JPH06286649A - キヤブの姿勢制御装置 - Google Patents

キヤブの姿勢制御装置

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JPH06286649A
JPH06286649A JP5095417A JP9541793A JPH06286649A JP H06286649 A JPH06286649 A JP H06286649A JP 5095417 A JP5095417 A JP 5095417A JP 9541793 A JP9541793 A JP 9541793A JP H06286649 A JPH06286649 A JP H06286649A
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JP
Japan
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cab
vehicle
cabin
car
displacement
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JP5095417A
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English (en)
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Fumiaki Takei
文昭 竹井
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停車時ドアを開いた時、キヤブを自動的に最
低位へ下降し、乗組員の乗降を容易にする。 【構成】 車枠25の各車輪支持部とキヤブ3の前後左
右の各部を車枠25に支持する油圧アクチユエータ19
とに車高センサ31,28を配設する。通常は各車高セ
ンサ31,28により検出した各車輪に対するキヤブの
車高変化量から、相対変位量算出手段35によりキヤブ
のロール・ピツチ・上下の各変位量Δφ+Δφc ,Δθ
+Δθc ,Δx+Δxc を求め、制御量算出手段37に
よりキヤブのロール・ピツチ・上下の各変位を抑える制
御力F12,F22,F32を求め、該制御力に応じて各油量
制御弁16を駆動し、各油圧アクチユエータ19の油量
を加減する。停車中にドアを開けた時は、車速センサ4
1とドアセンサ42の信号に基づきキヤブ3の車高変化
量を0に設定し、キヤブ3を最低位へ下降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキヤブが油圧アクチユエ
ータにより車枠に支持されるキヤブ懸架式車両における
キヤブの姿勢制御装置、詳しくは乗組員の乗降時キヤブ
が自動的に最低位へ下降するキヤブの姿勢制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は車枠懸架機構とキヤブ懸架機
構にそれぞれ車高センサを設け、各車高センサから各車
輪に対するキヤブの相対変位量を求め、該相対変位量か
ら求めた路面入力に対するキヤブのロール・ピツチ・上
下の各変位を抑えるようにキヤブ懸架機構を駆動し、キ
ヤブを路面とほぼ平行に保つキヤブ懸架機構を提案して
いる。上述のキヤブ懸架機構によれば、キヤブは路面と
平行でほぼ一定の高さに維持されるので、特に運転席の
上下振動が抑えられ、視認性が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のキヤブ
懸架式車両では、キヤブは車枠に油圧アクチユエータに
より支持されるので、普通の車両よりもキヤブが高くな
り、乗組員の乗降が厄介になる。
【0004】実公昭63-40007号公報に開示される大型バ
スの空気ばね式懸架機構では、乗客の乗降を容易にする
ために、停留所で前輪懸架機構の空気ばねの空気を抜い
て車体前部の車高を低くしているが、大型トラツクでは
車体前部を低くすると、積荷か傾くなどして危険であ
る。
【0005】本発明の目的は上述の問題に鑑み、停車時
ドアを開くと、キヤブが自動的に最低位へ下降し、乗組
員の乗降を容易にするキヤブの姿勢制御装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は車枠の各車輪支持部とキヤブの前後
左右の各部を車枠に支持する油圧アクチユエータとに車
高センサを配設し、通常は各車高センサにより検出した
各車輪に対するキヤブの車高変化量から相対変位量算出
手段によりキヤブのロール・ピツチ・上下の各変位量を
求め、制御量算出手段によりキヤブのロール・ピツチ・
上下の各変位を抑える制御力を求め、該制御力に対応し
て各油量制御弁を駆動し、各油圧アクチユエータの油量
を加減し、停車中にドアを開けた時は、車速センサとド
アセンサとの信号に基づき各車輪に対するキヤブの車高
変化量を0に設定し、キヤブを最低位に保持するもので
ある。
【0007】
【作用】乗降の際に車速センサが車両の停止状態を検出
し、ドアセンサがドアの開状態を検出すると、各車輪
(路面)に対するキヤブの車高変化量を電気的に0に設
定する。したがつて、キヤブを支持する油圧アクチユエ
ータが短縮し、キヤブが最低位へ下降し、乗員の乗降を
容易にする。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係るキヤブの姿勢制御装置の
油圧回路図である。機関により駆動される油圧ポンプ4
は、油槽2から油を吸い込み、管5から逆止弁6を経て
管7の蓄圧器8へ供給する。管7への油圧を所定値に保
つために、油圧保持手段Aが備えられる。つまり、管5
の油圧を検出する油圧センサ9の検出値が所定値を超え
ると、油圧制御弁12が切り換わり、管5の圧油の一部
が管10、油圧制御弁12、管13、フイルタ27を経
て油槽2へ戻される。また、油圧ポンプ4の吐出口の油
圧が異常に高くなると、管5の圧油の一部が公知の逃し
弁26、管13、フイルタ27を経て油槽2へ戻され
る。
【0009】管7の圧油は車枠25にキヤブ3の前後左
右の各部を支持する各油圧アクチユエータ19へそれぞ
れ供給される。油圧アクチユエータ19はシリンダ23
にピストン22を嵌装し、ピストン22から上方へ突出
するロツド24をキヤブ3に球継手などにより連結する
一方、シリンダ23を車枠25に球面軸受などにより連
結してなる。ピストン22により区画されるシリンダ2
3の上端室と下端室とは、ピストン22に設けた絞り通
路により連通される。
【0010】車枠25は車輪20を支持する車軸ないし
懸架部材30を公知の油圧緩衝器29により支持する。
油圧緩衝器29はシリンダにピストンを嵌挿してなり、
シリンダが懸架部材30に、ピストンから上方へ突出す
るロツドが車枠25にそれぞれ連結される。シリンダと
車枠25との間にコイルばね21が介装される。コイル
ばね21の代りに、公知の板ばねにより懸架部材30を
車枠25に支持してもよい。キヤブ3と車枠25との相
対的上下変位量を検出する車高センサ28と、車枠25
と懸架部材30との相対的上下変位量を検出する車高セ
ンサ31がそれぞれ配設される。
【0011】管7の圧油は逆止弁14、一般的な中立位
置閉鎖型の電磁比例圧力制御弁からなる油量制御弁1
6、絞り18aを経て蓄圧器ないし空気ばね18へ供給
され、さらに油圧アクチユエータ19のシリンダ23の
下端室へ供給される。シリンダ23の下端室へ供給され
る油圧は、油圧センサ17により検出される。油量制御
弁16が切り換わると、シリンダ23の下端室の油は油
量制御弁16、逆止弁15、管13、フイルタ27を経
て油槽2へ戻される。
【0012】キヤブ3の前後・左右の各油圧アクチユエ
ータ19は独立に、逆止弁14,15、油量制御弁1
6、絞り18a、空気ばね18、油圧センサ17、車高
センサ28を備えている。図示を省略しているが、車高
センサ31も前後左右の各車枠懸架機構に備えられる。
【0013】各油量制御弁16はマイクロコンピユータ
からなる電子制御装置からの制御電圧に対応して、各油
圧アクチユエータ19の油量をフイードバツク制御す
る。なお、前後左右の油圧アクチユエータ19を特定す
る場合は、FL,FR,RL,RR の添字を付すことにする。
【0014】いま、車枠25の各車輪20に対する相対
車高をhFL〜hRR、キヤブ3の前後左右の各部の車枠2
5に対する相対車高をhcFL 〜hcRR とすると、車枠2
5の上下変位量xFL〜xRR、キヤブ3の上下変位量xcF
L 〜xcRR は、次の式(1)で表される。
【0015】 xFL=hFL−hFL0 , xFR=hFR−hFR0 xRL=hRL−hRL0 , xRR=hRR−hRR0 xcFL =hcFL −hcFL0, xcFR =hcFR −hcFR0 xcRL =hcRL −hcRL0, xcRR =hcRR −hcRR0 ……(1) ただし、hFL0 〜hRR0 :車枠の各車輪支持部の標準車
高 hcFL0〜hcRR0:キヤブの前後左右の各部の標準車高 車枠25の車輪に対する相対的なロール変位量Δφ、ピ
ツチ変位量Δθ、上下変位量Δx、キヤブ3の車枠25
に対する相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δ
θc 、上下変位量Δxc は、それぞれ次の式(2)で表
される。
【0016】 Δφ=kφ1 (xFL−xFR)+kφ2 (xRL−xRR) Δθ=kθ1 (xFL+xFR)−kθ2 (xRL+xRR) Δx=kx1 (xFL+xFR)+kx2 (xRL+xRR) Δφc =kc φ1 (xcFL −xcFR )+kc φ2 (xcRL −xcRR ) Δθc =kc θ1 (xcFL +xcFR )−kc θ2 (xcRL +xcRR ) Δxc =kc x1 (xcFL +xcFR )+kc x2 (xcRL +xcRR ) ……(2) ただし、kφ1 ,kθ1 ,kx1 :車両諸元により決ま
る定数 kφ2 ,kθ2 ,kx2 :車両諸元により決まる定数 kc φ1 ,kc θ1 ,kc x1 :車両諸元により決まる
定数 kc φ2 ,kc θ2 ,kc x2 :車両諸元により決まる
定数 路面入力による車枠25のロール変位量をφ1 、ピツチ
変位量をθ1 、上下変位量をx1 とすると、キヤブ3の
ロール変位量φ2 、ピツチ変位量θ2 、上下変位量x2
は、次の式(3)で表すことができる。
【0017】 φ2 =φ1 +Δφ+Δφc θ2 =θ1 +Δθ+Δθc x2 =x1 +Δx+Δxc ……(3) そこで、キヤブ3をフラツト(路面と平行)に保つため
に、各油圧アクチユエータ19によりキヤブ3に加える
べきロール制御力−F12、ピツチ制御力−F22、上下制
御力−F32は次の式(4)で表すことができる。
【0018】 −F12 =−k1 [φ]−k2 d[φ]dt−k7 Σ[φ]dt −F22 =−k3 [θ]−k4 d[θ]dt−k8 Σ[θ]dt −F32 =−k5 [x]−k6 d[x]dt−k9 Σ[x]dt…(4) ただし、[φ]=Δφ+Δφc [θ]=Δθ+Δθc [x]=Δx+Δxc k1 〜k9 :定数 Σ:都合により積分記号(▲◆▼)を表すものとする。
【0019】図2に示すように、本発明は上述の原理に
より、車高センサ31により車枠25の車高hFL〜hRR
を、車高センサ28によりキヤブ3の車高hcFL 〜hcR
R をそれぞれ検出し、相対変位量算出手段35により車
枠25の車高hFL〜hRRとキヤブ3の車高hcFL 〜hcR
R から、車枠25の車高変化量xFL〜xRRとキヤブ3の
車高変化量xcFL 〜xcRR とを求め、さらに各車輪に対
する車枠25の相対的なロール変位量Δφ、ピツチ変位
量Δθ、上下変位量Δxと、車枠25に対するキヤブ3
の相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δθc 、
上下変位量Δxc とを求める。
【0020】次いで、制御量算出手段37により各車輪
に対する車枠25の相対的なロール変位量Δφ、ピツチ
変位量Δθ、上下変位量Δxと車枠25に対するキヤブ
3の相対的なロール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δθc
、上下変位量Δxc とから、キヤブ3のロール制御力
F12、ピツチ制御力F22、上下制御力F32を求める。
【0021】上述の結果から次の式(5)で表される各
油量制御弁16の制御電圧VcFL 〜VcRR を求める。
【0022】 VcFL =−KV1 F12−KV2 F22+KV5 F32 VcFR =+KV1 F12−KV2 F22+KV5 F32 VcRL =−KV3 F12+KV4 F22+KV6 F32 VcRR =+KV3 F12+KV4 F22+KV6 F32 ……(5) ただし、KV1 〜KV6 :定数 次いで、制御電圧VcFL 〜VcRR と油圧センサ17のフ
イードバツク電圧FsFL 〜FsRR とにより各油量制御弁
16を駆動し、油圧アクチユエータ19を制御すれば、
キヤブ3の姿勢をほぼフラツト(路面と平行)に保つこ
とができる。
【0023】一方、乗組員の乗降時は、車速センサ41
とドアセンサ42の信号に基づき、キヤブ下降手段34
によりキヤブ3の車高変化量を0に設定し、キヤブ3を
最低位へ下降し、乗組員の乗降を容易にする。
【0024】図3〜6はマイクロコンピユータからなる
電子制御装置により、上述の制御を行う制御プログラム
の流れ図である。本制御プログラムは所定時間ごとに繰
り返し実行する。p11〜p23,p41〜p46,p51〜p5
6,p61〜p67は制御プログラムの各ステツプを表す。
p11で制御プログラムを開始し、p12で初期化を行い、
p13で図4に示すメイン油圧保持ルーチンに移り、油圧
制御弁12を駆動し、出力油圧pm を所定値pc に保
つ。
【0025】p14で車高センサ31から車枠25の車高
hFL〜hRRを、車高センサ28からキヤブ3の車高hcF
L 〜hcRR をそれぞれ読み込む。p15で車速センサ41
の信号に基づき車速が0か否かを判別する。車速が0で
ない場合はp18へ進み、車速が0の場合はp16でドアセ
ンサ42の信号に基づきキヤブ3のドアが開いている否
かを判別する。キヤブ3のドアが開いている場合は、p
17で図5に示すキヤブ下降ルーチンに移り、キヤブ3を
最低位へ下降し、p23へ進む。
【0026】p16でキヤブ3のドアが閉じている場合
は、p18で車枠25の車高hFL〜hRRから車枠25の車
高変化量xFL〜xRRを、キヤブ3の車高hcFL 〜hcRR
からキヤブ3の車高変化量xcFL 〜xcRR をそれぞれ求
める。p19で車枠25の車高変化量xFL〜xRRから車枠
25の相対変位量すなわちロール変位量Δφ、ピツチ変
位量Δθ、上下変位量Δxを求め、キヤブ3の車高変化
量xcFL 〜xcRR からキヤブ3の相対変位量すなわちロ
ール変位量Δφc 、ピツチ変位量Δθc 、上下変位量Δ
xc を求める。
【0027】p20で車枠25のロール変位量Δφ、ピツ
チ変位量Δθ、上下変位量Δxとキヤブ3のロール変位
量Δφc 、ピツチ変位量Δθc 、上下変位量Δxc とか
ら、キヤブ3の制御量すなわちロール制御力F12、ピツ
チ制御力F22、上下制御力F32を求める。p21でキヤブ
3の制御量F12、F22、F32に対応する油量制御弁16
の制御電圧VcFL 〜VcRR を求める。p22で図6に示す
油圧アクチユエータ駆動ルーチンへ移り、各油量制御弁
16により各油圧アクチユエータ19の油量を加減し、
p23で終了する。
【0028】図4に示すように、油圧保持ルーチンはp
41で開始し、p42で油圧監視手段Aにより油圧ポンプ4
の出力油圧pm を読み込み、p43で出力油圧pm が所定
値pc よりも大きい否かを判別し、出力油圧pm が所定
値pc よりも小さい場合は、p44で油圧制御弁12を閉
じてp46へ進み、出力油圧pm が所定値pc よりも大き
い場合は、p45で油圧制御弁12を開いて出力油圧pm
を下げ、所定値pc に保ち、p46で本プログラムへ戻
る。
【0029】図5に示すように、キヤブ下降ルーチンは
p51で開始し、p52でキヤブ3の車高が最低位になる時
のキヤブ3の相対変位量を求める。つまり、各車輪(路
面)に対するキヤブ3の車高変化量Δφ+Δφc ,Δθ
+Δθc ,Δx+Δxc を0に設定する。p53でキヤブ
3のロール・ピツチ・上下変位の各制御力F12,F22,
F23を求める。p54で各油量制御弁16の制御電圧VcF
L 〜VcRR を求める。p55で油圧アクチユエータ駆動ル
ーチンに移り、各油圧アクチユエータ19の油量を減
じ、p56で本プログラムへ戻る。
【0030】図6に示すように、油圧アクチユエータ駆
動ルーチンはp61で開始し、p62で各油圧センサ17か
ら各油圧アクチユエータ19の油圧pFL〜pRRを読み込
み、p63で油圧pFL〜pRRを電圧VsFL 〜VsRR に変換
する。p64で前述の制御電圧VcFL 〜VcRR と電圧VsF
L 〜VsRR から各油量制御弁16の励磁電圧VeFL 〜V
eRR を求める。p65で各油量制御弁16を励磁し、各油
圧アクチユエータ19へ供給しまたは排出する油量QFL
〜QRRを加減し、p66により各油圧アクチユエータ19
を駆動し、p67で本プログラムへ戻る。
【0031】図7に示すように、各油圧アクチユエータ
19への油量QFL〜QRRは、各油量制御弁16の励磁電
圧VeFL 〜VeRR により加減される。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように、車枠の各車輪支
持部とキヤブの前後左右の各部を車枠に支持する油圧ア
クチユエータとに車高センサを配設し、通常は各車高セ
ンサにより検出した各車輪に対するキヤブの車高変化量
から相対変位量算出手段によりキヤブのロール・ピツチ
・上下の各変位量を求め、制御量算出手段によりキヤブ
のロール・ピツチ・上下の各変位を抑える制御力を求
め、該制御力に対応して各油量制御弁を駆動し、各油圧
アクチユエータの油量を加減するものであるから、通常
はキヤブの姿勢が常にほぼフラツトに保たれ、乗り心地
が向上される。
【0033】一方、停車中にドアを開けた時は、車速セ
ンサとドアセンサとの信号に基づきキヤブの車高変化量
を電気的に0に設定し、キヤブを最低位へ下降するもの
であるから、通常の場合と同様に、油量を加減する僅か
な動力でキヤブが低くなり、乗組員の乗降が容易にな
り、積荷が傾くなどの危険がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキヤブの姿勢制御装置の油圧回路
図である。
【図2】同姿勢制御装置のブロツク図である。
【図3】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
【図4】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
【図5】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
【図6】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
【図7】油量制御弁の励磁電圧と油量との関係を表す線
図である。
【符号の説明】
3:キヤブ 16:油量制御弁 19:油圧アクチユエ
ータ 20:車輪 25:車枠 28,31:車高セン
サ 35:相対変位量算出手段 37:制御量算出手段
41:車速センサ 42:ドアセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車枠の各車輪支持部とキヤブの前後左右の
    各部を車枠に支持する油圧アクチユエータとに車高セン
    サを配設し、通常は各車高センサにより検出した各車輪
    に対するキヤブの車高変化量から相対変位量算出手段に
    よりキヤブのロール・ピツチ・上下の各変位量を求め、
    制御量算出手段によりキヤブのロール・ピツチ・上下の
    各変位を抑える制御力を求め、該制御力に対応して各油
    量制御弁を駆動し、各油圧アクチユエータの油量を加減
    し、停車中にドアを開けた時は、車速センサとドアセン
    サとの信号に基づき各車輪に対するキヤブの車高変化量
    を0に設定し、キヤブを最低位に保持することを特徴と
    する、キヤブの姿勢制御装置。
JP5095417A 1993-03-30 1993-03-30 キヤブの姿勢制御装置 Pending JPH06286649A (ja)

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