。一
方現像ロール5のスリーブ9には、−360Vのバイア
ス電圧を印加した。転写後の定着手段は熱ロール定着と
し、定着温度190℃、線圧1kg/cmとした。
【0044】上記の条件により、像担持体1の表面を−
400Vに帯電させて画像形成した結果を表1に示す。
なお表1における比較例のものは、帯電剤13を構成す
る磁性キャリアとしては、樹脂被覆層を欠如するものを
使用した。
【0045】
【表1】
【0046】表1から明らかなように、比較例のものに
おいては、帯電剤13を構成する磁性キャリアの体積固
有抵抗が大であるため、像担持体1上の表面電位の値が
小、すなわち帯電能力が不充分であることにより、画像
濃度の値が低いと共に、カブリが発生する。これに対し
て本発明のものにおいては、画像濃度の値が高いと共
に、カブリが大幅に減少していることがわかる。なお帯
電剤13中の磁性キャリアの配合量が小になると、カブ
リが発生し易くなるため、60重量%以上の配合量とす
るのが好ましい。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上記述のような構成および作
用であるから、磁気ブラシからなる帯電手段により像担
持体を帯電させ得ると共に、コロナ生成物の発生が皆無
であり、かつ画像濃度および解像度共に大であると共に
カブリのない高品質の画像を形成することができるとい
う効果がある。また帯電剤支持手段として、スリーブの
ない磁石ロールを使用するため、コスト的にも有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像形成装置の例を示
す要部断面説明図である。
【符号の説明】
1 像担持体 5 現像ロール 12 帯電ロール 21 転写ロール
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】20は光信号照射手段(例えばLEDアレ
イ)であり、記録領域10の像担持体1の背面側に設
け、原画と対応する光信号を像担持体1に照射可能に設
ける。21は転写ロールであり、例えば銅若しくは銅合
金のような導電性材料によって形成し、バイアス電圧源
22と電気的に接続すると共に、像担持体1の表面に圧
接回転可能に設ける。24は記録部材であり、像担持体
1と転写ロール21との間を矢印方向に移動可能とし、
その後段に設けられた定着手段(図示せず)へ走行可能
とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】なお上記体積固有抵抗の値は、試料を適当
量(10数mg)秤取し、ダイヤルゲージを改良した内
径3.05mmのテフロン(商品名)製シリンダ中に充
填し、0.1kgの荷重下、キャリアの場合はD.C.
100V/cmの電場をそしてトナーの場合はD.C.
4000V/cmの電場を印加して測定し、抵抗値を算
出した。抵抗の測定には横河ヒューレットパッカード製
4329型絶縁抵抗計を使用した。また摩擦帯電量は、
まずトナー濃度5重量%に調製した現像剤をよく混合
し、ブロー圧1.0kgf/cm2 でトナーをブロー
し、これをブローオフ粉体帯電量測定器(東芝ケミカル
製 TB−200型)により測定した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】上記磁性トナーと磁性キャリアとを混合し
て、帯電剤を作製した。なお帯電剤のトナー濃度は、5
〜50重量%とすることが好ましく、より好ましい範囲
は10〜40重量%である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 正 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 野末 康雄 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 野口 義弘 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 目黒 好子 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する光半導体材料からなる像
    担持体を移動可能に設け、非磁性材料により中空円筒状
    に形成したスリーブ内に表面に複数個の磁極を有する永
    久磁石部材を内蔵させてなる現像ロールを前記像担持体
    の表面と対向させて設け、スリーブ上に供給した磁性キ
    ャリアと絶縁性を有する摩擦帯電型磁性トナーからなる
    磁性現像剤をスリーブと永久磁石部材との相対的回転に
    よりスリーブと像担持体との間に形成された記録領域に
    搬送し、像担持体の背面から記録領域に原画と対応する
    光信号を照射することにより、像担持体の表面に磁性現
    像剤中の磁性トナーを選択的に付着させ、得られたトナ
    ー像をローラ式転写手段を介して記録部材上に転写する
    画像形成方法において、 現像ロールの像担持体移動方向上流側に、表面に複数個
    の磁極を有する永久磁石部材からなる帯電ロールを像担
    持体と対向させて回転可能に設け、この帯電ロールの表
    面に体積固有抵抗105 Ω・cm未満の磁性キャリアと
    前記磁性トナーとからなる帯電剤を付着させて磁気ブラ
    シを形成し、この磁気ブラシを像担持体の表面に摺擦さ
    せて像担持体の表面の帯電を行なった後に、前記現像ロ
    ールにより画像形成を行なうように構成したことを特徴
    とする画像形成方法。
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