JPH06287008A - リン酸カルシウム質膜の形成方法 - Google Patents

リン酸カルシウム質膜の形成方法

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JPH06287008A
JPH06287008A JP10871193A JP10871193A JPH06287008A JP H06287008 A JPH06287008 A JP H06287008A JP 10871193 A JP10871193 A JP 10871193A JP 10871193 A JP10871193 A JP 10871193A JP H06287008 A JPH06287008 A JP H06287008A
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JP
Japan
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calcium phosphate
film
ratio
sputtering
substrate
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Pending
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JP10871193A
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English (en)
Inventor
Kenji Ogawa
賢治 小川
Hitoshi Owada
仁 大和田
Kimihiro Yamashita
仁大 山下
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のCa/P比のリン酸カルシウム質膜を
基材上に形成する。 【構成】 リン酸カルシウム系ガラスをスパッタリング
用ターゲット材とし、これをスパッタリングして基材上
に非晶質のリン酸カルシウム質膜を形成する。また、こ
の非晶質のリン酸カルシウム質膜を加熱処理すると結晶
質のリン酸カルシウム質膜とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工骨、人工歯などの
生体材料、湿度センサー、水素センサーなどの電子材
料、固体電解質燃料電池、水素製造等に用いられるリン
酸カルシウム質膜の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リン酸カルシウム質セラミックスは、そ
の生体親和性の高さから人工骨、人工歯などへの応用が
期待されているものの、圧縮強度は十分であるが曲げ強
度が低いため単体での使用は困難であった。このためリ
ン酸カルシウム質セラミックス中にアルミナ、ジルコニ
アなどの高強度セラミックスの粒子を分散させたり、ア
ルミナ、チタン、ステンレスなどを基材としその表面を
リン酸カルシウム質膜で被覆する方法が検討されてい
る。ことに後者は基材の高強度、高靭性を保持したまま
高い生体親和性を付与することができるので、重要な技
術の一つと考えられている。
【0003】また、リン酸カルシウム質セラミックスの
うち、水酸アパタイト[Ca10(PO(OH)
]セラミックスは、湿度センサー、アルコールガスセ
ンサーとして用いることができ、ドクターブレード法に
よる厚膜素子が用いられてきたが、素子特性をより一層
高めるには、膜厚の低減、膜の緻密化などが必要となり
電極板上へのアパタイト薄膜形成の必要性が高まってい
る。
【0004】そこで、各種基材上にリン酸カルシウム質
膜を形成する方法として、例えばゾル−ゲル法、プラズ
マ溶射法、スパッタリング法などが提案されている。ゾ
ル−ゲル法は溶液のPH、濃度などの条件が僅かに変化
するだけで膜の厚さ、気孔率等の性状が左右されるの
で、好ましい方法ではない。プラズマ溶射法は、成膜に
際し高温の状態を経由するため、結晶質の膜を形成せん
としても部分的に非晶質のものになったり、基材に熱衝
撃がかかるため基材の強度が低下するおそれがあるの
で、好ましい方法とは言えない。
【0005】スパッタリング法は、基材がセラミックス
であっても熱衝撃によってダメージを受けることがない
利点があるので、この方法によりリン酸カルシウム質膜
を成膜することが試みられている。今まで試みられてい
るのはターゲットとして水酸アパタイトやα−リン酸3
カルシウム(α−TCP)などの焼結体を用い、これを
スパッタリングする方法であるが、リンに対してカルシ
ウムのスパッタ率が低いためターゲットと同じ組成の膜
を形成することはできなかった。
【0006】すなわち、従来の方法ではCa/P比が
1.5のα−TCPをターゲットとした場合、形成した
膜のCa/P比は1.32〜1.45と、Ca/P比が
1.67である水酸アパタイトをターゲットとした場
合、形成した膜のCa/P比は1.55〜1.62と、
膜のCa/P比はターゲットのそれよりも常に低く、化
学量論比の水酸アパタイト、α−TCPなどの結晶質の
リン酸カルシウム質膜を形成することはできなかった。
【0007】またCa/P比1.5のα−TCPとCa
/P比1.67の水酸アパタイトとの間にはリン酸カル
シウム結晶が存在しないため、Ca/P比が1.45と
1.55との間の膜を得ることはできない。
【0008】さらにリン酸カルシウム結晶をターゲット
とした場合、Ca/P比が1.62を超える膜を形成す
ることはできない。なぜならCa/P比が水酸アパタイ
トのそれを超えるリン酸カルシウム結晶が存在しないか
らである。一方Ca/P比が1.5より小さいリン酸カ
ルシウム結晶は数多く知られているが、焼結体を作製す
ることは困難であるのでCa/P比が1.32を下回る
膜を形成することは事実上不可能であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の技術
的課題を解決するためのものであって、その目的とする
ところは任意の組成のリン酸カルシウム質膜を簡便に形
成する方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、Ca/P
比を種々変えて作ったリン酸カルシウム系ガラスをスパ
ッタリング用ターゲットとして、表1に示す条件により
スパッタリングを行ったところ、図1に示したようにタ
ーゲットのCa/P比と形成した非晶質のリン酸カルシ
ウム質膜のCa/P比とは、ターゲットのCa/P比を
Xとし、形成した非晶質のリン酸カルシウム質膜のCa
/P比をYとすると、Y=0.884X+1.04で表
される直線関係にあることを知見した。
【0011】
【表1】
【0012】なお、本発明者らが表1とは異なるスパッ
タリング条件でスパッタしても、勾配や切片は変わるも
のの直線関係を示すことを確認している。
【0013】従って、スパッタリング条件を変える場
合、例えばターゲットとしてCa/P比を0.2と0.
8とのようになるべく離れた2つの値のものを用いてス
パッタリングし、形成した膜のCa/P比を測定した値
をプロットするだけでも両者の関係が分かることにな
る。
【0014】本発明は、スパッタリング用ターゲットと
してリン酸カルシウム系ガラスを用いると、結晶質のリ
ン酸カルシウムをターゲットとした場合とは異なりカル
シウムに対してリンのスパッタ率が低く、かつターゲッ
トのCa/P比と形成した非晶質のリン酸カルシウム膜
のCa/P比との間に一次関数で表される関係があるこ
とを見出だしたことに基づくものであって、スパッタリ
ング用ターゲットとしてリン酸カルシウム系ガラスを用
い、スパッタリングにより基材上に非晶質のリン酸カル
シウム質膜を形成することを特徴とするリン酸カルシウ
ム質膜の形成方法である。
【0015】本発明において、スパッタリング用ターゲ
ットとして使用するリン酸カルシウム系ガラスはCa/
P比が0.2乃至0.8の範囲のものであるのが好まし
い。このリン酸カルシウム系ガラスは溶融法、PVD
法、CVD法などの公知の方法で作られるが、溶融法が
簡便な方法である。また、基材上に形成した非晶質のリ
ン酸カルシウム質膜を種々の温度で加熱して結晶化する
ことにより結晶質のリン酸カルシウム質膜にすることが
できる。
【0016】溶融法で作る場合でも、原料のCaO分よ
りもP分の方が揮発するのでこの揮発分を予め考
慮して目的とするCa/P比のガラスを作るようにする
ことが肝要である。CaO分とP分の比がガラス
化範囲をはずれる場合は、1400℃程度まで溶融温度
を高めれば良い。なおリン酸カルシウム系ガラスにはリ
ン酸カルシウムを主成分とする結晶化ガラスが含まれ
る。作ったガラスは、ターゲット材とするため、その両
面を研削、研磨する。
【0017】
【実施例】以下の各実施例では、ターゲットとなるリン
酸カルシウム系ガラスはいずれも溶融法で作ったが、こ
の方法に限られないことは言うまでもない。また、スバ
ッタリングは高周波スパッタリング法を採用したが、イ
オンスパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法
などの他の方法も用いても良い。
【0018】実施例1 リン酸[HPO(分子量98、純度85%)]4
6.5gを200mlの蒸留水で希釈した水溶液に、炭
酸カルシウム(CaCO)試薬3.5gをゆっくりと
加えて、ガスバーナーで加熱しつつ攪拌し、乾燥、固化
させて固化物を得た。この固化物を白金ルツボに入れ、
白金蓋をし、電気炉中で1350℃で約30分間溶融し
た後、内径50mm、深さ15mmの黒鉛型中に流し込
み、径50mm、厚さ約10mmの、CaO33%−P
73%、Ca/P比0.23のリン酸カルシウム
系ガラスを得た。
【0019】得られたガラスを両面研削した後、研磨
し、径50mm、厚さ8mmのターゲット材とし、ター
ゲット部外径50mmの銅製バッキングプレートに接着
し、スパッタリング用ターゲットとした。
【0020】このターゲットを多機能PVD装置に装着
し、表1の条件でスパッタリングしてアルミナ基板上に
リン酸カルシウム質薄膜を形成させた。原子吸光法及び
バナドモリブデン酸比色法によって分析したところ、こ
の膜のCa/P比は1.27であり、X線回折から非晶
質であることが分かった。またこの薄膜を700℃と1
100℃とで加熱処理し、X線回折を測定したところ、
それぞれα−ピロリン酸カルシウム、β−TCPの単一
相を呈していた。
【0021】実施例2 リン酸44.1gと、炭酸カルシウム試薬5.9gとを
用いて、CaO45%−P55%、Ca/P比
0.41のリン酸カルシウム系ガラスを得たことと、基
板をチタンにした以外は実施例1と同様にした。チタン
基板上に形成したリン酸カルシウム質薄膜の一部を溶解
し、原子吸光法、バナドモリブデン酸比色法により分析
したところ、この膜のCa/P比は1.38であり、X
線回折からアパタイト結晶を含む非晶質のものであるこ
とが分かった。この膜を1100℃及び1200℃で加
熱処理し、X線回折を測定したところ、それぞれβ−T
CP、α−TCPの単一相を呈していた。
【0022】実旋例3 リン酸44.7gと、炭酸カルシウム試薬8.3gとを
用いて、CaO55%−P45%、Ca/P比
0.61のリン酸カルシウム系ガラスを得たことと、基
板を部分安定化ジルコニアとした以外は実施例1と同様
にした。部分安定化ジルコニア基板上に形成したリン酸
カルシウム質薄膜の一部を溶解し、原子吸光法、バナド
モリブデン酸比色法により分析したところ、この膜のC
a/P比は1.60であり、X線回折から非晶質である
ことが分かった。この膜を700℃、900℃、100
0℃、1200℃で加熱処理し、X線回折を測定したと
ころ、それぞれ水酸アパタイトの単一相、β−TCPと
水酸アパタイトとの混合相、β−TCPの単一相、α−
TCPの単一相を呈していた。
【0023】実施例4 リン酸41.1gと、炭酸カルシウム試薬8.9gとを
用いて、CaO57%−P43%、Ca/P比
0.66のリン酸カルシウム系ガラスを得たことと、基
板をステンレスとした以外は実施例1と同様にした。ス
テンレス基板上に形成したリン酸カルシウム質薄膜の一
部を溶解し、原子吸光法、バナドモリブデン酸比色法に
より分析したところ、この膜のCa/P比は1.65で
あり、X線回折からアパタイト結晶を含む非晶質のもの
であることが分かった。この膜を700℃、900℃、
1100℃で加熱処理し、X線回折を測定したところ、
それぞれ水酸アパタイトの単一相、水酸アパタイトの単
一相、β−TCPと水酸アパタイトとの混合相を呈して
いた。
【0024】実施例5 リン酸40.1gと、炭酸カルシウム試薬9.9gとを
用いて、CaO60%−P40%、Ca/P比
0.75のリン酸カルシウム系ガラスを得たこと以外は
実施例1と同様にした。アルミナ基板上に形成したリン
酸カルシウム質薄膜の一部を溶解し、原子吸光法、バナ
ドモリブデン酸比色法により分析したところ、この膜の
Ca/P比は1.67であり、X線回折から結晶化度の
低いアパタイト結晶質のものであることが分かった。こ
の膜を700℃、900℃、1100℃で加熱処理した
ところ、いずれも結晶性が良好な水酸アパタイトの単一
相を呈していた。
【0025】実施例6 リン酸46.9gと、炭酸カルシウム試薬3.1gとを
用いて、CaO29%−P71%、Ca/P比
0.20のリン酸カルシウム系ガラスを得たことと、基
板をチタンとした以外は実施例1と同様にした。チタン
基板上に形成したリン酸カルシウム質薄膜の一部を溶解
し、原子吸光法、バナドモリブデン酸比色法により分析
したところ、この膜のCa/P比は1.19であり、X
線回折から非晶質のものであることが分かった。この膜
を100℃、300℃、700℃で加熱処理したとこ
ろ、それぞれCaHPO・2HOの単一相、CaH
POの単一相、β−ピロリン酸カルシウムの単一相を
呈していた。
【0026】リン酸カルシウム系ガラスのCa/P比を
横軸に、スパッタリングにより形成したリン酸カルシウ
ム質膜のCa/P比を縦軸にとり、上記各実施例のそれ
ぞれのCa/P比をプロットすると図2に示したように
直線関係を示し、図1の直線に実質上乗ることが分か
る。なお、図2中の直線は図1の直線と同じものであ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明方法によれば、任意のCa/P比
の非晶質のリン酸カルシウム質膜を種々の基材上に形成
することができ、またこの非晶質のリン酸カルシウム質
膜を種々の温度で加熱処理すると結晶質のリン酸カルシ
ウム質膜とすることができる。したがって、人工骨、人
工歯等の骨代替材料、各種センサー、固体電解質燃料電
池、水素製造などへ広く活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Ca/P比を種々変えて作ったリン酸カルシ
ウム系ガラスからなるスパッタリング用ターゲットのC
a/P比と、表1のスパッタ条件でスパッタリングによ
り基材上に形成した非晶質のリン酸カルシウム質膜のC
a/P比との関係を示す線図。
【図2】 実施例1〜実施例6の結果をプロットした
図。
【符号の説明】
1 実施例1の結果 2 実施例2の結果 3 実施例3の結果 4 実施例4の結果 5 実施例5の結果 6 実施例6の結果

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタリング用ターゲットとしてリン
    酸カルシウム系ガラスを用い、スパッタリングにより基
    材上に非晶質のリン酸カルシウム質膜を形成することを
    特徴とするリン酸カルシウム質膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 スパッタリング用ターゲットとしてリン
    酸カルシウム系ガラスを用い、スパッタリングにより基
    材上に非晶質のリン酸カルシウム質膜を形成し、該非晶
    質のリン酸カルシウム質膜を加熱処理により結晶化させ
    て結晶質のリン酸カルシウム質膜とすることを特徴とす
    るリン酸カルシウム質膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 リン酸カルシウム系ガラスのCa/P比
    が0.2乃至0.8の範囲内の任意のものである請求項
    1または請求項2記載のリン酸カルシウム質膜の形成方
    法。
JP10871193A 1993-03-30 1993-03-30 リン酸カルシウム質膜の形成方法 Pending JPH06287008A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171163A (ja) * 2005-11-25 2007-07-05 National Institute For Materials Science バイオセンサー構成体とその製造方法
JP2009090289A (ja) * 2009-01-19 2009-04-30 Fujitsu Ltd 光触媒アパタイト膜の形成方法
US8277750B2 (en) 2004-08-31 2012-10-02 Kinki University Detector for chemical sensor device and use thereof

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