JPH0628746A - テープローディング機構 - Google Patents

テープローディング機構

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Publication number
JPH0628746A
JPH0628746A JP4184985A JP18498592A JPH0628746A JP H0628746 A JPH0628746 A JP H0628746A JP 4184985 A JP4184985 A JP 4184985A JP 18498592 A JP18498592 A JP 18498592A JP H0628746 A JPH0628746 A JP H0628746A
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
guide portion
gear
guide
loading
Prior art date
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Pending
Application number
JP4184985A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsushi Ueda
悦史 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4184985A priority Critical patent/JPH0628746A/ja
Publication of JPH0628746A publication Critical patent/JPH0628746A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、簡易な構成で小型化を図り得ると
ともに、制御性を可及的に向上し得るテープローディン
グ機構を提供することを目的としている。 【構成】ヘッドドラム24の円周の一部にテープ23を
添接させるために、テープ引き出し位置とヘッドドラム
24の周りの第1及び第2の位置との間をそれぞれ移動
自在に支持された第1及び第2のテープ引き出し部材2
5,26を備えたテープローディング機構において、第
1及び第2のテープ引き出し部材25,26をそれぞれ
互いに平行でない平面301,302内を移動させるよ
うに構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばヘリカルスキ
ャン方式のビデオテープレコーダ等に使用されるテープ
ローディング機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如きビデオテープ
レコーダにおいて、テープカセットのテープをヘッドド
ラムに添接させるテープローディング機構としては、図
3に示すように構成されるものがある。すなわち、符号
10はシャーシで、図示しないカセットホルダによって
装着されたテープカセット11に対し略平行に設けられ
ている。このシャーシ10には、テープ駆動用のキャプ
スタン12等が設置されている。そして、上記テープカ
セット11内に巻装されたテープ13は、上記シャーシ
10に対し所定の角度傾斜させて設置されたヘッドドラ
ム14の周面に添接される。
【0003】また、上記シャーシ10には、上記テープ
カセット11からテープ13を引き出して上記ヘッドド
ラム14に添接させ、テープローディング状態で所定の
傾斜角を採る第1のガイド部15及びこの第1のガイド
部15にテープ13を案内する固定ポスト161,回転
ローラ162,163を有した変換ガイド部16等から
なるテープローディング機構が設置されている。
【0004】すなわち、上記テープローディング機構
は、テープカセット11がシャーシ10に対し略平行に
装着されると、第1のガイド部15及び変換ガイド部1
6が図中点線で示すようにテープカセット11のポケッ
ト部111に挿入される。ここで、これら第1のガイド
部15及び変換ガイド部16は、まず、第1のガイド部
15が矢印A方向に駆動されてテープ13の一端を引き
出し、次に変換ガイド部16が矢印B方向に駆動され、
それぞれ図中実線で示す位置まで移動される。
【0005】このようにしてテープカセット11から引
き出されたテープ13は、まず、変換ガイド部16で第
1のガイド部15に対応する傾斜角に変換されて、該第
1のガイド部15に略180°巻回され、次にヘッドド
ラム14に対し略180°巻回された後、キャプスタン
12を介してテープカセット11の他端に至るテープロ
ーディングが完了される。
【0006】しかしながら、上記のような従来のテープ
ローディング機構では、第1のガイド部15及び変換ガ
イド部16がそれぞれ異なる移動経路をとり、しかも第
1のガイド部15を3次元曲面内で移動させる必要があ
ることから、その構造が必然的に複雑かつ大型になり、
構成上の制御性が劣化するとともに組立作業性も悪くな
るという問題が生じている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
テープローディング機構では、構成が複雑で大型化し制
御性や組立作業性が劣化するという問題を有している。
【0008】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、簡易な構成で小型化を図り得るととも
に、制御性を可及的に向上し得る極めて良好なテープロ
ーディング機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテープロ
ーディング機構は、ヘッドドラムの円周の一部にテープ
を添接させるために、テープ引き出し位置とヘッドドラ
ムの周りの第1及び第2の位置との間をそれぞれ移動自
在に支持された第1及び第2のテープ引き出し部材を備
えたものを対象としている。そして、第1及び第2のテ
ープ引き出し部材をそれぞれ互いに平行でない平面内を
移動させるようにしたものである。
【0010】
【作用】上記のような構成によれば、第1及び第2のテ
ープ引き出し部材を、それぞれ互いに平行でない平面内
で移動させるようにしたので、構成の簡易化を可及的に
促進し得るとともに制御性の向上に寄与することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、符号20はシャ
ーシで、図示しないカセットホルダによって装着される
テープカセット21と略平行に設けられている。このシ
ャーシ20には、その所定位置にテープ駆動用のキャプ
スタン22等が略垂直に設置されている。そして、上記
テープカセット21のテープ23が装架されるヘッドド
ラム24は、上記シャーシ20に対して所定の角度傾斜
させて設置されている。また、上記シャーシ20には、
テープカセット21のテープ23をヘッドドラム24及
びキャプスタン22等に装架するテープローディング機
構が所定の位置に設置されている。
【0012】すなわち、このテープローディング機構
は、一対のガイド251,252を有しローディング状
態でテープ23をヘッドドラム24に案内する供給側引
き出し用の第1のガイド部25と、ガイド261を有し
ローディング状態で所定の傾斜角を採る巻取側引き出し
用の第2のガイド部26と、巻取側引き出し用の第3の
ガイド部27と、ピンチローラ28とによって構成され
ている。そして、これら第1のガイド部25,第2のガ
イド部26,第3のガイド部27及びピンチローラ28
は、それぞれ図中点線で示す位置を採り、テープカセッ
ト21が装着されると、そのポケット部211に第1の
ガイド部25,第2のガイド部26及び第3のガイド部
27が収容されるようになっている。
【0013】まず、テープローディングが開始される
と、第1のガイド部25は、シャーシ20に平行な平面
301の面内に沿って矢印A方向に駆動され、第2のガ
イド部26は、ローディング終了時に採る所定の傾斜角
に平行な平面302の面内に沿って矢印B方向に駆動さ
れ、第3のガイド部27は、平面301の面内に沿って
矢印C方向に駆動される。そして、第1のガイド部2
5,第2のガイド部26及び第3のガイド部27が、そ
れぞれ図中実線で示す位置まで移動すると、テープ23
がヘッドドラム24及びキャプスタン22等に所定の状
態で装架され、その後ピンチローラ28が平面301の
面内に沿って矢印D方向に移動することで、テープロー
ディング動作が完了される。
【0014】ここで、上記第2のガイド部26は、テー
プカセット21のポケット部211に収容されるとき、
テープカセット21に対して所定の傾斜角度を保って配
置されるが、上記平面301,302の交線303がポ
ケット部211の近傍を通過するように、第1のガイド
部25,第2のガイド部26及びヘッドドラム24をロ
ーディング完了時に配置することで、ローディング開始
時に、第2のガイド部26がテープカセット21からテ
ープ23を引き出す際に、テープ23と第2のガイド部
26のガイド261の高さとが略同一となり、安全にテ
ープ23を装架することができる。
【0015】次に、第1のガイド部25及び第2のガイ
ド部26を駆動制御する機構について説明する。図2に
示すように、第1のガイド部25には、駆動部材31の
一端部が回動自在に連結され、この駆動部材31の他端
部には、他の駆動部材32の一端部が回転自在に連結さ
れている。この駆動部材32の他端部は、シャーシ20
に植設された軸33に回動自在に支持されている。ま
た、この軸33には、歯車34が回転自在に支持されて
いる。そして、駆動部材32と歯車34とは、図示しな
い予圧ねじりばねによって互いに圧接されており、摩擦
力を持って係合されている。
【0016】同様に、上記第2のガイド部26には、駆
動部材41の一端部が回動自在に連結され、この駆動部
材41の他端部には、他の駆動部材42の一端部が回転
自在に連結されている。この駆動部材42の他端部は、
シャーシ20に所定の傾斜角を持って植設された軸43
に回動自在に支持されている。この軸43には、歯車4
4が回転自在に支持されている。そして、駆動部材42
と歯車44とは、図示しない予圧ねじりばねによって互
いに圧接されており、摩擦力を持って係合されている。
【0017】また、上記歯車44の外周部には、所定の
傾斜角を有するはす歯歯車441が形成されており、こ
のはす歯歯車441が歯車34の外周部に形成された平
歯車341と噛合されている。さらに、歯車34は、図
示しない駆動源からの回転力が伝達されて回転駆動され
るようになっている。なお、図2において、実線はロー
ディング完了状態を示し、点線はローディング開始前の
状態を示している。また、上記第1のガイド部25は、
シャーシ20に形成された円弧状の案内溝201に沿っ
て移動自在に支持され、上記第2のガイド部26は、シ
ャーシ20に所定の傾斜角度を持って形成された円弧状
の案内溝202に沿って移動自在に支持されている。
【0018】ここで、図2中点線で示すローディング開
始前の状態において、上記駆動源を駆動させて歯車34
を図中時計方向に回転させる。すると、歯車34に摩擦
係合されている駆動部材32が同方向に回転駆動され、
これにより、第1のガイド部25が案内溝201に沿っ
て矢印E方向に移動される。このとき、同時に、歯車3
4に噛合されている歯車44が図中反時計方向に回転さ
れて、歯車44に摩擦係合されている駆動部材42が同
方向に回転駆動され、これにより、第2のガイド部26
が案内溝202に沿って矢印F方向に移動される。
【0019】そして、歯車34が所定角度回転駆動され
ると、第1のガイド部25及び第2のガイド部26がロ
ーディング終了状態の位置に至り、ここにローディング
動作が完了される。
【0020】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、第1のガイド部25と第2のガイド部26とを、
それぞれ互いに平行でない平面内で移動させるようにし
たので、構成の簡易化を可及的に促進し得るとともに制
御性の向上に寄与することができる。なお、この発明は
上記実施例に限定されるものではなく、この外その要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡易な構成で小型化を図り得るとともに、制御性を可及
的に向上し得る極めて良好なテープローディング機構を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテープローディング機構の一実
施例を示す構成図。
【図2】同実施例の要部の詳細を示す構成図。
【図3】従来のテープローディング機構を示す構成図。
【符号の説明】
10…シャーシ、11…テープカセット、12…キャプ
スタン、13…テープ、14…ヘッドドラム、15…第
1のガイド部、16…変換ガイド部、20…シャーシ、
21…テープカセット、22…キャプスタン、23…テ
ープ、24…ヘッドドラム、25…第1のガイド部、2
6…第2のガイド部、27…第3のガイド部、28…ピ
ンチローラ、31,32…駆動部材、33…軸、34…
歯車、41,42…駆動部材、43…軸、44…歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドドラムの円周の一部にテープを添
    接させるために、テープ引き出し位置と前記ヘッドドラ
    ムの周りの第1及び第2の位置との間をそれぞれ移動自
    在に支持された第1及び第2のテープ引き出し部材を備
    えたテープローディング機構において、前記第1及び第
    2のテープ引き出し部材をそれぞれ互いに平行でない平
    面内を移動させるように構成してなることを特徴とする
    テープローディング機構。
JP4184985A 1992-07-13 1992-07-13 テープローディング機構 Pending JPH0628746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4184985A JPH0628746A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 テープローディング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4184985A JPH0628746A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 テープローディング機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0628746A true JPH0628746A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16162783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4184985A Pending JPH0628746A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 テープローディング機構

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