JPH06286762A - 熱収縮性防錆包装材 - Google Patents

熱収縮性防錆包装材

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JPH06286762A
JPH06286762A JP7254393A JP7254393A JPH06286762A JP H06286762 A JPH06286762 A JP H06286762A JP 7254393 A JP7254393 A JP 7254393A JP 7254393 A JP7254393 A JP 7254393A JP H06286762 A JPH06286762 A JP H06286762A
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heat
shrinkable
cloth
rust preventive
rust
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JP7254393A
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Taiji Ota
泰司 太田
Kiyoshi Murata
清 村田
Masamitsu Tsukada
正光 塚田
Norio Yamada
範生 山田
Shozo Ota
省三 太田
Hirosuke Nakamura
博祐 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Toyo Heisei KK
Original Assignee
Heisei Polymer Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シュリンク包装を容易にすると共にシュリン
ク包装の自動包装化を可能とし、包装の密閉性を改善し
て防錆効果の著しい向上及び防錆効果の長期間の保持を
可能とした熱収縮性防錆包装材を提供する。 【構成】 気化性防錆剤が含浸された熱収縮性クロスの
片面に、樹脂層が積層されてなることを特徴とする熱収
縮性防錆包装材。 【効果】 被包装物に対して充分な防錆効果を発揮する
と共に、防錆効果を長期間維持することが可能であり、
様々な金属製品におけるシュリンク包装に適用可能であ
る。また、シュリンク包装の自動化が容易であり、生産
効率の向上及び生産コストの低減が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防錆作用を有する包装材
に関し、熱収縮性を有することによりシュリンク包装に
よる密封包装が可能であって、かつヒートシール性を利
用してシュリンク包装の自動包装を可能とした熱収縮性
防錆包装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄、銅などの金属製品の包装材と
して、製品の錆等を防ぐための防錆剤が塗着された防錆
紙や防錆フィルムが提案されていた。そして、前記防錆
紙は、その強度を補うために熱可塑性樹脂からなるフラ
ットヤーンを製織した織物(以下クロスと略称する)を
張り合わせたり、更に、前記気化性防錆剤が内部に長時
間保持できるように、または外部から包装体内部にO2
やH2S等の錆を促進するガスが流入するのを防ぐため
のガスバリアー性効果を奏する熱可塑性樹脂がラミネー
トされたものが多く使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記防錆紙に
よって製品を包装する際には、人手を利用して製品を包
装し、粘着テープ等によって貼り止めするといった簡単
なものであったので、その密封性に欠き、その防錆効果
が発揮される期間にも限界があった。また、前記防錆紙
には、ヒートシール性等がなく、包装、貼り止め等の上
記操作を自動化することが非常に困難であり、包装に関
わる合理化が進まないのが現状であった。
【0004】一方、防錆フィルムは熱可塑性樹脂に防錆
剤を直接煉り込んだタイプ(以下、煉り込みタイプと略
称する)と、フィルム上にバインダーと防錆剤を練り合
わせて塗布したタイプ(以下、塗布タイプと略称する)
が多用されていた。そして、前記両者ともヒートシール
性を有するので、自動包装化が可能であり、包装効率の
向上そして生産コストの低減を図ることが可能であっ
た。
【0005】しかし、前記煉り込みタイプの防錆フィル
ムは、フィルムの成膜時の温度上昇により防錆剤が気化
したり、フィルム内部に防錆剤が包含されて、防錆効果
が充分に発揮されないといった問題を有していた。一
方、塗布タイプの防錆フィルムは、防錆剤が直接機能を
発揮するため、その防錆効果は顕著であるが、防錆剤と
接着剤を練り合わせたものをフィルム上に塗布する際に
は、これを印刷加工と同様な方法で行なうために、防錆
剤の塗布幅に限界があり、フィルム幅も最大2m前後が
限界であり、大きな製品を包装する際には、継ぎ合わせ
て使用しなければならないといった問題を有していた。
更に、前記両者の防錆フィルムは、引張強度、引裂強
度、耐摩耗性等の機械的強度に劣り、被包装物の角端部
や突端部で防錆フィルムが破断してしまうことが多く、
特に重量物包装材には適していなかった。
【0006】また、上記防錆フィルムの収縮性は、フィ
ルム成形機により限定され、包装形態に合わせた自由な
収縮の方向性や収縮量の選択が不可能であった。よっ
て、単純な形状をした被包装物の収縮包装は可能であっ
たが、被包装物の形状が少しでも複雑になると、所望の
包装ができず包装の密閉性が低下するために、充分な防
錆効果を発揮できない等の問題を有していた。
【0007】そこで、本願発明は、前記事情に鑑みてな
されたもので、熱収縮性を有する基材を用いることによ
ってシュリンク包装を容易にし、かつ、前記熱収縮性に
加えてヒートシール性を有する基材を使用することによ
りシュリンク包装の自動包装化を可能とし、包装の密閉
性を改善し防錆効果の著しい向上及び防錆効果の長期間
の保持を可能とした熱収縮性防錆包装材を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の熱収縮
性防錆包装材は、上記課題を解決するために、気化性防
錆剤が含浸された熱収縮性クロスの片面に、樹脂層が積
層されてなることを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の熱収縮性防錆包装材は、
上記課題を解決するために、熱収縮性クロス一方の面に
気化性防錆剤が塗布され、他方の面に樹脂層が積層され
てなることを特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の熱収縮性防錆包装材は、
上記課題を解決するめたに、気化性防錆剤が含浸された
不織布の一方の面に熱収縮性クロスを樹脂層で積層され
てなることを特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の熱収縮性防錆包装材は、
上記課題を解決するめたに、気化性防錆剤が含浸された
不織布の片面に熱収縮クロスが積層され、前記熱収縮ク
ロス上に樹脂層が積層されてなることを特徴とするもの
である。
【0012】請求項5に記載の熱収縮性防錆包装材は、
上記課題を解決するために、不織布の一方の面に気化性
防錆剤が塗布され、他方の面に熱収縮性クロスが積層さ
れ、前記熱収縮性クロス上に樹脂層が積層されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記構成からなる本発明の熱収縮性防錆包装材
は、そのヒートシール性及び熱収縮性クロスの熱収縮性
を利用して、シュリンク包装における自動包装化が可能
である。そして更に、前記熱収縮性クロスは熱収縮によ
り、いかなる形状の被包装物にも密着し完全密閉包装が
可能であり包装内容積を小さくすることができるととも
に、前記熱収縮時の熱により気化性防錆剤の気化を促進
し包装直後より、その防錆効果を発揮することができ
る。また、本発明の熱収縮性防錆包装材の最外層を樹脂
層で形成することにより、前記気化性防錆剤の外部への
放出を低減するとともに、外部より包装内部への酸化作
用を有する気体の流入を防ぎ、防錆効果の向上及び防錆
効果の長期間維持を図ることができる。さらにまた、前
記熱収縮性クロスの打ち込み本数等のスペックを変え、
その強度を自在に調整することにより、被包装物に対し
て包装材の強度を自在に調整することが可能である。
【0014】そしてまた、前記気化性防錆剤が含浸され
た熱収縮性クロスまたは不織布を用いた熱収縮性防錆包
装材は、前記気化性防錆剤を熱収縮性クロスまたは不織
布に含浸作業により包含させたものであって、熱収縮性
クロスまたは不織布の幅や大きさに制限されずに、前記
気化性防錆剤を熱収縮性クロスまたは不織布に包含させ
ることが可能であり、印刷加工と同様な方式で熱収縮性
クロスあるいは不織布に気化性防錆剤を塗布した熱収縮
性防錆包装材に比較して、形状や大きさが制限されずに
幅広い分野での包装材として対応できるものである。
【0015】
【実施例】以下に本発明の構成例1について説明する。 (構成例1)本構成例1の熱収縮性防錆包装材3は、図
1に示すように、各種溶媒若しくは分散媒で溶解した気
化性防錆剤を含浸させた熱収縮性クロス1の片面に樹脂
層2を積層してなるものである。前記気化性防錆剤に
は、例えば有機アミンと無機酸との塩が使用される。具
体例としては、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトラ
イト、ジシクロヘキシルアミンベンゾエート、シクロヘ
キシルアミンカーボネート、ジイソプロピルアンモニウ
ムナイトライト、シクロヘキシルアンモニウムカーボネ
ート、モノエタノールアミンベンゾエート、尿素、亜硝
酸ソーダ等が挙げられ、これらの気化性防錆剤は、単体
であるいは2種以上混合させることにより、被包装物に
対応した防錆効果を有する防錆剤が使用される。そし
て、上記気化性防錆剤が熱収縮性クロス1に含有される
量は、5〜30g/m2程度である。
【0016】熱収縮性クロス1は、熱可塑性樹脂からな
るクロスの縦方向、または横方向或いはその両方向に、
マルチフィラメント、解繊糸あるいは不織布をスリット
糸状にした繊維を用いた織物であって、前記マルチフィ
ラメント、解繊糸あるいは不織布等は、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン或いはこれら
の混合物からなり、防錆剤を吸収しやすく、溶剤除去
(乾燥)後において防錆剤が保持される繊維質または多
孔質の材料が用いられる。そしてまた、前記熱収縮性ク
ロス1は、繊維材料のデニール、クロスの打ち込み本数
等のスペックを調整することにより、その強度を自在に
変えることができる。
【0017】前記樹脂層2には、熱収縮性クロス1に含
浸された気化性防錆剤の外部への放出または外部から包
装内部への酸化性気体の流入等の防止を図るために、ガ
スバリヤ性を有するポリオレフィンやポリエステル、ナ
イロン等のプラスチックフィルム、Al蒸着フィルム等
の各種材料、あるいはそれらをラミネート加工したもの
等が使用される。
【0018】また、以上説明したような上記構成からな
る本構成例1の熱収縮性防錆包装材において、被包装物
が非常に重厚なもので、包装材として大きな強度が要求
される場合等には、気化性防錆剤を包含しない上記材料
からなる各種熱収縮性クロスを上記クロス1の樹脂層2
側、あるいは樹脂層2上に貼合して使用することによ
り、その強度を補うことが可能である。
【0019】構成例2の熱収縮性防錆包装材7につい
て、図2を参照しつつ説明する。 (構成例2)本構成例2の熱収縮性防錆包装材7は、気
化性防錆剤がEVA系エマルジョン等の各種接着剤に溶
解された防錆溶剤6が印刷加工と同様な方法により、前
記熱収縮性クロス4の一方の面に塗布され、もう一方の
面に樹脂層5が積層されてなるものである。そして、前
記気化性防錆剤が熱収縮性クロス4上に散在する量は、
5〜30g/m2程度とするものである。前記気化性防
錆剤及び熱収縮性クロス4そして樹脂層5には、前記構
成例1と同様の材料が使用される。そして上記構成から
なる本構成例2の熱収縮性防錆包装材7は、前記熱収縮
性クロス4における繊維材料のデニール、クロスの打ち
込み本数等のスペックを調整することにより、その強度
を自在に変え、包装材7の強度を被包装物の対象に応じ
て自在に調整することが可能である。
【0020】構成例3の熱収縮性防錆包装材11につい
て、図3を参照しつつ説明する。 (構成例3)本構成例3の熱収縮性防錆包装材11は、
気化性防錆剤が含浸された不織布10の片面に熱収縮性
クロス8が積層され、前記熱収縮性クロス8上に樹脂層
9が積層されてなるものである。そして、上記気化性防
錆剤が、不織布10に含有される量は5〜30g/m2
程度である。前記不織布10にはポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ナイロン、或いはこれらの混
合物が使用され、防錆剤を吸収しやすく、溶剤除去(乾
燥)後において防錆剤を保持することができる繊維質ま
たは多孔質の材料が用いられる。
【0021】また、前記気化性防錆剤には上記構成例1
及び2と同様のものが使用され、熱収縮性クロス8には
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロ
ン、或いはこれらの混合物からなり、不織布の強度を補
強する材料が使用される。そして上記構成からなる本構
成例3の熱収縮性防錆包装材11は、前記熱収縮性クロ
ス8における繊維材料のデニール、クロスの打ち込み本
数等のスペックを調整することにより、その強度を自在
に変え、包装材11の強度を被包装物の対象に応じて自
在に調整することが可能である。更に、本構成例3の熱
収縮性防錆包装材11は、被包装物の対象に応じて、そ
の強度を補うために、上記材料からなる各種クロス8を
前記樹脂層9側あるいは樹脂層9上に貼合して、強度の
調整を行なうことができる。
【0022】構成例4の熱収縮性防錆包装材15につい
て、図4を参照しつつ説明する。 (構成例4)本構成例4の熱収縮性防錆包装材15は、
気化性防錆剤が含浸された不織布13の片面に熱収縮性
クロス14が樹脂層12で積層されてなるものである。
前記気化性防錆剤、不織布13、そして熱収縮性クロス
14、樹脂層12には、上記構成例3と同様の材料が使
用される。そして、上記気化性防錆剤が不織布13に含
有される量は5〜30g/m2程度である。そして上記
構成からなる本構成例4の熱収縮性防錆包装材15は、
前記熱収縮性クロス14における繊維材料のデニール、
クロスの打ち込み本数等のスペックを調整することによ
り、その強度を自在に変え、包装材15の強度を被包装
物の対象に応じて自在に調整することが可能である。
【0023】構成例5の熱収縮性防錆包装材20につい
て、図5を参照しつつ説明する。 (構成例5)本構成例5の熱収縮性防錆包装材20は、
不織布17の一方の面に気化性防錆剤をEVA系エマル
ジョン等の各種接着剤に溶解せしめた防錆剤16が印刷
加工と同様な方法により塗布され、他方の面に熱収縮性
クロス18が積層され、前記熱収縮性クロス18上に樹
脂層19が積層されてなるものである。そして、上記気
化性防錆剤が不織布に散在される量は、5〜30g/m
2程度としたものである。前記気化性防錆剤、不織布1
7及び熱収縮性クロス18そして樹脂層19には、上記
構成例3と同様の材料が使用される。また、前記熱収縮
性クロス18は、繊維材料のデニール、クロスの打ち込
み本数等のスペックを調整することにより、その強度を
自在に変えることができる。そして、被包装物が非常に
重厚なもので、包装材により大きな強度が要求される場
合には、気化性防錆剤を包含しない上記材料からなる各
種熱収縮性クロスを上記クロス18の樹脂層19側、あ
るいは樹脂層19上に貼合して使用することにより、そ
の強度を補うことが可能である。
【0024】以上のような上記構成からなる本実施例の
熱収縮性防錆包装材3、7、11、15、20はヒート
シール性を有し、ヒートシール性及び熱収縮性クロスの
収縮性を利用して、シュリンク包装における自動包装化
が可能である。更に、前記熱収縮性クロス1、4、8、
14、18は熱収縮により、いかなる形状の被包装物に
も密着し完全密閉包装が可能であり包装内容積を小さく
することができるとともに、前記熱収縮時の熱により気
化性防錆剤の気化を促進し包装直後より、その防錆効果
を発揮することができる。そしてまた、前記熱収縮性防
錆包装材3、7、11、15、20の最外面に樹脂層
2、5、9、14、19を積層することにより、前記気
化性防錆剤の外部への放出を低減するとともに、外部よ
り包装内部への酸化作用を有する気体の流入を防ぎ、防
錆効果の向上及び防錆効果の長期間維持を図ることがで
きる。
【0025】また、前記気化性防錆剤が含浸された熱収
縮性クロス1、または不織布10、13を用いた熱収縮
性防錆包装材3、11、15は、前記気化性防錆剤を熱
収縮性クロス1または不織布10、13に含浸作業によ
り包含させたものであって、熱収縮性クロス1または不
織布10、13の幅や大きさに制限されずに、前記気化
性防錆剤を熱収縮性クロスまたは不織布に包含させるこ
とが可能であり、印刷加工と同様な方式で熱収縮性クロ
スあるいは不織布に気化性防錆剤を塗布した熱収縮性防
錆包装材7、20に比較して、形状や大きさが制限され
ずに幅広い分野での包装材として対応できるものであ
る。
【0026】そこで、以下に示す構成からなる本実施例
の熱収縮性防錆包装材の製造例1から製造例5そして比
較例1〜比較例5について、その防錆効果、引張強度及
びシール強度そして自動包装化の良・不良について、試
験及び測定を行なった。引張強度試験については、JI
S L 1096に従い、収縮率試験については、JI
S Z 1709(110℃)に従った。シール強度試
験については、以下に示す製造例1〜製造例5の各材料
を幅5cmに切断し、2枚重ね合わせた後に10mm幅
の熱板シール機でヒートシールし、これを引張強度試験
機により、つかみ間隔50m/m、引張速度300mm
/分で測定したものである。
【0027】防錆試験については、以下の方法により行
なった。まず、製造例1から製造例5の熱収縮性防錆包
装材、及び比較例1〜比較例5の防錆紙及び防錆フィル
ムによって150mm×150mmの袋を作成し、これ
にあらかじめメタノール、アセトン等で汚れを除去した
寸法100mm×100mm×1mmの冷間圧延鋼板の
試験片を挿入した。そして、ヒートシール可能な製造例
1から製造例5及び比較例1、2、4、5から製造され
た袋については、その開口部をヒートシールにより密閉
し、ヒートシール不可能な比較例3の袋については、そ
の開口部を粘着テープで密封した。そして更に、製造例
1から製造例5及び比較例1、2、4のようにシュリン
ク包装材料として有効な材料から作成された袋について
は、160℃のオーブンで30秒間加熱処理した。以上
のように処理されたものを温度60℃で湿度90%の湿
潤箱に一定期間放置後、試験片に用いた冷間圧延鋼板の
発錆の有無を確認した。
【0028】(製造例1)50g/m2のポリプロピレ
ン不織布をスリットし、2.2mm幅のテープ状にした
ものを緯糸(1000デニール)として用い、経糸とし
て、密度0.918g/cm3の短鎖分岐を有する直鎖
状ポリエチレン60重量部とポリプロピレン40重量部
からなる組成物を溶融押出した後に延伸した収縮テープ
(1000デニール、110℃−収縮率35%)を用
い、前記経糸・緯糸の打ち込み本数を10本/インチ
(目付け86g/m2)として熱収縮性クロスを製織し
た。そして、20重量%の尿素と30重量%のモノエタ
ノールアミンベンゾエートの気化性防錆剤が亜硝酸ソー
ダ50重量%の溶剤に溶解された混合溶液中に、前記熱
収縮性クロスを浸漬させた後、50℃の乾燥処理を施し
熱収縮性クロスに気化性防錆剤が10g/m2の割合で
含有するように調整して防錆クロスを作成した。そして
更に、上記防錆クロスの片面にMFR8g/10分で密
度0.921の低密度ポリエチレン樹脂ラミネートを5
0μm(目付46g/m2)の膜厚で形成し、製造例1の
熱収縮性防錆包装材を完成した。
【0029】(製造例2)緯糸として、1000デニー
ルのポリプロピレンからなるフィラメント数60のマル
チフィラメントを用い、これに経糸として、密度0.9
18g/cm3の短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン
60重量部とポリプロピレン40重量部からなる組成物
を溶融押出した後に延伸した収縮テープ(1000デニ
ール、110℃−収縮率35%)を用いて、前記経糸・
緯糸の打ち込み本数を10本/インチ(目付け86g/
2)として熱収縮性クロスを製織した。そして、20
重量%の尿素と30重量%のモノエタノールアミンベン
ゾエートの気化性防錆剤が亜硝酸ソーダ50重量%の溶
剤に溶解された混合溶液中に、前記熱収縮性クロスを浸
漬させた後、50℃の乾燥処理を施し熱収縮性クロスに
気化性防錆剤が10g/m2の割合で含有するように調
整して防錆クロスを作成した。そして更に、上記防錆ク
ロスの片面にMFR8g/10分で密度0.921cm
3の低密度ポリエチレン樹脂ラミネートを50μmの膜
厚で形成し、製造例2の熱収縮性防錆包装材を完成させ
た。
【0030】(製造例3)上記製造例2と同様に作製し
た防錆クロスの一方の面に、密度0.918g/cm3
の短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン60重量部とポ
リプロピレン40重量部からなる組成物を溶融押出した
後に延伸した収縮テープ(1000デニール、110℃
−収縮率35%)を経糸とし、そして高密度ポリエチレ
ン1000デニールのテープからなる緯糸を用いて製織
した(目付け86g/m2)の熱収縮性クロスをMFR
8g/10分、密度0.921g/cm3からなる低密
度ポリエチレン樹脂ラミネート50μmの膜厚で形成
し、製造例3の熱収縮性防錆包装材を完成した。
【0031】(製造例4)密度0.918g/cm3
短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン60重量部とポリ
プロピレン40重量部からなる組成物を溶融押出した後
に延伸した収縮テープ(1000デニール、110℃−
収縮率35%)を経糸にし、緯糸として高密度ポリエチ
レン1000デニールのテープを用いて(目付け86g
/m2)熱収縮性クロスを製織した。そして、前記熱収
縮性クロスの一方の面に、MFR8g/10分、密度
0.921g/cm3からなる低密度ポリエチレン樹脂
ラミネートを膜厚25μmで形成し、もう一方の面に、
ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライトとシクロヘ
キシルカーボネイトとの気化性防錆剤を3:1の割合で
混合し、これをEVA系のコーティング剤に溶解分散さ
せた塗布剤を、印刷工程と同様の方法を用いてコーティ
ングし、前記気化性防錆剤成分が熱収縮性クロスに10
g/m2程度に塗布されるように、製造例4の熱収縮性
防錆包装材を完成した。
【0032】(製造例5)20重量%の尿素と30重量
%のモノエタノールアミンベンゾエートとの気化性防錆
剤を亜硝酸ソーダ50重量%の溶剤中に溶解した混合溶
液に、ポリプロピレン製50g/m2の不織布を浸漬し
た後、前記不織布を50℃で乾燥処理して、前記気化性
防錆剤が前記不織布に10g/m2の割合で含有される
ように調整することにより防錆不織布を作成した。そし
て、製造例4と同様な方法で作製した熱収縮製クロスの
一方の面に前記不織布を積層し、もう一方の面にMFR
8g/10分、密度0.921g/cm3からなる低密
度ポリエチレンで樹脂ラミネートを膜厚50μmで形成
し、製造例5の熱収縮性防錆包装材を完成した。
【0033】(比較例1)経糸、緯糸とも高密度ポリエ
チレンからなる延伸テープ(110℃−収縮率10%)
を用いて製織したクロス(目付け86g/m2)の一方
の面にMFR8g/分、密度0.921からなる低密度
ポリエチレン樹脂ラミネートを50μmの膜厚(目付け
46/m2)で形成したものを、20重量%の尿素と3
0重量%のモノエタノールアミンベンゾエートの気化性
防錆剤が亜硝酸ソーダ50重量%の溶剤に溶解された混
合溶液中に浸漬させた後、50℃の乾燥処理を施し、前
記クロスに気化性防錆剤が10g/m2の割合で含有す
るように調整して比較例1の防錆包装材を作成した。
【0034】(比較例2)20重量%の尿素と30重量
%のモノエタノールアミンベンゾエートの気化性防錆剤
が亜硝酸ソーダ50重量%の溶剤に溶解された混合溶液
中に、50g/m2のポリプロピレン製の不織布を浸漬
させた後、50℃の乾燥処理を施し不織布に気化性防錆
剤が10g/m2の割合で含有するように調整して、防
錆不織布を作成した。そして、前記防錆不織布の片面
に、MFR8g/10分、密度0.921g/cm3
低密度ポリエチレン樹脂ラミネートを50μm(目付4
6g/m2)の膜厚で形成し、比較例2の防錆包装材を
作成した。
【0035】(比較例3)経糸、緯糸とも高密度ポリエ
チレンからなる延伸テープ(110℃−収縮率10%)
を用いて製織したクロス(目付け60g/m2)の一方
の面に低密度ポリエチレン樹脂を30μmの膜厚(目付
け28g/m2)で形成し、前記低密度ポリエチレン樹
脂ラミネート上に防錆紙(目付け70g/m2)を貼着
し、比較例3の防錆紙を作成した。
【0036】(比較例4)市販の練り込みタイプの膜厚
100μmの防錆フィルム。
【0037】(比較例5)市販の塗布タイプの膜厚10
0μmのフィルム。
【0038】以上の構成からなる製造例1から製造例5
及び比較例1から比較例5についての防錆効果、引張強
度及びシール強度そして自動包装化の良・不良について
の試験及び測定結果を表1及び表2にまとめた。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】表1及び表2に示すように、本発明におけ
る製造例1から製造例5についての熱収縮性防錆包装材
については、上記試験方法による防錆試験により、3ヶ
月間の間は、全く発錆は認められず完全な防錆効果を確
認できた。比較例2、3及び比較例5についても、製造
例1から製造例5のそれぞれと同様な防錆効果が確認で
きたが、前記比較例1及び比較例4については上記製造
例1から製造例5に比較して著しく劣るものであって、
比較例3についてはヒートシール性がないことから自動
包装化が困難なものである。
【0042】また、上記製造例1から製造例5の熱収縮
性防錆包装材は、従来製品である比較例3、4、5と比
較すると、その収縮率が著しく高く、かつ強度も充分で
あるので、様々な金属製品を被包装物とするシュリンク
包装材料として有効であり、かつそのシール強度も充分
高いものであるので、シュリンク包装の自動包装化が容
易であって、生産効率の向上を図ることが可能である。
【0043】そこで、上記製造例1から製造例5のそれ
ぞれについて、上記防錆効果等の性能以外の詳細な性質
について、表1及び表2を参照しつつ以下に説明する。
製造例1については、緯糸に不織布を用いている為、充
分な緩衝性を有し、熱収縮性クロスのテープの打ち込み
本数を変えることで所望の緩衝性の調整が可能で、かつ
充分な熱収縮性を有していることからシュリンク包装に
有効であり、更に又、ヒートシール強度も包装の自動化
を図るのに充分な強度を有しているので、シュリンク包
装の自動化が容易である。
【0044】製造例2については、その強度及び収縮率
が充分に高く、かつ熱収縮性クロスのテープの打ち込み
本数を変えることで所望の強度に調整可能であることか
ら、シュリンク包装に有効であり、かつシール強度も充
分に高い値を示しており、シュリンク包装の自動化が容
易である。また、製造例2については上記製造例1に比
較して低コストで生産でき、生産効率の良好なものであ
る。
【0045】製造例3については、上記製造例2より、
その強度が著しく高いものであって、かつ収縮性に富ん
でいることから、重量物等のシュリンク包装にも充分対
応できるものであり、またそのシール強度も充分高いも
のであるので、シュリンク包装の自動包装化が容易であ
る。
【0046】以上説明した製造例1から製造例3につい
ては、本実施例中に説明した構成例1の熱収縮防錆包装
材を製品化試作したものであるが、上記構成からなる製
造例1から製造例3は、その熱収縮クロスの素材を様々
に変化させることによって、製品の収縮率、強度を自在
に変化させることができ、被包装物の対象に応じた構成
を採用することが可能である。
【0047】製造例4については、気化性防錆剤を塗布
する工程と樹脂層を形成する工程を同時に行なうもので
あって、生産効率が高く、低コストの包装材を提供でき
るものであると共に、充分な収縮率を有し、かつシール
強度も充分であることからシュリンク包装に有効であ
り、シュリンク包装の自動化が容易である。
【0048】製造例5については、製造例2と同様に強
度及び収縮率が充分に高く、シュリンク包装に有効であ
り、またシール強度も充分であることからシュリンク包
装の自動化が容易である。しかし、気化性防錆剤が含浸
された不織布と熱収縮性クロスの収縮挙動が異なるため
に、精度の高い収縮性が求められるシュリンク包装には
適していないが、前記不織布に気化性防錆剤を含浸した
ものを熱収縮性クロスに貼合したものであるので、前記
製造例2に比較して気化性防錆剤の固定状態が完全であ
り、安定した防錆効果を発揮することができるものであ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明の熱収縮性防錆包装材は、被包装
物に対して充分な防錆効果を発揮するとともに、その防
錆効果を長期間のわたって維持することが可能であり、
その熱収縮性及び強度が自在に調整可能であるために、
様々な金属製品におけるシュリンク包装に適用可能であ
る。そして更に、そのヒートシール性を利用してシュリ
ンク包装の自動化が容易であり、生産効率の向上及び生
産コストの低減が可能である。
【0050】特に、近年においては物流の合理化で大型
輸送が行なわれ、製品幅が広くなっているが、こうした
製品輸送の際に使用される包装材にも本発明の包装材は
充分適応可能である。そしてまた、本発明の熱収縮性防
錆包装材は、熱可塑性樹脂のみを使用しているので、再
生利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施例における構成例1の熱収縮性
防錆包装材の断面図である。
【図2】図2は、本実施例における構成例2の熱収縮性
防錆包装材の断面図である。
【図3】図3は、本実施例における構成例3の熱収縮性
防錆包装材の断面図である。
【図4】図4は、本実施例における構成例4の熱収縮性
防錆包装材の断面図である。
【図5】図5は、本実施例における構成例5の熱収縮性
防錆包装材の断面図である。
【符号の説明】
1、 気化性防錆剤含浸熱収縮性クロス 2、5、9、12、19、 樹脂層 3、 熱収縮性防錆包装材 4、8、14、18、 熱収縮性クロス 6、16、 防錆剤 7、 熱収縮性防錆包装材 10、13、 気化性防錆剤含浸布不織布 11、 熱収縮性防錆包装材 15、20 熱収縮性防錆包装材 17、 不織布 10’、17’ 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚田 正光 東京都中央区日本橋堀留町1−3−15 平 成ポリマー株式会社内 (72)発明者 山田 範生 東京都中央区日本橋堀留町1−3−15 平 成ポリマー株式会社内 (72)発明者 太田 省三 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 中村 博祐 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化性防錆剤が含浸された熱収縮性クロ
    スの片面に、樹脂層が積層されてなることを特徴とする
    熱収縮性防錆包装材。
  2. 【請求項2】 熱収縮性クロス一方の面に気化性防錆剤
    が塗布され、他方の面に樹脂層が積層されてなることを
    特徴とする熱収縮性防錆包装材。
  3. 【請求項3】 気化性防錆剤が含浸された不織布の一方
    の面に熱収縮性クロスを樹脂層で積層されてなることを
    特徴とする熱収縮性防錆包装材。
  4. 【請求項4】 気化性防錆剤が含浸された不織布の片面
    に熱収縮クロスが積層され、前記熱収縮クロス上に樹脂
    層が積層されてなることを特徴とする熱収縮性防錆包装
    材。
  5. 【請求項5】 不織布の一方の面に気化性防錆剤が塗布
    され、他方の面に熱収縮性クロスが積層され、前記熱収
    縮性クロス上に樹脂層が積層されてなることを特徴とす
    る熱収縮性防錆包装材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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